JP4911147B2 - マフラ部材及びそのマフラ部材を備えた圧縮機 - Google Patents

マフラ部材及びそのマフラ部材を備えた圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、開口の中心に対して点対称の位置に配置される2つの出口孔を有するマフラ部材及びそのマフラ部材を備えた圧縮機に関する。
従来、冷媒の吐出に伴う騒音を抑制するマフラ部材が種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、マフラ吐出口をマフラ外部空間に対し対称音源となるよう配置することでマフラ外部空間の新たな定在波の発生を抑制するマフラ部材が開示されている。対称音源の場合、吐出ガスが相互に干渉することになるのでガスが吐出される空間の円周方向の定在波が干渉しあってガスの圧力脈動が相互に相殺されることになる。よって新たな定在波の発生が抑制されて騒音の低減を効果的に図ることができる。この特許文献1では、マフラを二重構造にすることで二段膨張マフラとし、さらに2段目マフラにより形成されるマフラ空間に対し、1段目マフラの吐出口を対称音源に配置すると共に、2段目マフラ外部空間に対し、2段目マフラの吐出口を対称音源に配置することにより、2段目マフラにより形成されるマフラ空間と2段目マフラ外部空間との新たな定在波の発生を抑制し、消音効果を高めている。
前述したようにマフラ外側空間に対して対称音源となるように2つの吐出口を配置してマフラ外側空間の共鳴を抑制し、且つ、その2つの吐出口をマフラ内共鳴1次モードの節の位置に設けるためには、図12に示すように、マフラ部材500の突出部540の形状を、開口541の中心を通過する直線CL501に対して線対称にし、且つ、前記直線CL501に直交すると共に2つの吐出口542及び543の中心を通過する直線CL502に対して線対称にするのが理想的である。このとき、2つの吐出口542及び543は、開口541の中心に対して点対称で、且つ、直線CL501に対して線対称に配置するのが理想的である。
特開平5−133377号公報
しかしながら、図12に示した理想的な形状のマフラ部材500では、2つの吐出口542及び543の相互位置が制限されてしまう。このため、当該2つの吐出口542及び543が、自ずとマフラ内音響共鳴モードにおける2次共鳴モードの腹位置に配置されることになる。これは、図12に示すように、マフラ空間を形成する突出部540の輪郭線を、上記した直線CL501及びCL502によって、4つの輪郭線OL501〜OL504に区分する場合において、輪郭線OL501と輪郭線OL502との長さが等しく、且つ、輪郭線OL503と輪郭線OL504との長さが等しくなり、輪郭線OL501及び輪郭線OL502の長さの中心P501、輪郭線OL503及び輪郭線OL504の長さの中心P502、及び、開口541の中心を通過する直線(直線CL502と同じ)上に、2次共鳴モードの腹の位置が配置されてしまうからである。
ここで、図13を参照して、マフラ空間に励起される音響共鳴モードについて説明する。理想的な形状のマフラ部材500におけるマフラ空間には、図13に示すように、圧力変動が大きい一対の「腹」及び圧力変動が小さい一対の「節」を有する1次共鳴モード(図13(a))、圧力変動が大きい二対の「腹」及び圧力変動が小さい二対の「節」を有する2次共鳴モード(図13(b))、・・・の各次の共鳴モードが励起される。
そして、上記したように、各次の共鳴モードにおける腹(図中「+」又は「−」が付される領域)の位置は、圧力変動が大きくなっているので、その腹の位置から冷媒が吐出されると、特定の周波数帯の音が顕著に現れる。例えば、マフラ空間の2次共鳴モードにおける腹の位置から冷媒が吐出されると、約2.7kHz帯の音が顕著に現れる。
このため、理想的な形状のマフラ部材500では、マフラ外側空間に対し、吐出口を対称音源となるよう配置することによってマフラ外側空間の共鳴モード(約800kHz帯)の騒音レベルは低減できるものの、マフラ空間の2次共鳴モードの腹の位置から冷媒が吐出されることに伴う約2.7kHz帯の騒音のレベルが顕著に現れるという問題がある。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することが可能なマフラ部材及びそのマフラ部材を備えた圧縮機を提供することを目的とする。
第1の発明にかかるマフラ部材は、圧縮された冷媒が吐出される空間に対して侵入可能に設けられる1つの入口部を有する架台と共にマフラ空間を形成する突出部を備え、突出部は、軸部材を通過させる開口と、平面的に見て開口の中心に対して点対称に配置される第1出口部及び第2出口部とを有し、平面的に見て、記開口の中心を通過する第1直線と、第1直線に直交し且つ第1出口部の中心と第2出口部の中心とを通過する第2直線とにより、突出部の輪郭を形成する輪郭線を、第1輪郭線〜第4輪郭線に区分する場合において、第2直線に対して入口部側で且つ第1直線に対して第1出口部側の第1輪郭線と、第2直線に対して入口部の反対側で且つ第1直線に対して第1出口部側の第2輪郭線とは、長さが異なり、第2直線に対して入口部側で且つ第1直線に対して第2出口部側の第3輪郭線と、第2直線に対して入口部の反対側で且つ第1直線に対して第2出口部側の第4輪郭線とは、長さが異なり、第1輪郭線と第3輪郭線との長さが等しく、且つ、第2輪郭線と第4輪郭線との長さが等しく、平面的に見て、第1直線と第2直線とにより、マフラ空間を、第1マフラ空間〜第4マフラ空間に区分する場合において、第1輪郭線に対応する第1マフラ空間と第3輪郭線に対応する第3マフラ空間との容積が等しく、且つ、第2輪郭線に対応する第2マフラ空間と第4輪郭線に対応する第4マフラ空間との容積が等しい。
第2の発明にかかるマフラ部材は、圧縮された冷媒が吐出される空間に対して侵入可能に設けられる複数の入口部を有する架台と共にマフラ空間を形成する突出部を備え、突出部は、軸部材を通過させる開口と、平面的に見て開口の中心に対して点対称に配置される第1出口部及び第2出口部とを有し、平面的に見て、記開口の中心を通過する第1直線と、第1直線に直交し且つ第1出口部の中心と第2出口部の中心とを通過する第2直線とにより、突出部の輪郭を形成する輪郭線を、第1輪郭線〜第4輪郭線に区分する場合において、第2直線に対して複数の入口部から選択される所定の入口部側で且つ第1直線に対して第1出口部側の第1輪郭線と、第2直線に対して所定の入口部の反対側で且つ第1直線に対して第1出口部側の第2輪郭線とは、長さが異なり、第2直線に対して所定の入口部側で且つ第1直線に対して第2出口部側の第3輪郭線と、第2直線に対して所定の入口部の反対側で且つ第1直線に対して第2出口部側の第4輪郭線とは、長さが異なり、第1輪郭線と第3輪郭線との長さが等しく、且つ、第2輪郭線と第4輪郭線との長さが等しく、平面的に見て、第1直線と第2直線とにより、マフラ空間を、第1マフラ空間〜第4マフラ空間に区分する場合において、第1輪郭線に対応する第1マフラ空間と第3輪郭線に対応する第3マフラ空間との容積が等しく、且つ、第2輪郭線に対応する第2マフラ空間と第4輪郭線に対応する第4マフラ空間との容積が等しい。
本願発明者らは、第1輪郭線と第2輪郭線とを異なる長さにすると共に、第3輪郭線と第4輪郭線とを異なる長さにすれば、第1出口部及び第2出口部を、マフラ内音響共鳴モードにおける2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことができることを見出した。また、本願発明者らは、第1輪郭線の長さと第3輪郭線の長さを等しくして且つ第1マフラ空間の容積と第3マフラ空間の容積とを等しくすると共に、第2輪郭線の長さと第4輪郭線の長さとを等しくして且つ第2マフラ空間の容積と第4マフラ空間の容積とを等しくすることで、2つの出口部を、マフラ外側空間に対して対称音源となるように配置することができることを見出した。このため、本発明では、2つの出口部をマフラ外側空間に対して対称音源となるように配置しつつ、2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことが可能となる。その結果、両出口部を、マフラ外側空間に対して対称音源となるように配置することで、約800Hz帯の音を低減し、且つ、両出口部を、2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことで、約2.7kHz帯の音を低減することが可能となる。
第3の発明にかかるマフラ部材は、第1又は第2の発明にかかるマフラ部材において、突出部を平面的に見た場合において、その突出部は、第2直線に対して非対称な形状である。
このマフラ部材では、突出部を第2直線に対して非対称な形状とすることによって、容易に、第1輪郭線と第2輪郭線とを異なる長さにすることができると共に、第3輪郭線と第4輪郭線とを異なる長さにすることができる。その結果、第1出口部及び第2出口部を容易に2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことができる。
第4の発明にかかるマフラ部材は、第1〜第3のいずれかの発明にかかるマフラ部材において、突出部は、マフラ空間の入口部から第1出口部に至る流路断面積を狭める第1絞り部と、マフラ空間の入口部から第2出口部に至る流路断面積を狭める第2絞り部とをさらに有する。
このマフラ部材では、第1絞り部及び第2絞り部を設けることによって、突出部の輪郭線の長さを変化させることができる。これにより、容易に、第1輪郭線と第2輪郭線とを異なる長さにすることが可能となると共に、第3輪郭線と第4輪郭線とを異なる長さにすることが可能となり、第1出口部及び第2出口部を容易に2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことが可能となる。また、この第1絞り部及び第2絞り部では、入口部から第1出口部及び第2出口部に至る冷媒のエネルギーが減衰することになるので、第1出口部及び第2出口部から吐出される冷媒の騒音をより低減することができる。
第5の発明にかかるマフラ部材は、第1〜第4のいずれかの発明にかかるマフラ部材において、架台は、ヘッド部材である。
ヘッド部材と共にマフラ空間を形成するこのマフラ部材を用いることによって、1つのマフラ部材で、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することができる。
第6の発明にかかるマフラ部材は、第1〜第4のいずれかの発明にかかるマフラ部材において、架台は、他のマフラ部材である。
他のマフラ部材と共にマフラ空間を形成するこのマフラ部材を用いることによって、他の1段目のマフラ部材である程度消音した後、さらに、この2段目のマフラ部材で、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することができる。
第7の発明にかかる圧縮機は、上記したいずれかのマフラ部材を備えている。
この圧縮機では、上記したいずれかのマフラ部材を用いることによって、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1及び第2の発明では、2つの出口部をマフラ外側空間に対して対称音源となるように配置しつつ、2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことが可能となる。その結果、両出口部を、マフラ外側空間に対して対称音源となるように配置することで、約800Hz帯の音を低減し、且つ、両出口部を、2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことで、約2.7kHz帯の音を低減することが可能となる。
また、第3の発明では、突出部を第2直線に対して非対称な形状とすることによって、容易に、第1輪郭線と第2輪郭線とを異なる長さにすることができると共に、第3輪郭線と第4輪郭線とを異なる長さにすることができる。その結果、第1出口部及び第2出口部を容易に2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことができる。
また、第4の発明では、第1絞り部及び第2絞り部を設けることによって、突出部の輪郭線の長さを変化させることができる。これにより、容易に、第1輪郭線と第2輪郭線とを異なる長さにすることが可能となると共に、第3輪郭線と第4輪郭線とを異なる長さにすることが可能となり、第1出口部及び第2出口部を容易に2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことが可能となる。また、この第1絞り部及び第2絞り部では、入口部から第1出口部及び第2出口部に至る冷媒のエネルギーが減衰することになるので、第1出口部及び第2出口部から吐出される冷媒の騒音をより低減することができる。
また、第5の発明では、1つのマフラ部材で、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することができる。
また、第6の発明では、他の1段目のマフラ部材である程度消音した後、さらに、この2段目のマフラ部材で、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することができる。
また、第7の発明では、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することが可能な圧縮機を得ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係るロータリー圧縮機の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマフラ部材を備えたロータリー圧縮機の断面図であり、図2は、図1に示した圧縮機の圧縮機構の平面図である。図3は、図2に示した圧縮機構のマフラ部材の平面図であり、図4は、第1〜第4輪郭線及び第1〜第4マフラ空間を説明するための平面図である。図5及び図6は、図2に示した圧縮機構のマフラ部材の斜視図である。図7は、図2に示した圧縮機構のフロントヘッドの平面図である。以下、図1〜図7を参照して、本発明の一実施形態に係るマフラ部材40を備えたロータリー圧縮機1について詳細に説明する。
ロータリー圧縮機1は、図1に示すように、1シリンダ型ロータリー圧縮機であって、密閉ケーシング10と、密閉ケーシング10内に配置される駆動機構20及び圧縮機構30とを備えている。このロータリー圧縮機1は、いわゆる高圧ドーム型の圧縮機であって、密閉ケーシング10内において、圧縮機構30が駆動機構20の下側に配置される。また、密閉ケーシング10の下部には、圧縮機構30の各摺動部に供給される潤滑油2が貯留されている。
駆動機構20は、圧縮機構30を駆動するために設けられており、駆動源となるモータ21と、モータ21に取り付けられるシャフト22とを備えている。
モータ21は、ロータ21aと、このロータ21aの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ21bとを有している。このロータ21aには、当該ロータ21aの回転と共に回転するシャフト22が挿入されている。そして、ロータ21aは、積層された電磁鋼板からなるロータ本体と、このロータ本体に埋設された磁石とを有している。また、ステータ21bは、積層された電磁鋼板からなるステータ本体と、このステータ本体に巻回されたコイルとを有している。モータ21は、コイルに電流を流すことによってステータ21bに発生する電磁力により、ロータ21aをシャフト22と共に回転させる。
シャフト22は、駆動機構20の駆動力を圧縮機構30に伝達する機能を有しており、上記したロータ21aと共に回転することによって、圧縮機構30のローラ70を回転させる。このシャフト22には、後述するシリンダ60のシリンダ室B内に位置するように偏心部22aが設けられる。この偏心部22aには、ローラ70が装着されている。これにより、シャフト22の回転に伴って、偏心部22aに装着されるローラ70がシリンダ室Bで回転する。
一方、圧縮機構30は、アキュムレータ(図示せず)から吸入した冷媒を圧縮するために設けられている。この圧縮機構30により圧縮された冷媒は、駆動機構20のステータ21bとロータ21aとの間のエアギャップを通過して、駆動機構20を冷却した後、吐出管11から吐出される。この圧縮機構30は、駆動機構20のシャフト22の回転軸方向に沿って上から下に向かって、マフラ部材40と、フロントヘッド50と、シリンダ60及びローラ70と、リアヘッド80とを有している。
マフラ部材40は、フロントヘッド50の上面に取り付けられており、フロントヘッド50の表面と共にマフラ空間Aを形成して、冷媒の吐出に伴う騒音の低減を図っている。このマフラ部材40は、図2及び図3に示すように、フロントヘッド50の上面と共にマフラ空間Aを形成する突出部41と、フロントヘッド50の本体部51(図7参照)の上面に当接する水平部42とを有している。
突出部41の中央部分には、図3〜図6に示すように、上記したシャフト22及びフロントヘッド50のボス部52を通過させる開口41aと、後述するフロントヘッド50に形成される吐出ポート51cからマフラ空間Aに導入された冷媒を吐出するための2つの出口孔41b及び41cとが形成されている。この開口41aと出口孔41b,41cとは、連結して形成されている。この突出部41は、図3に示すように、平面的に見て、開口41aの中心を通過する直線CL1に直交し且つ出口孔41bの中心と出口孔41cの中心とを通過する直線CL2に対して非対称の形状である。また、2つの出口孔41b及び41cは、上記した直線CL1に線対称で且つ開口41aの中心に対して点対称(以下、線対称且つ点対称と略する)に配置されている。
そして、本実施形態では、突出部41は、マフラ空間Aの吐出ポート51cから出口孔41bに至る流路断面積を狭める絞り部41dと、マフラ空間Aの吐出ポート51cから出口孔41cに至る流路断面積を狭める絞り部41eとを有している。このように、絞り部41d及び41eを設けることによって、吐出ポート51cから吐出された冷媒は、当該絞り部41d及び41eで一旦圧縮された後、膨張されて、各出口孔41b及び41cから吐出される。また、突出部41は、上記した絞り部41d及び41eに加えて、ボルト43を設置するための領域を確保するために形成された絞り部41f及び41gを有している。これらの絞り部41d〜41gは、それぞれマフラ空間Aの内側に向かって張り出している。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、平面的に見て、直線CL1と直線CL2とにより、突出部41の輪郭を形成する輪郭線を、第1輪郭線OL1〜第4輪郭線OL4に区分する場合において、直線CL2に対して吐出ポート51c側で且つ直線CL1に対して出口孔41b側の第1輪郭線OL1(実線)の長さとz、直線CL2に対して吐出ポート51cの反対側で且つ直線CL1に対して出口孔41b側の第2輪郭線OL2(破線)の長さとは、異なる長さであり、且つ、直線CL2に対して吐出ポート51c側で且つ直線CL1に対して出口孔41c側の第3輪郭線OL3(実線)の長さと、直線CL2に対して吐出ポート51cの反対側で且つ直線CL1に対して出口孔41c側の第4輪郭線OL4(破線)の長さとは、異なる長さである。また、本実施形態では、第1輪郭線OL1と第3輪郭線OL1との長さが等しく、且つ、第2輪郭線OL2と第4輪郭線OL4との長さが等しい。
また、本実施形態では、図4に示すように、平面的に見て、直線CL1と直線CL2とにより、マフラ空間Aを、第1マフラ空間A1〜第4マフラ空間A4に区分する場合において、第1輪郭線OL1に対応する第1マフラ空間A1と第3輪郭線OL3に対応する第3マフラ空間A3との容積は等しく、且つ、第2輪郭線OL2に対応する第2マフラ空間A2と第4輪郭線OL4に対応する第4マフラ空間A4との容積は等しい。
また、水平部42には、マフラ部材40をフロントヘッド50に固定するためのボルト43が嵌挿されるボルト孔42a及び42bがそれぞれ形成されたボルト受け面42c及び42dが設けられている。上記した絞り部41f及び41gは、このボルト受け面42c及び42dの形状及び大きさに応じて、その形状及び大きさが定まる。このため、マフラ空間Aの容積を可能な限り大きく確保する観点から、ボルト受け面42c及び42dの形状及び大きさは、ボルト43を設置するために必要最小限の大きさ及び形状となっている。
フロントヘッド50は、シリンダ60の上側に配置され、シリンダ60のシリンダ室Bの上方の開口を閉塞する。このフロントヘッド50は、図7に示すように、シャフト22が挿入される軸受け孔51aを有する円板状の本体部51と、軸受け孔51aを囲むように当該本体部51から上方に突出する環状のボス部52とを有している。そして、本体部51には、上方が開口した凹状の弁収容室51bと、当該弁収容室51bに連通する吐出ポート51cとが形成されている。これにより、シリンダ60のシリンダ室Bにおけるローラ70の回転駆動によって圧縮された冷媒は、吐出ポート51cを介して当該弁収容室51bに導かれる。また、弁収容室51b内には、吐出ポート51cの出口を開閉する吐出弁53と、当該吐出弁53の開放を規制する押え部材(図示せず)とが設けられている。この吐出弁53の基端部は、ピン54により弁収容室51bの底面に固定され、その先端部が吐出ポート51cを開放している。また、本体部51の外縁部分には、上記したマフラ部材40に形成される2つのボルト孔42a及び42bに対応するそれぞれの位置に、ボルト43を嵌挿するための2つのボルト孔51d及び51eと、圧縮機構30の各部材を組み付けるスルーボルト(図示せず)を嵌挿するためのスルーボルト孔(図示せず)とが設けられている。
シリンダ60には、図1に示すように、シャフト22の回転に伴って偏心運動するローラ70が配置されるシリンダ室Bが設けられる。このシリンダ室Bとマフラ空間Aとは、上記した吐出ポート51cを介して連通される。したがって、シャフト22の偏心部22aに装着されるローラ70の偏心運動によって圧縮された冷媒は、シリンダ室Bから上記した吐出ポート51cを介してマフラ空間Aに導かれる。
リアヘッド80は、シリンダ60の下側に配置され、シリンダ60のシリンダ室Bの下方の開口を閉塞する。このリアヘッド80は、フロントヘッド50と同様に、シャフト22が嵌挿される軸受け孔81aを有する円板状の本体部81と、軸受け孔81aを囲むように当該本体部81から下方に突出する環状のボス部82とを有している。
次に、上記した本発明の一実施形態に係るマフラ部材の効果を確認するために行った騒音レベル評価実験について説明する。この実験では、図3〜図6に示した本実施形態のマフラ部材(実施例)から吐出される冷媒に係る騒音と、図13に示した従来のマフラ部材(比較例)から吐出される冷媒に係る騒音とを比較した。その結果を、図8に示す。
図8に示すように、本発明の実施例に係るマフラ部材を用いた場合には、従来の比較例に係るマフラ部材を用いた場合に比べて、音響共鳴モードにおける2次共鳴モードの腹から吐出されることによって発生する約2.7kHz帯の騒音レベルが抑えられていることが分かった。また、両マフラ部材共に2つの出口孔を開口の中心に対して線対称且つ点対称に配置しているので、約800Hz帯の騒音レベルが抑えられていることが分かった。
なお、図8では、本発明の実施例に係るマフラ部材において、約500Hz帯〜約630Hz帯の音が従来の比較例に係るマフラ部材に比べて大きく出ているが、当該帯域に係る騒音は、冷媒の吐出に係る騒音とは無関係であって、発生原因が異なると考えられる。
[本実施形態のマフラ部材の特徴]
本実施形態のマフラ部材40には、以下のような特徴がある。
本実施形態のマフラ部材40では、第1輪郭線OL1と第2輪郭線OL2とを異なる長さにし、且つ、第3輪郭線OL3と第4輪郭線OL4とを異なる長さにすることによって、図9に示すように、出口孔41b及び出口孔41cを、音響共鳴モードにおける2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことができる。また、このマフラ部材40では、第1輪郭線OL1の長さと第3輪郭線OL3の長さとを等しくして且つ第1マフラ空間A1の容積と第3マフラ空間A3の容積とを等しくすると共に、第2輪郭線OL2の長さと第4輪郭線OL4の長さとを等しくして且つ第2マフラ空間A2の容積と第4マフラ空間A4の容積とを等しくすることで、出口孔41b及び出口孔41cを、マフラ外側空間に対して対称音源となるように配置することができる。これにより、2つの出口孔41b,41cをマフラ外側空間に対して対称音源となるように配置しつつ、2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことが可能となる。その結果、両出口孔41b,41cを、マフラ外側空間に対して対称音源となるように配置することで、約800Hz帯の音を低減し、且つ、両出口孔41b,41cを、マフラ内2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことで、約2.7kHz帯の音を低減することが可能となる。
また、本実施形態のマフラ部材40では、突出部41を直線CL2に対して非対称な形状とすることによって、第1輪郭線OL1と第2輪郭線OL2とを異なる長さにし、且つ、第3輪郭線OL3と第4輪郭線OL4とを異なる長さにすることができる。その結果、線対称且つ点対称に配置された出口孔41b及び41cの位置を容易に2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことができる。
また、本実施形態のマフラ部材40では、突出部41に絞り部41d及び41eを設けることによって、突出部41の第1輪郭線OL1及び第3輪郭線OL3の長さを変化させることができる。これにより、第1輪郭線OL1と第2輪郭線OL2とを異なる長さにすることが可能となり、且つ、第3輪郭線OL3と第4輪郭線OL4とを異なる長さにすることが可能となる。このため、線対称且つ点対称に配置された出口孔41b及び41cの位置を容易に2次共鳴モードにおける腹の位置からずらすことができる。また、この絞り部41d及び41eでは、吐出ポート51cから出口孔41b及び41cに至る冷媒のエネルギーが減衰することになるので、出口孔41b及び41cから吐出される冷媒の騒音をより低減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、1シリンダ型の圧縮機に本発明を適用する例について説明したが、本発明はこれに限らず、2シリンダ型の圧縮機にも適用可能である。この場合、本発明に係るマフラ部材をフロント側のマフラ部材及びリア側のマフラ部材の両方に適用してもよいし、フロント側のマフラ部材及びリア側のマフラ部材のいずれか一方にのみ適用してもよい。
また、上記実施形態では、1つのマフラ部材40で冷媒の吐出に係る騒音を低減する圧縮機について説明したが、本発明はこれに限らず、図10に示した変形例に係る圧縮機100のように、2つのマフラ部材140A及び140Bを有する2重マフラ構造を採用してもよい。この場合、本発明に係る輪郭線の長さが異なるマフラ部材を、下側のマフラ部材140A及び上側のマフラ部材140Bのいずれか一方にのみ適用してもよいし、両方のマフラ部材140A及び140Bに適用してもよい。
例えば、両方のマフラ部材140A及び140Bに本発明を適用した場合、マフラを二重構造にすることで二段膨張マフラとし、さらに2段目マフラにより形成されるマフラ空間に対し、1段目マフラの吐出口を対称音源に配置すると共に、2段目マフラ外部空間に対し、2段目マフラの吐出口を対称音源に配置することにより、2段目マフラにより形成されるマフラ空間と2段目マフラ外部空間との新たな定在波の発生を抑制するとともに、上側マフラ、下側内二次共鳴を抑制し、消音効果を高めることができる。
また、上記実施形態では、マフラ部材40の2つの出口孔41b及び41cがフロントヘッド50のボス部52を通過させる開口41aに連結している例について説明したが、本発明はこれに限らず、図11に示す変形例に係るマフラ部材240のように、2つの出口孔241b及び241cが開口241aと分離していてもよい。
また、上記実施形態では、2つのボルト受け面42c及び42dを有するマフラ部材40について説明したが、本発明はこれに限らず、3つ以上のボルト受け面を有するマフラ部材にも本発明は適用可能である。
本発明を利用すれば、出口部から吐出される吐出ガスを対称音源にしつつ、マフラ外側空間の音響共鳴モードにおけるマフラ内2次共鳴モードに係る騒音レベルを低減することができるマフラ部材及びそのマフラ部材を備えた圧縮機を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るマフラ部材を備えたロータリー圧縮機の断面図である。 図1に示した圧縮機の圧縮機構の平面図である。 図2に示した圧縮機構のマフラ部材の平面図である。 第1〜第4輪郭線及び第1〜第4マフラ空間を説明するための平面図である。 図3に示したマフラ部材の斜視図である。 図3に示したマフラ部材の斜視図である。 図2に示した圧縮機構のフロントヘッドの平面図である。 実施例に係るマフラ部材と比較例に係るマフラ部材とから吐出される冷媒の音を比較したグラフである。 (a)従来のマフラ部材、(b)図3に示したマフラ部材のマフラ空間に励起される2次共鳴モードを模式的に示した図である。 図1に示した一実施形態の変形例に係る圧縮機の断面図である。 図1に示した一実施形態の変形例に係るマフラ部材を示した平面図である。 従来の一例に係るマフラ部材を示した平面図である。 マフラ空間に励起される音響共鳴モードを説明するための図である。
符号の説明
1,100 圧縮機
22 シャフト(軸部材)
40,140A,140B,240 マフラ部材
41 突出部
41a 開口
41b 出口孔(第1出口部)
41c 出口孔(第2出口部)
41d 絞り部(第1絞り部)
41e 絞り部(第2絞り部)
50 フロントヘッド(ヘッド部材)
51c 吐出ポート(入口部)
A マフラ空間
CL1 直線(第1直線)
CL2 直線(第2直線)
OL1 第1輪郭線
OL2 第2輪郭線
OL3 第3輪郭線
OL4 第4輪郭線
A1 第1マフラ空間
A2 第2マフラ空間
A3 第3マフラ空間
A4 第4マフラ空間

Claims (7)

  1. 圧縮された冷媒が吐出される空間に対して侵入可能に設けられる1つの入口部を有する架台と共にマフラ空間を形成する突出部を備え、
    前記突出部は、軸部材を通過させる開口と、平面的に見て前記開口の中心に対して点対称に配置される第1出口部及び第2出口部とを有し、
    平面的に見て、前記記開口の中心を通過する第1直線と、前記第1直線に直交し且つ前記第1出口部の中心と前記第2出口部の中心とを通過する第2直線とにより、前記突出部の輪郭を形成する輪郭線を、第1輪郭線〜第4輪郭線に区分する場合において、
    前記第2直線に対して前記入口部側で且つ前記第1直線に対して前記第1出口部側の第1輪郭線と、前記第2直線に対して前記入口部の反対側で且つ前記第1直線に対して前記第1出口部側の第2輪郭線とは、長さが異なり、
    前記第2直線に対して前記入口部側で且つ前記第1直線に対して前記第2出口部側の第3輪郭線と、前記第2直線に対して前記入口部の反対側で且つ前記第1直線に対して前記第2出口部側の第4輪郭線とは、長さが異なり、
    前記第1輪郭線と前記第3輪郭線との長さが等しく、且つ、前記第2輪郭線と前記第4輪郭線との長さが等しく、
    平面的に見て、前記第1直線と前記第2直線とにより、前記マフラ空間を、第1マフラ空間〜第4マフラ空間に区分する場合において、
    第1輪郭線に対応する第1マフラ空間と前記第3輪郭線に対応する第3マフラ空間との容積が等しく、且つ、前記第2輪郭線に対応する第2マフラ空間と第4輪郭線に対応する第4マフラ空間との容積が等しいことを特徴とする、マフラ部材。
  2. 圧縮された冷媒が吐出される空間に対して侵入可能に設けられる複数の入口部を有する架台と共にマフラ空間を形成する突出部を備え、
    前記突出部は、軸部材を通過させる開口と、平面的に見て前記開口の中心に対して点対称に配置される第1出口部及び第2出口部とを有し、
    平面的に見て、前記記開口の中心を通過する第1直線と、前記第1直線に直交し且つ前記第1出口部の中心と前記第2出口部の中心とを通過する第2直線とにより、前記突出部の輪郭を形成する輪郭線を、第1輪郭線〜第4輪郭線に区分する場合において、
    前記第2直線に対して前記複数の入口部から選択される所定の入口部側で且つ前記第1直線に対して前記第1出口部側の第1輪郭線と、前記第2直線に対して前記所定の入口部の反対側で且つ前記第1直線に対して前記第1出口部側の第2輪郭線とは、長さが異なり、
    前記第2直線に対して前記所定の入口部側で且つ前記第1直線に対して前記第2出口部側の第3輪郭線と、前記第2直線に対して前記所定の入口部の反対側で且つ前記第1直線に対して前記第2出口部側の第4輪郭線とは、長さが異なり、
    前記第1輪郭線と前記第3輪郭線との長さが等しく、且つ、前記第2輪郭線と前記第4輪郭線との長さが等しく、
    平面的に見て、前記第1直線と前記第2直線とにより、前記マフラ空間を、第1マフラ空間〜第4マフラ空間に区分する場合において、
    第1輪郭線に対応する第1マフラ空間と前記第3輪郭線に対応する第3マフラ空間との容積が等しく、且つ、前記第2輪郭線に対応する第2マフラ空間と第4輪郭線に対応する第4マフラ空間との容積が等しいことを特徴とする、マフラ部材。
  3. 前記突出部を平面的に見た場合において、その突出部は、前記第2直線に対して非対称な形状であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のマフラ部材。
  4. 前記突出部は、前記マフラ空間の前記入口部から前記第1出口部に至る流路断面積を狭める第1絞り部と、前記マフラ空間の前記入口部から前記第2出口部に至る流路断面積を狭める第2絞り部とをさらに有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマフラ部材。
  5. 前記架台は、ヘッド部材であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のマフラ部材。
  6. 前記架台は、他のマフラ部材であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のマフラ部材。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のマフラ部材を備えることを特徴とする、圧縮機。
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