JP2010247346A - 脆性材料プライヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】脆性材料を分断する場合に、種々の厚みの脆性材料の分断への対応を可能とし、分断された脆性材料の品質を向上し、歩留まりを向上させる。
【解決手段】このガラスプライヤは互いに回動自在に連結された第1レバー2及び第2レバー3を備える。第1レバー2は先端部7にガラス押圧体15を有し、第2レバー3は先端部にガラス受け部25を有する。ガラス押圧体15は第1押圧プレート16と第1押圧プレート支持部17とを有し、ガラス受け部25は第2押圧プレート26と第2押圧プレート支持部27とを有する。第1押圧プレート16は、第1押圧プレート支持部27によって、第1レバー2に対して、第1レバー2から第2レバー側の距離を伸縮可能に支持され、第1,第2押圧プレート16,26は、ガラス板に当接可能であって、好ましくはガラス板よりも低剛性の弾性変形可能プレートである。
【選択図】図1

Description

本発明は、脆性材料プライヤ、特に、分断溝が形成された脆性材料(特に脆性材料板)を分断するための脆性材料プライヤに関する。
ガラス板等の脆性材料を切断する場合は、一般に、超硬合金や焼結ダイヤモンドで形成されたスクライビングホイールや、先端にダイヤモンドチップを有するガラス切り工具によってガラス板に分断溝(スクライブライン)を形成し、その両側を折り曲げることによって分断するようにしている。この、ガラス板を折り曲げる際に、例えば、特許文献1に示されるようなガラス割り手工具が用いられる。
特許文献1に示されるような従来の工具は、工具本体とレバーあるいは1対のレバーを有している。そして、一方のレバー先端にはガラス受け部が設けられ、他方のレバー先端にはガラス押圧部が設けられている。ガラス受け部には、ガラス板上面のスクライブラインの両側を支持する1対の凸部が設けられ、またガラス押圧部にはガラス板下面のスクライブライン直下を押圧する1つの凸部が設けられている。
以上のような工具を用いて、ガラス受け部とガラス押圧部とでガラス板を挟み込み、レバーを揺動操作することで、ガラス板のスクライブラインがガラス押圧部の凸部から押圧力を受け、かつスクライブラインの両側が支持されていることで折り曲げられて分断される。
特開2000−44266号公報
特許文献1を含めて従来のガラス板等の脆性材料分断用の工具は、前述のように、ガラス板上面のスクライブラインの両側を支持するとともに、スクライブラインの直下から上方に力を作用させてガラス板を分断するものである。
ここで、ガラス板を分断した場合、その分断面はガラス表面に対して直交した平坦な面であることが要求される。ところが、従来の工具を用いてガラス板を分断すると、分断面がガラス面に対して直交せずに斜めになったり、あるいは分断面に突起が生じたりする場合があり、要求された品質を満たすことができない場合がある。 また、従来の工具を用いてガラス板を折り曲げた場合、ガラス板は弾けるようにして一瞬にして分断される。すると、両側のガラス板の分断面に、欠けや割れ等が発生しやすく不良が発生する。
さらに、ガラス板の3点を支持して分断する従来工具の場合、ガラス受け部側の支持幅によって分断できるガラス板の幅が制約を受けるという問題があり、また、両側のガラス板の分断面の下端同士が干渉しやすく、欠けや割れ等が発生して不良が発生する。
加えて、ガラス板の厚みが変わると、ガラス板に押圧力を加える際の工具本体とレバーとの角度又は1対のレバー間の角度が変わり、ガラスの厚みによって操作性が変わるため、ガラス板の厚みに応じて安定した品質の分断面を得ることが難しいという問題があり、ガラス板の厚みによっては分断できないという問題もある。
本発明の課題は、ガラス板等の脆性材料を分断する場合に、その分断面の品質を向上し、歩留まりを向上させることにある。 本発明の別の課題は、1基の脆性材料プライヤで、広範囲にわたる種々の厚みの脆性材料の分断を可能とすることにある。
ここで、本件発明者の検討結果によれば、脆性材料分断面に不良が生じる主な原因は、従来の工具では、脆性材料下面の押圧部からスクライブラインに力を集中して作用させて、脆性材料を瞬発的に弾けるように折り曲げて分断している点にあることが判明した。
そこで本発明は、脆性材料分断溝が形成された脆性材料に対して、脆性材料の上下面に接触する押圧部の間隔を調整可能として、広範囲にわたる種々の厚みの脆性材料の分断を可能にするとともに、分断溝に応力が集中するのを避け、更には、脆性材料を分断する速度、すなわち分断溝に沿って生じるクラックの進行速度をより遅くして、脆性材料分断面の品質向上を図るようにしたものである。
請求項1に係る脆性材料プライヤは、脆性材料の主面に形成された分断溝に沿って脆性材料を分断するための脆性材料プライヤであって、第1レバーと、第2レバーと、を備えている。
本件発明において、分断溝とは脆性材料のスクライブに通常使用されるスクライビングホイール及びレーザ等の照射による熱応力を利用して形成されるスクライブラインや、砥石を用いたダイシング加工によって形成される分断用の切り欠き溝を含み、分断によって脆性材料を分離するためのガイドラインとなるものを意味する。
本件発明において、分断とは脆性材料の主面に形成されたスクライブラインや切り欠き溝に沿って脆性材料を分離するための加工工程を意味する。
本件発明において、脆性材料とは、素板ガラス、建材用ガラス、自動車用窓ガラス、携帯電話やFPD等のガラス回路基板、焼結材料のセラミックス、単結晶シリコン、半導体ウエハ、セラミック基板、サファイヤ基板、石材等が含まれる。
第1レバーは先端部に脆性材料押圧体を有するとともに後端部にグリップ部を有する。第2レバーは、第1レバーに回動自在に支持され、先端部に脆性材料受け部を有するとともに後端部にグリップ部を有する。
そして、脆性材料押圧体は第1押圧プレートと第1押圧プレート支持部とを有している。第1押圧プレートは、脆性材料の分断溝が形成されていない側の主面(下面)に面接触可能であり、好ましくは、少なくとも脆性材料と接触する面が脆性材料よりも低剛性の弾性変形可能な弾性プレートからなる。第1押圧プレート支持部は、第1押圧プレートを第1レバーに対して、第1レバーから第2レバー側の距離を伸縮可能に支持し、第1押圧プレートを脆性材料に対して押圧する。また、受け部は、第2押圧プレートと第2押圧プレート支持部とを有している。第2押圧プレートは、脆性材料の分断溝が形成された側の主面(裏面)に当接可能であって、分断溝と交差する左右方向に所定の長さで延び、好ましくは脆性材料より低剛性の弾性変形可能な弾性プレートである。第2押圧プレート支持部は、第2押圧プレートの左右方向両端部を第2レバーに対して支持する。
この脆性材料プライヤでは、分断溝が形成された脆性材料は、上面から第2レバーの脆性材料受け部によって支持され、下面から第1レバーの脆性材料押圧体によって押圧されて折り曲げられて分断される。
このような脆性材料プライヤを用いて分断することにより、従来の工具を用いた場合に比較して脆性材料の分断面の品質を向上させて歩留まりを向上させることができる。より具体的には、脆性材料の分断に際して、分断溝が形成されていない側の主面に接触する第1押圧プレートと、分断溝が形成されている側の主面に分断溝を挟んで対向した位置で支持された状態で接触する第2押圧プレートとによって脆性材料が挟持されるが、第1押圧プレートが脆性材料に面接触するため、分断溝に応力が集中するのを避けることができる。また、脆性材料の厚みに応じて、第1押圧プレート支持部により、第1押圧プレートの第1レバーからの距離を伸縮させること(第1押圧プレートの高さ調節)によって、脆性材料に押圧力を加える際の第1レバーと第2レバーとの間の角度を調節することができるので、広範囲にわたる種々の厚みの脆性材料を分断することができ、また、脆性材料の厚みによる操作性の低下を防止することができる。
ここで、第1押圧プレートの少なくとも脆性材料板に接触する面を脆性材料より低剛性で弾性変形可能な弾性プレートとすることにより、また、第2押圧プレートを脆性材料より低剛性で弾性変形可能な弾性プレートとすることにより、従来の工具を用いた場合に比較してゆっくりした速度で脆性材料を分断することができる。より具体的には、脆性材料の分断に際して分断溝に応力が集中するのを避けることができ、また折り曲げられて脆性材料が分断される際に弾性変形可能な押圧プレートによって衝撃が吸収される。したがって、分断溝に沿って進行するクラックの速度を低く、しかも脆性材料プライヤの操作によってクラックの進行速度をコントロールすることができる。このため、従来のように弾けるようにして折り曲げられ、分断されるのを防ぐことができる。その結果、両側の脆性材料分断面同士が干渉して、脆性材料分断面に欠けや割れが生じるのを抑えることができ、脆性材料分断面の品質を向上させて歩留まりを向上させることができる。
請求項2に係る脆性材料プライヤは、請求項1において、第1押圧プレート支持部が、第1レバー先端部に第1レバーと第2レバーとの回転軸に垂直方向に形成された貫通孔を貫通し、この貫通孔をネジ孔とするネジ部を有し、前記第1押圧プレートを、前記ネジ部の第2レバー先端部側の先端(上端)に、前記ネジ部の回転とは関係なく、前記ネジ部の長さ方向を回転軸として回転可能に、支持している。
この場合は、ネジ部を構成している第1押圧プレート支持部を回転させることにより、第1押圧プレートの高さを調節することができ、しかも、第1押圧プレートが回転可能に支持されているので、第1押圧プレート支持部の回転に関係なく、第1押圧プレートの脆性材料(第1レバー)に対する配置(角度)を調整することができる。 さらに、第1押圧プレートの高さ調節時に、第1押圧プレートの位置を高くする方向にネジ部を回転させることにより、脆性材料に押圧力を加えることができる。この押圧力を利用して、第1押圧プレートと第2押圧プレートとで挟持されている部分及びその近傍の分断溝に沿って、脆性材料の厚み方向に初期クラックを形成させることができる。この初期クラックを形成させることにより、グリップ部5,10を握って脆性材料を分断することが容易となり、また、分断面の品質を向上させることができる。
請求項3に係る脆性材料プライヤは、請求項2において、第1押圧プレートの第1レバーに対する回動を規制するための回動規制部を備えている。第1押圧プレートは第1押圧プレート支持部17(ネジ部18)の長さ方向(軸方向)を回転軸として回転可能に支持されているので、ネジ部の回転(第1押圧プレートの第1レバーからの距離(高さ)調整)に関係なく、第1押圧プレートの第1レバー(脆性材料)に対する配置(角度)を固定することができる。
請求項4に係る脆性材料プライヤは、第1押圧プレートの前端が前記第2押圧プレートの前端よりも前方に位置している。この場合、第1押圧プレートと第2押圧プレートとで脆性材料を挟み込み、押圧した際に、分断溝から脆性材料の厚み方向に伸展するクラックが伸展しやすくなり、脆性材料の分離性が向上する。
ここで、第1レバー及び第2レバーは互いに回動自在に連結されているので、各レバーの先端は円弧状の軌跡を移動することになる。この場合、仮に脆性材料受け部及び脆性材料押圧体の両方が回動不能に各レバーに固定されていると、第1押圧プレート及び第2押圧プレートの接触面を脆性材料の表面に同時に面接触させることができなくなる場合が生じる。 そこで、この請求項5では、第2押圧プレート支持部を、第2レバー先端部に形成された左右方向に延びる貫通孔を貫通する支持軸を有し、この支持軸の軸中心周りに回動可能なものとし、第1押圧プレート及び第2押圧プレートが脆性材料の表面に面接触するようにしている。
請求項6に係る脆性材料プライヤは、請求項5において、第2押圧プレート支持部の回動を所定の角度範囲内に規制するための回動規制部をさらに備えている。
ここで、請求項5に記載の脆性材料プライヤのように第2押圧プレート支持部を回動可能とし、しかもその回動範囲を大きく設定すると、第2押圧プレートの姿勢が決まらず、第2押圧プレートの脆性材料との接触面が脆性材料と逆方向に向く場合がある。この場合は、
作業者が第2押圧プレートを脆性材料側に向けるための操作が必要となり、脆性材料分断時の操作が面倒になる。
そこで、この請求項6では、第1押圧プレート支持部の回動を回動規制部によって規制し、脆性材料の方向を、第1押圧プレートにあわせた場合に、例えば、第2押圧プレートが脆性材料と逆方向に回動してしまうのを防止している。これにより、この脆性材料プライヤによって脆性材料を挟み込む際の操作が容易になる。
請求項7に係る脆性材料プライヤは、請求項1から5のいずれかにおいて、第1レバーまたは第2レバーに設けられ、第1押圧プレートと第2押圧プレートとの間に挿入された脆性材料の位置決めを行うための脆性材料位置決め部材をさらに備えている。 ここでは、脆性材料位置決め部材によって、脆性材料プライヤに脆性材料を挟み込んだ場合の脆性材料の位置を決めることができる。また、この脆性材料位置決め部材は第1レバーの先端と第2レバーの先端との間に設けられるので、両レバーを挟み込んだ場合でも両レバーの先端間に所定の間隙を確保することができ、作業者が第1レバーと第2レバーの各グリップ間で指を挟んだりすることが防止され、安全性が向上する。さらに、第1押圧プレートと第2押圧プレートが強く当接して互いに損傷することが防止される。
請求項8に係る脆性材料プライヤは、前記第1レバーと前記第2レバーとの回動により、前記第1レバーのグリップ部と前記第2レバーのブリップ部とが衝突することを防止するための回動規制部(レバー回動規制部)をさらに備えている。この場合、第1押圧プレートと第2押圧プレートとの間に脆性材料を挟み込み、脆性材料を分離するために、グリップ部を握って互いに近づけるように操作する際に、第1レバーと第2レバーとが過剰に回動することを防止することができ、第1レバーのグリップ部と第2レバーのグリップ部との間に指を挟みこむことを防止することができる。
以上のように、本発明の脆性材料プライヤを用いて脆性材料を分断することにより、脆性材料分断面の品質を向上し、歩留まりを向上させることができる。また、脆性材料の厚みに応じて、操作性を調整することができ、一基の脆性材料プライヤで広い範囲の厚みの脆性材料を分断することができる。
本発明の一実施形態を採用したガラスプライヤの正面図。 前記ガラスプライヤの左側面図。 前記ガラスプライヤの平面部分図。 本発明の他の実施形態を採用したガラスプライヤの正面図。
図1に本発明の一実施形態によるガラス等の脆性材料(特に脆性材料板)一般に適用される脆性材料プライヤ(以下、ガラスプライヤと称する)を示す。このガラスプライヤ1は、分断溝(スクライブラインまたはダイシングによって切り欠かれた溝)Lが形成されたガラス板Gを分断するための工具であり、第1レバー2と、第2レバー3とを有している。なお、ここではガラス板G及び分断溝であるスクライブラインLを図2のみに示し、他の図では図示を省略している。
[第1レバー] 第1レバー2は、グリップ部5、支持部6及び先端部7を連続して有する一体の部材である。グリップ部5の端部から支持部6側にかけて、グリップカバー8が設けられている。このグリップカバー8は作業者が手を当てて作業をしやすいように設けられたものである。支持部6はグリップ部5の先端側からほぼ90°の角度で曲げられている。この支持部6のほぼ中央部には、第1レバー2が延びる方向と直交する方向に回動用の支持孔6aが形成されている。先端部7は支持部6の先端からさらにほぼ90°曲げられてグリップ部5とほぼ平行に形成されている。先端部7には、回動用支持孔6aと垂直方向に第1押圧プレート支持孔7aが形成されている。本実施の形態では、第1押圧プレート支持孔7aは、第1押圧プレート支持部17のネジ部18とともにネジ構造を構成するネジ孔となっている。
[第2レバー] 第2レバー3は、第1レバー2と同様に、グリップ部10、支持部11及び先端部12を連続して有する一体の部材である。グリップ部10の端部から支持部11側にかけて、グリップカバー8が設けられている。このグリップカバー8は作業者が手を当てて作業をしやすいように設けられたものである。支持部11はグリップ10の先端側から徐々に幅が拡がるように延びて形成されており、支持部11には、第1レバー2の支持孔6aと同じ位置に同じ方向で支持孔11aが形成されている。そして、第1レバー2の支持孔6a及び第2レバー3の支持孔11aには支持ピン13が挿通しており、これにより第1レバー2と第2レバー3とは互いに回動自在となっている。先端部12は支持部11の先端からさらに延びてグリップ部10とほぼ平行に形成されている。先端部12には、支持孔11aと平行に受け部支持孔12aが形成されている。
[レバー回動規制部] 第1レバー2が延びる方向と直交する方向において、第1レバー2のグリップ部5の厚みは、支持部6の厚みよりも大きくなっており、第2レバー3側に厚みが増大している。一方、第2レバー3が延びる方向と直交する方向において、第2レバー3のグリップ部5の厚みは、支持部11の厚みよりも大きくなっており、第1レバー2側に厚みが増大している。 グリップ部5,10を握って互いに近づけるように操作する際に、第1レバー2のグリップ部5と支持部6との境界でグリップ部5の厚みが増大している部分(レバー回動規制部5a)及びは第1レバー3のグリップ部10と支持部11との境界でグリップ部5の厚みが増大している部分(レバー回動規制部10a)がストッパとして作用し、第1レバー1及び第2レバー3が過剰に回動することを規制するので、グリップ部5,10の間に指が挟まれること等の問題の発生が防止される。
[脆性材料押圧体] 第1レバー2の先端部7には脆性材料押圧体としてのガラス押圧体15が設けられている。ガラス押圧体15は、ガラス板下面を下方から押圧するために設けられた部分であって、図2に示すように、第1押圧プレート16と、第1押圧プレート支持部17と、を有している。なお、図2は、図1の左側面図、すなわちガラスプライヤ1を先端側から見た図である。
<第1押圧プレート支持部> 第1押圧プレート支持部17は、第1押圧プレート16を第1レバー2の先端部7に支持するためのものである。この第1押圧プレート支持部17は、ネジ部18と、回転ノブ21と、を有している。
ネジ部18は、第1押圧プレート16の下面から下方に延びており、第1押圧プレート16を下面から回転可能に支持している。このネジ部18は、第1レバー2の先端部7に形成されている第1押圧プレート支持孔7aを貫通しており、第1押圧プレート支持孔7aをネジ孔としてネジ構造を構成している。 回転ノブ21はネジ部18の軸径よりも直径が大きな円板状であり、ネジ部18の下端に回転軸をあわせて固定されており、回転ノブ21を回転させることにより、ネジ部18を回転させることができ、第1レバー2から上方(第2レバー3側)への第1押圧プレート16の距離(位置)を調節することができる。
<第1押圧プレート> 第1押圧プレート16は、スクライブラインLが形成されたガラス板Gに対して、ガラス板Gの下面を支持するプレートであり、第1レバー2の長手方向(スクライブラインが形成された方向:以下、前後方向と記す)及びそれと直交する方向(スクライブラインと直交する方向:以下、左右方向と記す)に所定の幅を有している。この実施形態では、第1押圧プレート16が、上面が脆性材料と接触する層(上層)、上層の下面に積層された層(中間層)及び中間層の下面に積層され、下面の中央部が第1押圧プレート支持部15のネジ部18の上端に支持された層(下層)からなる。 この第1押圧プレート16は、少なくともガラス板と接触する面(上層)が、ガラス板より低い剛性を有する弾性変形可能な材料、例えば、ポリアセタール、塩化ビニル、ポリエチルケトン等の樹脂で形成された弾性プレート20であることが好ましいが、特にこれらの材質に限定されるものではない。 また、中間層の中央部及び下層の中央部の相互に対応する位置に、ネジ部18の上端をネジ止めするための、上下に貫通する貫通孔が形成されている。下層の貫通孔は、ネジ止めに使用されるネジ22の軸径に相当する径を有し、中間層の貫通孔は、前記ネジ22の軸径よりも大きく前記ネジ22の平坦部(頭部)の直径に相当する径を有する。第1押圧プレート16をこのような構造とすることにより、ネジ部18の上端に、回転可能に支持することができる。 なお、この実施形態では、第1押圧プレート16の左右方向の幅は、第2レバー3の先端部12の幅より長く、かつ後述するガラス受け部25の第2押圧プレート26よりも短く形成されている。また、第1押圧プレートの左右方向の中心部に前後方向のケガキ線(中央位置表示マーク)を表示しておくことにより、ガラス板Gの分断溝Lの直下に第1押圧プレート16の左右方向の中心部を接触させやすくなり、ガラス板Gの分断面の品質向上に寄与する。
[脆性材料受け部] 第2レバー3の先端部12には、図1及び図2から明らかなように、脆性材料受け部としてのガラス受け部25が設けられている。ガラス受け部25は、第2押圧プレート26と、第2押圧プレート支持部27と、を有している。
<第2押圧プレート> 第2押圧プレート26は、左右方向に所定の長さで延び、好ましくはガラス板より低剛性の弾性変形可能な部材(弾性プレート)である。この実施形態では、第2押圧プレート26は左右方向において第1押圧プレート16より長く、前後方向において第1押圧プレート16とほぼ同じ長さに形成されている。しかし、左右方向の長さについては特に限定されるものではなく、第1押圧プレート16と同等かあるいは短くてもよい。また、この第2押圧プレート26は第1押圧プレート16の上層20と同様に、ポリアセタール、塩化ビニル、ポリエチルケトン等の樹脂で形成されるのが好ましいが、特にこれらの材質に限定されるものではない。
<第2押圧プレート支持部> 第2押圧プレート支持部27は、第2押圧プレート26の左右方向両端部を第2レバー3に対して支持するものであり、図2に示すように、支持軸30と、1対の上部支持部材31と、を有している。
支持軸30は、左右方向の長さが第2押圧プレート26とほぼ同様である。この支持軸30は第2レバー3の先端部12に形成された受け部支持孔12aを貫通している。1対の上部支持部材31はほぼ矩形のプレート部材であり、その下面が第2押圧プレート26の左右方向両端に固定されている。また、1対の上部支持材31には貫通孔が形成されており、支持軸30が貫通している。
なお、第2レバー3の先端部12には、その前端面から後方に向かって受け部支持孔12aに貫通するネジ孔が形成されている。そしてこのネジ孔にネジ部材32を螺合し、その先端で支持軸30を押圧することにより、支持軸(30)の回転(第2押圧プレート26の回動)を規制している。また、同様に、図3から明らかなように、1対の上支持部材31の上面から下方に向かって貫通孔にまで貫通するネジ孔が形成されている。このネジ孔にネジ部材33を螺合し、その先端で支持軸30を固定している。なお、図3はガラス受け部25を上方から見た図である。
以上のような構成により、支持軸30を含む第2押圧プレート支持軸27及び第2押圧プレート26は、第2レバー3の先端部12の上面に対して相対不能となっている。
但し、支持軸30が回動すると、第2押圧プレート26が第2レバー先端部12の下面又は支持部11の前面に接触するので、支持軸30の回動は所定の角度範囲に規制されている。すなわち、第2押圧
プレート26と第2レバー先端部12又は支持部11との干渉によっても、支持軸30、ひいては第2押圧プレート26の回動が所定の角度範囲内に規制されている。
[第1押圧プレート回動規制部] この実施形態では、第1レバー先端部7の前端面に上下方向に貫通する溝が形成されている。一方、第1押圧プレート16は、その前端から下方に延び、第1レバー先端部7の前端面の溝の形状に対応した形状の板状又は棒状の回動規制部(19)を有する。第1押圧プレート16は押圧プレート支持部17のネジ部18の上端にネジ部18の長さ方向を回転軸として回動可能になっているが、回動規制部(19)の移動が第1レバー先端部7前端面の溝によって規制されるため、第1押圧プレートの第1レバー2(及びガラス板G)に対する回動も規制されることになる。
[ガラス位置決め部材] 図1で示すように、第2押圧プレート26の後端部にガラス位置決め部材36が設けられている。このガラス位置決め部材36は、樹脂等により形成されたブロック状の部材であり、第2押圧プレート26の後端部に、例えば、ネジにより、装着されている。このガラス位置決め部材36にガラス板の端面を当接させることにより、ガラス板Gとガラスプライヤ1との相対位置を精度良く決めることができる。また、このガラス位置決め部材36は所定の高さを有しているので、グリップ部5,10をある程度近づけると、第1レバー2の先端部7の上面がガラス位置決め部材36に当接する。このため、両グリップ部5,10の間に一定の間隔が確保され、安全性を向上させることができる。
[ガラス分断動作] このガラスプライヤ1は、スクライブラインが形成されたガラス板を分断する際に用いられる。スクライブラインLは、脆性材料のスクライブに通常使用されるスクライビングホイールやレーザ等の照射による熱応力を利用したもの等であればよく、形成手段は限定されない。
分断に際しては、図2に示すように、スクライブラインLが形成された面が第2押圧プレート26側に位置するように、ガラスプライヤ1でガラス板Gの端面を挟み込むようにして、かつスクライブラインLが第2押圧プレート26の左右方向の中央に位置するようにセットする。このとき、ガラス板Gの端面をガラスプライヤ1のガラス位置決め部材36に当接させることにより、ガラス板Gとガラスプライヤ1との相対位置を正しくセットすることができる。
以上のようにしてガラスプライヤ1をガラス板Gの端面にセットし、ガラス板Gの厚みに応じて、第1押圧プレート支持部材17により、第1押圧プレート16の第1レバー2から上方への距離(高さ)を調節した後、ガラスプライヤ1の両レバー2,3のグリップ部5,10を握って互いに近づけるように操作することにより、ガラス受け部25によってガラス板の上面、より具体的にはスクライブラインLを跨ぐ左右両側が支持されつつ、ガラス押圧体15によってガラス板の下面から上方に向かって分断力が作用する。これにより、ガラス板GはスクライブラインLで折り曲げられ、分断されることになる。 ガラスプライヤ1によれば、第1押圧プレート16の高さ調節時に、第1押圧プレート16の位置を高くする方向にネジ部18を回転させることにより、ガラス板Gに押圧力を加えることができる。この押圧力を利用して、第1押圧プレート16と第2押圧プレート26とで挟持されている部分及びその近傍のスクライブラインLに沿って、ガラス板Gの厚み方向に初期クラックを形成させることができる。この初期クラックを形成させることにより、グリップ部5,10を握ってガラス板Gを分断することが容易となり、また、分断面の品質を向上させることになる。
[特徴] ガラスプライヤ1では、第1レバー2からの押圧力は、ガラス板と面接触する第1押圧プレート16を介してガラス板GのスクライブラインLが形成された直下の両側の所定範囲に作用する。したがって、従来の3点支持によるガラスプライヤとは異なり、スクライブラインLの直下に押圧力が集中して作用するのが抑えられる。
第1押圧プレート16のガラス板と接触する面及び第2押圧プレート26をガラス板より低剛性で弾性変形が可能な弾性プレートにした場合、ガラス板は、従来のように弾けるように折り曲げられて分断されるのではなく、弾性プレートが弾性変形しながらガラス板Gが折り曲げられて分断されることになり、折り曲げられてガラス板Gが割れる際の衝撃が緩和され、従来に比較してより遅い速度で分断されることになる。また、分断時の衝撃が緩和される。より詳細には、折り曲げ時に、スクライブラインにおけるクラックが従来の場合に比較してゆっくり進行していく。このため、ガラス板の分断面が良好になり、しかも両側のガラス分断面同士が干渉してガラス分断面に欠けや割れが生じるのを抑えることができ、ガラス分断面の品質を向上させて歩留まりを向上させることができる。
また、このガラスプライヤ1では、従来の3点支持の工具のようにガラス受け部の支持幅に制限されることはない。
また、第2押圧プレート支持部27は回動可能であるので、第1押圧プレート16及び第2押圧プレート26を同時にガラス板Gの表面に面接触させることができる。しかも、第2押圧プレート支持部27の回動を所定の角度範囲内に規制しているので、ガラスプライヤ1によってガラス板Gを挟み込む際の作業が容易になる。
さらに、ガラス位置決め部材36によって、ガラス板の位置決めだけでなく、両レバー2,3の先端部の間に所定の間隙を確保でき、安全性を向上させることができる。
また、スクライブラインLが形成された面が第2押圧プレート26側に位置するようにガラスプライヤ1でガラス板Gの端面を挟み込む際に、スクライブラインLが第2押圧プレート26の左右方向の中央に容易に位置決めできるように中央位置表示マークを第2押圧プレート26側および/または第1押圧プレート16側にあって作業者が目視しやすい部位に付してもよい。
[他の実施形態1] 図4に本発明の他の実施形態によるガラスプライヤ1を示す。このガラスプライヤ1は、第1押圧プレート16の前端が前記第2押圧プレート26の前端よりも前方に位置している。このことにより、第1押圧プレート16と第2押圧プレート26とでガラス板Gを挟み込み、押圧した際に、スクライブラインLからガラス板Gの厚み方向に伸展するクラックが伸展しやすくなり、ガラス板Gの分離性を向上させることができる。
[他の実施形態2] 前記実施形態では、ガラス位置決め部材36を第2押圧プレート26の後端面に装着したが、ガラス位置決め部材36を第2レバー3の先端部12に直接装着してもよい。あるいは、第1レバー3の先端部17に直接装着してもよい。さらに第2レバー3の先端部12の第2押圧プレート26と同一部材として一体成形してもよい。
[他の実施形態3] ガラス位置決め部材36は、ガラス板Gの板厚等に応じて図中高さ方向の寸法を調整できるようにしてもよい。
1 ガラスプライヤ2 第1レバー3 第2レバー5,10 グリップ部5a,10a レバー回動規制部15 ガラス押圧体16 第1押圧プレート17 第1押圧プレート支持部18 ネジ部19 第1押圧プレート回動規制部25 ガラス受け部26 第2押圧プレート27 第2押圧プレート支持部30 支持軸31 上支持部材36 ガラス位置決め部材

Claims (8)

  1. 脆性材料の主面に形成された分断溝に沿って脆性材料を分断するための脆性材料プライヤであって、 先端部に脆性材料押圧体を有するとともに後端部にグリップ部を有する第1レバーと、 前記第1レバーに回動自在に支持され、先端部に脆性材料受け部を有するとともに後端部にグリップ部を有する第2レバーと、を備え、 前記脆性材料押圧体は、 脆性材料の分断溝が形成されていない側の主面に面接触可能な第1押圧プレートと、 前記第1押圧プレートを前記第1レバーに対して、前記第1レバーから前記第2レバー側の距離を伸縮可能に支持し、前記第1押圧プレートを脆性材料に対して押圧する第1押圧プレート支持部と、を有し、 前記脆性材料受け部は、 脆性材料の分断溝が形成された側の主面に当接可能であって、前記分断溝と交差する左右方向に所定の長さで延びている第2押圧プレートと、 前記第2押圧プレートの左右方向両端部を前記第2レバーに対して支持する第2押圧プレート支持部と、を有している、脆性材料プライヤ。
  2. 前記第1押圧プレート支持部が、第1レバーの先端部に第1レバーと第2レバーとの回転軸に対して垂直方向に形成された貫通孔を貫通し、前記貫通孔をネジ孔とするネジ部を有し、前記ネジ部の第2レバー先端部側の先端でネジ部の長さ方向を回転軸として第1押圧プレートをネジ部の回転とは関係なく回転可能に支持している、請求項1に記載の脆性材料プライヤ。
  3. 前記第1押圧プレートの前記第1レバーに対する回転を規制するための回転規制部をさらに備えた請求項2に記載の脆性材料プライヤ。
  4. 前記第1押圧プレートの前端が前記第2押圧プレートの前端よりも前方に位置している、請求項1から3のいずれかに記載の脆性材料プライヤ。
  5. 前記第2押圧プレート支持部は、前記第2レバーの先端部に設けられた左右方向に延びる貫通孔を貫通する支持軸を有し、前記支持軸の軸中心周りに回動可能である、請求項1に記載の脆性材料プライヤ。
  6. 前記第2押圧プレート支持部の回動を所定の角度範囲内に規制するための回動規制部をさらに備えた請求項5に記載の脆性材料プライヤ。
  7. 前記第1レバーまたは第2レバーに設けられ、前記第1押圧プレートと前記第2押圧プレートとの間に挿入された脆性材料の位置決めを行うための脆性材料位置決め部材をさらに備えている、請求項1から6のいずれかに記載の脆性材料プライヤ。
  8. 前記第1レバーと前記第2レバーとの回動により、前記第1レバーの後端部と前記第2レバーの後端部とが衝突することを防止するための回動規制部をさらに備えている、請求項1〜7のいずれかに記載の脆性材料プライヤ。
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