JP2010250602A - 記録装置、ファイル管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイル構成を再構築できるようにするとともに、ディレクトリ番号及びファイル番号の使用効率を良くする。
【解決手段】記憶媒体に記録される画像ファイルのディレクトリとファイル名を管理するとともに、ディレクトリの情報を調べ、ディレクトリの所定の条件に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えてファイル構成を再構築する。例えばディレクトリが意図的に作成されたものである場合には、ディレクトリ下のファイル構成は変えることなく、ディレクトリ番号を最小値から連続した番号に振りなおすが、そうでない場合には、複数存在するディレクトリに対して、各ディレクトリ下に存在する画像ファイルを、ディレクトリ下に格納できるファイル数の上限数まで統合してディレクトリ数を圧縮するとともに、ディレクトリ番号を最小値から連続した番号に振りなおす。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置で撮像した画像ファイルをファイル格納規格に基づいて記憶媒体に記録する記録装置、撮像装置、ファイル管理方法及びプログラムに関する。
近年、デジタル技術の発展等に伴い、撮影した画像情報や映像情報を電子的に処理するデジタルカメラの普及が目覚しい。デジタルカメラは、撮影レンズを通過した被写体光束がCCD等の固体撮像素子に到達して形成される被写体像を電気信号に変換して画像信号として出力する。更に画像信号に画像処理回路内で様々な変換処理を施し、最終的にメモリカード等の記録媒体に画像ファイルとして保存する。
記録媒体上の画像ファイルを管理する規格としては、カメラファイルシステム規格(ファイル格納規格)であるDCF(JEIDA規格:Design Rule for Camera File System)が現在主流となっている。また、記録媒体上の映像ファイルを管理する規格としては、SD−Video、AVCHDといった規格が広く知られている。
図2を用いてDCF規格を説明する。ルートディレクトリ(200)直下のディレクトリ名"DCIM"を持つディレクトリ(201)を、DCFイメージルートディレクトリ(以下、DCIMディレクトリ)という。
DCIMディレクトリ(201)直下には、画像ファイル等のDCFオブジェクト(205〜213)を格納するための複数のDCFディレクトリ(202〜204)が作られる。DCFディレクトリ(202〜204)は、DCF規格により以下のように定義されている。DCFディレクトリ(202〜204)のディレクトリ名は8文字から構成されることが定義されており、1〜3文字目は"100"〜"999"の半角数字(以下、ディレクトリ番号)でなければならない。なお、"000"〜"099"の番号は使用しない。4〜8文字目は半角大文字英数字及び"_"(アンダーバー)で構成される自由文字を割り当てることができる。
DCFオブジェクト(205〜213)の名称(以下、DCFファイル名)は以下のように定義されている。DCFファイル名は8文字で、1〜4文字目は半角大文字英数字及び"_"(アンダーバー)で構成される自由文字でなければならない。5〜8文字目は"0001"〜"9999"の半角数字(以下、ファイル番号)でなければならない。
通常の撮影(単写撮影、セルフタイマ撮影)においては、"900AAAAA"(202)ディレクトリの中に、"IMG_0001.JPG"〜"IMG_9999.JPG"までの、最大9999個のDCFオブジェクトを作成することができる。
DCF規格によると、Writer(記録装置)規定で、以下の手順で記録を行うことが規定及び推奨されている。ディレクトリ番号の作成は、DCF記録メディア内のDCIMディレクトリ直下にDCFディレクトリが存在せず、新規にDCFディレクトリを作成する場合、作成するディレクトリ番号は自由とされている。また、既にDCIMディレクトリ直下にDCFディレクトリが存在し、DCFディレクトリを追加する場合は、ディレクトリ番号は既に存在するディレクトリの最大番号+1より連番とすることがDCF規格で推奨されている。
一方、ファイル番号の作成は、記録しようとするDCFディレクトリ下のファイル中にDCFファイル名が存在しない場合、ファイル番号の初期値は自由とされている。また、記録しようとするDCFディレクトリ下に既にDCFファイル名を持つファイルが存在する場合は、ファイル番号の最大番号+1の連番とすることがDCF規格で推奨されている。
このように、DCF規格では、記録媒体中にディレクトリ番号を付したDCFディレクトリを作成し、そのDCFディレクトリ下にファイル番号を付したDCFオブジェクトを格納するように規定されている。
現状の一般的なデジタルカメラにおけるディレクトリ番号の振り付け方法としては、次に述べるものが知られている。デジタルカメラに対する記録媒体の交換によってディレクトリ番号の初期化を行う仕様がある。また、交換前の記録媒体のディレクトリ番号をデジタルカメラが記憶しておき、デジタルカメラに装着された新しい記録媒体のディレクトリ番号を前記記憶しておいた連続したディレクトリ番号の後に設定する仕様がある。
しかしながら、上述したようにDCF規格では、ディレクトリ番号が"999"かつファイル番号が"9999"以上のファイル及びディレクトリを作成することができない。そのため、実際の記録媒体の記録可能容量に満たない記録容量にも関わらず、DCF規格の命名規則の上限に達してしまったことにより新規ディレクトリ番号や新規ファイル番号が生成できないといった現象が発生することが課題となっている。
上述の課題に対処する従来技術として、ディレクトリ番号及びファイル番号が上限に達した場合に、撮影を続けるために一度記録媒体を初期化(フォーマット)し、ディレクトリ番号及びファイル番号を初期値に戻すことにより撮影を継続可能とする技術がある。
しかしながら、記録媒体を初期化する際には、記録媒体に記録されている情報を他の記録媒体にコピーしてから初期化を行わなければならないという煩わしさがある。その上、他の記録媒体にコピーする機器や環境がない場合は撮影をあきらめるか、記憶媒体に記録されている情報をバックアップしないで消去するしかなかった。
上述の新たな課題を解決するための技術として、記録されているファイル構成を解析し、使用されていないディレクトリ番号とファイル番号を探し出して、使用されていないディレクトリ番号とファイル番号を用いてDCFオブジェクトを記録する方法がある。
しかしながら、一般的なデジタルカメラでは、ディレクトリ番号及びファイル番号の小さい方から再生する仕様となっている。そのため、使用されていないディレクトリ番号及びファイル番号に記録されたDCFオブジェクトの再生順序は他のDCF互換再生機器で再生した場合には保証されないという課題がある。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1に開示されている技術がある。ファイル格納規格に基づき記録媒体に作成可能な作成可能ファイル数を算出し、記録媒体の残容量に基づき記録媒体に記録可能なファイル数を算出する。そして、両ファイル数を比較し、いずれか少ない方の数値を撮影可能枚数として表示するとともに、その旨を警告し対処方法を表示する。ここでの対処方法とは、ディレクトリ番号を小さい順に初期値から振りなおす方法又はディレクトリ名称を変更する方法である。
特開2003−158645号公報
しかしながら、各DCFディレクトリのディレクトリ番号を変更するだけでは、DCFディレクトリ下のDCFオブジェクト数が少ない場合、ディレクトリ番号及びファイル番号の使用効率が悪いという課題があった。
本発明はこのような問題に鑑みたものであり、記録媒体の空容量があるにも関わらず、ファイル管理規格の制限によりファイル作成ができないことで記録継続が困難となる状態が突然に発生することを防止するとともに、ディレクトリ番号及びファイル番号の使用効率を良くすることを目的とする。
本発明の記録装置は、撮像手段で撮像した画像ファイルをファイル格納規格に基づいて記憶媒体に記録する記録手段と、前記記録手段により記録される画像ファイルのディレクトリとファイル名の管理及び既に記録されている画像ファイルのディレクトリとファイル名を管理する管理手段と、前記管理手段により管理されているディレクトリの情報を調べ、ディレクトリの所定の条件に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えてファイル構成を再構築する再構築手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ファイル構成を再構築できるようにしたので、記録媒体の空容量があるにもかかわらず、ファイル作成ができないことで記録継続が困難となる状態が突然に発生することを防止でき、また、撮影途中で記録不能状態に陥っても記録媒体を継続利用可能な状態に復帰させることができる。しかも、ファイル構成を再構築する際に、ディレクトリ番号及びファイル番号の使用効率を良くすることができる。
実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 DCF規格準拠のファイル構成の一例を示す図である。 DCF規格準拠のファイル構成の一例を示す図である。 再構築した後のDCF規格準拠のファイル構成の一例を示す図である。 メニュー画面の一例を示す図である。 フォルダ作成画面の一例を示す図である。 フォルダ作成画面の一例を示す図である。 フォルダ作成画面の一例を示す図である。 管理ファイルの一例を示す図である。 第1の実施形態においてファイル構成を再構築するまでの手順を説明するフローチャートである。 ファイル構成の再構築の手順を説明するフローチャートである。 ディレクトリ単位でつめる手順を説明するフローチャートである。 ファイル単位でつめる手順を説明するフローチャートである。 再構築するかどうかを確認する手順を説明するフローチャートである。 ディレクトリ単位でつめられるかどうかを確認する手順を説明するフローチャートである。 DCF規格準拠のファイル構成の一例を示す図である。 再構築した後のDCF規格準拠のファイル構成の一例を示す図である。 第2の実施形態においてファイル構成を再構築するまでの手順を説明するフローチャートである。 ファイル構成の再構築の手順を説明するフローチャートである。 ディレクトリ単位でつめる手順を説明するフローチャートである。 ファイル単位でつめる手順を説明するフローチャートである。 再構築するかどうかを確認する手順を説明するフローチャートである。 ディレクトリ単位でつめられるかどうかを確認する手順を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の記録装置を実現するためのシステム図を示す。ここでは、デジタルカメラ(以下、単にカメラとも呼ぶ)を例に説明を行う。本実施形態に係るカメラ100は、全体を制御するシステムコントローラ101と、各機能を処理するブロックとから構成される。
カメラ100を用いて映像を記録する際、まず撮像手段である撮像部102(光学系とその光学系を制御するためのモータ、撮像素子等から構成される)を通過した外光は、撮像素子の面上に光学像を結像し、撮像素子により電気信号に変換される。撮像素子により光電変換された電気信号は、画像音声処理部103によりデジタルデータに変換される。
ディレクトリ/ファイル管理部104は、記録される画像ファイルのディレクトリとファイル名の管理及び既に記録されている画像ファイルのディレクトリとファイル名を管理する管理手段として機能する。画像音声処理部103により変換されたデジタルデータは、ディレクトリ/ファイル管理部104により決定された保存先のディレクトリ及びファイル名で記憶媒体インターフェイス105を経由して記憶媒体106に記録される。記憶媒体106はカメラ100に装着された着脱可能な記憶媒体であり、その装着状態は記憶媒体検出部107により検出される。また、デジタルデータは、カメラ100の内蔵記憶媒体108に記録されることもある。
記憶媒体106に記録されたデータを再生する際、記憶媒体106から記憶媒体インターフェイス105を経由して読み出されたデータは、画像音声処理部103により表示に最適なデータに変換された後に表示部109に表示される。
ユーザは、カメラ100の操作をユーザ操作部111により行うことができる。また、音声出力部110は、カメラ100内部の状態をユーザに知らせるための警告音や映像再生時の音声を出力することができる。同時に警告やカメラの動作状態は表示部109にも表示することが可能である。バッテリーの充電制御は、充電池インターフェイス112により行うことができる。
次に、図3〜図7を用いて、本実施形態に係るカメラ100の動作を説明する。図3は、デジタルカメラで作成されたファイル格納規格であるDCF(JEIDA規格:Design Rule for Camera File System)規格のファイル構成である。デジタルカメラの画像番号は、100−0001のように3桁のディレクトリ番号と4桁のファイル番号を組み合わせて管理されている。デジタルカメラでの画像番号の設定方式には、一般的に「通し番号」と「オートリセット」の2種類がある。「通し番号」は、メモリカードを交換しても、最後に撮影した画像の続き番号が次の画像に付けられる。番号が重複しないために画像をパソコンでまとめて管理するときに有効である。一方、「オートリセット」は、メモリカードを交換すると、画像番号を初期値に戻すので、メモリカード単位で分類するとき等に有効である。
デジタルカメラの画像番号の設定方式が「通し番号」に設定されているデジタルカメラにおいて、新しくメモリカードを挿入して撮影をしていく場合を想定して図3のファイル構成が構築されていく過程を説明する。
まず、ユーザ操作部111を操作して撮影を行うと、撮像した画像データは画像番号が付されて着脱可能な記憶媒体106(以下、メモリカードと呼ぶ)に記録される。このとき、DCIMディレクトリがメモリカード106内に作成されていなかった場合は、ルートディレクトリ(300)の直下に「DCIMディレクトリ(301)」を作成する。また、前回のメモリカード106に記録した画像番号が200−9998であったとすると、今回撮影した画像には画像番号200−9999が付される。よって、ディレクトリ番号200のディレクトリがDCIMディレクトリ下に存在しない場合は「200AAAAA(302)」が作成され、このディレクトリ下にファイル番号9999の画像ファイル「IMG_9999.JPG(306)」が作成される。
次に、ユーザ操作部111を操作して2枚目の撮影を行うと、画像番号201−0001が付される。今回の撮影ではディレクトリ番号が201と更新されたので、新しくディレクトリ番号201のディレクトリ「201AAAAA(303)」が作成される。そして、このディレクトリ「201AAAAA(303)」下にファイル番号0001の画像ファイル「IMG_0001.JPG(307)」が作成される。
このように通常の撮影を続けていくと、ファイル番号はインクリメントされながら保存されていき、ファイル番号が9999まで達すると次のディレクトリ番号が付された新しいディレクトリが作成される。そして、ファイル番号0001から再度ファイル番号がインクリメントされながら保存されていく。
ここで、ユーザ操作部111からの操作で図5に示すようなメニュー500を開き、メニュー500で「フォルダの作成」を選択すると、図6Aに示すようなメニュー600が表示される。図6Aのメニュー600より「新規作成」の項目にチェックをいれた場合(図6B)、撮影を行うと、新規ディレクトリ「202AAAAA(304)」が作成され、同ディレクトリ下に画像ファイル「IMG_0001.JPG(308)」が作成される。
また、図6Aのメニュー600より「自動作成/作成時間」で条件を指定した場合(図6C)、条件の一致によって新規ディレクトリ「203AAAAA(310)」が作成される。その後撮影を行うと、同ディレクトリ下に画像ファイル「IMG_0001.JPG(311)」が作成される。
MSCディレクトリ(306)下にある「M0100.CTG(310)」は、DCIMディレクトリ下に作成されるディレクトリ及びファイルを管理するための管理ファイルである。上記のような操作によりユーザが新規ディレクトリを作成した場合、ユーザにより意図的に作成されたディレクトリであることをこの管理ファイルで管理する。図7に、管理ファイルの一例を示す。管理ファイルは、図7に示すように、作成されたディレクトリ名とそのディレクトリが「フォルダ作成」の設定によって作成されたものか、ファイル番号が上限9999まで達したことによって作成されたものかを示すデータから構成される。管理ファイルは、例えばテキストファイルからなる。
このようにして図3に示すようなDCF規格のファイル構成が構築されていく。しかしながら、構築されたファイル構成では、各ディレクトリに空きがあるにもかかわらず次々とディレクトリ番号が更新され、新しいディレクトリが作成されている。
ここで、第1の実施形態におけるファイル構成の再構築に関して説明を行う。図4に、再構築したファイル構成を示す。再構築を行う際には、DCIMディレクトリ直下のディレクトリがどのように作成されたのかを調べ、その作成のされ方によってディレクトリ番号及びファイル番号のつめ方を変える。
まず、「200AAAAA(302)」は、管理ファイルを調べると、管理データが無く、「フォルダ作成」の設定で作成されたディレクトリではないことがわかる。つまり、同ディレクトリは特にユーザが管理をしようとして意図的に作成されたディレクトリではないので、「200AAAAA(302)」下のファイルをできるだけ番号の小さいディレクトリにできるだけ小さいファイル番号をつけて保存し直す。「200AAAAA(302)」は再構築を行う最初のディレクトリであるので、最小のディレクトリ番号100に変更され「100AAAAA(402)」となる。「200AAAAA(302)」下の「IMG_9999.JPG(306)」は、「100AAAAA(402)」下の最小のファイル番号0001に変更され「IMG_0001.JPG(405)」となる。
次に、「201AAAAA(303)」は、管理ファイルを調べると、「200AAAAA(302)」と同様に管理データが無く、特にユーザが管理をしようとして意図的に作成されたディレクトリではないことがわかる。「100AAAAA(402)」はまだ空きがあるので、「201AAAAA(303)」下の「ファイルIMG_0001.JPG(307)」は、「100AAAAA(402)」下に「IMG_0002.JPG(406)」として保存されなおす。そして、「201AAAAA(303)」は削除される。
次に、「202AAAAA(304)」は、管理ファイルを調べると、「新規作成」の設定によって作成されたディレクトリであることがわかる。「新規作成」の設定によって作成されたディレクトリは、ユーザがカテゴリ別に画像ファイルを管理したいとして意図的に作成されるもので、他のディレクトリとは区別して管理する方がユーザにとって利便性がある。そこで、「100AAAAA(402)」下には空きがあるが、「202AAAAA(304)」下のファイルは別ディレクトリとして再構築する。次のディレクトリ番号は101であるので、「202AAAAA(304)」のディレクトリ番号は101に変更され「101AAAAA(403)」となる。「202AAAAA(304)」下の「IMG_0001.JPG(308)」は、「101AAAAA(403)」下に「IMG_0001.JPG(407)」として保存される。
次に、「203AAAAA(310)」は、管理ファイルを調べると、「自動作成/作成時間」の条件設定によって作成されたディレクトリであることがわかる。「自動作成/作成時間」の条件設定によって作成されたディレクトリは、ユーザがカテゴリ別に画像ファイルを管理したいとして意図的に作成されるもので、他のディレクトリとは区別して管理する方がユーザにとって利便性がある。そこで、「101AAAAA(403)」下には空きがあるが、「203AAAAA(310)」下のファイルは別ディレクトリとして再構築する。次のディレクトリ番号は102であるので、「203AAAAA(310)」のディレクトリ番号は102に変更され「102AAAAA(409)」となる。「203AAAAA(310)」下の「IMG_0001.JPG(311)」は、「102AAAAA(409)」下に「IMG_0001.JPG(410)」として保存される。
以上のようにして、図3に示すファイル構成が、図4に示すファイル構成に再構築される。すなわち、ディレクトリが意図的に作成されたものである場合には、ディレクトリ下のファイル構成は変えることなく、ディレクトリ番号を最小値から連続した番号に振りなおす(第一の再構築方法)。それに対して、ディレクトリが意図的に作成されたものでない場合には、複数存在するディレクトリに対して、各ディレクトリ下に存在する画像ファイルを、ディレクトリ下に格納できるファイル数の上限数まで統合してディレクトリ数を圧縮するとともに、ディレクトリ番号を最小値から連続した番号に振りなおす(第二の再構築方法)。
次に、図8〜図13のフローチャートを用いて、ファイル構成を再構築する手順を説明する。図8〜図13のフローチャートは、システムコントローラ101がファイル構成の再構築を実行するためのプログラムに基づいて動作することによって行われる。
まず、ファイル構成を再構築するまでの手順を図8のフローチャートを用いて説明する。ステップS101で、DCF規格のファイル構成の解析を行い、ディレクトリ番号及びファイル番号に空きがあるかどうかを調べる。ディレクトリ番号及びファイル番号に空きがある場合(ステップS102でYes)、ステップS103に進み、空きがない場合(ステップS102でNo)、処理を終了する。ステップS103では、DCF規格のファイル構成を再構築する。
ファイル構成の再構築(図8のステップS103)の手順を図9のフローチャートを用いて説明する。ステップS201で、DCIMディレクトリ下にあるディレクトリ数を取得し変数lに代入する。次にステップS202で、再構築したファイル構成の作成したディレクトリ数、つまりディレクトリ番号を入れる変数xに100を代入して初期化する。次にステップS203で、ステップS202と同様に再構築したファイル構成のファイル数、つまりファイル番号を入れる変数yに1を代入して初期化する。次にステップS204で、ディレクトリをカウントするための変数iに0を代入して初期化する。
そして、ステップS205で、カウント数iよりディレクトリ数lが小さいかどうかを確認する。カウント数iがディレクトリ数lより小さければステップS206に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。
ステップS206では、i番目のディレクトリが「フォルダ作成」の設定(図5を参照)によってユーザにより意図的に作成されたものであるかどうかを確認する。i番目のディレクトリが意図的に作成されたものである場合(ステップS207でYes)、ステップS208に進む。ステップS208では、ディレクトリ単位で番号をつめてファイル構成を再構築する。一方、i番目のディレクトリが意図的に作成されたものでない場合(ステップS207でNo)、ステップS209に進む。ステップS209では、ファイル単位で番号をつめてファイル構成を再構築する。ステップS208のディレクトリ単位で番号をつめる処理と、ステップS209のディレクトリ単位で番号つめる処理の詳細は後述する。
次にステップS210で、カウント数iをインクリメントする。その後、ステップS205に戻り、カウント数iがディレクトリ数lより小さければ再度ステップS206に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。
ディレクトリ単位でつめる処理(図9のステップS208)を図10のフローチャートを用いて説明する。ここでの変数iと変数xは、図9のフローチャートで用いた変数iと変数xと同等のものである。ステップS301で、i番目のディレクトリの番号を再構築後のファイル構成で次に作成するディレクトリ番号xに変更する。次にステップS302で、変数xをインクリメントする。次にステップS303で、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yに1を代入する。
ファイル単位でつめる処理(図9のステップS209)を図11のフローチャートを用いて説明する。ここでの変数iと変数yは、図9のフローチャートで用いた変数iと変数yと同等のものである。ステップS401で、i番目のディレクトリのファイル数を取得し変数mに代入する。次にステップS402で、カウント数jに0を代入して初期化する。次にステップS403で、カウント数jがファイル数mより小さいかどうかを確認する。カウント数jがファイル数mより小さければステップS404に進み、カウント数jがファイル数m以上であれば処理を終了する。
ステップS404では、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yが9999以下であるかどうかを確認する。ファイル番号yが9999以下であればステップS407に進み、ファイル番号yが9999より大きければステップS405に進む。ステップS405では、再構築後のファイル構成で次に作成するディレクトリ番号xをインクリメントする。次にステップS406で、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yに1を代入し、ステップS407に進む。
ステップS407では、j番目のファイル番号を再構築後のファイル構成でディレクトリ番号xのディレクトリ下のファイル番号yのファイルに変更する。次にステップS408で、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yをインクリメントする。次にステップS409で、カウント数jをインクリメントする。その後、ステップS403に戻り、カウント数jがファイル数mより小さいかどうかを確認する。カウント数jがファイル数mより小さければ再度ステップS404に進み、カウント数jがファイル数m以上であれば処理を終了する。
ここで、記録されているディレクトリが全てユーザにより意図的に作成されたものである場合、ディレクトリ単位ではファイル構成を再構築することができない。ディレクトリ番号及びファイル番号が上限に達している場合はこれ以上撮影できなくなってしまうので、ユーザに意図的に作成したディレクトリ構成が崩れてしまうが、ファイル単位でファイル構成を再構築し、撮影可能な状態にするかどうかの確認を促す。その結果、ユーザがファイル単位での再構築を選択した場合はファイル単位での再構築を行う。その手順を図12のフローチャートを用いて説明する。図12のフローチャートは、図9のフローチャートにステップS501〜S507の処理が追加されたものである。ここでは図9のフローチャートで説明した処理の説明は割愛する。
図12のフローチャートでは、ステップS204までの変数の初期化が終了した後に、ステップS501で、ディレクトリ単位でつめることが可能かどうかの確認を行う。ディレクトリ単位でつめられるかどうかを確認する詳しい処理は後述する。ディレクトリ単位でつめることが可能であれば(ステップS502でYes)、ステップS205に進み、ディレクトリ単位でつめることが不可能であれば(ステップS502でNo)、ステップS503に進む。
ステップS503では、表示部109に確認画面を表示し、ユーザにファイル単位でつめるかどうかの確認をさせる。ユーザが「ファイル単位でつめる」を選択した場合(ステップS504でYes)、ステップS505に進み、ユーザが「ファイル単位でつめない」を選択した場合(ステップS504でNo)、処理を終了する。
ステップS505では、カウント数iがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数iがディレクトリ数lより小さければステップS506に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。ステップS506では、ファイル単位でファイルをつめてファイル構成を再構築する。次にステップS507で、カウント数iをインクリメントする。その後、ステップS505に戻り、カウント数iがディレクトリ数lより小さいかをどうかを確認する。カウント数iがディレクトリ数lより小さければ再度ステップS506に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。
ディレクトリ単位でつめられるかどうかを確認する処理(図12のステップS501)を図13のフローチャートを用いて説明する。ステップS601で、ディレクトリ数を取得し変数lに代入する。次にステップS602で、ディレクトリ数lが900であるかどうかを確認する。ディレクトリ数が900であればステップS603に進み、ディレクトリ数が900より小さければステップS616に進む。ステップS616では、ディレクトリ単位でつめられるメッセージを返して処理を終了する。
一方、ステップS603では、カウント数jに0を代入して初期化する。次にステップS604で、ファイル数を保持しておくテンポラリ変数tmpに0を代入して初期化する。次にステップS605で、カウント数jがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数jがディレクトリ数lより小さければステップS606に進み、カウント数jがディレクトリ数l以上であればステップS617に進む。ステップS617では、ディレクトリ単位でつめられないメッセージを返して処理を終了する。
一方、ステップS606では、j番目のディレクトリがユーザにより意図的に作成されたものであるかどうかを確認する。j番目のディレクトリが意図的に作成されたディレクトリであれば(ステップS607でYes)、ステップS608に進み、意図的に作成されたディレクトリでなければ(ステップS607でNo)、ステップS609に進む。ステップS608では、ファイル数を保持しておくテンポラリ変数tmpに0を代入する。
一方、ステップS609では、j番目のディレクトリのファイル数を取得し変数mに代入する。次にステップS610で、tmpが0であるかどうかを確認する。tmpが0であればステップS611に進み、tmpが0でなければステップS612に進む。ステップS611では、変数tmpをインクリメントする。
一方、ステップS612でも、変数tmpをインクリメントする。次にステップS613で、変数tmpが9999以上であるかどうかを確認する。tmpが9999より大きければステップS614に進み、tmpが9999以下であればステップS616に進む。ステップS616では、ディレクトリ単位でつめられるメッセージを返して処理を終了する。一方、ステップS614では、変数tmpにtmp−9999の値を代入する。
ステップS608、S611、S614の次はステップS615に進む。ステップS615では、カウント数jをインクリメントする。その後、ステップS605に戻り、カウント数jがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数jがディレクトリ数lより小さければ再度ステップS606に進み、カウント数jがディレクトリ数l以上であればステップS617に進む。ステップS617では、ディレクトリ単位でつめられないメッセージを返し処理を終了する。
このファイル構成の再構築は、ディレクトリ番号及びファイル番号が上限に達して、撮影途中で記録不可能状態に陥ったときに行うことを想定しているが、他のタイミングでもよい。例えばディレクトリ番号又はファイル番号が一定値以上になったときに行う等様々なタイミングを考えることができる。
以上述べたように、ファイル構成を再構築できるようにしたので、記録媒体の空容量があるにもかかわらず、ファイル作成ができないことで記録継続が困難となる状態が突然に発生することを防止でき、また、撮影途中で記録不能状態に陥っても記録媒体を継続利用可能な状態に復帰させることができる。しかも、ファイル構成を再構築する際に、ディレクトリの情報を調べ、ディレクトリが所定の条件(ユーザにより意図的に作成されたものであるかどうか)に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えるようにしたので、ディレクトリ番号及びファイル番号の使用効率を良くすることができる。
(第2の実施形態)
図14は、DCF規格に準拠して記録されているDCFディレクトリ及びDCFオブジェクト構成の一例である。DCF規格に定められているDCIMディレクトリ(1100)直下にはDCFディレクトリ(1101〜1105)があり、各DCFディレクトリ(1101〜1105)下にはDCFオブジェクト(1106〜1120)がある。図14において、ディレクトリ番号及びファイル番号が連続しておらず無駄が生じている。
また、各ファイルの記録日時(1121〜1134)が、図記の通りの日時となっているものとする。DCFディレクトリ(1101)、DCFディレクトリ(1102)、DCFディレクトリ(1104)及びDCFディレクトリ(1105)は、各DCFオブジェクトの記録日時が複数の日付にまたがっている。すなわち、日付別にフォルダ分けされたDCFディレクトリでないことが分かる。一方、DCFディレクトリ(1103)は、同一の記録日付のDCFオブジェクト(1112〜1114)のみで構成されており、ユーザがDCFディレクトリの自由文字を操作していないが日付別のフォルダ分けを行った可能性があるものとする。
そこで、本実施形態では、ファイル属性としてファイルの記録日付を例にとって、同一ディレクトリ下の全ファイルがファイル属性の同一性、ここでは同一の日付を有する場合にはディレクトリ名をリネームする。同一ディレクトリ下の全ファイルが同一の日付を有していない場合にはディレクトリ名及びファイル名をリネームする。このようなリネーム方法制御により、図14に示すディレクトリ及びファイル構成で利用者が行った日付別フォルダ分けを維持しながらディレクトリ番号とファイル番号を効率的に使用する例を説明する。
図15に、再構築したファイル構成を示す。再構築を行う際には、ディレクトリ番号の小さいDCFディレクトリからDCFディレクトリ下のDCFオブジェクトのタイムスタンプを調べていく。その結果、同一ディレクトリ下のDCFオブジェクトが全て同一の記録日付でなければ、ファイル単位でディレクトリ番号及びファイル番号をつめていく。それに対して、同一DCFディレクトリ下のDCFオブジェクトが全て同一の記録日付であれば、そのディレクトリは日付ごと及びイベントごとに意図してわけられたディレクトリである可能性が高い。したがって、他のディレクトリとは区別して管理するほうがユーザにとって利便性があるので、ディレクトリ単位でディレクトリ番号をつめる。
図14と図15において、図14の「100AAAAA(1101)」及び「200AAAAA(1102)」下のDCFオブジェクト(1106〜1111)のタイムスタンプは同一日付ではない。したがって、ディレクトリ番号を「100AAAAA(1201)」にひとまとまりにして各ディレクトリのファイル(1106〜1111)のファイル番号を0001から付け直す(1204〜1210)。
「300AAAAA(1103)」は、ディレクトリ下のDCFオブジェクトのタイムスタンプが同一の日付である。したがって、他のディレクトリとは区別して他のディレクトリのファイルとまとめることはせずに、「300AAAAA(1103)」のディレクトリ番号のみを、直前のディレクトリ(1201)の番号をインクリメントして101に設定する。
「400AAAAA(1104)」下のDCFオブジェクト(1115〜1117)は同一の記録日付ではない。したがって、「100AAAAA(1101)」と「200AAAAAディレクトリ(1102)」と同様に一つのディレクトリ(1203)にまとめて各ディレクトリのファイルのファイル番号を0001から付け直す。同様に、「500AAAAA(1105)」下のDCFオブジェクト(1118〜1120)は同一のタイムスタンプではないので、上記処理と同様に、直前の「102AAAAA(1203)」にDCFオブジェクトを追加する処理を行う。
ここではファイル属性をファイルの記録日時で説明をしたが、例えば読み取り専用フラグをファイル属性として再構築すること等も可能である。
次に、図16〜図21のフローチャートを用いて、ファイル構成を再構築する手順を説明する。図16〜図21のフローチャートは、システムコントローラ101がファイル構成の再構築を実行するためのプログラムに基づいて動作することによって行われる。
まず、ファイル構成を再構築するまでの手順を図16のフローチャートを用いて説明する。ステップS701で、DCF規格のファイル構成の解析を行い、ディレクトリ番号及びファイル番号に空きがあるかどうかを調べる。ディレクトリ番号及びファイル番号に空きがある場合(ステップS701でYes)、ステップS703に進み、空きがない場合(ステップS701でNo)、処理を終了する。ステップS703では、DCF規格のファイル構成を再構築する。
ファイル構成の再構築(図16のステップS703)の手順を図17のフローチャートを用いて説明する。ステップS801で、DCIMディレクトリ下にあるディレクトリ数を取得し変数lに代入する。次にステップS802で、再構築したファイル構成の作成したディレクトリ数、つまりディレクトリ番号を入れる変数xに100を代入して初期化する。次にステップS803で、ステップS802と同様に再構築したファイル構成のファイル数、つまりファイル番号を入れる変数yに1を代入して初期化する。次にステップS804で、ディレクトリをカウントするための変数iに0を代入して初期化する。
そして、ステップS805で、カウント数iよりディレクトリ数lが小さいかどうかを確認する。カウント数iがディレクトリ数lより小さければステップS806に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。
ステップS806では、i番目のディレクトリ下のDCFオブジェクトのファイル属性(記録日付)をサーチし、ファイル属性が同一であるかどうかを確認する。i番目のディレクトリ下のDCFオブジェクトのファイル属性が同一である場合(ステップS807でYes)、ステップS808に進む。ステップS808では、ディレクトリ単位で番号をつめてファイル構成を再構築する。一方、i番目のディレクトリ下のDCFオブジェクトのファイル属性が同一でない場合(ステップS807でNo)、ステップS809に進む。ステップS809では、ファイル単位で番号をつめてファイル構成を再構築する。ステップS808のディレクトリ単位でつめる処理と、ステップS809のディレクトリ単位でつめる処理の詳細は後述する。
次にステップS810で、カウント数iをインクリメントする。その後、ステップS805に戻り、カウント数iがディレクトリ数lより小さければ再度ステップS806に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。
ディレクトリ単位でつめる処理(図17のステップS808)を図18のフローチャートを用いて説明する。ここでの変数iと変数xは、図17のフローチャートで用いた変数iと変数xと同等のものである。ステップS901で、i番目のディレクトリの番号を再構築後のファイル構成で次に作成するディレクトリ番号xに変更する。次にステップS902で、変数xをインクリメントする。次にステップS903で、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yに1を代入する。
ファイル単位でつめる処理(図17のステップS809)を図19のフローチャートを用いて説明する。ここでの変数iと変数yは、図17のフローチャートで用いた変数iと変数yと同等のものである。ステップS1001で、i番目のディレクトリのファイル数を取得し変数mに代入する。次にステップS1002で、カウント数jに0を代入して初期化する。次にステップS1003で、カウント数jがファイル数mより小さいかどうかを確認する。カウント数jがファイル数mより小さければステップS1004に進み、カウント数jがファイル数m以上であれば処理を終了する。
ステップS1004では、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yが9999以下であるかどうかを確認する。ファイル番号yが9999以下であればステップS1007に進み、ファイル番号yが9999より大きければステップS1005に進む。ステップS1005では、再構築後のファイル構成で次に作成するディレクトリ番号xをインクリメントする。次にステップS1006で、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yに1を代入し、ステップS1007に進む。
ステップS1007では、j番目のファイル番号を再構築後のファイル構成でディレクトリ番号xのディレクトリ下のファイル番号yのファイルに変更する。次にステップS1008で、再構築後のファイル構成で次に作成するファイル番号yをインクリメントする。次にステップS1009で、カウント数jをインクリメントする。その後、ステップS1003に戻り、カウント数jがファイル数mより小さいかどうかを確認する。カウント数jがファイル数mより小さければ再度ステップS1004に進み、カウント数jがファイル数m以上であれば処理を終了する。
ここで、記録されている全てのディレクトリ下のDCFオブジェクトのタイムスタンプが全て同一の記録日付であった場合、ディレクトリ単位ではファイル構成を再構築することができない。ディレクトリ番号及びファイル番号が上限に達している場合はこれ以上撮影できなくなってしまうので、ユーザに日付ごとに分けたディレクトリ構成が崩れてしまうが、ファイル単位でファイル構成を再構築し、撮影可能な状態にするかどうかの確認を促す。その結果、ユーザがファイル単位での再構築を選択した場合はファイル単位での再構築を行う。その手順を図20のフローチャートを用いて説明する。図20のフローチャートは、図17のフローチャートにステップS1101〜S1107の処理が追加されたものである。ここで図17のフローチャートで説明した処理の説明は割愛する。
図20のフローチャートでは、ステップS804までの変数の初期化が終了した後に、ステップS1101で、ディレクトリ単位でつめることが可能かどうかの確認を行う。ディレクトリ単位でつめられるかどうかを確認する詳しい処理は後述する。ディレクトリ単位でつめることが可能であれば(ステップS1102でYes)、ステップS805に進み、ディレクトリ単位でつめることが不可能であれば(ステップS1102でNo)、ステップS1103に進む。
ステップS1103では、表示部109に確認画面を表示し、ユーザにファイル単位でつめるかどうかの確認をさせる。ユーザが「ファイル単位でつめる」を選択した場合(ステップS1104でYes)、ステップS1105に進み、ユーザが「ファイル単位でつめない」を選択した場合(ステップS1104でNo)、処理を終了する。
ステップS1105では、カウント数iがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数iがディレクトリ数lより小さければステップS1106に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。ステップS1106では、ファイル単位でファイルをつめてファイル構成を再構築する。次にステップS1107で、カウント数iをインクリメントする。その後、ステップS1105に戻り、カウント数iがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数iがディレクトリ数lより小さければ再度ステップS1106に進み、カウント数iがディレクトリ数l以上であれば処理を終了する。
ディレクトリ単位でつめられるかどうかを確認する処理(図20のステップS1101)を図21のフローチャートを用いて説明する。ステップS1201で、ディレクトリ数を取得し変数lに代入する。次にステップS1202で、ディレクトリ数lが900であるかどうかを確認する。ディレクトリ数が900であればステップS1203に進み、ディレクトリ数が900より小さければステップS1216に進む。ステップS1216では、ディレクトリ単位でつめられるメッセージを返して処理を終了する。
一方、ステップS1203では、カウント数jに0を代入して初期化する。次にステップS1204で、ファイル数を保持しておくテンポラリ変数tmpに0を代入して初期化する。次にステップS1205で、カウント数jがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数jがディレクトリ数lより小さければステップS1206に進み、カウント数jがディレクトリ数l以上であればステップS1217に進む。ステップS1217では、ディレクトリ単位でつめられないメッセージを返して処理を終了する。
一方、ステップS1206では、j番目のディレクトリ下の全DCFオブジェクトが同一の記録日付であるかどうかを確認する。j番目のディレクトリ下の全DCFオブジェクトが同一の記録日付であれば(ステップS1207でYes)、ステップS1208に進む。j番目のディレクトリ下の全DCFオブジェクトが同一の記録日付でなければ(ステップS1207でNo)、ステップS1209に進む。ステップS1208では、ファイル数を保持しておくテンポラリ変数tmpに0を代入する。
一方、ステップS1209では、j番目のディレクトリのファイル数を取得し変数mに代入する。次にステップS1210で、tmpが0であるかどうかを確認する。tmpが0であればステップS1211に進み、tmpが0でなければステップS1212に進む。ステップS1211では、変数tmpをインクリメントする。
一方、ステップS1212でも、変数tmpをインクリメントする。次にステップS1213で、変数tmpが9999以上であるかどうかを確認する。tmpが9999より大きければステップS1214に進み、tmpが9999以下であればステップS1216に進む。ステップS1216では、ディレクトリ単位でつめられるメッセージを返して処理を終了する。一方、ステップS1214では、変数tmpにtmp−9999の値を代入する。
ステップS1208、S1211、S1214の次はステップS1215に進む。ステップS1215では、カウント数jをインクリメントする。その後、ステップS1205に戻り、カウント数jがディレクトリ数lより小さいかどうかを確認する。カウント数jがディレクトリ数lより小さければ再度ステップS1206に進み、カウント数jがディレクトリ数l以上であればステップS1217に進む。ステップS1217では、ディレクトリ単位でつめられないメッセージを返し処理を終了する。
このファイル構成の再構築は、ディレクトリ番号及びファイル番号が上限に達して、撮影途中で記録不可能状態に陥ったときに行うことを想定しているが、他のタイミングでもよい。例えばディレクトリ番号又はファイル番号が一定値以上になったときに行う等様々なタイミングを考えることができる。
以上述べたように、ファイル構成を再構築できるようにしたので、記録媒体の空容量があるにもかかわらず、ファイル作成ができないことで記録継続が困難となる状態が突然に発生することを防止でき、また、撮影途中で記録不能状態に陥っても記録媒体を継続利用可能な状態に復帰させることができる。しかも、ファイル構成を再構築する際に、ディレクトリの情報を調べ、ディレクトリが所定の条件(ディレクトリ下の全ファイルがファイル属性の同一性を有するかどうか)に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えるようにしたので、ディレクトリ番号及びファイル番号の使用効率を良くすることができる。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけに限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現されてもよい。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる形態でもよい。この場合メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
100:デジタルカメラ、101:システムコントローラ、102:撮像部、103:画像音声処理部、104:ディレクトリ/ファイル管理部、105:着脱可能記憶媒体インターフェイス、106:着脱可能記憶媒体、107:着脱記憶媒体検出部、108:内蔵記憶媒体、109:表示部、110:音声出力部、111:ユーザ操作部、112:充電池インターフェイス

Claims (9)

  1. 撮像手段で撮像した画像ファイルをファイル格納規格に基づいて記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録される画像ファイルのディレクトリとファイル名の管理及び既に記録されている画像ファイルのディレクトリとファイル名を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理されているディレクトリの情報を調べ、ディレクトリの所定の条件に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えてファイル構成を再構築する再構築手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記ファイル構成の再構築方法は、
    ディレクトリ下のファイル構成は変えることなく、ディレクトリ番号を最小値から連続した番号に振りなおす第一の再構築方法、
    複数存在するディレクトリに対して、各ディレクトリ下に存在する画像ファイルを、ディレクトリ下に格納できるファイル数の上限数まで統合してディレクトリ数を圧縮するとともに、ディレクトリ番号を最小値から連続した番号に振りなおす第二の再構築方法のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記所定の条件とは、ディレクトリが意図的に作成されたものであるかどうかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記所定の条件とは、ディレクトリ下の画像ファイルがファイル属性の同一性を有するかどうかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  5. 前記ファイル格納規格は、DCF(Design Rule for Camera File System)規格であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記ファイル構成の再構築は、前記ファイル格納規格のディレクトリ番号及びファイル番号が上限に達したときに行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 撮像手段と、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録装置とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  8. 撮像手段で撮像した画像ファイルをファイル格納規格に基づいて記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録される画像ファイルのディレクトリとファイル名の管理及び既に記録されている画像ファイルのディレクトリとファイル名を管理する管理手段とを備えた記録装置におけるファイル管理方法であって、
    前記管理手段により管理されているディレクトリの情報を調べ、ディレクトリの所定の条件に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えてファイル構成を再構築するステップを有することを特徴とするファイル管理方法。
  9. 撮像手段で撮像した画像ファイルをファイル格納規格に基づいて記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録される画像ファイルのディレクトリとファイル名の管理及び既に記録されている画像ファイルのディレクトリとファイル名を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理されているディレクトリの情報を調べ、ディレクトリの所定の条件に応じて、ファイル構成の再構築方法を切り替えてファイル構成を再構築する再構築手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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