JP2005333437A - 画像撮影機器 - Google Patents

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光伸 吉永
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泰雄 前田
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Shigeo Ando
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Abstract

【課題】 画像撮影機器において、カメラの高画質化に伴うデータ量増大により、保存処理に必要な一時記録領域が大容量化している。この発明は、一時記録領域の削減、保存処理の合理化により、低コストで使い勝手の優れた携帯電話機を提供することを課題とする。
【解決手段】 CCD撮像素子104から出力された画像データは、一時記憶領域であるRAM105に格納される。次に、メディアプロセッサ107は、画像データを符号化し、符号化撮影データを一時記憶領域であるRAM105に格納することなくフラッシュメモリ109に格納する。CPU101は、画像再生のためのファイル付随データを生成し、フラッシュメモリ109に格納する。さらに、フラッシュメモリ109に格納されている符号化撮影データを読み出し、ファイル記録形式に従うように、再度、符号化撮影データの書き込み処理を実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、デジタルカメラやデジタルカメラ付き携帯電話などの画像撮影機器における撮影画像データの保存処理技術に関するものである。本発明は、特に、画像データを保存するための一時記録領域が制限された機器、装置において効果的に適用可能な保存処理技術に関するものである。
デジタルカメラ、デジタルカメラ機能を備えた携帯電話などの画像撮影機器で撮影された画像は、画像ファイルとして内蔵メモリやリムーバブルメディアなどの記憶手段に保存される。このような画像ファイルとしては、たとえば、JPEGファイルなどが知られており、一般に、これら画像ファイルは、画像本体である符号化データと、画像の付随情報を記録している付随データとから構成されている。
従来、デジタルカメラによる撮影処理は、例えば、下記特許文献1の段落番号0009〜0016あるいは段落番号0078〜0080に記載されているように、ヘッダ情報(上記付随データに相当する)と符号化データとを個別に記録手段に書き込むようにしている。
この特許文献1で開示されている撮影処理では、「ヘッダ情報のサイズhが、ヘッダ情報の形式に基づいて予め与えられている。」と記載されているように、画像符号化回路を起動させ符号化処理を実行する前にヘッダ情報のデータサイズが確定していることを前提としている。すなわち、符号化処理の結果とは無関係にヘッダ情報の書き込み処理を実行可能である。これにより、記憶手段に対してヘッダ情報の書き込み後、符号化回路の出力である符号化データを記録することが可能となっている。
特開平8−37638号公報
しかし、特許文献1に記載されているような前提とは異なり、符号化処理を実行する前にヘッダ情報のデータサイズが確定しないファイル記録形式、つまり、ヘッダ情報のデータサイズが符号化処理により増減するファイル記録形式が存在する。このファイル記録形式の場合には、符号化回路を起動し、符号化処理を実行した後、出力された符号化データを一時記憶領域に対して格納し、この一時格納されている符号化データに基づいてヘッダ情報のデータサイズを決定する。そして、その後、不揮発性メモリに対してヘッダ情報の書き込みを行い、さらに、その後、不揮発性メモリに対して符号化データの書き込みを行うという手順が必要となる。このため、符号化処理後において符号化データを一時格納するために一時記憶領域を使用することになる。したがって、一時記憶領域が制限される装置、機器においては、一時記憶領域を使用するという点から、撮影処理は負荷の高い処理となっている。
画像データを格納するための一時記録領域が制限される機器としては、デジタルカメラ機能付き携帯電話機が代表的である。デジタルカメラ機能付き携帯電話機においては、付属カメラの機能向上に伴い、撮影画像の高画質化が進んでいる。そして、画像の高画質化に伴い、記録・処理するデータ量が増大し、携帯電話機に内蔵されている一時記録領域を逼迫している。さらに携帯電話機においては、電話機本来の機能である着信などの非同期のイベントが発生する。そして、着信時には、携帯電話機の動作状態に関わらず着信処理を行う必要があり、着信処理においても一時記憶領域を使用する。また撮影のみならず他の全ての操作においても、一時記録領域を使用する。このため、一時記憶領域が制限された携帯電話機においては、これら各処理が使用する一時記憶領域を低減しなければならないという問題がある。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、画像撮影処理中において必要となる一時記録領域を小さくした画像撮影機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、この発明は、カメラより入力した画像データを符号化およびファイル化してデータ記録手段に格納する画像撮影機器であって、画像データはファイル付随データよりも後の順序で符号化撮影データが格納される所定のファイル記録形式に基づいてファイル化されるものであり、画像データを符号化し、前記符号化撮影データを前記データ記録手段に格納する手段と、前記ファイル付随データを前記データ記録手段に格納する手段と、前記データ記録手段に格納された前記符号化撮影データを読み出し、前記所定のファイル記録形式に従うように、前記符号化撮影データを再格納する手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明は、カメラより入力した画像データを符号化およびファイル化してデータ記録手段に格納する画像撮影機器であって、画像データはファイル付随データよりも後の順序で符号化撮影データが格納される所定のファイル記録形式に基づいてファイル化されるものであり、前記ファイル付随データのデータサイズを予測する手段と、画像データを符号化し、前記符号化撮影データを生成する手段と、前記ファイル付随データを予測されたデータサイズと仮定し、前記ファイル付随データの格納領域を予約領域として確保した上で、前記所定のファイル記録形式に従うように、前記符号化撮影データを前記データ記録手段に格納する手段と、前記ファイル付随データを前記データ記録手段の前記予約領域に格納する手段と、を備えることを特徴とする。
また、この発明は、カメラより入力した画像データを符号化およびファイル化し、FAT(ファイルアロケーションテーブル)で管理されたデータ記録手段に格納する画像撮影機器であって、画像データはファイル付随データよりも後の順序で符号化撮影データが格納される所定のファイル記録形式に基づいてファイル化されるものであり、画像データを符号化し、前記符号化撮影データを前記データ記録手段に格納する手段と、前記ファイル付随データを前記データ記録手段に格納する手段と、前記データ記録手段に格納された前記符号化撮影データと前記ファイル付随データとが、前記所定のファイル記録形式に従うように、前記FATを書き換える書き換え手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、撮影した符号化撮影データを、データ記憶手段へ随時書き込むことにより、撮影処理中の一時記録領域の使用量を削減可能である。また、撮影終了までの処理時間を短縮し、ユーザ利便性を向上させることができる。
また、この発明によれば、ファイル付随データのデータサイズを予測し、あらかじめ予約領域を確保した上で符号化撮影データを書き込むので、撮影処理中の一時記憶領域の使用量を削減するとともに、撮影処理時間を短縮させることが可能である。
また、FATを書き換えることにより、ファイル記録形式に従った画像データを生成するので、一時記憶領域の使用量を削減させながら、ファイル作成処理を完結させることが可能である。
{実施の形態1}
図1は、この発明を実施するための実施の形態1に係るデジタルカメラ機能付き携帯電話機の機能ブロック図である。以下、このブロック図を参照しつつ、実施の形態1に係る撮影処理フローおよび撮影画像の保存方法について説明する。
ユーザからのカメラ起動指示により、CPU101からカメラコントローラ102に対してプレビュー要求が発行される。プレビュー機能とは撮影開始前の状態においてディスプレイに確認画像を表示させる機能であり、ユーザは、被写体に対してカメラレンズ103を向け、プレビュー画面を参照しながら撮影構図を決定する。
プレビュー状態では、被写体像が撮影用カメラレンズ103から入力され、CCD撮像素子104の受光面に結像され、光の入射光量に応じた電荷信号に変換される。カメラコントローラ102は、蓄積された電荷信号を、フレームレートに同期したタイミング信号に従い、フレーム単位で出力する。出力された信号は画像フレームデータとして、RGB形式もしくはYCbCr形式で一時記憶領域であるRAM105に保存される。RAM105に対するデータの書き込みあるいは読み出し処理は、メモリコントローラ106によって制御される。
RAM105に保存された画像フレームデータは、ディスプレイメモリ112にコピーされる。ディスプレイメモリ112に格納された画像フレームデータは、LCDコントローラ113により、メインLCD114もしくはサブLCD115に対して出力される。そして、メインLCD114もしくはサブLCD115は、画像フレームデータをプレビュー画像として表示する。この実施の形態の携帯電話機は、ディスプレイとして2つのLCDを備えているが、もちろん、1つのLCDを備えるタイプのものであってもよい。以下、画像フレームデータはメインLCD114に表示される場合を例として説明する。
カメラコントローラ102から出力されRAM105に格納された画像フレームデータは、カメラコントローラ102から出力される次フレームの画像フレームデータにより上書きされる。つまり、RAM105には、最新の画像フレームデータのみが保存されることになる。また、ディスプレイメモリ112においても、RAM105から次フレームの画像フレームデータがコピーされると、画像フレームデータは上書き保存される。従って、ディスプレイメモリ112においても、最新の画像フレームデータのみが保存されることになる。そして、ディスプレイメモリ112に保存されている画像フレームデータが逐次更新されることにより、メインLCD114上で順次、画像フレームが更新される。ディスプレイメモリ112におけるデータ更新とメインLCD114に対する画像出力とのタイミング制御は、例えばディスプレイメモリ112に対する画像フレームデータの書き込み終了の割り込みを受けて、メインLCD114に対する画像出力を行うなどの方法で行われる。
図2は、本実施の形態における静止画像データのファイル記録形式を示す。本実施の形態では、静止画像データのファイル記録形式として、Exif形式を採用している。Exif形式とは、デジタルカメラ用として規定されたファイル形式であり、カメラで撮影された符号化撮影データ240と、特定の画面サイズに縮小処理、更に必要であれば回転処理が施された符号化サムネイルデータ222とが、1つのファイルとして記録される形式である。たとえば、符号化撮影データ240の画面サイズは、横1600dot×縦1200dotのサイズであり、符号化サムネイルデータ222の画面サイズは横160dot×縦120dotなどの縮小されたサイズである。
実施の形態における画像データのファイル記録形式を具体的に説明する。このファイル記録形式で作成される画像データは、データ開始識別子210、ファイル付随データ(Exif付加情報)220、固定長データ230、符号化撮影データ240、データ終了識別子250から構成される。そして、このファイル形式の画像データは、記憶手段に対して、図に示す順序、すなわち、データ開始識別子210→ファイル付随データ220→固定長データ230→符号化撮影データ240→データ終了識別子250の順序で格納される。また、固定長データ230は、量子化テーブル、ハフマンテーブル、フレームヘッダ、データヘッダから構成される固定長のデータである。
ここで、データ210→220→230→240→250が、図に示す順序で格納されると説明したが、これは必ずしも、前の順序で格納されるデータが若いアドレスに格納されることを意味するものではない。すなわち、メモリ等の記憶手段においては、1つのファイルが連続したアドレスに格納されるとは限らず、空白領域にファイルが分割されて格納される場合もあるためである。したがって、図で示すデータの並びは、格納される順番を示すものであり、格納されるアドレス順に必ずしも対応するものではない。
さらに、ファイル付随データ220は、固定長データ221、符号化サムネイルデータ222、データ終了識別子223から構成される。そして、これらのデータが、図に示す順序、すなわち、固定長データ221→符号化サムネイルデータ222→データ終了識別子223の順序で記憶手段に対して格納される。このうち、固定長データ221は、Exif付加情報識別子、撮影情報、データ開始識別子、量子化テーブル、ハフマンテーブル、フレームヘッダ、データヘッダから構成される固定長のデータである。
このように、本実施の形態におけるファイル記録形式は、ファイル付随データ220が、符号化撮影データ240よりも前の順序で格納される記録形式である。ここで、符号化撮影データ240とは、撮影された画像の本体であり、撮影画像に符号化処理(圧縮処理)が施されたデータである。これに対して、ファイル付随データ220は、撮影画像以外の様々な情報を記録したデータである。
そして、このように、符号化サムネイルデータ222が、符号化撮影データ240よりも先の順序で格納されるファイル形式においては、符号化サムネイルデータ222が格納されない限り、符号化撮影データ240を格納するためのアドレスが決定されないという制約がある。しかし、符号化サムネイルデータ222を含むファイル付随データ220のデータサイズが可変である場合、すなわち、ファイル付随データ220のデータサイズが符号化サムネイルデータ222のデータサイズに依存しているファイル形式である場合には、符号化サムネイルデータ222のデータサイズが決まらなければ、符号化撮影データ240の格納アドレスを決定することができないという問題がある。
そこで、この実施の形態においては、符号化撮影データ240よりも前の順序で格納されるファイル付随データ220のデータサイズが可変であるExif形式などのファイル形式を扱う場合において、次に説明するような画像保存処理を行うことにより、静止画撮影データを保存する場合の問題点を解決するようにしている。
プレビュー状態において、ユーザ操作により静止画撮影指示が行われると、CPU101からカメラコントローラ102に対して撮影要求が発行される。そして、CCD撮像素子104から出力された静止画データが取り込まれ、一時記憶領域であるRAM105に一時的に格納される。RAM105に一時格納された静止画データは、メディアプロセッサ107により符号化(圧縮処理)され、符号化撮影データ240として、フラッシュメモリ109に格納される。この時、符号化撮影データ240の格納するアドレスは特に制約されることはなく、フラッシュメモリ109の任意の空きエリアに格納すればよい。
さらにメディアプロセッサ107では、静止画データを縮小してサムネイルデータ用の縮小画像データを生成し、更に符号化して符号化サムネイルデータ222を生成する。ここで、メディアプロセッサ107は、画像の符号化を行う専用プロセッサである。作成された符号化サムネイルデータ222は、RAM105あるいはフラッシュメモリ109に一時的に格納される。なお、メディアプロセッサ107は、接続されたマイク108から入力された音声データを符号化する機能も備えている。
次に、CPU101は、RAM105あるいはフラッシュメモリ109に格納されている符号化サムネイルデータ222を読み込み、符号化サムネイルデータ222を含んだファイル付随データ(Exif付加情報)220を生成し、データ記録手段であるフラッシュメモリ109に対してデータ開始識別子210およびファイル付随データ220を格納する。
次に、フラッシュメモリ109に格納されている符号化撮影データ240を一旦読み出し、ファイル付随データ220、固定長データ230の後に続けて再書き込みを行うことで撮影静止画データのファイル化が完了し、撮影処理を終了する。なお、メディアプロセッサ107によって符号化された直後にフラッシュメモリ109に一時格納されていた符号化撮影データ(任意のアドレスに格納されていた符号化撮影データ)の消去処理をファイル化完了後に行う必要がある。
なお、符号化サムネイルデータ222は、符号化撮影データ240に比較してデータサイズは小さい。したがって、一時記憶領域の使用量削減という観点においては、符号化撮影データ240において問題としているような影響はない。しかし、符号化サムネイルデータ222の一時格納場所についても、RAM105ではなく、フラッシュメモリ109とすることで、さらなる一時記憶領域の使用量の削減を図ることが可能である。
上述の如く、Exif形式などのファイル形式においては、符号化撮影データ240の格納アドレスを決定するためには、縮小画像データの符号化後のデータサイズを決定する必要がある。しかし、符号化処理後のデータサイズは可変であるため、符号化サムネイルデータ222の生成後でなければ、符号化撮影データ240の格納アドレスを決定することができないという問題があり、従来、符号化サムネイルデータ222の生成完了まで符号化撮影データ240をRAM105上で保持する必要があった。本発明においては、上述したように、符号化撮影データ240を、RAM105に格納することなく、最終的に画像ファイルを格納するデータ記録手段であるフラッシュメモリ109に格納し、フラッシュメモリ109上においてデータを加工するようにした。これにより、撮影処理中の一時記憶領域(RAM105)の使用量を削減することが可能である。また、撮影終了までの処理時間を短縮し、ユーザ利便性を向上させることができる。
本実施の形態では、符号化サムネイルデータ222がファイル付随データ220に含まれる場合について説明したが、ファイル付随データ220が符号化サムネイルデータ222を含まない場合であって、ファイル付随データ220のデータサイズが可変であり、符号化撮影データ240の作成後にファイル付随データ220のデータサイズが決定されるようなケースにおいても、本発明を適用させることが可能であり、本実施の形態と同様の効果が期待できる。
{実施の形態2}
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2におけるデータ保存処理を実行する携帯電話機のブロック構成は、図1を用いて説明した実施の形態1の携帯電話機と同様である。実施の形態2において、実施の形態1とは画像データのファイル記録形式が異なる。図3は、実施の形態2における画像データのファイル記録形式を示す図である。
この実施の形態における画像データのファイル記録形式は、データ開始識別子310、ファイル付随データ(Exif付加情報)320、固定長データ330、符号化撮影データ340、データ終了識別子350を1つのファイルとして格納する構成である。この画像データは、図にも示すように、データ開始識別子310→ファイル付随データ320→固定長データ330→符号化撮影データ340→データ終了識別子350の順で、記憶手段に対して格納されるファイル記録形式である。また、固定長データ330は、量子化テーブル、ハフマンテーブル、フレームヘッダ、データヘッダから構成される固定長のデータである。
さらに、ファイル付随データ320は、固定長データ321、符号化サムネイルデータ322、データ終了識別子323、コメントマーカー324から構成される。このうち、固定長データ321は、Exif付加情報識別子、撮影情報、データ開始識別子、量子化テーブル、ハフマンテーブル、フレームヘッダ、データヘッダから構成される固定長のデータである。
本実施の形態における画像保存処理について、実施の形態1と異なる点を主に説明する。実施の形態1において、メディアプロセッサ107は、RAM105から読み出した撮影画像データに対して符号化処理を実行した後、符号化撮影データ240を撮影処理中に先行してフラッシュメモリ109に格納するようにした。この点は、実施の形態2も同様であり、メディアプロセッサ107は、RAM105から読み出した撮影画像データに対して符号化処理を実行した後、符号化撮影データ340を撮影処理中に先行してフラッシュメモリ109に格納する。
また、実施の形態1においては、先行してフラッシュメモリ109に格納される符号化撮影データ240は、その後、再度ファイル記録形式を整えるための再書き込み処理、および削除処理が行われるため、先行して格納される際には、その格納位置(アドレス)は特に指定されなかった。しかし、実施の形態2においては、撮影終了後の符号化撮影データ340の再書き込み処理、および削除処理を不要とするため、ファイル付随データ320のデータサイズを予め予測し、ファイル付随データ320の格納領域を予約領域として確保し、その予約領域に続けて符号化撮影データ340の格納を行う。
つまり、データ開始識別子310は撮影処理に影響の無い固定長のデータであり、また、固定長データ330も固定長のデータであるので、ファイル付随データ320のデータサイズを予め予測して予約領域として確保することにより、符号化撮影データ340の格納アドレスを前もって決定することが可能となるのである。
処理の流れを説明する。実施の形態1と同様、ユーザ操作により静止画像の撮影指示が行われると、撮影画像データがRAM105に格納される。また、CPU101はフラッシュメモリ109に対してデータ開始識別子310を記録し、データ開始識別子310の格納領域に続けて、ファイル付随データ320を格納するための格納領域を予約する。次に、メディアプロセッサ107が、RAM105に格納されている撮影画像データを読み出し、符号化処理を行った後、符号化撮影データ340をフラッシュメモリ109に格納する。この時、符号化撮影データ340は、図6にも示すように、予約領域、固定長データ330の格納領域に続くアドレスから格納される。なお、予約領域は、後述する処理によって予め予測された記憶領域が確保される。
さらに、本実施の形態のメディアプロセッサ107は、符号化された画像データを復号することなく、符号化された画像データに対して縮小処理および回転処理を施し、別の符号化された画像データに変換する画像変換機能を有している。したがって、メディアプロセッサ107は、符号化撮影データ340をフラッシュメモリ109から読み込み、読み込んだ符号化撮影データ340に対して復号処理を行うことなく、縮小処理および回転処理を実行し、符号化サムネイルデータ322を生成することが可能である。そして、メディアプロセッサ107より出力された符号化サムネイルデータ322が予約領域に対して書き込まれるのである。最後に、CPU101は、符号化サムネイルデータ322以外のファイル付随データ320の書き込み処理を実行する。これにより、撮影静止画データのファイル化が完了する。
以上説明したように、本実施の形態においては、ファイル付随データ320を格納する領域を予約領域として確保することにより、先行して符号化撮影データ340をフラッシュメモリ109に格納可能としている。これにより、符号化撮影データ340を一旦、RAM105に格納する必要がなく、一時記憶領域としてのRAM105の使用量を削減させることが可能である。
ここで、符号化サムネイルデータ323のデータサイズは、符号化率によって変動する。しかし、予約領域が現実のファイル付随データ320のデータサイズと大きくかけ離れている場合には、フラッシュメモリ109の使用効率という点で好ましくない。
そこで、本実施の形態においては、予め撮影前にユーザによって選択された符号化率に応じて、ファイル付随データ320の予約領域のサイズを決定するようにしている。この実施の形態の携帯電話機は、図4で示すように、符号化率をユーザに選択させるためのユーザーインターフェースである符号化モード選択画面401をメインLCD114に表示させる機能、および、ユーザ操作に応じて選択された符号化率を指定する機能を備えている。図4は、符号化モード選択画面401の一例を示す図である。符号化モード選択画面401は、符号化率を選択するための3つのボタン(「低圧縮モード(高画質)」、「通常モード(通常画質)」、「高圧縮モード(低画質)」)を備えている。ユーザは、これら3つのボタンのいずれかを選択することによって、撮影前の段階において、所望の画質を選択することが可能である。そして、CPU101は、選択された符号化率に従い、ファイル付随データ323のデータサイズを予測する処理を実行し、ファイル付随データ320を格納するための予約領域のサイズを決定するのである。
以上のような予測処理を実行することにより、フラッシュメモリ109の使用効率を向上させることが可能である。しかし、撮影された画像の内容により、実際に生成されたファイル付随データ320のサイズが予約領域のサイズを下回ることが発生しうる。そこで、本実施の形態においては、不要となった予約領域に、再生動作に影響を持たないデータ(パディングデータ)の書き込みを行うようにしている。図3に示すコメントマーカー324が、不要となった予約領域に書き込まれたパディングデータである。
CPU101は、予約領域とファイル付随データ320とのデータサイズの差に応じて、コメントマーカー324のデータサイズを決定し、フラッシュメモリ109に対してコメントマーカー324の書き込み処理を実行する。このようして、コメントマーカー324が無効領域として設定され、静止画データのファイル化が完了し、撮影処理が終了する。
本実施の形態では、予め予約領域としてファイル付随データ320を格納するための予約領域を確保して、余った領域には再生動作に影響を持たないデータを書き込むことにより、撮影終了後の符号化撮影データ340の再書き込み処理、および削除処理が不要である。これにより、撮影処理時間の短縮化を図ることが可能である。
また、符号化された画像データを復号することなく、縮小処理および回転処理を施し、別の符号化された画像データに変換する画像変換機能を備えることにより、符号化サムネイルデータ322を生成する際に、符号化撮影データ340を復号化する処理をなくすことが可能である。そして、これにより、復号処理に伴って発生する一次記録領域としてのRAM105の使用量を削減させることが可能である。上述した実施の形態1においては、特に説明しなかったが、実施の形態1においてもメディアプロセッサ107が、符号化された画像データを復号することなく、縮小処理および回転処理を施し、別の符号化された画像データに変換する画像変換機能を備えるようにすれば、同様の効果を得ることが可能である。
また、本実施の形態では、画像再生に関与しない情報として、JPEGのファイル記録形式で使用されているデータと同様のコメントマーカー324を用いたが、無効領域として使用するデータの種類は特に限定されるものではない。たとえば、JPEGのファイル記録形式で使用されているアプリケーションマーカーやその他再生動作に影響を持たないデータを用いても良く、同様の効果が得られる。また、画像動作に関与しない情報をどのようにして作成するかについては、2つの方法が考えられる。1つは、もともとコメントマーカーやアプリケーションマーカーのようなデータエリアを持たないファイル形式を扱っている場合である。この場合には、このファイルにコメントマーカーやアプリケーションマーカーに類似の画像再生に関与しない情報を追加するようにすればよい。他の1つは、もともとコメントマーカーやアプリケーションマーカーのようなデータエリアを持つファイル形式を扱っている場合である。この場合には、既に存在するコメントマーカーあるいはアプリケーションマーカーのデータサイズを調整することにより、ファイルサイズを所望のサイズに調整することが可能である。
また、本実施の形態では、符号化された画像データのサイズは、画像の内容に依存するということを前提とした。すなわち、メディアプロセッサ107は、所望のデータサイズにあわせて符号化する機能を持たない画像変換手段であることを前提とした。しかし、所望のデータサイズにあわせて符号化する機能を備えた画像変換手段を用いた場合には、ファイル付随データ320が、予約領域のサイズを下回るという状態が発生しない為、再生動作に影響を持たないデータの書き込みは不要である。
{実施の形態3}
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3におけるデータ保存処理を実行する携帯電話機のブロック構成は、図1を用いて説明した実施の形態1の携帯電話機と同様である。また、実施の形態3における静止画データのファイル記録形式は、図3を用いて説明した実施の形態2におけるファイル形式と同様である。
本実施の形態では、フラッシュメモリ109に対する書き込み、読み出し処理に、FAT(ファイルアロケーションテーブル)を使用したファイルシステムを用いる。つまり、フラッシュメモリ109の記憶領域は、FATファイルシステムによって管理される。FATファイルシステムは、記憶領域を管理するFAT(管理領域)と、データ本体を格納する領域とから構成される。FATファイルシステムでは、ディスクをクラスタ単位に分割し、ファイルのデータサイズに応じて、クラスタを1つないし複数割り当てることで、ファイル単位での格納を管理する。そして、1つのファイルを構成しているクラスタは、必ずしも連続しているわけではないため、FATは、各ファイルを構成しているクラスタを管理する情報を記録しているのである。
図5および図6は本実施の形態におけるフラッシュメモリ109のメモリマップあるいは、フラッシュメモリ109を管理しているFATファイルシステムの構造を模式的に示した図である。フラッシュメモリ109は、図5で示すFAT510と図6で示すデータ保存空間520とを備えている。
図6において、データ保存空間520は、メモリブロックであるクラスタ521によって論理的に区分され、図に示すように、各クラスタには、クラスタを管理するための番号("001","002"・・・)が付与されており、フラッシュメモリ109に対するアクセスをクラスタ単位での読み出し、書き込み処理として実現している。また、各クラスタ521は対応したFAT511により使用状況が管理されている。なお、図において、ハッチングの描かれているクラスタは使用中のクラスタであることを示し、空白のクラスタは、使用されていないクラスタを示している。
図5において、FAT510に記録されているFATレコード511は対応するクラスタ521が空き状態であることを示している。図の例を用いて説明すると、クラスタ番号"001"に対応するメモリブロックは空き状態であることを示している。また、FAT510に記録されているFATレコード512は対応するデータ保存空間が使用中であることを示している。図の例を用いて説明すると、クラスタ番号"004"に対応するメモリブロックは使用中であることを示している。
また、各レコードには、1ファイルを構成するクラスタの関係を記述するために、複数のクラスタにまたがって格納されているファイルについては、後続のクラスタ番号が記録されている。つまり、各レコードに後続のクラスタ番号が記録されることにより、クラスタが使用中であることを示すとともに、1つのファイルを構成している複数のクラスタの関連情報を記録することを可能としているのである。図で示されている例を用いて説明すると、データ保存空間520の中で、クラスタ番号"004"、クラスタ番号"005"、クラスタ番号"006"からなる領域522には、1のファイルが保存されているので、クラスタ番号"004"に対応するレコード512にはクラスタ番号"005"が記述され、クラスタ番号"005"に対応するレコードにはクラスタ番号"006"が記述され、クラスタ番号"006"に対応するレコードには、ファイルの終端を示すクラスタ番号"000"が記述されている。
以下、図5および図6を参照しつつ、FATファイルシステムで管理されたフラッシュメモリ109を備えた携帯電話機における撮影保存処理を説明する。なお本実施の形態のFATファイルシステムでは、FAT510のクラスタ番号を書き換えることにより、ファイルの結合処理を実施することを特徴としている。
撮影開始後、RAM105に一時保存された撮影画像データは、実施の形態1と同様にメディアプロセッサ107によって符号化された後、フラッシュメモリ109に逐次保存される。なお、本実施の形態ではフラッシュメモリ109はFAT510により管理されているため、フラッシュメモリ109への書き込みは、クラスタ521毎に逐次、追記型で書き込みが行われる。これを撮影終了まで継続し、撮影終了後、ファイルとしてフラッシュメモリ109上での記録を完了する。
次に撮影終了直後、CPU101にて生成されるファイル付随データ320は、符号化撮影データ340とは別のファイルとして、フラッシュメモリ109に対して格納される。このとき、ファイル付随データ320のデータサイズがクラスタサイズの整数倍となるようにする。具体的には、ファイル付随データ320のデータサイズがクラスタサイズの整数倍となるように、実施の形態2で説明したコメントマーカー324を付加するのである。
図6において、領域522は、符号化撮影データ340がファイルとして格納されている領域を示しており、領域523は、ファイル付随データ320がファイルとして格納されている領域を示している。そして、領域524がコメントマーカー324のデータサイズに対応している。このとき、撮影処理が終了し、符号化サムネイルデータ322のデータサイズも決定されているため、コメントマーカー324を格納するためのファイル付随データ320(ここではファイルとして扱われている。)内におけるオフセットも決定されている。したがって、コメントマーカー324をファイル付随データ320に含めて1つのファイルとして記録することが可能である。
本実施の形態のFATファイルシステムでは、任意のファイルを読み出しおよび書き込み処理を行うことなく、ファイル同士を連結する機能を備えているため、フラッシュメモリへの保存を完了した符号化撮影データ340、ファイル付随データ320、コメントマーカー324に対して連結処理を実施する。なおコメントマーカー324は既にファイル付随データ320と同一のファイルの一部となっている。
連結処理の処理詳細は次の通りである。連結要求に対して先頭となるファイル(領域523(領域524を含む)に格納されているファイル)の終端クラスタ番号011を抽出する。これは該当ファイルのFATを接続順に検索することにより実施する。次に後に接続されるファイル(領域522に格納されているファイル)の先頭クラスタ番号を抽出する。これは該当ファイルのFATから取得する。この両者のクラスタを接続することにより、ファイル接続が可能であり、先頭ファイルの終端のFATテーブルに、後ろのファイルの先頭クラスタ番号を記載する。連結後のFAT510Aを図7に示す。クラスタ番号"011"に対応するFATテーブルに、クラスタ番号"004"が記述され、領域523に格納されていたファイルと、領域522に格納されていたファイルとが連結されたことを示している。
上記処理により、符号化データの読み出しおよび再書き込み処理を行うことなく、ファイル付随データ320に符号化撮影データ340を連結することが可能であり、また、撮影中に符号化撮影データ340をフラッシュメモリ109に書き込むため、撮影時における一時記録領域の使用量を削減することができる。また、撮影終了後の処理時間を短縮することも可能である。さらに、無効データとしてコメントマーカー324を書き込むことにより低下する符号化率は、無効データが1クラスタのデータサイズ内であることが保障されるため、その影響を小さくすることが可能である。
{変形例}
本実施の形態では、静止画撮影時の処理を例として説明したが、静止画撮影時ではなく、撮影後においてファイル記録形式を変換する処理にも適用可能である。既に説明したFATを書き換える手段と、再生に関与しない情報を書き込む手段を用いて、保存済みの静止画像データからファイル付随データを削除したり、保存済みの静止画像データに対してファイル付随データを追加したりすることにより、JPEG形式のデータからExif形式のデータに変換したり、逆にExif形式のデータからJPEG形式のデータに変換することも容易である。また、このような画像形式の変換処理を行う場合にも、一時記憶領域の使用量を削減するとともに、処理に要する時間を短縮させることが可能である。
また、上記各実施の形態において、画像ファイルは、内蔵メモリであるフラッシュメモリ109に格納するようにしたが、図1に示すように、外部メモリコントローラ111によって制御される外部メモリ110に画像ファイルを格納するようにしてもよい。
上記各実施の形態においては、本発明の画像撮影機器としてカメラ機能付き携帯電話機を例にあげて説明した。本発明は、他にも、デジタルカメラやデジタルムービーにおける静止画撮影処理などにも適用可能であり、同様の効果を奏するものである。特に、カメラ機能付き携帯電話機のように、メモリ容量に制約があり、さらに、電話機能という本来の別の機能が備わっており、一時記憶領域の使用量を少しでも節約したいという要望が強い機器において、本発明を適用させることは効果的である。
この発明の実施の形態にかかるカメラ機能付き携帯電話機のブロック図である。 実施の形態1に係る画像データのファイル記録形式を模式的に示す図である。 実施の形態2に係る画像データのファイル記録形式を模式的に示す図である。 符号化率の指定画面の一例を示す図である。 実施の形態3におけるファイル記録形式におけるFATを示す図である。 実施の形態3におけるファイル記録形式におけるデータ保存空間を示す図である。 書き換え処理が実行された後のFATの内容を示す図である。
符号の説明
101 CPU、102 カメラコントローラ、103 カメラレンズ、104 CCD撮像素子、105 RAM、107 メディアプロセッサ、109 フラッシュメモリ、220 ファイル付随データ、222 符号化サムネイルデータ、240 符号化撮影データ、320 ファイル付随データ、322 符号化サムネイルデータ、324 コメントマーカー、340 符号化撮影データ、510 ファイルアロケーションテーブル(FAT)、520 データ保存空間。

Claims (13)

  1. カメラより入力した画像データを符号化およびファイル化してデータ記録手段に格納する画像撮影機器であって、画像データはファイル付随データよりも後の順序で符号化撮影データが格納される所定のファイル記録形式に基づいてファイル化されるものであり、
    画像データを符号化し、前記符号化撮影データを前記データ記録手段に格納する手段と、
    前記ファイル付随データを前記データ記録手段に格納する手段と、
    前記データ記録手段に格納された前記符号化撮影データを読み出し、前記所定のファイル記録形式に従うように、前記符号化撮影データを再格納する手段と、
    を備えることを特徴とする画像撮影機器。
  2. カメラより入力した画像データを符号化およびファイル化してデータ記録手段に格納する画像撮影機器であって、画像データはファイル付随データよりも後の順序で符号化撮影データが格納される所定のファイル記録形式に基づいてファイル化されるものであり、
    前記ファイル付随データのデータサイズを予測する手段と、
    画像データを符号化し、前記符号化撮影データを生成する手段と、
    前記ファイル付随データを予測されたデータサイズと仮定し、前記ファイル付随データの格納領域を予約領域として確保した上で、前記所定のファイル記録形式に従うように、前記符号化撮影データを前記データ記録手段に格納する手段と、
    前記ファイル付随データを前記データ記録手段の前記予約領域に格納する手段と、
    を備えることを特徴とする画像撮影機器。
  3. 請求項2に記載の画像撮影機器において、さらに、
    前記予約領域と、実際に作成されたファイル付随データのデータサイズとの差分領域に、画像再生に関与しない情報を書き込む手段、
    を備えることを特徴とする画像撮影機器。
  4. カメラより入力した画像データを符号化およびファイル化し、FAT(ファイルアロケーションテーブル)で管理されたデータ記録手段に格納する画像撮影機器であって、画像データはファイル付随データよりも後の順序で符号化撮影データが格納される所定のファイル記録形式に基づいてファイル化されるものであり、
    画像データを符号化し、前記符号化撮影データを前記データ記録手段に格納する手段と、
    前記ファイル付随データを前記データ記録手段に格納する手段と、
    前記データ記録手段に格納された前記符号化撮影データと前記ファイル付随データとが、前記所定のファイル記録形式に従うように、前記FATを書き換える書き換え手段と、
    を備えることを特徴とする画像撮影機器。
  5. 請求項4に記載の画像撮影機器において、さらに、
    前記ファイル付随データを含むファイルのデータサイズが、前記データ記録手段のクラスタサイズの整数倍となるように、画像再生に関与しない情報を書き込む手段、
    を備え、
    前記書き換え手段は、
    クラスタサイズの整数倍のデータサイズに加工されたファイル付随データを含むファイルと、前記符号化撮影データを含むファイルとを連結することによって、前記所定のファイル記録形式に従った画像データを生成する手段、
    を含むことを特徴とする画像撮影機器。
  6. 請求項5に記載の画像撮影機器において、さらに、
    保存済みの画像データからファイル付随データを削除する手段、および/または、保存済みの画像データからファイル付随データを追加する手段、を備えることにより、ファイル形式変換を行う手段、
    を備えることを特徴とする画像撮影機器。
  7. 請求項3または請求項5に記載の画像撮影機器において、
    前記画像再生に関与しない情報は、JPEGファイル記録形式で用いられているアプリケーションマーカーまたはコメントマーカーを追加することによって作成されることを特徴とする画像撮影機器。
  8. 請求項3または請求項5に記載の画像撮影機器において、
    前記画像再生に関与しない情報は、JPEGファイル記録形式で用いられているアプリケーションマーカーまたはコメントマーカーのデータサイズを調整することによって作成されることを特徴とする画像撮影機器。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像撮影機器において、
    前記ファイル付随データは撮影データの縮小画像である符号化サムネイルデータ、
    を含むことを特徴とする画像撮影機器。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画像撮影機器において、
    画像データのファイル記録形式は符号化サムネイルデータを持つExif形式であることを特徴とする画像撮影機器。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の画像撮影機器において、さらに、
    符号化画像データを復号することなく、縮小処理および/または回転処理を施し、別の符号化画像データを生成する符号化画像変換手段、
    を備え、
    前記符号化画像変換手段により、前記データ記録手段に格納済みの前記符号化撮影データから前記符号化サムネイルデータを生成することを特徴とする画像撮影機器。
  12. 請求項11に記載の画像撮影機器において、前記符号化画像変換手段は、変換後の符号化画像データのデータサイズを制御可能としており、
    前記符号化画像変換手段は、
    前記符号化撮影データに対して、縮小処理および/または回転処理を施し、所望のデータサイズの符号化サムネイルデータを生成することを特徴とする画像撮影機器。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の画像撮影機器において、
    前記画像撮影機器は、
    撮影機能付き携帯電話機、
    を含むことを特徴とする画像撮影機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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