JP2010252868A - 座用流体クッション及びこれを備えた椅子 - Google Patents

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Masatsugu Fujie
正嗣 藤江
Yutaka Takeuchi
裕 竹内
Nobuyoshi Morita
信義 森田
Junichi Takano
純一 高野
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Abstract

【課題】身体の姿勢保持性(安定性)に優れた流体クッションを提供する。
【解決手段】流体クッション13は、上下シートをその周囲で溶着してなる袋体と、その内部に充填した水(液体)とで構成されている。袋体の内部は複数のセンター堰体22〜25で左右に区分されている。左右のエリアは第1サイド堰体27でメインエリア29とフロントエリアとに区分され、フロントエリアは第2サイド堰体28で第1フロントエリア30と第2フロントエリア31とに区分されている。メインエリア29には着座者の座骨の外側に位置した補助堰体33を設けており、補助堰体33の外側はアウトサイドガード部34になっている。アウトサイドガード部34のサポート機能により、臀部の左右ずれが防止される。
【選択図】図5

Description

本願発明は、柔軟な袋体の内部に液体(例えば水)のような流体を充填(封入)した座用流体クッション、及びこれを備えた椅子に関するものである。
従来、椅子において座の座り心地の向上させる手段としては、ウレタン等の弾性素材で形成されたクッションを設けていることが多い。しかし、着座者の体格や座り方等には個人差があり、弾性材製クッションでは着座者へのフィット性を高めることに限度がある。また、使用しているうちにへたって弾性が低下するといった問題もあった。
そこで、液体(特に水)の移動を利用した流体クッションを座に使用することが提案されている。流体クッションの最も単純な形態は、柔軟な表裏シートをその外周において溶着することで平な座布団のような袋体と成し、その内部に液体を充填したものである。しかし、これは、着座時に水が瞬間的に移動し過ぎて緩衝機能が十分でない欠点や、着座した人の身体の支持安定性に欠けるという欠点がある。そこで、袋体の内部を複数の堰体(堰部)で複数のエリアに区分することで支持安定性を図ることが提案され、かつ実施されている。この場合、堰体は表裏シートを溶着することで形成されている。
内部を複数に区分した例として特許文献1には、まずセンターの堰体(堰部)で袋体の内部を左右のエリアに区分し、更に、左右のエリアを、略左右方向に延びるサイド堰体にて着座者の臀部を支える臀部支持領域と着座者の大腿部を支持する大腿部支持領域とに区分し、更に、大腿部支持領域を中間堰体によって前後2つに区分することが記載されている。隣り合った領域はオリフィス部を介して連通している。
特開2008−43429号公報
水等の液体は、形状は自在に変化するが体積は変化しない。流体クッションはこの性質を利用したもので、体圧が強く掛かる箇所ほど流体クッションの厚さは薄くなる。従って、液体は逃げ場を求めて体圧が弱い箇所に移動する。このように液体が動いて袋体が自在に変形することで、着座者の体格の違いに関係なくフィット性が確保され、着座者の体圧が流体クッションによって分散して支持されることになる。
そして、特許文献1のように袋体の内部を複数に区分して互いの領域をオリフィス部で連通させると、着座に際して液体が急激に移動することが規制されることにより着座時のクッション性に優れている利点や、臀部を周囲から包むような状態に近づけることができるため、臀部に対する液体の反力をできるだけ広い範囲に均等に分散させることができ、これによってフィット性も向上できる利点がある。
さて、椅子は様々な用途に使用されるが、いずれにしても、臀部を安定良く保持されていることが必要であり、そのためには、臀部がずれ動かないように保持されている必要がある。この点、特許文献1は臀部支持領域による臀部のホールド性はあるが、臀部をずれ動かないようにしっかりと保持する機能が十分とは言えなかった。
また、人は着座した状態で身体を前傾させることがよくあり、この場合は、袋体は前部が薄くなって後部が厚くなるように変形することで前傾姿勢の身体を的確に支持できると言えるが、特許文献1では身体を前傾させても大腿部支持エリアの厚さはあまり変化せず、このため、着座者が身体を前後方向に変化させた場合の追従性にも改良の余地が見られた。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、袋体の内部を複数に区分して区分された領域を互いに連通させるという点は特許文献1を踏襲しつつ、より改良された形態の流体クッションを提供せんとするものである。
本願発明に係る流体クッションは、「撓み変形自在な表裏シートをその外周部において接合して成る略偏平状の袋体に流体が充填されており、前記袋体の内部は、前記表裏シートを接合して構成された複数の堰体の群で複数のエリアに区分されており、隣り合ったエリアはオリフィス部によって連通している」、という基本構成になっている。
そして、本願発明は上記の基本構成の下で幾つかに展開されている。このうち第1の発明(請求項1の発明)は、前記袋体の内部空間は、まず、着座者を基準にして左右中間部に配置されていて、かつ着座者の臀部から大腿部に向かう方向である前後方向に延びる1つ又は複数のセンター堰体によって左右のエリアに区分されている。更に、前記袋体における左右のエリアは、1つ又は複数のサイド堰体により、少なくとも着座者の臀部の全体を支持するメインエリアとその前部(前方)に位置したフロントエリアとに区分されており、前記メインエリアには、着座者の臀部を後部と左右側部とから囲うように延びる補助堰体が形成されており、前記補助堰体の外側の部分が着座者の臀部をその外周寄り部位において支えるアウトサイドガード部になっている。
第2の発明(請求項2の発明)は第1の発明の好適な展開例であり、この発明では、前記メインエリアは着座者の大腿部の一部も支持する前後長さである一方、前記袋体の後部でかつ左右中間部には、当該袋体の後部の接合部を前方に張り出した態様のリアセンター堰体が形成されており、かつ、前記袋体は左右のフロントコーナー部と左右のリアコーナー部との4つのコーナー部を有する平面視略四角形の形態を成しており、前記補助堰体は概ね袋体のリアコーナー部に沿って延びる形状に形成されている。
第3の発明(請求項3の発明)は第1又は第2の発明の好適な展開例であり、この発明では、前記メインエリアとフロントエリアとは第1サイド堰体で区分されており、前記フロントエリアは第2サイド堰体によって第1フロントエリアと第2フロントエリアとの前後2つエリアに区分されており、前記第1サイド堰体と第2サイド堰体とは、センター堰体に近い端部が前方に位置して袋体の外周に近い部分が後方に位置するように平面視で傾斜していると共に、センター堰体に近い部分の間隔よりも袋体の外周に近い部分の間隔が幅広となるように互いの間隔を徐々に異ならせている。
第4の発明(請求項4の発明)は第2又は第3の発明の展開例であり、この発明では、前記サイド堰体の左右外端と袋体の左右側端部との間には、前記メインエリアのアウトサイドガード部を延長させたようなサイド通路が開いているか、又は、サイド通路は開くことなく閉じている。
第5の発明(請求項5の発明)は第4の発明を好適に具体化したものであり、この発明では、第5の発明において、前記袋体を構成する表裏シートの左右側部の重合部は、フロントコーナー部に近づくに従って左右巾が広がっており、このため、サイド堰体の外側のサイド通路はアウトサイドガード部の左右側部よりも巾狭になっている。
本願は椅子も含んでおり、この椅子は、第1〜第5の発明うちのいずれかの座用流体クッションを備えている。
本願発明において人が着座すると、メインエリアのうち補助堰体の内側の部分は臀部で強く押圧されて凹む一方、補助堰体の外側のアウトサイドガード部には流体が流れ込んで土手状の状態が保持される。すなわち、土手状のアウトサイドガード部の存在により、メインエリアは着座者の臀部を包むような上向き凹状の形態に保持されるのであり、アウトサイドガード部が高い盛り上がりになることにより、メインエリアは着座者の臀部を広い範囲で包むような上向き凹状の形態になる。従って、臀部にしっかりと当たる面積を大きくすることができて、臀部に対する反力を広い面積に分散させる効果にも優れているのであり、その結果、高いフィット性・クッション性を確保することができるのみならず、臀部の左右ずれや倒れを防止して身体の安定性を格段に向上できるのである。
更に述べると、着座状態でアウトサイドガード部の内部は体圧によって高い圧力になっており、この圧力によるアウトサイドガード部の膨らみが、臀部のずれや傾きに対するストッパー機能を的確に発揮しているのである。また、着座者の臀部が左右方向に傾くと、傾いた側のアウトサイドガード部の高い圧力が臀部に対する反力を高くなるため、アウトサイドガード部による臀部の支持機能が強く発揮され得るのであり、本願発明はこの面からも姿勢安定性に優れていると言える。
第2の発明のようにメインエリアを大腿部の一部も支持する前後長さに設定すると、着座した人が前傾すると流体が後部に流れることで身体の前傾姿勢を保持するように作用し、逆に、身体を後傾させるとメインエリアにおいて流体が前部に流れることで後傾姿勢を保持するように作用する。つまり、着座者の前傾姿勢と後傾姿勢との追従性・フィット性が高くなる。
また、第2の発明のようにリアセンター堰体を設けると、当該リアセンター堰体の箇所で表裏シートが接合されることにより、袋体の後端部が過度に膨らみ変形することが抑制されるのみならず、メインエリアの後部はいわば湾のように入り込んだ状態になって流体が溜まり勝手になるため、流体が過度に流動することが抑制されて身体の支持安定性を一層助長できる。
本願発明は、特許文献1と同様にオリフィス部で流体の流れを制御している。そして、第3の発明(請求項3の発明)では、人が着座するとその体圧によってメインエリアの流体が第1フロントエリアと第2フロントエリアとに流れ込むが、メインエリアの流体は、第1サイド堰体と第2サイド堰体とが傾斜していることによるガイド作用により、センター堰体に近いオリフィス部から第1フロントエリアと第2フロントエリアとに流れ込むのみならず、第1サイド堰体と第2サイド堰体とがその左右外端に行くに従って間隔が広がっていることによるガイド作用により、袋体の外周寄り部位からも第1フロントエリアと第2フロントエリアとに流体が流れ込む。
つまり、第3の発明では、第1フロントエリアと第2フロントエリアとに左右両側から流体が迅速に流れ込ませることができるのであり、このように流体の流れを制御できることにより、着座によって第1フロントエリアと第2フロントエリアとを的確に変形させて違和感のない快適な座り心地を得ることができる。
ところで、人が椅子に普通に腰掛けた状態では、臀部の左右側部と大腿部の左右側部とは概ね一直線状に延びている。また、臀部の側部も大腿部の側部も湾曲している。そして、第4の発明を採用すると、袋体にはその左右側部に沿って一連に延びるサイドエリアが形成されているのと同じ状態になっているため、人の臀部の左右側部と大腿部の左右側部とは袋体の側部で均一な状態で支持されることになる。このため、座り心地と安定性とにより一層貢献できる。
上記のとおり、着座状態で人の臀部の側部と大腿部の側部とは一直線状に延びているが、人は椅子に腰掛けた状態で、足(脚)を狭めたり広げたりと様々な姿勢を採るものである。この場合、臀部の左右間隔は略一定であるため、人が足を広げると、平面視で大腿部の姿勢が流体クッションの左右側部に対して傾斜し、場合によっては、大腿部が袋体の左右側部に載り、大腿部が袋体の外側に部分的にはみ出る。また、着座者が足を広げたときに大腿部が袋体の左右端部に載る面積は、袋体の後ろ寄り部位では小さくて手前に行くほど大きくなる。
そして、仮に袋体を構成する表裏シートの外周部が等しい巾で接合されていて流体が充填されているエリアが座の端に位置していると、袋体の外周部が大きく膨らむことにより、着座者が足を広げたときに大腿部が袋体の外周部で突き上げられて、大腿部の安定性が悪くなる虞がある(流体は流動するので、常に袋体の側部が膨らむという訳ではないが。)。
これに対して本願の第5の発明によると、袋体の左右側部に巾広の重合部が存在するため、袋体の左右側部が高くなり過ぎることを防止でき、このため大腿部を左右に動かし易くなる。また、着座者が足を広げると大腿部は表裏シートの重合部によっても支持されることになり(正確には、袋体の重合部がインナーシェル等の座板で支持される)、その結果、人の大腿部は袋体の重合部を介して座板で安定的に支持される。
そして、袋体の左右の重合部は手前に行くほど巾広になっていると共に、サイド堰体の外側のサイド通路はアウトサイドガード部の左右側部よりも狭くなっているため、袋体の左右側部は手前部に行くほど盛り上がりが抑制されるようになっており、このため、第5の発明によると、着座者が足を広げた場合の支持安定性を向上できる利点がある。また、第5の発明によると、重合部を座板への取り付け部に利用できる利点もある。
実施形態に係る椅子の概略側面図である。 (A)は座部を図6(A)のD−D視箇所で切断した側断面図、(B)は座を構成するインナーシェルの縦断正面図である。 座部の分離側断面図である。 座部を構成するアウターシェルとインナーシェルとの分離平面図である。 (A)は流体クッションの一部破断平面図、(B)は(A)の側断面図の一例を示す図である。 (A)は座の一部破断平面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC−C視断面図、(D)は(A)のD−D視断面図である。 第2実施形態を示す図で、(A)は比較例の平面図、(B)は(A)のB−B視図、(C)は改良形態(第2実施形態)の平面図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜図6を参照して第1実施形態から説明する。なお、以下の説明で、方向を特定する用語として「前後」「左右」の文言を使用するが、この文言は着座した人を基準にしている。
(1).椅子の概略
本実施形態は事務用に多用されているロッキング式回転椅子に適用しており、図1に示すように、椅子は、ガスシリンダより成る脚支柱1を有する脚装置2と、脚支柱1の上端に固定されたベース3と、ベース3の上方に配置された座4と、座4の後ろに配置された背もたれ5とを備えている。
ベース3の前部には中間金具6が第1軸7で後傾動可能に連結されており、また、ベース3の後部のうち脚支柱1よりも手前の部位には後ろ向きに延びる左右のスイングアーム8が第2軸9によって後傾動可能に連結されており、スイングアーム8に背もたれ5を取り付けている。ベース3には図示しないばねが内蔵されており、背もたれ5の後傾動に連動して座4は後退しつつ後傾する。
例えば図3に示すように、中間金具6の上面には樹脂製のアウターシェル(座受け)11が取り付けられており、このアウターシェル11に座4が取り付けられている。座4は、アウターシェル11に固定された樹脂製のインナーシェル12と、インナーシェル12の上面に取り付けられた流体クッション(ウォータクッション)13と、流体クッション13の上面に配置した弾性クッション14とからなっている。弾性クッション14の上面はクロスやレザー等の表皮材で覆われている。
図3に明示するように、インナーシェル12の前端部は下向きに湾曲しており、従って、流体クッション13と弾性クッション14との前部も下向きに下がるように湾曲している。また、図2(B)に示すように、インナーシェル12は左右両端部が高くなるように上向き凹状に湾曲しており、従って、流体クッション13と弾性クッション14も、インナーシェル12に倣って上向き凹状の形態で配置されている。座4は左右のフロントコーナー部と左右のリアコーナー部とを有する概ね平面視略四角形の形態を成しており、従って、流体クッション13も左右のフロントコーナー部15と左右のリアコーナー部16とを有しており、これらの各コーナー部15,16は平面視で外向き凸状に湾曲している。
(2).流体クッションの構造
次に、流体クッション13の構造を説明する。図2,3に明示するように、流体クッション13は表裏シート18,19を溶着して構成された袋体20とその内部に充填した水とからなっている(水には符号は付していない。)。表裏シート18,19はEVA樹脂のような強靱で柔軟な不透水性樹脂からなっており、熱盤による溶着や高周波又は超音波を用いた溶着などで接合することで袋体20と成されている。なお、袋体20は上下対称及び左右対称になっていて上下の方向性はなく、従って、表裏シート18,19の区分は説明の便宜のためのものであってどちらが上下であってもよい。
表裏シート18,19はその外周部が溶着されているが、図5(A),図6(A)に示すように、左右側部のサイド接合部(重合部)21は、リアコーナー部16の近くからフロントコーナー部15に向けて徐々に間隔が広がっており、リアコーナー部16の箇所で最も横幅が広くなっている。なお、サイド接合部21はその左右巾全体にわたってベタ状態で溶着する必要性はないのであり、内側部のみを袋体20の前部や後部と同じ横幅で溶着して、その溶着箇所の外側では表裏シート18,19が重なっただけの状態と成してもよい。サイド接合部(サイド重合部)は、袋体20を構成するのに必要な溶着巾を超えて水の収容部の外にはみ出ており、従って、サイド接合部21がはみ出し部又は余白部と有するということも可能である。
袋体20の内部は、表裏シート18,19を溶着して形成された複数の堰体によって複数のエリアに区分されている。まず、左右中間部には、前後方向に長く延びる主センター堰体22と、その手前に配置された補助センター堰体23と、袋体20の前部の溶着部から後ろ向き突出したフロントセンター堰体24と、袋体20の後部溶着部から前向きに突出したリアセンター堰体25とが配置されており、袋体20の内部はこれら各センター堰体22〜25で左右に区分されている。
主センター堰体22の前後長さは袋体20の前後長さの略半分程度の寸法であり、補助センター堰体23の前後長さは僅かである。また、フロントセンター堰体24の突出寸法は僅かであり、他方、リアセンター堰体25の突出寸法はフロントセンター堰体24の突出寸法の数倍ある。隣り合ったセンター堰体22〜25で挟まれた部分は液体が左右に流通し得る3つのセンターオリフィス部になっているが、前2つを前部センターオリフィス部として符合26aで表示し、後ろ1つを後部センターオリフィス部として符合26bで表示している。
左右のエリアは、袋体20の手前側寄りに配置した第1サイド堰体27によって前後に区分されており、かつ、第1サイド堰体27の手前には第2サイド堰体28が配置されている。第1サイド堰体27の後ろの部分は着座者の臀部の全体と大腿部の一部とが載るメインエリア29になっており、第1サイド堰体27と第2サイド堰体28とで挟まれた部分は第1フロントエリア30になっており、第2サイド堰体28の手前の部分は第2フロントエリア31になっている。両フロントエリア30,31は大腿部を支持する。
サイド堰体27,28は左右外側に行くに従って後ろにずれるように平面視形状が傾斜しているが、この場合、第1サイド堰体27の傾斜角度を大きくしている。このため、両サイド堰体27,28の間隔は、袋体20の中間部寄りの箇所が狭くて左右外側に行くに従って徐々に広がっている。また、第1サイド堰体27の内端部は補助センター堰体23の後端部の近くに位置しており、第2サイド堰体28の内端部は補助センター堰体23とフロントセンター堰体24との間の箇所の近くに位置している。補助センター堰体23及びフロントセンター堰体24と両サイド堰体27,28との間には、前部サイドオリフィス部32aが空いている。
メインエリア29の後ろ寄り部位には、着座者の座骨の外側に位置する補助堰体33が、リアコーナー部16に沿って延びるように形成されている。従って、メインエリア29は補助堰体33によって内外に分けられた状態になっており、補助堰体33の外側に位置した部分は着座者の臀部を座骨部の外側から支えるアウトサイドガード部34になっている。正確に述べると、補助堰体33は平面視で内側(リアコーナー部16と反対側)に向けて凹に湾曲した形状になっており、このため、アウトサイドガード部34を内向き凹状の平面視形状になっている。アウトサイドガード部34はかなりの巾寸法(例えば60〜70mm程度)を有している。補助堰体33とリアセンター堰体25との間は後部サイドオリフィス部32bになっている。
第1サイド堰体27の外端と第2サイド堰体28の外端とは補助堰体33の外端の手前に位置しており、このため、袋体20の左右側部には、アウトサイドガード部34の延長線に位置した前後長手のサイドエリア35が構成されているような外観を呈している。そして、図6(A)では補助堰体33の前端とサイド堰体27,28の左右外端とを結ぶ線を点線で示しており、この点線の外側がサイドエリア35になっているが、袋体20のサイド接合部21が手前に行くに従って幅広になっていることにより、サイドエリア35の左右巾寸法Wは手前に行くに従って巾狭になっている。
主センター堰体22と補助センター堰体23、リアセンター堰体25、サイド接合部21のうちフロントコーナー部15の箇所には、流体クッション13をインナーシェル12に取り付けるための穴36が空いている。サイド接合部21の前後複数箇所に穴36を空けてもよい。センター堰体22,23,25やサイド接合部21には、通気用(蒸れ防止用)の穴を開けることも可能である(特に、主センター堰体22に設けると好ましい。)。
図2,3に示すように、弾性クッション14は全体にわたって等しい厚さではなく、その下面には流体クッション13の凹凸に倣うように凹凸が形成されている。上面は凹凸がない滑らかな面になっている。敢えて述べるまでもないが、弾性クッション14は等厚でもよいし、また、弾性クッション14を備えていない構成とすることも可能である。
(3).まとめ
人が着座すると、水が逃げ移動することで袋体20は変形し、これにより、袋体20が臀部と大腿部とにフィットする。換言すると、袋体20の容積は一定なので、水は圧力が低い部分を求めて移動し、これにより、袋体20は着座者の身体に倣うように変形する。その結果、体格や体型・姿勢が違ってもその違いが吸収されてフィット性が確保される。これが流体クッション13の基本的作用である。
そして本実施形態では、まず、袋体20が複数のエリアに分けられていてオリフィス26,32が存在することにより、着座に際しての加圧で水は一気に流れることなく、若干の時間を持って流れて移動する。このため身体がドスンと落ちるような衝撃感はなくて水による緩衝作用が発生しており、このため着座時のクッション性に優れている。
そして、単にメインエリア29とフロントエリア30,31とに区分されているに過ぎない構成であると、メインエリア29が臀部の左右側部と後部との箇所で過敏に変形することにより、身体が不安定になって座り心地が悪くなることがあるが、本願発明ではアウトサイドガード部34とが存在するため、図6(B)に点線で示すようにアウトサイドガード部34が土手のような状態になって着座者の臀部を支える。これにより、臀部のずれを的確に抑止して身体の安定性を格段に向上できると共に、臀部をメインエリア29で包み込む機能がアップしてフィット性・クッション性にも優れている。
この場合、リアセンター堰体25の存在により、左右のメインエリア29に水が移動することが抑制されており、左右のアウトサイドガード部34が独立した状態になっているため、アウトサイドガード部34の保形性がより一層高くなって身体(臀部)の姿勢安定性を助長している。
着座者が身体を前傾させると、臀部は浮き勝手になって大腿部で座4が強く押圧される。このため、弾性クッション14のみでの支持の場合は大腿部が強く圧迫される。これに対して本実施形態では、メインエリア29は大腿部の一部も支持するように前後に長いため、図6(D)に点線で示すように、着座者が身体を前傾させると水が後ろに移動して臀部を強く支持する作用が見られる。つまり、身体を前傾させると座4の上面が前傾したのと同じ状態になるのであり、その結果、大腿部の突き上げ感を生じることなく前傾姿勢を長い時間に亙って採ることができる。
また、着座者が足(脚)を広げると大腿部が座4の左右外側にはみ出ることがあるが、本実施形態ではサイド接合部21は溶着に必要な寸法よりも大きい広巾になっているため、座4の左右両側端で袋体20が過度に高く膨れることが防止されており、このため、図6(C)に点線で示すように、袋体20をインナーシェル12の左右側端に向けて延びる滑らかなプロフィールが形成されるように変形させることができ、その結果、足を広げた場合の突き上げ感や不安定性を解消できる。
更に、着座者が足を広げた場合に大腿部が座4の外側にはみ出る寸法は手前に行くほど大きくなるが、本実施形態ではサイド接合部21は手前に行くほど左右間隔が広がっているため、袋体20のスペースを有効利用しつつ、足を広げた場合の突き上げ感や不安定性を的確に解消できるのである。
着座者は足を広げたり狭めたり頻繁に動かすものである。両足を揃えた状態で右又は左に向けることも多い。このような足の動きは膝に近づくほど大きくなるから、足の左右方向の動きを違和感なくスムースに行うには座の前端部において流体クッション13の変形追従性を高めておくのが好ましい。この点、本実施形態では、フロントセンター堰体24の突出寸法は僅かであって左右のフロントエリア30,31がセンターオリフィス部26を介してダイレクトに連通しているため、足の左右動によって水が左右のフロントエリア30,31にスムースに流れ移動することが許容されており、このため、足の左右の動きに対する追従性に優れている。
ところで、着座者の臀部と大腿部とには流体クッション13の反力が作用するが、違和感のない座り心地を得るには、メインエリア29から受ける反力とフロントエリア30,31から受ける反力とが滑らかに変化するのが好ましく、かつ、座4の前端部での突き上げ感は極力無くすべきである。この点への配慮として、本願発明の一つの実施形態として、図5(B)では、メインエリア29の前後巾寸法L1と第1フロントエリア30の前後巾寸法L2と第2フロントエリア31の前後巾寸法L3との三者を、L1>L2>L3の関係に設定している(L2とL3との差は僅かである。)。
このようにL1>L2>L3の関係に設定したことにより、各エリア29,30,31の高さ(非着座時の高さ)H1,H2,H3がH1>H2>H3の関係になるため、大腿部に対する反力を膝に近づくに従って徐々に弱くなるように滑らかに変化させることができる。その結果、大腿部の特定箇所への突き上げ感を無くして快適な座り心地を得ることができる。
さて、袋体20に充填した水の温度は基本的には椅子の接地場所と同じ温度になる。このため、夏は着座者の冷却機能を発揮するが、冬には冷たく感じることがある(実際には、弾性クッション14を設けるとさほどの違和感はないと言える。)。この点については、図5(A)に一点鎖線で示すように、袋体20の内部の適当な位置に電熱式ヒータ37を配置して、ヒータ37を電源38で加熱したらよい。水は袋体20の内部を流動するので、袋体20の一部に電熱式ヒータ37を設けるだけで全体を加温できる。
(4).第2実施形態(図7)
身体(臀部)への当たりの柔らかさを高めるには、袋体20を構成する表裏シート18,19はできるだけ柔らかい素材であるのが好ましいと言える。他方、袋体20は想定荷重の範囲内であれば半永久的に使用できる強度が求められる。これら柔軟性や強度・溶着性、或いは環境性(焼却によって有害ガスを発生しない)を兼ね備えた素材としては、現在、EVA樹脂が最も優れていると言える。そこで本願発明者たちは、柔らかさが異なる複数のEVA樹脂を選択して、第1実施形態とほぼ同じ形態の袋体20を製造してみた。
この実験では、表裏シート18,19の外周部は細巾で溶着することで袋体20と成しており、袋体20として機能させるための溶着部を主シール部として符合20aで示す。袋体20のサイド重合部21は前部に行くに従って巾広になっており、そこで、袋体20の左右側部には、主シール部20aの外側に位置した補助シール部20bが形成されており、補助シール部20bの前後両端は主シール部20aに連続している(第1実施形態もこのような溶着構造とすることが可能である。)。第1サイド堰体27は、主センター堰体22に向けて凹の状態に平面視で湾曲している。
そして、既述のとおり表裏シート18,19はできるだけ柔軟性が高いのが好ましいが、EVA樹脂の種類によっては、柔軟性が高くなると、図7(A)(B)に示すように、補助堰体33の前端部の位置において袋体20に大きな皺20cがよって、袋体20の側部が側面視で段違い状に屈曲する現象が見られた。この現象の原因は正確に解明してはないが、溶着によって補助堰体33と主シール部20aと第1サイド堰体27とを形成するにおいて、材料である表裏シート18,19に溶着に伴う面方向の引っ張り力が作用し、この引っ張り力によって袋体20が変形するためと推測される。後部センターオリフィス部26bの箇所及び後部サイドオリフィス部32bの箇所にも大きな皺20dが見られ、袋体20はこの皺20dの箇所で裏側に大きく陥没した状態になっていた。
これら皺20c,20dの箇所で袋体20が屈曲したり陥没したりしても、着座者の体圧によって水が通過して屈曲状態や陥没状態が解消されたら問題はあまりないと言えるが、実際には、溶着に伴う変形部は高い剛性があり、水を入れて人が着座しても屈曲部や陥没部の箇所において表裏シート18,19が密着したままになって、水が通らないという現象が見られた。
この点について本願発明者たちは試行錯誤と実験とを重ね、図7(C)に示すように、補助堰体33と第1サイド堰体27とを連続させると共に、リアセンター堰体25を平面視小判型に形成してその後ろ側にエンドセンターオリフィス26cを設けることで解決できることを発見した。まず、補助堰体33と第1サイド堰体27とを連続させることについて述べると、このような連続形状の採用により、左右方向の引っ張りが弱くなるため(或いは左右方向の引っ張りに弱い部分ができないため)と推測されるが、サイドエリア35が閉じたままになる程の変形は見られなかった。
他方、図7(A)のようにリアセンター堰体25が前向き凸の山形であると、溶着に伴って生じる引っ張り力はリアセンター堰体25の周囲全体に発生し、そのため、主センター堰体22に起因した引っ張りと左右補助堰体33に起因した引っ張りとが複雑に絡み合って深い皺(陥没)が生じたのではないかと推測される。
これに対して、図7(C)では、リアセンター堰体25の周囲の箇所で深い皺は発生しなかったが、この理由の一つとしては、リアセンター堰体25が単純な小判型であるため引っ張り力の生じる方向は単純化し、その結果、リアセンター堰体25を設けたことに起因した引っ張りと主センター堰体22を形成したことに起因した引っ張りと左右補助堰体33を形成したことに起因した引っ張りとが均衡しているための推測される。また、エンドセンターオリフィス部26cを設けたことで、リアセンター堰体25の周囲での引っ張り力が緩和されて、皺の発生が抑制されているとも推測される。
いずれにしても、図7(C)の形態を採用することにより、ある種の柔軟なEVAであっても、大きな屈曲や陥没の発生を防止して、袋体20の内部全体に水が流れることを実現できるに至った。図7(C)のように補助堰体33と第1サイド堰体27とを連続させると水の通路が減少するが、適切な水の流れは各オリフィス部の巾を調節することで実現できる。なお、溶着に伴う大きな変形(屈曲・陥没)は使用する材料の特性に依存しているが、例えば材料に延伸シートを使用する等の別のアプローチでの解決方法も考えられる。
(5).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。センター堰体として前後接合部の間に3本以上配置したり、補助堰体やサイド堰体を断続的に延びる複数本のパートで構成することも可能である。1枚の素材シートを折り返して、折り返し部を除いた箇所を溶着することで袋体となすことも可能である。金型を使用した中空成形法やブロー成形法で袋体を製造することも可能である。
袋体に充填する流体としては安全性や廃棄の容易性から水が好適であるが、オイルのような他の液体も使用可能である。また、水よりも粘度が高い流体を使用したり、空気のような気体を使用することも可能である。
適用対象が回転椅子に限らないことは言うまでもなく、例えば、劇場用椅子のような固定式椅子や複数人が並んで腰掛けるベンチなどにも適用できる。また、本願発明に係る流体クッションは座の一部として椅子に組み込んだ使用形態のみでなく、既存の椅子の座に載せて使用することも可能である。
本願発明は椅子の座用流体クッションに適用して高い有用性を発揮するものであり、従って、産業上の利用可能性を有している。
4 座
11 アウターシェル
12 インナーシェル
13 流体クッション
14 弾性クッション
15 フロントコーナー部
16 リアコーナー部
18,19 シート
20 袋体
21 サイド接合部(サイド重合部)
22 主センター堰体
23 補助センター堰体
24 フロントセンター堰体
25 リアセンター堰体
26 センターオリフィス部
27,28 サイド堰体
29 メインエリア
30,31 フロントエリア
32a,32b サイドオリフィス部
33 補助堰体
34 アウトサイドガード部

Claims (6)

  1. 撓み変形自在な上下シートをその外周部において接合して成る略偏平状の袋体に流体が充填されており、前記袋体の内部は、前記表裏シートを接合して構成された複数の堰体の群で複数のエリアに区分されており、隣り合ったエリアはオリフィス部によって連通している、
    という座用流体クッションであって、
    前記袋体の内部空間は、まず、着座者を基準にして左右中間部に配置されていて、かつ着座者の臀部から大腿部に向かう方向である前後方向に延びる1つ又は複数のセンター堰体によって左右のエリアに区分されており、
    更に、前記袋体における左右のエリアは、1つ又は複数のサイド堰体により、少なくとも着座者の臀部の全体を支持するメインエリアとその前部に位置したフロントエリアとに区分されており、
    前記メインエリアには、着座者の臀部を後部と左右側部とから囲うように延びる補助堰体が形成されており、前記補助堰体の外側の部分が着座者の臀部をその外周寄り部位において支えるアウトサイドガード部になっている、
    座用流体クッション。
  2. 前記メインエリアは着座者の大腿部の一部も支持する前後長さである一方、
    前記袋体の後部でかつ左右中間部には、当該袋体の後部の接合部を前方に張り出した態様のリアセンター堰体が形成されており、
    かつ、前記袋体は左右のフロントコーナー部と左右のリアコーナー部との4つのコーナー部を有する平面視略四角形の形態を成しており、前記補助堰体は概ね袋体のリアコーナー部に沿って延びる形状に形成されている、
    請求項1に記載した座用流体クッション。
  3. 前記メインエリアとフロントエリアとは第1サイド堰体で区分されており、前記フロントエリアは第2サイド堰体によって第1フロントエリアと第2フロントエリアとの前後2つエリアに区分されており、前記第1サイド堰体と第2サイド堰体とは、センター堰体に近い端部が前方に位置して袋体の外周に近い部分が後方に位置するように平面視で傾斜していると共に、センター堰体に近い部分の間隔よりも袋体の外周に近い部分の間隔が幅広となるように互いの間隔を徐々に異ならせている、
    請求項1又は2に記載した座用流体クッション。
  4. 前記サイド堰体の左右外端と袋体の左右側端部との間には、前記メインエリアのアウトサイドガード部を延長させたようなサイド通路が開いているか、又は、サイド通路は開くことなく閉じている、
    請求項2又は3に記載した座用流体クッション。
  5. 前記袋体を構成する上下シートの左右側部の重合部は、フロントコーナー部に近づくに従って左右巾が広がっており、このため、サイド堰体の外側のサイド通路はアウトサイドガード部の左右側部よりも巾狭になっている、
    請求項4に記載した座用流体クッション。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれかに記載した座用流体クッションを備えている椅子。
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