JPH0927985A - 移動体通信システム - Google Patents
移動体通信システムInfo
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- JPH0927985A JPH0927985A JP7175770A JP17577095A JPH0927985A JP H0927985 A JPH0927985 A JP H0927985A JP 7175770 A JP7175770 A JP 7175770A JP 17577095 A JP17577095 A JP 17577095A JP H0927985 A JPH0927985 A JP H0927985A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動局の移動特性に応じた位置登録エリアを
の設定で、位置登録トラフィックを削減し、呼出を効率
的に行う移動体通信システムを提供する。 【構成】 移動通信制御局22は、サービスエリア16
内の無線ゾーンの構成情報テーブルを有し、基地局24
は、該無線ゾーンの識別子を移動局13に送信し、移動
局13は、該受信で位置登録エリアテーブルを検索し、
該無線ゾーンの識別子がないと、移動通信制御局22に
位置登録要求を行い、移動通信制御局22は、該移動体
13の在圏無線ゾーンと、隣接の無線ゾーンとの識別子
を、位置登録受付メッセージと共に送信し、移動局13
に該識別子が追加登録され、移動局13の通信要求時に
は、該登録識別子の無線ゾーンが呼出される。
の設定で、位置登録トラフィックを削減し、呼出を効率
的に行う移動体通信システムを提供する。 【構成】 移動通信制御局22は、サービスエリア16
内の無線ゾーンの構成情報テーブルを有し、基地局24
は、該無線ゾーンの識別子を移動局13に送信し、移動
局13は、該受信で位置登録エリアテーブルを検索し、
該無線ゾーンの識別子がないと、移動通信制御局22に
位置登録要求を行い、移動通信制御局22は、該移動体
13の在圏無線ゾーンと、隣接の無線ゾーンとの識別子
を、位置登録受付メッセージと共に送信し、移動局13
に該識別子が追加登録され、移動局13の通信要求時に
は、該登録識別子の無線ゾーンが呼出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信を行う移動
体通信システムに関する。
体通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の移動体通信システムの構成
を示す説明図であり、移動体通信システムは、移動通信
制御局11、サービスエリア16及びサービスエリア1
6内を移動する移動体に設けられた移動局13を有し、
サービスエリア16は複数の位置登録エリア15に分割
され、これらの位置登録エリア15は、それぞれ無線基
地局12を備えた無線ゾーン14で構成されている。
を示す説明図であり、移動体通信システムは、移動通信
制御局11、サービスエリア16及びサービスエリア1
6内を移動する移動体に設けられた移動局13を有し、
サービスエリア16は複数の位置登録エリア15に分割
され、これらの位置登録エリア15は、それぞれ無線基
地局12を備えた無線ゾーン14で構成されている。
【0003】この従来の移動体通信システムでは、各無
線基地局12は、移動体の移動局13に対して、在圏す
る位置登録エリア固有のコード番号を報知し、移動局1
3は、ゾーン移行時にコード番号が変化すると位置登録
制御を行う。つまり、移動局13は、無線基地局12に
対して、位置登録要求を送信し、基地局12は移動通信
制御局11内のホームメモリレジスタの位置登録コード
を更新する。その移動局13に対して、固定網側から通
信要求があった場合、ホームメモリレジスタの位置登録
コードにより、在圏する位置登録エリアを知り、そのエ
リア内の無線基地局12から一斉に呼出信号を送信し、
該移動局13からの応答を受理することにより、該移動
局13が在圏する無線ゾーン14を特定して接続制御を
行う。
線基地局12は、移動体の移動局13に対して、在圏す
る位置登録エリア固有のコード番号を報知し、移動局1
3は、ゾーン移行時にコード番号が変化すると位置登録
制御を行う。つまり、移動局13は、無線基地局12に
対して、位置登録要求を送信し、基地局12は移動通信
制御局11内のホームメモリレジスタの位置登録コード
を更新する。その移動局13に対して、固定網側から通
信要求があった場合、ホームメモリレジスタの位置登録
コードにより、在圏する位置登録エリアを知り、そのエ
リア内の無線基地局12から一斉に呼出信号を送信し、
該移動局13からの応答を受理することにより、該移動
局13が在圏する無線ゾーン14を特定して接続制御を
行う。
【0004】この場合、加入者密度の増大に対処するた
めの小ゾーン化が進められると、接続制御よりも位置登
録制御のためのトラフィックが増大し、位置登録制御を
少なくするために位置登録エリアを大きくすると、一斉
呼出のエリアが大きくなり、接続制御のための信号量が
増大する。そのために、位置登録エリアの大きさは、一
斉呼出と位置登録の両者のトラフィツクを勘案して最適
な大きさに決定されていた。
めの小ゾーン化が進められると、接続制御よりも位置登
録制御のためのトラフィックが増大し、位置登録制御を
少なくするために位置登録エリアを大きくすると、一斉
呼出のエリアが大きくなり、接続制御のための信号量が
増大する。そのために、位置登録エリアの大きさは、一
斉呼出と位置登録の両者のトラフィツクを勘案して最適
な大きさに決定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の方式で
は、狭い範囲のみを移動する移動体の移動局と、非常に
広範囲に移動する移動体の移動局とが混在している場
合、個々の移動局に対応した最適な位置登録エリアの大
きさを設定することはできない。また、位置登録エリア
の大きさを最適化しても、位置登録エリア境界の無線ゾ
ーンに位置登録のためのトラフィックが集中するという
欠点があった。
は、狭い範囲のみを移動する移動体の移動局と、非常に
広範囲に移動する移動体の移動局とが混在している場
合、個々の移動局に対応した最適な位置登録エリアの大
きさを設定することはできない。また、位置登録エリア
の大きさを最適化しても、位置登録エリア境界の無線ゾ
ーンに位置登録のためのトラフィックが集中するという
欠点があった。
【0006】本発明は、このような従来の方式での問題
を解決するもので、その目的は、移動局の移動特性に応
じた位置登録エリアを設定することにより、位置登録ト
ラフィックを削減し、呼出も効率的に行われる移動体通
信システムを提供することにある。
を解決するもので、その目的は、移動局の移動特性に応
じた位置登録エリアを設定することにより、位置登録ト
ラフィックを削減し、呼出も効率的に行われる移動体通
信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、移動通信制御局、該移動通
信制御局が制御を行うサービスエリア、及び該サービス
エリア内を移動し、移動局を具備する移動体とからな
り、前記サービスエリアが複数の位置登録エリアに分割
構成され、前記位置登録エリアは、それぞれ固有の識別
子が対応付けられ、それぞれの基地局を備えた複数の無
線ゾーンで構成され、前記移動局は、在圏している位置
登録エリアの無線ゾーンの識別子群を、位置登録エリア
テーブルとして格納し、前記移動通信制御局は、前記サ
ービスエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブルを具備
し、前記基地局は、前記無線ゾーンの識別子を報知情報
として送信し、前記移動通信制御局は、前記移動局の通
信要求時には、前記位置登録エリア内の複数の無線ゾー
ンの基地局を介しての呼出を行い、該呼出によって前記
移動局での移動体通信が行われる移動体通信システムで
あり、前記移動局に設けられ、受信した前記報知情報に
基づく、前記位置登録エリアテーブルの検索により、前
記報知情報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判
定すると、前記基地局を介して、前記移動通信制御局に
位置登録要求を行う要求手段と、前記移動通信制御局に
設けられ、前記位置登録要求に基づいて、対応する移動
体が在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾーン
との識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、前
記移動体に送信する位置登録手段と、前記移動局に設け
られ、受信した前記位置登録受付メッセージの識別子
を、前記位置登録エリアテーブルに追加登録する追加登
録手段とを有することを特徴とするものである。
に、請求項1記載の発明は、移動通信制御局、該移動通
信制御局が制御を行うサービスエリア、及び該サービス
エリア内を移動し、移動局を具備する移動体とからな
り、前記サービスエリアが複数の位置登録エリアに分割
構成され、前記位置登録エリアは、それぞれ固有の識別
子が対応付けられ、それぞれの基地局を備えた複数の無
線ゾーンで構成され、前記移動局は、在圏している位置
登録エリアの無線ゾーンの識別子群を、位置登録エリア
テーブルとして格納し、前記移動通信制御局は、前記サ
ービスエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブルを具備
し、前記基地局は、前記無線ゾーンの識別子を報知情報
として送信し、前記移動通信制御局は、前記移動局の通
信要求時には、前記位置登録エリア内の複数の無線ゾー
ンの基地局を介しての呼出を行い、該呼出によって前記
移動局での移動体通信が行われる移動体通信システムで
あり、前記移動局に設けられ、受信した前記報知情報に
基づく、前記位置登録エリアテーブルの検索により、前
記報知情報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判
定すると、前記基地局を介して、前記移動通信制御局に
位置登録要求を行う要求手段と、前記移動通信制御局に
設けられ、前記位置登録要求に基づいて、対応する移動
体が在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾーン
との識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、前
記移動体に送信する位置登録手段と、前記移動局に設け
られ、受信した前記位置登録受付メッセージの識別子
を、前記位置登録エリアテーブルに追加登録する追加登
録手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の移動体通信システムに
対して、前記移動通信制御局には、前記サービスエリア
内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブル群が
設けられ、前記位置登録手段は、前記位置登録要求が出
された無線ゾーンの位置が、その移動体がすでに有する
位置登録エリアから地理的に離れている場合には、両者
間の移動経路の無線ゾーンの識別子を、前記隣接する無
線ゾーンの識別子に加えて、前記位置登録受付メッセー
ジに付加して送信することを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の移動体通信システムに
対して、前記移動通信制御局には、前記サービスエリア
内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブル群が
設けられ、前記位置登録手段は、前記位置登録要求が出
された無線ゾーンの位置が、その移動体がすでに有する
位置登録エリアから地理的に離れている場合には、両者
間の移動経路の無線ゾーンの識別子を、前記隣接する無
線ゾーンの識別子に加えて、前記位置登録受付メッセー
ジに付加して送信することを特徴とするものである。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の移動体通信システムに
対して、前記移動通信制御局には、前記サービスエリア
内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブル群
と、前記移動体の位置登録エリアの境界位置の無線ゾー
ンで、一定期間通話要求がないと、該無線ゾーンを位置
登録エリアから抹消する位置登録エリア変更手段とが設
けられていることを特徴とするものである。
3記載の発明は、請求項1記載の移動体通信システムに
対して、前記移動通信制御局には、前記サービスエリア
内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブル群
と、前記移動体の位置登録エリアの境界位置の無線ゾー
ンで、一定期間通話要求がないと、該無線ゾーンを位置
登録エリアから抹消する位置登録エリア変更手段とが設
けられていることを特徴とするものである。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の移動体通信システムに
対して、前記移動通信制御局には、前記移動局からの通
信要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが書込まれる前
記移動体ごとの履歴情報テーブルが設けられ、前記移動
通信制御局は、前記同時呼出時に、前記履歴情報テーブ
ルから、通信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出
し、該無線ゾーンから放射状に、順次段階的に同時呼出
を行うことを特徴とするものである。
4記載の発明は、請求項1記載の移動体通信システムに
対して、前記移動通信制御局には、前記移動局からの通
信要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが書込まれる前
記移動体ごとの履歴情報テーブルが設けられ、前記移動
通信制御局は、前記同時呼出時に、前記履歴情報テーブ
ルから、通信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出
し、該無線ゾーンから放射状に、順次段階的に同時呼出
を行うことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、移動通信制御局が制
御を行うサービスエリアが、複数の位置登録エリアに分
割構成され、位置登録エリアは、それぞれ固有の識別子
が対応付けられそれぞれ基地局を備えた複数の無線ゾー
ンで構成され、サービスエリア内を移動する移動体の移
動局は、在圏している位置登録エリアの無線ゾーンの識
別子群を、位置登録エリアテーブルとして格納してい
る。
御を行うサービスエリアが、複数の位置登録エリアに分
割構成され、位置登録エリアは、それぞれ固有の識別子
が対応付けられそれぞれ基地局を備えた複数の無線ゾー
ンで構成され、サービスエリア内を移動する移動体の移
動局は、在圏している位置登録エリアの無線ゾーンの識
別子群を、位置登録エリアテーブルとして格納してい
る。
【0012】移動通信制御局には、サービスエリア内の
無線ゾーンの構成情報テーブルが格納され、無線ゾーン
の基地局は、該無線ゾーンの識別子を、移動局に報知情
報として送信し、移動局からの通信要求時には、移動通
信制御局は、位置登録エリア内の複数の無線ゾーンの呼
出を行い、該呼出によって移動局での移動体通信が行わ
れる。
無線ゾーンの構成情報テーブルが格納され、無線ゾーン
の基地局は、該無線ゾーンの識別子を、移動局に報知情
報として送信し、移動局からの通信要求時には、移動通
信制御局は、位置登録エリア内の複数の無線ゾーンの呼
出を行い、該呼出によって移動局での移動体通信が行わ
れる。
【0013】また、移動局は、受信した報知情報に基づ
いて、位置登録エリアテーブルの検索を行い、該報知情
報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判定する
と、要求手段によって、基地局を介して、移動通信制御
局に位置登録要求を行う。そして、該位置登録要求に基
づいて、移動通信制御局の位置登録手段は、対応する移
動体が在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾー
ンとの識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、
移動局に送信し、移動局の追加登録手段は、受信した位
置登録受付メッセージの識別子を、位置登録エリアテー
ブルに追加登録する。
いて、位置登録エリアテーブルの検索を行い、該報知情
報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判定する
と、要求手段によって、基地局を介して、移動通信制御
局に位置登録要求を行う。そして、該位置登録要求に基
づいて、移動通信制御局の位置登録手段は、対応する移
動体が在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾー
ンとの識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、
移動局に送信し、移動局の追加登録手段は、受信した位
置登録受付メッセージの識別子を、位置登録エリアテー
ブルに追加登録する。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明での作用に加えて、移動通信制御局には、サービス
エリア内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブ
ル群が格納され、移動通信制御局の位置登録手段は、位
置登録要求が出された無線ゾーンの位置が、その移動体
がすでに有する位置登録エリアから地理的に離れている
場合には、両者間の移動経路の無線ゾーンの識別子を、
隣接する無線ゾーンの識別子に加えて、位置登録受付メ
ッセージに付加して送信する。
発明での作用に加えて、移動通信制御局には、サービス
エリア内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブ
ル群が格納され、移動通信制御局の位置登録手段は、位
置登録要求が出された無線ゾーンの位置が、その移動体
がすでに有する位置登録エリアから地理的に離れている
場合には、両者間の移動経路の無線ゾーンの識別子を、
隣接する無線ゾーンの識別子に加えて、位置登録受付メ
ッセージに付加して送信する。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明での作用に加えて、移動通信制御局には、サービス
エリア内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブ
ル群が格納され、移動体の位置登録エリアの境界位置の
無線ゾーンで、一定期間通話要求がないと、移動通信制
御局の位置登録エリア変更手段によって、該無線ゾーン
が位置登録エリアから抹消される。
発明での作用に加えて、移動通信制御局には、サービス
エリア内に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブ
ル群が格納され、移動体の位置登録エリアの境界位置の
無線ゾーンで、一定期間通話要求がないと、移動通信制
御局の位置登録エリア変更手段によって、該無線ゾーン
が位置登録エリアから抹消される。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明での作用に加えて、移動通信制御局には、移動体か
らの通信要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが書込ま
れる移動体ごとの履歴情報テーブルが格納され、移動通
信制御局は、同時呼出時に、履歴情報テーブルから、通
信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出し、該無線ゾ
ーンから放射状に、順次段階的に無線ゾーンの呼出を行
う。
発明での作用に加えて、移動通信制御局には、移動体か
らの通信要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが書込ま
れる移動体ごとの履歴情報テーブルが格納され、移動通
信制御局は、同時呼出時に、履歴情報テーブルから、通
信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出し、該無線ゾ
ーンから放射状に、順次段階的に無線ゾーンの呼出を行
う。
【0017】
[第1の実施例]本発明の第1の実施例を、図1及び図
2を参照して説明する。
2を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
説明図、図2は本実施例の位置登録エリアの登録動作を
示す説明図である。
説明図、図2は本実施例の位置登録エリアの登録動作を
示す説明図である。
【0019】本実施例では、位置登録エリア26を構成
する無線ゾーン23には、それぞれ固有の識別子が付与
され、サービスエリア内を移動する移動体の移動局は、
在圏している位置登録エリアの無線ゾーンの識別子群
を、位置登録エリアテーブルとして格納している。
する無線ゾーン23には、それぞれ固有の識別子が付与
され、サービスエリア内を移動する移動体の移動局は、
在圏している位置登録エリアの無線ゾーンの識別子群
を、位置登録エリアテーブルとして格納している。
【0020】無線ゾーン23の基地局24は、該無線ゾ
ーン23の識別子を、移動局13に報知情報として送信
する機能を有している。また、移動通信制御局22に
は、サービスエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブル
が設けられ、移動通信制御局22は、基地局24からの
位置登録要求の受信により、要求が発生した無線ゾーン
とそれに隣接する無線ゾーンの識別子を、基地局24を
介して、移動局13に送信する機能を有している。
ーン23の識別子を、移動局13に報知情報として送信
する機能を有している。また、移動通信制御局22に
は、サービスエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブル
が設けられ、移動通信制御局22は、基地局24からの
位置登録要求の受信により、要求が発生した無線ゾーン
とそれに隣接する無線ゾーンの識別子を、基地局24を
介して、移動局13に送信する機能を有している。
【0021】このような構成の本実施例の動作を図2を
参照して説明する。図2(a)に示すように、位置登録
エリア26Aに在圏する移動局13が、矢印に示す方向
に無線ゾーン23aに移動すると、移動局13は無線ゾ
ーン23aで、無線基地局24aから報知情報を受け、
内部の位置登録エリアテーブルの無線ゾーン識別子と比
較し、無線ゾーン23aの識別子を持っていないと判定
すると、位置登録要求を発行する。
参照して説明する。図2(a)に示すように、位置登録
エリア26Aに在圏する移動局13が、矢印に示す方向
に無線ゾーン23aに移動すると、移動局13は無線ゾ
ーン23aで、無線基地局24aから報知情報を受け、
内部の位置登録エリアテーブルの無線ゾーン識別子と比
較し、無線ゾーン23aの識別子を持っていないと判定
すると、位置登録要求を発行する。
【0022】移動通信制御局22は、無線ゾーン23a
の無線基地局24aからの位置登録要求を受信し、サー
ビスエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブルから、無
線ゾーン23aとこれに隣接する無線ゾーンの識別子を
選択し、位置登録受付メッセージに付加して移動局13
に送信する。
の無線基地局24aからの位置登録要求を受信し、サー
ビスエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブルから、無
線ゾーン23aとこれに隣接する無線ゾーンの識別子を
選択し、位置登録受付メッセージに付加して移動局13
に送信する。
【0023】移動局13は、受信した位置登録受付メッ
セージから、無線ゾーン23aとこれに隣接する無線ゾ
ーンを新たに位置登録エリアテーブルに追加し、図2
(b)に示すように、更新された位置登録エリア26B
を持つことになる。
セージから、無線ゾーン23aとこれに隣接する無線ゾ
ーンを新たに位置登録エリアテーブルに追加し、図2
(b)に示すように、更新された位置登録エリア26B
を持つことになる。
【0024】以上に説明したように、本実施例による
と、移動局13の移動特性に応じて、移動局13固有の
位置登録エリアが設定され、移動局13は、多くの場合
設定された位置登録エリア内で使用されるので、位置登
録トラフィックを削減することが可能になる。また、従
来の位置登録エリアの構成では、エリア境界で位置登録
トラフィックが増加するが、本実施例では、一度位置登
録が行われると、その付近の無線ゾーンが位置登録エリ
アに拡大されるので、エリア境界での位置登録トラフィ
ックの削減が可能になる。
と、移動局13の移動特性に応じて、移動局13固有の
位置登録エリアが設定され、移動局13は、多くの場合
設定された位置登録エリア内で使用されるので、位置登
録トラフィックを削減することが可能になる。また、従
来の位置登録エリアの構成では、エリア境界で位置登録
トラフィックが増加するが、本実施例では、一度位置登
録が行われると、その付近の無線ゾーンが位置登録エリ
アに拡大されるので、エリア境界での位置登録トラフィ
ックの削減が可能になる。
【0025】[第2の実施例]本発明の第2の実施例
を、図3を参照して説明する。
を、図3を参照して説明する。
【0026】図3は本実施例の位置登録エリアの登録動
作を示す説明図である。本実施例では、移動通信制御局
22には、サービスエリア内に在圏する移動体ごとの位
置登録エリアテーブル群が設けられ、移動通信制御局2
2の位置登録手段は、位置登録要求が出された無線ゾー
ンの位置が、その移動体がすでに有する位置登録エリア
から地理的に離れている場合には、両者間の移動経路の
無線ゾーンの識別子を、隣接する無線ゾーンの識別子に
加えて、位置登録受付メッセージに付加して送信する機
能を有している。
作を示す説明図である。本実施例では、移動通信制御局
22には、サービスエリア内に在圏する移動体ごとの位
置登録エリアテーブル群が設けられ、移動通信制御局2
2の位置登録手段は、位置登録要求が出された無線ゾー
ンの位置が、その移動体がすでに有する位置登録エリア
から地理的に離れている場合には、両者間の移動経路の
無線ゾーンの識別子を、隣接する無線ゾーンの識別子に
加えて、位置登録受付メッセージに付加して送信する機
能を有している。
【0027】本実施例のその他の部分の構成は、すでに
説明した第1の実施例と同一である。
説明した第1の実施例と同一である。
【0028】本実施例の動作を図3を参照して説明す
る。図3(a)のような位置登録エリア26Aを持つ移
動局13が、移動体の移動によって、無線ゾーン23m
の位置登録要求を行うと、移動通信制御局22は、位置
登録要求が発生した無線ゾーン23m及びこれに隣接す
る無線ゾーンの識別子と、位置登録エリア26Aから無
線ゾーン23mへの移動経路の無線ゾーンの識別子と
を、位置登録受付メッセージに付加して移動局13に送
信する。
る。図3(a)のような位置登録エリア26Aを持つ移
動局13が、移動体の移動によって、無線ゾーン23m
の位置登録要求を行うと、移動通信制御局22は、位置
登録要求が発生した無線ゾーン23m及びこれに隣接す
る無線ゾーンの識別子と、位置登録エリア26Aから無
線ゾーン23mへの移動経路の無線ゾーンの識別子と
を、位置登録受付メッセージに付加して移動局13に送
信する。
【0029】移動局13は、受け取ったメッセージの無
線ゾーンの識別子を、位置登録エリアテーブルに追加
し、図3(b)に示すように、位置登録エリア26Cの
ような位置登録エリアを持つことになる。
線ゾーンの識別子を、位置登録エリアテーブルに追加
し、図3(b)に示すように、位置登録エリア26Cの
ような位置登録エリアを持つことになる。
【0030】このように本実施例によると、位置登録エ
リア26Aと位置登録要求が発せられた無線ゾーン23
m及びその隣接無線ゾーン間の経路では、位置登録要求
が発生する可能性が高いことを配慮し、この経路の無線
ゾーンも同時に位置登録することにより、移動経路での
位置登録トラフィックを削減することが可能になる。
リア26Aと位置登録要求が発せられた無線ゾーン23
m及びその隣接無線ゾーン間の経路では、位置登録要求
が発生する可能性が高いことを配慮し、この経路の無線
ゾーンも同時に位置登録することにより、移動経路での
位置登録トラフィックを削減することが可能になる。
【0031】[第3の実施例]本発明の第3の実施例
を、図4を参照して説明する。
を、図4を参照して説明する。
【0032】図4は本実施例の位置登録エリアの更新動
作を示す説明図である。本実施例では、移動通信制御局
22には、サービスエリア内に在圏する移動体ごとの位
置登録エリアテーブル群が格納され、また、移動通信制
御局22には、移動体の位置登録エリアの境界位置の無
線ゾーンで、一定期間通話要求がないと、該無線ゾーを
位置登録エリアから抹消する位置登録エリア変更手段が
設けられている。
作を示す説明図である。本実施例では、移動通信制御局
22には、サービスエリア内に在圏する移動体ごとの位
置登録エリアテーブル群が格納され、また、移動通信制
御局22には、移動体の位置登録エリアの境界位置の無
線ゾーンで、一定期間通話要求がないと、該無線ゾーを
位置登録エリアから抹消する位置登録エリア変更手段が
設けられている。
【0033】本実施例のその他の部分の構成は、すでに
説明した第1の実施例と同一である。
説明した第1の実施例と同一である。
【0034】本実施例の動作を、図4を参照して説明す
る。同図(a)に示すように、位置登録エリア26Eを
持つ移動局13があるものとすると、位置登録エリアを
更新した結果、位置登録エリアが大きくなると、全く通
話要求が発生しない無線ゾーンが存在するようになり、
位置登録エリア26E内の無駄な一斉呼出トラフィック
が生じる。
る。同図(a)に示すように、位置登録エリア26Eを
持つ移動局13があるものとすると、位置登録エリアを
更新した結果、位置登録エリアが大きくなると、全く通
話要求が発生しない無線ゾーンが存在するようになり、
位置登録エリア26E内の無駄な一斉呼出トラフィック
が生じる。
【0035】そこで、本実施例の移動通信制御局22
は、サービスエリア内の構成情報テーブルと、在圏して
いる移動局13ごとの位置登録エリアテーブル群を持
ち、エリアテーブル内の無線ゾーン識別子の情報に、タ
イマ値とその無線ゾーンが位置登録エリアの境界か否か
を判断する情報を付加する。
は、サービスエリア内の構成情報テーブルと、在圏して
いる移動局13ごとの位置登録エリアテーブル群を持
ち、エリアテーブル内の無線ゾーン識別子の情報に、タ
イマ値とその無線ゾーンが位置登録エリアの境界か否か
を判断する情報を付加する。
【0036】移動通信制御局22は、移動局13による
無線ゾーン23nでの位置登録要求を受信後、移動通信
制御局22の移動局13の位置登録エリアテーブルに、
無線ゾーン23nと隣接する無線ゾーンの識別子群55
の登録と、各識別子のタイマ値のセットとを行い、その
無線ゾーンの識別子が位置登録エリアの境界か否かを構
成情報テーブルから判断し、無線ゾーンの識別子の境界
情報を無線ゾーンの識別子群57から無線ゾーン群58
に設定し直す。
無線ゾーン23nでの位置登録要求を受信後、移動通信
制御局22の移動局13の位置登録エリアテーブルに、
無線ゾーン23nと隣接する無線ゾーンの識別子群55
の登録と、各識別子のタイマ値のセットとを行い、その
無線ゾーンの識別子が位置登録エリアの境界か否かを構
成情報テーブルから判断し、無線ゾーンの識別子の境界
情報を無線ゾーンの識別子群57から無線ゾーン群58
に設定し直す。
【0037】次に、位置登録エリア26Eの境界情報を
持っている無線ゾーン識別子群53の各識別子のタイマ
値をチェックし、タイムアウトになっている無線ゾーン
識別子群56を削除無線ゾーン識別子として、無線ゾー
ン識別群55を追加無線ゾーン識別子として、位置登録
受付メッセージに付加して移動局13に送信する。
持っている無線ゾーン識別子群53の各識別子のタイマ
値をチェックし、タイムアウトになっている無線ゾーン
識別子群56を削除無線ゾーン識別子として、無線ゾー
ン識別群55を追加無線ゾーン識別子として、位置登録
受付メッセージに付加して移動局13に送信する。
【0038】移動局13は、移動通信制御局22からの
位置登録受付メッセージを受信し、内部の位置登録エリ
アテーブルから無線ゾーン識別子群55を追加し、無線
ゾーン識別子群56を削除する。
位置登録受付メッセージを受信し、内部の位置登録エリ
アテーブルから無線ゾーン識別子群55を追加し、無線
ゾーン識別子群56を削除する。
【0039】無線ゾーン識別子群56は、移動通信制御
局22内の位置登録エリアテーブルからも外し、無線ゾ
ーン識別子群59にタイマ値と境界情報を再設定する。
また、移動通信制御局22は、通話要求を受信した時に
も、通話要求があった移動局13の無線識別子のタイマ
値の再設定を行う。
局22内の位置登録エリアテーブルからも外し、無線ゾ
ーン識別子群59にタイマ値と境界情報を再設定する。
また、移動通信制御局22は、通話要求を受信した時に
も、通話要求があった移動局13の無線識別子のタイマ
値の再設定を行う。
【0040】以上により、移動局13の位置登録エリア
26Eを、新たな位置登録エリア26Fに更新し、無駄
な一斉呼出しトラフィックを削減することが可能にな
る。
26Eを、新たな位置登録エリア26Fに更新し、無駄
な一斉呼出しトラフィックを削減することが可能にな
る。
【0041】[第4の実施例]本発明の第4の実施例
を、図5を参照して説明する。
を、図5を参照して説明する。
【0042】図5は本実施例の同時呼出動作を示す説明
図である。本実施例では、移動通信制御局22には、移
動体からの通信要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが
書込まれる移動体ごとの履歴情報テーブルが格納され、
移動通信制御局22は、呼出時に履歴情報テーブルか
ら、通信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出し、該
無線ゾーンから放射状に、順次段階的に無線ゾーンの呼
出を行う機能を有している。
図である。本実施例では、移動通信制御局22には、移
動体からの通信要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが
書込まれる移動体ごとの履歴情報テーブルが格納され、
移動通信制御局22は、呼出時に履歴情報テーブルか
ら、通信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出し、該
無線ゾーンから放射状に、順次段階的に無線ゾーンの呼
出を行う機能を有している。
【0043】本実施例のその他の部分の構成は、すでに
説明した第1の実施例と同一である。
説明した第1の実施例と同一である。
【0044】本実施例の動作を、図5を参照して説明す
る。位置登録エリア26Gを持つ移動局13が存在する
として、移動通信制御局22は、移動局13の通話要求
時の無線ゾーン識別子と時間とを、移動局13ごとの履
歴情報テーブルとして管理している。
る。位置登録エリア26Gを持つ移動局13が存在する
として、移動通信制御局22は、移動局13の通話要求
時の無線ゾーン識別子と時間とを、移動局13ごとの履
歴情報テーブルとして管理している。
【0045】その履歴情報テーブルを元に、移動局13
の履歴情報テーブルから、一番通話要求が多かった無線
ゾーン63から、放射状に無線ゾーン64、65と順次
呼出を行うために、位置登録エリア全体の呼出を行わな
い内に、移動局13が応答を移動局13に返すことがで
きて、呼出トラフィックを削減することが可能になる。
の履歴情報テーブルから、一番通話要求が多かった無線
ゾーン63から、放射状に無線ゾーン64、65と順次
呼出を行うために、位置登録エリア全体の呼出を行わな
い内に、移動局13が応答を移動局13に返すことがで
きて、呼出トラフィックを削減することが可能になる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、移動体の
移動局は、移動通信制御局から受信した報知情報に基づ
いて、位置登録エリアテーブルの検索を行い、該報知情
報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判定する
と、移動通信制御局に位置登録要求を行い、該位置登録
要求に基づいて、移動通信制御局は、対応する移動体が
在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾーンとの
識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、対応す
る移動局に送信し、該移動局は、受信した位置登録受付
メッセージの識別子を、位置登録エリアテーブルに追加
登録するので、位置登録登録トラフィックを大幅に削減
して、移動体通信を効率的に行うことが可能になる。
移動局は、移動通信制御局から受信した報知情報に基づ
いて、位置登録エリアテーブルの検索を行い、該報知情
報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判定する
と、移動通信制御局に位置登録要求を行い、該位置登録
要求に基づいて、移動通信制御局は、対応する移動体が
在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾーンとの
識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、対応す
る移動局に送信し、該移動局は、受信した位置登録受付
メッセージの識別子を、位置登録エリアテーブルに追加
登録するので、位置登録登録トラフィックを大幅に削減
して、移動体通信を効率的に行うことが可能になる。
【0047】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、移動通信制御局は、
位置登録要求が出された無線ゾーンの位置が、その移動
体がすでに有する位置登録エリアから地理的に離れてい
る場合、両者間の移動経路の無線ゾーンの識別子を、隣
接する無線ゾーンの識別子に加えて、位置登録受付メッ
セージに付加して送信するので、移動体の移動経路での
位置登録トラフィックを削減して、移動体通信をより効
率的に行うことが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、移動通信制御局は、
位置登録要求が出された無線ゾーンの位置が、その移動
体がすでに有する位置登録エリアから地理的に離れてい
る場合、両者間の移動経路の無線ゾーンの識別子を、隣
接する無線ゾーンの識別子に加えて、位置登録受付メッ
セージに付加して送信するので、移動体の移動経路での
位置登録トラフィックを削減して、移動体通信をより効
率的に行うことが可能になる。
【0048】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、移動体の位置登録エ
リアの境界位置の無線ゾーンで、一定期間通話要求がな
いと、移動通信制御局により該無線ゾーンが位置登録エ
リアから抹消されるので、無駄な呼出トラフィックを削
減して、移動体通信をより効率的に行うことが可能にな
る。
載の発明で得られる効果に加えて、移動体の位置登録エ
リアの境界位置の無線ゾーンで、一定期間通話要求がな
いと、移動通信制御局により該無線ゾーンが位置登録エ
リアから抹消されるので、無駄な呼出トラフィックを削
減して、移動体通信をより効率的に行うことが可能にな
る。
【0049】請求項4記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、移動通信制御局が、
同時呼出時に、履歴情報テーブルから、通信要求が最多
の無線ゾーンを選択して呼出し、該無線ゾーンから放射
状に、順次段階的に無線ゾーンの呼出を行って呼出の範
囲を制御するので、無駄な呼出トラフィックを削減し
て、移動体通信をより効率的に行うことが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、移動通信制御局が、
同時呼出時に、履歴情報テーブルから、通信要求が最多
の無線ゾーンを選択して呼出し、該無線ゾーンから放射
状に、順次段階的に無線ゾーンの呼出を行って呼出の範
囲を制御するので、無駄な呼出トラフィックを削減し
て、移動体通信をより効率的に行うことが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す説明図
【図2】■同実施例の位置登録エリアの登録動作を示す
説明図
説明図
【図3】本発明の第2の実施例の位置登録エリアの登録
動作を示す説明図
動作を示す説明図
【図4】本発明の第3の実施例の位置登録エリアの更新
動作を示す説明図
動作を示す説明図
【図5】本発明の第4の実施例の同時呼出動作を示す説
明図
明図
【図6】従来の移動体通信システムの構成を示す説明図
13 移動局 16 サービスエリア 22 移動通信制御局 23、23a、23m、23n 無線ゾーン 24、24a、24m、24n 基地局 26、26A、26B、26C、26E、26F、26
G 位置登録エリア
G 位置登録エリア
Claims (4)
- 【請求項1】 移動通信制御局、該移動通信制御局が制
御を行うサービスエリア、及び該サービスエリア内を移
動し、移動局を具備する移動体とからなり、 前記サービスエリアが複数の位置登録エリアに分割構成
され、前記位置登録エリアは、それぞれ固有の識別子が
対応付けられ、それぞれの基地局を備えた複数の無線ゾ
ーンで構成され、前記移動局は、在圏している位置登録
エリアの無線ゾーンの識別子群を、位置登録エリアテー
ブルとして格納し、前記移動通信制御局は、前記サービ
スエリア内の無線ゾーンの構成情報テーブルを具備し、
前記基地局は、前記無線ゾーンの識別子を報知情報とし
て送信し、前記移動通信制御局は、前記移動局の通信要
求時には、前記位置登録エリア内の複数の無線ゾーンの
基地局を介しての呼出を行い、該呼出によって前記移動
局での移動体通信が行われる移動体通信システムであ
り、前記移動局に設けられ、受信した前記報知情報に基
づく、前記位置登録エリアテーブルの検索により、前記
報知情報と同一の無線ゾーンの識別子を持たないと判定
すると、前記基地局を介して、前記移動通信制御局に位
置登録要求を行う要求手段と、前記移動通信制御局に設
けられ、前記位置登録要求に基づいて、対応する移動体
が在圏している無線ゾーンと、その隣接の無線ゾーンと
の識別子を、位置登録受付メッセージに付加して、前記
移動体に送信する位置登録手段と、前記移動局に設けら
れ、受信した前記位置登録受付メッセージの識別子を、
前記位置登録エリアテーブルに追加登録する追加登録手
段とを有することを特徴とする移動体通信システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動体通信システムに対
して、前記移動通信制御局には、前記サービスエリア内
に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブル群が設
けられ、前記位置登録手段は、前記位置登録要求が出さ
れた無線ゾーンの位置が、その移動体がすでに有する位
置登録エリアから地理的に離れている場合には、両者間
の移動経路の無線ゾーンの識別子を、前記隣接する無線
ゾーンの識別子に加えて、前記位置登録受付メッセージ
に付加して送信することを特徴とする移動体通信システ
ム。 - 【請求項3】 請求項1記載の移動体通信システムに対
して、前記移動通信制御局には、前記サービスエリア内
に在圏する移動体ごとの位置登録エリアテーブル群と、
前記移動体の位置登録エリアの境界位置の無線ゾーン
で、一定期間通話要求がないと、該無線ゾーンを位置登
録エリアから抹消する位置登録エリア変更手段とが設け
られていることを特徴とする移動体通信システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の移動体通信システムに対
して、前記移動通信制御局には、前記移動局からの通信
要求時の無線ゾーンの識別子と時間とが書込まれる前記
移動体ごとの履歴情報テーブルが設けられ、前記移動通
信制御局は、前記同時呼出時に、前記履歴情報テーブル
から、通信要求が最多の無線ゾーンを選択して呼出し、
該無線ゾーンから放射状に、順次段階的に同時呼出を行
うことを特徴とする移動体通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175770A JPH0927985A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 移動体通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175770A JPH0927985A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 移動体通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0927985A true JPH0927985A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16001962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7175770A Pending JPH0927985A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 移動体通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0927985A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6363255B1 (en) | 1998-10-26 | 2002-03-26 | Fujitsu Limited | Mobile communications system and mobile station therefor |
JP2007259448A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv | 移動端末の所在エリアを確定する方法及び装置、コンピュータプログラム、並びに電気通信装置によって転送される信号 |
US8175598B2 (en) | 2009-04-03 | 2012-05-08 | Hitachi, Ltd. | Wireless communication system |
US8185159B2 (en) | 2009-04-03 | 2012-05-22 | Hitachi, Ltd. | Wireless communication system |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP7175770A patent/JPH0927985A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6363255B1 (en) | 1998-10-26 | 2002-03-26 | Fujitsu Limited | Mobile communications system and mobile station therefor |
JP2007259448A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv | 移動端末の所在エリアを確定する方法及び装置、コンピュータプログラム、並びに電気通信装置によって転送される信号 |
US8175598B2 (en) | 2009-04-03 | 2012-05-08 | Hitachi, Ltd. | Wireless communication system |
US8185159B2 (en) | 2009-04-03 | 2012-05-22 | Hitachi, Ltd. | Wireless communication system |
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