JP2010245714A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来のシステムでは、同じエリアに属する移動機に共通のTAI listを割り振っていた。そのため、共通のTAI listを所持した多くの移動機が、同じタイミングでTAI listのエリアの境界を超えると一斉に位置登録処理が開始されるため、位置登録処理による無線リソースを局地的に多量に消費していたという問題があった。
【解決手段】
本発明の無線通信システムは、無線端末と、複数の基地局と、呼処理制御装置とから構成される。
無線端末は、基地局から報知情報を受信すると、報知情報に含まれていたエリアが記憶部に記憶する位置登録エリアリストに含まれているか否かを判断し、含まれていない場合に位置登録要求を呼処理制御装置へ送信する。一方、呼処理制御装置は、報知情報に含まれていたエリアと、報知情報に含まれていたエリアの周辺に存在するエリアとにより新たな位置登録エリアリストを作成して無線端末へ送信し、ページングを実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、位置登録に必要な位置登録エリアを自動で設定する無線通信システムにおいて、移動機に対してページングを実行する技術に関する。
移動体通信システムでは、移動機のバッテリの消費をいかに抑えるかが課題となる。移動機は、バッテリの消費を抑えるため、データ通信を行わない場合は基地局と通信を切断した状態(待ち受け状態)で移動を行う。待ち受け状態の移動機に対してデータ着信が発生した場合、移動体通信システムは移動機がどこに存在するか分からないため、複数の基地局から着信信号を送信する必要がある。1台の移動機の着信に対して多数の基地局から着信信号を送信すると無線リソースの浪費となる。着信信号による無線リソースの浪費を抑えるため、移動機の存在する基地局をある範囲内に特定するための位置登録という技術が非特許文献1と非特許文献2に示されている。非特許文献1と非特許文献2は3.9G次世代無線通信技術であるLTE(Long Term Evolution)システムにおける技術仕様が記載された標準文書である。
非特許文献1と2には、複数の基地局群から構成されるトラッキングエリア(TA:Tracking Area)という位置登録エリアを使った位置登録方式が示されている。呼処理制御装置は、TAをTAI(Tracking Area Identity)というエリア識別子で区別している。TAIは、すべての基地局に割り振られており、複数の基地局に対して同じ値を割り当てることも可能である。移動機の存在するエリアはTAIによって管理される。1つのTAIエリアで移動機の管理行うと、着信用のページメッセージを送信するエリアが、1つのTAIエリアに限定されるため、着信に使用する無線リソースを抑えることが可能となる。しかし、1つのTAIエリアで移動機の管理行うと、移動機が異なるTAIのエリアに移動する度に位置登録の処理を行う必要があるため、位置登録の処理による無線リソースの消費が増加する。位置登録の処理による無線リソースの消費の増加を抑制するための方式として、複数のTAIからなる位置登録エリア識別子リスト(TAI list:Tracking Area Identity list)を用いて移動機の管理行う方法が非特許文献1と非特許文献2に記載されている。
複数のTAIからなるTAI listを用いることで、移動機は、TAI listに存在するTAIに属するエリア内を移動する際には位置登録の処理を行わなくなるので、位置登録の処理の頻度が減り、位置登録の処理による無線リソースの消費の増加を抑制することが可能となる。移動機のTAI listの情報は、初期接続処理(Initial Attach)時と、移動機がTAI listに存在しないTAIのエリアに移動した際に移動機から起動する位置登録処理(TAU:Tracking Area Update)時に更新される。基地局は報知情報として定期的に移動機に対して自局が属するTAIの情報を周期的に送信しており、移動機は、基地局が発する報知情報に含まれるTAIを見て現在どのTAにいるのかを把握する。呼処理制御装置が移動機のTAI listを管理している状態で待ち受け状態の移動機にデータ着信が来た場合、呼処理制御装置は、待ち受け状態の移動機はTAI listに対応するエリアに存在すると判断し、TAI listのエリアに属する基地局群へ、移動機にデータ着信があったことを知らせるように要求する。移動機が基地局間を移動するたびに位置登録処理を行えば、呼処理制御装置は移動機がどの基地局配下にいるのか、その存在範囲を1つの基地局に特定する事ができるため、着信通知に使用する無線リソース量を最小限に抑えることが可能となる。しかし、すべての移動機が基地局間を移動するたびに位置登録処理を行うと、移動機が基地局間を移動するたびに位置登録メッセージを送信することとなるため、位置登録処理の頻度が高くなり、位置登録処理により、無線リソースと移動機の電力消費量が増加してしまう。そのため、位置登録処理とデータ着信処理を行うエリア(TAI listに対応するエリア)をどのように決定するかがシステムオプティマイゼーションの課題となっている。
特開平9−27985号公報 特開2008−193261号公報 特開2006−211335号公報
3GPP(3rd generation partnerships) 3GPP TS 24.301 V1.0.0 3GPP(3rd generation partnerships) 3GPP TS 23.401 V8.3.0
従来の技術を用いて、呼処理制御装置がTAをある一定の広さを持つエリア毎に区切って管理する方式を適用すると、複数の異なる移動機がバスや電車などを使用して移動した場合に同じ該複数の移動機に同じTAI listが割り当てられることが容易に想定される。同じTAI listを所持した多くの移動機が、例えばバスや電車による移動により、TAI listに対応するエリア境界を同時に超えると、複数の異なる移動機は、エリア境界付近のある基地局に対して一斉に位置登録処理を開始する。エリア境界に属する基地局に位置登録処理が集中すると、位置登録処理により無線リソースを局地的に集中し圧迫してしまう。位置登録処理による局地的な無線リソースの消費を抑えるためには、多くのユーザが同時に移動しても同時にエリア境界を越えないようにする方法が必要である。多くのユーザが同時に移動しても同時にエリア境界を越えないようにするには、移動機ごとにそれぞれ異なるTAI listを割り振ることで解決する。しかし、移動機ごとにそれぞれ異なるTAI listを割り振り、局地的な無線リソースの消費量を低減しても、それぞれ異なるエリアで位置登録処理が多発するようなTAI listの割り振り方法では、エリア全体で無線リソース消費量を低減したとはいえない。局地的な無線リソース消費量を低減し、かつ、各移動機が行う位置登録処理回数を抑えてエリア全体で位置登録処理による無線リソースの消費量を抑えるようなTAI listの割り振り方法を考える必要がある。
従来のシステムでは、同じエリアに属する移動機に同じTAI listを割り振っていた。よって、同じTAI listを所持した多くの移動機が、エリアの境界を一度に超えると一斉に位置登録処理が開始される(たとえば、バスや電車による移動がある)ため、位置登録処理による無線リソースを多量に消費していたという問題があった。
なお、特許文献1では、移動機が位置登録処理を行ったときに、在圏基地局の無線ゾーンの識別子とその周辺の無線ゾーンの識別子とを位置登録受付メッセージに含めて移動機に送信し、もともと移動機の位置登録エリアテーブルにある位置登録エリアリストに追加登録する技術を開示している。しかし、単純に位置登録エリアリストの数を増やしていくだけでは、位置登録エリアが広くなりすぎてしまい、移動機の正確な位置をつかみずらくなり、ページングの際に不都合が生じる。また、基地局ごとに作成される無線ゾーンの情報に基づいた制御を行っているため、基地局が密接して存在する地域では他の地域に比べて位置登録処理回数が多くなってしまう課題がある。
また、特許文献2では、呼処理制御装置が複数の移動機の移動を監視し、複数の移動機の移動に合わせて基地局のTAIを設定し直すことで、エリア毎に適した位置登録エリアを形成する方法が開示されている。しかし、エリア毎に適した位置登録エリアを構築する方式では、複数のユーザがTAI listのエリアを同時に出た場合の一斉に位置登録処理が発生することによる局地的な無線リソース消費量の増加については考慮しておらず、この技術を単純に無線通信システムに応用しても前述の課題を解決することはできない。
また、ページングエリアに関して、特許文献3は、着信時にページングを行うべきページングエリアを効率的に特定する手段として、移動端末が備えるGPS(GrobalPositioningSystem)機能により取得したGPS位置情報を用いる方法を提案している。この例によれば移動端末から取得したGPS位置情報を、位置情報統合管理装置にて管理している。さらに移動端末の位置情報の履歴を管理することで、管理されている最新の位置情報を基にページングエリアを特定するため、位置登録エリア情報に加えてGPS位置情報をページングエリアの特定に容易に利用することができ、ページング処理の効率化を図っている。
さらに、移動端末の移動状況を前述の位置情報の履歴を用いて移送端末の移動速度と加速度を算出し、ページングエリアを大きくもしくは小さくすることによりページングによる無線リソース消費の効率化を図っている。ただし、移動機の履歴を管理しページングエリアを決定する方法の場合、移動機ごとに移動履歴を管理する必要があり、呼処理制御装置で容易にページングエリアを管理することは難しい。また、呼処理制御装置は、移動機ごとに履歴管理用のデータベースを容易する必要があり、コスト面でも問題がある。
本発明の無線通信システムは、無線端末と、無線端末と通信する複数の基地局と、複数の基地局を制御する呼処理制御装置とから構成される。
無線端末は、基地局から報知情報を受信すると、報知情報に含まれていたエリアが前記記憶部に記憶する位置登録エリアリストに含まれているか否かを判断し、含まれていない場合に位置登録要求を呼処理制御装置へ送信する。一方、呼処理制御装置は、報知情報に含まれていたエリアと、報知情報に含まれていたエリアの周辺に存在するエリアとにより新たな位置登録エリアリストを作成し、無線端末へ送信する。
また、無線通信システムの位置登録方式において、位置登録に必要な位置登録エリアを自動で設定する技術、および、移動機の移動パターンを考慮した位置登録エリアを自動で構築し、且つ、前述の位置登録エリアを設定する技術を、ページングエリアの設定に応用することが可能な無線通信システムを提供する。
呼処理制御装置は、移動機が初期接続を試みるか位置登録メッセージを送信されたことを契機に、TAI listを基地局を介して移動機に割り振る。本特許案件では、TAI listの構成は、呼処理制御装置移動機の移動パターンを認識しているかどうかによって変更する。移動パターンとは、移動機が2つの目的地を行き来する場合にどのようなルートを通る傾向があるか、という移動機の移動傾向のことである。
[呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識できている場合]
移動機は、ある2つの目的地(例えば自宅と勤務地など)を行き来する場合、同じルートを通る傾向がある。移動機の通ったルートを移動パターンとして呼処理制御装置が保持し、移動機に対してこのルートに対応するTAI listを割り振れば、移動機が次回同じルートを通った場合、位置登録処理が発生しないため位置登録処理による無線リソースの消費量を低減することが可能である。移動機の移動パターンに沿ったTAI listの割り当て方式は、位置登録エリアを移動機ごとに限定したエリアを選択している。移動機ごとの移動エリアに沿ったエリアのTAIをTAI listとして選択しているので、移動機にページング処理を開始する場合、移動機の存在位置をより限定しやすい位置登録エリア構成となっている。また、前述の位置登録エリア構成をページングエリア設定に応用した場合、移動機に割り当てたTAI listをページングエリアの設定に利用することにより、移動機の移動パターン上の基地局に対してページング要求を行うことが出来るため、ページングエリアの絞りこみに有効である。
[呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識できていない場合]
呼処理制御装置が移動機の移動パターンを把握するまでは、移動機が在圏基地局に対応するTAからどのTAへ移動するのか予測することができないため、在圏基地局に対応するTAとその周辺のTAのTAIをTAI listとして移動機に割り振る。呼処理制御装置は、移動機が位置登録処理を行うと、通過した経路上のTAに対応するTAIを移動経路データベースに記憶する。非特許文献1によると、移動機は、位置登録処理を呼処理制御装置に要求する位置登録メッセージの中に、移動元となる基地局のTAのTAI(Last Registered TAI)を呼処理制御装置も送信することができる。また、呼処理制御装置は、移動機が位置登録処理を行うために利用した基地局(移動先の基地局)のTAIをLast Known TAIとして設定する。しかし、移動機は、これまでに通ってきた基地局が持つTAIをTAI listとして送ることはできない。本特許案件では、位置登録エリアを格子状に分割した事と、移動機の在圏基地局に対応するTAとその周辺のTAのTAIをTAI listとして移動機に割り振ったことから、移動元(Last Registered TAI)から移動先(Last Known TAIに対応するTA)に行くために移動機が通過したTAを把握することが可能である。移動機が呼処理制御装置から、移動機の在圏基地局に対応するTAとその周辺のTAのTAIをTAI listとして所持しているとき、移動機が位置登録処理を行わずに移動元(Last Visited Registered TAI)から移動先(Last Known TAIに対応するTA)に移動するには、移動機が現在所持しているTAI listに対応するエリアとLast Known TAIに対応するエリアの接する境界線を通る。呼処理制御装置は、この境界線をはさんでLast Known TAIに対応するエリアに向かい合うエリアを移動機が通って来たと判断し、このエリアに対応するTAIをImplicit Known TAIとする。呼処理制御装置は、移動機の移動ルートとしてLast Visited Registered TAIとLast Known TAIとImplicit Known TAIに対応するTAIを移動機が位置登録処理を行うたびに記憶し、蓄積された移動ルートのTAI群を移動機の移動パターンとして認識する。呼処理制御装置は、移動機の移動パターンに沿ったエリアのTAIをTAI listとして移動機に割り振る。TAI listを受信した移動機は、呼処理制御装置が導出した移動機の移動パターンに沿ったエリアを行き来する限りでは、位置登録処理を行わない。
上述の通り、呼処理制御装置は移動機の移動パターンを把握するまでは、移動機が在圏基地局に対応するTAからどのTAへ移動するのか予測することができないため、在圏基地局に対応するTAとその周辺のTAのTAIをTAI listとして移動機に割り振る。移動機の移動パターンを認識できていない状態で、待ち受け状態の移動機にデータ着信が来た場合、呼処理制御装置は、待ち受け状態の移動機はTAI listに対応するエリアに存在すると判断し、TAI listのエリアに属する基地局群へ、移動機にデータ着信があったことを知らせるように要求する(ページング要求)。
上述の通り、移動機の移動パターンをLast Visited Registered TAIとLast Known TAIとImplicit Known TAIを用いることでTAI listを更新することで、移動機の移動パターンをTAI listに反映できた場合、移動パターンを反映したTAI listをもとにページングエリアを設定することにより、ページングエリアの絞りこみが可能である。
呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識し、移動経路に対応するエリアのTAIをTAI listとして移動機に割り振るようにしたので、呼処理制御装置が導出した移動機の移動パターンに沿ったエリアを行き来する限りでは、移動機は、位置登録処理を行わないため、位置登録処理に伴う無線リソースの消費量を抑えることができる。
また、移動機の移動パターンによりTAI listが割り当てられるため、移動機毎に異なるTAI listを保持することが可能となる。移動機毎に異なるTAI listを保持することにより、電車やバスなどの複数の移動機が同時に移動するケースにおいて、複数の移動機が同時に位置登録エリアの境界を横切る頻度を軽減し、ネットワークの負荷を減少することが可能となる。また、上述の位置登録処理により、移動機の移動パターンをTAI listに反映出来るため、それをページングエリア設定に応用することで、ページングエリアの絞り込みに有効である。
本発明を適用する無線通信システムの構成図である。 移動機の構成を示すブロック図である。 基地局の構成を示すブロック図である。 呼処理制御装置の構成を示すブロック図である。 移動機が移動したときの位置登録処理を示したシーケンス図である。 移動機が移動したときの位置登録処理を示した模式図である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(a)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(b)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(c)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(d)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(e)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(f)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示したシーケンス図(g)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(a)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(b)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(c)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(d)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(e)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(f)である。 移動機が出発地から目的地まで移動し再び出発地に戻るまでにおける、位置登録処理を示した模式図(g)である。 呼処理制御装置の処理のフローチャート図である。 呼処理制御装置におけるネイバによるTAI list割り当て処理のフローチャート図である。 呼処理制御装置におけるTA Traced ID listによるTAI list割り当て処理のフローチャート図である。 移動機が様々なエリアを移動した後の位置登録処理を示した模式図である。 1次ページングエリアと2次ページングエリア設定を説明した図である。 移動機の移動に追従し1次ページングエリアと2次ページングエリアを設定することを説明した図である。 移動機の移動パターンを2次ページングエリアに設定することを説明した図である。 呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識できていない場合のページング処理のフローチャート図である。 呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識できている場合のページング処理のフローチャート図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用する無線通信システムの構成を示す図である。
無線通信システムは、移動機(無線端末ともいう)100と、基地局101(ここでは基地局A101−1、基地局B101−2、基地局C101−3、基地局D101−4の4つが存在する)と、呼処理制御装置102と、ゲートウェイ104とを備える。移動機100と基地局101は無線で通信を行う。基地局101と呼処理制御装置102とゲートウェイ104は有線にてメッシュ状で接続される。ゲートウェイ104は、IP網105と接続される。移動機100は、基地局101およびゲートウェイ104を介してIP網105に位置するサーバとの間でデータの送受信を行う。基地局101は、位置登録エリア内に設置され、各TAに対応するTAIを保持している。基地局101は、保持しているTAIを定期的に報知情報として移動機に送信している。移動機100は、基地局101から報知されるTAIを受信して、現在どのTAにいるのか、位置登録処理を行うべきか否かを判断する。
ここで、位置登録処理を行うと判断すると、移動機100は、基地局A101−1に対して位置登録メッセージを送信する。基地局A101−1は、移動機100から受信した位置登録メッセージを呼処理制御装置102へ転送する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージを受信すると基地局A101−1の支配下に移動機100が移動したことを認識する。
次に、位置登録エリア103の構築方法を説明する。移動機の移動パターンを考慮した位置登録エリアを構築するために、呼処理制御装置102は、予め図1に示すような格子状に分割された位置登録エリアを管理する。位置登録エリアを縦にM分割、横にN分割し、各格子状エリア(TA)にTAIを横方向に連番になるように割り振っている。なお、本実施形態ではM=5、N=7として全部で35の格子状エリアを設け、各格子状エリアにTAI1〜35を割り振っている。各TAIのエリアには基地局が1台ずつ存在する例を用いて説明する。
基地局101は、保持しているTAIを定期的に報知情報として移動機100に送信している。移動機100は、基地局101から報知されているTAIを受信して、現在どのTAにいるのか、位置登録処理を行うべか否かを判断する。
このような位置登録エリアにおいて、呼処理制御装置102は、移動機100が位置登録処理を行うたびに移動機100がどのTAを移動してきたのかを監視する。また、呼処理制御装置102は、移動機100の移動ルートを移動機100が送信した位置登録メッセージの情報を基にして導出する。
図2は、移動機100の構成を示すブロック図である。移動機100は、複数の送受信アンテナ200−1、200−2と、各アンテナ200に接続された無線アナログ部201−1、201−2と、無線アナログ部201と接続されたデジタル信号処理部202と、デジタル信号処理部202と接続された呼処理部203とを備えている。
ここで、無線アナログ部201は、アンテナ200を介して受信した基地局101からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部202に出力する。また、無線アナログ部201は、デジタル信号処理部202から受信したデジタル信号をアナログ信号に変換し、アンテナ200を介して基地局101に送信する。デジタル信号処理部202は、無線アナログ部201からの信号の復調や基地局101への信号の変調を行う。呼処理部203は、プロセッサ(制御部)210と、プロセッサ210が実行するプログラム等を登録するプログラム格納メモリ211と、移動機が最後に位置登録を行った基地局101から報知されるエリア識別子と、呼処理制御装置102から送信されるTAI listとを登録する位置登録情報データベース212とを備えている。
移動機100は基地局101から報知されるTAIと、位置登録情報データベース212に登録されているTAI listに含まれるTAIとを比較する機能、比較結果を基に基地局101に移動機識別子を含む位置登録メッセージを送信する機能を有する。
図3は、基地局101の構成を示すブロック図である。基地局101は、複数の送受信アンテナ300−1、300−2と、アンテナ300の各々に接続された無線アナログ部301−1、301−2と、これら無線アナログ部301と接続されたデジタル信号処理部302と、デジタル信号処理部302と接続された呼処理部304と、呼処理304と接続された回線インタフェース部303とを備えている。回線インタフェース部303は、呼処理制御装置102と、ゲートウェイ104とも接続されている。
ここで、無線アナログ部301は、アンテナ300を介して受信した移動機100からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部302に出力する。また、無線アナログ部301は、デジタル信号処理部302から受信したデジタル信号をアナログ信号に変換し、アンテナ300を介して移動機100に送信する。デジタル信号処理部302は、無線アナログ部301からの信号の復調や移動機100への信号の変調を行う。呼処理部304は、プロセッサ(制御部)310と、プロセッサ310が実行するプログラム等を登録するプログラム格納メモリ311と、基地局識別子を登録する基地局識別子データベース312と、移動機100へ報知するTAIを登録する位置登録情報データベース313とを備えている。
基地局101は自局の基地局識別子とTAIとを呼処理制御装置102へ送信する機能と、移動機100から送信された位置登録メッセージに基地局識別子とTAIとを付加して呼処理制御装置102へ送信する機能と、呼処理制御装置102からのページング要求を基に移動機100にページングメッセージを送信する機能と、移動機100へ報知情報としてTAIを送信する機能とを備えている。ここで、報知情報を送信する機能を報知情報送信部という。
図4は、呼処理制御装置102の構成を示すブロック図である。呼処理制御装置102は、基地局101とゲートウェイ104と接続された回線インタフェース部400と、回線インタフェース部400と接続された呼処理部401とを備えている。
ここで、呼処理部401は、プロセッサ(制御部)410と、プロセッサ410が実行するプログラム等を登録するプログラム格納メモリ411と、移動機100が移動した経路に対応するエリアのTAIを登録する位置登録情報データベース412と、縦M分割、横N分割した位置登録エリア103の情報としてMとNを登録する位置登録エリア情報データベース413と、基地局が送信したエリア識別子と基地局識別子とを登録する基地局情報データベース414とを備えている。
呼処理制御装置102は、基地局101から通知される基地局識別子とTAIを基地局情報データベース414に登録する機能と、移動機が送信した位置登録メッセージを受信した基地局101の基地局識別子およびTAI、移動機100が移動した経路に対応するエリアのTAIを位置登録情報データベース412に登録する機能と、位置登録を行った移動機の在圏基地局が属するエリアのTAIのネイバTAIを導出する機能と、位置登録情報データベース412内に登録されている移動機100の移動経路に対応するエリアのTAI listの中から移動機100へ割り当てるエリア識別子リストを導出する機能と、移動機100が送信した位置登録メッセージの応答メッセージで移動機100へTAI listを送信する機能とを備えている。
また、呼処理制御装置102は、基地局101から送信された位置登録メッセージの情報を移動機100毎に位置登録情報データベースに格納する機能と、位置登録情報データベースに格納されている情報を基にページングエリアを決定する機能と、決定したページングエリア内に存在する基地局101に対してページングメッセージを送信するように要求するメッセージを送信する機能とを備えている。このページングを実行するための機能をページング処理部ともいう。
図5は、移動機100が位置登録をする際のシーケンス図である。図6の移動機100の移動図を交えながら説明する。
図5において、移動機100は基地局A101−1(TAI 23)が制御するエリアに入ると初期接続処理が開始される(ステップ500)。
呼処理制御装置102は、この初期接続処理の中で、TAI listを移動機100に送信する。ここで、呼処理制御装置102は、位置登録情報データベース412を参照し、基地局A101−1を示すTAI 23がTAI listに含まれているか否かを判断し、含まれていない場合には移動機100に割り当てるTAI listとして、基地局A101−1を含むTAと、その周辺のTAであるTAI 15,16,17,22,23,24,29,30,31を含むTAI listを作成し、移動機100へ送信する(ステップ501、502)。
移動機100は、呼処理制御装置102からTAI listを受信すると、そのTAI listを位置登録情報データベース212に記憶する(ステップ503)。
その後、移動機100がTAI 23のエリアにいる間、移動機100は基地局A101−1から報知情報(TAI 23を含む情報)を受信する。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 23が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 23は含まれているので、位置登録処理は行わない。
そして、移動機100がTAI 16のエリアに移動すると(ステップ504)、移動機100は基地局B101−2から報知情報(TAI 16を含む情報)を受信する(ステップ505)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 16が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 16は含まれているので、位置登録処理は行わない。
さらに、移動機100がTAI 17のエリアに移動すると(ステップ506)、移動機100は基地局C101−3から報知情報(TAI 17を含む情報)を受信する(ステップ507)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 17が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 17は含まれているので、位置登録処理は行わない。
さらに、移動機100がTAI 18のエリアに移動すると(ステップ508)、移動機100は基地局D101−4から報知情報(TAI 18を含む情報)を受信する(ステップ509)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 18が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 18は含まれていないので、基地局D101−4に対し位置登録処理を開始する(ステップ510)。
位置登録処理のために、移動機100は位置登録メッセージを基地局D101−4を介して呼処理制御装置102に送信する(ステップ511)。このとき、前回位置登録を行った基地局のTAIであるTAI 23をLast Visited Registered TAIの値として位置登録メッセージに含めておく。
また、呼処理制御装置102は、基地局D101−4のTAIをLast Known TAIに設定する。Last Known TAIは、位置登録を行った移動機100の在圏基地局101のTAIのことである。図6では、Last Known TAIはTAI 18である。
呼処理制御装置102は、移動機100へ最後に送信したTAI listと今回移動機100から受信したLast Known TAIとの情報に基づきImplicit Known TAIを導出する。Implicit Known TAIとは、移動機100が、Last Visited Registered TAIからLast Known TAIへ移動する際に通過した可能性の高いエリアに割り当てられたTAIである。
TAI 23のエリアにいた移動機100がTAI 18のエリアに行くには(1)TAI 23、16、17、18の順に進む、(2)TAI 23、24、17、18の順に進む、(3)TAI 23、24、25、18の順に進む、など数通りの経路がある。しかし、(3)の経路を進んだのであれば、TAI 18のエリアに入る前にTAI 25のエリアに入るので、その時点で位置登録処理を行うはずである。その時点で位置登録を行っていなかったならば、(3)の経路を進んではいないことが判明する。よって、(1)又は(2)の経路のどちらかであるため、いずれにせよ、TAI 17のエリアを通ることになる。このようにして算出されたTAI 17をImplicit Known TAIと設定する。
本実施形態では、従来技術で示されたLast Visited Registered TAIとLast Known TAIの情報に加えて、新たにImplicit Known TAIの情報要素を使用して効率的なエリア識別子リストの自動生成方法を提案するものである。
すなわち、移動機が呼処理制御装置から移動機の在圏基地局に対応するTAとその周辺のTAのTAIをTAI listとして所持しているとき、移動機が位置登録処理を行わずに移動元(Last Visited Registered TAIに対応するTA)から移動先(Last Known TAIに対応するTA)に移動するには、移動機が現在所持しているTAI listに対応するエリアとLast Known TAIに対応するエリアの接する境界線を通ると予想できる。呼処理制御装置は、この境界線をはさんでLast Known TAIのエリアに向かい合うエリアを移動機が通って来たと判断し、このエリアに対応するTAIをImplicit Known TAIとする。
ステップ511に続いて、基地局D101−4から位置登録メッセージを受信した呼処理制御装置102は、基地局D101−4のTAI 18をLast Known TAIとして登録する(ステップ512)。
呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAIと、Last Known TAIと、Implicit Known TAIの3つの情報を移動機100の移動ルートとして位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに登録する(ステップ513)。TA Traced ID listは、移動機の移動ルートを示すTAIのリストである。このリストを移動エリアリストとも言う。本実施形態では、呼処理制御装置102は、移動機が位置登録処理を行うたびにTA Traced ID listに移動機100の移動ルートとなるTAIを蓄積する。TA Traced ID listに十分な数のTAIが蓄積されれば、それぞれの移動機100の移動パターンを導出することが可能となる。
呼処理制御装置102は、位置登録情報データベース412のTA Traced ID listから移動機100へ割り当てるための必要なTAI listを導出する(ステップ514)。呼処理制御装置102は、位置登録情報データベース412を参照し、ステップ511で移動機100から受信した基地局D101−4を示すTAI 18がTA Traced ID Listに含まれていないことを認識し、移動機100に割り当てるTAI listとして、基地局D101−4を含むTA及びその周辺のTAであるTAI10,11,12,17,18,19,24,25,26を含むリストを構築し、移動機100へ送信する(ステップ515)
移動機100は、ステップ515において呼処理制御装置102からTAI listを受信すると、移動機100内の位置登録情報データベース212に受信したTAI listの内容を登録する(ステップ516)
非特許文献1では、TAI listは、最大16個のTAIを登録することができると規定している。TA Traced ID listは、非特許文献1または非特許文献2には記載されていないエリア識別子リストであり、移動機100の移動ルートを示すリストとして作成するためのTAIのリストである。
図7(a)〜(g)のシーケンス図及びこれらに対応する図8(a)〜(g)の移動機100の移動図を交えながら、利用者が自宅等の出発地(TAI 23)から勤務地等の目的地801(TAI 13)まで移動し、再び出発地(TAI 23)に戻るまでにおける、利用者が所有する移動機100及び呼処理制御装置102の位置登録データベースの更新過程を説明する。
図7(a)及び図8(a)のように、移動機100は基地局A101−1(TAI 23)が制御するエリアで無線通信を行うために初期接続処理を開始する(ステップ700)。
呼処理制御装置102は、この初期接続処理の中で、TAI listを移動機100に送信する。ここで、呼処理制御装置102は、位置登録情報データベース412を参照し、基地局A101−1を示すTAI 23がTAI listに含まれているか否かを判断し、含まれていない場合には移動機100に割り当てるTAI listとして、基地局A101−1を含むTAと、その周辺のTAであるTAI15,16,17,22,23,24,29,30,31を含むTAI listを作成し(ステップ701)、移動機100へ送信する(ステップ702)。
なお、呼処理制御装置の位置登録情報データベース412には、Last Known TAIとしてTAI 23が登録され、Last Visited Registered TAIと、Implicit Known TAIと、TA Traced ID listはまだ登録する対象がないのでNULLが登録される。
移動機100は、呼処理制御装置102からTAI listを受信すると、そのTAI listを位置登録情報データベース212に記憶する(ステップ703)。
なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTAI 23を登録しておく。
次に、図7(b)及び図8(b)のように、移動機100がTAI 18のエリアに移動すると(ステップ704)、移動機100はTAI 18のエリアに存在する基地局から報知情報(TAI 18を含む情報)を受信する(ステップ705)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 18が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 18は含まれていないので、TAI 18のエリアに存在する基地局に対し位置登録処理を開始する(ステップ706)。
移動機100は位置登録処理を行う際に、前回位置登録を行ったエリアを示すLast Visited Registered TAIがTAI 23であることを含む位置登録メッセージを送信する(ステップ707)。移動機100からの位置登録メッセージを受信した基地局101は、位置登録メッセージに基地局識別子とTAIを付加して呼処理制御装置102へ送信する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージに付加されている基地局識別子とTAIをみて移動機が行った位置登録処理の在圏基地局がTAI 18であることを認識する。呼処理制御装置102は、移動機100の在圏基地局のTAI 18をLast Known TAIとして設定し(ステップ708)、Last Known TAI(TAI 18)がTA Traced ID listに含まれるのかどうかを判定する。ここで、TA Traced ID listには、NULLが登録されている。よって、設定したLast Known TAI(TAI 18)がTA Traced ID listに含まれないため(ステップ709)、呼処理制御装置は「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する(ステップ710)。
「ネイバによるTAI割り当て処理」では、呼処理制御装置102は、移動機100が送信してきたLast Visited Registered TAIの値であるTAI 23を位置登録情報データベース412に登録する。また、呼処理制御装置102は、移動機100へ最後に割り当てたTAI listとLast Known TAIの情報を基にしてImplicit Known TAIとしてTAI 17を導出し、位置登録情報データベース412に登録する(ステップ711)。呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAI(TAI 23)とLast Known TAI(TAI 18)とImplicit Known TAI(TAI 17)を位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに登録する(ステップ712)。
次に、呼処理制御装置102は、Last Known TAI(TAI 18)のネイバTAIとして、TAI 18の周辺に存在するTAI 10,11,12,17,19,24,25,26を導出する。呼処理制御装置102は、移動機100へ割り当てるTAI listにLast Known TAI(TAI 18)とネイバTAI(TAI 10,11,12,17,19,24,25,26)を設定し(ステップ713)、位置登録情報データベース412に登録し、移動機100へTAI listを送信する(ステップ714)。
移動機100は、呼処理制御装置102から基地局101を介してTAI listを受信する。TAI listにはTAI 10,11,12,17,18,19,24,25,26が設定されており、移動機100はこれらを位置登録情報データベース212に登録する(ステップ715)。なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTAI 18を登録しておく。
次に、図7(c)及び図8(c)のように、移動機100がTAI 13のエリアに移動すると(ステップ716)、移動機100はTAI 13のエリアに存在する基地局から報知情報(TAI 13を含む情報)を受信する(ステップ717)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 13が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 13は含まれていないので、TAI 13のエリアに存在する基地局に対し位置登録処理を開始する(ステップ718)。
移動機100は位置登録処理を行う際に、前回位置登録を行ったエリアを示すLast Visited Registered TAIがTAI 18であることを含む位置登録メッセージを送信する(ステップ719)。移動機100からの位置登録メッセージを受信した基地局101は、位置登録メッセージに基地局識別子とTAIを付加して呼処理制御装置102へ送信する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージに付加されている基地局識別子とTAIをみて移動機が行った位置登録処理の在圏基地局がTAI 13であることを認識する。呼処理制御装置102は、移動機100の在圏基地局のTAI 13をLast Known TAIとして設定し(ステップ720)、Last Known TAI(TAI 13)がTA Traced ID listに含まれるのかどうかを判定する。ここで、TA Traced ID listには、17、18、23が登録されている。よって、設定したLast Known TAI(TAI 18)がTA Traced ID listに含まれないため(ステップ721)、呼処理制御装置は「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する(ステップ722)。
「ネイバによるTAI割り当て処理」では、呼処理制御装置102は、移動機100が送信してきたLast Visited Registered TAIの値であるTAI 18を位置登録情報データベース412に登録する。また、呼処理制御装置102は、移動機100へ最後に割り当てたTAI listとLast Known TAIの情報を基にしてImplicit Known TAIとしてTAI 12を導出し、位置登録情報データベース412に登録する(ステップ723)。呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAI(TAI 18)とLast Known TAI(TAI 13)とImplicit Known TAI(TAI 12)を位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに追加登録する(ステップ724)。
次に、呼処理制御装置102は、Last Known TAI(TAI 13)のネイバTAIとして、TAI 13の周辺に存在するTAI 5、6、7、12、14、19、20、21を導出する。呼処理制御装置102は、移動機100へ割り当てるTAI listにLast Known TAI(TAI 13)とネイバTAI(TAI 5、6、7、12、14、19、20、21)を設定し(ステップ725)、位置登録情報データベース412に登録し、移動機100へTAI listを送信する(ステップ726)。
移動機100は、呼処理制御装置102から基地局101を介してTAI listを受信する。TAI listにはTAI 5、6、7、12、13、14、19、20、21が設定されており、移動機100はこれらを位置登録情報データベース212に登録する(ステップ727)。なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTAI 13を登録しておく。
次に、図7(d)及び図8(d)のように、移動機100がTAI 11のエリアに移動すると(ステップ728)、移動機100はTAI 11のエリアに存在する基地局から報知情報(TAI 11を含む情報)を受信する(ステップ729)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 11が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 11は含まれていないので、TAI 11のエリアに存在する基地局に対し位置登録処理を開始する(ステップ730)。
移動機100は位置登録処理を行う際に、前回位置登録を行ったエリアを示すLast Visited Registered TAIがTAI 13であることを含む位置登録メッセージを送信する(ステップ731)。移動機100からの位置登録メッセージを受信した基地局101は、位置登録メッセージに基地局識別子とTAIを付加して呼処理制御装置102へ送信する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージに付加されている基地局識別子とTAIをみて移動機が行った位置登録処理の在圏基地局がTAI 11であることを認識する。呼処理制御装置102は、移動機100の在圏基地局のTAI 11をLast Known TAIとして設定し(ステップ732)、Last Known TAI(TAI 11)がTA Traced ID listに含まれるのかどうかを判定する。ここで、TA Traced ID listには、12、13、17、18、23が登録されている。よって、設定したLast Known TAI(TAI 11)がTA Traced ID listに含まれないため(ステップ733)、呼処理制御装置は「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する(ステップ734)。
「ネイバによるTAI割り当て処理」では、呼処理制御装置102は、移動機100が送信してきたLast Visited Registered TAIの値であるTAI 13を位置登録情報データベース412に登録する。また、呼処理制御装置102は、移動機100へ最後に割り当てたTAI listとLast Known TAIの情報を基にしてImplicit Known TAIとしてTAI 12を導出し、位置登録情報データベース412に登録する(ステップ735)。呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAI(TAI 13)とLast Known TAI(TAI 11)とImplicit Known TAI(TAI 12)を位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに追加登録する(ステップ736)。なお、TAI 12、13は既に図7(d)及び図8(d)の段階で位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに登録されていたので、追加登録は行わなくて良い。
次に、呼処理制御装置102は、Last Known TAI(TAI 11)のネイバTAIとして、TAI 11の周辺に存在するTAI 3、4、5、10、12、17、18、19を導出する。呼処理制御装置102は、移動機100へ割り当てるTAI listにLast Known TAI(TAI 11)とネイバTAI(TAI 3、4、5、10、12、17、18、19)を設定し(ステップ737)、位置登録情報データベース412に登録し、移動機100へTAI listを送信する(ステップ738)。
移動機100は、呼処理制御装置102から基地局101を介してTAI listを受信する。TAI listにはTAI 3、4、5、10、11、12、17、18、19が設定されており、移動機100はこれらを位置登録情報データベース212に登録する(ステップ739)。なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTAI 11を登録しておく。
次に、図7(e)及び図8(e)のように、移動機100がTAI 16のエリアに移動すると(ステップ740)、移動機100はTAI 16のエリアに存在する基地局から報知情報(TAI 16を含む情報)を受信する(ステップ741)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 16が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 16は含まれていないので、TAI 16のエリアに存在する基地局に対し位置登録処理を開始する(ステップ742)。
移動機100は位置登録処理を行う際に、前回位置登録を行ったエリアを示すLast Visited Registered TAIがTAI 11であることを含む位置登録メッセージを送信する(ステップ743)。移動機100からの位置登録メッセージを受信した基地局101は、位置登録メッセージに基地局識別子とTAIを付加して呼処理制御装置102へ送信する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージに付加されている基地局識別子とTAIをみて移動機が行った位置登録処理の在圏基地局がTAI 16であることを認識する。呼処理制御装置102は、移動機100の在圏基地局のTAI 16をLast Known TAIとして設定し(ステップ744)、Last Known TAI(TAI 16)がTA Traced ID listに含まれるのかどうかを判定する。ここで、TA Traced ID listには、11、12、13、17、18、23が登録されている。よって、設定したLast Known TAI(TAI 16)がTA Traced ID listに含まれないため(ステップ745)、呼処理制御装置は「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する(ステップ746)。
「ネイバによるTAI割り当て処理」では、呼処理制御装置102は、移動機100が送信してきたLast Visited Registered TAIの値であるTAI 11を位置登録情報データベース412に登録する。また、呼処理制御装置102は、移動機100へ最後に割り当てたTAI listとLast Known TAIの情報を基にしてImplicit Known TAIとしてTAI 17を導出し、位置登録情報データベース412に登録する(ステップ747)。呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAI(TAI 11)とLast Known TAI(TAI 16)とImplicit Known TAI(TAI 17)を位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに追加登録する(ステップ748)。なお、TAI 11、17は既に図7(e)及び図8(e)の段階で位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに登録されていたので、追加登録は行わなくて良い。
次に、呼処理制御装置102は、Last Known TAI(TAI 16)のネイバTAIとして、TAI 16の周辺に存在するTAI 8、9、10、15、17、22、23、24を導出する。呼処理制御装置102は、移動機100へ割り当てるTAI listにLast Known TAI(TAI 16)とネイバTAI(TAI 8、9、10、15、17、22、23、24)を設定し(ステップ749)、位置登録情報データベース412に登録し、移動機100へTAI listを送信する(ステップ750)。
移動機100は、呼処理制御装置102から基地局101を介してTAI listを受信する。TAI listにはTAI 8、9、10、15、16、17、22、23、24が設定されており、移動機100はこれらを位置登録情報データベース212に登録する(ステップ751)。なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTAI 16を登録しておく。
この後、移動機100がTAI 23のエリアに移動すると(ステップ752)、移動機100はTAI 23のエリアに存在する基地局から報知情報(TAI 23を含む情報)を受信する(ステップ753)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 16が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 23は含まれているので(ステップ754)、位置登録を要求することはない(ステップ755)。
次に、図7(f)及び図8(f)のように、移動機100がTAI 23のエリアからTAI 18のエリアに移動すると(ステップ756)、移動機100はTAI 18のエリアに存在する基地局から報知情報(TAI 18を含む情報)を受信する(ステップ757)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 18が含まれていないので、TAI 16のエリアに存在する基地局に対し位置登録処理を開始する(ステップ758)。
移動機100は位置登録処理を行う際に、前回位置登録を行ったエリアを示すLast Visited Registered TAIがTAI 16であることを含む位置登録メッセージを送信する(ステップ759)。移動機100からの位置登録メッセージを受信した基地局101は、位置登録メッセージに基地局識別子とTAIを付加して呼処理制御装置102へ送信する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージに付加されている基地局識別子とTAIをみて移動機が行った位置登録処理の在圏基地局がTAI 18であることを認識する。呼処理制御装置102は、移動機100の在圏基地局のTAI 18をLast Known TAIとして設定し(ステップ760)、Last Known TAI(TAI 18)がTA Traced ID listに含まれるのかどうかを判定する。ここで、TA Traced ID listには、11、12、13、16、17、18、23が登録されている。よって、設定したLast Known TAI(TAI 18)がTA Traced ID listに含まれているため(ステップ761)、呼処理制御装置は「TA Traced ID listによるTAI割り当て処理」へ移行する(ステップ762)。
「TA Traced ID listによるTAI割り当て処理」では、呼処理制御装置102は、移動機100が日常的に使用する移動ルートを移動すると判断し、TA Traced ID listに含まれているTAI 11、12、13、16、17、18、23をそのままTAI listとして採用する(ステップ763)。よって、TAI listにTAI 11、12、13、16、17、18、23を設定し、位置登録情報データベース412に登録し、移動機100へTAI listを送信する(ステップ764)。なお、ここではImplicit Known TAIの導出は必要としない。
移動機100は、呼処理制御装置102から基地局101を介してTAI listを受信する。TAI listにはTAI 11、12、13、16、17、18、23が設定されており、移動機100はこれらを位置登録情報データベース212に登録する(ステップ765)。なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTAI 18を登録しておく。
以上、図7(a)〜(f)及び図8(a)〜(f)の処理によって、出発地(TAI 23)から目的地801(TAI 13)までの間に連続した隣り合うTAからなる移動ルート(TAI 23、16、17、18、11、12、13)が完成した。次回移動機100が位置登録処理をこの移動ルート上で行った場合、呼処理制御装置102は、移動機100が日常的に使用する移動ルートを移動すると判断し、TAI listにTAI 23、16、17、18、11、12、13を登録して移動機100に与える。移動機100は、この2点の目的地801間を移動パターンに沿って移動する限りでは位置登録処理を行わないため位置登録処理による無線リソースを低減することが可能となる。
なお、図7(f)のステップ765に続いて、移動機100がTAI 18からTAI 19へ移動する場合には、再び「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する。
図7(g)及び図8(g)のように、移動機100がTAI 19のエリアに移動すると(ステップ766)、移動機100はTAI 19のエリアに存在する基地局101から報知情報(TAI 19を含む情報)を受信する(ステップ767)。ここで、移動機100は位置登録情報データベース212に記憶しているTAI listの中にTAI 19が含まれているか否かを判断する。その結果、TAI 19は含まれていないので、TAI 19のエリアに存在する基地局に対し位置登録処理を開始する(ステップ768)。
移動機100は位置登録処理を行う際に、前回位置登録を行ったエリアを示すLast Visited Registered TAIがTAI 18であることを含む位置登録メッセージを送信する(ステップ769)。移動機100からの位置登録メッセージを受信した基地局101は、位置登録メッセージに基地局識別子とTAIを付加して呼処理制御装置102へ送信する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージに付加されている基地局識別子とTAIをみて移動機が行った位置登録処理の在圏基地局がTAI 19であることを認識する。呼処理制御装置102は、移動機100の在圏基地局のTAI 19をLast Known TAIとして設定し(ステップ770)、Last Known TAI(TAI 19)がTA Traced ID listに含まれるのかどうかを判定する。ここで、TA Traced ID listには、11、12、13、17、18、23が登録されている。よって、設定したLast Known TAI(TAI 19)がTA Traced ID listに含まれないため(ステップ771)、呼処理制御装置は「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する(ステップ772)。
「ネイバによるTAI割り当て処理」では、呼処理制御装置102は、移動機100が送信してきたLast Visited Registered TAIの値であるTAI 18を位置登録情報データベース412に登録する。なお、ここでは呼処理制御装置102は、Implicit Known TAIを導出する必要はない(ステップ773)。呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAI(TAI 18)とLast Known TAI(TAI 19)とを位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに追加登録する(ステップ774)。なお、TAI 18は既に図7(f)及び図8(f)の段階で位置登録情報データベース412のTA Traced ID listに登録されていたので、追加登録は行わなくて良い。
次に、呼処理制御装置102は、Last Known TAI(TAI 19)のネイバTAIとして、TAI 19の周辺に存在するTAI 11、12、13、18、20、25、26、27を導出する。呼処理制御装置102は、移動機100へ割り当てるTAI listにLast Known TAI(TAI 19)とネイバTAI(TAI 11、12、13、18、20、25、26、27)を設定し(ステップ775)、位置登録情報データベース412に登録し、移動機100へTAI listを送信する(ステップ776)。
移動機100は、呼処理制御装置102から基地局101を介してTAI listを受信する。TAI listにはTAI 11、12、13、18、19、20、25、26、27が設定されており、移動機100はこれらを位置登録情報データベース212に登録する(ステップ777)。なお、移動機の位置登録情報データベース212のLast Visited Registered TAIは今回位置登録処理を行ったTA
I 19を登録しておく。
以上、図7(g)及び図8(g)の処理によって、「TA Traced ID listによるTAI割り当て処理」へ移行後に、再度「ネイバによるTAI割り当て処理」へ移行する処理を説明した。これにより、必要に応じて上記の「ネイバによるTAI割り当て処理」と「TA Traced ID listによるTAI割り当て処理」とを切り換えつつ、移動機100の移動ルート(TA Traced ID)を収集することができる。移動ルートを利用することで、移動機100の位置登録処理の回数を減らすことができる。
図9は、呼処理制御装置102が行うTAI listの構築処理に関するフローチャートである。
呼処理制御装置102は、移動機100からメッセージを受信すると(ステップ901)、そのメッセージが「初期接続処理を要求するメッセージ」かどうかを判断する(ステップ902)。ここで、初期接続処理を要求するメッセージであった場合には、初期接続時のTAI list割り当て処理を行う(ステップ903)。
一方、位置登録処理を要求するメッセージを受信した場合には、移動機100からの位置登録メッセージを中継した基地局101のTAIをLast Known TAIとして設定する(ステップ904)。
呼処理制御装置102は、移動機100が呼処理制御装置102の導出した移動パターンに沿った移動を行うのかどうかを判定するため、ステップ702の中で設定されたLast Known TAIが、呼処理制御装置102の位置登録情報データベース412内のTA Traced ID listに含まれるのかどうかを確認する(ステップ905)。
呼処理制御装置102は、Last Known TAIが、位置登録情報データベース412内のTA Traced ID listに含まれる場合には、TA Traced ID listによるTAI割り当て処理を行う(ステップ906)。この場合、呼処理制御装置102は、移動機100が呼処理制御装置102の導出した移動パターンに沿って移動を行うと判断し、移動機100の移動ルートを示すTA Traced ID listの中からTAIを抽出し、TAI listを構築する。
呼処理制御装置102は、Last Known TAIが、位置登録情報データベース412内のTA Traced ID listに含まれない場合には、ネイバによるTAI list割り当て処理を行う(ステップ907)。この場合、呼処理制御装置102は、移動機100が次にどのTAへ移動するのか予測できないと判断し、移動機100の在圏基地局のTAIとそのネイバTAIをTAI listとして構築する。
図10は、ネイバによるTAI list割り当て処理に関するフローチャート図である。この処理は、移動機100が開始した位置登録処理で、呼処理制御装置102が移動機100に割り振るTAI listとして、移動機100の移動経路を記録すると同時に位置登録エリア103の各TAのネイバTA情報に基づいてTAI Listを構築する処理である。
呼処理制御装置102は、移動機100へ最後に割り当てたTAI listとLast Known TAIの情報から、Last Known TAIのエリアに接しているTAI listのエリアを特定し、該エリアのTAIをImplicit Known TAIとして位置登録情報データベース412内のImplicit Known TAIフィールドに設定する(ステップ1001)。
また、呼処理制御装置102は、Last Visited Registered TAIとLast Known TAIとImplicit Known TAIを位置登録情報データベースのTA Traced ID listに設定する(ステップ1002)。
呼処理制御装置102は、Last Known TAIのネイバTAIを導出すし(ステップ1003)、導出したネイバTAIが基地局情報データベース414に存在するのかどうかを確認する(ステップ1004)。
呼処理制御装置102が導出したネイバTAIが基地局情報データベース414に存在する場合、ネイバTAIを位置登録情報データベース412内のTAI listに登録する(ステップ1005)。一方、存在しない場合、Last Known TAIのみでTAI listを作成する(ステップ1006)。
図11は、TA Traced ID listによるTAI list割り当て処理に関するフローチャート図である。この処理は、呼処理制御装置102が移動機100に割り振るTAI listとして、予め呼処理制御装置102が位置登録情報データベース412内のTA Traced ID listに保持している移動機の経路パターン情報に基づいてTAI listを構築する処理である。
呼処理制御装置102は、登録したTAI list内のTAI数が非特許文献1に規定される最大数に達したのかどうかを確認する(ステップ1101)。
TAI list内のTAI数が最大数に達していない場合、位置登録情報データベース412内のTA Traced ID listに含まれるTAIをそのまま位置登録情報データベース412内のTAI listに登録する(ステップ1102)。
TAI list内のTAI数が最大数に達した場合、呼処理制御装置102は、TA Traced ID listに含まれるTAIの中から、在圏基地局のTAI に近い順に16個のTAIを選択して位置登録情報データベース412内のTAI listに登録する(ステップ1103)。
非特許文献1では、TAI listに登録できるTAI数は最大値が16個と規定されている。本実施案件では、TAI listに登録できるTAI数は16個として説明するが、16個以下であればいくつでも問題ない。
ステップ1101から1103の処理によりに、TA Traced ID listの中から、Last Known TAIのTAを中心として連続した隣り合うTAを選択することが可能である。連続した隣り合うTAを選択することで移動機100が行う位置登録処理を極力抑えることができる。TA Traced ID listの中からのTAIの選択方法として、呼処理制御装置102がTA Traced ID listに登録したTAIに対応する更新時刻情報を合わせて管理し、更新した時刻が古い順または新しい順に選択する方法をとることも可能である。
図9、図10、図11の処理によってTAI listにTAIを格納した後、呼処理制御装置102は、移動機100からの位置登録メッセージの応答メッセージ615で、移動機100へのTAI list割り当て処理を行う。
図12は、TA Traced ID list内のTAIがTAI listに登録できる許容数(ここでは、TAIの最大許容数を16とする)を超えた場合の図である。
移動機は、様々な場所を移動した結果、TA Traced ID listにはTAI 1、2、3、4、5、8、11、12、13、15、16、17、18、20、22、23、26、27、30、31、32が登録されている。
呼処理制御装置102の記憶容量等の問題により、TAI listには登録できるTAIの数に制限が設けられている場合もある。そのためTAI listに登録すべき移動エリアリストのTAIの数が規定数を超えた場合、前記報知情報に含まれていたエリアに近いエリアから優先的に移動エリアリストに含めることにする。
図12では、移動機100がTAI 27からTAI 13に移動したので、移動機の在圏基地局がTAI 13である。呼処理制御装置102は、TA Traced ID listに含まれるTAI 1、2、3、4、5、8、11、12、13、15、16、17、18、20、22、23、26、27、30、31、32の中から移動機100の在圏基地局のTAI 13に近い順に16のTAIを選択してTAI listを作成する。これにより、移動機100の位置登録回数を最大限に抑えることのできるTAI listの作成が可能となる。従って、位置登録処理による無線リソースの消費量を抑えることができる。
本実施形態では、位置登録エリアの各TAに基地局101が一機ずつ存在すると仮定して説明した。しかし、各TAに何台基地局101が存在していても問題なく実行可能である。
本実施形態では、基地局101が保持しているTAIは一種類として位置登録処理を行う様態にした。しかし、複数のセルから構成される基地局において、TAIでなくセルIDを利用した位置登録処理においても問題なく実行可能である。
図13(a)〜(c)は本実施形態におけるページング処理について説明するものである。図14は呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識できていない場合のページング処理のフローチャート図で、図15は呼処理制御装置が移動機の移動パターンを認識できている場合のページング処理のフローチャート図である。
図13(a)は、図8(a)の状態において移動機100にデータ着信があった場合のページングエリアの決定について示す。呼処理制御装置102は、移動機100に対するページング要求をLAST Known TAIに登録されているTAI23に含まれる基地局101に対して指示する(1次ページング)(ステップ1401)。1次ページングが失敗した場合は、移動機100に割り当てたTAIリストに含まれるTAI 23の周辺のTAI(TAI15、16、17、22、24、29、30、31)に含まれる基地局101に対してページング要求を指示する(2次ページング)(ステップ1402)。
図13(b)は、図8(b)の状態において移動機100にデータ着信があった場合のページングエリアの決定について示す。呼処理制御装置102は、移動機100に対するページング要求をLAST Known TAIに登録されているTAI18に含まれる基地局101に対して指示する(1次ページング)(ステップ1401)。1次ページングが失敗した場合は、移動機100に割り当てたTAIリストに含まれるTAI 23の周辺のTAI(TAI10、11、12、17、19、24、25、26)に含まれる基地局に対してページング要求を指示する(2次ページング)(ステップ1402)。
図13(a)及び図13(b)に示したように、移動機100が移動する度に、呼処理制御装置が登録しているLast Known TAIとTAIリストが更新される動作を利用することにより、移動機100の移動に追従する形で段階的なページングエリア設定が可能となる。なお、ここでは説明を省略するが、在圏基地局に対応するTAとその周辺のTAのTAIをTAI listとして移動機に割り振る場合である図8(c)〜(e)、(g)の状態においても同様に、1次ページング、2次ページングを実行すればよい。
図13(c)は、図8(f)の状態において移動機100にデータ着信があった場合のページングエリアの決定について示す。前述の通り、移動機100の移動を呼処理制御装置102が把握することにより、移動機100の移動パターンがTAIリストに登録される。移動機100は、このTAIリスト内に存在する可能性が高いため、移動機100に対するページング要求をLAST Known TAIに登録されているTAI18に含まれる基地局101に対して指示する(1次ページング)(ステップ1501)。1次ページングが失敗した場合は、移動機100の移動パターンであるTAI11、12、13、16、17、23に対してページング要求を指示する(2次ページング)(ステップ1502)。これにより、移動機100の移動パターンに沿った形で段階的なページングエリア設定が可能である。これによって、ページングエリアを絞り込むことが出来るため、無線リソースの低減効果が期待できる。
100…移動機、101…基地局、102…呼処理制御装置、103…位置登録エリア、104…ゲートウェイ、105…IP網、200…アンテナ、201…無線アナログ部、202…デジタル信号処理部、203…呼処理部、210…プロセッサ、211…プログラム格納メモリ、212…位置登録情報データベース、300…アンテナ、301…無線アナログ部、302…デジタル信号処理部、303…回線インタフェース部、304…呼処理部、310…プロセッサ、311…プログラム格納メモリ、312…基地局識別子データベース、313…位置登録情報データベース、400…回線インタフェース部、401…呼処理部、410…プロセッサ、411…プログラム格納メモリ、412…位置登録情報データベース、413…位置登録エリア情報データベース、414…基地局情報データベース

Claims (8)

  1. 無線端末と、前記無線端末と通信する複数の基地局と、前記複数の基地局を制御する呼処理制御装置とから構成される無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    自基地局が設置されているエリアを含む報知情報を送信する報知情報送信部を有し、
    前記無線端末は、
    複数の位置登録エリアで構成する位置登録エリアリストを前記呼処理制御装置から前記基地局を介して受信して記憶する記憶部と、
    前記基地局から報知情報を受信すると、前記報知情報に含まれていたエリアが前記記憶部に記憶する位置登録エリアリストに含まれているか否かを判断し、含まれていない場合に位置登録要求を前記基地局を介して前記呼処理制御装置へ送信する制御部と、を有し、
    前記呼処理制御装置は、
    前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアと、そのエリアの周辺に存在するエリアとにより新たな位置登録エリアリストを作成する位置登録エリアリスト作成部と、
    前記位置登録エリアリスト作成部により作成した位置登録エリアリストを記憶する記憶部と、
    前記無線端末から位置登録要求を受信すると、前記位置登録エリアリスト作成部により作成された位置登録エリアリストを前記無線端末へ前記基地局を介して送信する制御部と、
    前記無線端末へ送信する位置登録エリアリストに基づきページングを実行するページング処理部を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置のページング処理部は、前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアに対して第1次ページングを実行することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項2記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置のページング処理部は、前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアの周辺に存在するエリアに対して第2次ページングを実行することを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置は、
    前回受信した位置登録要求に含まれていたエリアと、新たに受信した位置登録要求に含まれているエリアに基づいて、無線端末の移動経路に存在するエリアを推定して、前記無線端末の移動エリアリストを作成する移動エリアリスト作成部を有し、
    前記呼処理制御装置の制御部は、前記無線端末から位置登録要求を受信すると、前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアが前記記憶部に記憶する移動エリアリストに含まれているか否かを判断し、含まれていない場合は、前記位置登録エリアリスト作成部により作成された位置登録エリアリストを前記無線端末へ前記基地局を介して送信し、含まれている場合は移動エリアリスト作成部により作成された移動エリアリストの内容を位置登録エリアリストとして前記無線端末へ前記基地局を介して送信することを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置のページング処理部は、移動エリアリストの内容を位置登録エリアリストとして前記無線端末へ前記基地局を介して送信する場合に、前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアに対して第1次ページングを実行することを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項5記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置のページング処理部は、移動エリアリストの内容を位置登録エリアリストとして前記無線端末へ前記基地局を介して送信する場合に、前記移動エリアリストに含まれるエリアに対して第2次ページングを実行することを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項4に記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置の移動リスト作成部は、移動エリアリストに記憶するエリアが規定数を超えた場合、前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアに近いエリアから優先的に移動エリアリストに含めることを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記呼処理制御装置の位置登録エリアリスト作成部は、前記位置登録要求を送信してきた無線端末が存在するエリアの周辺に存在するエリアの中で基地局が設置されていないエリアは位置登録エリアリストに含めないことを特徴とする無線通信システム。
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