JP2009225639A - 永久磁石型dcモータ、密閉型圧縮機、及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

永久磁石型dcモータ、密閉型圧縮機、及び冷凍サイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バランスウェイトを磁性材料で構成しても、バランスウェイトに逃げる磁束の量を低減できるようにする。
【解決手段】バランスウェイト26及び締結部材22を磁性材料で形成するとともに、回転子6の端板24とバランスウェイト26との間に固定子5と回転子6との間のモータギャップの2倍以上の大きさの隙間Gを設け、複数の締結部材22は回転子5の互いに同極となる位置に配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、永久磁石型DCモータ、密閉型圧縮機、及び冷凍サイクル装置に係わり、特に、被駆動装置(負荷装置)の振動を低減するためのバラスウェイト及びその取付構造に関する。
一般に、圧縮機の圧縮機構部にはローラやそれを駆動するための偏心軸等の偏心部が具備されており、この偏心部の回転に伴って振動が発生する。このため、従来、圧縮機構部を駆動するための圧縮機用モータにおいては、その回転子にバランスウェイトを一体的に取り付け、このバランスウェイトにより圧縮機構部の偏心部の回転時の振れを打ち消して振動を低減するようにしている。
この圧縮機用モータには、回転子に永久磁石を取り付ける永久磁石型DCモータがある。回転子は、積層される複数枚の磁性板を軸方向に貫通する締結部材により一体化する回転子コアを備え、この回転子コアの外周部には軸方向に延びる複数の磁石取付部が形成され、これら磁石取付部には回転子コアの外周部に磁極を形成するための磁石が取付固定されている。
ところで、回転子の軸方向端部にバランスウェイトを取り付けるに当たり、バランスウェイトを、磁石による回転子コア外周部の異なる磁極間に跨がるように配置して回転子に取り付けた場合、次のような問題が生じる。
すなわち、回転子コアにおいて円周方向に隣り合う1対の磁石による磁束は、本来、その一方の磁石の磁極から出て固定子コアを通った後に回転子コアの他方の磁石の磁極に向かうように流れるが、バランスウェイトが回転子コアにおいて磁石による異なる磁極間に跨がって配置されていると、回転子コアの一方の磁石から出た磁束の一部が固定子コア側を通らずにバランスウェイトを経て他方の磁石の磁極に至るように短絡して流れる。その結果、本来の磁束流に対する磁束漏れが生じ、モータ効率が低下する。
特に、回転子コアの磁性板を締結する締結部材を利用してバランスウェイトを回転子に取り付ける場合、その締結部材が磁性材料で構成されていると、該締結部材を固定子コア側との間を流れる磁束通路の一部とすることができるが、その反面、磁性材料の締結部材を通ってバランスウェイトに流れる磁束も増え、磁束漏れが顕著になる。
そこで、バランスウェイトを非磁性材料によって構成することにより、バランスウェイトの回転子に対する取付位置に関係なく、磁石による磁束がバランスウェイトにより回転子コア内で短絡して漏れることを防止してモータ効率の向上できるようにしたものが開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3689957号
しかしながら、特許第3689957号に開示されるものは、バランスウェイトを高価な非磁性体材料で構成していたため、バランスウェイトがコスト高になるという問題があった。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、バランスウェイトを磁性材料で構成しても、バランスウェイトに逃げる磁束の量を低減できるようにした永久磁石型DCモータ、密閉形圧縮機、及び冷凍サイクル装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載のものは、固定子と、この固定子内に所定のギャップを存して配置され、回転軸心回りに偏心した偏心部を有する被駆動装置に連結される回転子と、この回転子の軸方向の少なくとも一端側に設けられ、前記被駆動装置の偏心部の回転による振れを打ち消すバランスウェイトとを備え、前記回転子は、複数枚の積層される磁性板を軸方向に貫通する複数の締結部材により一体化してなる回転子コアと、この回転子コアの外周部に軸方向に沿って形成された複数の磁石取付部と、これら磁石取付部に取り付けられ、前記回転子コアの外周部に磁極を形成する磁石とを有して構成され、前記バランスウェイトは、前記複数の締結部材により取り付けられる永久磁石型DCモータにおいて、前記バランスウェイト及び締結部材を磁性材料で形成するとともに、前記バランスウェイトと前記回転子の端板間に前記固定子と回転子との間のギャップの2倍以上の隙間を設け、前記複数の締結部材は前記回転子の互いに同極となる位置、または前記磁石取付部の内周側に配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、バランスウェイトの費用を削減でき、コストを低減できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である冷凍サイクル装置Rを示す概略的構成図である。
冷凍サイクル装置Rは、密閉型圧縮機Aに冷媒管Pを介して順次、凝縮器B、膨張装置C、蒸発器D及び気液分離器Eが接続されることにより構成されている。
密閉型圧縮機Aは密閉容器1を備え、この密閉容器1内の下部側には被駆動装置としての圧縮機構部2が設けられ、上部側には電動機部3が設けられている。これら圧縮機構部2と電動機部3は、回転軸4を介して連結されている。
電動機部3は、後で詳しく述べるように、永久磁石型DCモータであり、図2にも示すように密閉容器1の内面に圧入固定される固定子5と、この固定子5の内側に所定のギャップとしてのモータギャップLを存して配置され、回転軸4に嵌着される回転子6を備えている。
圧縮機構部2は、第1の圧縮機構部2Aおよび第2の圧縮機構部2Bとから構成されている。第1の圧縮機構部2Aは上部側に形成され、第1のシリンダ8Aを備えている。第2の圧縮機構部2Bは第1のシリンダ8Aとは中間仕切り板7を介して下部に形成され、第2のシリンダ8Bを備えている。第1のシリンダ8Aは、密閉容器1の内周面に圧入固定され、その上面部に主軸受11が重ね合わされている。主軸受11は取付けボルト11aにより固定されている。
第2のシリンダ8Bの下面部には副軸受12とバルブカバー12aが重ね合わされ、取付けボルト12bにより中間仕切り板7に取付けられている。回転軸4の主軸受11に枢支される部位は主軸部4a、回転軸4の最下端である副軸受12に枢支される部位は副軸部4bとなっている。
回転軸4の第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bのそれぞれ内部を貫通する位置には、クランク軸部4c,4dが一体的に設けられている。これらクランク軸部4c,4d相互間の連設部は、中間仕切り板7に対向している。各クランク軸部4c,4dは同一の直径で、略180°の位相差を有し、回転軸4の主軸部4aと副軸部4bの中心軸から互いに同一量ずつ偏心して形成されている。
クランク軸部4cには偏心部としての第1のローラ13aが嵌合され、クランク軸部4dには偏心部としての第2のローラ13bが嵌合される。これら第1及び第2のローラ13a,13bは、互いに同一外径に形成される。第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bにおけるそれぞれの内径部は、主軸受11と中間仕切り板7と副軸受12で上下面が区画される。第1のシリンダ8Aの内径部に第1のシリンダ室14aが形成され、第2のシリンダ8Bの内径部に第2のシリンダ室14bが形成される。
第1のローラ13aは、第1のシリンダ室14aに偏心回転自在に収容され、第2のローラ13bは、第2のシリンダ室14bに偏心回転自在に収容されている。第1、第2のローラ13a,13bは互いに180°の位相差があるが、それぞれの軸方向に沿う周面一部がシリンダ室14a,14bの周壁面に線接触しながら偏心回転する。第1及び第2のシリンダ8A,8Bにはブレード室が設けられ、各ブレード室にはブレード及びばね部材が収容されている。ばね部材は圧縮ばねであって、ブレードに弾性力(背圧)を付与してその先端縁を各ローラ13a,13bの周面の軸方向に沿って線接触させている。したがって、ブレードはブレード室に沿って往復運動し、ローラ13a,13bの回転角度にかかわらず、シリンダ室14a,14bを二室に仕切る。主軸受11と副軸受12には、バルブカバーで覆われる吐出弁機構がそれぞれ設けられ、これら吐出弁機構は、各シリンダ室14a,14bに連通している。
各シリンダ室14a,14bで圧縮された冷媒ガスが所定圧に上昇した状態で吐出弁機構が開放される。圧縮された冷媒ガスは、シリンダ室14a,14bからバルブカバー内へ吐出され、さらに密閉容器1内に導かれるようになっている。
第1のシリンダ8Aと第2のシリンダ8Bとの間に介在される中間仕切り板7は、その厚さが各シリンダ8A,8Bの厚さよりも大きく形成されている。中間仕切り板7の外周壁から軸芯方向に向って吸込み通路15が設けられ、この吸込み通路15には吸込み側の冷媒管Pが接続されている。
中間仕切り板7の吸込み通路15は、冷媒管Pが接続される開口端から内径部との略申間部位において、斜め上方に向けて設けられる分岐吸込み路15aと、斜め下方に向けて設けられる分岐吸込み路15bに連通する。斜め上方に向けられた分岐吸込み路15aは、第1のシリンダ8Aの内径部に設けられる切欠部16aに連通する。この切欠部16aはシリンダ8Aの内径部に形成される第1のシリンダ室14aに開ロする。斜め下方に向けられた分岐吸込み路15bは、第2のシリンダ8Bの内径部に設けられる切欠部16bに連通する。この切欠部16bはシリンダ8Bの内径部に形成される第2のシリンダ室14bに開口する。すなわち、中間仕切り板7の吸込み通路15は、中間仕切り板7の外周部において1本の冷媒管Pが接続されるよう1つの開口端を有するが、中間仕切り板7内部において二股状に分岐される。
第1のシリンダ8Aの切欠部16aは、一方の分岐吸込み路15aと連通し、第1のシリンダ室14aの吸込み部を形成する。第2のシリンダ8Bの内径部に設けられる切欠部16bは、他方の分岐吸込み路15bと連通し、第2のシリンダ室14bの吸込み部を形成する。
このように構成される密閉型圧縮機Aにおいて、電動機部3に通電すると、回転軸4が回転駆動され、第1のシリンダ室14a内で第1のローラ13aが偏心移動するとともに、第2のシリンダ室14b内で第2のローラ13bが偏心移動する。これにより、気液分離器Eで分離された冷媒ガスが冷媒管P及び、分岐吸込み路15a,15bを介して各シリンダ室14a,14bに吸込まれて圧縮される。この圧縮された冷媒ガスは吐出弁機構を介して密閉容器1内の空間部へ導出される。そして、冷媒ガスは2気筒回転式の圧縮機Aから冷媒管Pへ導出され、凝縮器Bに導かれて凝縮液化する。この液化された冷媒は、膨張装置Cに導かれて断熱膨張したのち、蒸発器Dに導かれて蒸発し、周囲から蒸発潜熱を奪って冷凍作用をなす。蒸発した冷媒は気液分離器Eに導かれて気液分離され、ガス成分のみが2気筒回転式の圧縮機Aの圧縮機構部2に吸込まれて再度圧縮される。
次に、上記した電動機部3についてさらに詳しく説明する。
電動機部3は、永久磁石型DCモータであり、上記したように密閉容器1の内面に圧入固定される固定子5と、この固定子5の内側に所定のモータギャップLを存して配置され、回転軸4に嵌着される回転子6を備えて構成される。
回転子6は図3に示すように回転子コア20を備え、この回転子コア20は、複数枚の磁性板21を軸方向に積層し、これら磁性板21は軸方向に貫通する締結部材22により一体化されている。締結部材22は、磁性材料(鉄等)によって構成されている。
また、磁性板21の外周部には、図4に示すように軸方向に延びる複数の磁石取付部23が形成され、これら磁石取付部23には、それぞれ磁石25が取り付けられている。これら磁石25により回転子コア20の外周部に磁極S,Nが形成されている。
また、回転子6の下端面側には、圧縮機構部2A,2Bの第1及び第2のローラ13a,13bの偏心回転による振れを打ち消すためのバランスウェイト26が設けられている。このバランスウェイト26は磁性材料(鉄等)によって構成され、回転子6の端板24にアダプタ27を介して同極に位置する締結部材22によって締結されている。アダプタ27の厚さはモータギャップLの2倍以上に形成されている。なお、アダプタ27は、磁石25の極内にとどまる大きさならば、すなわち、アダプタ27が磁石を跨らなければ、磁束が逃げることがないため、その成形材料としては、磁性材料でも非磁性材料でもよい。
また、回転子6の端板24とバランスウェイト26との間にはアダプタ27の介在により、図5にも示すように、上記したモータギャップLの2倍以上の大きさの隙間Gが形成されている。
この実施の形態によれば、バランスウェイト26を同極に位置する締結部材22で締結するため、磁束は締結部材22、バランスウェイト26、締結部材22と通じて逃げることがない。なお、バランスウェイト26を異極の締結部材22で締結すると、磁束は締結部材22、バランスウェイト26、締結部材22と通じて逃げ、モータ特性が低下してしまう。
また、回転子6と固定子5との間のモータギャップLに対してバランスウェイト26と回転子6の端板24との間の隙間Gを2倍以上の大きさにするため、モータギャップLに対してバランスウェイト26と固定子5との間の隙間も2.2倍以上となり、磁束29は図6に示すように回転子6内で流れて固定子5とバランスウェイト26との間、回転子6とバランスウェイト26との間は流れにくく、磁束のほとんどは、回転子6から固定子5へと流れ、漏れが少なく、モータ性能を良好に維持できる。
なお、図7に示すようにバランスウェイト26と回転子6の端板24との間に隙間がない場合には、磁束29が矢印で示すように短絡し、モータ性能が低下してしまう。
図8、本発明の第2の実施の形態を示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記した第1の実施の形態では、回転子6の端板24にアダプタ27を介してバランスウェイト26を取り付けたが、この第2の実施の形態では、回転子6の端板31に図9にも示すように、締結部材22を貫通させるための穴部32aを有する複数の突起部32を突設し、この突起部32を介してバランスウェイト26を回転子6の端板24に締結部材22によって締結している。突起部32は、モータギャップLの2倍以上の高さを有し、回転子6の端面とバランスウェイト26との間にはモータギャップLの2倍以上の大きさの隙間Gが形成されている。
この第2の実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することは勿論のこと、回転子6の端板31に第1の実施の形態で示したアダプタの機能を持たせることができるため、部品点数を削減してバランスウェイト26の取付費用を低減できる。
図10は、本発明の第3の実施の形態を示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第3の実施の形態では、バランスウェイト35の両端部に図11にも示すように突起部36を一体的に突設し、これら突起部36に締結部材22を貫通させる穴部36aを形成している。
バランスウェイト35はその突起部36を回転子6の端板24に当接させた状態で締結部材22によって締結されている。バランスウェイト35の突起部36は、モータギャップLの2倍以上の高さを有し、回転子6の端板24とバランスウェイト35との間にはモータギャップLの2倍以上の大きさの隙間Gが形成される。
この第3の実施の形態によっても、上記第2の実施の形態と同様な作用効果を有する。
図12、及び図13は、本発明の第4の実施の形態を示すものである。
なお、上記した第1の実施の形態で説明した部分と同一部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
上記した第1の実施の形態では、締結部材22を磁石25の外周側に配置したが、この第4の実施の形態では、磁性材料からなる締結部材22を磁石40の内周側に配置している。
この第4の実施の形態においても、上記した第3の実施の形態と同様に、バランスウェイト35の両端部にモータギャップLの2倍以上の高さを有する突起部36を一体的に突設し、回転子6の端板24とバランスウェイト35との間にはモータギャップLの2倍以上の大きさの隙間Gが形成される。磁石40の内周側は磁束が短絡するような磁路にはならないため、図14、図15に示すように、磁束29は電磁鋼板21、締結部材22を通り、磁石40の内側から外側への磁束の短絡がない。
なお、図16に示すように回転子6の端板24とバランスウェイト35との間に隙間がない場合には、磁束29が短絡して漏れてしまい、モータ性能が低下する。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の第1の実施形態である冷凍サイクル装置を示す構成図。 図1の圧縮機の電動機部を示す平面図。 図2の回転子を示す正面図。 図3の回転子を示す下面図。 図2の固定子と回転子とバランスウェイトの配置関係を示す図。 図4の回転子における磁束の流れを示す図。 回転子に対しバランスウェイトを隙間なく取り付け場合の磁束の流れを示す図。 本発明の第2の実施形態である回転子を示す正面図。 図8の回転子の端板を示す図。 本発明の第3の実施形態である回転子を示す正面図。 図10の回転子の端板を示す図。 本発明の第3の実施形態である回転子を示す正面図。 図12の回転子を示す下面図。 図12の回転子における磁束の流れを示す図。 図13の回転子における磁束の流れを示す図。 回転子に対しバランスウェイトを隙間なく取り付け場合の磁束の流れを示す図。
符号の説明
2A,2B…圧縮機構部(被駆動装置)、3…電動機部(永久磁石型DCモータ)
、5…固定子、6…回転子、L…モータギャップ(ギャップ)、13a、13b…第1及び第2のローラ(偏心部)、21…磁性板、22…締結部材、20…回転子コア、23…磁石取付部、S,N…磁極、25,40…磁石、26,35…バランスウェイト、G…隙間、32a…穴部、32…突起部、36…突出部、36a…穴部、A…密閉型圧縮機、B…凝縮器、C…膨張装置、D…蒸発器。

Claims (5)

  1. 固定子と、この固定子内に所定のギャップを存して配置され、回転軸心回りに偏心した偏心部を有する被駆動装置に連結される回転子と、この回転子の軸方向の少なくとも一端側に設けられ、前記被駆動装置の偏心部の回転による振れを打ち消すバランスウェイトとを備え、
    前記回転子は、複数枚の積層される磁性板を軸方向に貫通する複数の締結部材により一体化してなる回転子コアと、この回転子コアの外周部に軸方向に沿って形成された複数の磁石取付部と、これら磁石取付部に取り付けられ、前記回転子コアの外周部に磁極を形成する磁石とを有して構成され、前記バランスウェイトは、前記複数の締結部材により取り付けられる永久磁石型DCモータにおいて、
    前記バランスウェイト及び締結部材を磁性材料で形成するとともに、前記バランスウェイトと前記回転子の端板間に前記固定子と回転子との間のギャップの2倍以上の隙間を設け、
    前記複数の締結部材は前記回転子の互いに同極となる位置、または前記磁石取付部の内周側に配置されたことを特徴とする永久磁石型DCモータ。
  2. 前記記回転子の端板に、前記締結部材を貫通させる穴部を有するとともに、前記ギャップの2倍以上の高さの突起部を突設し、この突起部を介して前記バランスウェイトを前記端板に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石型DCモータ。
  3. 前記バランスウェイトに、前記締結部材を貫通させる穴部を有するとともに、前記ギャップの2倍以上の高さの突出部を形成し、この突出部を介して前記バランスウェイトを前記回転子の端板に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石型DCモータ。
  4. 密閉容器内に請求項1〜3のいずれかに記載の永久磁石型DCモータと、この永久磁石型DCモータにより駆動される圧縮機構部とを収納したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  5. 請求項4に記載の密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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