JP2010247721A - キャスターバッグ用車輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリース切れや砂塵の侵入を防止して摩擦の増大を阻止することで、キャスターバッグ用車輪を長期間正常に機能させる。
【解決手段】タイヤ1をハブ2に取り付けて一体とした車輪本体部3の中心に、円周状のリブ9と放射状グリース溜り8を設けたグリースパックベアリング4を固定的に取り付ける。グリースパックベアリング4は、ハブ2と車軸の間にグリース溜りとなる空隙を形成するように、車輪本体部3の両側に2個取り付ける。グリースパックベアリング4の外周に、フェルト製やゴム製などの防塵リング5を固定的に取り付ける。車軸で、グリースパックベアリング4を介して車輪本体部3を回転可能に保持する。車軸保持部をキャスターバッグ本体に取り付けて、車軸を固定的に保持する。車軸保持部に設けたカバー部が、防塵リング5とリブ9に摺れて接して、砂塵の侵入とグリースの漏出を防ぐ。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャスターバッグ用車輪に関し、特に、潤滑機能と防塵機能を強化したキャスターバッグ用車輪に関する。
従来、鞄にキャスターを付けたキャスターバッグが広く利用されている。キャスターバッグは、路上を歩きながら引いて運ぶことが多いので、キャスターの車輪は、かなり過酷な条件にさらされる。そのため、潤滑や防塵の対策を十分に行わないと、グリース切れや砂埃のために車輪が正常に機能しなくなることがある。潤滑方法としては、車輪や軸受にグリース溜りを設ける方法などがある。防塵対策としては、車輪に防塵カバーを被せる方法などがある。以下に、キャスターバッグ用車輪の潤滑や防塵対策に関連する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「キャスター用車輪」は、防塵防音効果がよくて組立てが容易なものである。図8(a)に示すように、内側スリーブの両端面にホイールカバーを一体に設ける。内側スリーブの外側に、外側スリーブを回転可能に軸で取り付ける。脚部と内側スリーブとの間には全く隙間ができない。糸くずなどを巻き込むことはない。塵埃が侵入することもない。回転が阻害されることはなく、騒音も少ない。横揺れも少なくなる。部品数が少ないので、低コストで組立ても容易である。
特許文献2に開示された「防塵カバー付キャスター」は、車輪と車軸の連結部にごみ類が入り込まないようにして、車輪の回転不良を防止するものである。図8(b)に示すように、筒形状のスリーブを、左右両側に突出するように取り付ける。車輪の左右両側に、円板形状の外カバーを設ける。外カバーの外周を、車輪のトレッド部の内側窪み部に接触させる。ベアリングのハウジングの側部を構成する形状としたベアリングを、車輪と外力バーとの間に生ずる隙間に介在するように、スリーブの左右両側外周に嵌め込む。
特許文献3に開示された「キャスター」は、支持部と車輪の隙間に周囲の物が巻き込まれないようにしたものである。図8(c)に示すように、車輪支持部と車輪の間の間隙の外側を覆う。接合間隙に巻込み防止筒を設けて、周囲の物の巻込みを防止する。絨毯が敷かれた部屋でもキャスター付家具を安心して利用できる。
特許文献4に開示された「防塵カバー付キャスター」は、塵埃による車輪回転障害を防止するものである。図8(d)に示すように、逆U字形の把持部に、円盤形状の防塵カバーを設ける。防塵カバーを、車輪の左右両側に、ブッシュを介在させて装着する。防塵カバーの内側部とブッシュの外側部に設けた固着手段で、防塵カバーをブッシュに固着する。車輪が回転しても防塵カバーは回転しないので、糸くずや髪の毛その他の塵類が車軸に絡みつかず、車輪の回転に支障を来すことがない。
特許文献5に開示された「キャスターの車輪防塵構造」は、キャスターの車輪の回転に支障をきたさないように、各アームの内側面と軸筒の両側端面との間に形成される間隙に毛髪等の塵芥が入り込まないようにしたものである。図8(e)に示すように、左右一対のアーム間に車輪がある。車輪の中心部に軸筒を設ける。軸筒の両側端に、ころがり軸受を嵌める。両アーム間に水平に支持される支軸を、両ころがり軸受に挿し通す。各アームの内側面と、これと対向する軸筒の各側端面との間には、隙間を持たせる。軸筒の両側端外周側に接触しないように、隠蔽手段で隙間の外周を囲い、隙間に塵芥が入らないようにする。
特許文献6に開示された「キャスター用車輪」は、極めて簡単な構成で、作動が円滑確実で、車輪の温度上昇を防ぐことができるものである。図8(f)に示すように、ハブに車軸貫通孔を取り囲む環状の突出部を設けて、車軸との間にハブ凹所を形成する。キャップをハブ凹所に密に嵌める。キャップは断面がコ字状で、前面と、前面に直角な周壁がある。前面には、車軸貫通孔が設けられている。ハブ凹所に潤滑材を充填する。潤滑材は、車軸と車軸貫通孔の間の隙間に流入する。車輪の温度の上昇を防ぎ、ナイロン製の車輪が車軸に粘着することはない。
特許文献7に開示された「移動体用キャスター」は、長距離を走行しても、グリース切れで焼きつくことがないようにしたものである。図8(g)に示すように、大型のスーツケースなどの移動体に、ベースを固定する。ベースハブに、ホイールをリベットでカシメにより取り付ける。ホイールは、リベットを回転中心軸として回転する。ホイールにはタイヤが設けてある。ホイールの中心孔のベース側の開口の周縁に、切欠きを複数個設けて、グリース溜りとする。長距離を走行しても、グリース切れを起こすことはない。ホイールが焼きついてキャスターが破損することはなくなる。
特開昭57-158104号公報 実開平03-024403号公報 実開平06-033703号公報 特開平09-156303号公報 特開2000-185506号公報 特開2002-067602号公報 特開2004-142573号公報
しかし、従来のキャスターバッグ用車輪などの潤滑方法と防塵方法では、次のような問題がある。グリースをハブと車軸の間の隙間に保持する構造であるので、十分な量のグリースを保持できず、使用中にグリースが切れてしまい、車輪が正常に回転できなくなる。また、ハブと車軸の間に外部から砂塵などが入り込み、摩擦が大きくなるので、これも車輪の正常な回転を阻害する。防塵カバーを被せる方法では、車輪のサイズが相対的に小さくなり、使い勝手が悪くなる。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、グリース切れや砂塵の侵入を防止して摩擦の増大を阻止することで、キャスターバッグ用車輪を長期間正常に機能させることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、タイヤをハブに取り付けて一体とした車輪本体部と、円盤状部分と円筒状部分とが一体に構成されていて車輪本体部の中心に固定的に取り付けられるグリースパックベアリングと、グリースパックベアリングを介して車輪本体部を回転可能に保持する車軸と、キャスターバッグ本体に取り付けられて車軸を固定的に保持する車軸保持部とを具備するキャスターバッグ用車輪のグリースパックベアリングの円盤状部分に、放射状グリース溜りと、砂塵の侵入とグリースの流出を防ぐための防塵手段とを設け、車軸保持部に、防塵リングと摺れて接するカバー部を設けた構成とした。
グリースパックベアリングは、ハブと車軸の間にハブグリース溜りを形成するように、車輪本体部の両側に2個取り付けられる。防塵手段として、円盤状部分の周辺部付近に円周状のリブを設ける。さらに、円盤状部分の外周に、砂塵を通さない環状の弾性部材である防塵リングを固定的に取り付ける。グリースパックベアリングの円筒状部分に、ハブに固定するためのキーを設ける。
上記のように構成したことにより、グリース切れや砂塵の侵入を防止して摩擦の増大を阻止でき、キャスターバッグ用車輪を長期間正常に機能させることができる。また、グリース保持機能と防塵機能をベアリングで兼ねるようにしたので、部品点数が少なくなり、部品コストと組立てコストを削減できる。
本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪の回転部分の斜視図である。 本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪の回転部分の断面図である。 本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪の回転部分を車軸保持部に取り付けた状態の断面図である。 本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪のグリースパックベアリングの斜視図である。 本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪のグリースパックベアリングの正面図である。 本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪のグリースパックベアリングの背面図である。 本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪のグリースパックベアリングの側面図と断面図である。 従来のキャスターバッグ用車輪などの概念図である。
以下、本発明のキャスターバッグ用車輪を実施するための最良の形態について、図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例は、円周状のリブと放射状のグリース溜りを設けたグリースパックベアリングを、ハブと車軸の間にグリース溜りとなる空隙を形成するように、車輪本体部の両側に固定的に取り付け、グリースパックベアリングの外周に防塵リングを固定的に取り付け、グリースパックベアリングを介して車輪本体部を車軸で回転可能に保持し、キャスターバッグ本体に取り付けた車軸保持部で車軸を固定的に保持し、車軸保持部に設けたカバー部がリブと防塵リングに摺れて接するキャスターバッグ用車輪である。
図1に、本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪の回転部分の斜視図を示す。図2に、キャスターバッグ用車輪の回転部分の断面図を示す。図3に、キャスターバッグ用車輪の本体部に防塵リングを取り付けた状態の断面図を示す。図4に、キャスターバッグ用車輪の回転部分の斜視図を示す。図5に、グリースパックベアリングの正面図を示す。図6に、グリースパックベアリングの背面図を示す。図7に、グリースパックベアリングの側面図と断面図を示す。
図1〜図7において、タイヤ1は、車輪の接地部分である。ハブ2は、タイヤと車軸を、グリースパックベアリングを介してつなぐ部分である。車輪本体部3は、タイヤをハブに取り付けて一体として回転部分である。グリースパックベアリング4は、軸受けとグリースパックと防塵を兼ねるベアリングである。防塵リング5は、弾力性のあるフェルトやゴムなどでできた円環状の砂塵遮蔽部材である。車輪本体部とグリースパックベアリングと防塵リングは、車輪の回転部分である。車軸6は、車輪の回転部分を回転可能に保持する部材である。車軸保持部7は、車軸を固定的に保持する部材である。放射状グリース溜り8は、グリースパックベアリングの円盤状部分の表面に放射状に設けられた凹部で、グリースを保持する部分である。
リブ9は、円盤状部分の周辺付近に設けられた円周状の突起部で、カバー部に接する部分である。リブと防塵リングで、防塵部材を構成している。防塵部材はリブのみでもよい。カバー部10は、車軸または車軸保持部に固定的に取り付けられた円盤状部材で、防塵リングとリブに摺れて接する部材である。車軸保持部でカバー部を兼ねてもよい。ハブグリース溜り11は、ハブと車軸の間に形成されるグリース溜りである。円盤状部分12は、グリースパックベアリングの平板状部分である。円筒状部分13は、グリースパックベアリングの筒状部分である。キー14は、ハブに対するグリースパックベアリングの回転止めである。
上記のように構成された本発明の実施例におけるキャスターバッグ用車輪の機能と動作を説明する。最初に、図1を参照しながら、キャスターバッグ用車輪の機能の概要を説明する。キャスターバッグ用車輪のタイヤ1をハブ2に取り付けて一体にして、車輪本体部3とする。車輪本体部3の中心の両側に、グリースパックベアリング4が固定的に取り付けられている。グリースパックベアリング4に、放射状グリース溜り8が設けられている。車軸6で、グリースパックベアリング4を介して車輪本体部3を回転可能に保持している。キャスターバッグ本体に取り付けられた車軸保持部7で、車軸6を固定的に保持している。
砂塵の侵入とグリースの流出を防ぐための防塵手段が、グリースパックベアリング4の円盤状部分12の周辺部に設けられている。防塵手段は、円盤状部分12の周辺部付近に設けた円周状のリブ9と、円盤状部分12の外周に固定的に取り付けられた防塵リング5である。防塵リング5は、フェルト製などの砂塵を通さない環状の弾性部材である。ゴム製のOリングでもよいし、同様の弾性封止機能があるものであれば、その他の材質のものでもよい。車軸保持部7には、防塵リング5とリブ9の両方に摺れて接するカバー部10がある。カバー部10と防塵リング5とリブ9により、砂塵などは入ってこられない。放射状グリース溜り8も、カバー部10で覆われているので、グリースが漏れることはない。
次に、図2を参照しながら、車輪本体部とグリースパックベアリングの関係について説明する。グリースパックベアリング4の円筒状部分13を、ハブ2の中心穴に挿入する。2個のグリースパックベアリング4の間のハブ2と車軸6の間に、ハブグリース溜り11を形成する。車軸6は、ハブ2には接していない。グリースパックベアリング4の円筒状部分13は、軸受の機能を果たしている。車輪本体部3と軸受を別体にして、両側から挿入する構造にしたので、車軸6にテーパーをつける必要がなく、車輪がガタつくことはない。また、ハブグリース溜り11を形成できるので、車軸6を挿入する際にグリースが押し出されてしまうこともない。
次に、図3を参照しながら、車輪を取り付けた状態について説明する。グリースパックベアリング4の円筒状部分の中心穴に、車軸6を挿入する。車軸6は、車軸保持部7に固定される。車軸保持部7は、キャスターバッグ本体に、固定的か可動的に取り付けられている。車軸保持部7にはカバー部10が固定的に取り付けられており、リブ9と防塵リング5に接している。防塵リング5とリブ9は、カバー部10に摺れながら回転する。カバー部10とリブ9により、車輪が軸方向に移動しないようになっている。
カバー部10とリブ9の摩擦が小さくなるように、リブ9の機械的強度が保てる範囲で、リブ9をなるべく細くしてある。カバー部10は、砂塵が侵入しない程度に、防塵リング5に軽く接して密着している。防塵リング5とカバー部10により、車軸6とグリースパックベアリング4は、外部と隔離されているので、外部から砂塵などが侵入することはない。また、放射状グリース溜り8からグリースが外部に漏れることもない。
防塵リング5は、弾性により回転中にも常にカバー部10に密着している。リブ9は、カバー部10に接しているが、回転状態によっては常に密着しているわけではない。リブ9は、カバー部10と密着してはいないので、砂塵の侵入とグリースの漏出を完全に防止できるわけではない。しかし、リブ9のみでも砂塵の侵入を一定程度防止できるし、グリースの漏出も減らせるので、防塵手段としてはリブ9のみでもよい。砂塵の侵入とグリースの漏出をほぼ完全に防止する必要がある場合は、防塵手段としてリブ9に加えて防塵リング5も使う。
次に、図4を参照しながら、グリースパックベアリングについて説明する。グリースパックベアリング4は、円盤状部分12と円筒状部分13からなる。円盤状部分12の外周部付近には、円周状のリブ9がある。円盤状部分12の軸周辺部には、放射状グリース溜り8がある。グリースパックベアリング4は、軸受とグリース保持部と防塵部とを兼ねた部材である。車輪本体部3とグリースパックベアリング4を、それぞれ最適の素材で構成できるので、耐久性を高めることができる。また、3つの機能を1つのグリースパックベアリング4にまとめたので、防塵カバーとグリースパックを別々に構成するより小型にできる。
次に、図5を参照しながら、グリースパックベアリングの円盤状部分の構造について説明する。円盤状部分12の外周部付近には、円周状のリブ9がある。グリースパックベアリング4の円盤状部分12の表面には、放射状グリース溜り8となる放射状の溝がある。放射状グリース溜り8の形状や個数は、車輪の用途などに応じて、最適となるように決めればよい。円盤状部分12の外周には、防塵リング5が固定的に取り付けられる。
次に、図6と図7を参照しながら、グリースパックベアリングの円筒状部分の構造について説明する。円筒状部分13は、車輪本体部3の軸受となる部分である。ハブ2に嵌め込んで固定するためのキー14が円筒状部分13の外周面にある。これを、ハブ2の両側に2個取り付ける。2個のグリースパックベアリング4の円筒状部分13は、車輪本体部3に取り付けたときに、隙間ができて当接しないような長さになっており、隙間がハブグリース溜り11を形成するようになっている。
上記のように、本発明の実施例では、キャスターバッグ用車輪を、円周状のリブと放射状のグリース溜りを設けたグリースパックベアリングを、ハブと車軸の間にグリース溜りとなる空隙を形成するように、車輪本体部の両側に固定的に取り付け、グリースパックベアリングの外周に防塵リングを固定的に取り付け、グリースパックベアリングを介して車輪本体部を車軸で回転可能に保持し、キャスターバッグ本体に取り付けた車軸保持部で車軸を固定的に保持し、車軸保持部に設けたカバー部がリブと防塵リングに摺れて接する構成としたので、グリース切れや砂塵の侵入を防止して長期間正常に機能させることができる。
本発明のキャスターバッグ用車輪は、旅行鞄用のキャスターバッグ用車輪として最適である。乳母車や買物カートやその他の運搬車に取り付ける車輪としても適している。
1 タイヤ
2 ハブ
3 車輪本体部
4 グリースパックベアリング
5 防塵リング
6 車軸
7 車軸保持部
8 放射状グリース溜り
9 リブ
10 カバー部
11 ハブグリース溜り
12 円盤状部分
13 円筒状部分
14 キー

Claims (5)

  1. タイヤをハブに取り付けて一体とした車輪本体部と、円盤状部分と円筒状部分とが一体に構成されていて前記車輪本体部の中心に固定的に取り付けられるグリースパックベアリングと、前記グリースパックベアリングを介して前記車輪本体部を回転可能に保持する車軸と、キャスターバッグ本体に取り付けられて前記車軸を固定的に保持する車軸保持部とを具備するキャスターバッグ用車輪であって、前記グリースパックベアリングの円盤状部分に、放射状グリース溜りと、砂塵の侵入とグリースの流出を防ぐための防塵手段とを設け、前記車軸保持部に、前記防塵手段と摺れて接するカバー部を設けたことを特徴とするキャスターバッグ用車輪。
  2. 前記グリースパックベアリングは、前記ハブと前記車軸の間にハブグリース溜りを形成するように、前記車輪本体部の両側に2個取り付けられることを特徴とする請求項1記載のキャスターバッグ用車輪。
  3. 前記防塵手段として、前記円盤状部分の周辺部付近に円周状のリブを設けたことを特徴とする請求項1記載のキャスターバッグ用車輪。
  4. 前記防塵手段として、前記円盤状部分の周辺部付近に円周状のリブを設け、前記円盤状部分の外周に砂塵を通さない環状の弾性部材である防塵リングを固定的に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のキャスターバッグ用車輪。
  5. 前記グリースパックベアリングの円筒状部分に、前記ハブに固定するためのキーを設けたことを特徴とする請求項1記載のキャスターバッグ用車輪。
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