JP2010249068A - 多気筒内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、多気筒内燃機関に関し、筒内圧センサの搭載数を減らしつつ筒内圧センサを用いた筒内圧制御を良好に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】複数の気筒(6つの気筒)の一部に筒内圧センサ14を備え、全部ではない少なくとも1つの気筒(第2気筒群10bに属する気筒)を休止させる気筒休止運転を行う多気筒内燃機関10を備える。筒内圧センサ14を、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの少なくとも1つ(#6気筒)にのみ備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、多気筒内燃機関に関する。
従来、例えば特許文献1には、内燃機関の各気筒に備えられた筒内圧センサの校正装置が開示されている。この従来の校正装置では、所定の基準気筒の筒内圧センサを基準として、基準気筒以外の気筒の筒内圧センサのセンサ感度補正係数を算出することで、気筒間でのセンサ感度のばらつきの解消を図っている。
特開2008−25404号公報 特開2007−187013号公報
筒内圧センサを全気筒に備えることはコストがかかるので、筒内センサの搭載数を減らして代表気筒の筒内圧から内燃機関全体の筒内圧制御を行うようにすることが考えられる。しかしながら、上記従来の技術には、そのような筒内圧制御を行ううえでどの気筒に筒内圧センサを備えるようにすればよいかについての開示がない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、多気筒内燃機関において、筒内圧センサの搭載数を減らしつつ筒内圧センサを用いた筒内圧制御を良好に行えるようにした多気筒内燃機関を提供することを目的とする。
第1の発明は、多気筒内燃機関であって、
複数の気筒の一部に筒内圧センサを備え、全部ではない少なくとも1つの気筒を休止させる気筒休止運転を行う多気筒内燃機関であって、
前記筒内圧センサは、前記気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの少なくとも1つにのみ備えられていることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記筒内圧センサは、前記多気筒内燃機関の末端に位置する気筒に備えられていることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記筒内圧センサは、燃焼が最も悪くなり易い気筒に備えられていることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1の発明において、
前記筒内圧センサは、最上流側の排気通路集合部を共有する一部の気筒からなる気筒群に含まれる気筒であって爆発順序が1つ後の気筒の燃焼がクランク角度で180°後に行われる気筒である先行気筒が存在する場合には、当該先行気筒に備えられることを特徴とする。
また、第5の発明は、第4の発明において、
前記多気筒内燃機関は、V型8気筒エンジンであることを特徴とする。
また、第6の発明は、第4または第5の発明において、
前記筒内圧センサは、前記先行気筒に該当する気筒の中に前記多気筒内燃機関の末端に位置する気筒が含まれている場合には、前記末端に位置する前記先行気筒に備えられることを特徴とする。
また、第7の発明は、第6の発明において、
前記先行気筒が前記多気筒内燃機関における変速機側の末端の気筒となるように、前記多気筒内燃機関の爆発順序および前記気筒休止運転時の休止気筒が設定されていることを特徴とする。
また、第8の発明は、第6または第7の発明において、
前記多気筒内燃機関の内部を流通する冷却水の流れの最下流側に位置する気筒が前記末端に位置する前記先行気筒となるように、冷却水の流れ方向が設定されていることを特徴とする。
また、第9の発明は、第6乃至第8の発明の何れかにおいて、
排気通路の形状に起因して排気圧力が最も高くなる気筒が前記末端に位置する前記先行気筒となるように、当該排気通路が構成されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、気筒休止運転を必要に応じて行うシステムであっても、全気筒運転時であるか気筒休止運転時であるかに関係なく、筒内圧センサを利用して代表気筒の筒内圧(燃焼状態)を検知することができるようになる。これにより、筒内圧センサの搭載数を減らしつつ筒内圧センサを用いた筒内圧制御を良好に行えるようになる。
第2の発明によれば、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、多気筒内燃機関への筒内圧センサの装着性(搭載性)を向上させることができる。
第3の発明によれば、内燃機関全体で最も燃焼の悪い気筒を基準として筒内圧制御を行えるようになる。これにより、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、多気筒内燃機関への筒内圧センサの装着性(搭載性)と燃焼変動(燃焼悪化)の検出性とをともに向上させることができる。
最上流側の排気通路集合部を共有する一部の気筒からなる気筒群に含まれる気筒であって爆発順序が1つ後の気筒の燃焼がクランク角度で180°後に行われる気筒である先行気筒には、爆発順序が1つ後の上記気筒の排気干渉によって、燃焼の悪化が懸念される。第4の発明によれば、当該先行気筒に筒内圧センサを備えるようにすることで、内燃機関全体で最も燃焼の悪い気筒を基準として筒内圧制御を行えるようになる。
第5の発明によれば、V型8気筒エンジンにおいて、上記先行気筒に筒内圧センサを備えるようにすることで、内燃機関全体で最も燃焼の悪い気筒を基準として筒内圧制御を行えるようになる。
第6の発明によれば、上記先行気筒が存在する場合において、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、筒内圧センサの装着性(搭載性)と燃焼変動(燃焼悪化)の検出性とをともに向上させることができる。
第7の発明によれば、筒内圧センサの装着性(搭載性)をより良好なものとすることができる。
第8の発明によれば、冷却水の流れ方向をも考慮して、筒内圧センサによる燃焼変動(燃焼悪化)の検出性をより効果的に高めることができる。
第9の発明によれば、排気通路の形状をも考慮して、筒内圧センサによる燃焼変動(燃焼悪化)の検出性をより効果的に高めることができる。
本発明の実施の形態1における多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に関連する他の多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に関連する他の多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態2における多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に関連する他の多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に関連する他の多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態3における多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に関連する他の多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に関連する他の多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態4における多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 図10に示す内燃機関における気筒間の排気干渉を説明するための図である。 本発明の実施の形態5におけるパターン1に該当する多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態5におけるパターン2に該当する多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態5におけるパターン3に該当する多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態5におけるパターン4に該当する多気筒内燃機関の構成を説明するための図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における多気筒内燃機関10の構成を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態の多気筒内燃機関10(以下、単に「内燃機関10」と略することがある)は、V型6気筒エンジンである。すなわち、内燃機関10は、2つの気筒群(バンク)10a、10bを有している。第1気筒群10aは、3つの気筒(#1、#3、および#5)を備えており、第2気筒群10bも、3つの気筒(#2、#4、および#6)を備えている。
また、本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)12を備えている。ECU12には、筒内圧を検出するための筒内圧センサ14とともに内燃機関10の運転状態を検出するための各種のセンサ(図示省略)が接続されている。また、ECU12には、燃料噴射弁等の内燃機関10の運転状態を制御するための各種のアクチュエータ(図示省略)が接続されている。ECU12は、それらのセンサ信号や情報に基づき、所定のプログラムに従って各アクチュエータを駆動させることにより、内燃機関10の運転状態を制御するようになっている。
具体的には、本実施形態のECU12は、内燃機関10の全気筒を稼働させて行う全気筒運転の他に、燃費向上等を図るために、所定の運転領域(例えば、低負荷領域)では、一部の気筒の運転を休止して行う気筒休止運転が実施されるように内燃機関10を制御するようになっている。
図1に示すように、本実施形態では、上記気筒休止運転時には、第1気筒群10aに属する3つの気筒(#1、#3、および#5)の運転が休止され、第2気筒群10bに属する3つの気筒(#2、#4、および#6)の運転が継続されるように設定されている。
また、本実施形態では、筒内圧センサ14は、内燃機関10の一部の気筒に備えられている。より具体的には、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒である#4気筒に備えられている。
以上説明したように、本実施形態では、気筒休止運転時に稼働する#4気筒に、筒内圧センサ14が配置されている。これにより、本実施形態のように気筒休止運転を必要に応じて行うシステムであっても、全気筒運転時であるか気筒休止運転時であるかに関係なく、筒内圧センサ14を利用して代表気筒の筒内圧(燃焼状態)を検知することができるようになる。これにより、筒内圧センサ14の搭載数を減らしつつ筒内圧センサ14を用いた筒内圧制御を良好に行えるようになる。また、気筒休止運転時の筒内圧制御(燃焼状態制御)を行うことで、燃費や排気エミッションの向上、更には燃焼安定性の確保によるNVH(振動、騒音、乗り心地)性能の保証を行うことができる。
ところで、上述した実施の形態1においては、V型6気筒エンジンを例に挙げて説明を行っている。しかしながら、本発明における多気筒内燃機関は、このような形式のエンジンに限定されるものではなく、例えば、以下の図2または図3に示すようなものであってもよい。
図2は、本発明の実施の形態1に関連する他の多気筒内燃機関20の構成を説明するための図である。尚、図2において、上記図1に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図2に示す多気筒内燃機関20は、V型8気筒エンジンである。すなわち、内燃機関20は、4つの気筒(#1、#3、#5、および#7)からなる第1気筒群20aと、4つの気筒(#2、#4、#6、および#8)からなる第2気筒群20bとを備えている。
図2に示す例では、気筒休止運転時には、4つの気筒(#2、#3、#5、および#8)の運転が休止され、残りの4つの気筒(#1、#4、#6、および#7)の運転が継続されるように設定されている。そのうえで、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒である#6気筒に備えられている。
図3は、本発明の実施の形態1に関連する他の多気筒内燃機関30の構成を説明するための図である。尚、図3において、上記図1に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図3に示す多気筒内燃機関30は、直列4気筒型エンジンである。すなわち、内燃機関30は、4つの気筒(#1、#2、#3、および#4)を備えている。
図3に示す例では、気筒休止運転時には、2つの気筒(#1および#4)の運転が休止され、残りの2つの気筒(#2および#3)の運転が継続されるように設定されている。そのうえで、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒である#3気筒に備えられている。
また、上述した実施の形態1、並びにそれに関連する図2および図3に示す各例においては、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒のみに筒内圧センサ14が備えられている。しかしながら、本発明における筒内圧センサの配置気筒数は、筒内圧センサが気筒休止運転時に稼働する気筒にのみ備えられるようになってさえいれば、これに限定されるものではなく、例えば、気筒休止運転時に稼働する2つ以上の気筒に備えられていてもよい。
実施の形態2.
次に、図4乃至図6を参照して、本発明の実施の形態2およびこれに関連する他の各例について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2における多気筒内燃機関40の構成を説明するための図である。尚、図4において、上記図1に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図4に示すように、本実施形態の多気筒内燃機関(V型6気筒エンジン)40は、筒内圧センサ14の設置気筒が異なっている点を除き、上述した実施の形態1の多気筒内燃機関10と同様に構成されている。具体的には、筒内圧センサ14が気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒に備えられている点は実施の形態1と同じである。そのうえで、実施の形態1では、第2気筒群10bの中央の#4気筒に筒内圧センサ14が設置されているのに対し、本実施形態では、第2気筒群10bの一方の末端(最外端)に位置する気筒である#2気筒に設置されている。
以上説明したように、本実施形態では、気筒休止運転時に稼働する気筒であって末端に位置する気筒(#2)に筒内圧センサ14を設置していることで、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、多気筒内燃機関40への筒内圧センサ14の装着性(搭載性)を向上させることができる。より具体的には、筒内圧センサ14の設置気筒を末端の気筒とすることで、筒内圧センサ14の搭載時に吸排気系、動弁系、更には燃料噴射系との干渉を避けることが容易となるので、筒内圧センサ14の装着性を向上させることができる。また、これにより、筒内圧センサ14の搭載にあたって、当該筒内圧センサ14の極端な小型化や他部品の配置変更を避けることができるので、筒内圧センサ14の性能確保や信頼性の向上を図ることが可能となる。
ところで、上述した実施の形態2においては、V型6気筒エンジンを例に挙げて説明を行っている。しかしながら、本発明における多気筒内燃機関は、このような形式のエンジンに限定されるものではなく、例えば、以下の図5または図6に示すようなものであってもよい。
図5は、本発明の実施の形態2に関連する他の多気筒内燃機関50の構成を説明するための図である。尚、図5において、上記図2に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図5に示す多気筒内燃機関(V型8気筒エンジン)50は、筒内圧センサ14の設置気筒が異なっている点を除き、上記図2に示す多気筒内燃機関20と同様に構成されている。
具体的には、図5に示す例では、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒であって、内燃機関50の末端に位置する気筒である#1気筒に設置されている。
図6は、本発明の実施の形態2に関連する他の多気筒内燃機関60の構成を説明するための図である。尚、図6において、上記図3に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図6に示す多気筒内燃機関(直列4気筒型エンジン)60は、気筒休止運転時の休止気筒の設定と筒内圧センサ14の設置気筒とが異なっている点を除き、上記図3に示す多気筒内燃機関30と同様に構成されている。
具体的には、図6に示す例においては、気筒休止運転時には、2つの気筒(#2および#3)の運転が休止され、残りの2つの気筒(#1および#4)の運転が継続されるように設定されている。そのうえで、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒であって、内燃機関60の末端に位置する気筒である#1気筒に設置されている。
また、上述した実施の形態2、並びにそれに関連する図5および図6に示す各例においては、気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒であって内燃機関40〜60の末端に位置する気筒(#2または#1)にのみ筒内圧センサ14が備えられている。しかしながら、本発明における筒内圧センサの配置気筒は、筒内圧センサが気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの1つの気筒であって内燃機関の末端に位置する気筒に備えられるようになってさえいれば、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、V6型エンジン40の場合には、#2気筒に代え#6気筒に設置されるものでもよく、V8型エンジン50の場合には、#1気筒に代え#7気筒に設置されるものでもよく、或いは、直列4気筒型エンジン60の場合には、#1気筒に代え、#4気筒であってもよい。
実施の形態3.
次に、図7乃至図9を参照して、本発明の実施の形態3およびこれに関連する他の各例について説明する。
図7は、本発明の実施の形態3における多気筒内燃機関70の構成を説明するための図である。尚、図7において、上記図4に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図7に示すように、本実施形態の多気筒内燃機関(V型6気筒エンジン)70においても、上述した実施の形態2と同様に、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒であって末端に位置する気筒の1つである#6気筒に設置されている。
そのうえで、本実施形態における筒内圧センサ14の設置気筒には、次のような配慮も含まれている。すなわち、図7に示すように、内燃機関70の第2気筒群10bでは、#2気筒側から#6気筒側に向かって冷却水が流れるように、内燃機関70の内部の冷却水通路が設定されている。冷却水の流れ方向が上記のように設定されている場合、下流側に位置する気筒は、上流側に位置する気筒に対して、冷却性が相対的に劣ることになる。その結果、下流側に位置する気筒では、筒内温度が相対的に高くなるので、燃焼への影響としてノッキング等の発生頻度が上がり易くなる。
従って、図7に示す構成において、冷却水の流れの最下流側に位置する#6気筒は、同一気筒群10bにおいて燃焼が最も悪くなり易い気筒であるといえる。そこで、本実施形態では、このような環境にある#6気筒に筒内圧センサ14を設置するようにしている。これにより、内燃機関全体で最も燃焼の悪い気筒を基準として筒内圧制御を行えるようになる。
以上説明したように、本実施形態では、気筒休止運転時に稼働する気筒、かつ、末端に位置する気筒であって、冷却水の流れの最下流側に位置することで燃焼が最も悪くなり易い気筒である#6気筒に筒内圧センサ14を設置している。このため、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、多気筒内燃機関70への筒内圧センサ14の装着性(搭載性)と燃焼変動(燃焼悪化)の検出性とをともに向上させることができる。
ところで、上述した実施の形態3においては、V型6気筒エンジンを例に挙げて説明を行っている。しかしながら、本発明における多気筒内燃機関は、このような形式のエンジンに限定されるものではなく、例えば、以下の図8に示すようなものであってもよい。
図8は、本発明の実施の形態3に関連する他の多気筒内燃機関80の構成を説明するための図である。尚、図8において、上記図6に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図8に示す多気筒内燃機関(直列4気筒型エンジン)80においても、上記図6に示す構成と同様に、筒内圧センサ14は、気筒休止運転時に稼働する気筒であって末端に位置する気筒の1つである#4気筒に設置されている。
そのうえで、図8に示す例における筒内圧センサ14の設置気筒には、次のような配慮も含まれている。すなわち、図8に示すように、内燃機関80では、#1気筒側から#4気筒側に向かって冷却水が流れるように、内燃機関80の内部の冷却水通路が設定されている。そこで、図8に示す例では、冷却水の流れの最下流側に位置することで燃焼が最も悪くなり易い気筒である#4気筒に筒内圧センサ14が設置されている。
尚、ここでは図示を省略するが、V型8気筒エンジンにおいても同様であり、例えば、上記図5に示す例において、第2気筒群10bにおいて#1気筒側から#7気筒側に冷却水が流れるようになっている場合には、燃焼変動の検出性を向上させるうえでは、筒内圧センサ14を#7気筒に設置することが好ましい。
また、上述した実施の形態3においては、多気筒内燃機関70の内部の冷却水の流れ方向との関係で燃焼が最も悪くなり易い気筒を決定し、筒内圧センサ14の設置気筒を選定する際にこれを考慮するようにしている。しかしながら、本発明において燃焼が最も悪くなり易い気筒に筒内圧センサを備えるようにするうえで考慮する要素は、冷却水の流れ方向に限らず、例えば、図9を参照して後述するように排気圧力であってもよい。
図9は、本発明の実施の形態3に関連する他の多気筒内燃機関90の構成を説明するための図である。尚、図9において、上記図6に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。また、ここでは、直列4気筒型エンジンである多気筒内燃機関90を例に挙げて説明を行うが、V型6気筒エンジン等の他の形式の多気筒内燃機関についても同様に適用することができる。
図9に示す多気筒内燃機関90は、各気筒から排出される排気ガスが流れる排気通路92を備えている。排気通路92は、図9に示すように、#1気筒に近い部位において各気筒からの排気ガスを1つにまとめる集合部92aを有する排気マニホールド92bを備えている。
上記のように構成された排気マニホールド92bを備えている場合には、そのような通路構成に起因して、集合部92aから一番遠い#4気筒は、排気ガスが最も抜けにくくなり、その結果、排気圧力が他の気筒と比べて相対的に高くなる。このため、この#4気筒は、他の気筒に比して残留ガス量が相対的に増加するので、燃焼が最も悪くなり易くなる。そこで、このような場合には、排気通路92の形状に起因して排気圧力が最も高くなることで燃焼が最も悪くなり易い気筒(図9に示す例では#4気筒)に筒内圧センサ14を設置することが好ましい。
実施の形態4.
次に、図10および図11を参照して、本発明の実施の形態4について説明する。
図10は、本発明の実施の形態4における多気筒内燃機関100の構成を説明するための図である。尚、図10において、上記図2に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図10に示す多気筒内燃機関100は、上記図2に示す内燃機関20と同様の2つの気筒群20a、20bを有するV型8気筒エンジンである。より具体的には、内燃機関100は、8気筒全体で見た場合には、#1→#8→#7→#3→#6→#5→#4→#2という順序で等間隔に爆発が行われるエンジンである。尚、気筒休止運転時の休止気筒および稼働気筒の設定は、上記図2に示す内燃機関20と同じである。
また、内燃機関100は、図10に示すように、各気筒から排出される排気ガスが流れる排気通路102を備えている。より具体的には、排気通路102は、第1気筒群20aからの排気ガスが流れる第1排気通路102aと、第2気筒群20bからの排気ガスが流れる第2排気通路102bとを備えている。
第1排気通路102aは、第7気筒に近い部位において第1気筒群20aの各気筒からの排気ガスを1つにまとめる集合部102cを有する第1排気マニホールド102dを備えており、第2排気通路102bは、第8気筒に近い部位において第2気筒群20bの各気筒からの排気ガスを1つにまとめる集合部102eを有する第1排気マニホールド102fを備えている。また、第1排気通路102aと第2排気通路102bとは、それぞれの下流側の集合部102gにおいて1本の合流後排気通路102hに合流している。
図11は、図10に示す内燃機関100における気筒間の排気干渉を説明するための図である。より具体的には、図11は、気筒休止運転時に稼働気筒となる#1、#7、#6、#4気筒の排気弁の動作範囲(クランク角度ベースの開弁期間)を示している。尚、図11において、四角で囲まれた「#1」等が位置する各点は、各気筒の圧縮上死点を示している。また、内燃機関100は、上述したように8気筒全体で見れば等間隔で爆発をしているので、爆発順序が隣接する気筒間は、90°CAとなる。
内燃機関100は、8気筒全体で見れば等間隔に爆発しているが、気筒群20a、20b毎に見ると、同一気筒群20a、20bにおける爆発順序は不等間隔となる。例えば、第1気筒群20aであれば、#1気筒と#7気筒との間は180°CAとなり、#7気筒と#3気筒との間は90°CAとなり、#3気筒と#5気筒との間は180°CAとなり、#5気筒と#1気筒との間は、270°CAとなる。このように構成された内燃機関100において、気筒群20a、20bを問わずに爆発順序が等間隔となる半数の気筒を休止気筒とした場合の一例が図11に示す例となる。
各気筒の排気弁は、一般に、膨張行程の終了前に開弁され、排気行程の終了後に閉弁されるため、その作用角(開弁期間)は、220〜230°CA程度となる。このため、図11に示すように、#1気筒の排気弁は、#7気筒の圧縮上死点が到来する少し前のタイミングで開いた後に、#6気筒の圧縮上死点が到来した直後のタイミングで閉じることになる。一方、#1気筒と同じ気筒群20aに属する(#1気筒との間で最上流側の排気通路集合部(すなわち、集合部102c)を共有する)#7気筒の排気弁は、#6気筒の圧縮上死点が到来する少し前に開くことになる。
その結果、開弁直後であることで圧力の高い#7気筒からの排気ガスが、排気行程の終了間際にあることで圧力が低くなっている#1気筒内に回り込んでしまうことになる。このような#7気筒のブローダウンガスの圧力の影響で、#1気筒の残留ガスが増えてしまう。また、このような排気干渉は、#6気筒と#4気筒との間でも同様に生じ、#6気筒の残留ガスが増えてしまう。
以上のように、図11に示す設定における気筒休止運転時には、#1気筒と#6気筒とが排気干渉の影響で、燃焼の悪化が懸念される。つまり、本実施形態の内燃機関100においては、#1気筒と#6気筒とが、気筒間の排気干渉の観点において燃焼が最も悪くなり易い気筒であるといえる。そこで、本実施形態では、図10に示すように、#1気筒と#6気筒とに筒内圧センサ14を備えているようにしている。
上記のような筒内圧センサ14の設置気筒の決定手法によれば、最上流側の排気通路集合部(102cまたは102e)を共有する一部の気筒からなる気筒群(20aまたは20b)に含まれる気筒であって、爆発順序が1つ後の気筒(#7または#4)の燃焼がクランク角度で180°後に行われる気筒である先行気筒(#1または#6)が存在する場合には、当該先行気筒に筒内圧センサ14が備えられることになる。
このため、上記決定手法によれば、図10、11に示す爆発順序および気筒休止運転時の休止気筒の設定を有し、かつ、図10に示す排気通路102の構成を有するV型8気筒の内燃機関100において、内燃機関全体で最も燃焼の悪い気筒を基準として筒内圧制御を行えるようになる。このため、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、燃焼変動(燃焼悪化)の検出性を向上させることが可能となる。また、これにより、的確な運転状態の補正を行うことが可能となる。
ところで、上述した実施の形態4においては、#1→#8→#7→#3→#6→#5→#4→#2という順序で等間隔に爆発が行われる内燃機関100において、気筒休止運転時に、4つの気筒(#2、#3、#5、および#8)の運転が休止され、残りの4つの気筒(#1、#4、#6、および#7)の運転が継続されるように設定された場合について説明を行った。このような設定とは逆に、気筒休止運転時に、4つの気筒(#1、#4、#6、および#7)の運転が休止され、残りの4つの気筒(#2、#3、#5、および#8)の運転が継続されるように設定されている場合には、排気干渉の影響を同様に考慮して、筒内圧センサ14を#3気筒と#2気筒に設置することが好ましい。
また、V型8気筒エンジンでは、上記爆発順序の他に、#1→#8→#4→#3→#6→#5→#7→#2という爆発順序も一般に用いられる。このような爆発順序が用いられている場合において、気筒休止運転時に、4つの気筒(#2、#3、#5、および#8)の運転が休止され、残りの4つの気筒(#1、#4、#6、および#7)の運転が継続されるように設定されている場合には、排気干渉の影響を同様に考慮して、筒内圧センサ14を#7気筒と#4気筒に設置することが好ましい。更には、このもう1つの爆発順序が用いられている場合であって、気筒休止運転時に、4つの気筒(#1、#4、#6、および#7)の運転が休止され、残りの4つの気筒(#2、#3、#5、および#8)の運転が継続されるように設定されている場合には、筒内圧センサ14を#3気筒と#2気筒に設置することが好ましい。
実施の形態5.
次に、図12および図15を参照して、本発明の実施の形態5について説明する。
本実施形態で登場する多気筒内燃機関110〜140(図12〜図15参照)は、上記図10に示す内燃機関100と同様にV型8気筒エンジンであり、図示を省略するが、内燃機関100が備える排気通路102と同様の排気通路を備えているものとする。
実施の形態4において既述したように、V型8気筒エンジンにおける爆発順序としては、#1→#8→#7→#3→#6→#5→#4→#2という順序と、#1→#8→#4→#3→#6→#5→#7→#2という順序とが一般に用いられる。ここでは、前者を「爆発順序1」と称し、後者を「爆発順序2」と称する。
また、上記2種類の爆発順序1、2において、半数の気筒を等間隔に休止させる場合の休止気筒の構成例としては、2種類、すなわち、#2、#3、#5、および#8と、#1、#4、#6、および#7とが存在する。ここでは、#1気筒が稼働気筒となる前者を「#1気筒の稼働を伴う気筒休止運転」と称し、#1気筒が休止気筒となる後者を「#1気筒の休止を伴う気筒休止運転」と称する。
従って、V型8気筒エンジンにおいては、上記2種類の爆発順序1、2と上記2種類の休止気筒の構成例との組み合わせとして、4つのパターンが存在することになる。そして、図12〜図15を参照して後述するように、各パターンには、排気干渉の影響で燃焼が悪くなり易い気筒(すなわち、本発明における「先行気筒」)が2つ(各気筒群20a、20bに1つずつ)存在し、そのうちの1つの気筒が多気筒内燃機関110〜140の末端(最外端)に位置する気筒となる。
そこで、本実施形態では、上記4つのパターンのうちの何れか1つが用いられている場合において、筒内圧センサ14を何れか1つの気筒のみに搭載する場合には、多気筒内燃機関110〜140の末端に位置する上記先行気筒に、筒内圧センサ14を設置するようにした。
多気筒内燃機関110〜140の末端に位置する気筒は、既述したように、筒内圧センサ14の搭載が比較的容易な気筒である。このため、末端に位置する上記先行気筒を筒内圧センサ14の設置気筒として選択することで、V型8気筒エンジンにおいて、気筒休止運転時においても筒内圧(燃焼状態)の検知を可能としつつ、筒内圧センサ14の装着性(搭載性)と燃焼変動(燃焼悪化)の検出性とをともに向上させることができる。
以下、上記4つのパターンについて詳細に説明を行う。
図12は、本発明の実施の形態5におけるパターン1に該当する多気筒内燃機関110の構成を説明するための図である。
ここでは、爆発順序1と#1気筒の稼働を伴う気筒休止運転とを組み合わせて得たパターンを、「パターン1」と称する。
このパターン1の場合には、図12(A)に示すように、#1気筒と#6気筒とが排気干渉の関係で燃焼が悪くなり易い気筒(先行気筒)に該当する。従って、このパターン1では、図12(B)に示すように、末端に位置する#1気筒に筒内圧センサ14が設置される。
図13は、本発明の実施の形態5におけるパターン2に該当する多気筒内燃機関120の構成を説明するための図である。
ここでは、爆発順序1と#1気筒の休止を伴う気筒休止運転とを組み合わせて得たパターンを、「パターン2」と称する。
このパターン2の場合には、図13(A)に示すように、#2気筒と#3気筒とが排気干渉の関係で燃焼が悪くなり易い気筒(先行気筒)に該当する。従って、このパターン2では、図13(B)に示すように、末端に位置する#2気筒に筒内圧センサ14が設置される。
図14は、本発明の実施の形態5におけるパターン3に該当する多気筒内燃機関130の構成を説明するための図である。
ここでは、爆発順序2と#1気筒の稼働を伴う気筒休止運転とを組み合わせて得たパターンを、「パターン3」と称する。
このパターン3の場合には、図14(A)に示すように、#7気筒と#4気筒とが排気干渉の関係で燃焼が悪くなり易い気筒(先行気筒)に該当する。従って、このパターン3では、図14(B)に示すように、末端に位置する#7気筒に筒内圧センサ14が設置される。
図15は、本発明の実施の形態5におけるパターン4に該当する多気筒内燃機関140の構成を説明するための図である。
ここでは、爆発順序2と#1気筒の休止を伴う気筒休止運転とを組み合わせて得たパターンを、「パターン4」と称する。
このパターン4の場合には、図15(A)に示すように、#2気筒と#3気筒とが排気干渉の関係で燃焼が悪くなり易い気筒(先行気筒)に該当する。従って、このパターン4では、図15(B)に示すように、末端に位置する#2気筒に筒内圧センサ14が設置される。
また、上記図12〜図15に示すように、エンジン前端側には、通常、カムシャフトを駆動するためのタイミングチェーンや補機類を駆動するための補機ベルトが設けられる。従って、そのような設置物のないエンジン後端側(すなわち、変速機側)の方が、筒内圧センサ14の搭載性としては良くなる。
上述した4つのパターンのうちでエンジン後端側(変速機側)の末端に燃焼が悪くなり易い気筒(先行気筒)が存在することとなるのは、パターン3である。そこで、このパターン3となるように、すなわち、燃焼が悪くなり易い気筒(先行気筒)がエンジン後端側(変速機側)の末端の気筒となるように、多気筒内燃機関の爆発順序および気筒休止運転時の休止気筒を設定することが好ましい。このような設定によれば、V型8気筒エンジンにおいて、筒内圧センサ14の装着性(搭載性)をより良好なものとすることができる。
更に、既述したように、多気筒内燃機関の内部を流通する冷却水の流れ方向は、各気筒の冷却性に影響を与え、冷却水の流れ方向の下流側に位置する気筒は、燃焼が悪くなり易くなる。そこで、図14に示すように、冷却水の流れの最下流側に位置する気筒が筒内圧センサ14を設置する#7気筒(先行気筒)となるように、冷却水の流れ方向を設定することが好ましい。これにより、筒内圧センサ14による燃焼変動(燃焼悪化)の検出性をより効果的に高めることができる。
ところで、上述した実施の形態5においては、上記図14に示す多気筒内燃機関130の排気通路の構成を上記図10に示す多気筒内燃機関100と同様であるとして、その図示を省略している。しかしながら、既述したように、排気通路の形状(排気マニホールドのとりまとめ)に起因して排気圧力が他の気筒に比して相対的に高くなる気筒では、残留ガス量が増えることで燃焼が悪くなり易い。そこで、排気通路の形状に起因して排気圧力が最も高くなる気筒が上記図14に示す内燃機関130において筒内圧センサ14が設置される#7気筒となるように、排気通路を構成してもよい。具体的には、第1気筒群20aからの排気ガスを1つにまとめる排気マニホールドの集合部が#7気筒から最も遠い#1気筒の近くに設定されるように排気通路を構成してもよい。これにより、筒内圧センサ14による燃焼変動(燃焼悪化)の検出性をより効果的に高めることができる。
10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140 多気筒内燃機関
10a、20a 第1気筒群
10b、20b 第2気筒群
12 ECU(Electronic Control Unit)
14 筒内圧センサ
92、102 排気通路
92a、102c、102e、102g 排気通路の集合部
92b、102d、102f 排気マニホールド
102a 第1排気通路
102b 第2排気通路
102h 合流後排気通路

Claims (9)

  1. 複数の気筒の一部に筒内圧センサを備え、全部ではない少なくとも1つの気筒を休止させる気筒休止運転を行う多気筒内燃機関であって、
    前記筒内圧センサは、前記気筒休止運転時に稼働する気筒のうちの少なくとも1つにのみ備えられていることを特徴とする多気筒内燃機関。
  2. 前記筒内圧センサは、前記多気筒内燃機関の末端に位置する気筒に備えられていることを特徴とする請求項1記載の多気筒内燃機関。
  3. 前記筒内圧センサは、燃焼が最も悪くなり易い気筒に備えられていることを特徴とする請求項1または2記載の多気筒内燃機関。
  4. 前記筒内圧センサは、最上流側の排気通路集合部を共有する一部の気筒からなる気筒群に含まれる気筒であって爆発順序が1つ後の気筒の燃焼がクランク角度で180°後に行われる気筒である先行気筒が存在する場合には、当該先行気筒に備えられることを特徴とする請求項1記載の多気筒内燃機関。
  5. 前記多気筒内燃機関は、V型8気筒エンジンであることを特徴とする請求項4記載の多気筒内燃機関。
  6. 前記筒内圧センサは、前記先行気筒に該当する気筒の中に前記多気筒内燃機関の末端に位置する気筒が含まれている場合には、前記末端に位置する前記先行気筒に備えられることを特徴とする請求項4または5記載の多気筒内燃機関。
  7. 前記先行気筒が前記多気筒内燃機関における変速機側の末端の気筒となるように、前記多気筒内燃機関の爆発順序および前記気筒休止運転時の休止気筒が設定されていることを特徴とする請求項6記載の多気筒内燃機関。
  8. 前記多気筒内燃機関の内部を流通する冷却水の流れの最下流側に位置する気筒が前記末端に位置する前記先行気筒となるように、冷却水の流れ方向が設定されていることを特徴とする請求項6または7記載の多気筒内燃機関。
  9. 排気通路の形状に起因して排気圧力が最も高くなる気筒が前記末端に位置する前記先行気筒となるように、当該排気通路が構成されていることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項記載の多気筒内燃機関。
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