JP2010244165A - 半導体集積回路、及び半導体集積回路の制御方法 - Google Patents

半導体集積回路、及び半導体集積回路の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報を記憶する記憶領域の回路面積の増大を伴うことなく、異なるページサイズに適合したハードウェアを活用して新たなページサイズをサポートすること。
【解決手段】ページテーブル管理回路30は、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶したメモリ部51を有すると共に、入力したアドレス値に応じてエントリを指定するメモリ制御回路50と、メモリ制御回路50により指定されるエントリの総数が減少するように、入力したアドレス値を変換してメモリ制御回路50へ出力するアドレス変換回路40と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体集積回路、及び半導体集積回路の制御方法に関する。
CPU(Central Processing Unit)内にTLB(Translation Lookaside buffer)を設け、仮想アドレスから物理アドレスへの変換を高速に実行することが幅広く行われている。一般的に、TLBには、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報(物理ページ番号等)がエントリ毎に格納されている。例えば、仮想アドレスに含まれる仮想ページ番号に基づいてTLBから物理ページ番号をリードし、リードした物理ページ番号にオフセットを付加することによって、仮想アドレスから物理アドレスへの変換が実行される。
TLBミスとなった場合、一般的にはCPUに割り込み通知し、オペレーティングシステムによりTLBの入れ替えを行う。具体的には、主記憶装置上に記憶されたページテーブルにアクセスし、TLBに保持されたエントリを更新することが行われる。この処理はオペレーティングシステムに対してシステムコールを行うため、その分アプリケーション処理を待たせる必要がある。この処理オーバーヘッドをなくすために、ハードウェアにより、ソフトウェアの介在無く自動でTLBのエントリ更新を行うこともある。この場合、ページテーブルは、主記憶ではなく専用のハードウェア(専用記憶領域)によって管理される。主記憶装置上又は専用記憶領域上にはページテーブルに対応するだけの記憶領域が必要になる。ページテーブルのエントリ数が増大すると、これに応じて必要になる記憶領域も増大する。
特許文献1には、異なるページサイズのページに対応して個別にTLBを設けることを回避するための技術が開示されている。具体的には、タグ比較回路による比較ビットがページサイズコードに応じて変化し、論理アドレス及び物理アドレスに共通のページオフセットのビット数をページサイズに応じて可変とする。これによって、複数のページサイズを用いても1つのTLBで対応することが可能になる。
特開平6−202954号公報
ところで、異なるページサイズに適合したハードウェアを活用して、新たなページサイズをサポートすることが必要になる場合がある。既存のハードウェアを活用することによって製品の開発効率を高めることができる。しかしながら、本発明者の検討によれば、ハードウェアによるページテーブル管理を行う場合、専用記憶領域上に格納されるページテーブルに要する回路面積が増大してしまう場合がある。専用記憶領域のページテーブルの回路面積が増大してしまうと、製品価格を低減することが阻害されてしまう。なお、この点については、図1乃至図3の説明からより明らかになる。
上述の説明から明かなように、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報を記憶する記憶領域の回路面積の増大を伴うことなく、異なるページサイズに適合したハードウェアを活用して新たなページサイズをサポートすることが強く望まれている。
本発明に係る半導体集積回路は、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶した記憶領域を有すると共に、入力したアドレス値に応じて前記エントリを指定するメモリ制御部と、前記メモリ制御部により指定される前記エントリの総数が減少するように、入力したアドレス値を変換して前記メモリ制御部へ出力するアドレス変換部と、を備える。
異なるページサイズに適合したハードウェアで新たなページサイズをサポートする場合であっても、アドレス変換部によるアドレス変換によって、同一内容のエントリを連続して記憶領域に記憶させておくことを解消することができる。これにより、記憶領域の回路面積の増大を伴うことなく、異なるページサイズに適合したハードウェアを活用して新たなページサイズをサポートすることができる。
本発明に係る情報処理装置は、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶した記憶領域を有すると共に、入力したアドレス値に応じて前記エントリを指定するメモリ制御回路と、前記メモリ制御部により指定される前記エントリの総数が減少するように、入力したアドレス値を変換して前記メモリ制御回路へ出力するアドレス変換回路と、前記アドレス変換回路に入力される前記アドレス値を生成すると共に、前記記憶領域に記憶された複数の前記エントリの一回路を保持する保持領域を有するCPUコアと、を備える。
本発明に係る半導体集積回路の制御方法は、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶する記憶領域を有すると共に、入力したアドレス値に基づいて前記エントリを指定する半導体集積回路の制御方法であって、前記アドレス値によって指定される前記エントリの総数が減少するように、CPUコアで生成された前記アドレス値を変換し、変換後の前記アドレス値に基づいて前記エントリを指定する。
本発明によれば、仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報を記憶する記憶領域の回路面積の増大を伴うことなく、異なるページサイズに適合したハードウェアを活用して新たなページサイズをサポートすることができる。
ページサイズ=1MBの条件でTLBミス時に記憶装置上のページテーブルにアクセスする機構を説明するための説明図である。 ページサイズ=16MBの条件でTLBミス時に記憶装置上のページテーブルにアクセスする機構を説明するための説明図である。 図2の機構に生じる問題点を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる情報処理装置の概略的なブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるページテーブル管理回路の概略的なブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアドレスシフト回路の概略的なブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるTLBミス時のTLBのエントリの更新処理を説明するための概略的なフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかるページテーブル用の記憶領域の回路面積の低減を説明するための説明図である
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
[第1の実施形態]
以下、図1乃至図8を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。はじめに、図1乃至図3を参照して、異なるページサイズに適合した既存のハードウェアを用いて新たなページサイズをサポートする場合に生じる課題について説明する。図1は、ページサイズ=1MBのとき、TLBミス時に記憶装置上のページテーブルにアクセスする機構を説明するための説明図である。図2は、ページサイズ=16MBのとき、TLBミス時に主記憶上のページテーブルにアクセスする機構を説明するための説明図である。図3は、図2の場合に生じる問題点を説明するための説明図である。
図1に示すように、記憶装置上のページテーブルは、ページサイズ=1MBに最適化されているものとする。この場合、4096個のエントリが用意されている。尚、各エントリは、32ビットのアドレス空間を有し、仮想アドレス番号と物理アドレス番号とが関連付けられて格納されている。
TLBミスが発生したとき、ベースアドレスと仮想アドレス番号からアクセスアドレスが生成される。アクセスアドレスのビット列[13:2]が記憶装置上のページテーブルのエントリの指定に用いられる。指定されたエントリから読み出した情報(物理アドレス番号等)をTLBに転送し、TLBを更新する。このようにして、次のTLBミスが生じることが抑制される。
なお、このアーキテクチャーでは、アクセスアドレスにより指定された物理アドレス番号と仮想アドレスのセクションインデックスとから物理アドレスが生成される。このようにして、仮想アドレスは物理アドレスに変換される。
次に、図2を参照して、図1に示す機構に適合したハードウェア構成をそのまま用いて、ページサイズ=16MBをサポートする場合について検討する。
図1に示す機構に適合したハードウェア構成をそのまま用いた場合、図2に示すように、仮想アドレスのテーブルインデックスに加えて、仮想アドレスのセクションインディクスの上位ビットもアクセスアドレスに含まれることになる。この場合、エントリの指定に仮想アドレスのセクションインデックスが影響することになる。
例えば、仮想アドレス=0xF800000により、アクセスアドレス[13:2]=0x000が生成される、とする。このとき、異なる仮想アドレス=0xF8100000により生成されるアクセスアドレスは、アクセスアドレス[13:2]=0x001となる。このように、仮想アドレスのセクションインデックスに応じてアクセスアドレスの値が変動する。各アクセスアドレスに各エントリが対応付けられるため、アクセスアドレスの増加に応じてエントリ総数が増加してしまう。
上述の場合、図3に模式的に示すように、付加された4ビットのセクションインデックスに対応して、記憶装置上のページテーブルに同一内容のエントリを16個連続して容易する必要が生じる。記憶装置上のページテーブルに格納されるエントリ数が増大すると、ページテーブルを記憶する記憶領域の回路面積が増大してしまう。回路面積の増大により、製造される製品の低価格化が阻害される場合がある。
次に、図4乃至図8を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図4は、情報処理装置の概略的な構成を示すブロック図である。図5は、ページテーブル管理回路の概略的なブロック図である。図6は、アドレスシフト回路の概略的なブロック図である。図7は、TLBミス時のTLBのエントリの更新処理を説明するための概略的なフローチャートである。図8は、ページテーブル用の記憶領域の回路面積の低減を説明するための説明図である。
図4に示すように、情報処理装置100は、CPUコア10、内部バス20、及びページテーブル管理回路30を有する。CPUコア10は、TLB11を有する。ページテーブル管理回路30は、アドレス変換回路40、及びメモリ制御回路50を有する。CPUコア10とページテーブル管理回路30とは、内部バス20を介して接続されている。
図5に示すように、アドレス変換回路40は、ページモードレジスタ41、シフトコード生成回路42、及びアドレスシフト回路43を有する。メモリ制御回路50は、メモリ部51を有する。メモリ部51には、4095個のエントリを有するページテーブルが格納されている。
後述の説明から明らかなように、本実施形態によれば、既存のハードウェアを活用した場合であっても、ページテーブルに格納されるエントリの総数が増加することを回避しながら、既存のハードウェアがサポートするページサイズとは異なるページサイズをサポートすることができる。これによって、ページテーブル用の記憶領域(仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報を記憶する記憶領域)の回路面積の増大を伴うことなく、既存のハードウェアを活用して、既存のページサイズとは異なるページサイズをサポートすることができる。
図5に示すように、ページモードレジスタ41には、ページモード設定信号Csigが入力される。シフトコード生成回路には、ページモードレジスタの出力信号PMsigが入力される。アドレスシフト回路43には、シフトコード生成回路42の出力信号SCsigが入力される。アドレスシフト回路43には、アクセスアドレスAsigが供給される。
ページモード設定信号Csigは、CPUコア10で生成され、内部バス20を介してCPUコア10からページモードレジスタ41に伝送される。アクセスアドレスAsigは、CPUコア10で生成され、内部バス20を介してCPUコア10からページモードレジスタ41に伝送される。
図6に模式的に示すように、アドレスシフト回路43は、アクセスアドレスを変換して出力する。
入力信号SCsigが4ビット分のアドレスシフトを指示するとき、アドレスシフト回路43は、図6に模式的に示すように、4ビット分、アクセスアドレスをシフトさせる。4ビット分のアクセスアドレスのシフトによって、下位4ビットがアクセスアドレスから削除される。なお、下位4ビットは、仮想アドレスのセクションインデックスの上位4ビットに相当する(図2参照)。アドレスシフト回路43に入力するアクセスアドレス[13:2]は、下位4ビット[5:2]の切捨てによって、アクセスアドレス[8:2]に変換されてアドレスシフト回路43から出力される。
アドレスシフト回路43によるシフト量は、CPUコア10からの指令に基づいて設定される。具体的には、アドレスシフト回路43のシフト量は、CPUコア10によりセットされるページモードレジスタ41の保持値に基づいて決定される。
16MBのページサイズをサポートしようとするとき、CPUコア10は、ページモード設定信号Csigをページモードレジスタ41に出力する。これによって、ページモードレジスタ41の保持値は、現在サポートするページサイズ=16MBを示すように制御される。ページモードレジスタ41は、ページサイズ=16MBを示す保持値を信号PMsigとしてシフトコード生成回路に出力する。信号PMsigに応じて、シフトコード生成回路42は、制御信号SCsigをアドレスシフト回路43に出力し、4ビット分のアドレスシフトが生じるようにアドレスシフト回路43を制御する。アドレスシフト回路43は、シフトコード生成回路42によって制御され、入力したアクセスアドレスを4ビット分だけシフトさせる。このようにして、入力したアクセスアドレスと比較して4ビットだけマスクされたアクセスアドレスが、アドレスシフト回路43から出力される。
なお、アドレスシフト回路43によるシフト量は4ビットに限らない。本実施形態では、ページサイズ=1MBに適合したハードウェアにおいてページサイズ=16MBをサポートする場合を想定している。この関係で、アドレスシフト回路43によるシフト量は4ビットに設定される。
ページモードレジスタ41の保持値によっては、アドレス変換回路40は、入力したアクセスアドレスを変換することなく、そのまま出力するモードでも動作することができる。しかしながら、本実施形態では、ページサイズ=1MBに適合するハードウェアにてページサイズ=16MBをサポートすることが命題となっている。従って、情報処理装置100の稼働中、ページモードレジスタ41の保持値が変更されないようにすると良い。
メモリ制御回路50は、アドレスシフト回路43から伝達したアクセスアドレスに基づいて該当するエントリを特定し、特定したエントリに含まれる情報(物理アドレス番号等)をリードし、リードした情報をCPUコア10へ内部バス20を介して伝送する。
図7を参照して、情報処理装置100の動作について説明する。
まず、TLBミスが生じるものとする(S100)。具体的には、CPUコア10は、仮想アドレスを物理アドレスに変換するため、TLB11にアクセスする。しかしながら、該当するエントリがTLB11に存在せず、TLBミスが生じる。
次に、CPUコア10は、アクセスアドレスを生成する(S101)。具体的には、CPUコア10は、図2に示す方式により、アクセスアドレスを生成する。なお、CPUコア10で生成されるアクセスアドレスには、仮想アドレスのセクションインデックスの上位4ビットが含まれている。
次に、アドレス変換をする(S102)。具体的には、アドレス変換回路40は、上述のようにアクセスアドレスを変換し、変換後のアクセスアドレスをメモリ制御回路50に出力する。なお、この過程で、仮想アドレスのセクションインデックスの上位4ビット分のビット列がアクセスアドレスから取り除かれる。これによって、16個重複するエントリをメモリ部51に格納されたページテーブルに予め用意する必要性を解消することができる。
次に、メモリアクセスする(S103)。具体的には、メモリ制御回路50は、アドレスシフト回路から伝達したアクセスアドレスにより、該当するエントリを特定する。メモリ制御回路50は、エントリから所望の情報(物理アドレス番号等)をリードし、これをCPUコア10に伝送する。
次に、更新処理をする(S104)。具体的には、CPUコア10は、メモリ制御回路50から伝達した情報(物理アドレス番号等)を、TLB11上のエントリに格納する。このようにして、TLB11は更新される。
次に、仮想アドレスを物理アドレスに変換する(S105)。具体的には、CPUコア10は、更新されたTLB11を活用して仮想アドレスを物理アドレスに変換する。具体的には、CPUコア10は、仮想アドレスに含まれる仮想ページ番号に基づいてTLBから物理ページ番号をリードし、リードした物理ページ番号にオフセットを付加することによって、物理アドレスを生成する。そして、CPUコア10は、生成した物理アドレスにより指定された番地へデータアクセスをする。このようにして、TLBミスが生じたとしても、TLBの更新処理により、仮想アドレスを物理アドレスに変換することが担保される。
上述の説明から明かなように、本実施形態によれば、何らの対策もとらない場合と比較して、図8に示すようにページテーブルのエントリ数を低減することができる。これによって、ページテーブルに割り当てられる記憶領域の回路面積を効果的に低減することができる。このように回路面積の増大を伴うことなく、1MBのページサイズをサポートする既存のハードウェアで16MBのページサイズをサポートすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。サポートするページサイズは任意であり、16MBに限られるものではない。アクセスアドレスの変換方式は任意である。シフト、マスクと把握される方法以外で、アクセスアドレスを変換しても良い。
100 情報処理装置

10 CPUコア
20 内部バス
30 ページテーブル管理回路
40 アドレス変換回路
41 ページモードレジスタ
42 シフトコード生成回路
43 アドレスシフト回路
50 メモリ制御回路
51 メモリ部

Claims (10)

  1. 仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶した記憶領域を有すると共に、入力したアドレス値に応じて前記エントリを指定するメモリ制御部と、
    前記メモリ制御部により指定される前記エントリの総数が減少するように、入力したアドレス値を変換して前記メモリ制御部へ出力するアドレス変換部と、
    を備える、半導体集積回路。
  2. 前記エントリの指定に用いられる前記アドレス値のビット数は、前記アドレス変換部に入力されるものよりも、前記アドレス変換部から出力されるものの方が少ないことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記アドレス変換部に入力される前記アドレス値は、CPUコアで生成され、前記CPUコアから前記アドレス変換部へ内部バスを介して伝送されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 前記アドレス変換部は、内部バスを介して伝達するアドレス変換信号に応じて、入力したアドレス値を変換して前記メモリ制御部へ出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記アドレス変換部は、入力した前記アドレス値を変換せずに前記メモリ制御部へ出力するモードで動作することもできることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記アドレス変換部は、入力した前記アドレス値を変換せずに前記メモリ制御部へ出力するモードで動作しないように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  7. 仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶した記憶領域を有すると共に、入力したアドレス値に応じて前記エントリを指定するメモリ制御回路と、
    前記メモリ制御部により指定される前記エントリの総数が減少するように、入力したアドレス値を変換して前記メモリ制御回路へ出力するアドレス変換回路と、
    前記アドレス変換回路に入力される前記アドレス値を生成すると共に、前記記憶領域に記憶された複数の前記エントリの一回路を保持する保持領域を有するCPUコアと、
    を備える情報処理装置。
  8. 前記CPUコアによる指令に応じて、前記記憶領域に記憶された前記エントリの内容が前記保持領域に反映されることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記エントリの指定に用いられる前記アドレス値のビット数は、前記アドレス変換回路に入力されるものよりも、前記アドレス変換回路から出力されるものの方が少ないことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 仮想アドレスを物理アドレスに変換するための情報をエントリ毎に記憶する記憶領域を有すると共に、入力したアドレス値に基づいて前記エントリを指定する半導体集積回路の制御方法であって、
    前記アドレス値によって指定される前記エントリの総数が減少するように、CPUコアで生成された前記アドレス値を変換し、
    変換後の前記アドレス値に基づいて前記エントリを指定する、半導体集積回路の制御方法。
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