JP2010251216A - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents

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Daisuke Kasahara
大輔 笠原
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Abstract

【課題】貴金属チップを設けることなく(すなわち、生産性の低下を招くことなく)、低廉な構成により着火性の向上を図る。
【解決手段】スパークプラグ1は、中心電極5と、絶縁碍子2と、絶縁碍子2の外周に設けられた主体金具3と、自身の先端部が中心電極5の先端部との間で火花放電間隙33を形成する接地電極27とを備える。中心電極5は、円柱状の柱状部5Aと、柱状部5Aの先端から接地電極27側へと突出する半球部5Bとを有する。接地電極27は、中心電極5の先端部と対向する部位に、中心電極5側へと突出する湾曲面部27Aを有する。柱状部5Aの先端の直径をDPとし、半球部5Bの曲率半径をRHとし、接地電極27の幅をWGとし、接地電極27の中心軸CL2と直交する断面における湾曲面部27Aの曲率半径をRCとしたとき、0.5DP≦RH≦DP及び0.5WG≦RC≦WGを満たす。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関に使用されるスパークプラグに関する。
自動車エンジン等の内燃機関に使用されるスパークプラグは、例えば、軸線方向に延びる中心電極と、その外側に設けられた絶縁体と、当該絶縁体の外側に設けられた円筒状の主体金具と、基端部が前記主体金具の先端部に接合された接地電極とを備える。また、接地電極は、その先端部が前記中心電極の先端部と対向するように曲げ返して配置され、これにより中心電極の先端部及び接地電極の先端部の間に火花放電間隙が形成される。また、中心電極や接地電極を構成する材料としては、比較的安価であり、かつ、耐熱性、耐腐食性に優れるニッケル(Ni)合金が一般的に用いられる。
ところで近年、着火性の向上を図るべく、中心電極の先端部を細径化したり、接地電極のうち中心電極の先端部と対向する部位に突部を設けたりする技術が知られている。
ところが、中心電極や接地電極がNi合金により形成されている場合、Ni合金は比較的消耗しやすいことから、上述のように中心電極の先端部を細径化等したりして、消耗体積を減少させるような構成とすると、火花放電間隙の急激な拡大を招いてしまうおそれがある。
そこで、耐消耗性に優れる貴金属合金(例えば、イリジウム合金等)を細径化してなる貴金属チップを中心電極や接地電極の先端部に設けることが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2002−237366号公報
しかしながら、近年の資源不足による貴金属価格の高騰等に伴い、貴金属チップを設けるにあたっては、製造コストの著しい増大が懸念される。また、貴金属チップを設ける場合には、貴金属チップの接合や加工等の工程が必要となるため、生産性の低下を招いてしまうおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、貴金属チップを設けることなく(すなわち、生産性の低下を招くことなく)、低廉な構成により着火性の向上を図ることができる内燃機関用スパークプラグを提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成の内燃機関用スパークプラグは、軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
前記軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、前記中心電極を前記軸孔の先端側に備えた筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、
前記主体金具の先端部から延び、自身の先端部が前記中心電極の先端部との間で間隙を形成する接地電極とを備えた内燃機関用スパークプラグであって、
前記中心電極は、
自身の後端側から先端側へと延びる円柱状の柱状部と、
前記柱状部の先端から前記接地電極の先端部側へと突出する半球状の半球部とを有するとともに、
前記接地電極は、
少なくとも前記中心電極に対向する部位に、前記中心電極側へと突出する湾曲状の湾曲面部を有し、
前記柱状部の先端の直径をDPとし、前記半球部の曲率半径をRHとし、前記接地電極の幅をWGとし、前記接地電極の中心軸と直交する断面における前記湾曲面部の曲率半径をRCとしたとき、次の式(1)及び(2)を満たすことを特徴とする。
0.5DP≦RH≦DP…(1)
0.5WG≦RC≦WG…(2)
上記構成1によれば、中心電極は先端部に半球部を有しており、当該半球部が接地電極の湾曲面部と対向している。従って、両電極間に形成される前記間隙(火花放電間隙)について鑑みると、当該間隙のうち最も距離の小さい箇所から離間するにつれて、前記間隙が拡大していくこととなる。従って、両電極間で生じる火炎核が成長するためのスペースを十分に確保できるとともに、火炎核の熱が両電極によって引かれてしまうことをより確実に抑制できる。その結果、火炎核をより大きく成長させることができ、着火性の向上を図ることができる。
さらに、前記間隙は、互いに表面が湾曲面状をなす半球部と湾曲面部との間に形成される。ここで、両電極の対向面のうち、例えば、一方の電極の対向面が平坦状に形成されていると、当該一方の電極には、他方の電極との対向部分に電界強度の比較的大きなエッジ部分が形成されることとなる。そのため、両電極間での火花放電は、主として、前記一方の電極のエッジ部分と他方の電極との間を結ぶようにして生じる。このとき、燃料噴射口からの混合気の噴射等により火花が流され得るが、前記エッジ部分から火花が飛んでいる場合、エッジ部分から外側へと飛火位置(火花の出ている位置)が移動することはできず、両電極を結ぶ火花が比較的容易に切れてしまいやすい。また、火花が切れてしまうと、火炎核は電極からの放電エネルギーを十分に得ることができないため、十分に成長することができず、不完全燃焼を起こしてしまうおそれがある。さらに、火炎核に供給されなかった残存エネルギーによって、両電極間で再度の放電が発生してしまい、電極の消耗がより進んでしまうことも懸念される。
この点、上記構成1によれば、主に、半球部及び湾曲面部のうち前記間隙が最も小さくなる部位の間(例えば、半球部の中心と、湾曲面部のうち半球部側に最も突出する部位との間)を結ぶようにして火花放電を生じさせることができる。そのため、混合気の噴射により火花が流されたとしても、飛火位置を半球部及び湾曲面部の表面に沿って移動させることができる。このため、火花が比較的長期間に亘って切れることなく存在することとなり、火炎核は電極からのエネルギーを十分に得ることができる。その結果、火炎核をより一層大きく成長させることができ、着火性の更なる向上を図ることができる。
併せて、電極にエネルギーが残存してしまうことを防止できるため、再度の放電が発生してしまうことをより確実に防止できる。これにより、両電極の消耗量を低減させることができるため、特に本構成のように貴金属チップを設けない場合において懸念される、耐消耗性の低下という事態をより確実に抑制することができる。
尚、上述の作用効果をより確実に発揮させるためには、柱状部の先端の直径をDPとし、半球部の曲率半径をRHとし、接地電極の幅をWGとし、接地電極の中心軸と直交する断面における湾曲面部の曲率半径をRCとしたときに、0.5DP≦RH≦DP、及び、0.5WG≦RC≦WGを満たすようにして構成することが好ましい。すなわち、RH>DPとしたり、RC>WGとしたりすれば、上述の作用効果を奏する上で重要な半球部や湾曲面部が略平坦状に形成されることとなってしまう。また、半球部において、0.5DP>RHとするためには、柱状部と半球部との間に段差等を設ける必要があるが、段差等を設けると、当該段差部分のエッジと接地電極との間において異常な火花放電が発生しやすくなり、ひいては着火性の低下を招いてしまうおそれがある。また、0.5DP>RHとすれば、半球部の体積の減少を招いてしまい、耐消耗性の低下が懸念される。一方で、接地電極の湾曲面部について、0.5WG>RCとすれば、接地電極が過度に細径化されてしまい、接地電極の機械的強度等が低下してしまうおそれがある。
構成2.本構成の内燃機関用スパークプラグは、上記構成1において、0.5DP≦WG≦DPを満たすことを特徴とする。
上記構成2によれば、接地電極の幅が、柱状部先端の直径以下と比較的小さくされている。従って、火炎核の成長が接地電極により妨げられてしまうことをより一層抑制することができ、着火性の一層の向上を図ることができる。一方で、接地電極の幅を小さくすることで、接地電極の機械的強度の低下が懸念されるが、接地電極は、少なくとも柱状部先端の半径以上の幅を有しているため、接地電極の機械的強度を十分に維持することができる。
構成3.本構成の内燃機関用スパークプラグは、上記構成1又は2において、前記半球部のうちの前記接地電極側へと最も突出する部位と、前記湾曲面部のうちの前記中心電極側へと最も突出する部位とが前記軸線上に位置することを特徴とする。
上記構成3によれば、軸線CL1上において、半球部のうち最も接地電極に近接する部位と、湾曲面部のうち最も中心電極に近接する部位とが対向することとなる。従って、上記各構成の作用効果がより確実に、かつ、より効果的に奏されることとなる。
構成4.本構成の内燃機関用スパークプラグは、上記構成1乃至3のいずれかにおいて、前記接地電極のうち、前記中心電極側に位置する部位の背面部分であって、少なくとも前記軸線と直交する方向に沿って前記間隙に対応する部分を、前記接地電極の中心軸側に向けて幅広となる形状としたことを特徴とする。
上記構成4によれば、接地電極のうち、中心電極側に位置する部位の背面部分であって、少なくとも軸線と直交する方向に沿って火花放電間隙に対応する部分が、接地電極の中心軸側に向けて幅広となるように形成されている。従って、燃料噴射装置と火花放電間隙との間に接地電極が位置するようにしてスパークプラグの取付けが行われた場合であっても、噴射された燃料を含む混合気は、接地電極を回り込んで火花放電間隙へと比較的スムーズに流入することとなる。このため、着火性のより一層の向上を図ることができる。
スパークプラグの構成を示す一部破断正面図である。 スパークプラグの先端部の構成を示す部分拡大正面図である。 スパークプラグの先端部の構成を示す部分拡大側面図である。 (a),(b)は、接地電極の背面形状の別例を示す部分拡大側面図である。 着火性評価試験の結果を示すグラフである。 接地電極の背面形状が異なる各サンプルについての空燃比低下量を示すグラフである。 別の実施形態における接地電極の背面形状を示す部分拡大側面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、内燃機関用スパークプラグ(以下、「スパークプラグ」と称す)1を示す一部破断正面図である。なお、図1では、スパークプラグ1の軸線CL1方向を図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ1の先端側、上側を後端側として説明する。
スパークプラグ1は、筒状をなす絶縁体としての絶縁碍子2、これを保持する筒状の主体金具3などから構成されるものである。
絶縁碍子2は、周知のようにアルミナ等を焼成して形成されており、その外形部において、後端側に形成された後端側胴部10と、当該後端側胴部10よりも先端側において径方向外向きに突出形成された大径部11と、当該大径部11よりも先端側においてこれよりも細径に形成された中胴部12と、当該中胴部12よりも先端側においてこれより細径に形成された脚長部13とを備えている。加えて、絶縁碍子2のうち、大径部11、中胴部12、及び、大部分の脚長部13は、主体金具3の内部に収容されている。そして、脚長部13と中胴部12との連接部にはテーパ状の段部14が形成されており、当該段部14にて絶縁碍子2が主体金具3に係止されている。
さらに、絶縁碍子2には、軸線CL1に沿って軸孔4が貫通形成されており、当該軸孔4の先端側には中心電極5が挿入、固定されている。当該中心電極5は、ニッケル(Ni)を主成分とするNi合金により構成されている。尚、中心電極5の内部に、良熱伝導性に優れる銅又は銅合金からなる内層を設け、中心電極5を二層構造に構成することとしてもよい。さらに、中心電極5は、全体として棒状(円柱状)をなし、その先端部分が絶縁碍子2の先端から突出している。
また、軸孔4の後端側には、絶縁碍子2の後端から突出した状態で端子電極6が挿入、固定されている。
さらに、軸孔4の中心電極5と端子電極6との間には、円柱状の抵抗体7が配設されている。当該抵抗体7の両端部は、導電性のガラスシール層8,9を介して、中心電極5と端子電極6とにそれぞれ電気的に接続されている。
加えて、前記主体金具3は、低炭素鋼等の金属により筒状に形成されており、その外周面にはスパークプラグ1を内燃機関の取付孔に取付けるためのねじ部(雄ねじ部)15が形成されている。また、ねじ部15の後端側の外周面には座部16が形成され、ねじ部15後端のねじ首17にはリング状のガスケット18が嵌め込まれている。さらに、主体金具3の後端側には、主体金具3を内燃機関に取付ける際にレンチ等の工具を係合させるための断面六角形状の工具係合部19が設けられるとともに、後端部において絶縁碍子2を保持するための加締め部20が設けられている。
また、主体金具3の内周面には、絶縁碍子2を係止するためのテーパ状の段部21が設けられている。そして、絶縁碍子2は、主体金具3の後端側から先端側に向かって挿入され、自身の段部14が主体金具3の段部21に係止された状態で、主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって固定される。尚、絶縁碍子2及び主体金具3双方の段部14,21間には、円環状の板パッキン22が介在されている。これにより、燃焼室内の気密性を保持し、燃焼室内に晒される絶縁碍子2の脚長部13と主体金具3の内周面との隙間に入り込む燃料空気が外部に漏れないようになっている。
さらに、加締めによる密閉をより完全なものとするため、主体金具3の後端側においては、主体金具3と絶縁碍子2との間に環状のリング部材23,24が介在され、リング部材23,24間にはタルク(滑石)25の粉末が充填されている。すなわち、主体金具3は、板パッキン22、リング部材23,24及びタルク25を介して絶縁碍子2を保持している。
また、主体金具3の先端部26には、略中間部分が曲げ返されて、その先端側側面が中心電極5の先端部と対向する接地電極27が接合されている。当該接地電極27は、Ni合金〔例えば、インコネル600やインコネル601(いずれも登録商標)〕によって構成されている。尚、接地電極27の内部に、Ni合金よりも良熱導電性金属である銅合金又は純銅によって形成された内層を設けることとしてもよい。
加えて、中心電極5の先端部と、接地電極27の先端側面部との間には、間隙としての火花放電間隙33が形成されている。また、火花放電間隙33の軸線CL1に沿った大きさは、0.9mm〜1.1mmとされている。
さらに、図2及び図3に示すように、中心電極5は、軸線CL1方向に沿って延びる柱状部5Aと、当該柱状部5Aと一体的に形成され、中心電極5の先端部に位置する半球部5Bとを備えている。
前記柱状部5Aは、中心電極5の後端側から先端側へと軸線CL1に沿って延びる円柱状をなしている。
前記半球部5Bは、前記柱状部5Aの先端から連続して形成されており、接地電極27の先端部側(軸線CL1方向先端側)へと突出する半球状をなしている。また、前記柱状部5Aの先端の直径をDPとしたとき、半球部5Bの曲率半径RHは、0.5DP≦RH≦DPを満たすようにして構成されている。尚、本実施形態において、柱状部5A先端の直径DPは、1.5mm以上2.5mm以下とされており、ひいては半球部5Bは十分に大きな体積を有するものとなっている。
さらに、接地電極27のうち中心電極5側に位置する側面部分の全域には、中心電極5側へと突出する湾曲状の湾曲面部27Aが形成されている。当該湾曲面部27Aは、接地電極27の幅をWGとしたとき、接地電極27の中心軸と直交する断面における湾曲面部27Aの曲率半径RCが、0.5WG≦RC≦WGとなるように構成されている。尚、接地電極27の幅WGに関しては、0.5DP≦WG≦DPを満たすように、すなわち、柱状部5A先端の直径DPと比較して幅狭になるように構成されている。
また、接地電極27のうち、中心電極5側に位置する部位の背面部分の全域は、中心電極5から遠ざかる側へと膨出する湾曲状に形成されている。すなわち、接地電極27の背面部分は、接地電極27の中心軸CL2側に向けて幅広となるように構成されている。
尚、接地電極27の背面部分については、図4(a)に示すように、幅方向端縁部に面取り加工を施した形状としたり、図4(b)に示すように、中心電極5とは離間する側へと突出する山形状に形成したりすることとしてもよい。
加えて、本実施形態においては、前記半球部5Bのうち接地電極27側に最も突出する部位CP1と、湾曲面部27Aのうち中心電極5側に最も突出する部位CP2とが、軸線CL1上に位置した状態で対向している。
次に、上記のように構成されてなるスパークプラグ1の製造方法について説明する。まず、主体金具3を予め加工しておく。すなわち、円柱状の金属素材(例えばS17CやS25Cといった鉄系素材やステンレス素材)を冷間鍛造加工により貫通孔を形成し、概形を製造する。その後、切削加工を施すことで外形を整え、主体金具中間体を得る。
次いで、Ni合金に鍛造加工や切削加工を施すことで、湾曲面部27A等を備えてなる直棒状の接地電極27を製造しておく。
その後、主体金具中間体の先端面に、前記直棒状の接地電極27を抵抗溶接する。当該溶接に際してはいわゆる「ダレ」が生じるので、その「ダレ」を除去した後、主体金具中間体の所定部位にねじ部15が転造によって形成される。これにより、接地電極27の溶接された主体金具3が得られる。また、接地電極27の溶接された主体金具3には、亜鉛メッキ或いはニッケルメッキが施される。尚、耐食性向上を図るべく、その表面に、さらにクロメート処理が施されることとしてもよい。メッキ処理が施された後、接地電極27のうち、少なくとも屈曲部分に相当する部位を覆うメッキが除去される。
一方、前記主体金具3とは別に、絶縁碍子2を成形加工しておく。例えば、アルミナを主体としバインダ等を含む原料粉末を用い、成型用素地造粒物を調製し、これを用いてラバープレス成形を行うことで、筒状の成形体が得られる。そして、得られた成形体に対し、研削加工が施され外形が整形された上で、焼成加工が施されることにより絶縁碍子2が得られる。
また、前記主体金具3、絶縁碍子2とは別に、中心電極5を製造しておく。すなわち、Ni合金に鍛造加工や切削加工等を施すことにより、柱状部5A及び半球部5Bを有する中心電極5を作製する。
そして、上記のようにして得られた絶縁碍子2及び中心電極5と、抵抗体7と、端子電極6とが、ガラスシール層8,9によって封着固定される。ガラスシール層8,9としては、一般的にホウ珪酸ガラスと金属粉末とが混合されて調製されており、当該調製されたものが抵抗体7を挟むようにして絶縁碍子2の軸孔4内に注入された後、後方から前記端子電極6が押圧された状態で、焼成炉内にて焼き固められる。尚、このとき、絶縁碍子2の後端側胴部10の表面には釉薬層が同時に焼成されることとしてもよいし、事前に釉薬層が形成されることとしてもよい。
その後、上記のようにそれぞれ作製された中心電極5及び端子電極6を備える絶縁碍子2と、接地電極27を備える主体金具3とが組付けられる。より詳しくは、比較的薄肉に形成された主体金具3の後端側の開口部を径方向内側に加締めること、つまり上記加締め部20を形成することによって固定される。
そして最後に、接地電極27の略中間部分を屈曲させることで、前記火花放電間隙33の大きさ、並びに、半球部5Aの部位CP1及び湾曲面部27Aの部位CP2の位置関係を調整する加工が実施され、上述のスパークプラグ1が得られる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、中心電極5は先端部に半球部5Bを有しており、当該半球部5Bが接地電極27の湾曲面部27Aと対向している。従って、両電極5,27間に形成される前記火花放電間隙33について鑑みると、当該火花放電間隙33のうち最も距離の小さい箇所から離間するにつれて、火花放電間隙33が拡大していくこととなる。従って、両電極5,27間で生じる火炎核が成長するためのスペースを十分に確保できるとともに、火炎核の熱が両電極5,27によって引かれてしまうことをより確実に抑制できる。その結果、火炎核をより大きく成長させることができ、着火性の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、主に、半球部5Bの部位CP1及び湾曲面部27Aの部位CP2を結ぶようにして火花放電が生じさせることができる。そのため、混合気の噴射により火花が流されたとしても、飛火位置を半球部5B及び湾曲面部27Aの表面に沿って移動させることができる。このため、火花が比較的長期間に亘って切れることなく存在することとなり、火炎核は電極5(27)からのエネルギーを十分に得ることができる。その結果、火炎核をより一層大きく成長させることができ、着火性の更なる向上を図ることができる。
併せて、電極5(27)にエネルギーが残存してしまうことを防止できるため、再度の放電が発生してしまうことをより確実に防止できる。これにより、両電極5,27の消耗量を低減させることができるため、特に本実施形態のように貴金属チップを設けない場合において懸念される、耐消耗性の低下という事態をより確実に抑制することができる。
加えて、0.5DP≦RH≦DP、及び、0.5WG≦RC≦WGを満たすようにして構成することで、半球部5Bや湾曲面部27Aが略平坦状に形成されてしまうことや、半球部5Bの体積減少に伴う耐消耗性の低下等を一挙に防止することができる。
さらに、接地電極27の幅WGが、柱状部5A先端の直径DP以下と比較的小さくされている。従って、火炎核の成長が接地電極27により妨げられてしまうことをより一層抑制することができ、着火性の一層の向上を図ることができる。一方で、接地電極27の幅WGを小さくすることで、接地電極27の機械的強度の低下が懸念されるが、接地電極27は、少なくとも柱状部5A先端の半径(DP/2)以上の幅を有している。そのため、接地電極27の機械的強度を十分に維持することができる。
また、本実施形態では、接地電極27の背面部分が、接地電極27の中心軸CL2側に向けて幅広となるように形成されている。従って、燃料噴射装置と火花放電間隙33との間に接地電極27が位置するようにして、スパークプラグ1が取付けられた場合であっても、噴射された燃料を含む混合気は、接地電極27を回り込んで火花放電間隙33へと比較的スムーズに流入することとなる。このため、着火性のより一層の向上を図ることができる。
次いで、本実施形態によって奏される作用効果を確認すべく、着火性評価試験を行った。着火性評価試験の概要は次の通りである。すなわち、中心電極の先端部を、平坦状又は曲率半径の種々異なる半球状に形成するとともに、接地電極のうち中心電極に対向する部位を、平坦状又は曲率半径の種々異なる湾曲面状に形成した複数のスパークプラグのサンプルを作製し、各サンプルを排気量2000cc、直列4気筒エンジンに組付けた。そして、点火時期を上死点前70°とした上で、エンジンをアイドリング状態(=2000rpm)で動作させつつ、空燃比を徐々に減少させながら、放電1000回中に10回の異常放電(失火)が発生したときの空燃比(限界空燃比)を測定した。尚、限界空燃比が高いサンプルほど、燃料が希薄な状態でも正常に着火する、すなわち着火性に優れるスパークプラグであるといえる。また、中心電極の先端部を半球状に形成した場合において、当該半球部分の曲率半径RHは、柱状部の幅をDPとしたとき、RH=0.5DP、RH=0.75DP、又は、RH=1.0DPとなるように設定した。加えて、接地電極を湾曲面状に形成した場合において、当該湾曲面部分の曲率半径RCは、接地電極の幅をWGとしたとき、RC=0.5WG、RC=0.75WG、又は、RC=1.0WGとなるように設定した。図5に、評価試験の結果を示す。尚、同図においては、半球部の曲率半径RHを0.5DPとした上で、接地電極の形状等を種々変更したサンプルの試験結果を黒丸でプロットし、半球部の曲率半径RHを0.75DPとした上で、接地電極の形状等を種々変更したサンプルの試験結果を黒四角でプロットした。また、半球部の曲率半径RHを1.0DPとした上で、接地電極の形状等を種々変更したサンプルの試験結果を黒三角でプロットし、中心電極先端部を平坦状に形成した上で、接地電極の形状等を種々変更したサンプルの試験結果をバツ印でプロットした。
併せて、表1に、評価試験の結果に基づく各サンプルの評価を示す。尚、同表における評価は、中心電極の先端部に細径化されたイリジウム(Ir)合金チップを設けた、着火性に優れるスパークプラグ(「基準プラグ」と称す)について上記着火性評価試験を行ったときの限界空燃比(21.23)を基準として行った。すなわち、限界空燃比が22.0以上となったサンプルは、基準プラグよりも遥かに優れた着火性を実現できたとして「☆」の評価を下し、限界空燃比が21.5以上のサンプルは、基準プラグよりも優れた着火性を実現できたとして「◎」の評価を下し、さらに、限界空燃比が21.0以上のサンプルは、基準プラグと同程度の優れた着火性を実現できたとして「○」の評価を下した。一方で、限界空燃比が21.0未満となり、基準プラグよりも着火性の劣ったサンプルは、着火性が不十分であるとして「×」の評価を下した。
Figure 2010251216
図5及び表1に示すように、中心電極先端部を半球状に形成するとともに、当該半球部の曲率半径RHを0.5DP〜1.0DPとし、かつ、接地電極のうち中心電極と対向する部位を湾曲面状に形成するとともに、当該湾曲面部の曲率半径RCを0.5WG〜1.0WGとしたサンプルは、着火性に優れる基準プラグと同程度以上の着火性を実現できることが明らかとなった。これは、このような曲率半径を有する半球部及び湾曲面部を設けたことで、混合気の噴射により火花が流されたとしても、飛火位置が火花の移動に従って移動したため、火花が比較的長期間に亘って切れることなく存在し、火炎核が電極からのエネルギーを十分に得ることができたことや、火炎核の熱が両電極によって引かれてしまうことをより確実に抑制できたこと等に起因すると考えられる。
さらに、半球部の曲率半径RHを0.75DP以下とし、かつ、湾曲面部の曲率半径RCを0.75WG以下としたサンプルは、貴金属チップが設けられていないにも関わらず、限界空燃比が21.5以上となり、Ir合金チップを設けた基準プラグよりも優れた着火性を実現できることが明らかとなった。また特に、半球部の曲率半径RHを0.5DPとし、かつ、湾曲面部の曲率半径RCを0.5WGとしたサンプルは、限界空燃比が22.0以上となり、極めて優れた着火性を有することがわかった。
次に、接地電極の背面形状を種々変更したスパークプラグのサンプルを作製した上で、各サンプルについて、燃料噴射口及び火花放電間隙の間に接地電極が位置する場合と、燃料噴射口及び火花放電間隙の間に接地電極が位置しない場合とで上述の着火性評価試験を行い、両ケースにおける限界空燃比をそれぞれ測定した。そして、燃料噴射口及び火花放電間隙の間に接地電極が位置していなかった場合の限界空燃比に対する、燃料噴射口及び火花放電間隙の間に接地電極が位置していた場合の限界空燃比の低下量(空燃比低下量)を算出した。図6に、各サンプルにおける空燃比低下量を示す。尚、サンプル1は、接地電極の背面を平坦状に形成したものであり、サンプル2は、接地電極の背面を中心電極とは離間する側へと膨出する湾曲状に形成したものである。また、サンプル3は、接地電極の背面の幅方向端縁部に面取り加工を施したものであり、サンプル4は、接地電極の背面を中心電極とは離間する側へと突出する山形状に形成したものである。
図6に示すように、サンプル1と比較して、サンプル2,3,4は、限界空燃比の低下を抑制できることが明らかとなった。これは、接地電極の背面部分を、その中心軸側に向けて幅広となるように形成したことで、混合気が接地電極を回り込んで火花放電間隙へと比較的スムーズに流入しやすくなったことによると考えられる。
以上、各評価試験の結果を総合的に勘案すると、中心電極の先端部に、曲率半径を柱状部先端の直径の0.5倍以上1.0倍以下とした半球部を設けるとともに、接地電極のうち中心電極と対向する部位に、曲率半径を接地電極の幅の0.5倍以上1.0倍以下とした湾曲面部を設けることが、優れた着火性を実現する上で有意であるといえる。また、着火性の更なる向上を図るという観点から、半球部や湾曲面部の曲率半径を、柱状部先端の直径や接地電極の幅の0.75倍以下(より好ましくは、0.5倍)とすることが、より好ましいといえる。
さらに、着火性の一層向上を図るべく、接地電極の背面部分を、接地電極の中心軸側に向けて幅広となるように構成することが好ましく、特に、接地電極の背面部分を湾曲状や面取り形状に形成することがより好ましいといえる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態においては、接地電極27の背面部分全域が湾曲状に形成されており、ひいては接地電極27の背面部分全域が接地電極27の中心軸CL2側に向けて幅広となるように形成されているが、接地電極27の背面形状はこれに限定されるものではない。従って、例えば、接地電極27の背面部分のうち、少なくとも軸線CL1と直交する方向に沿って火花放電間隙33に対応する部分TP(図2参照)を、接地電極27の中心軸CL2側に向けて幅広となるように形成することとしてもよい。また、図7に示すように、接地電極27の背面を平坦状に形成し、接地電極27の背面部分が、接地電極27の中心軸CL2側に向けて略等しい幅となるように形成することとしてもよい。
(b)上記実施形態では、接地電極27のうち中心電極5側の部位全域に、湾曲面部27Aが形成されているが、接地電極27のうち少なくとも中心電極5の先端部に対向する部位に湾曲面部27Aが形成されていればよい。但し、この場合には、接地電極27のうち、湾曲面部27Aとその他の部位との連接部分に急峻なエッジ部分が形成されないようにすることが好ましい。
(c)上記実施形態では、主体金具3の先端部26に、接地電極27が接合される場合について具体化しているが、主体金具の一部(又は、主体金具に予め溶接してある先端金具の一部)を削り出すようにして接地電極を形成する場合についても適用可能である(例えば、特開2006−236906号公報等)。
(d)上記実施形態では、工具係合部19は断面六角形状とされているが、工具係合部19の形状に関しては、このような形状に限定されるものではない。例えば、Bi−HEX(変形12角)形状〔ISO22977:2005(E)〕等とされていてもよい。
1…スパークプラグ(内燃機関用スパークプラグ)
2…絶縁碍子(絶縁体)
3…主体金具
4…軸孔
5…中心電極
5A…柱状部
5B…半球部
27…接地電極
27A…湾曲面部
33…火花放電間隙(間隙)
CL1…軸線
CL2…接地電極の中心軸

Claims (4)

  1. 軸線方向に延びる棒状の中心電極と、
    前記軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、前記中心電極を前記軸孔の先端側に備えた筒状の絶縁体と、
    前記絶縁体の外周に設けられた筒状の主体金具と、
    前記主体金具の先端部から延び、自身の先端部が前記中心電極の先端部との間で間隙を形成する接地電極とを備えた内燃機関用スパークプラグであって、
    前記中心電極は、
    自身の後端側から先端側へと延びる円柱状の柱状部と、
    前記柱状部の先端から前記接地電極の先端部側へと突出する半球状の半球部とを有するとともに、
    前記接地電極は、
    少なくとも前記中心電極に対向する部位に、前記中心電極側へと突出する湾曲状の湾曲面部を有し、
    前記柱状部の先端の直径をDPとし、前記半球部の曲率半径をRHとし、前記接地電極の幅をWGとし、前記接地電極の中心軸と直交する断面における前記湾曲面部の曲率半径をRCとしたとき、次の式(1)及び(2)を満たすことを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
    0.5DP≦RH≦DP…(1)
    0.5WG≦RC≦WG…(2)
  2. 0.5DP≦WG≦DP
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  3. 前記半球部のうちの前記接地電極側へと最も突出する部位と、前記湾曲面部のうちの前記中心電極側へと最も突出する部位とが前記軸線上に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用スパークプラグ。
  4. 前記接地電極のうち、前記中心電極側に位置する部位の背面部分であって、少なくとも前記軸線と直交する方向に沿って前記間隙に対応する部分を、前記接地電極の中心軸側に向けて幅広となる形状としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の内燃機関用スパークプラグ。
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