JP2010243001A - 自律平衡型ヒートポンプユニット - Google Patents
自律平衡型ヒートポンプユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010243001A JP2010243001A JP2009090012A JP2009090012A JP2010243001A JP 2010243001 A JP2010243001 A JP 2010243001A JP 2009090012 A JP2009090012 A JP 2009090012A JP 2009090012 A JP2009090012 A JP 2009090012A JP 2010243001 A JP2010243001 A JP 2010243001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- condenser
- evaporator
- adjustment
- pump unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
【解決手段】調整用凝縮器9と、調整用蒸発器13と、冷媒状態を監視する冷媒状態監視手段(A,B,C,D)と、凝縮器7と蒸発器15における熱移動による加熱対象と冷却対象の温度を監視する加熱・冷却温度監視手段(E,F)と、圧縮機5等の自律制御により、前記監視対象を目標範囲に収める制御手段21とを備え、加熱熱量と冷却熱量をバランスさせ、加熱対象物や冷却対象物の温度を設定された温度に保つことができる。これによって乾燥装置、農業ハウスの冷暖房、水の蒸留、工場における排熱のカスケード利用、店舗のショーケースの適温維持など、さまざまな分野へのヒートポンプの応用が可能になる。
【選択図】 図1
Description
さらに加熱と冷却を同時に行い、または温水と冷水を同時に取り出すことによってヒートポンプの効率をさらに高めることができるため、冷温同時使用または冷温水同時取出技術に対するニーズが高まっている。
加えて、圧縮機の直流化、熱交換器の小型高性能化、電子膨張弁等各種部品の技術向上により、効率の高い冷凍サイクルが低価格で製造できるようになり、より規模の小さい分野までヒートポンプの応用範囲が拡大される条件が整ってきている。
本発明では、上記課題を解決するために、新規且つ有用なヒートポンプ方式を利用した汎用熱源ユニットを提供することを目的とする。
また、凝縮器や蒸発器において加熱・冷却対象を所望の設定温度に加熱・冷却できる。
特に主凝縮器と主蒸発器の熱交換器として、水・ブライン等の二次冷媒と冷媒の熱交換を行う熱交換器を使用して、間接加熱・間接冷却を行うユニットとすれば、冷凍サイクルの知識がない利用者が容易に扱えるようになり、加熱や冷却を必要とするさまざまなシステムにヒートポンプユニットを容易に組み込んで使用することができる。
本発明では、このヒートポンプユニット1は、加熱と冷却を同時に行い、かつ加熱熱量と冷却熱量を自律的に平衡させることを可能とするものである。
ユニットボックス2内の構成を説明する。図1の構成図に示すように、ヒートポンプユニット1には、冷媒循環経路3が設けられ、この冷媒循環経路3に、圧縮機5、主凝縮器7、調整用凝縮器9、(電子)膨張弁11、調整用蒸発器13、主蒸発器15がこの順に介挿されている。従って、圧縮機5から吐き出された冷媒は、矢印に示すように、主凝縮器7、調整用凝縮器9、膨張弁11、調整用蒸発器13、主蒸発器15を順次通って、圧縮機5に戻るようになっている。
このように二次冷媒による間接加熱・冷却方式を利用すれば、主凝縮器7等の熱交換器をコンパクトに設計できる。また、熱交換器としての耐久性(目詰まりや錆の発生)も向上する。さらに、二次冷媒を循環させることで、ユニット内での凍結を防ぎながら、冷水の設定温度を零下にまで下げることができる。また、ヒートポンプユニットの工場出荷時点で冷媒封入や試験を済ませておくことができ、性能・品質を確保しやすいうえ、利用者側に水道配管程度の技術があれば、容易に扱うことができる。
温度センサーAは吐出温度を、
温度センサーBは膨張弁前温度(凝縮温度)を、
温度センサーCは蒸発温度を、
温度センサーDは吸入温度を、
温度センサーEは加熱対象物温度(加熱用水出口温度)を、
温度センサーFは冷却対象物温度(冷却用水出口温度)をそれぞれ検出する。
ユニットボックス2には制御用出力が備えられており、制御手段21によって制御されるようになっている。外部システムから制御手段21に対しては、アナログ出力による指令(ON/OFFや多段速指令)やコマンド通信による指令(たとえばRS-232C等の通信方式におけるコマンドによる指令・読出)によって、動作・停止の指示、情報の読出しができるようにすることで、外部システムはヒートポンプユニットを部品として扱うことができる。
熱移動の想定されるパターンは、図2に示すものである。
加熱のみ行うときには、主凝縮器7で放熱し、圧縮機のジュール熱分(圧縮仕事の熱量)を加えても不足する熱量を調整用蒸発器13で系外から吸熱する。調整用凝縮器9と主蒸発器15は使用しない。
加熱と冷却を同時に行うときには:
加熱熱量>冷却熱量+圧縮機のジュール熱の場合には、主凝縮器7で放熱し、主蒸発器15で吸熱し、圧縮機のジュール熱分を加えても不足する熱量を調整用蒸発器13で系外から吸熱する。調整用凝縮器9は使用しない。
加熱熱量=冷却熱量+圧縮機のジュール熱の場合には、主凝縮器7で放熱し、主蒸発器15で吸熱する。調整用凝縮器9と調整用蒸発器13は使用しない。
加熱熱量<冷却熱量+圧縮機のジュール熱の場合には、主凝縮器7で放熱し、調整用凝縮器9で系外に対して放熱し、圧縮機のジュール熱分を加えても不足する熱量を主蒸発器15で吸熱する。調整用蒸発器13は使用しない。
冷却のみ行うときには、主蒸発器15で吸熱し、調整用凝縮器9で系外に対して放熱する。主凝縮器7と調整用蒸発器13は使用しない。
具体的には、主凝縮器7および主蒸発器15として、水と冷媒の熱交換を行う熱交換器を使用しており、加熱対象物の温度を測定するセンサーEを主凝縮器7からの温水出口に配置し、冷却対象物の温度を測定するセンサーFを主蒸発器15からの冷水出口に配置することで、冷温水取出し温度を設定どおりに保つことが可能になっている。
すなわち、圧縮機5の容量が大きいほど、加熱熱量と冷却熱量が増加する。凝縮ファン10の回転数が大きくなるほど、放熱量が増加し、膨張弁11の開度が小さくなるほど圧力比が大きくなって凝縮温度(加熱の温度)と蒸発温度(冷却の温度)の差は大きくなり、蒸発ファン14の回転数が大きくなるほど、吸熱量が増加する。
従って、想定される熱移動のパターンと上記の冷凍サイクルに与える影響を考慮して、圧縮機5、膨張弁11、凝縮ファン10、蒸発ファン14等を組合せ制御することになる。
まず吐出温度については常時監視し、許容限界を超えた場合にはインターロックをかける保護制御を行う。保護制御は深刻でない場合には圧縮機5の容量を下げるか、膨張弁11を開き圧力比を下げるか、凝縮ファン10を大きくするなどの対策を行うことができる。さらに吐出側に高圧スイッチを設けたり、圧縮機5内部に高温高圧センサーを設けたりしてそれらの情報によっても停止するなどの対策と併用することでより安全性を高めることができる。
凝縮温度については冷媒の特性から知られる上限設定値を超えないように凝縮ファン10を制御することを優先する。
膨張弁11については蒸発温度を操作するためにテクニカルに利用することもできるが、基本的にはスーパーヒート(SH)量(=吸入温度−蒸発温度)としての適正量(0〜4℃)を確保するように制御することを優先する。
冷却温度のみを設定した場合には、冷却対象物の温度が設定温度を保つことを優先して圧縮機5の容量を制御する。
加熱温度と冷却温度の両方を設定した場合には、加熱対象物の温度と冷却対象物の温度を維持することを優先して圧縮機5の容量を制御し、圧力比の増加による効率(成績係数=COP)の低下は許容する。
加熱温度を設定しない場合には、圧縮機5は利用者が任意の容量を指定し、移動熱量と加熱・冷却対象の熱収支のバランスによって加熱対象物の温度や冷却対象物の温度が決まる。
圧縮機5については、加熱温度と冷却温度の両方を設定した場合には、加熱温度と冷却温度の両方が設定値に到達するまで、容量を大きく制御する必要がある。
凝縮ファン10については、加熱温度を設定しているときには、加熱温度が設定値になるように制御する。すなわち、加熱温度が設定値を超えて高温になるときに放熱熱量が大きくなる方向に制御する。
蒸発ファン14については、冷却温度を設定しているときには、冷却温度が設定値になるように制御する。すなわち、冷却温度が設定値を下回って低温になるときに吸熱熱量が大きくなる方向に制御する。
加熱熱量合計(QH)=冷却熱量合計(QR) +圧縮機ジュール熱熱量(AL)
加熱熱量合計(QH)=必要加熱熱量(QH1) +放熱熱量(QH2)
冷却熱量合計(QR)=必要冷却必要熱量(QR1)+吸熱熱量(QR2)
そこで、[必要加熱熱量>必要冷却熱量+圧縮機ジュール熱熱量(AL)]のときには:
加熱熱量合計(QH)=必要加熱熱量(QH1)
冷却熱量合計(QR)=必要冷却熱量(QR1)+吸熱熱量(QR2)+圧縮機ジュール熱熱量(AL)
となる。すなわち、
吸熱熱量(QR2)=必要加熱熱量(QH1) −必要冷却熱量(QR1)−圧縮機ジュール熱熱量(AL)
また、[必要加熱熱量<必要冷却熱量+圧縮機ジュール熱熱量(AL)]のときには:
加熱熱量合計(QH)=必要加熱熱量(QH1)+放熱熱量(QH2)
冷却熱量合計(QR)=必要冷却熱量(QR1)+圧縮機ジュール熱熱量(AL)
となる。すなわち、
放熱熱量(QH2)=必要冷却熱量(QR1)+圧縮機ジュール熱熱量(AL)−必要加熱熱量(QH1)
温水と冷水の設定の温度差が小さいときは膨張弁を開いて圧力比を小さくできるのでヒートポンプの効率(COP)が高くなり、温水と冷水の設定の温度差が大きいときは膨張弁を絞って圧力比を大きくするのでヒートポンプの効率(COP)が低くなる。
(設定B)加熱温度のみを設定した場合(図4)
冷却温度を設定しない場合には、圧縮機容量は吸熱側の熱交換効率に依存するので、その熱交換効率が低いときはスーパーヒートを適正に維持するため膨張弁を絞って圧力比を大きくするためCOPが低下するとともに冷却側の温度は低下し、その熱交換効率が高いときはスーパーヒートを適正に維持するため膨張弁を開いて圧力比を小さくするためCOPが向上するとともに、冷却側の温度は上昇する。
加熱温度を設定しない場合には、圧縮機の圧力比は加熱側の熱交換効率に依存するので、その熱交換効率が低いときはスーパーヒートを適正に維持するため膨張弁を絞って圧力比を大きくするためCOPが低下するとともに加熱側の温度は上昇し、その熱交換効率が高いときはスーパーヒートを適正に維持するため膨張弁を開いて圧力比を小さくするためCOPが向上するとともに加熱側の温度は下がる。
(設定D)加熱温度・冷却温度とも設定しない場合(図6)
加熱側の熱交換効率が高く、冷却側の熱交換効率が高いときは、圧力比が小さくなってCOPが高くなる。加熱側の熱交換効率が低く、冷却側の熱交換効率が低いときは、圧力比が大きくなってCOPが低くなる。加熱側の熱交換効率が低く、冷却側の熱交換効率が高いときは、全体が上方にシフトする。加熱側の熱交換効率が高く、冷却側の熱交換効率が低いときは、全体が下方にシフトする。
冷媒循環経路3に圧縮機5、凝縮器7、四方弁25、熱交換器27、膨張弁11、四方弁25、蒸発器15、圧縮機5の順に接続されている。四方弁25のON/OFF切替えにより熱交換器27を調整用凝縮器または調整用蒸発器として使い分けることができる。
調整用凝縮器と調整用蒸発器は構造や必要能力が同じで、上記の熱移動のパターンで説明したように同時には使わないので、四方弁25の切替えにより使い分けることで、低価格化及びユニットのコンパクト化を図れる。
冷媒循環経路3に圧縮機5、主凝縮器7、完全開放可能な第一膨張弁31、調整用凝縮器および調整用蒸発器として兼用される熱交換器27、完全開放可能な第二膨張弁33、主蒸発器15、圧縮機5の順に接続され、第一膨張弁31と第二膨張弁33のいずれかを完全開放にすることにより、熱交換器27を調整用凝縮器または調整用蒸発器として使い分けることができる。
なお、図8の右側に示されているように、完全開放可能な膨張弁31、33の位置に、膨張弁11、11を代わりに配置し、各膨張弁11と並行して電磁弁35等の切替手段を使った開閉自在のバイパス経路37を設置することで、膨張弁11の一方を無効化してもよい。
第一主熱交換器41を主凝縮器として、第二主熱交換器43を主蒸発器として使用し、四方弁25の切替えにより、主熱交換器41を主蒸発器として、主熱交換器43を主凝縮器として使用することができる。例えば、夏と冬で使い方を逆にしたい場合に有用である。
第一膨張弁31と第二膨張弁33の有効・無効化によって、熱交換器27を調整用凝縮器または調整用蒸発器として使い分けている。
なお、この実施の形態でも、図9の右側に示されているように、完全開放可能な膨張弁31、33の位置に、膨張弁11、11を代わりに配置し、各膨張弁11と並行して電磁弁35等の切替手段を使った開閉自在のバイパス経路37を設置することで、膨張弁11の一方を無効化してもよい。但し、実際の多くの電磁弁がそうであるように方向性を持つときは、四方弁を逆にして冷媒の方向が逆になったときに、電磁弁が使えなくなるため、両方向に電磁弁を使う等の対策が必要である。
例えば、主凝縮器と調整用凝縮器は冷媒の循環方向に対して逆に配置してもよい。主蒸発器と調整用凝縮器も冷媒の循環方向に対して逆に配置してもよい。
また、二次冷媒の温度を直接監視する代わりに、冷媒状態の監視情報に基づいて推定してもよい。
また、本発明のヒートポンプユニットは、汎用型であることを最大の特徴としており、上記した冷温水の取出しだけでなく、乾燥装置や、農業ハウスの冷暖房や、水の蒸留や、工場における排熱のカスケード利用や、店舗のショーケースの適温保持等にも有用である。
また、熱交換器で熱交換する系外のものは空気に限定されず、地下水や河川水でもよい。
2…ユニットボックス 3…冷媒循環経路
5…圧縮機 7…主凝縮器
9…調整用凝縮器 10…凝縮ファン
11…(電子)膨張弁 13…調整用蒸発器
14…蒸発ファン 15…主蒸発器
17…温水供給経路 19…冷水供給経路
21…制御手段
A〜D…冷媒温度センサー
E、F…加熱・冷却対象物温度センサー
23…自律平衡型ヒートポンプユニット(第2の実施の形態)
25…四方弁 27…放熱・吸熱兼用熱交換器
29…自律平衡型ヒートポンプユニット(第3の実施の形態)
31…第一膨張弁 33…第二膨張弁
35…電磁弁 37…バイパス経路
39…自律平衡型ヒートポンプユニット(第4の実施の形態)
41…第一主熱交換器(第4の実施の形態)
43…第二主熱交換器(第4の実施の形態)
Claims (9)
- 冷媒循環経路に圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器が介挿されてなる蒸気圧縮式冷凍サイクルによって構成される自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
前記冷媒循環経路に前記凝縮器と直列に介挿された交換熱量可変の調整用凝縮器と、前記冷媒循環経路に前記蒸発器と直列に介挿された交換熱量可変の調整用蒸発器と、膨張弁前と蒸発と吸入と吐出の位置における冷媒状態を監視する冷媒状態監視手段と、前記圧縮機等の制御により、前記監視対象を目標範囲に収める制御手段とを備え、前記制御手段により、冷凍サイクル内の放熱熱量と吸熱熱量を自律的に平衡させることを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項1に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
凝縮器と蒸発器における熱移動によって変化する加熱対象と冷却対象の温度を監視する加熱・冷却温度監視手段を備え、圧縮機として容量可変の圧縮機を備え、膨張弁として開度可変の膨張弁を備え、加熱対象と冷却対象の温度がそれぞれ設定した目標範囲になるように、前記圧縮機と前記膨張弁を制御する制御手段を備えたことを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項1または2に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
凝縮器または蒸発器は冷媒と水やブライン等の二次冷媒との間で熱交換を行う熱交換器であり、加熱対象または冷却対象との間に二次冷媒を循環させて間接的に熱交換を行うことを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項1から3のいずれかに記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
1つの熱交換器を調整用凝縮器または調整用蒸発器として択一的に使い分けることを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項4に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
冷媒循環経路に、調整用凝縮器と調整用蒸発器を兼用できる1つの調整用熱交換器と、四方弁を介挿し、前記四方弁の切替えにより前記調整用熱交換器を前記調整用凝縮器または調整用蒸発器として利用することを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項5に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
冷媒循環経路に圧縮機、凝縮器、四方弁、調整用凝縮器および調整用蒸発器として兼用される熱交換器、膨張弁、前記四方弁、蒸発器、圧縮機の順に接続されてなり、前記1つの四方弁の切替えにより、前記熱交換器を調整用凝縮器または調整用蒸発器として利用することを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項4に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
冷媒循環経路に圧縮機、凝縮器、第一膨張弁、調整用凝縮器および調整用蒸発器として兼用される熱交換器、第二膨張弁、蒸発器、圧縮機の順に接続され、且つ前記第一膨張弁と第二膨張弁に並行してそれぞれ開閉自在なバイパス路が設けられてなり、前記バイパス路の一方を開閉することにより、前記熱交換器を調整用凝縮器または調整用蒸発器として利用することを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項4に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
冷媒循環経路に圧縮機、凝縮器、完全開放可能な第一膨張弁、調整用凝縮器および調整用蒸発器として兼用される熱交換器、完全開放可能な第二膨張弁、蒸発器、圧縮機の順に接続され、第一膨張弁と第二膨張弁のいずれかを完全開放にすることにより、前記熱交換器を調整用凝縮器または調整用蒸発器として利用することを特徴とするヒートポンプユニット。 - 請求項7または8に記載した自律平衡型ヒートポンプユニットにおいて、
冷媒循環経路の圧縮機と凝縮器の間に四方弁を配置し、蒸発器と圧縮機の間に前記四方弁の戻り側を配置し、前記四方弁を切り替えることにより、前記凝縮器と前記蒸発器の機能を相互に反転して利用可能なことを特徴とするヒートポンプユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009090012A JP5474397B2 (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | 自律平衡型ヒートポンプユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009090012A JP5474397B2 (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | 自律平衡型ヒートポンプユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010243001A true JP2010243001A (ja) | 2010-10-28 |
JP5474397B2 JP5474397B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=43096192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009090012A Expired - Fee Related JP5474397B2 (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | 自律平衡型ヒートポンプユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5474397B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102128509A (zh) * | 2011-02-25 | 2011-07-20 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 低噪声制冷系统及其制冷方法 |
JP2012242020A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Denso Corp | ヒートポンプ装置 |
JP2013057467A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Science Kk | 排熱回収型ヒートポンプ |
CN103075843A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-01 | 深圳市庄合地能产业科技有限公司 | 一种冷热内平衡机组 |
CN103090591A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-08 | 深圳市庄合地能产业科技有限公司 | 一种溴化锂机组与冷库结合使用的冷热内平衡系统 |
CN103574960A (zh) * | 2012-08-08 | 2014-02-12 | 昆山赤子坊国际贸易有限公司 | 一种新型的制冷装置 |
JP2014088975A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Orion Mach Co Ltd | 加熱冷却装置 |
JP2015152183A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-24 | リンナイ株式会社 | ヒートポンプ |
WO2017154602A1 (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
JP2019045135A (ja) * | 2008-03-07 | 2019-03-22 | アーケマ・インコーポレイテッド | 液体冷却装置におけるr−1233の使用 |
CN110763495A (zh) * | 2019-10-12 | 2020-02-07 | 中国北方车辆研究所 | 一种试验系统水泵驱动电机的性能判断方法 |
WO2021154044A1 (ko) * | 2020-01-29 | 2021-08-05 | 김병우 | 진공펌프가 필요 없는 진공건조기 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0755282A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-03-03 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2002372320A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷凍装置 |
JP2007017107A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Green Seiju:Kk | 乾燥システム |
JP2008185245A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Osaka Gas Co Ltd | 圧縮式ヒートポンプ装置、圧縮式ヒートポンプ装置の運転方法、及び、コージェネレーションシステム |
JP2009036459A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷却加熱装置 |
JP2009052880A (ja) * | 2004-03-29 | 2009-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ給湯機 |
-
2009
- 2009-04-02 JP JP2009090012A patent/JP5474397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0755282A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-03-03 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2002372320A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷凍装置 |
JP2009052880A (ja) * | 2004-03-29 | 2009-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ給湯機 |
JP2007017107A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Green Seiju:Kk | 乾燥システム |
JP2008185245A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Osaka Gas Co Ltd | 圧縮式ヒートポンプ装置、圧縮式ヒートポンプ装置の運転方法、及び、コージェネレーションシステム |
JP2009036459A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷却加熱装置 |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045135A (ja) * | 2008-03-07 | 2019-03-22 | アーケマ・インコーポレイテッド | 液体冷却装置におけるr−1233の使用 |
CN102128509A (zh) * | 2011-02-25 | 2011-07-20 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 低噪声制冷系统及其制冷方法 |
JP2012242020A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Denso Corp | ヒートポンプ装置 |
JP2013057467A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Science Kk | 排熱回収型ヒートポンプ |
CN103574960A (zh) * | 2012-08-08 | 2014-02-12 | 昆山赤子坊国际贸易有限公司 | 一种新型的制冷装置 |
JP2014088975A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Orion Mach Co Ltd | 加熱冷却装置 |
CN103075843A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-01 | 深圳市庄合地能产业科技有限公司 | 一种冷热内平衡机组 |
CN103090591A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-08 | 深圳市庄合地能产业科技有限公司 | 一种溴化锂机组与冷库结合使用的冷热内平衡系统 |
WO2014111012A1 (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-24 | 深圳市庄合智能产业科技有限公司 | 一种溴化锂机组与冷库结合使用的冷热内平衡系统 |
WO2014111061A1 (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-24 | 深圳市庄合智能产业科技有限公司 | 一种冷热内平衡机组 |
JP2015152183A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-24 | リンナイ株式会社 | ヒートポンプ |
WO2017154602A1 (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
CN108779942A (zh) * | 2016-03-08 | 2018-11-09 | 株式会社电装 | 制冷循环装置 |
JP2017161121A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
US10899195B2 (en) | 2016-03-08 | 2021-01-26 | Denso Corporation | Refrigeration cycle device |
CN110763495A (zh) * | 2019-10-12 | 2020-02-07 | 中国北方车辆研究所 | 一种试验系统水泵驱动电机的性能判断方法 |
CN110763495B (zh) * | 2019-10-12 | 2021-04-30 | 中国北方车辆研究所 | 一种试验系统水泵驱动电机的性能判断方法 |
WO2021154044A1 (ko) * | 2020-01-29 | 2021-08-05 | 김병우 | 진공펌프가 필요 없는 진공건조기 |
KR20210096744A (ko) * | 2020-01-29 | 2021-08-06 | 김병우 | 진공펌프가 필요 없는 진공건조기 |
KR102402683B1 (ko) * | 2020-01-29 | 2022-05-25 | 김병우 | 진공펌프가 필요 없는 진공건조기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5474397B2 (ja) | 2014-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5474397B2 (ja) | 自律平衡型ヒートポンプユニット | |
JP3858015B2 (ja) | 冷媒回路及びヒートポンプ給湯機 | |
CA2745109C (en) | Heat pump/air conditioning apparatus with sequential operation | |
KR100869971B1 (ko) | 히트펌프를 이용한 냉동, 냉장 및 온수축열시스템 | |
WO2011045977A1 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3997482B2 (ja) | 水熱源空調システム | |
US20120012285A1 (en) | Dehumidification system | |
CN106322595A (zh) | 一种数据中心用制冷除湿系统、方法及空调 | |
JP2006292313A (ja) | 地中熱利用装置 | |
JP2012202624A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
KR101148714B1 (ko) | 디슈퍼히터를 이용한 히트펌프시스템 | |
JP2018036002A (ja) | 空調給湯システム | |
KR20120125856A (ko) | 이원냉동사이클을 갖는 축열장치 및 그 운전방법 | |
JP5693990B2 (ja) | 空気熱源ヒートポンプエアコン | |
JP2007198730A (ja) | 空調冷凍装置 | |
JP2017187227A (ja) | 冷却装置 | |
JP2003232581A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5515179B2 (ja) | 冷却用熱交換器の運転方法、及び、その運転方法を実施するのに使用する外気調整システム | |
WO2005121650A1 (en) | An ‘installed’ air conditioning cooling capacity reduction run-around pre-cool / re-heat coil system | |
JP2010243005A (ja) | 除湿システム | |
JP4097405B2 (ja) | エンジン冷却方法及び装置並びに冷凍装置 | |
JP2006145098A (ja) | 蓄熱式空気調和装置 | |
JP2004293889A (ja) | 氷蓄熱ユニット、氷蓄熱式空調装置及びその運転方法 | |
KR20140133375A (ko) | 공기열 이원 사이클 히트펌프 냉난방 장치 | |
JP7221541B2 (ja) | 外調機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130402 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131115 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20131122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5474397 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |