JP2010242541A - マフラー部材及びそのマフラー部材を備えた圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制する。
【解決手段】マフラー部材40は、フロントヘッドと共にマフラー空間を形成する突出部41を備えている。この突出部41は、マフラー空間の内側に向かって張り出し、当該マフラー空間の流路断面積を狭める3つ(奇数個)の絞り部43a〜43cと、絞り部43a及び43bによりマフラー空間の流路断面積が狭められた領域に対応する位置に配置される出口孔41b及び41cとを有する。また、架台に設けられる入口部51cから2つの出口孔41b及び41cのそれぞれまでのガス経路Q1及びQ2は、互いに略等しい音響特性を有し、2つの出口孔41b及び41cは、開口41aの中心に対して点対称の位置に形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】マフラー部材40は、フロントヘッドと共にマフラー空間を形成する突出部41を備えている。この突出部41は、マフラー空間の内側に向かって張り出し、当該マフラー空間の流路断面積を狭める3つ(奇数個)の絞り部43a〜43cと、絞り部43a及び43bによりマフラー空間の流路断面積が狭められた領域に対応する位置に配置される出口孔41b及び41cとを有する。また、架台に設けられる入口部51cから2つの出口孔41b及び41cのそれぞれまでのガス経路Q1及びQ2は、互いに略等しい音響特性を有し、2つの出口孔41b及び41cは、開口41aの中心に対して点対称の位置に形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、マフラー空間を形成する突出部を備えるマフラー部材及びそのマフラー部材を備えた圧縮機に関する。
従来、冷媒の吐出に伴う騒音を抑制するマフラー部材が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、入口孔から第1出口孔に至る冷媒ガス経路と入口孔から第2出口孔に至る冷媒ガス経路との長さ及び断面形状を互いに同じにすることにより、その2つの出口孔から吐出される冷媒を音響対称にするマフラー部材が開示されている。これにより、この特許文献1のマフラー部材では、出口孔から吐出された冷媒の脈動が互いに相殺されるので、冷媒ガスの吐出音の共鳴が抑制される。
前述したように2つの出口孔から吐出される冷媒の吐出音を音響対称にするためには、図12に示すように、マフラー部材540の形状を、開口541の中心を通過する直線CL501に対して線対称にし、且つ、前記直線CL501に直交する直線であって2つの出口孔542及び543の中心を通過する直線CL502に対して線対称にするのが理想的である。
特開2007−198371号公報
しかしながら、図12に示すように、マフラー部材の形状を、直線CL1に対して線対称で、且つ、直線CL2に対して線対称にすれば、そのマフラー部材によって形成されるマフラー空間が、4つの絞り部554(ボルト設置部545)によって4つの空間Z501〜Z504(偶数個の空間)に区分されることになり、マフラー空間における音響共鳴モードが励起されやすい状態となる。これは、図13に示すように、マフラー空間において励起される各音響共鳴モードが、圧力変動が大きい「腹」及び圧力変動が小さい「節」をそれぞれ偶数個(1次共鳴モード(図13(a)):一対の「腹」及び「節」、2次共鳴モード(図13(b)):二対の「腹」及び「節」、3次共鳴モード(図13(c)):四対の「腹」及び「節」を有する、4次共鳴モード(図13(d)):六対の「腹」及び「節」、・・・)有するからである。その結果、図12に示すマフラー部材では、各共鳴モードが励起されることによって冷媒の吐出音が増幅されて、騒音が顕著に現れてしまう。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制するマフラー部材及びそのマフラー部材を備えた圧縮機を提供することを目的とする。
第1の発明にかかるマフラー部材は、架台と共にマフラー空間を形成する突出部を備え、突出部は、マフラー空間の内側に向かって張り出し、当該マフラー空間の流路断面積を狭める奇数個の絞り部と、絞り部によりマフラー空間の流路断面積が狭められた領域に対応する位置に配置される出口部とを有する。
本願発明者らは、マフラー空間において励起される音響共鳴モードが、圧力変動が大きい「腹」及び圧力変動が小さい「節」をそれぞれ偶数個有することに着目し、マフラー空間の流路断面積を狭める絞り部を奇数個設けることにより、各共鳴モードの励起が抑制されることを見出した。このため、本発明では、マフラー空間の流路断面積を狭める絞り部を奇数個設けることで、各共鳴モードが励起しにくくなるので、各共鳴モードにおいて冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。さらに、本発明では、出口部をマフラー空間の流路断面積が狭められた領域に配置することによって、圧力変動が小さい音響共鳴モードの節の近傍から冷媒を吐出することができる。これにより、冷媒の吐出音をより低減することが可能となる。
第2の発明にかかるマフラー部材は、第1の発明にかかるマフラー部材において、突出部には、軸部材を通過させる開口が設けられており、出口部は、平面的に見て開口の中心に対して点対称の2箇所に設けられ、架台に設けられる入口部から、2箇所の出口部のそれぞれまでのガス経路は、互いに略等しい音響特性を有する。
ここで、上記2つのガス経路の音響特性が、互いに、等しいとは、上記2つのガス経路を通過した冷媒ガスの脈動の大きさと位相が、互いに、一致することをいう。
このマフラー部材では、脈動の大きさと位相が互いに等しい冷媒ガスが、開口の中心に対して点対称に配置される2つの出口部から吐出される為、2つの出口部から吐出される冷媒がマフラーの上部の空間に対して対称音源となり、2つの対称音源が相互に干渉することになるので、円周方向の定在波が干渉しあって冷媒ガスの圧力脈動が相互に相殺されることになる。よって、新たな定在波の発生が抑制されて、騒音の低減を効果的に図ることができる。
このマフラー部材では、脈動の大きさと位相が互いに等しい冷媒ガスが、開口の中心に対して点対称に配置される2つの出口部から吐出される為、2つの出口部から吐出される冷媒がマフラーの上部の空間に対して対称音源となり、2つの対称音源が相互に干渉することになるので、円周方向の定在波が干渉しあって冷媒ガスの圧力脈動が相互に相殺されることになる。よって、新たな定在波の発生が抑制されて、騒音の低減を効果的に図ることができる。
第3の発明にかかるマフラー部材は、第1又は第2の発明にかかるマフラー部材において、出口部は、絞り部によって最も流路断面積が狭められる位置に対して架台に設けられる入口部の反対側に配置される。
このマフラー部材では、出口部を絞り部によって最も流路断面積が狭められる位置に対して入口部の反対側に配置することによって、当該流路断面積が狭められた位置で冷媒のエネルギーを減衰させた後、出口部から冷媒を吐出することができる。これにより、冷媒の吐出音をさらに低減することができる。
第4の発明にかかるマフラー部材は、第1〜第3のいずれかの発明にかかるマフラー部材において、突出部には、軸部材を通過させる開口が設けられており、奇数個の絞り部のそれぞれの外側には、マフラー部材を架台に取り付けるためのボルトが挿入されるボルト孔を有するボルト設置部が奇数個設けられており、奇数個のボルト設置部の少なくとも1つは、平面的に見てボルト孔の中心と開口の中心とを通過する直線に対して非対称である。
このマフラー部材では、ボルト設置部を平面的に見てボルト孔の中心と開口の中心とを通過する直線に対して非対称(以下、「平面的に見てボルト孔の中心と開口の中心とを通過する直線に対して非対称」を単に「非対称」と略記する)な形状とすることで、当該ボルト設置部の設計の自由度が広がり、ボルト設置部の形状を自由に設計することができる。このため、当該ボルト設置部に対応する絞り部の形状によって、その形状及び容積が変化するマフラー空間を自由に設計することが可能となり、冷媒の吐出音に係る騒音を抑制することが可能となる。
第5の発明にかかるマフラー部材は、第1〜第4のいずれかの発明にかかるマフラー部材において、架台は、ヘッド部材である。
ヘッド部材と共にマフラー空間を形成するこのマフラー部材を用いることによって、マフラー部材を2重構造にすることなく、1つの当該マフラー部材で、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
第6の発明にかかるマフラー部材は、第1〜第4のいずれかの発明にかかるマフラー部材において、架台は、他のマフラー部材である。
他のマフラー部材と共にマフラー空間を形成するこのマフラー部材を用いることによって、他のマフラー部材である程度消音した後、さらに、このマフラー部材で、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
第7の発明にかかる圧縮機は、上記したいずれかのマフラー部材を備えている。
この圧縮機では、上記したいずれかのマフラー部材を用いることによって、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、マフラー空間の流路断面積を狭める絞り部を奇数個設けることで、各共鳴モードが励起しにくくなるので、各共鳴モードにおいて冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。さらに、本発明では、出口部をマフラー空間の流路断面積が狭められた領域に配置することによって、圧力変動が小さい音響共鳴モードの節の近傍から冷媒を吐出することができる。これにより、冷媒の吐出音をより低減することが可能となる。
また、第2の発明では、脈動の大きさと位相が互いに等しい冷媒ガスが、開口の中心に対して点対称に配置される2つの出口部から吐出される為、2つの出口部から吐出される冷媒がマフラーの上部の空間に対して対称音源となり、2つの対称音源が相互に干渉することになるので、円周方向の定在波が干渉しあって冷媒ガスの圧力脈動が相互に相殺されることになる。よって、新たな定在波の発生が抑制されて、騒音の低減を効果的に図ることができる。
また、第3の発明では、出口部を絞り部によって最も流路断面積が狭められる位置に対して入口部の反対側に配置することによって、当該流路断面積が狭められた位置で冷媒のエネルギーを減衰させた後、出口部から冷媒を吐出することができる。これにより、冷媒の吐出音をさらに低減することができる。
また、第4の発明では、ボルト設置部を非対称な形状とすることで、当該ボルト設置部の設計の自由度が広がり、ボルト設置部の形状を自由に設計することができる。このため、当該ボルト設置部に対応する絞り部の形状によって、その形状及び容積が変化するマフラー空間を自由に設計することが可能となり、冷媒の吐出音に係る騒音を抑制することが可能となる。
また、第5の発明では、マフラー部材を2重構造にすることなく、1つの当該マフラー部材で、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
また、第6の発明では、他のマフラー部材である程度消音した後、さらに、このマフラー部材で、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
また、第7の発明では、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる圧縮機を得ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係るロータリー圧縮機の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るマフラー部材を備えたロータリー圧縮機の断面図であり、図2は、図1に示した圧縮機の圧縮機構の平面図である。図3は、図2に示した圧縮機構のマフラー部材の平面図であり、図4は、マフラー空間の流路断面積が狭められた領域を示した図である。図5は、図2に示した圧縮機構のフロントヘッドの平面図である。以下、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態に係るマフラー部材40を備えたロータリー圧縮機1について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るマフラー部材を備えたロータリー圧縮機の断面図であり、図2は、図1に示した圧縮機の圧縮機構の平面図である。図3は、図2に示した圧縮機構のマフラー部材の平面図であり、図4は、マフラー空間の流路断面積が狭められた領域を示した図である。図5は、図2に示した圧縮機構のフロントヘッドの平面図である。以下、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態に係るマフラー部材40を備えたロータリー圧縮機1について詳細に説明する。
ロータリー圧縮機1は、図1に示すように、1シリンダ型ロータリー圧縮機であって、密閉ケーシング10と、密閉ケーシング10内に配置される駆動機構20及び圧縮機構30とを備えている。このロータリー圧縮機1は、いわゆる高圧ドーム型の圧縮機であって、密閉ケーシング10内において、圧縮機構30が駆動機構20の下側に配置される。また、密閉ケーシング10の下部には、圧縮機構30の各摺動部に供給される潤滑油2が貯留されている。
駆動機構20は、圧縮機構30を駆動するために設けられており、駆動源となるモータ21と、モータ21に取り付けられるシャフト22とを備えている。
モータ21は、ロータ21aと、このロータ21aの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ21bとを有している。このロータ21aには、当該ロータ21aの回転と共に回転するシャフト22が挿入されている。そして、ロータ21aは、積層された電磁鋼板からなるロータ本体と、このロータ本体に埋設された磁石とを有している。また、ステータ21bは、積層された電磁鋼板からなるステータ本体と、このステータ本体に巻回されたコイルとを有している。モータ21は、コイルに電流を流すことによってステータ21bに発生する電磁力により、ロータ21aをシャフト22と共に回転させる。
シャフト22は、駆動機構20の駆動力を圧縮機構30に伝達する機能を有しており、上記したロータ21aと共に回転することによって、圧縮機構30のローラ70を回転させる。このシャフト22には、後述するシリンダ60のシリンダ室B内に位置するように偏心部22aが設けられる。この偏心部22aには、ローラ70が装着されている。これにより、シャフト22の回転に伴って、偏心部22aに装着されるローラ70がシリンダ室Bで回転する。
一方、圧縮機構30は、アキュムレータ(図示せず)から吸入した冷媒を圧縮するために設けられている。この圧縮機構30により圧縮された冷媒は、駆動機構20のステータ21bとロータ21aとの間のエアギャップを通過して、駆動機構20を冷却した後、吐出管11から吐出される。この圧縮機構30は、駆動機構20のシャフト22の回転軸方向に沿って上から下に向かって、マフラー部材40と、フロントヘッド50と、シリンダ60及びローラ70と、リアヘッド80とを有している。
マフラー部材40は、フロントヘッド50の上面に取り付けられており、マフラー空間Aを形成して、冷媒の吐出に伴う騒音の低減を図っている。このマフラー部材40は、図2及び図3に示すように、フロントヘッド50(架台)の上面と共にマフラー空間Aを形成する突出部41と、フロントヘッド50の本体部51(図5参照)の上面に当接する水平部42とを有している。
突出部41の中央部分には、図3に示すように、上記したシャフト22及びフロントヘッド50のボス部52を通過させる開口41aと、後述するフロントヘッド50に形成される吐出ポート51cからマフラー空間Aに導入された冷媒を吐出するための2つの出口孔41b及び41cとが形成されている。この開口41aと出口孔41b,41cとは、連結して形成されている。この突出部41は、平面的に見て、開口41aの中心を通過する直線CL1に対して線対称な形状で、且つ、その直線CL1に直交する直線であって、出口孔41bの中心と出口孔41cの中心とを通過する直線CL2に対して非対称の形状である。また、2つの出口孔41b及び41cは、上記した開口41aの中心に対して点対称の位置に形成されている。ここで、本実施形態では、上記した吐出ポート51cから出口孔41bまでのガス経路Q1、及び、吐出ポート51cから出口孔41cまでのガス経路Q2は、互いに略等しい音響特性を有している。2つのガス経路Q1とQ2との音響特性が、互いに、等しいとは、上記2つのガス経路Q1とQ2とを通過した冷媒ガスの脈動の大きさと位相とが、互いに、一致することをいう。そして、本実施形態では、この出口孔41b及び41cは、共にマフラー空間Aの流路断面積が狭められた領域に対応する位置に配置される。なお、上記した「マフラー空間Aの流路断面積が狭められた領域」とは、図4に示すように、後述する絞り部43a及び43bによってマフラー空間Aの流路断面積が、マフラー空間Aの他の流路断面積より狭められた領域(図4の斜線領域)S1及びS2をいう。また、出口孔41bは、上記した領域S1内において、後述する絞り部43aによって最も流路断面積が狭められる位置P1に対して吐出ポート51cの反対側に配置されると共に、出口孔41cは、上記した領域S2内において、後述する絞り部43bによって最も流路断面積が狭められる位置P2に対して吐出ポート51cの反対側に配置される。
そして、本実施形態では、突出部41は、マフラー空間Aの内側に向かって張り出し、当該マフラー空間Aの流路断面積を狭める3つの絞り部43a〜43cを有している。この絞り部43aは、マフラー空間の吐出ポート51cから出口孔41bに至る流路断面積を狭めており、絞り部43bは、マフラー空間の吐出ポート51cから出口孔41cに至る流路断面積を狭めている。このように、絞り部43a及び43bを設けることによって、吐出ポート51cから吐出された冷媒は、当該絞り部43a及び43bで流れを抑制されて、各出口孔41b及び41cから吐出される。このように、奇数個の絞り部43a〜43cを設けることによって、図3に示すように、マフラー空間Aが、奇数個の空間Z1〜Z3に区分されることになる。
また、水平部42には、マフラー部材40をフロントヘッド50に固定するためのボルト45が嵌挿されるボルト孔42a〜42cがそれぞれ形成されたボルト設置部44a〜44cが設けられている。このボルト設置部44a〜44cは、上記した絞り部43a〜43cのそれぞれの外側に設けられており、当該ボルト設置部44a〜44cの形状と絞り部43a〜43cの形状とは相互に対応している。このボルト設置部44a〜44cは、一般的には、マフラー空間Aの容積を可能な限り大きく確保する観点から、ボルト45を設置するために必要最小限の大きさとなっているが、本実施形態では、ボルト設置部44a及び44bは、ボルト45の設置箇所を選択できる程度の面積を有している。そして、このボルト設置部44aは、開口41aの中心とボルト孔42aの中心とを通過する直線CL3に対して非対称であって、且つ、ボルト設置部44bは、開口41aの中心とボルト孔42bの中心とを通過する直線CL4に対して非対称である。なお、ボルト設置部44cは、ボルト45を設置するために必要最小限の大きさとなっている。
フロントヘッド50は、シリンダ60の上側に配置され、シリンダ60のシリンダ室Bの上方の開口を閉塞する。このフロントヘッド50は、図5に示すように、シャフト22が挿入される軸受け孔51aを有する円板状の本体部51と、軸受け孔51aを囲むように当該本体部51から上方に突出する環状のボス部52とを有している。そして、本体部51には、上方が開口した凹状の弁収容室51bと、当該弁収容室51bに連通する吐出ポート51cとが形成されている。これにより、シリンダ60のシリンダ室Bにおけるローラ70の回転駆動によって圧縮された冷媒は、吐出ポート51cを介して当該弁収容室51bに導かれる。また、弁収容室51b内には、吐出ポート51cの出口を開閉する吐出弁53と、当該吐出弁53の開放を規制する押え部材(図示せず)とが設けられている。この吐出弁53の基端部は、ピン54により弁収容室51bの底面に固定され、その先端部が吐出ポート51cを開放している。また、本体部51の外縁部分には、上記したマフラー部材40に形成される3つのボルト孔42a〜42cに対応するそれぞれの位置に、ボルト45を嵌挿するための3つのボルト孔55a〜55cと、圧縮機構30の各部材を組み付けるスルーボルト(図示せず)を嵌挿するためのスルーボルト孔(図示せず)とが設けられている。
シリンダ60には、図1に示すように、シャフト22の回転に伴って偏心運動するローラ70が配置されるシリンダ室Bが設けられる。このシリンダ室Bとマフラー空間Aとは、上記した吐出ポート51cを介して連通される。したがって、シャフト22の偏心部22aに装着されるローラ70の偏心運動によって圧縮された冷媒は、シリンダ室Bから上記した吐出ポート51cを介してマフラー空間Aに導かれる。
リアヘッド80は、シリンダ60の下側に配置され、シリンダ60のシリンダ室Bの下方の開口を閉塞する。このリアヘッド80は、フロントヘッド50と同様に、シャフト22が嵌挿される軸受け孔81aを有する円板状の本体部81と、軸受け孔81aを囲むように当該本体部81から下方に突出する環状のボス部82とを有している。
[本実施形態のマフラー部材の特徴]
本実施形態のマフラー部材40には、以下のような特徴がある。
本実施形態のマフラー部材40には、以下のような特徴がある。
本実施形態のマフラー部材40では、マフラー空間Aの流路断面積を狭める絞り部43a〜43cを奇数個設けることで、各共鳴モードが励起しにくくなるので、各共鳴モードにおいて冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、出口孔41b及び41cを、マフラー空間Aの流路断面積が狭められた領域S1及びS2にそれぞれ配置することによって、圧力変動が小さい音響共鳴モードの節の近傍から冷媒を吐出することができる。これにより、冷媒の吐出音をより低減することが可能となる。
また、本実施形態のマフラー部材40では、出口孔41b及び41cを絞り部43a及び43bによって最も流路断面積が狭められる位置P1及びP2に対して吐出ポート51cの反対側に配置することによって、当該流路断面積が狭められた位置で冷媒のエネルギーを減衰させた後、出口孔41b及び41cから冷媒を吐出することができる。これにより、冷媒の吐出音をさらに低減することができる。
また、本実施形態のマフラー部材40では、脈動の大きさと位相が互いに等しい冷媒ガスが、開口41aの中心に対して点対称に配置される2つの出口孔41b及び41cから吐出される為、2つの出口孔41b及び41cから吐出される冷媒がマフラー部材40の上部の空間に対して対称音源となり、2つの対称音源が相互に干渉することになるので、円周方向の定在波が干渉しあって冷媒ガスの圧力脈動が相互に相殺されることになる。よって、新たな定在波の発生が抑制されて、騒音の低減を効果的に図ることができる。
また、本実施形態のマフラー部材40では、ボルト設置部44a及び44bを非対称な形状とすることで、当該ボルト設置部44a及び44bの設計の自由度が広がり、ボルト設置部44a〜44cの形状を自由に設計することができる。このため、当該ボルト設置部44a及び44bに対応する絞り部43a及び43bの形状によって、その形状及び容積が変化するマフラー空間Aを自由に設計することが可能となり、冷媒の吐出音に係る騒音を抑制することが可能となる。
また、フロントヘッド50と共にマフラー空間Aを形成するこのマフラー部材40を用いることによって、マフラー部材を2重構造にすることなく、この1つのマフラー部材40で、音響共鳴モードに係る冷媒の吐出音を抑制することができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係るマフラー部材を備えたロータリー圧縮機の圧縮機構の平面図である。図7は、図6に示した圧縮機構のマフラー部材の平面図であり、図8は、マフラー空間の流路断面積が狭められた領域を示した図である。次に、図6〜図8を参照して、本発明の第2実施形態に係るマフラー部材140について詳細に説明する。なお、第1実施形態と同じ部材については、第1実施形態と同じ符号を付しその説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るマフラー部材を備えたロータリー圧縮機の圧縮機構の平面図である。図7は、図6に示した圧縮機構のマフラー部材の平面図であり、図8は、マフラー空間の流路断面積が狭められた領域を示した図である。次に、図6〜図8を参照して、本発明の第2実施形態に係るマフラー部材140について詳細に説明する。なお、第1実施形態と同じ部材については、第1実施形態と同じ符号を付しその説明を省略する。
マフラー部材140は、フロントヘッド50の上面に取り付けられており、マフラー空間Aを形成して、冷媒の吐出に伴う騒音の低減を図っている。このマフラー部材140は、図6及び図7に示すように、フロントヘッド50の上面と共にマフラー空間Aを形成する突出部141と、フロントヘッド50の本体部51の上面に当接する水平部142とを有している。
突出部141の中央部分には、上記したシャフト22及びフロントヘッド50のボス部52を通過させる開口141aと、後述するフロントヘッド50に形成される吐出ポート51cからマフラー空間Aに導入された冷媒を吐出するための2つの出口孔141b及び141cとが形成されている。この開口141aと、出口孔141b,141cとは、所定の距離離れて配置されている。この突出部141は、平面的に見て、開口141aの中心を通過する直線CL101に対して線対称な形状で、且つ、出口孔141bの中心と出口孔141cの中心とを通過する直線CL102に対して非対称の形状である。また、2つの出口孔141b及び141cは、上記した開口141aの中心に対して点対称の位置に形成されている。ここで、本実施形態では、上記した吐出ポート51cから出口孔141bまでのガス経路Q101、及び、吐出ポート51cから出口孔141cまでのガス経路Q102は、互いに略等しい音響特性を有している。2つのガス経路Q101とQ102との音響特性が、互いに、等しいとは、上記2つのガス経路Q101とQ102とを通過した冷媒ガスの脈動の大きさと位相とが、互いに、一致することをいう。そして、本実施形態では、図8に示すように、この出口孔141b及び141cは、共にマフラー空間Aの流路断面積が狭められた領域S101及びS102に対応する位置に配置される。また、出口孔141bは、上記した領域S101内において、後述する絞り部143aによって最も流路断面積が狭められる位置P3に対して吐出ポート51cの反対側に配置されると共に、出口孔141cは、上記した領域S102内において、後述する絞り部143bによって最も流路断面積が狭められる位置P4に対して吐出ポート51cの反対側に配置される。
そして、本実施形態では、突出部141は、マフラー空間Aの内側に向かって張り出し、当該マフラー空間Aの流路断面積を狭める3つの絞り部143a〜143cを有している。この絞り部143aは、マフラー空間の吐出ポート51cから出口孔141bに至る流路断面積を狭めており、絞り部143bは、マフラー空間の吐出ポート51cから出口孔141cに至る流路断面積を狭めている。このように、絞り部143a及び143bを設けることによって、吐出ポート51cから吐出された冷媒は、当該絞り部143a及び143bで流れを抑制されて、各出口孔141b及び141cから吐出される。このように、奇数個の絞り部143a〜143cを設けることによって、マフラー空間Aが、奇数個の空間Z101〜Z103に区分されることになる。
また、水平部142には、マフラー部材140をフロントヘッド50に固定するためのボルト45が嵌挿されるボルト孔142a〜142cがそれぞれ形成されたボルト設置部144a〜144cが設けられている。このボルト設置部144a〜144cは、上記した絞り部143a〜143cのそれぞれの外側に設けられており、当該ボルト設置部144a〜144cの形状と絞り部143a〜143cの形状とは相互に対応している。この第2実施形態では、ボルト設置部144a〜144cは、第1実施形態と異なり、マフラー空間Aの容積を可能な限り大きく確保する観点から、ボルト45を設置するために必要最小限の大きさとなっている。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、1シリンダ型の圧縮機に本発明を適用する例について説明したが、本発明はこれに限らず、2シリンダ型の圧縮機にも適用可能である。この場合、本発明に係るマフラー部材をフロント側のマフラー部材及びリア側のマフラー部材の両方に適用してもよいし、フロント側のマフラー部材及びリア側のマフラー部材のいずれか一方にのみ適用してもよい。
また、上記第1実施形態では、1つのマフラー部材40で冷媒の吐出に係る騒音を低減する圧縮機について説明したが、本発明はこれに限らず、図9に示した変形例に係る圧縮機200のように、2つのマフラー部材240A及び240B(2重マフラー構造)で冷媒の吐出音を低減してもよい。この場合、本発明に係る奇数個の絞り部を有するマフラー部材を、下側のマフラー部材240A及び上側のマフラー部材240Bのいずれか一方にのみ適用してもよいし、両方のマフラー部材240A及び240Bに適用してもよい。例えば、上側のマフラー部材240Bに本発明に係るマフラー部材を適用し、下側のマフラー部材240Aを本発明の架台とした場合、下側のマフラー部材240A内で冷媒の吐出音をある程度消音した後、さらに、当該上側のマフラー部材240B内で、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、3つの絞り部を有するマフラー部材について説明したが、本発明はこれに限らず、奇数個であれば5つ以上の絞り部を有しているマフラー部材であってもよい。
また、上記第1実施形態では、マフラー部材40の2つの出口孔41b及び41cがフロントヘッド50のボス部52を通過させる開口41aに連結している例について説明したが、本発明はこれに限らず、図10に示す変形例に係るマフラー部材340のように、2つの出口孔341b及び341cが開口341aと分離していてもよい。
また、上記第1実施形態では、吐出ポート(入口部)51cが1つの場合について説明したが、本発明はこれに限らず、2シリンダの圧縮機に本発明のマフラー部材を適用した場合や2重マフラー構造において上段のマフラー部材(図9における上側のマフラー部材240B)に本発明のマフラー部材を適用した場合など、入口部が2つの場合にも、所望の効果を得ることができる。つまり、図11に示す変形例に係るマフラー部材440の2つの出口孔441b及び441cは、平面的に見て開口441aの中心に対して点対称の2箇所に設けられる。そして、架台(ヘッド又は下段のマフラー部材)に設けられる第1入口部451から当該2つの出口孔441b及び441cのそれぞれまでのガス経路Q401及びQ402を互いに略等しい音響特性を有するようにし、且つ、第2入口部452から当該2つの出口孔441b及び441cのそれぞれまでのガス経路Q403及びQ404を互いに略等しい音響特性を有するようにする。これにより、脈動の大きさと位相とが互いに等しい冷媒ガスが、開口441aの中心に対して点対称に配置される2つの出口孔441b及び441cから吐出される為、2つの出口孔441b及び441cから吐出される冷媒が当該マフラー部材440の上部の空間に対して対称音源となり、2つの対称音源が相互に干渉することになるので、円周方向の定在波が干渉しあって冷媒ガスの圧力脈動が相互に相殺されることになる。よって、新たな定在波の発生が抑制されて、騒音の低減を効果的に図ることができる。
本発明を利用すれば、音響共鳴モードが励起されるのを抑制して、冷媒の吐出音が増幅されるのを抑制することができるマフラー部材及びそのマフラー部材を備えた圧縮機を得ることができる。
1,200 圧縮機
22 シャフト(軸部材)
40,140,240A,340,440 マフラー部材
240A マフラー部材(架台)
41,141 突出部
41a,141a,341a 開口
41b,41c,141b,141b,341b,341c,441b,441c 出口孔(出口部)
42a,42b,42c,142a,142b,142c ボルト孔
43a,43b,43c,143a,143b,143c 絞り部
44a,44b,44c,144a,144b,144c ボルト設置部
45 ボルト
50 フロントヘッド(架台,ヘッド部材)
51c 吐出ポート(入口部)
A マフラー空間
CL1 直線(第1直線)
CL2 直線(第2直線)
22 シャフト(軸部材)
40,140,240A,340,440 マフラー部材
240A マフラー部材(架台)
41,141 突出部
41a,141a,341a 開口
41b,41c,141b,141b,341b,341c,441b,441c 出口孔(出口部)
42a,42b,42c,142a,142b,142c ボルト孔
43a,43b,43c,143a,143b,143c 絞り部
44a,44b,44c,144a,144b,144c ボルト設置部
45 ボルト
50 フロントヘッド(架台,ヘッド部材)
51c 吐出ポート(入口部)
A マフラー空間
CL1 直線(第1直線)
CL2 直線(第2直線)
Claims (7)
- 架台と共にマフラー空間を形成する突出部を備え、
前記突出部は、
前記マフラー空間の内側に向かって張り出し、当該マフラー空間の流路断面積を狭める奇数個の絞り部と、
前記絞り部により前記マフラー空間の流路断面積が狭められた領域に対応する位置に配置される出口部とを有することを特徴とする、マフラー部材。 - 前記突出部には、軸部材を通過させる開口が設けられており、
前記出口部は、平面的に見て前記開口の中心に対して点対称の2箇所に設けられ、
前記架台に設けられる入口部から、前記2箇所の出口部のそれぞれまでのガス経路は、互いに略等しい音響特性を有することを特徴とする、請求項1に記載のマフラー部材。 - 前記出口部は、前記絞り部によって最も流路断面積が狭められる位置に対して前記架台に設けられる入口部の反対側に配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のマフラー部材。
- 前記突出部には、軸部材を通過させる開口が設けられており、
前記奇数個の絞り部のそれぞれの外側には、前記マフラー部材を前記架台に取り付けるためのボルトが挿入されるボルト孔を有するボルト設置部が奇数個設けられており、
前記奇数個のボルト設置部の少なくとも1つは、平面的に見て前記ボルト孔の中心と前記開口の中心とを通過する直線に対して非対称であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマフラー部材。 - 前記架台は、ヘッド部材であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のマフラー部材。
- 前記架台は、他のマフラー部材であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のマフラー部材。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のマフラー部材を備えることを特徴とする、圧縮機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009089740A JP2010242541A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | マフラー部材及びそのマフラー部材を備えた圧縮機 |
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JP2009089740A JP2010242541A (ja) | 2009-04-02 | 2009-04-02 | マフラー部材及びそのマフラー部材を備えた圧縮機 |
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---|---|
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-
2009
- 2009-04-02 JP JP2009089740A patent/JP2010242541A/ja active Pending
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