JP2010242440A - 駐車場 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】進入退出路14、15の間に駐車ゾーン12が設けられ、駐車ゾーン12には駐車区画34が連続して複数設けられ、駐車区画34の出入口は、進入退出路14、15のいずれかに面している。駐車ゾーン12の内部には第1分離帯16が駐車ゾーン12を2つに分離している。第1分離帯16と直交する方向に帯状の第2分離帯20が設けられ、第2分離帯20は、第2分離帯20A、第2分離帯20Bの順に複数が設けられている。第1分離帯16の内部には、複数の第1柱22が設けられ、第2分離帯20の内部にも2本の第2柱24が設けられている。駐車ゾーン12の隣には、進入退出路14を挟んで、駐車ゾーン12と同じ構成の他の駐車ゾーン11が設けられ、いずれか一方に設けられた第2分離帯の延長線上には、他方の駐車ゾーンの第1柱が配置されている。
【選択図】図2
Description
例えば、駐車効率を向上させるため、扁平梁を利用して階高を低くする技術が開示されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1の駐車場80は、利用のしやすさへの配慮が不足している。具体的には、3台の駐車区画ごとに、外側駐車スペース86には柱93が、内側駐車スペース88には柱94が配置され、駐車区画の幅を狭くしている。また、角部に設けられた柱93、94が駐車区画への車の出入りを難しくしている。
この結果、駐車効率がよく、利用しやすい駐車場が提供できる。
また、第1柱を出入口側から移動させたことで、従来、3台の駐車区画ごと区画されていた駐車ブロックを、6台の駐車区画ごとに区画できる。この結果、出入口側の視認性が良くなり、駐停車時の安全性の向上や犯罪の抑制に寄与する。
これにより、従来、3台の駐車区画ごと区画されていた駐車ブロックを、6台の駐車区画ごとに区画できる。この結果、請求項1で説明したように、利用しやすい駐車場が提供できる。
請求項3に記載の発明によれば、駐車場の柱配置の平面視が連続した千鳥型となり、格子状とされた従来の柱配置と比較してスラブを均等に支持できる。
この結果、扁平梁の採用やフラットスラブの採用が可能となる。また、階高が低くなり上下階間の車の移動が効率的となる。同時に、建物全体を低くして建物の高さ制限に対応できる。
請求項4に記載の発明によれば、波形鋼板耐震壁が、第1分離帯及び第2分離帯に部分的に設けられている。これにより、駐車場を、水平2方向に耐震壁を備えた耐震構造とすることができる。
これにより、第1柱と波形鋼板耐震壁の間、及び第2柱と波形鋼板耐震壁の間の視認性が確保され、進入退出時の安全性が向上する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る駐車場10は、2本の進入退出路14、15の間に駐車ゾーン12が設けられている。駐車ゾーン12には、1台毎に区画された駐車区画34が連続して複数設けられ、車32を並べて駐車させることができる。各駐車区画34の出入口は、進入退出路14、若しくは進入退出路15のいずれかに面している。
2つに分離された駐車ゾーン12には、第1分離帯16と直交する方向に、帯状の第2分離帯20が設けられている。
ここに、第1柱22と第2柱24は鉄筋コンクリート製の柱とされ、上階のスラブ(図示せず)を支持している。
先ず、駐車効率について説明する。
図8(A)は、図3に示した従来の駐車場40の柱を、駐車ゾーン12の内部にあるもののみを取り出した図であり、図8(B)は、図2に示した本実施の形態の駐車場10の柱を、駐車ゾーン12の内部にあるもののみを取り出した図である。ここに、駐車ゾーン12の幅寸法をWとし、第2分離帯20間の距離をLとしている。
このことから、従来の駐車場40の最大撓みは、図8(A)の斜線部の面積S1においては中央のPAに生じる。そして、支持する4本の柱24、42からスラブの最大撓み位置PAまでの距離は、いずれも同じで距離CAとなる。
従来のスラブと同じ最大撓み量が許容される場合には、扁平梁やフラットスラブの適用が可能となる。
耐震性能を確保するために、柱の間には、強度の確保に必要な量の耐震壁を設ける必要がある。
これにより、第1波形鋼板耐震壁28が、第1分離帯16の長手方向の地震振動に対して抵抗し、第2波形鋼板耐震壁30が、第2分離帯16の長手方向の地震振動に対して抵抗する。これらにより、駐車場を、水平2方向に耐震壁を備えた耐震構造とすることができる。
図10に示すように、第2の実施の形態に係る駐車場60は、第1の実施の形態に係る駐車場10と同じ構成であり、進入退出路14を挟んで隣り合う駐車ゾーン11、12を有している。駐車ゾーン11、12には、それぞれ第1柱22と第2柱24が設けられている。
なお、第1柱22と第2柱24はすべて等間隔に設けられ、同じひし形が繰り返され、均等にスラブを支持することを前提に説明したが、設計上の制約や施工上の制約等からやむを得ず、柱の位置が多少ずれて配置されたとしても、本実施形態で説明した作用、効果を発揮できる。
11 駐車ゾーン
12 駐車ゾーン
14 進入退出路
15 進入退出路
16 第1分離帯
18 駐車ブロック
20 第2分離帯
22 第1柱
24 第2柱
28 第1波形鋼板耐震壁
30 第2波形鋼板耐震壁
34 駐車区画
46 スラブ(フラットスラブ)
Claims (5)
- 並行に設けられた2つの進入退出路の間に設けられ、1台毎に区画された駐車区画の出入口が前記進入退出路に面している駐車ゾーンと、
前記駐車ゾーンに帯状に設けられ、前記駐車ゾーンを、前記進入退出路と並行に2つに分離する第1分離帯と、
前記駐車ゾーンに前記第1分離帯と直交する方向に帯状に設けられ、前記駐車区画を予め定めた数ごとに区画して駐車ブロックとする第2分離帯と、
前記第2分離帯を跨いで前記第1分離帯内に設けられた一対の第1柱と、
前記第2分離帯の前記進入退出路側の両端部に設けられた一対の第2柱と、
を複数組備えた駐車場において、
前記進入退出路を間において向かい合う、前記駐車ゾーンの一方に設けられた前記第2分離帯の延長線上に、他方の前記駐車ゾーンの前記第1柱が配置されている駐車場。 - 並行に設けられた2つの進入退出路の間に設けられ、1台毎に区画された駐車区画の出入口が前記進入退出路に面している駐車ゾーンと、
前記駐車ゾーンに帯状に設けられ、前記駐車ゾーンを、前記進入退出路と並行に2つに分離する第1分離帯と、
前記駐車ゾーンに前記第1分離帯と直交する方向に帯状に設けられ、前記駐車区画を予め定めた数ごとに区画して駐車ブロックとする第2分離帯と、
前記第2分離帯を跨いで前記第1分離帯内に設けられた一対の第1柱と、
前記第2分離帯の前記進入退出路側の両端部に設けられた一対の第2柱と、
を複数組備えた駐車場において、
前記第1柱と前記第2柱を結ぶ四角形が、平面視にてひし形とされている駐車場。 - 前記第1柱と前記第2柱が支持するスラブは、フラットスラブである請求項1又は請求項2に記載の駐車場。
- 前記第1分離帯及び前記第2分離帯には、部分的に地震振動を抑制する波形鋼板耐震壁が設けられている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の駐車場。
- 前記第1柱と前記波形鋼板耐震壁、及び前記第2柱と前記波形鋼板耐震壁は隙間を開けて設けられ、前記隙間は、前記駐車ブロック側から前記隙間を通して前記進入退出路側を視認できる幅とされている請求項4に記載の駐車場。
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- 2009-04-09 JP JP2009094755A patent/JP5503182B2/ja active Active
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