JP2010247261A - ブラシ装置及びブラシ加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラシの押し付け力を常に適正とした研磨加工を容易に可能なブラシ装置及びブラシ加工方法を提供する。
【解決手段】ブラシ回転用モータ5により回転したカップ型ブラシ4を押し付けてワークWを研磨するブラシ装置1において、上下動用モータ8及びボールネジ9によりカップ型ブラシ4を支持したブラシ支持部材6を移動させてカップ型ブラシ4をワークWに対して押し付け、ブラシ回転用モータ5の電流値から演算したトルクが所定範囲内になるように上下動用モータ8を駆動制御するコントロールユニット10を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ブラシ回転用モータ5により回転したカップ型ブラシ4を押し付けてワークWを研磨するブラシ装置1において、上下動用モータ8及びボールネジ9によりカップ型ブラシ4を支持したブラシ支持部材6を移動させてカップ型ブラシ4をワークWに対して押し付け、ブラシ回転用モータ5の電流値から演算したトルクが所定範囲内になるように上下動用モータ8を駆動制御するコントロールユニット10を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワークにおける被加工面のばり取りや研磨などの加工に用いられるブラシ装置及びブラシ加工方法に関するものである。
従来、ワークにおける被加工面のばり取りや研磨をするためにブラシ装置が開発されている。
ブラシ装置は、例えば固定台に固定されたワークに対して、モータにより回転させたブラシを押し付けることでワークの研磨を行う。ブラシ装置は、固定台から立設したフレームに沿ってワークの被加工面に対して略垂直にブラシが移動可能な構造となっており、ワークに対するブラシの押し付け量を調整することで、ブラシの押し付け力を適切に設定している(特許文献1)。
ブラシ装置は、例えば固定台に固定されたワークに対して、モータにより回転させたブラシを押し付けることでワークの研磨を行う。ブラシ装置は、固定台から立設したフレームに沿ってワークの被加工面に対して略垂直にブラシが移動可能な構造となっており、ワークに対するブラシの押し付け量を調整することで、ブラシの押し付け力を適切に設定している(特許文献1)。
しかしながら、上記特許文献1に記載したブラシ装置は、手動によりブラシの移動を行う構造となっており、作業者がブラシの押し付け量を調整してブラシの垂直な移動を固定した後、ブラシを回転駆動させて研磨加工を行っている。
したがって、ブラシの摩耗やワークの形状に応じて研磨加工毎にブラシの押し付け量を調整しなければならず、この調整作業が煩雑であるとともに、ワークの被加工面が湾曲している場合には研磨加工中に押し付け力が変動し加工量が一定にならず、加工品質が低下する虞がある。特にワークの加工面が広く湾曲量が大きくなると研磨加工自体が困難となってしまう。また、加工負荷が大きいとブラシが止まり、ワークに傷をつけてしまうこととなる。
したがって、ブラシの摩耗やワークの形状に応じて研磨加工毎にブラシの押し付け量を調整しなければならず、この調整作業が煩雑であるとともに、ワークの被加工面が湾曲している場合には研磨加工中に押し付け力が変動し加工量が一定にならず、加工品質が低下する虞がある。特にワークの加工面が広く湾曲量が大きくなると研磨加工自体が困難となってしまう。また、加工負荷が大きいとブラシが止まり、ワークに傷をつけてしまうこととなる。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、ブラシの押し付け力を常に適正にした研磨加工を容易に可能とするブラシ装置及びブラシ加工方法を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、モータにより回転させたブラシを押し付けてワークを研磨するブラシ装置において、前記ブラシを前記ワークに押し付ける押し付け手段と、前記モータのトルクを検出するトルク検出手段と、前記トルク検出手段により検出された前記モータのトルクが所定範囲内になるように、前記押し付け手段による前記ブラシの押し付け力を可変制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1において、前記トルク検出手段は、前記モータを駆動する電流、電圧または電力に基づいて前記モータのトルクを検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明は、前記トルク検出手段により検出した前記モータのトルクが前記所定範囲内になるように、前記押し付け手段による前記ブラシの押し付け力を可変制御し、前記モータの負荷の過上昇を前記ブラシの押し付け力の変化により抑えて、加工負荷を所定範囲内に収めることを特徴とするブラシ加工方法である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、前記トルク検出手段により検出した前記モータのトルクが前記所定範囲内になるように、前記押し付け手段による前記ブラシの押し付け力を可変制御し、前記モータの負荷の過上昇を前記ブラシの押し付け力の変化により抑えて、加工負荷を所定範囲内に収めることを特徴とするブラシ加工方法である。
本発明の請求項1に係るブラシ装置では、ブラシを駆動するモータのトルクが所定範囲内になるように押し付け力を制御しつつブラシを回転させてワークを研磨するので、研磨加工前にその都度ブラシの押し付け量を作業者が正確に調整する必要がなく、また、ワークの個体差やブラシの個体差に拘わらず、常に適正な押し付け力で研磨加工を容易に行うことができる。
本発明の請求項2に係るブラシ装置では、モータを駆動する電流、電圧、または電力に基づいて容易にモータのトルクを検出でき、該トルクが所定範囲内になるようにブラシの押し付け力を容易に制御することができる。
本発明の請求項3に係るブラシ加工方法では、過度のトルク変化に対応してモータのトルクが所定範囲内に入るように押し付け力が制御され、モータの負荷の過上昇がブラシの押し付け力の変化により抑えられて、加工負荷が所定範囲内に収められるので、ブラシの回転の停止を防止し、ワークの傷付きを防止することができる。
本発明の請求項3に係るブラシ加工方法では、過度のトルク変化に対応してモータのトルクが所定範囲内に入るように押し付け力が制御され、モータの負荷の過上昇がブラシの押し付け力の変化により抑えられて、加工負荷が所定範囲内に収められるので、ブラシの回転の停止を防止し、ワークの傷付きを防止することができる。
以下、本発明に係るブラシ装置及びブラシ加工方法を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るブラシ装置の一実施形態の概略構成図である。図1に示すように、ブラシ装置1は、ワーク固定台2、フレーム3、カップ型ブラシ4、ブラシ回転用モータ5、ブラシ支持部材6を備えている。
ワーク固定台2は、被加工面aが上方を向くようにワークWを固定する機能を有している。
図1は、本発明に係るブラシ装置の一実施形態の概略構成図である。図1に示すように、ブラシ装置1は、ワーク固定台2、フレーム3、カップ型ブラシ4、ブラシ回転用モータ5、ブラシ支持部材6を備えている。
ワーク固定台2は、被加工面aが上方を向くようにワークWを固定する機能を有している。
フレーム3は、ワーク固定台2の端部から上方に延びる柱状の部材であって、その側面には、直動ガイド7のレール7aが設けられている。
ブラシ支持部材6は、L字状の部材であって、縦部材6aには直動ガイド7のガイド部材7bが固定されている。即ち、ブラシ支持部材6は、フレーム3に対して直動ガイド7を介して支持され、フレーム3に沿って上下方向に移動可能に配置されている。
ブラシ支持部材6は、L字状の部材であって、縦部材6aには直動ガイド7のガイド部材7bが固定されている。即ち、ブラシ支持部材6は、フレーム3に対して直動ガイド7を介して支持され、フレーム3に沿って上下方向に移動可能に配置されている。
フレーム3の上端部には、上下動用モータ8が固定されている。上下動用モータ8の回転軸は、ボールネジ9のネジ軸9aに固定されている。ボールネジ9のネジ軸9aはフレーム3に沿って上下方向に延びるように配置されるとともに、ネジ軸9aに螺合されるナット9bはブラシ支持部材6の縦部材6aに固定されている。上下動用モータ8を回転させると、ボールネジ9のネジ軸9aが回転し、ナット9bがネジ軸9aに対して上下動する。したがって、ナット9bが固定されているブラシ支持部材6は、上下動用モータ8の回転によりフレーム3に対して上下動する構成になっている。なお、フレーム3、ブラシ支持部材6、直動ガイド7、上下動用モータ8及びボールネジ9は本発明の押し付け手段に該当する。
ブラシ支持部材6の横部材6bは、ワーク固定台2に固定されたワークWの上方まで延びており、ブラシ回転用モータ5が固定されている。ブラシ回転用モータ5の回転軸は下方向に延び、その先端にカップ型ブラシ4が固定されている。
以上の構成により、ブラシ装置1は、上下動用モータ8の駆動によってブラシ支持部材6が上下動し、ブラシ支持部材6に支持されたカップ型ブラシ4のワークWに対する押し付け力を可変する機能を有している。
以上の構成により、ブラシ装置1は、上下動用モータ8の駆動によってブラシ支持部材6が上下動し、ブラシ支持部材6に支持されたカップ型ブラシ4のワークWに対する押し付け力を可変する機能を有している。
カップ型ブラシ4は、円盤状の板部材4aに多数のブラシ素線4bを植毛して構成されており、ワークWに押し付けられて回転することで、ワークWを研磨する機能を有する。
ブラシ回転用モータ5及び上下動用モータ8は、コントロールユニット10から給電されて駆動制御される。ブラシ回転用モータ5の給電回路には、電流計11が設けられている。電流計11により計測された電流値Iは、コントロールユニット10に入力する。
ブラシ回転用モータ5及び上下動用モータ8は、コントロールユニット10から給電されて駆動制御される。ブラシ回転用モータ5の給電回路には、電流計11が設けられている。電流計11により計測された電流値Iは、コントロールユニット10に入力する。
コントロールユニット10は、図示しない作動SWを作業者が操作することによりブラシ回転用モータ5を回転駆動させるとともに、電流計11から入力したブラシ回転用モータ5の駆動電流である電流値Iに基づいてブラシ回転用モータ5のトルクNを推定し(トルク検出手段)、該トルクNに基づいて上下動用モータ8の駆動制御を行う。
ブラシ回転用モータ5のトルクNは、カップ型ブラシ4によるワークWの研磨量に相関する。本実施形態のコントロールユニット10は、ブラシ回転用モータ5の駆動時に電流値Iを常に入力して、ブラシ回転用モータ5のトルクNが下閾値Nlowより小さい場合には、トルクNが所定値Nset以上になるまで、カップ型ブラシ4を押し付け方向(下方)に移動するよう上下動用モータ5を制御する。更に、コントロールユニット10は、ブラシ回転用モータ5のトルクNが上閾値Nhiより大きい場合には、トルクNが所定値Nset以下になるまで、カップ型ブラシ4をワークWから離間する方向(上方)に移動するように上下動用モータ5を制御する。なお、所定値Nsetは、研磨加工が最適に行える値に設定すればよい。上閾値Nhi及び下閾値Nlowは、研磨加工が正常に行える範囲内で、所定値Nsetを挟んで適宜幅を持たせるように設定すればよい。
ブラシ回転用モータ5のトルクNは、カップ型ブラシ4によるワークWの研磨量に相関する。本実施形態のコントロールユニット10は、ブラシ回転用モータ5の駆動時に電流値Iを常に入力して、ブラシ回転用モータ5のトルクNが下閾値Nlowより小さい場合には、トルクNが所定値Nset以上になるまで、カップ型ブラシ4を押し付け方向(下方)に移動するよう上下動用モータ5を制御する。更に、コントロールユニット10は、ブラシ回転用モータ5のトルクNが上閾値Nhiより大きい場合には、トルクNが所定値Nset以下になるまで、カップ型ブラシ4をワークWから離間する方向(上方)に移動するように上下動用モータ5を制御する。なお、所定値Nsetは、研磨加工が最適に行える値に設定すればよい。上閾値Nhi及び下閾値Nlowは、研磨加工が正常に行える範囲内で、所定値Nsetを挟んで適宜幅を持たせるように設定すればよい。
図2は、研磨加工時のトルクNの推移の一例を示すタイムチャートである。
ブラシ装置1による研磨加工時には、図2に示すように、例えば研磨の進行等によりトルクNが低下し下閾値Nlowに到達した場合(図2中Ta点)には、カップ型ブラシ4が押し付け方向(下方)に移動するので、トルクNが増加する。そして、トルクNが所定値Nsetに到達すると(図2中Tb点)、上下動用モータ5の作動が停止し、トルクNの増加が停止する。その後は、カップ型ブラシ4の摩耗により徐々にトルクNは低下していく。再度トルクNが下閾値Nlowに到達した場合には、またカップ型ブラシ4を押し付け方向(下方)に移動させる。したがって、通常、ブラシ回転用モータ5の駆動時には、そのトルクNが所定値Nsetと下閾値Nlowとの間(所定範囲)に維持されることとなる。
ブラシ装置1による研磨加工時には、図2に示すように、例えば研磨の進行等によりトルクNが低下し下閾値Nlowに到達した場合(図2中Ta点)には、カップ型ブラシ4が押し付け方向(下方)に移動するので、トルクNが増加する。そして、トルクNが所定値Nsetに到達すると(図2中Tb点)、上下動用モータ5の作動が停止し、トルクNの増加が停止する。その後は、カップ型ブラシ4の摩耗により徐々にトルクNは低下していく。再度トルクNが下閾値Nlowに到達した場合には、またカップ型ブラシ4を押し付け方向(下方)に移動させる。したがって、通常、ブラシ回転用モータ5の駆動時には、そのトルクNが所定値Nsetと下閾値Nlowとの間(所定範囲)に維持されることとなる。
以上のように、ブラシ回転用モータ5のトルクNが適正な範囲に維持されるようにカップ型ブラシ4の押し付け力が自動的に制御されるので、研磨加工開始毎に作業者がカップ型ブラシ4の押し付け量を調整する必要がなく、ばりの出具合等のワークWの個体差や摩耗等のカップ型ブラシ4の個体差に拘わらず、自動的に押し付け力が適切に設定され、研磨加工の作業性を向上させることができる。また、ブラシ回転用モータ5の回転時に常にトルクNを検出してカップ型ブラシ4の押し付け力を調整するので、加工時でのワークWやカップ型ブラシ4の状態の変化にも対応して押し付け力が適切に設定される。
また、本実施形態では、例えばワークWの反りや段差等により押し付け力が増加して、トルクNが上閾値Nhiを超えた場合には、カップ型ブラシ4を離間方向(上方)に移動させて押し付け力を低下させる。
以下、図3及び図4を用いて段差Wsを有するワークWを研磨する際のブラシ装置1の作動及びトルクNの推移を説明する。図3は、段差乗り越え時のブラシ装置の作動状態を示す説明図である。図4は、段差乗り越え時におけるブラシ回転用モータのトルクの推移の一例を示すタイムチャートである。
以下、図3及び図4を用いて段差Wsを有するワークWを研磨する際のブラシ装置1の作動及びトルクNの推移を説明する。図3は、段差乗り越え時のブラシ装置の作動状態を示す説明図である。図4は、段差乗り越え時におけるブラシ回転用モータのトルクの推移の一例を示すタイムチャートである。
例えば、図3に示すように、図中右方向から左方向にワークWを移動させながら研磨を行うブラシ装置1において、ワークWに凸状の段差Wsを有する場合には、段差Wsの手前の位置では(図3A)、上述のようにカップ型ブラシ4がワークWに押し付けるように移動することでブラシ回転用モータ5のトルクNが所定値Nsetと下閾値Nlowとの間に維持されている。そして、ワークWを図中左方向に移動させてカップ型ブラシ4が段差Wsに乗ると(図3B)、カップ型ブラシ4がワークWから押し付けられ、これによりブラシ回転用モータ5のトルクNが増加する。しかしながら、本実施形態では、トルクNが上閾値Nhiに達した時点(図4中Tc点)で、カップ型ブラシ4を上方に移動させて、トルクNが所定値Nsetになるように上下動用モータ8を制御する。したがって、本実施形態のブラシ装置1では、ワークWに段差Wsがある場合でもトルクNが上閾値Nhiを超えず、カップ型ブラシ4の押し付け力の過上昇を防止することができる。これにより、加工中でのカップ型ブラシ4の停止を防止して、ワークWの傷付きを防止することができる。
また、ワークWの被研磨面が傾斜しており、ワークWの移動に伴ってカップ型ブラシ4が傾斜を登るように移動する場合でも、トルクNが上閾値Nhiを超えないようにカップ型ブラシ4が上方に移動し、カップ型ブラシ4の押し付け力の増加を抑えることができる。
以上のように、ブラシ回転用モータ5のトルクNが上閾値Nhiを超えないように、カップ型ブラシ4の押し付け力を低下させるので、段差や湾曲等のようなワークWの形状変化に対応して過度な研磨を防止することができ、加工品質を向上させることができる。
以上のように、ブラシ回転用モータ5のトルクNが上閾値Nhiを超えないように、カップ型ブラシ4の押し付け力を低下させるので、段差や湾曲等のようなワークWの形状変化に対応して過度な研磨を防止することができ、加工品質を向上させることができる。
なお、本実施形態では、ブラシ回転用モータ5のトルクNを演算するために電流値Iを用いているが、本発明はこれに限定するものではなく、例えばブラシ回転用モータ5に掛かる電圧値や、電力値からトルクNを求めてもよい。また、電流値I等からトルクNを演算しトルクNが所定範囲内になるように制御するのではなく、トルクNの相関値である電流値Iが適正な範囲内になるように直接制御してもよい。
本実施形態では、カップ型ブラシ4を上下動させるために、直動ガイド7とボールネジ9を用いているが、ボールネジ9の代わりにラック&ピニオンを用いてもよい。また、上下動用モータ8とボールネジ9の代わりにリニアモータを用いてもよい。あるいは、カップ型ブラシ4をロボットアームに支持させ、ロボットアームの作動を制御してもよい。
ワークWを研磨するブラシに関しても、本実施形態のような1つのカップ型ブラシだけではなく、複数のカップ型ブラシを組み合わせたブラシユニットや、ローラ状のブラシを用いたブラシユニット等、各種ブラシを用いたブラシ装置にも本発明を広く採用することができる。
ワークWを研磨するブラシに関しても、本実施形態のような1つのカップ型ブラシだけではなく、複数のカップ型ブラシを組み合わせたブラシユニットや、ローラ状のブラシを用いたブラシユニット等、各種ブラシを用いたブラシ装置にも本発明を広く採用することができる。
1 ブラシ装置
4 カップ型ブラシ
5 ブラシ回転用モータ
6 ブラシ支持部材
7 直動ガイド
8 上下動用モータ
9 ボールネジ
10 コントロールユニット
11 電流計
4 カップ型ブラシ
5 ブラシ回転用モータ
6 ブラシ支持部材
7 直動ガイド
8 上下動用モータ
9 ボールネジ
10 コントロールユニット
11 電流計
Claims (3)
- モータにより回転させたブラシを押し付けてワークを研磨するブラシ装置において、
前記ブラシを前記ワークに押し付ける押し付け手段と、
前記モータのトルクを検出するトルク検出手段と、
前記トルク検出手段により検出された前記モータのトルクが所定範囲内になるように、前記押し付け手段による前記ブラシの押し付け力を可変制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とするブラシ装置。 - 前記トルク検出手段は、前記モータを駆動する電流、電圧または電力に基づいて前記モータのトルクを検出することを特徴とする請求項1に記載のブラシ装置。
- 前記トルク検出手段により検出した前記モータのトルクが所定範囲内になるように、前記押し付け手段による前記ブラシの押し付け力を可変制御し、前記モータの負荷の過上昇を前記ブラシの押し付け力の変化により抑えて、加工負荷を所定範囲内に収めることを特徴とするブラシ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009097987A JP2010247261A (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | ブラシ装置及びブラシ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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-
2009
- 2009-04-14 JP JP2009097987A patent/JP2010247261A/ja active Pending
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