JP2010240724A - ろう付け用複合材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶融温度が低いろう付け用複合材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】チタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層4とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層5とを含む積層ろう材層6と、該積層ろう材層6に接合され、基材からなる基材層7と、該基材層7と上記積層ろう材層6との間に介在され、溶融温度低下材からなる溶融温度低下材層8とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶融温度(融点)が低いろう付け用複合材及びその製造方法に関する。
自動車用オイルクーラの構造材としてステンレス基クラッドろう材等のろう付け材が使用されている。ステンレス基クラッドろう材は、ステンレス板の片面あるいは両面にろう材としての機能を持つ銅がクラッドされている。また、ステンレス鋼やニッケル基およびコバルト基合金などの部品のろう付け材として、ろう付け部の耐酸化性や耐食性に優れる各種ニッケルろう材がJIS規格により規定されている。
さらに、熱交換器ろう付け用のニッケルろう材として、粉末状ニッケルろう材に、ニッケル、クロム、ニッケル−クロム合金のうち選ばれた金属粉末を4重量%〜22重量%添加して構成されるニッケルろう材が特許文献1に開示されている。
また、自己ろう付け性複合材の製造方法が特許文献2に開示されている。
特開2000−107883号公報 特開平7−299592号公報
特許文献2の製造方法で得られる複合材には、以下のような問題がある。
上記複合材は、ニッケルに対してチタンの比率が大きい場合は、1000℃以下でろう材が溶解するものの、ろう付け部が固く脆いためクラックが生じやすく、ろう付け強度に問題がある。一方、ニッケルに対してチタンの比率が小さい場合は、ろう材が溶融した後のろう付け強度は十分に確保されるが、ろう付け温度が1150℃以上必要となる。1150℃のろう付け温度にて工業的にろう付け量産を行う場合、熱処理炉に与える熱負荷が非常に大きく、炉の構成材の熱疲労および高温酸化等の腐食が原因で炉の寿命が短縮される。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、溶融温度が低いろう付け用複合材及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のろう付け用複合材は、チタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層とを含む積層ろう材層と、該積層ろう材層に接合され、基材からなる基材層と、該基材層と上記積層ろう材層との間に介在され、溶融温度低下材からなる溶融温度低下材層とを備えたものである。
上記積層ろう材層が鉄または鉄合金をろう材とする第三ろう材層を含んでもよい。
上記溶融温度低下材の上記積層ろう材層全体のろう材に対する質量比率が4質量%以上10質量%以下であってもよい。
上記溶融温度低下材は、粒径が直径1μm以上5μm以下のシリコン粒子であってもよい。
上記基材がステンレス鋼であってもよい。
また、本発明の製造方法は、積層ろう材層が基材層に接合されたろう付け用複合材の製造方法において、シリコン粒子を有機系溶剤に混合し、この混合物をチタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層とを含む積層ろう材層または基材層に塗布した後、上記積層ろう材層と上記基材層を接合させるものである。
上記有機系溶剤に、70℃以上100℃以下で揮発する有機系溶剤を用い、上記混合物を塗布してから上記積層ろう材層と上記基材層とを接合するまでの間は、70℃未満で保管し、上記積層ろう材層と上記基材層の接合は、冷間圧延により行い、冷間圧延後、100℃超にて焼鈍してもよい。
本発明により、溶融温度が低いろう付け用複合材及びその製造方法が提供される。
本発明の一実施形態を示すろう付け用複合材の断面図である。 本発明の一実施形態を示すろう付け用複合材の断面図である。 本発明の一実施形態を示すろう付け用複合材の断面図である。 本発明における基材層、溶融温度低下材層、積層ろう材層の断面の拡大イメージ図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図3に示されるように、本発明に係るろう付け用複合材1,2,3は、チタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層4とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層5とを含む積層ろう材層6と、該積層ろう材層6に接合され、基材からなる基材層7と、該基材層7と上記積層ろう材層6との間に介在され、溶融温度低下材からなる溶融温度低下材層8とを備えたものである。
溶融温度低下材層8に用いる溶融温度低下材は、例えば、シリコンである。ここではシリコン粒子(シリコン粉末でもよい)を用いる。
基材層7に用いる基材は、例えば、ステンレス鋼である。
図1のろう付け用複合材1は、基材層7の表面(図示上側)に溶融温度低下材層8を有し、溶融温度低下材層8の表面に積層ろう材層6を有する。積層ろう材層6は、チタン成分層4の表面にニッケル成分層5を積層したものである。
図2のろう付け用複合材2は、基材層7の表面(図示上側)に溶融温度低下材層8を有し、溶融温度低下材層8の表面に積層ろう材層6を有する。積層ろう材層6は、ニッケル成分層5の表面にチタン成分層4積層し、さらにそのチタン成分層4の表面にニッケル成分層5を積層したものである。
図3のろう付け用複合材3は、基材層7の表面(図示上側)に溶融温度低下材層8を有し、溶融温度低下材層8の表面に積層ろう材層6を有する。積層ろう材層6は、チタン成分層4の表面にニッケル成分層5を積層し、さらにニッケル成分層5の表面に第三ろう材層9を積層したものである。第三ろう材層9は、鉄または鉄合金をろう材とする。
本発明のろう付け用複合材の効果を説明するために、図1のろう付け用複合材1をステンレス鋼からなる対象部材にろう付けする場合を例に説明する。
積層ろう材層6には、チタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層4とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層5とが含まれる。ろう付け熱処理の温度上昇過程において、チタン成分層4とニッケル成分層5は、両者の界面から拡散反応が始まり、チタン成分が積層ろう材層6の表面にまで拡散する。
チタンは酸化しやすい金属なので、ろう付け雰囲気内に微量でも酸素が残留していると、積層ろう材層6の表面まで拡散したチタン成分が酸化し、酸化物を形成してしまう。積層ろう材層6の表面に形成された酸化物は積層ろう材層6の全体が溶融温度に達した後に、ろう材の流動を大きく阻害し、ろう流れが著しく悪化する。したがって、熱処理雰囲気は、ろう材の溶融前における表面酸化を抑制するために、7×10-2Pa以下の真空中であることが望ましい。
ろう付け熱処理開始後、基材及びろう材を構成する各金属同士の相互拡散による合金化が進行し、ろう付け温度にてろう材全体が溶融して、ろう付け用複合材1と対象部材の接触箇所や隙間・谷間に流動し、冷却によりろう付け温度以下になると凝固してろう付けが完了する。
ろう材が溶融する際、主にニッケル成分とチタン成分で構成されているろう材全体の溶融温度を、溶融温度低下材であるシリコン成分が低下させる働きをし、従来のろう付け温度である1150℃よりも低い温度でのろう付けが可能となる。
以上説明したように、本発明のろう付け用複合材1によれば、ニッケルとチタンの比率に関わらず、基材層7と積層ろう材層6との間に溶融温度低下材層8が介在するので、ろう材の溶融温度が低くできる。
また、本発明のろう付け用複合材1によれば、ろう材中のチタン成分の高耐食性を損なうことなく、ろう材の溶融温度が低くできる。
また、本発明のろう付け用複合材1によれば、ろう材の溶融温度が低くなることにより、ろう付け熱処理炉の寿命を延ばすことができる。
本発明のろう付け用複合材の効果は、図1のろう付け用複合材1に限らず、図2,3のろう付け用複合材2,3でも同様である。
上記実施形態では、溶融温度低下材層8における溶融温度低下材の濃度は限定しなかったが、溶融温度低下材(シリコン)は、積層ろう材層6全体のろう材(チタンまたはチタン合金とニッケルまたはニッケル合金)に対して、質量比率が4質量%以上10質量%以下であることが望ましい。シリコンの質量比率が4質量%未満では、ろう材の溶融温度は1080℃以上となり、ろう付け温度は1100℃となるので、ろう付け温度を低下させる効果が十分ではない。シリコンの質量比率が10質量%超では、溶融温度低下材層8の厚さが厚くなり、基材層7と積層ろう材層6とを接合させることが困難となる。すなわち、溶融温度低下材の濃度を上記のように限定することにより、ろう材の溶融温度を十分に低下させることができ、かつ、基材層7と積層ろう材層6との接合が容易となる。
上記実施形態では、溶融温度低下材層8の溶融温度低下材として用いるシリコン粒子の粒径は限定しなかったが、溶融温度低下材(シリコン)の粒径は、直径1μm以上5μm以下であることが望ましい。シリコン粒子の粒径が直径1μm未満では、溶融温度低下材層8内が緻密になりすぎて、基材層7と積層ろう材層6とを接合させるとき、基材層7と積層ろう材層6とが接触する接触面積がほとんどなくなり、接合が困難となる。シリコン粒子の粒径が5μm超では、シリコン粒子による溶融温度低下材層8の凹凸が積層ろう材層6の表面に反映され、積層ろう材層6の表面が粗くなり、平坦度が悪化する。すなわち、シリコン粒子の粒径を上記のように限定することにより、図4に示されるように、基材層7と積層ろう材層6との界面に介在する溶融温度低下材層8内では、シリコン粒子41同士間に適宜な幅の空隙42が形成され、基材層7と積層ろう材層6との接合が容易、かつ、積層ろう材層6の表面の平坦度が良好となる。
本発明のろう付け用複合材1,2,3は、ろう付け性能を向上させると共に、耐熱性と耐食性能を向上し得る。また、本発明のろう付け用複合材1,2,3は、熱交換器(排ガス再循環装置(EGR)用クーラや燃料電池用改質器用クーラ)、燃料電池用部材に応用される。
次に、本発明に係るろう付け用複合材1の製造方法は、積層ろう材層6を基材層7に接合する際に積層ろう材層6と基材層7との界面に溶融温度低下材層8を介在させるものである。
積層ろう材層6と基材層7との界面に溶融温度低下材層8を介在させる方法として、例えば、積層ろう材層6と基材層7との複合工程を行う前に行う前工程にて、溶融温度低下材を基材層7または積層ろう材層6に塗布する方法がある。以下、溶融温度低下材を基材層7に塗布するものとして説明する。
溶融温度低下材であるシリコン粒子を基材層7の表面に均一に塗布するためには、シリコン粒子が基材層7の表面の所定の位置に配置されるよう、基材層7にシリコン粒子を直接噴射してもよい。また、シリコン粒子をまとめるバインダとして有機系溶剤を用いてもよい。すなわち、シリコン粒子を有機系溶剤に混合しておき、この混合物を基材層7に塗布する。これによって、シリコン粒子を基材層7の表面に均一に塗布することができる。
このとき、混合物を塗布して溶融温度低下材層8が形成された基材層7をそのまま積層ろう材層6に接合すると、接合工程後に材料調質のために行う焼鈍工程にて加熱されたとき、溶融温度低下材層8内に存在する有機系溶剤が揮発、膨張するため、製造したろう付け用複合材1に表面膨れが生じる。また、焼鈍工程を行わない場合、ろう付け時に溶融温度低下材層8内でガスが発生し、そのガスがろう材中のチタン成分と反応して化合物が形成され、その化合物がろう材の流動を阻害する。したがって、有機系溶剤は、焼鈍工程より前、またはろう付けを行うよりも前に揮発していることが望ましい。
そこで、本発明では、有機系溶剤が接合工程において揮発するようにした。例えば、冷間圧延による接合工程(クラッド接合工程)では、接合される積層ろう材層6及び基材層7が発熱して100℃超となる。有機系溶剤の揮発温度が100℃以下であれば、有機系溶剤が接合工程において揮発することになるので、焼鈍工程またはろう付け時にガスが発生することを防止することができる。
また、シリコン粒子と有機系溶剤の混合物を基材層7に塗布してから、積層ろう材層6と基材層7を接合するまでの保管中に有機系溶剤が揮発するのを防ぐためには、有機系溶剤の揮発温度が室温(保管雰囲気温度;70℃未満)より高い温度であればよい。シリコン粒子は有機系溶剤によって基材層7の表面に固定されているので、保管中に有機系溶剤が揮発すると、シリコン粒子の固定が妨げられるという不具合が生じる。
以上の理由で、本発明では、有機系溶剤に70℃以上100℃以下で揮発するものを使用する。
このようにして、シリコン粒子と有機系溶剤の混合物を基材層7に塗布した後、積層ろう材層6と基材層7を冷間圧延して接合させ、その後、100℃超にて焼鈍する。
本発明の製造方法によれば、溶融温度低下材としてシリコン粒子を用いた場合に、シリコン粒子をまとめるバインダとして有機系溶剤を用い、シリコン粒子を有機系溶剤に混合しておき、この混合物を基材層7に塗布するようにしたので、シリコン粒子を基材層7の表面に均一に塗布することができる。
また、本発明の製造方法によれば、70℃以上100℃以下で揮発する有機系溶剤を用いたので、接合工程において有機系溶剤を揮発させることができ、焼鈍工程またはろう付け時にガスが発生することを防止することができると共に、保管中に有機系溶剤が揮発するのを防ぐことができる。
(実施例1)
板厚1.64mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、これら2層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの2層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.86mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しチタン成分層4が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材1を作製した。
(実施例2)
板厚1.64mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、これら2層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの2層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が1.29mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しチタン成分層4が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材1を作製した。
(実施例3)
板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が1.08mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材2を作製した。
(実施例4)
板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が2.15mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材2を作製した。
(実施例5)
板厚1.0mmのコイル状インバー合金(鉄−36質量%ニッケル合金)板を第三ろう材層9とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚1.35mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.86mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材3を作製した。
(実施例6)
板厚1.0mmのコイル状インバー合金(鉄−36質量%ニッケル合金)板を第三ろう材層9とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚1.35mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が1.72mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材3を作製した。
(比較例1)
板厚1.64mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、これら2層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの2層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.22mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しチタン成分層4が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
比較例1のろう付け用複合材は、図1のろう付け用複合材1と構造は同じであるが、積層ろう材層6全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率が4質量%未満となる。
(比較例2)
板厚1.64mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、これら2層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの2層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.65mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しチタン成分層4が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
比較例2のろう付け用複合材は、図1のろう付け用複合材1と構造は同じであるが、積層ろう材層6全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率が4質量%未満となる。
(比較例3)
板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.32mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
比較例3のろう付け用複合材は、図2のろう付け用複合材2と構造は同じであるが、積層ろう材層6全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率が4質量%未満となる。
(比較例4)
板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.43mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
比較例4のろう付け用複合材は、図2のろう付け用複合材2と構造は同じであるが、積層ろう材層6全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率が4質量%未満となる。
(比較例5)
板厚1.0mmのコイル状インバー合金(鉄−36質量%ニッケル合金)板を第三ろう材層9とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚1.35mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.43mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
比較例5のろう付け用複合材は、図3のろう付け用複合材3と構造は同じであるが、積層ろう材層6全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率が4質量%未満となる。
(比較例6)
板厚1.0mmのコイル状インバー合金(鉄−36質量%ニッケル合金)板を第三ろう材層9とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚1.35mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7にシリコン粒子と有機系溶剤との混合物を1cm2当たりのシリコン粒子重量が0.54mgとなるように塗布し、溶融温度低下材層8を形成した。この基材層7に対しニッケル成分層5が溶融温度低下材層8に接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
比較例5のろう付け用複合材は、図3のろう付け用複合材3と構造は同じであるが、積層ろう材層6全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率が4質量%未満となる。
(従来例1)
板厚1.64mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、これら2層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの2層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7に対しチタン成分層4が接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
従来例1のろう付け用複合材は、図1のろう付け用複合材1と比較し、溶融温度低下材層8を有さない。
(従来例2)
板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をニッケル成分層5のろう材とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚0.82mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7に対しニッケル成分層5が接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
従来例2のろう付け用複合材は、図2のろう付け用複合材2と比較し、溶融温度低下材層8を有さない。
(従来例3)
板厚1.0mmのコイル状インバー合金(鉄−36質量%ニッケル合金)板を第三ろう材層9とし、板厚2.0mmのコイル状純チタン板をチタン成分層4のろう材とし、板厚1.35mmのコイル状純ニッケル板をもうひとつのニッケル成分層5のろう材とし、これら3層のろう材を重ね合わせ、冷間圧延により板厚1.4mmの3層構造のクラッド板を得た。引き続き冷間圧延により、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げ、これを積層ろう材層6とした。
ステンレス条(SUS304、厚さ1.5mm)を基材層7とし、この基材層7に対しニッケル成分層5が接するように積層ろう材層6を配置し、冷間圧延により積層ろう材層6と基材層7を接合加工した。その後、さらに冷間圧延を行い、厚さ0.3mmのろう付け用複合材を作製した。
従来例3のろう付け用複合材は、図3のろう付け用複合材3と比較し、溶融温度低下材層8を有さない。
実施例1〜6、比較例1〜6、従来例1〜3のろう付け用複合材を20mm×25mmに切り出して試料とし、試料の目視観察が可能な真空熱処理炉内にて、ろう付け熱処理(試料のみを加熱)を行った。真空度は5.0×10-2Paで、加熱温度は常温から開始し、1000℃までは昇温速度20℃/min、1000℃を超えて以降は昇温速度10℃/minで昇温した。積層ろう材層6の溶融を確認後、加熱を停止し、観察を終了した。
Figure 2010240724
表1は、実施例1〜6、比較例1〜6、従来例1〜3のろう付け用複合材について、構成(表面側から裏面側へ積層順に見た各層の主要構成材料を元素記号、英語名等で示す)、シリコン濃度(全体のろう材に対する溶融温度低下材の質量比率)、溶融温度の実測値を示したものである。
表1によれば、実施例1〜6のろう付け用複合材1,2,3は、比較例1〜6、従来例1〜3のろう付け用複合材よりもろう材の溶融温度が50℃以上低く、1100℃以下のろう付け温度でろう付けを行うことが可能である。
本発明は、主にニッケル成分とチタン成分で構成されるろう材又は主にニッケル成分とチタン成分と鉄成分で構成されるろう材が溶融する際、シリコン成分がろう材の溶融温度を低下させる作用を利用したものである。ニッケルとチタンの濃度比率(または板厚比率)や鉄合金とニッケルとチタンの濃度比率(または板厚比率)が実施例1〜6における比率とは異なっても、本発明は適用でき、実施例と同等の効果が得られる。また、図1のろう付け用複合材1では、表面側にニッケル成分層5を配置し基材層7側にチタン成分層4を配置したが、表面側にチタン成分層4を配置し基材層7側にニッケル成分層5を配置しても本発明は適用でき、同等の効果が得られる。また、実施例1〜6では、ろう材にニッケルとチタンを用いたが、ニッケルをニッケル合金に変えたり、チタンをチタン合金に変えても本発明は適用でき、同等の効果が得られる。また、実施例5,6において、鉄合金層を最表面に設けたが、鉄又は鉄合金とチタン又はチタン合金とニッケル又はニッケル合金の積層順は、任意に変更可能であり、同等の効果が得られる。
1,2,3 ろう付け用複合材
4 チタン成分層
5 ニッケル成分層
6 積層ろう材層
7 基材層
8 溶融温度低下材層
9 第三ろう材層

Claims (7)

  1. チタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層とを含む積層ろう材層と、
    該積層ろう材層に接合され、基材からなる基材層と、
    該基材層と上記積層ろう材層との間に介在され、溶融温度低下材からなる溶融温度低下材層とを備えたことを特徴とするろう付け用複合材。
  2. 上記積層ろう材層が鉄または鉄合金をろう材とする第三ろう材層を含むことを特徴とする請求項1記載のろう付け用複合材。
  3. 上記溶融温度低下材の上記積層ろう材層全体のろう材に対する質量比率が4質量%以上10質量%以下であることを特徴とする請求項1又は2記載のろう付け用複合材。
  4. 上記溶融温度低下材は、粒径が直径1μm以上5μm以下のシリコン粒子であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のろう付け用複合材。
  5. 上記基材がステンレス鋼であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のろう付け用複合材。
  6. 積層ろう材層が基材層に接合されたろう付け用複合材の製造方法において、
    シリコン粒子を有機系溶剤に混合し、
    この混合物をチタンまたはチタン合金をろう材とするチタン成分層とニッケルまたはニッケル合金をろう材とするニッケル成分層とを含む積層ろう材層または基材層に塗布した後、
    上記積層ろう材層と上記基材層を接合させることを特徴とするろう付け用複合材の製造方法。
  7. 上記有機系溶剤に、70℃以上100℃以下で揮発する有機系溶剤を用い、
    上記混合物を塗布してから上記積層ろう材層と上記基材層とを接合するまでの間は、70℃未満で保管し、
    上記積層ろう材層と上記基材層の接合は、冷間圧延により行い、
    冷間圧延後、100℃超にて焼鈍することを特徴とする請求項6記載のろう付け用複合材の製造方法。
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