JP2010243924A - 顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜照明における試料面での照明ムラを低減し、試料面の凹凸の観察に適した顕微鏡を提供する。
【解決手段】試料1001と対向して配置した対物レンズ5と、試料1001と対物レンズ5との間の光軸に対して傾斜した方向から試料1001に照明光を照射する光源6を含む傾斜照明手段8と、対物レンズ5を介して取り込まれる試料1001の像を観察する観察手段4とを有する顕微鏡において、光源6と試料1001との間の光路に設けた光拡散部材1005を備え、光拡散部材1005は、光源6から試料1001への距離が長くなるに従って光源6から拡散面までの距離が長くなるように設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、対物レンズの外側から試料を傾斜照明する傾斜照明手段を備えた顕微鏡に関するものである。
従来、対物レンズを通さずに試料に光を当てる傾斜照明手段を備えた顕微鏡が知られている(例えば、特許文献1参照)。こうした顕微鏡は、図14に示すように、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14と支柱15とからなり、接眼部4、顕微鏡用カメラ1006および対物レンズ5を備える。試料1001は対物レンズ5直下の架台14上に載置されてあり、傾斜照明手段としての光源ユニット8は光源ユニット取付部21に取り付けてある。光源ユニット8の光源6からの光は、コリメータレンズ1004を介し、出射光軸1052に沿って試料1001を斜め方向から照射するようになっている。
このような傾斜照明手段を備えた顕微鏡の利点の一つとして、照明光が観察対象の試料面に斜めに当たることで試料面での凹凸が影となって映し出されることが挙げられる。この影は、観察者が同一色の試料面における起伏形状を把握する際に特に有効である。
しかし、その反面、試料面と照明光の光源との距離が不均一となることに起因した傾斜照明特有の照明ムラが生じる。つまり、図14に示すように、光源6から近い試料面1001−1での照度に対し、光源6から遠い試料面1001−2での照度が相対的に低くなる状態が生じる。こうした照明ムラが生じると、観察者は照明ムラを試料の特性から生じているものと誤解し、照明ムラを消そうとして試料を操作してしまうことがある。さらに、照明ムラが目視では認識できないレベルであっても、顕微鏡用のデジタルカメラによる画像では傾斜照明特有の照明ムラが生じることがある。このため、カメラを用いた観察の場合には目視による観察以上に誤解を招いてしまう。
そこで、特許文献2に示すような顕微鏡が提案されている。特許文献2の顕微鏡は、円環状に配置した複数の光源から光を当てることで試料面での照度の均一化を図り、傾斜照明特有の照明ムラを低減するものである。
特開2002−131652号公報 特開2008−139708号公報
しかしながら、上記の従来の特許文献2の顕微鏡では、円環状に配置した複数の光源から光が出射されるので、試料面が立体的であってもその影が形成されなくなったり、あるいは複数の方向に影が形成されてしまう。特に、同一色の試料面における凹凸を観察したい場合には、傾斜照明による影を作り出す必要があるのでこうした顕微鏡は適当ではない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、傾斜照明における試料面での照明ムラを低減し、試料面の凹凸の観察に適した顕微鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る顕微鏡は、試料と対向して配置した対物レンズと、前記試料と前記対物レンズとの間の光軸に対して傾斜した方向から前記試料に照明光を照射する光源を含む傾斜照明手段と、前記対物レンズを介して取り込まれる前記試料の像を観察する観察手段とを有する顕微鏡において、前記光源と前記試料との間の光路に設けた光拡散部材を備え、前記光拡散部材は、前記光源から前記試料への距離が長くなるに従って前記光源から拡散面までの距離が長くなるように設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡は、上述した発明において、前記光拡散部材を回動して前記光拡散部材への前記照明光の入射角を変更する光拡散部材回動手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡は、上述した発明において、前記光拡散部材と前記傾斜照明手段とを位置決めしつつ相互に接続する接続手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡は、上述した発明において、前記光拡散部材を前記照明光の光軸に沿って移動させる光拡散部材移動手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る顕微鏡は、上述した発明において、前記光拡散部材は、拡散面の一端から他端へ向けて拡散の度合いが強くなる特性を有する部材であり、前記光拡散部材の一端を前記光源から前記試料への距離が長い側に、前記光拡散部材の他端を前記光源から前記試料への距離が短い側に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、試料と対向して配置した対物レンズと、前記試料と前記対物レンズとの間の光軸に対して傾斜した方向から前記試料に照明光を照射する光源を含む傾斜照明手段と、前記対物レンズを介して取り込まれる前記試料の像を観察する観察手段とを有する顕微鏡において、前記光源と前記試料との間の光路に設けた光拡散部材を備え、前記光拡散部材は、前記光源から前記試料への距離が長くなるに従って前記光源から拡散面までの距離が長くなるように設けられるので、試料面の凹凸による影を残しつつ、光源から試料面への距離の差に起因する傾斜照明特有の照明ムラを低減することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る顕微鏡の好適な実施の形態(実施の形態1〜4および変形例)について実体顕微鏡(以下、「顕微鏡」という。)を例にとり詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1の顕微鏡について説明する。図1は、本発明の実施の形態1の顕微鏡を示す側面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態1の顕微鏡は、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14とを備える。顕微鏡本体1には観察手段としての接眼部4と顕微鏡用カメラ1006と対物レンズ5とがそれぞれ着脱可能に設けてある。アーム部18の光源ユニット取付部21には、傾斜照明手段としての光源ユニット8が着脱可能に接続してあり、対物レンズ5直下の架台ベース部14上に載置した試料1001に対して、斜め方向からの照明光を照射するようにしてある。
光源ユニット8は、光源6と、この光源6からの光を効率よく試料1001に導くためのリフレクタ201と、コリメータレンズ1004と、光拡散部材1005とを格納する有底円筒状のユニットである。光拡散部材1005は、光源6と試料1001との間の光路に設けてあり、通過する光線について光源6から試料1001への距離が長くなるに従って光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。
この光源ユニット8は、アーム部18の光源ユニット取付部21に光源ユニット取付部材22を介して回動可能に固定してある。光ユニット取付部材22は、光源ユニット8の斜めに延びる出射光軸1052を試料1001に向けたまま保持するため、図13の部分斜視図に示すように、アーム部18を貫通して光源ユニット8の上側に設けたネジ穴29に締結してある。
顕微鏡本体1は、図1に示すように、対物レンズ5を介した試料1001の観察像を拡大操作するためのズームハンドル2を有するズーム部3と、対物レンズ5からの光路を接眼部4と顕微鏡用カメラ1006とに切り換える光路切換レバー1007とを備える。
架台13は、架台ベース部14に立設した支柱15と、この支柱15に対して上下移動可能に取り付けた焦準移動部16と、焦準移動部16を上下動するための焦準ハンドル17とからなる。焦準移動部16にはアーム部18が連結され、アーム部18には顕微鏡本体1がつまみ28で固定してある。
焦準移動部16は、コロガイド、ボールガイド、スライドアリなどの図示しない公知のガイドを介して支柱15に取り付けられており、支柱15に対して上下動可能となっている。この上下動の操作は、焦準ハンドル17を回転させることによって、例えばラックピニオン等の公知の機構を介して操作できる。これにより、対物レンズ5と架台ベース部14上の試料1001との距離を調整して対物レンズ5のピントを合わせることができる。
上記の実施の形態1の構成の動作および作用について説明する。
光拡散部材1005は、光源6から試料1001までの距離が長くなるに従い光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。これにより光源6から近い試料面1001−1に照射される光の減衰は、光源6から遠い試料面1001−2に照射される光の減衰よりも大きくなる。
この光の減衰の差により、図12(a)の照度分布に示すように、光拡散部材1005のない状態で試料面1001−2と試料面1001−1との間に生じていた照度のムラが、図12(b)の照度分布に示すように、光拡散部材1005を設置することによって低減される。
したがって、光拡散部材1005による光の減衰の差により試料1001内での照度が均一化され、光源6から試料1001までの距離の違いによる照明ムラが低減される。また、光源6が1箇所なので試料1001の凹凸による影が一方向にのみ形成され、この影によって試料1001の凹凸を観察することも可能である。
(実施の形態1の変形例)
次に、実施の形態1を変形した変形例について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1の変形例の顕微鏡を示す側面図である。
図2に示すように、本発明の実施の形態1の変形例の顕微鏡は、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14とを備える。顕微鏡本体1には観察手段としての接眼部4と顕微鏡用カメラ1006と対物レンズ5とがそれぞれ着脱可能に設けてある。アーム部18の光源ユニット取付部21には、傾斜照明手段としての光源ユニット8が着脱可能に接続してあり、対物レンズ5直下の架台ベース部14上に載置した試料1001に対して、斜め方向からの照明光を照射するようにしてある。
光源ユニット8は、光源6と、この光源6からの光を効率よく試料1001に導くためのリフレクタ201と、コリメータレンズ1004とを含む。光拡散部材1005は、光源ユニット8の下部外側における光源6と試料1001との間の光路に設けてあり、通過する光線について光源6から試料1001への距離が長くなるに従って光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。
光拡散部材1005は、光拡散部材回動手段としての光拡散部材アーム1010の下部に接着やビス留めなどの手段により固定してある。光拡散部材アーム1010の上部はアーム部18に回動可能に固定してある。より具体的には、アーム部18には図示しないアーム雌ネジがあり、光拡散部材アーム1010には図示しない穴がある。光拡散部材アーム取付部材1011の先端の雄ネジが光拡散部材アーム1010の穴を通りアーム部18の図示しないアーム雌ネジに締結してある。
上記の実施の形態1の変形例の構成の動作および作用について説明する。
光拡散部材1005は、光源6から試料1001までの距離が長くなるに従い光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。これにより光源6から近い試料面1001−1に照射される光の減衰は、光源6から遠い試料面1001−2に照射される光の減衰よりも大きくなる。また、光拡散部材1005は、光拡散部材アーム取付部材1011を軸として回動可能であることから、出射光軸1052に対する傾斜角度を調整することにより、光の減衰度合いを試料1001の大きさ等に応じて調整することもできる。
こうすることで、上記の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、光拡散部材1005を光源ユニット8の外部に配置することにより、光源ユニット8をコンパクトにすることができる。また光拡散部材1005のみ着脱することもできる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の顕微鏡について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態2の顕微鏡を示す側面図である。図4は、本発明の実施の形態2の顕微鏡における光源ユニットを示す側断面図である。図5は、本発明の実施の形態2の顕微鏡における光源ユニットを示す下面図である。
図3に示すように、本発明の実施の形態2の顕微鏡は、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14とを備える。顕微鏡本体1には観察手段としての接眼部4と顕微鏡用カメラ1006と対物レンズ5とがそれぞれ着脱可能に設けてある。アーム部18の光源ユニット取付部21には、傾斜照明手段としての光源ユニット8が着脱可能に接続してあり、対物レンズ5直下の架台ベース部14上に載置した試料1001に対して、斜め方向からの照明光を照射するようにしてある。
図4および図5に示すように、光源ユニット8は、光源6と、この光源6からの光を効率よく試料1001に導くためのリフレクタ201と、コリメータレンズ1004と、光拡散部材1005とを格納する有底円筒状のユニットである。光源ユニット8の周面の対向する位置には出射光軸1052と平行に延びる長孔1020がそれぞれ形成してあり、光拡散部材1005の両端に設けた光拡散部材回動手段および光拡散部材移動手段としてのつまみ1021およびネジ1022は、長孔1020を通って光源ユニット8の外にそれぞれ出ている。ネジ1022は光源ユニット8の外でナット1023に締結してある。なお、つまみ1021およびネジ1022は、接着などの固定手段により光拡散部材1005に固定してある。
光拡散部材1005は、光源6と試料1001との間の光路に設けてあり、通過する光線について光源6から試料1001への距離が長くなるに従って光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。
この光源ユニット8は、アーム部18の光源ユニット取付部21に光源ユニット取付部材22を介して回動可能に固定してある。光ユニット取付部材22は、光源ユニット8の斜めに延びる出射光軸1052を試料1001に向けたまま保持するため、図13の部分斜視図に示すように、アーム部18を貫通して光源ユニット8の上側に設けたネジ穴29に締結してある。
顕微鏡本体1は、図3に示すように、対物レンズ5を介した試料1001の観察像を拡大操作するためのズームハンドル2を有するズーム部3と、対物レンズ5からの光路を接眼部4と顕微鏡用カメラ1006とに切り換える光路切換レバー1007とを備える。
架台13は、架台ベース部14に立設した支柱15と、この支柱15に対して上下移動可能に取り付けた焦準移動部16と、焦準移動部16を上下動するための焦準ハンドル17とからなる。焦準移動部16にはアーム部18が連結され、アーム部18には顕微鏡本体1がつまみ28で固定してある。
焦準移動部16は、コロガイド、ボールガイド、スライドアリなどの図示しない公知のガイドを介して支柱15に取り付けられており、支柱15に対して上下動可能となっている。この上下動の操作は、焦準ハンドル17を回転させることによって、例えばラックピニオン等の公知の機構を介して操作できる。これにより、対物レンズ5と架台ベース部14上の試料1001との距離を調整して対物レンズ5のピントを合わせることができる。
上記の実施の形態2の構成の動作および作用について説明する。
光拡散部材1005のつまみ1021を回転させてナット1023を緩めることにより、つまみ1021とネジ1022を繋ぐ直線を回転軸として光拡散部材1005を回転することができる。また、出射光軸1052に平行な長孔1020に沿って光拡散部材1005を移動することができる。
このため、図3に示すように、光源ユニット取付部材22を緩めて光源ユニット8をアーム部18に対して回転させることによって光源6から試料1001までの距離が変化した場合であっても、つまみ1021を回して光拡散部材1005の傾斜角度を調整することにより、図4に示すように、光拡散部材1005の一方の端点1005−1での光の減衰と、他方の端点1005−2での光の減衰を調整できる。
これにより光源6からの距離の違いに起因する試料1001での照明ムラが解消され、上記の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、長孔1020に沿って光拡散部材1005を移動させることにより、光源6から光拡散部材1005までの距離を変えることができる。ここで、光源6からの距離が近い位置にあるほど光拡散部材1005による照射光の拡散の度合いが強くなり試料1001での照度が減少するので、光拡散部材1005の傾斜角度はそのままにして長孔1020に沿って光拡散部材1005を移動させることにより観察面での明るさの調整ができる。
(実施の形態2の変形例)
次に、本発明の実施の形態2の変形例の顕微鏡について、図6および図7を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態2の変形例の顕微鏡を示す側面図である。
図6に示すように、本発明の実施の形態2の変形例の顕微鏡は、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14とを備える。顕微鏡本体1には観察手段としての接眼部4と顕微鏡用カメラ1006と対物レンズ5とがそれぞれ着脱可能に設けてある。アーム部18の光源ユニット取付部21には、傾斜照明手段としての光源ユニット8が着脱可能に接続してあり、対物レンズ5直下の架台ベース部14上に載置した試料1001に対して、斜め方向からの照明光を照射するようにしてある。
光源ユニット8は、光源6と、この光源6からの光を効率よく試料1001に導くためのリフレクタ201と、コリメータレンズ1004とを含む。光拡散部材1005は、光源ユニット8の下部外側における光源6と試料1001との間の光路に設けられ、光拡散部材回動手段としてのフレキシブルアーム1031を介してアーム部18に回転可能に接続してある。光拡散部材1005は、通過する光線について光源6から試料1001への距離が長くなるに従って光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。
フレキシブルアーム1031は、光拡散部材固定具1030と、アーム部材1032と、アーム設置部材1033と、固定部材1034、1035、1036とから構成される。光拡散部材1005は、光拡散部材固定具1030に接着やビス留めなどの手段を用いて固定され、光拡散部材固定具1030とアーム部材1032は固定部材1034により、アーム部材1032とアーム設置部材1033は固定部材1035により、アーム設置部材1033とアーム部18は固定部材1036によりそれぞれ回転可能に固定してある。
上記の実施の形態2の変形例の構成の動作および作用について説明する。
固定部材1034を緩めると、光拡散部材固定具1030は固定部材1034を軸として回転可能な状態となる。固定部材1035を緩めると、アーム部材1032が固定部材1035を軸として回転可能な状態となる。固定部材1036を緩めると、アーム設置部材1033が固定部材1036を軸として回転可能な状態となる。
ここで、光源ユニット取付部材22を緩め、光源ユニット8をアーム部18に対して回転させて、光源6から試料1001までの距離が変化した際にも、光拡散部材固定具1030を回転させることで上記の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、アーム部材1032およびアーム設置部材1033を回転させると、図7に示すように、フレキシブルアーム1031の形状が変わり、光源6から光拡散部材1005までの距離を変えることができる。光拡散部材固定具1030の回転で光拡散部材1005の傾斜角度を調整することで光拡散部材1005の一方の端点1005−1での光の減衰と、他方の端点1005−2での光の減衰を調整でき、上記の実施の形態2と同様に試料面1001での明るさの調整ができる。
また、光拡散部材1005を光源ユニット8の外部に設けたので、上記の実施の形態1の変形例と同様に光源ユニット8をコンパクトにすることができ、光拡散部材1005のみを顕微鏡本体1から着脱することもできる。ここで、光源6を移動させる自由度が大きくなった場合でも、フレキシブルアーム1031を変形させる自由度を大きくした構成にすることで同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3の顕微鏡について、図8および図9を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態3の顕微鏡を示す側面図である。
図8に示すように、本発明の実施の形態3の顕微鏡は、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14とを備える。顕微鏡本体1には観察手段としての接眼部4と顕微鏡用カメラ1006と対物レンズ5とがそれぞれ着脱可能に設けてある。アーム部18の光源ユニット取付部21には、傾斜照明手段としての光源ユニット8が着脱可能に接続してあり、対物レンズ5直下の架台ベース部14上に載置した試料1001に対して、斜め方向からの照明光を照射するようにしてある。
光源ユニット8は、光源6と、この光源6からの光を効率よく試料1001に導くためのリフレクタ201と、集光レンズ1004とを格納する有底円筒状のユニットである。この光源ユニット8は、アーム部18の光源ユニット取付部21に光源ユニット取付部材22を介して回動可能に固定してある。光ユニット取付部材22は、光源ユニット8の斜めに延びる出射光軸1052を試料1001に向けたまま保持するため、図13の部分斜視図に示すように、アーム部18を貫通して光源ユニット8の上側に設けたネジ穴29に締結してある。
光拡散部材1005は、図8に示すように、光源ユニット8の下部外側における光源6と試料1001との間の光路に設けられ、通過する光線について光源6から試料1001への距離が長くなるに従って光源6から拡散面までの距離が長くなるように配置してある。この光拡散部材1005は、接続手段としてのアーム設置部材1033を介して光源ユニット8に接続してある。
より具体的には、光拡散部材1005の一方の端部は光拡散部材固定具1030に固定され、光拡散部材固定具1030は、連結部材1044を介してアーム設置部材1033の下端に回転可能に接続してある。アーム設置部材1033の上端は、固定部材1046を介して光源ユニット8に嵌合などの固定手段で繋げてある。
一方、アーム部18には保持部材1040が固定され、保持部材1040には略斜めに延びる溝1041が形成してある。光拡散部材1005の他方の端部にはローラー1042が設けてあり、ローラー1042は溝1041内のレール1043に摺動可能に嵌めてある。
顕微鏡本体1は、対物レンズ5を介した試料1001の観察像を拡大操作するためのズームハンドル2を有するズーム部3と、対物レンズ5からの光路を接眼部4と顕微鏡用カメラ1006とに切り換える光路切換レバー1007とを備える。
架台13は、架台ベース部14に立設した支柱15と、この支柱15に対して上下移動可能に取り付けた焦準移動部16と、焦準移動部16を上下動するための焦準ハンドル17とからなる。焦準移動部16にはアーム部18が連結され、アーム部18には顕微鏡本体1がつまみ28で固定してある。
焦準移動部16は、コロガイド、ボールガイド、スライドアリなどの図示しない公知のガイドを介して支柱15に取り付けられており、支柱15に対して上下動可能となっている。この上下動の操作は、焦準ハンドル17を回転させることによって、例えばラックピニオン等の公知の機構を介して操作できる。これにより、対物レンズ5と架台ベース部14上の試料1001との距離を調整して対物レンズ5のピントを合わせることができる。
上記の実施の形態3の構成の動作および作用について説明する。
光源ユニット取付部材22を緩めると、光源ユニット8は光源ユニット取付部材22を軸として回転可能な状態となる。アーム設置部材1033は固定部材1046で光源ユニット8に接続してあるので、アーム設置部材1033は光源ユニット8と共に光源ユニット取付部材22を軸として回転可能な状態となる。光源ユニット8を光源ユニット取付部材22周りに回動すると、光源ユニット8に連動してアーム設置部材1033も回動し、光拡散部材1005のローラー1042がレール1043上を摺動する。
この場合、例えば、図8の状態から光源ユニット8を反時計回りに回転させると、図9に示すように、ローラー1042がレール1043上を右方向に移動し、光拡散部材1005は、試料1001に対する傾斜角度を回転前と同じ角度に保ちながら移動する。このようにすることで、図8および図9に示すように、対物レンズ5を対物レンズ5−1に変えて作動距離Dが作動距離D−1に変化した際にも、光源ユニット8の角度調整のみで上記の実施の形態1と同様の効果を得ることができ、光拡散部材1005の角度調整をする手間が省ける。さらに、光拡散部材1005が移動することにより光源ユニット8の回転による照射範囲全てを常に覆う必要がないので、光拡散部材1005を小型化できる。光拡散部材1005の小型化により試料1001上の空間を確保できるので、例えば試料1001の交換などの作業が容易となる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4の顕微鏡について、図10および図11を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態4の顕微鏡を示す側面図である。図11は、本発明の実施の形態4の顕微鏡における光拡散部材を示す上面図である。
図10に示すように、本発明の実施の形態4の顕微鏡は、顕微鏡本体1とアーム部18と架台13と架台ベース部14とを備える。顕微鏡本体1には観察手段としての接眼部4と顕微鏡用カメラ1006と対物レンズ5とがそれぞれ着脱可能に設けてある。アーム部18の光源ユニット取付部21には、傾斜照明手段としての光源ユニット8が着脱可能に接続してあり、対物レンズ5直下の架台ベース部14上に載置した試料1001に対して、斜め方向からの照明光を照射するようにしてある。
光源ユニット8は、光源6と、この光源6からの光を効率よく試料1001に導くためのリフレクタ201と、コリメータレンズ1004と、光拡散部材1005とを格納する有底円筒状のユニットである。光拡散部材1005は、光源6と試料1001との間の光路に設けてある。
ここで、図11の上面図に示すように、光拡散部材1005の拡散面での光の拡散度合いは、一端1050から円の直径方向に対向する他端1051へ向けて段階的に強くしてある。この光拡散部材1005の拡散面は、光源6から試料1001に延びる出射光軸1052に対し垂直に配置してあり、光源6から試料1001までの距離が最長となる側に、光の拡散度合いが最も弱い一端1050が、光源6から試料1001までの距離が最短となる側に、光の拡散度合いが最も強い他端1051が位置するようにしてある。
光源ユニット8は、アーム部18の光源ユニット取付部21に光源ユニット取付部材22を介して回動可能に固定してある。光ユニット取付部材22は、光源ユニット8の斜めに延びる出射光軸1052を試料1001に向けたまま保持するため、図13の部分斜視図に示すように、アーム部18を貫通して光源ユニット8の上側に設けたネジ穴29に締結してある。
顕微鏡本体1は、図10に示すように、対物レンズ5を介した試料1001の観察像を拡大操作するためのズームハンドル2を有するズーム部3と、対物レンズ5からの光路を接眼部4と顕微鏡用カメラ1006とに切り換える光路切換レバー1007とを備える。
架台13は、架台ベース部14に立設した支柱15と、この支柱15に対して上下移動可能に取り付けた焦準移動部16と、焦準移動部16を上下動するための焦準ハンドル17とからなる。焦準移動部16にはアーム部18が連結され、アーム部18には顕微鏡本体1がつまみ28で固定してある。
焦準移動部16は、コロガイド、ボールガイド、スライドアリなどの図示しない公知のガイドを介して支柱15に取り付けられており、支柱15に対して上下動可能となっている。この上下動の操作は、焦準ハンドル17を回転させることによって、例えばラックピニオン等の公知の機構を介して操作できる。これにより、対物レンズ5と架台ベース部14上の試料1001との距離を調整して対物レンズ5のピントを合わせることができる。
上記の実施の形態4の構成の動作および作用について説明する。
光拡散部材1005の拡散面は、光源6から試料1001までの距離が最長となる側に、光の拡散度合いが最も弱い一端1050を、光源6から試料1001までの距離が最短となる側に、光の拡散度合いが最も強い他端1051を配置することで、光源6から近い試料面1001−1に照射される光の減衰が、光源6から遠い試料面1001−2に照射される光の減衰よりも大きくなる。
このようにすることで、上記の実施の形態1と同様の効果に加え、光拡散部材1005を小型にできるので、光拡散部材1005を格納する光源ユニット8の大型化を回避することができる。これにより架台ベース部14上の空間は、光拡散部材1005の設置前後で大きく変化せず、観察者による試料へのアクセスに支障を来すこともない。
本発明の実施の形態1の顕微鏡の一例を示す側面図である。 本発明の実施の形態1の変形例の顕微鏡の一例を示す側面図である。 本発明の実施の形態2の顕微鏡の一例を示す側面図である。 本発明の実施の形態2の顕微鏡における光源ユニットの側断面図である。 本発明の実施の形態2の顕微鏡における光源ユニットの下面図である。 本発明の実施の形態2の変形例の顕微鏡の一例を示す側面図である。 本発明の実施の形態2の変形例の顕微鏡の一例を示す側面図であり、光拡散部材を光源から離した状態の図である。 本発明の実施の形態3の顕微鏡の一例を示す側面図である。 本発明の実施の形態3の顕微鏡の一例を示す側面図であり、図8とは異なる作動距離を持つ対物レンズとした状態の図である。 本発明の実施の形態4の顕微鏡の一例を示す側面図である。 本発明の実施の形態4の顕微鏡における光拡散部材の上面図である。 試料面内における照度分布の一例を示す平面図であり、(a)は光拡散部材を設けない場合の図であり、(b)は光拡散部材を設けた場合の図である。 アーム部に取り付けられる光源ユニットの部分斜視図である。 従来の顕微鏡の側面図である。
1 顕微鏡本体
2 ズームハンドル
3 ズーム部
4 接眼部(観察手段)
5 対物レンズ
6 光源
8 光源ユニット(傾斜照明手段)
13 架台
14 架台ベース部
15 支柱
16 焦準移動部
17 焦準ハンドル
18 アーム部
21 光源ユニット取付部
22 光源ユニット取付部材
28 つまみ
29 ネジ穴
201 リフレクタ
1001 試料
1004 コリメータレンズ
1005 光拡散部材
1006 顕微鏡用カメラ(観察手段)
1007 光路切換レバー
1010 光拡散部材アーム(光拡散部材回動手段)
1011 光拡散部材アーム取付部材
1020 長孔
1021 つまみ
1022 ネジ
1023 ナット
1030 光拡散部材固定具
1031 フレキシブルアーム(光拡散部材回動手段)
1032 アーム部材
1033 アーム設置部材(接続手段)
1034,1035,1036 固定部材
1040 保持部材
1041 溝
1042 ローラー
1043 レール
1044 連結部材
1052 出射光軸

Claims (5)

  1. 試料と対向して配置した対物レンズと、前記試料と前記対物レンズとの間の光軸に対して傾斜した方向から前記試料に照明光を照射する光源を含む傾斜照明手段と、前記対物レンズを介して取り込まれる前記試料の像を観察する観察手段とを有する顕微鏡において、
    前記光源と前記試料との間の光路に設けた光拡散部材を備え、
    前記光拡散部材は、前記光源から前記試料への距離が長くなるに従って前記光源から拡散面までの距離が長くなるように設けられることを特徴とする顕微鏡。
  2. 前記光拡散部材を回動して前記光拡散部材への前記照明光の入射角を変更する光拡散部材回動手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡。
  3. 前記光拡散部材と前記傾斜照明手段とを位置決めしつつ相互に接続する接続手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡。
  4. 前記光拡散部材を前記照明光の光軸に沿って移動させる光拡散部材移動手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の顕微鏡。
  5. 前記光拡散部材は、拡散面の一端から他端へ向けて拡散の度合いが強くなる特性を有する部材であり、前記光拡散部材の一端を前記光源から前記試料への距離が長い側に、前記光拡散部材の他端を前記光源から前記試料への距離が短い側に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の顕微鏡。
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