JP2010244201A - 辞書機能を備えた電子機器およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネル式の表示画面を有する電子辞書装置において、表示された任意の文字列を検索文字列として他の辞書へ遷移させる際に、遷移先の辞書について予め知る必要なく、非常に簡単に適切な辞書へ遷移させて辞書検索することを可能にする。
【解決手段】検索文字入力エリアEに入力表示させた検索文字列「pereion」をタッチペンPによりタッチして下方向にドラッグすると、辞書データとして記憶されている他の辞書の各辞書名アイコン「ランタムハウス英和」…を配列した他辞書移動エリアDが表示される。前記ドラッグ状態にある検索文字列「pereion」を、前記他辞書移動エリアDに表示された他の辞書名アイコン「ランタムハウス英和」の位置にドラッグ&ドロップすると、選択中の辞書「シーニアス英和辞典」が、当該ドロップされた位置の他の辞書「ランタムハウス英和」に切り替えられ、前記検索文字列「pereion」の辞書検索が実行される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、タッチパネル式の表示画面を有する電子辞書装置など、辞書機能を備えた電子機器およびプログラムに関する。
従来から、キー入力表示された文字(列)をキーワード(検索文字(列))として辞書の見出し語を検索し、その説明情報を表示させるようにした電子辞書装置が実用されている。
そして、前記辞書検索のための検索文字列を入力するために、キー入力部(キーボード)だけでなく手書き入力部も備え、ユーザが読めない漢字などもこの手書き入力部にて手書き入力して文字認識させ、前記検索文字列として入力し、辞書検索表示させるようにした手書き入力機能付きの電子辞書装置も考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、入力された検索文字列の表示や辞書検索された説明情報の表示を行う表示画面を、タッチパネル式の表示画面として構成し、このタッチパネル式の表示画面に表示された説明情報の中の任意の単語を、予め定められた形状の軌跡となるようにタッチする。すると、タッチされた軌跡の形状に応じた他の辞書(遷移先の辞書)にて、前記任意の単語の辞書検索を実行し、その説明情報を表示させるようにした電子辞書装置も考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2005−165533号公報 特開2005−189993号公報
前記従来のタッチパネル式の表示画面を備えた電子辞書装置では、表示された説明情報の中にある任意の単語をタッチすることで、当該タッチされた単語を他の辞書に遷移して検索することができる。
しかしながら、遷移先の辞書は、前記単語をタッチした際の軌跡の形状に応じて定められるので、ユーザは、遷移させたい辞書に応じたタッチ操作の軌跡の形状を予め知る必要がある。また、ユーザは、タッチした単語の文字の種類が、遷移先の辞書による検索文字列として対応可能な文字の種類であるかも予め知る必要がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、表示された任意の文字列を検索文字列として他の辞書へ遷移させる等、他の検索手法に遷移させる際に、非常に簡単に適切な検索手法へ遷移させて辞書検索することが可能になる辞書機能を備えた電子機器およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器は、タッチパネル式の表示部と、複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書を複数記憶する辞書記憶手段と、この辞書記憶手段により記憶された複数の辞書の中から検索対象の辞書をユーザ操作に応じて選択する辞書選択手段と、この辞書選択手段により選択された辞書を検索対象とする検索文字列をユーザ操作に応じて入力する検索文字入力手段と、この検索文字入力手段により入力された検索文字列を前記タッチパネル式表示部に表示させる検索文字表示制御手段と、この検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列がユーザ操作に応じてタッチされ下方向にドラッグされた場合に、前記辞書選択手段により選択された辞書以外の他の辞書名を当該タッチパネル式表示部に一覧表示させる他辞書一覧表示制御手段と、この他辞書一覧表示制御手段により表示された他の辞書名の表示位置に前記ユーザ操作に応じてドラッグされた検索文字列がドロップされた場合に、検索対象の辞書を当該検索文字列がドロップされた他の辞書名の辞書に切り替える辞書切り替え手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の辞書機能を備えた電子機器は、前記請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器において、前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列に対応する見出し語を、前記辞書選択手段により選択された辞書から検索し、当該タッチパネル式表示部に一覧表示させる見出し語一覧表示制御手段と、この見出し語一覧表示制御手段により一覧表示された見出し語が、ユーザ操作に応じてタッチされドラッグされ前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の位置にドロップされた場合に、当該ドロップされた見出し語を新たな検索文字列として表示させる検索文字入れ換え表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の辞書機能を備えた電子機器は、前記請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器において、前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列に対応する見出し語の説明情報を、前記辞書選択手段により選択された辞書から検索して読み出し、当該タッチパネル式表示部に表示させる説明情報表示制御手段と、この説明情報表示制御手段により表示された説明情報に含まれる単語が、ユーザ操作に応じてタッチされドラッグされ前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の位置にドロップされた場合に、当該ドロップされた単語を新たな検索文字列として表示させる検索文字入れ換え表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の辞書機能を備えた電子機器は、前記請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器において、前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の一部分がユーザ操作に応じて横方向にドラッグされた場合に、当該検索文字列の横方向にドラッグされた一部分と残りの部分との間にブランクワードを挿入するブランクワード入力手段を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の辞書機能を備えた電子機器は、前記請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器において、前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の任意の部分がユーザ操作に応じてダブルタッチされた場合に、当該検索文字列のダブルタッチされた部分にワイルドカードを入力するワイルドカード入力手段を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載のプログラムは、タッチパネル式の表示部を有する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書を複数記憶する辞書記憶手段、この辞書記憶手段により記憶された複数の辞書の中から検索対象の辞書をユーザ操作に応じて選択する辞書選択手段、この辞書選択手段により選択された辞書を検索対象とする検索文字列をユーザ操作に応じて入力する検索文字入力手段、この検索文字入力手段により入力された検索文字列を前記タッチパネル式表示部に表示させる検索文字表示制御手段、この検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列がユーザ操作に応じてタッチされ下方向にドラッグされた場合に、前記辞書選択手段により選択された辞書以外の他の辞書名を当該タッチパネル式表示部に一覧表示させる他辞書一覧表示制御手段、この他辞書一覧表示制御手段により表示された他の辞書名の表示位置に前記ユーザ操作に応じてドラッグされた検索文字列がドロップされた場合に、検索対象の辞書を当該検索文字列がドロップされた他の辞書名の辞書に切り替える辞書切り替え手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、表示された任意の文字列を検索文字列として他の辞書へ遷移させる際に、非常に簡単に適切な検索手法へ遷移させて辞書検索することが可能になる辞書機能を備えた電子機器およびプログラムを提供できる。
本発明の辞書機能を備えた電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図。 前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアEから入力された検索文字(列)をタッチ&ドラッグした場合の動作を示す図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアEから入力された検索文字(列)をドラッグ&ドロップした場合の動作を示す図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い見出し語一覧エリアMに検索表示された見出し語を新たな検索文字(列)として「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1にドラッグ&ドロップした場合の動作を示す図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴いプレビューエリアPVに検索表示された説明情報の中の任意の語を新たな検索文字(列)として「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1にドラッグ&ドロップした場合の動作を示す図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアE1に入力された検索文字列の一部をドラッグしてブランクワード“〜”を入力した場合の動作を示す図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアE1に入力された検索文字列の一部をダブルタッチしてワイルドカード“?”を入力した場合の動作を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の辞書機能を備えた電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図である。
この電子辞書装置10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。この折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の表面には、文字入力キー14a、辞書指定キー14b、「訳/決定」キー14c、カーソルキー14d、スピーカ15L,15Rなどを備えたキー入力部(キーボード)14、および手書き入力部(副画面)16が備えられる。
この手書き入力部(副画面)16は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、キー入力部14の中央手前側において例えば256×64ドットの液晶表示画面16dに透明タッチパネル16tを重ねて構成される。この手書き入力部16の入力領域は、必要に応じて、手書き文字を入力するための手書き文字入力領域や各種機能のボタン入力領域、あるいは各入力領域が混在する領域に切り替えられる。
そして、前記手書き入力部16が手書き文字入力領域に切り替えられた状態での手書き入力に伴う軌跡はその液晶表示画面16dにエコーバックして表示される。
また蓋体ケース12の表面には、そのほぼ全面を対象に例えば480×320ドットのバックライト付きのタッチパネル式表示部(主画面)17が設けられる。このタッチパネル式表示部(主画面)17も、前記手書き入力部(副画面)16と同様に、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、その液晶表示画面17dに透明タッチパネル17tを重ねて構成される。
図2は、前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子辞書装置10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
CPU21は、記憶装置(フラッシュROM)22内に予め記憶された装置制御用のシステムプログラム25に応じて、メモリ(RAM)23を作業領域として回路各部の動作を制御する。
前記記憶装置22に記憶されたシステムプログラムは、キー入力部(キーボード)14や手書き入力部16、タッチパネル式表示部17からのユーザ操作に応じた入力信号に応じて起動される。
前記CPU21には、前記キー入力部14、手書き入力部16、記憶装置22、メモリ23が接続される他に、タッチパネル式表示部17などが接続される。
記憶装置22に記憶される装置制御用のシステムプログラム25としては、当該電子辞書装置10の全体の動作を司るシステムプログラムの他に、ユーザ入力された検索文字(列)に対応した見出し語検索を行う見出し語検索プログラム、検索された見出し語一覧の中から指定された見出し語に対応した訳語・意味内容・例文(用例)などの各種説明情報の読み出し表示を行う説明情報表示プログラムなどが記憶される。
なお、この見出し語検索プログラムや説明情報表示プログラムからなる辞書検索処理のためのプログラムには、タッチパネル式表示部17にてタッチされた検索文字列をドラッグ&ドロップする機能、ドラッグされた検索文字列のドロップ先が他の辞書のアイコンである場合に当該他の辞書による見出し語検索状態に遷移する機能、検索文字列に対応して見出し語検索された見出し語一覧にてタッチされた見出し語を、検索文字(列)の入力エリアへドラッグ&ドロップする機能、指定の見出し語に対応してプレビュー表示された説明情報にてタッチされた文字列を、検索文字(列)の入力エリアへドラッグ&ドロップする機能などが含まれる。
そして前記記憶装置22内には、辞書データ24が記憶される。この辞書データ24としては、「国語辞典」24a、「英和辞典」24bの他、「和英辞典」「英英辞典」「百科事典」などと共に、「広○辞」、「漢○源」など、種類の異なる言語の辞書データが予め、あるいは追加入力されて記憶される。
また、メモリ23には、表示メモリ26、タッチ位置メモリ27、ドラッグ方向メモリ28、検索文字(列)メモリ29、指定語メモリ30、指定見出し語メモリ31など、前記各種のプログラム(25)による処理に応じてCPU21に入出力される種々のデータを必要に応じて記憶する作業用のメモリ領域が確保される。
表示メモリ26には、前記手書き入力部16に表示すべきデータと前記タッチパネル式表示部17に表示すべきデータとが独立して記憶される。
タッチ位置メモリ27には、手書き入力部16の透明タッチパネル16tにより検出される手書き入力領域上でのタッチ位置の座標、タッチパネル式表示部17の透明タッチパネル17fにより検出される表示画面上でのタッチ位置の座標が記憶される。
ドラッグ方向メモリ28には、前記タッチパネル式表示部17における表示画面上でのタッチ&ドラッグの操作に応じて、前記タッチ位置メモリ27に記憶されるタッチ位置の座標の移動方向が解析され、当該表示画面上で上下左右何れの方向に移動したかのドラッグ方向が記憶される。
検索文字(列)メモリ29には、辞書検索の初期画面として表示される検索文字入力画面Ga(図4(A)参照)の検索文字入力エリアE(E1〜En)にて入力された検索対象の文字(列)が記憶される。なお、検索文字入力画面Gaの検索文字入力エリアEには、例えば図4(A)で示す「シーニアス英和辞典」の場合、「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1、「成句検索」用の検索文字入力エリアE2、「例文検索」用の検索文字入力エリアE3が存在する。
指定語メモリ30には、タッチパネル式表示部17の表示画面上でタッチされた位置に対応して表示されている1区切りの文字列(単語)が記憶される。なお、この場合にタッチされたユーザ指定の単語は、反転表示H(図4(C)参照)により識別される。
指定見出し語メモリ31には、検索文字列に対応して辞書検索表示された見出し語一覧エリアM(図4(B)参照)において、カーソルCuにより指定された見出し語が記憶される。
次に、前記構成の電子辞書装置10における辞書検索機能について説明する。
図3は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理を示すフローチャートである。
図4は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアEから入力された検索文字(列)をタッチ&ドラッグした場合の動作を示す図である。
図5は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアEから入力された検索文字(列)をドラッグ&ドロップした場合の動作を示す図である。
キー入力部(キーボード)14の辞書指定キー14bの操作に応じて、ユーザ所望の辞書が選択されると、例えば図4(A)に示すように、当該選択された辞書「シーニアス英和辞典」(24b)の検索文字入力画面Gaがタッチパネル式表示部17に表示される(ステップS1)。
この検索文字入力画面Gaの表示状態において、文字入力キー14aが操作されると(ステップS2(Yes))、キー操作に応じた文字が検索文字(列)メモリ29に記憶されると共に、検索文字入力エリアEのデフォルトで選択されている「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に表示される(ステップS3)。そして前記検索文字(列)メモリ29に記憶された検索文字に前方一致する見出し語が、「シーニアス英和辞典」(24b)から検索され、前方一致検索された見出し語とその見出し語に続く所定数の見出し語が見出し語一覧エリアMに一覧表示されると共に、当該検索された第1候補の見出し語に対応する説明情報が辞書から読み出され、プレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
例えば図4(B)に示すように、「pereion」と入力された場合は、キー操作に応じた検索文字列「pereion」が検索文字(列)メモリ29に記憶されると共に、検索文字入力エリアEの「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に表示され(ステップS3)、検索文字列「pereion」に前方一致する見出し語が辞書から検索され、検索された第1候補の見出し語「peregrine」がカーソルCuにより指定され、指定見出し語メモリ31に記憶される。そして、この指定見出し語メモリ31に記憶された見出し語「peregrine」に対応する説明情報が、前記選択された辞書「シーニアス英和辞典」(24b)から読み出され、プレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
ここで、ユーザが前記見出し語一覧エリアMに一覧表示された見出し語の中に所望の見出し語を発見し、その見出し語を選択してタッチペンPによりダブルタッチした場合には(ステップS5(Yes))、当該ダブルタッチされた見出し語が指定見出し語メモリ31に記憶され、この指定見出し語メモリ31に記憶された見出し語に対応する説明情報が、前記選択された辞書「シーニアス英和辞典」(24b)から読み出され、タッチパネル式表示部17に全画面サイズで表示される(ステップS6)。
なお、前記図4(A)(B)で示した具体例では、ユーザ所望の検索文字列「pereion」に一致する見出し語は、前記選択された辞書「シーニアス英和辞典」(24b)に集録されていない。
そこで、前記ユーザ所望の検索文字列「pereion」を他の辞書により検索するか、または同辞書内に集録された[成句]や[例文]として検索するために、先ず、図4(C)に示すように、前記タッチパネル式表示部17において「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に表示されている検索文字列「pereion」をタッチペンPによりタッチすると(ステップS7)、タッチ位置に存在する検索文字列「pereion」が反転表示Hされる(ステップS8)。
ここで、前記反転表示Hされた検索文字列「pereion」をタッチペンPによりタッチした状態でドラッグすると、ドラッグ方向メモリ28に解析されて記憶されるドラッグ方向が、所定の方向(下方向または横方向)であるか否か判断される(ステップS9)。
そして、前記図4(C)の矢印Xで示す通り、前記検索文字列「pereion」のドラッグ方向が、所定の方向(下方向)であると判断された場合には(ステップS9→S10(下方向))、図4(D)に示すように、「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1の他に、「成句検索」用の検索文字入力エリアE2、「例文検索」用の検索文字入力エリアE3も存在する検索文字入力エリアEが再表示されると共に、辞書データ24として記憶されている他の辞書それぞれの辞書名アイコン「ランタムハウス英和」「大辞源スペリング」…を配列した他辞書移動エリアDが表示される(ステップS11)。
ここで、図5(E)の矢印Xで示すように、前記ドラッグ状態にある検索文字列「pereion」が、前記他辞書移動エリアDに表示された他の辞書名アイコン「ランタムハウス英和」の位置にドラッグ&ドロップされたと判断されると(ステップS12(辞書名))、検索対象として選択されている辞書「シーニアス英和辞典」が、当該ドロップされた位置の他の辞書「ランタムハウス英和」に切り替えられる(ステップS13)。
すると、図5(F)に示すように、前記ドラッグ&ドロップされた検索文字列「pereion」に前方一致する見出し語が、前記切り替えられた他の辞書「ランタムハウス英和」(24b)から検索され、見出し語一覧エリアMに一覧表示される。これと共に、当該検索された第1候補の見出し語「pereion」がカーソルCuにより指定され、指定見出し語メモリ31に記憶される。そして、この指定見出し語メモリ31に記憶された見出し語「pereion」に対応する説明情報が、前記切り替えられた他の辞書「ランタムハウス英和」(24b)から読み出され、プレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
これにより、最初に選択された検索対象の辞書「シーニアス英和辞典」にてキー入力した検索文字列「pereion」を、そのまま前記他辞書移動エリアDに配列表示された他の辞書それぞれの辞書名アイコン「ランタムハウス英和」「大辞源スペリング」…の中から任意に選んだ適切な他の辞書での検索文字列として再利用することができる。このため、辞書指定キー14bを再操作して他の辞書を選択し直したり、同じ検索文字列を再入力したりする手間が省けるのは勿論、遷移先の辞書について予め知る必要もなく、非常に簡単に適切な辞書へ遷移させて辞書検索することが可能になる。なお、ステップS11で表示する他の辞書は、指定見出し語メモリ31に記憶された見出し語を含むか否かを表示前に判別して、当該見出し語を含む辞書名を表示するようにするのが望ましい。
一方、前記図5(D)で示したように、所定の方向(下方向)へドラッグ状態にある検索文字列「pereion」が、図5(G)に示すように、再表示された検索文字入力エリアE内の「例文検索」用の検索文字入力エリアE3の位置にドラッグ&ドロップされたと判断されると(ステップS12(他の入力欄))、検索対象として選択されている辞書「シーニアス英和辞典」はそのままで、前記デフォルト選択された「見出し語」検索の検索モードから「例文検索」の検索モードに切り替わる(ステップS14)。
そして、「訳/決定」キー14cの操作により検索の実行が指示されると(ステップS15(Yes))、検索対象として選択されている辞書「シーニアス英和辞典」(24b)の中から、前記「例文検索」用の検索文字入力エリアE3にドラッグ&ドロップされた検索文字列「pereion」を含む例文の検索が実行され、タッチパネル式表示部17に一覧表示される(ステップS16)。
これにより、検索文字入力エリアE内の任意の検索モードの検索文字入力エリアEnに一旦入力した検索文字列を、そのまま同じ辞書における他の検索モードの検索文字入力エリアEn′に移動させて再利用することができ、文字入力の手間を大幅に省くことができる。
なお、前記「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1からの検索文字列のタッチ&ドラッグに伴い、他の検索モードの検索文字入力エリアE2,…も含む検索文字入力エリアEが再表示された場合に、例えば図5(J)に示すように、ドラッグ中の検索文字列「pereion」の文字種「英字」では対応不可能な「日本語例文」検索用の検索文字入力エリアE4が存在した場合には、その対応不可能な検索文字入力エリアE4はグレー表示Jされ、ドラッグ中の検索文字列のドロップが不可能に処理される。
図6は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い見出し語一覧エリアMに検索表示された見出し語を新たな検索文字(列)として「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1にドラッグ&ドロップした場合の動作を示す図である。
例えば図6(A)(B)に示すように、辞書指定キー14bにより選択された辞書「シーニアス英和」(24b)の「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に、所望の検索文字列「take」を入力すると(ステップS1,S2(Yes)→S3)、当該検索文字列「take」と前方一致する見出し語が検索されて見出し語一覧Mに表示されると共に、カーソルCuによりデフォルトで指定された第1候補の見出し語「take」に対応する説明情報がプレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
ここで、図6(C)に示すように、前記見出し語一覧エリアMに検索表示された見出し語一覧の中から、ユーザ所望の見出し語「take-home」がタッチされると(ステップS20(Yes))、タッチ位置に存在する見出し語「take-home」が反転表示Hされ、指定語メモリ30に記憶される(ステップS21)。
ここで、前記反転表示Hされた見出し語「take-home」をタッチペンPによりタッチした状態で、図6(C)〜(E)の矢印Xに示すように上方向にドラッグし、「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に対し新たな検索文字列としてドロップすると(ステップS22(Yes))、当該ドラッグ&ドロップされた新たな検索文字列「take-home」に前方一致する見出し語検索処理が実行される。この場合、前記見出し語一覧エリアMからドラッグ&ドロップされた新たな検索文字列「take-home」が、当該見出し語一覧エリアM内の第1候補の見出し語「take-home」として検索されスクロールされた状態で表示されると共に、当該第1候補の見出し語「take-home」に対応する説明情報が、選択中の辞書「シーニアス英和」(24b)から読み出されてプレビューエリアPVに表示される(ステップS23)。
これにより、任意の検索文字列に応じて一旦検索表示された見出し語一覧エリアMの中から、所望の見出し語をそのまま新たな検索文字列として利用し辞書検索することができる。
この際、前記図4(C)〜図5(H)で示した通り、「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1にドラッグ&ドロップした新たな検索文字列「take-home」を、再び下方向へタッチ&ドラッグし、他辞書移動エリアDに配列表示された任意の他の辞書名アイコン「ランタムハウス英和」「大辞源スペリング」…にドロップして再利用したり(ステップS7〜S13)、検索文字入力エリアEに再表示された他の検索モードの検索文字入力エリアE2,…にドロップして再利用したり(ステップS7〜S12→S14〜S16)することができる。
図7は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴いプレビューエリアPVに検索表示された説明情報の中の任意の語を新たな検索文字(列)として「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1にドラッグ&ドロップした場合の動作を示す図である。
例えば図7(A)(B)に示すように、辞書指定キー14bにより選択された辞書「シーニアス英和」(24b)の「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に、所望の検索文字列「take」を入力すると(ステップS1,S2(Yes)→S3)、当該検索文字列「take」と前方一致する見出し語が検索されて見出し語一覧Mに表示されると共に、カーソルCuによりデフォルトで指定された第1候補の見出し語「take」に対応する説明情報がプレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
ここで、図7(C)に示すように、前記プレビューエリアPVに検索表示された説明情報の中から、ユーザ所望の単語「tackle」がタッチされると(ステップS24(Yes))、タッチ位置に存在する単語「tackle」が反転表示Hされ、指定語メモリ30に記憶される(ステップS25)。
ここで、前記反転表示Hされた見出し語「tackle」をタッチペンPによりタッチした状態で、図7(C)〜(E)の矢印Xに示すように上方向にドラッグし、「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に対し新たな検索文字列としてドロップすると(ステップS26(Yes))、当該ドラッグ&ドロップされた新たな検索文字列「tackle」に前方一致する見出し語検索処理が実行される。つまり、前記説明情報のプレビューエリアPVからドラッグ&ドロップされた新たな検索文字列「tackle」に前方一致する見出し語が検索され見出し語一覧エリアMに一覧表示されると共に、その第1候補の見出し語「tackle」に対応する説明情報が、選択中の辞書「シーニアス英和」(24b)から読み出されてプレビューエリアPVに表示される(ステップS27)。
これにより、任意の検索文字列に応じて一旦検索表示されたプレビューエリアPVの中から、所望の単語をそのまま新たな検索文字列として利用し辞書検索することができる。
この場合も、前記図4(C)〜図5(H)で示した通り、「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1にドラッグ&ドロップした新たな検索文字列「tackle」を、再び下方向へタッチ&ドラッグし、他辞書移動エリアDに配列表示された任意の他の辞書名アイコン「ランタムハウス英和」「大辞源スペリング」…にドロップして再利用したり(ステップS7〜S13)、検索文字入力エリアEに再表示された他の検索モードの検索文字入力エリアE2,…にドロップして再利用したり(ステップS7〜S12→S14〜S16)することができる。
図8は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアE1に入力された検索文字列の一部をドラッグしてブランクワード“〜”を入力した場合の動作を示す図である。
例えば図8(A)(B)に示すように、辞書指定キー14bにより選択された辞書「シーニアス英和」(24b)の「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に、所望の検索文字列「peer」を入力すると(ステップS1,S2(Yes)→S3)、当該検索文字列「peer」と前方一致する見出し語が検索されて見出し語一覧Mに表示されると共に、カーソルCuによりデフォルトで指定された第1候補の見出し語「*peer1」に対応する説明情報がプレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
ここで、前記検索文字入力エリアE1に入力表示されている検索文字列「peer」の中の任意のスペルの部分にブランクワード“〜”を入力してブランクワード検索を行うために、図8(C)に示すように、例えば右側の「e」をタッチペンPによりタッチし、矢印Xで示す右方向にドラッグする(ステップS7〜S10(横方向))。
すると、図8(D)に示すように、前記検索文字列「peer」において右方向にタッチ&ドラッグされた文字列「er」と、その前方に残っている文字列「pe」との間にブランクワード“〜”BWが入力されると共に、文字数もスペルも分からない部分にブランクワード“〜”を入力して見出し語検索するブランクワード検索の説明画面Tが表示される(ステップS17)。
そして、「訳/決定」キー14cの操作により検索の実行が指示されると(ステップS15(Yes))、前記ブランクワード“〜”の入力された検索文字列「pe〜er」に対応する見出し語の検索処理が実行される(ステップS16)。
これにより、検索文字入力エリアE1に入力表示させた検索文字列について、任意の文字位置をタッチして右方向にドラッグするだけで、当該タッチ位置に非常に簡単にブランクワード“〜”BWを入力してブランクワード検索を実行させることができる。
図9は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴い検索文字入力エリアE1に入力された検索文字列の一部をダブルタッチしてワイルドカード“?”を入力した場合の動作を示す図である。
例えば図9(A)(B)に示すように、辞書指定キー14bにより選択された辞書「シーニアス英和」(24b)の「見出し語」検索用の検索文字入力エリアE1に、所望の検索文字列「peer」を入力すると(ステップS1,S2(Yes)→S3)、当該検索文字列「peer」と前方一致する見出し語が検索されて見出し語一覧Mに表示されると共に、カーソルCuによりデフォルトで指定された第1候補の見出し語「*peer1」に対応する説明情報がプレビューエリアPVに表示される(ステップS4)。
ここで、前記検索文字入力エリアE1に入力表示されている検索文字列「peer」の中の任意のスペルの部分をワイルドカード“?”に置き換えてワイルドカード検索を行うために、図9(C)に示すように、例えば右側の「e」をタッチペンPによりダブルタッチする(ステップS18(Yes))。
すると、図9(D)に示すように、前記検索文字列「peer」においてダブルタッチされた文字「e」の位置に、ワイルドカード“?”WCが置き換えられて入力されると共に、文字数が分かっていてスペルが分からない部分にワイルドカード“?”を入力して見出し語検索するワイルドカード検索の説明画面Tが表示される(ステップS19)。
そして、「訳/決定」キー14cの操作により検索の実行が指示されると(ステップS15(Yes))、前記ワイルドカード“?”の入力された検索文字列「pe?r」に対応する見出し語の検索処理が実行される(ステップS16)。
また、前記図9(B)で示したように、検索文字入力エリアE1に入力表示されている検索文字列「peer」の中の任意の文字間にワイルドカード“?”を入力してワイルドカード検索を行うために、図9(E)に示すように、例えば2つの「ee」の文字間をタッチペンPによりダブルタッチする(ステップS18(Yes))。
すると、図9(F)に示すように、前記検索文字列「peer」においてダブルタッチされた文字「ee」の文字間に、ワイルドカード“?”WCが挿入されると共に、文字数が分かっていてスペルが分からない部分にワイルドカード“?”を入力して見出し語検索するワイルドカード検索の説明画面Tが表示される(ステップS19)。
そして、「訳/決定」キー14cの操作により検索の実行が指示されると(ステップS15(Yes))、前記ワイルドカード“?”の入力された検索文字列「pe?er」に対応する見出し語の検索処理が実行される(ステップS16)。
これにより、検索文字入力エリアE1に入力表示させた検索文字列について、任意の文字部分をダブルタッチするだけで、当該タッチ位置に非常に簡単にワイルドカード“?”WCを置き換えて入力、または挿入してワイルドカード検索を実行させることができる。
したがって、前記構成の電子辞書装置10における辞書検索機能によれば、検索文字入力エリアEに入力表示させた検索文字列「pereion」をタッチペンPによりタッチして下方向にドラッグすると、辞書データ24として記憶されている他の辞書それぞれの辞書名アイコン「ランタムハウス英和」「大辞源スペリング」…を配列した他辞書移動エリアDが表示される。そして、前記ドラッグ状態にある検索文字列「pereion」を、前記他辞書移動エリアDに表示された他の辞書名アイコン「ランタムハウス英和」の位置にドラッグ&ドロップすると、検索対象として選択されている辞書「シーニアス英和辞典」が、当該ドロップされた位置の他の辞書「ランタムハウス英和」に切り替えられ、前記検索文字列「pereion」の辞書検索が実行される。
このため、辞書指定キー14bを再操作して他の辞書を選択し直したり、同じ検索文字列を再入力したりする手間が省けるのは勿論、遷移先の辞書について予め知る必要もなく、非常に簡単に適切な辞書へ遷移させて辞書検索することが可能になる。
また、前記構成の電子辞書装置10における辞書検索機能によれば、見出し語一覧エリアMに検索表示された見出し語の中の任意の見出し語をタッチペンPによりタッチすると共に、検索文字入力エリアEまでドラッグしてドロップすると、当該ドラッグ&ドロップされた任意の見出し語が新たな検索文字列となり、検索対象として選択されている辞書に基づいた辞書検索が実行される。
このため、任意の検索文字列に応じて一旦検索表示された見出し語一覧エリアMの中から、所望の見出し語をそのまま新たな検索文字列として利用し辞書検索することができる。
また、前記構成の電子辞書装置10における辞書検索機能によれば、プレビューエリアPVに検索表示された説明情報の中の任意の単語をタッチペンPによりタッチすると共に、検索文字入力エリアEまでドラッグしてドロップすると、当該ドラッグ&ドロップされた任意の単語が新たな検索文字列となり、検索対象として選択されている辞書に基づいた辞書検索が実行される。
このため、任意の検索文字列に応じて一旦検索表示された説明情報のプレビューエリアPVの中から、所望の単語をそのまま新たな検索文字列として利用し辞書検索することができる。
また、前記構成の電子辞書装置10における辞書検索機能によれば、検索文字入力エリアEに入力表示させた検索文字列の任意の文字部分をタッチペンPによりタッチして右方向へドラッグすると、当該タッチ&ドラッグされた文字部分とその前方の文字との間にブランクワード“〜”BWが入力され、文字数もスペルも分からない部分にブランクワード“〜”を入力して見出し語検索するブランクワード検索の実行が可能になる。
このため、検索文字入力エリアEに入力表示させた検索文字列について、任意の文字位置をタッチして右方向にドラッグするだけで、当該タッチ位置に非常に簡単にブランクワード“〜”BWを入力してブランクワード検索を実行させることができる。
さらに、前記構成の電子辞書装置10における辞書検索機能によれば、検索文字入力エリアEに入力表示させた検索文字列の任意の文字部分をタッチペンPによりダブルタッチすると、当該ダブルタッチされた文字部分にワイルドカード“?”WCが置き換えられて入力、または挿入され、文字数が分かっていてスペルが分からない部分にワイルドカード“?”を入力して見出し語検索するワイルドカード検索の実行が可能になる。
このため、検索文字入力エリアE1に入力表示させた検索文字列について、任意の文字部分をダブルタッチするだけで、当該タッチ位置に非常に簡単にワイルドカード“?”WCを置き換えて入力、または挿入してワイルドカード検索を実行させることができる。
なお、前記各実施形態において記載した電子辞書装置10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに伴い図4〜図9で示した辞書検索処理での各処理の手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体に格納して配布することができる。そして、タッチパネル式の表示部(17)を有し辞書データベース(24)を記憶した種々のコンピュータ端末は、この外部記憶媒体に記憶されたプログラムを記憶媒体読取部によって記憶装置(22)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したタッチ操作に応じた効率的な辞書検索機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)30から前記のプログラムデータを取り込み、前述したタッチ操作に応じた効率的な辞書検索機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …電子辞書装置
11 …本体ケース
12 …蓋体ケース
13 …ヒンジ部
14 …キー入力部(キーボード)
14a…文字入力キー
14b…辞書指定キー
14c…「訳/決定」キー
14d…カーソルキー
15L,15R…スピーカ
16 …手書き入力部
16d…液晶表示部
16t…透明タッチパネル
17 …タッチパネル式表示部
17d…液晶表示部
17t…透明タッチパネル
21 …CPU
22 …記憶装置
23 …メモリ
24 …辞書データ
24a…国語辞典
24b…英和辞典
25 …システムプログラム
26 …表示メモリ
27 …タッチ位置メモリ
28 …ドラッグ方法メモリ
29 …検索文字(列)メモリ
30 …指定語メモリ
31 …指定見出し語メモリ
Ga …検索文字入力画面
E …検索文字入力エリア
E1 …「見出し語」検索用検索文字入力エリア
E2 …「成句検索」用検索文字入力エリア
E3 …「例文検索」用の検索文字入力エリア
P …タッチペン
H …反転表示
M …見出し語一覧エリア
Cu …カーソル
PV …説明情報プレビューエリア
D …他辞書移動エリア
BW …ブランクワード“〜”
WC …ワイルドカード“?”
T …ブランクワード検索/ワイルドカード検索の説明画面

Claims (6)

  1. タッチパネル式の表示部と、
    複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書を複数記憶する辞書記憶手段と、
    この辞書記憶手段により記憶された複数の辞書の中から検索対象の辞書をユーザ操作に応じて選択する辞書選択手段と、
    この辞書選択手段により選択された辞書を検索対象とする検索文字列をユーザ操作に応じて入力する検索文字入力手段と、
    この検索文字入力手段により入力された検索文字列を前記タッチパネル式表示部に表示させる検索文字表示制御手段と、
    この検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列がユーザ操作に応じてタッチされ下方向にドラッグされた場合に、前記辞書選択手段により選択された辞書以外の他の辞書名を当該タッチパネル式表示部に一覧表示させる他辞書一覧表示制御手段と、
    この他辞書一覧表示制御手段により表示された他の辞書名の表示位置に前記ユーザ操作に応じてドラッグされた検索文字列がドロップされた場合に、検索対象の辞書を当該検索文字列がドロップされた他の辞書名の辞書に切り替える辞書切り替え手段と、
    を備えたことを特徴とする辞書機能を備えた電子機器。
  2. 前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列に対応する見出し語を、前記辞書選択手段により選択された辞書から検索し、当該タッチパネル式表示部に一覧表示させる見出し語一覧表示制御手段と、
    この見出し語一覧表示制御手段により一覧表示された見出し語が、ユーザ操作に応じてタッチされドラッグされ前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の位置にドロップされた場合に、当該ドロップされた見出し語を新たな検索文字列として表示させる検索文字入れ換え表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器。
  3. 前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列に対応する見出し語の説明情報を、前記辞書選択手段により選択された辞書から検索して読み出し、当該タッチパネル式表示部に表示させる説明情報表示制御手段と、
    この説明情報表示制御手段により表示された説明情報に含まれる単語が、ユーザ操作に応じてタッチされドラッグされ前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の位置にドロップされた場合に、当該ドロップされた単語を新たな検索文字列として表示させる検索文字入れ換え表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器。
  4. 前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の一部分がユーザ操作に応じて横方向にドラッグされた場合に、当該検索文字列の横方向にドラッグされた一部分と残りの部分との間にブランクワードを挿入するブランクワード入力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器。
  5. 前記検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列の任意の部分がユーザ操作に応じてダブルタッチされた場合に、当該検索文字列のダブルタッチされた部分にワイルドカードを入力するワイルドカード入力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器。
  6. タッチパネル式の表示部を有する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の見出し語と当該各見出し語の説明情報とを対応付けた辞書を複数記憶する辞書記憶手段、
    この辞書記憶手段により記憶された複数の辞書の中から検索対象の辞書をユーザ操作に応じて選択する辞書選択手段、
    この辞書選択手段により選択された辞書を検索対象とする検索文字列をユーザ操作に応じて入力する検索文字入力手段、
    この検索文字入力手段により入力された検索文字列を前記タッチパネル式表示部に表示させる検索文字表示制御手段、
    この検索文字表示制御手段によりタッチパネル式表示部に表示された検索文字列がユーザ操作に応じてタッチされ下方向にドラッグされた場合に、前記辞書選択手段により選択された辞書以外の他の辞書名を当該タッチパネル式表示部に一覧表示させる他辞書一覧表示制御手段、
    この他辞書一覧表示制御手段により表示された他の辞書名の表示位置に前記ユーザ操作に応じてドラッグされた検索文字列がドロップされた場合に、検索対象の辞書を当該検索文字列がドロップされた他の辞書名の辞書に切り替える辞書切り替え手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
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