JP2010240252A - 体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法 - Google Patents

体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カプセル型内視鏡10の起動操作および停止操作を確実に、かつ簡単に行うことのできる体内観察システム1および体内観察システム1の駆動方法を提供する。
【解決手段】カプセル型内視鏡10が、体内観察部13と、無線送信部31と、体内観察部13および無線送信部31に用いられる電力を供給する電池15と、交流磁界信号Fを検知する磁界検知部11と、磁界検知部11の検知結果にもとづき電池15から体内観察部13および無線送信部31への電力供給状態をトグル動作で制御する電源供給制御部16とを有し、磁界発生装置20が、磁界発生部46と、交流磁界信号Fの発生開始を指示する操作スイッチ42と、カプセル型内視鏡10の電力供給状態を判定する状態判定部45と、操作スイッチ42の指示と状態判定部45の判定結果とにもとづき、交流磁界信号Fの発生を制御する磁界発生制御部43と、を有する
【選択図】図1

Description

本発明は、被検体の内部に導入する体内観察装置と体内観察装置を制御する制御信号を発生する外部制御装置とを具備する体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法に関し、特に電源部を内蔵した体内観察装置を具備する体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法に関する。
被検体の体内の体内情報を取得する体内観察装置として、体内の状態を画像情報として取得し観察するカプセル型内視鏡が実用化されている。カプセル型内視鏡は被検体の口から飲み込まれることで体内に導入され、自然排出されるまでの間、体腔内、例えば胃または小腸などの臓器の内部を蠕動運動に従って移動し、順次撮像する機能を有する。
体腔内を移動する間、カプセル型内視鏡によって体内で撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信され、外部の受信機内に設けられたメモリに蓄積される。患者は、受信機を携帯することにより、カプセル型内視鏡を飲み込んだ後、排出されるまでの間、自由に行動できる。
カプセル型内視鏡は、筐体に内蔵した電池から駆動電力を得るが、内部回路等が筐体内に密閉された構造のため筐体外面にスイッチ等を配設して操作者が起動/停止操作することができない。
このため特開平01−224553号公報には筐体内に外部磁界によって動作するリードスイッチを備え、カプセル型内視鏡を収容し保管する収納ケースに永久磁石を備えたカプセル型内視鏡が提案されている。リードスイッチは2本の強磁性体リードが一端に隙間を持って相対しガラス管の中に封入されている。リードスイッチは外部から所定の閾値以上の磁界が印加されると、各リードにN極またはS極が誘導され、この磁気吸引力により2本のリードが短絡状態となる。そして磁界が所定の閾値未満になると、リードの弾性によりリードスイッチは開放状態となる。
カプセル型内視鏡は使用前に永久磁石が配設された収納ケース内に収容されている状態では駆動せず、収納ケースから取り出されることによって永久磁石の影響下から離れ駆動を開始する。このため上記カプセル型内視鏡は使用開始前に駆動を開始することによる電池の消耗を防止することができる。
しかし、前記公知のカプセル型内視鏡では収納ケースから取り出すと起動状態となり、カプセル型内視鏡は電池を消耗する。そのため、被験者がカプセル型内視鏡を嚥下してから観察したい所望の部位にカプセル型内視鏡が到達する前に電池が消耗してしまい、観察できないこともあり得る。この場合には、診断を中止して被験者に再度の検査を強いることになる。
また、一旦起動した、トグル動作するカプセル型内視鏡を停止するには、カプセル型内視鏡のリードスイッチに一定強度以上の磁界を印加する必要がある。しかし、このとき、リードスイッチは磁界検出感度が高くはないため磁力の強力な永久磁石または磁界発生装置が必要である。また、リードスイッチの磁界検出感度には方向性があるため、印加する磁界の向きをリードスイッチの磁界検出感度の高い方向に合わせる必要がある。このため、リードスイッチに印加した磁界強度が不足し、カプセル型内視鏡が操作者の意図に反して起動しない場合もある。
さらに、操作者には、カプセル型内視鏡のリードスイッチに所定強度の磁界が印加されたかどうか、言い換えればカプセル型内視鏡が起動状態となったかどうかが解らないため、間違って再び磁界を印加してしまい起動しているカプセル型内視鏡を再び停止状態にしてしまうこともある。逆に停止しているカプセル型内視鏡を再び起動状態にしてしまうこともあり、カプセル型内視鏡が操作者の意図しない状態になってしまうことがある。
特開平01−224553号公報
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、体内観察装置の起動操作および停止操作を確実に、かつ簡単に行うことのできる体内観察システムおよび前記体内観察システムの駆動方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の一形態の体内観察システムは、被検体の内部に導入する体内観察装置と、制御信号を発生する外部制御装置とを具備する体内観察システムであって、前記体内観察装置が、前記被検体の体内情報を取得する体内情報取得部と、取得する前記体内情報を無線信号により伝送する無線伝送部と、前記体内情報取得部および前記無線伝送部に用いられる電力を供給する電源部と、前記外部制御装置からの前記制御信号を検知する信号検知部と、前記信号検知部の検知結果にもとづき、前記電源部から前記体内情報取得部および前記無線伝送部への電力供給状態をトグル動作で制御する電源供給制御部と、を有し、前記外部制御装置が、前記制御信号を発生する制御信号発生部と、前記制御信号の発生開始を指示する操作スイッチと、前記電力供給状態を判定する状態判定部と、前記操作スイッチの指示と前記状態判定部の判定結果とにもとづき、前記制御信号の発生を制御する信号発生制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の一形態の被検体の体内観察システムの駆動方法は、内部に導入する体内観察装置と、前記体内観察装置を制御する制御信号を発生する外部制御装置とを具備する体内観察システムの駆動方法であって、前記制御信号の発生開始を指示する発生指示ステップと、信号発生部から前記制御信号を発生する制御信号発生ステップと、前記被検体の体内情報を取得する体内情報取得部と、取得する前記体内情報を無線信号により伝送する無線伝送部と、前記体内情報取得部および前記無線伝送部に用いられる電力を供給する電源部と、前記外部制御装置からの前記制御信号を検知する信号検知部と、前記信号検知部の検知結果にもとづき、前記電源部から前記体内情報取得部および前記無線伝送部への電力供給状態をトグル動作する電源供給制御部と、を有する前記体内観察装置の、前記電源部から前記体内情報取得部への前記電力供給状態を判定する状態判定ステップと、前記状態判定ステップにおいて前記電力供給状態の変化を判定するまで、断続的に複数回の前記制御信号を発生する制御信号継続発生ステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、体内観察装置の起動操作および停止操作を確実に、かつ簡単に行うことのできる体内観察システムおよび体内観察システムの駆動方法を提供することができる。
第1の実施の形態の体内観察システムの構成を示す構成図である。 第1の実施の形態の体内観察システムのカプセル型内視鏡の構成を示す構成図である。 第1の実施の形態の体内観察システムのカプセル型内視鏡の回路構成を示す構成図である。 第1の実施の形態の体内観察システムの磁界発生装置の回路構成を示す構成図である。 第1の実施の形態の体内観察システムにおける種々の信号の関係を説明するためのタイムチャートである。 第1の実施の形態の体内観察システムの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の体内観察システムの構成を示す構成図である。 第2の実施の形態の体内観察システムの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態の体内観察システムの構成を示す構成図である。 第4の実施の形態の体内観察システムの構成を示す構成図である。
<第1の実施の形態>
以下、図1〜図6を用いて、本発明の第1の実施の形態の体内観察システム1について説明する。図1に示すように本実施の形態の生体観察システムである体内観察システム1は、被検体の内部に導入する体内観察装置であるカプセル型内視鏡10と、カプセル型内視鏡10の外部に配置され、カプセル型内視鏡10の起動操作および停止操作を指示する制御信号である交流磁界信号F(以下、単に「交流磁界」または「磁界信号」ともいう。)を発生する外部制御装置である磁界発生装置20と、を具備する。
起動停止装置である磁界発生装置20は、操作スイッチ42と、磁界発生制御部43と、磁界発生部46と、無線受信部44と、状態判定部45と、表示部48とを有する。操作スイッチ42は操作者がカプセル型内視鏡10の起動操作または停止操作を行うときに、起動停止信号である磁界信号Fの発生開始を指示するときに用いるスイッチであり、例えば押しボタンスイッチである。磁界発生部46は交流磁界信号Fを発生する制御信号発生部である。無線受信部44は後述するカプセル型内視鏡10の無線送信部31が送信する無線信号Sを受信する。状態判定部45は無線受信部44による無線信号Sの検出結果から後述するカプセル型内視鏡10の体内観察部13への電力供給状態を判定する。表示部48は状態判定部45の判定結果を操作者に告知する告知部である。そして、磁界発生制御部43は、操作スイッチ42の指示と状態判定部45の判定結果とにもとづき、磁界信号Fの発生を制御する信号発生制御部である。
一方、生体情報取得装置であるカプセル型内視鏡10は、主機能部17である体内観察部13および無線送信部31と、磁界検知部11と、電池15と、電源供給制御部16とを有する。磁界検知部11は磁界発生装置20からの交流磁界Hを検知する信号検知部である。電池15は主機能部17の駆動に用いられる電力を供給する電源部である。電源供給制御部16は磁界検知部11の検知結果にもとづき、電池15から主機能部17への電力供給状態をトグル動作で制御する。
次に図2および図3を用いてカプセル型内視鏡10の構成についてさらに説明する。図2および図3に示すようにカプセル型内視鏡10の主機能部17は、体内情報取得部である体内観察部13と無線伝送部である無線送信部31とを有する。体内観察部13は、照明部32と、撮像部33とを有する。照明部32は体内臓器の壁面を照らす、例えばLEDを有する。撮像部33は体内臓器の壁面を撮像するCCDまたはCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子を有する。送信アンテナ31Aは、無線送信部31が無線信号Sを送信するアンテナである。なお、無線送信部31が無線信号Sで送信した被検者の体内の映像情報は、外部の受信機(不図示)内に設けられたメモリに蓄積される。
電源供給制御部16は、電源供給スイッチ14と、磁界検知部11からの出力を2分周する分周回路12と、を有する。分周回路12は、例えばD型フリップフロップ回路であり、入力した電気信号を2分周した信号を電源供給スイッチ14に出力する。電源供給スイッチ14はP−MOSトランジスタ(Pチャネル型FET)であり、ソースは電池15に、ドレインはカプセル型内視鏡10の主機能部17に、ゲートは分周回路12に接続されている。分周回路12の出力信号が電源電圧レベルのとき、電源供給スイッチ14はオフであり、体内観察部13への電力は供給されない。逆に、分周回路12の出力信号が接地電圧レベルのとき、電源供給スイッチ14はオンとなり、主機能部17への電力が供給される。すなわち、磁界の印加と停止を1パルスとしたとき、1パルス毎に電源供給制御部16は、カプセル型内視鏡10の主機能部への電力供給状態をトグル動作で制御する。
なお電源供給制御部16のD型フリップフロップ回路は、その他の回路であっても入力信号を2分周できる回路であればよく、T型フリップフロップ回路等でもよい。また電源供給スイッチ14は、Pチャネル型FETを用いて構成されるものに限らず、同様なスイッチング機能を有する電子スイッチ等を用いて構成されるものであっても良い。
磁界検知部11は、磁界発生装置20からの交流磁界Hを検知する受信アンテナ35と、受信アンテナ35で受電した交流磁界Hを整流するダイオード38と、これを平滑する平滑用コンデンサ37と、平滑用コンデンサ37に充電された電荷を放電する抵抗34とを有する。受信アンテナ35は、二次側コイル36Aと二次側コンデンサ36Bとを有する共振回路であり、磁界発生装置20からの交流磁界Hの周波数に共振するように調整されている。このため、体内観察システム1はカプセル型内視鏡10の誤起動または誤停止がない安定した制御が可能となる。つまり、磁界検知部11は磁界発生装置20から印加される交流磁界Hに対しては検知感度が向上してカプセル型内視鏡10の起動/停止が確実に制御可能であるのに対し、意図しないような外乱磁場に対しては検知感度が低下して誤動作することがない。
磁界検知部11の二次側コイル36Aには、磁界発生装置20が発生した交流磁界Hを検知(受電)すると電磁誘導により交流電流が発生し、交流電流は整流回路が直流の電気信号に変換する。そして電気信号は分周回路12に入力される。すなわち、カプセル型内視鏡10は受信した交流磁界Hから直流電圧の信号を得るために、磁界検知部11が磁界を検知するための電源は不要である。
次に図4を用いて、外部制御装置である磁界発生装置20の回路構成について説明する。体内観察システム1の磁界発生装置20の磁界発生部46は一次側コイル49Aと一次側コンデンサ49Bとを有する共振回路を構成している。駆動部49Cは図示しない発振器からの信号を所望の周波数にするなどの処理を行い磁界発生部46を駆動し、一次側コイル49Aは、これに応じた所定周波数の制御信号である交流磁界Hを発生する。
なお、一次側コイル49Aおよび二次側コイル36Aは、ヘルムホルツ型コイル、ソレノイド型コイル、平面コイルなど何でも良く、その形状に制限を与えるものではない。
無線受信部44は受信アンテナ44Aにより、カプセル型内視鏡10の送信アンテナ31Aから発信された無線信号Sを受信する。すなわち、無線信号Sは被検者の体内の映像情報であり、外部の受信機に対して送信されている信号であるが、無線受信部44は無線信号Sを傍受する。そして状態判定部45は無線受信部44が無線信号Sを受信したか否かによりカプセル型内視鏡10が起動状態であるか、あるは停止状態であるかを判定する。すなわち、カプセル型内視鏡10が起動状態とは、電池15から主機能部17である体内観察部13および無線送信部31への電力が供給されている電力供給状態を意味する。逆にカプセル型内視鏡10が停止状態とは、電池15から主機能部17である体内観察部13および無線送信部31への電力が遮断されている電力供給状態を意味する。
なお、磁界発生装置20が磁界信号Fを発生してから、カプセル型内視鏡10が起動し、画像データ信号を無線信号Sとして送信するまでには一定の時間、例えば1〜10秒間、を要する。このため状態判定部45は磁界信号Fを発生してから、前記一定の時間以上の時間を経過してから判定を行う。
表示部48は、体内観察システム1の操作者がカプセル型内視鏡10の状態、すなわち起動状態が停止状態のいずれの状態であるかが識別できれば良く、液晶パネルもしくはLEDなどの表示素子または、文字、もしくは色での表示などの表示形態などに限定はない。なお、表示部48に代えて、または表示部48と併用して、音または振動を用いても良い。すなわち、表示部48は、体内観察システム1の操作者がカプセル型内視鏡10の状態を認識可能な告知部の一例である。
次に図5を用いて、体内観察システム1における信号について説明する。図5は体内観察システム1における種々の信号の関係を説明するためのタイムチャートで、横軸は時刻を縦軸は、各信号の状態を示している。
図5において、期間T1(時刻t1から時刻t2)の間は、磁界発生装置20が発生した磁界信号Fがカプセル型内視鏡10に印加されている。期間T2(時刻t2から時刻t3)の間は、磁界発生装置20からの磁界信号Fの発生が停止されている。同様に、期間T4の間は、磁界信号Fの発生と停止とが繰り返されている。
まず、時刻t1に磁界発生装置20から交流磁界が発生されると、磁界検知部11の二次側コイル36Aの両端に電磁誘導により交流電流が発生する。そして整流回路により直流電流に変換され、ノードN1の電位(V1)は上昇し、ハイレベルとなる。時刻t2に交流磁界の発生が停止すると、平滑用コンデンサ37に蓄積されていた電荷が抵抗34を介し放電されノードN1の電圧はローレベルとなる。以降、交流磁界の発生、停止が繰り返されるたびに、ノードN1の電圧はハイレベルとローレベルとを繰り返す。
磁界検知部11の出力した電気信号は分周回路12に入力され、分周回路12の出力(ノードN2)は交流磁界が発生開始した時刻t1からノードN1の電圧が上昇し、分周回路12がノードN1の電圧をハイレベルと検知した時刻t1aにおいて分周回路12の出力端子(ノードN2)の電位V2はハイレベルからローレベルへと反転する。分周回路12の出力端子(ノードN2)は電源供給スイッチ(Pチャネル型FET)14のゲートに接続されているため、(ノードN2)の電位V2がハイレベルからローレベルへと反転したタイミングで電源供給スイッチ(Pチャネル型FET)14はオン状態となり、電池15から主機能部17への電力供給が開始される。つまり、時刻t1aにおいてカプセル型内視鏡10が起動される。
分周回路12の出力端子(ノードN2)の電位V2は交流磁界が停止した時刻t2から電圧は下降し、ローレベルとなるが、このとき、分周回路12の出力端子(ノードN2)の電位V2は変化せず、ローレベルを維持する。したがって、カプセル型内視鏡10も起動状態を維持する。
次に、交流磁界が発生開始した時刻t3から再び(ノードN1)の電圧が上昇し、分周回路12が(ノードN1)の電圧をハイレベルと検知した時刻t3aにおいて分周回路12の出力端子(ノードN2)の電位V2はローレベルからハイレベルレベルへと反転する。このとき、電源供給スイッチ(Pチャネル型FET)14はオン状態からオフ状態へと変化し、時刻t3aにおいてカプセル型内視鏡10が停止される。
以上の説明のように、電源供給制御部16は電池15から主機能部17への電力供給状態をトグル動作で制御する
次に、図6のフローチャートを用いて本実施の形態の体内観察システム1の処理の流れについて説明する。
<ステップS10> 制御信号発生指示ステップ
最初に、磁界信号Fを発生する指示のために操作スイッチ42が操作者により操作される。体内観察システム1において操作者は基本的に操作スイッチ42を1回、例えば押圧操作するだけでよいため、操作が簡単である。
<ステップS11>
無線受信部44がカプセル型内視鏡10から無線信号Sの受信を試みて、状態判定部45は、無線信号Sの有無からカプセル型内視鏡10の体内観察部13への電力供給状態を判定する。すなわち、無線信号Sが受信できた場合(Yes)には、状態判定部45はカプセル型内視鏡10が起動状態であると判定する。一方、無線信号Sが受信できなかった場合(No)には、状態判定部45はカプセル型内視鏡10が停止状態であると判定する。
<ステップS12>
カプセル型内視鏡10が停止状態だった場合には、状態判定部45は停止状態にあることを操作者に知らせるために表示部48に、(停止)表示を行う。表示部48にカプセル型内視鏡10の状態が表示されるため操作者は確実に状態を認識できる。
<ステップS13> 制御信号発生ステップ/制御信号継続発生ステップ
磁界発生制御部43は、操作スイッチ42の指示にもとづき、磁界発生部46を制御して磁界信号Fを発生する。磁界発生部46は、操作スイッチ42が押圧操作されている間のみ磁界信号Fを連続して発生しても良いし、操作スイッチ42の押圧操作後、所定時間、例えば0.1〜10秒間だけ磁界信号Fを発生させた後、停止しても良い。
カプセル型内視鏡10の磁界検知部11が、磁界信号Fを検知した場合、前述したように主機能部17に電力供給が行われ、カプセル型内視鏡10は起動状態となる。起動したカプセル型内視鏡10は撮像を開始し、撮像した画像データ信号を無線送信部31を介してカプセル型内視鏡10の外部へ送信する。
<ステップS14>状態判定ステップ
磁界発生装置20が発生した磁界信号Fを受信して、カプセル型内視鏡10が起動したと状態判定部45が判定した場合、言い換えればカプセル型内視鏡10の電力供給状態が変化した判定した場合、すなわち、無線受信部44が無線信号Sを受信できた場合(Yes)には、体内観察システム1の処理はステップS15に移行する。
ここで、磁界発生装置20が磁界信号Fを発生したにも関わらず、カプセル型内視鏡10が起動しない場合がある。例えば、体内にあるカプセル型内視鏡10と磁界発生部46との距離が長い場合、または、磁界発生部46が発生した磁界の方向と磁界検知部11の受信感度の指向性との関係が悪かった場合等には、磁界検知部11が受信する信号強度が不足し、カプセル型内視鏡10が起動しない場合がある。
本実施の形態の体内観察システム1では、このような場合、無線受信部44が無線信号Sを受信できない(No)ため、状態判定部45はカプセル型内視鏡10が未だ停止状態にある、言い換えればカプセル型内視鏡10の電力供給状態が変化しないと判定する。すると体内観察システム1の処理はステップS13に戻り、磁界発生制御部43は、磁界発生部46を制御して、自動的に再度、磁界信号Fを所定時間、例えば0.1〜10秒間発生する。すなわち、本実施の形態の磁界発生制御部43は、操作スイッチ42の指示と状態判定部45の判定結果とにもとづき、断続的に複数回の磁界信号Fを発生するように磁界発生部46を制御する。
ここで断続的とは、中断時間を介して複数回の磁界発生を行うことであり、中断時間は状態判定部45が処理を行うための時間に限られるものではなく、それより長い時間である例えば1〜10秒間程度でもよい。
そして、磁界発生装置20は、ステップS14において、カプセル型内視鏡10が起動したと判定されるまで、ステップS13の処理とステップS14の処理とを繰り返す。
<ステップS15> 告知ステップ
状態判定部45は、カプセル型内視鏡10が起動したと判定した場合(S14:Yes)、表示部48に、(起動中)表示を行う。
ステップS12〜S15の処理は停止状態にあったカプセル型内視鏡10を起動するときの動作であったが、ステップS16からの処理は起動状態にあるカプセル型内視鏡10を停止するときの動作である。
体内観察システム1は、前述したように、磁界発生装置20からの磁界信号Fを受信するたびに、電力供給状態が切り替わり、カプセル型内視鏡10は停止状態から起動状態へ、または、起動状態から停止状態へと制御される。したがって、起動状態にあるカプセル型内視鏡10を停止する動作は、停止状態にあるカプセル型内視鏡10を起動する動作と基本的には同様であるため、以下は簡単に説明する。
<ステップS16>
カプセル型内視鏡10が起動状態だった場合には、状態判定部45は表示部48に、(起動)表示を行う。
<ステップS17>制御信号発生ステップ/制御信号継続発生ステップ
磁界発生制御部43は、操作スイッチ42の指示にもとづき、磁界発生部46を制御して磁界信号Fを発生する。
<ステップS18>状態判定ステップ
磁界発生装置20は、ステップS18において、カプセル型内視鏡10が停止したと判定される(S18:No)まで、ステップS17の処理とステップS18の処理とを繰り返す。
<ステップS19>
状態判定部45は、カプセル型内視鏡10が停止したと判定した場合(S18:No)、表示部48に、(停止中)表示を行う。
なお、前述したように、カプセル型内視鏡10が受信する磁界信号Fの信号強度が弱いために、磁界検知部11が磁界信号Fを検知できず、カプセル型内視鏡10が起動しない場合もある。このため、磁界発生制御部43は、の発生回数の増加に応じて、磁界信号Fの信号強度を強くするように磁界発生部46を制御することにより、カプセル型内視鏡10の起動を、より確実に行うことができる。
あるいは、磁界検知部11の共振周波数の変化により磁界検知部11が磁界信号Fを検知できず、カプセル型内視鏡10が起動しない場合もある。この場合には磁界発生制御部43は、磁界信号Fの発生回数の増加に応じて、磁界信号Fの周波数を変化するように磁界発生部46を制御してもよい。
磁界信号Fの信号強度を強くするには、磁界発生部46の一次側コイル49Aに印加する電流を増加する。電流の増加の程度は適宜設定されるが、例えば再度、磁界信号Fを発生するたびに電流を10〜50%増加する。もちろん印加する電流の上限値は予め設定されており上限値を超える電流が一次側コイル49Aに印加されることはない。
また、カプセル型内視鏡10または磁界発生装置20の故障などにより、磁界発生装置20が磁界信号Fを繰り返し発生し続ける場合は、操作者は図示していない強制停止スイッチの操作により、強制的に磁界信号Fの発生を停止させても良い。
以上の説明のように、本実施の形態の体内観察システム1は、カプセル型内視鏡10の起動操作および停止操作を確実に、かつ簡単に行うことのできる。体内観察システム1は、制御信号として用いた交流磁界が体内を透過するため、操作者は体内にあるカプセル型内視鏡10の起動操作および停止操作を体外の磁界発生装置20を用いて可能である。そして体内観察システム1は、強力な永久磁石を必要とせずに、簡単な方法によりカプセル型内視鏡10の起動および停止の制御を容易かつ自由に行えるため、電池の消耗を防ぐとともに診断性の向上が期待できる。
さらに、体内観察システム1は制御信号として交流磁界を用いるため、直流磁界をリードスイッチで検知する公知の体内観察システムよりも小型化および省電力化が可能である。すなわち、交流磁界を検出する受信アンテナ35はリードスイッチよりも高感度、すなわち微弱な磁界を検知できるためである。さらに磁界検知部11は、磁界を検知するための電源が不要である。さらに、分周回路12をCMOS回路で構成すれば、カプセル型内視鏡10内の電池を消耗することなく交流信号を検知することが可能となる。
なお、以上の説明では、カプセル型内視鏡10が起動状態か停止状態かを状態判定部45が判定するための起動情報信号として、無線送信部31からの無線信号Sである画像データ信号を用いた場合について説明したが、カプセル型内視鏡10が起動状態において、外部に伝送可能な信号であれば他の信号でも良く、画像データ信号に限定されるものではない。
また、起動停止信号である制御信号として交流磁界を用いた例示したが、制御信号はこれに限るものではなく、光信号、音信号、または無線信号のいずれかひとつ、または2以上の組み合わせを用いてもよい。
ここで、電力の供給の開始/停止を外部からの制御信号により制御するカプセル型内視鏡を用いての診断または観察について簡単に説明する。
まず、収納ケースに収納されたカプセル型内視鏡をケースから取り出す。
ケースから取り出したカプセル型内視鏡に制御信号を印加してカプセル型内視鏡を起動させ、動作確認を行った後、被験者にカプセル型内視鏡を飲み込んでもらい、観察または診断を開始する。ここで、収納ケースから取り出してからカプセル型内視鏡を起動させているが、収納ケースに収納された状態のカプセル型内視鏡に対して制御信号を印加することで起動後にカプセル型内視鏡を収納ケースから取り出して被験者に飲み込んでもらっても良い。
一旦、観察または診断を開始したら、操作者はカプセル型内視鏡をそのまま起動させておいても良いし、あるいはすでに説明したように、外部からの制御信号の印加によりカプセル型内視鏡の起動および停止の制御を自由に行っても良い。例えば、操作者は観察不要の部位をカプセル型内視鏡が通過している期間はカプセル型内視鏡の動作を停止し、所望の部位に達したときに外部からの制御信号の印加によりカプセル型内視鏡を起動させて観察または診断しても良い。
このように、観察不要な部位を通る期間にはカプセル型内視鏡の動作を停止させておき、所望の部位に達したときにカプセル型内視鏡を起動することにより、電池の消耗を防ぎ、所望の部位の観察または診断を確実に行えることができ、診断性の向上が期待できる。
すなわち、本実施の形態によれば、簡単な方法によりカプセル型内視鏡の起動および停止の制御を容易かつ自由に行えるため、電池の消耗を防ぎ、診断性の向上が期待できる。
<第2の実施の形態>
次に、図7および図8を用いて、本発明の第2の実施の形態の体内観察システム1Aについて説明する。なお本実施の形態の体内観察システム1Aは、第1の実施の形態の体内観察システム1と類似しているため同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
すでに説明したように磁界発生装置20Aの設置状態によっては磁界発生部46とカプセル型内視鏡10の磁界検知部11との相対位置関係が悪く、磁界検知部11が磁界信号Fを受信できない場合がある。その場合には磁界信号Fを断続的に発生し続けてもカプセル型内視鏡10を制御することができないばかりでなく、磁界発生装置20Aの例えば内蔵電池を消耗してしまう。
上記問題を解決するために、図7に示す本実施の形態の体内観察システム1Aの磁界発生装置20Aは、最大発生回数設定部47を有する。操作者は最大発生回数設定部47を用いて磁界発生部46が1回の操作スイッチ42の操作に対して発生する磁界信号Fの最大発生回数を予め設定する。なお、最大発生回数設定部47は磁界発生装置20Aの製造時等に設定されていてもよい。
体内観察システム1Aの磁界発生制御部43Aは、最大発生回数設定部47を介して予め設定された磁界信号Fの最大発生回数と、実際の磁界信号Fの発生回数を比較し、発生回数が最大発生回数に達した場合には、磁界発生部18の駆動を停止する。すなわち、実際の発生回数が予め設定された磁界信号Fの最大発生回数に達したら、カプセル型内視鏡10の状態の変化の有無に関わらず、磁界信号Fの発生を停止する。
次に、図8のフローチャートを用いて本実施の形態の体内観察システム1Aの処理の流れについて説明する。なお、以下の説明において第1の実施の形態の体内観察システム1と同じ動作の説明は簡単に行う。
<ステップS20> 発生指示ステップ
最初に、磁界信号Fを発生する指示のために操作スイッチ42が操作者により操作される。
<ステップS21> 初期化ステップ
磁界信号Fの発生回数Nが初期化される。発生回数Nは、例えば磁界発生制御部43Aの図示しないカウンタに記憶されている。なお最大発生回数Mは予め最大発生回数設定部47に設定されている。
<ステップS22>
無線受信部44がカプセル型内視鏡10から無線信号Sの受信を試みて、状態判定部45は、無線信号Sの有無からカプセル型内視鏡10の体内観察部13への電力供給状態を判定する。すなわち、無線信号Sが受信できた場合(Yes)には、状態判定部45はカプセル型内視鏡10が起動状態であると判定する。一方、無線信号Sが受信できなかった場合(No)には、状態判定部45はカプセル型内視鏡10が停止状態であると判定する。
<ステップS23>
カプセル型内視鏡10が停止状態だった場合には、状態判定部45は表示部48に、(停止)表示を行う。
<ステップS24> 制御信号発生ステップ/制御信号継続発生ステップ
磁界発生制御部43は、操作スイッチ42の指示にもとづき、磁界発生部46を制御して磁界信号Fを発生する。
カプセル型内視鏡10の磁界検知部11が磁界信号Fを検知した場合にはカプセル型内視鏡10は起動状態となる。起動したカプセル型内視鏡10は撮像を開始し、撮像した画像データ信号を無線送信部31を介してカプセル型内視鏡10の外部へ送信する。
<ステップS25> 発生回数カウントステップ
磁界発生制御部43Aの図示しないカウンタが、磁界信号Fの発生回数Nを1だけカウントアップする。
<ステップS26> 状態判定ステップ
磁界発生装置20が発生した磁界信号Fを受信して、カプセル型内視鏡10が起動した場合、すなわち、無線受信部44が無線信号Sが受信できた場合(Yes)、体内観察システム1Aの処理はステップS28に移行する。
ここで、磁界発生装置20が磁界信号Fを発生したにも関わらず、カプセル型内視鏡10が起動しない場合、すなわち、無線受信部44が無線信号Sが受信できない場合には(No)、状態判定部45はカプセル型内視鏡10の状態が変化しない、すなわち未だ停止状態にあると判定する。
<ステップS27> 発生回数比較ステップ
磁界発生制御部43Aは、カウンタの磁界信号Fの発生回数Nと最大発生回数設定部47により設定された最大発生回数Mとを比較する。そして、発生回数Nが最大発生回数M未満の場合(No)には体内観察システム1Aの処理はステップS24に戻り、磁界発生制御部43は、磁界発生部46を制御して、自動的に再度、磁界信号Fを発生する。そして、磁界発生装置20は、ステップS26において、カプセル型内視鏡10が起動したと判定されるまで、ステップS24からステップS27の処理を繰り返す。
これに対して、発生回数Nが最大発生回数Mの場合(No)には体内観察システム1Aは、処理を中止する。なお、このとき磁界発生装置20は、操作者に対して、磁界発生部46の位置または向きを変えた後に操作スイッチ42の再操作行うように促す旨の表示等を行っても良い。
<ステップS28> 告知ステップ
状態判定部45は、カプセル型内視鏡10が起動したと判定した場合(S26:Yes)、表示部48に、(起動中)表示を行う。
<ステップS29>
ステップS23〜S28の処理は停止状態にあったカプセル型内視鏡10を起動するときの動作であったが、ステップS29からの処理は起動状態にあるカプセル型内視鏡10を停止するときの動作である。起動状態にあるカプセル型内視鏡10を停止する動作は、停止状態にあるカプセル型内視鏡10を起動する動作と基本的には同様であるため、以下は簡単に説明する。
<ステップS29>
カプセル型内視鏡10が起動状態だった場合には、状態判定部45は表示部48に、(起動中)表示を行う。
<ステップS30> 制御信号発生ステップ/制御信号継続発生ステップ
磁界発生制御部43は、操作スイッチ42の指示にもとづき、磁界発生部46を制御して磁界信号Fを発生する。
カプセル型内視鏡10の磁界検知部11が磁界信号Fを検知した場合にはカプセル型内視鏡10は起動状態となる。起動したカプセル型内視鏡10は撮像を開始し、撮像した画像データ信号を無線送信部31を介してカプセル型内視鏡10の外部へ送信する。
<ステップS31> 発生回数カウントステップ
磁界発生制御部43Aの図示しないカウンタが、磁界信号Fの発生回数Nを1だけカウントアップする。
<ステップS32> 状態判定ステップ
磁界発生装置20が発生した磁界信号Fを受信して、カプセル型内視鏡10が停止した場合、すなわち、無線受信部44が無線信号Sが受信できなかった場合(No)、体内観察システム1Aの処理はステップS34に移行する。
ここで、磁界発生装置20が磁界信号Fを発生したにも関わらず、カプセル型内視鏡10が停止しない場合、すなわち、無線受信部44が無線信号Sを受信した場合には(Yes)、状態判定部45はカプセル型内視鏡10の状態が変化せず未だ起動状態にあると判定する。
<ステップS33> 発生回数比較ステップ
磁界発生制御部43Aは、カウンタの磁界信号Fの発生回数Nと最大発生回数設定部47により設定された最大発生回数Mとを比較する。そして、発生回数Nが最大発生回数M未満の場合(No)は体内観察システム1Aの処理はステップS24に戻り、磁界発生制御部43Aは、磁界発生部46を制御して、自動的に再度、磁界信号Fを発生する。そして、磁界発生装置20は、ステップS32において、カプセル型内視鏡10が停止したと判定されるまで、ステップS30からステップS33の処理を繰り返す。
これに対して、発生回数Nが最大発生回数Mになった場合(No)は体内観察システム1Aは、処理を中止する。
<ステップS34> 告知ステップ
状態判定部45は、カプセル型内視鏡10が停止したと判定した場合(S32:Yes)、表示部48に、(停止)表示を行う。
なお、停止状態にあるカプセル型内視鏡10を起動するときの最大発生回数と起動状態にあるカプセル型内視鏡10を停止するときの最大発生回数とは、同一回数に設定してもよいし、異なる回数に設定しても良い。
本実施の形態の体内観察システム1Aは第1の実施の形態の体内観察システム1と同様の効果を有する。さらに、本実施の形態の体内観察システム1Aは、磁界信号Fの発生が、予め設定した最大発生回数にて自動的に停止する、すなわち、最大発生回数以上の回数の磁界信号Fを発生しないため、磁界発生装置20の電力消費を抑えることができる。
すなわち、体内観察システム1Aは、簡単な方法によりカプセル型内視鏡10の起動および停止の制御を容易かつ自由に行え、かつカプセル型内視鏡10の電池の浪費を防ぐために、診断性の向上が期待でき、さらに磁界発生装置20の消費電力を低減できる効果を有する。
<第3の実施の形態>
次に、図9を用いて、本発明の第3の実施の形態の体内観察システム1Bについて説明する。なお本実施の形態の体内観察システム1Bは、第1の実施の形態の体内観察システム1と類似しているため同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図9に示すように、体内観察システム1Bの磁界発生装置20Bは、3個の磁界発生部46A、46Bおよび46Cを有しており、それぞれの磁界発生部は、それぞれの駆動部(不図示)にて駆動される。ここで、磁界発生部46Aと磁界発生部46Bと磁界発生部46Cとは、カプセル型内視鏡10に対して、それぞれ異なる位置に配置され、カプセル型内視鏡10に異なる方向からそれぞれの磁界信号F1〜F3を印加する。
すなわち、3個の磁界発生部46A、46Bおよび46Cの、それぞれの一次側コイル(不図示)が例えば、互いに直交する方向に磁界信号F1〜F3を発生するように配置されている。
体内観察システム1Bの磁界発生制御部43Bは複数の磁界発生部46A、46Bおよび46Cが順に磁界信号Fを発生するように制御する。すなわち、操作スイッチ42の指示をうけて、磁界発生制御部43Bは最初に磁界発生部46Aから磁界信号Fを所定時間、発生する。そして、すでに説明したように、カプセル型内視鏡10の状態、すなわち、主機能部17への電力供給状態が変化したかどうかを状態判定部45が判定する。電力供給状態が変化していない場合には、磁界発生制御部43Bは再び磁界信号Fを発生するが、そのとき、体内観察システム1Bの磁界発生制御部43Bは、最初に磁界を発生した磁界発生部46Aとは異なる磁界発生部46Bから磁界信号Fを発生するように制御する。そして、状態判定部45が電力供給状態が変化していないと判定した場合には、磁界発生制御部43Bは、さらに別の磁界発生部46Cから磁界信号Fを発生するように制御する。すなわち、磁界発生制御部43Bは断続的に複数回の磁界信号Fを発生するときに、複数の磁界発生部46A、46Bおよび46Cを順に用いる。
すでに説明したように、磁界発生部18が発生する磁界信号Fの方向と磁界検知部11の検知感度の指向性と相対関係により、磁界検知部11が受信する信号強度が不足し、カプセル型内視鏡10が起動しない、あるいは停止しない場合がある。
しかし体内観察システム1Bでは、複数個の磁界発生部46A、46Bおよび46Cが、それぞれ異なる方向からカプセル型内視鏡10に磁界信号Fを印加するため、体内観察システム1より確実にカプセル型内視鏡10の起動制御または停止制御が可能である。また、体内観察システム1Bでは、複数の磁界発生部46A、46Bおよび46Cが異なった位置および方向に配置されているため、カプセル型内視鏡10が制御できない場合でも、第2の実施の形態の体内観察システム1Aのように、操作者が磁界発生部の位置または向きを変える必要がなく、操作が簡単である。
さらに、複数個の磁界発生部46A、46Bおよび46Cの、いずれかが故障していても体内観察システム1Bでは、カプセル型内視鏡10を制御できる。
なお体内観察システム1Bでは3個の磁界発生部46A、46Bおよび46Cを有する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、複数個の磁界発生部を有していればよい。
さらに、上記説明では、複数個の磁界発生部46A、46Bおよび46Cを順に駆動して、時系列的に異なる時間に、それぞれの磁界発生部が磁界信号Fを発生する場合について説明したが、複数の磁界発生部の2個以上から同時に磁界信号Fを発生させてもよい。
本実施の形態の体内観察システム1Bは、第1の実施の形態の体内観察システム1が有する効果に加えて、より確実に、そして簡単に、カプセル型内視鏡10の起動制御および停止の制御を行うことができる。
<第4の実施の形態>
次に、図10を用いて、本発明の第4の実施の形態の体内観察システム1Cについて説明する。なお本実施の形態の体内観察システム1Cは、第1の実施の形態の体内観察システム1等と類似しているため同じ機能の構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
図10に示すように、体内観察システム1Cの磁界発生装置20Cは、第1の操作スイッチ42Aと第2の操作スイッチ42Bとを有する。そして、第1の操作スイッチ42Aは起動操作専用の操作スイッチであり、第2の操作スイッチ42Bは停止操作専用の操作スイッチである。すなわち、第1の操作スイッチ42Aは、カプセル型内視鏡10の起動操作を行うとき、操作者が操作するスイッチであり、第2の操作スイッチ42Bは、カプセル型内視鏡10の停止操作を行うとき、操作者が操作するスイッチである。
そして、磁界発生制御部43Cは、第1の操作スイッチ42Aの指示があり、かつ、状態判定部45の判定したカプセル型内視鏡が停止状態、すなわち主機能部17への電力供給状態が遮断状態の場合、または、第2の操作スイッチ42Bの指示があり、かつ、状態判定部45の判定したカプセル型内視鏡が起動状態、すなわち主機能部17への電力供給状態が供給状態の場合のいずれかの場合にのみ、磁界発生部46が磁界信号Fを発生するように制御する。
すでに説明したように、磁界発生制御部43Cは電力供給状態をトグル動作で制御する。このため、操作者がカプセル型内視鏡10の状態を誤って認識している場合には、操作者が意図しない操作を行ってしまうことがある。例えば、操作者がカプセル型内視鏡10を起動するために、操作スイッチを操作したときに、すでにカプセル型内視鏡10が起動状態にあった場合には、逆にカプセル型内視鏡10を停止させてしまう。
これに対して、本実施の形態の体内観察システム1Cでは、操作者が、カプセル型内視鏡10を起動するために、起動操作用の第1の操作スイッチ42Aを操作したときに、カプセル型内視鏡10がすでに起動状態にあった場合、磁界発生制御部43Cは、第1の操作スイッチ42Aの操作を受け付けずに、磁界信号Fを発生させない。同様に、操作者が、カプセル型内視鏡10を停止するために、停止用操作用の第2の操作スイッチ42Bを操作したときに、カプセル型内視鏡10がすでに停止状態にあった場合、磁界発生制御部43Cは、第2の操作スイッチ42Bの操作を受け付けずに、磁界信号Fを発生させない。
このため、体内観察システム1Cでは、カプセル型内視鏡10が、操作者の意図に反した動作状態になってしまうことがない。本実施の形態の体内観察システム1Cは、第1の実施の形態の体内観察システム1等が有する効果に加えて、操作者の意図に反したカプセル型内視鏡10の起動あるいは停止を防止することができる。
なお、本発明に係わるカプセル型内視鏡10は、被検者の体内にある場合だけでなく、体外にある場合でも起動および停止の制御が可能なことは勿論である。
また、上記それぞれの実施の形態で説明した各機能、動作または処理等は、別の実施の形態の体内観察システムにおいて用いることも可能である。
また上記説明は、体内観察装置としてカプセル型内視鏡10を例に説明したが、本発明の体内観察装置は、視覚による観察だけでなく被検体の体内の各種情報を観察可能な消化器液採取用カプセル型医療装置、カプセル型体温センサまたはカプセル型pHセンサのような各種カプセル型生体情報取得装置に適用できる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等ができる。
1、1A〜1C…体内観察システム、10…カプセル型内視鏡、11…磁界検知部、12…分周回路、13…体内観察部、14…電源供給スイッチ、15…電池、16…電源供給制御部、17…主機能部、18…磁界発生部、20、20A〜20C…磁界発生装置、31…無線送信部、31A…送信アンテナ、32…照明部、33…撮像部、34…抵抗、35…受信アンテナ、36A…二次側コイル、36B…二次側コンデンサ、37…平滑用コンデンサ、38…ダイオード、42…操作スイッチ、42A…第1の操作スイッチ、42B…第2の操作スイッチ、43、43A〜43C…磁界発生制御部、44…無線受信部、44A…受信アンテナ、45…状態判定部、46、46A〜46C…磁界発生部、47…最大発生回数設定部、48…表示部、49A…一次側コイル、49B…一次側コンデンサ、49C…駆動部

Claims (17)

  1. 被検体の内部に導入する体内観察装置と、制御信号を発生する外部制御装置とを具備する体内観察システムであって、
    前記体内観察装置が、
    前記被検体の体内情報を取得する体内情報取得部と、
    取得する前記体内情報を無線信号により伝送する無線伝送部と、
    前記体内情報取得部および前記無線伝送部に用いられる電力を供給する電源部と、
    前記外部制御装置からの前記制御信号を検知する信号検知部と、
    前記信号検知部の検知結果にもとづき、前記電源部から前記体内情報取得部および前記無線伝送部への電力供給状態をトグル動作で制御する電源供給制御部と、を有し、
    前記外部制御装置が、
    前記制御信号を発生する制御信号発生部と、
    前記制御信号の発生開始を指示する操作スイッチと、
    前記電力供給状態を判定する状態判定部と、
    前記操作スイッチの指示と前記状態判定部の判定結果とにもとづき、前記制御信号の発生を制御する信号発生制御部と、を有することを特徴とする体内観察システム。
  2. 前記状態判定部が、前記無線伝送部からの前記無線信号を検出することにより、前記電力供給状態を検知することを特徴とする請求項1に記載の体内観察システム。
  3. 前記信号発生制御部が、前記状態判定部が判定する前記電力供給状態が変化するまで、前記制御信号発生部が断続的に複数回の前記制御信号を発生するように、制御することを特徴とする請求項1または請求項2に体内観察システム。
  4. 前記信号発生制御部が、前記制御信号の発生回数の増加に応じて、前記制御信号の信号強度を強くすることを特徴とする請求項3に記載の体内観察システム。
  5. 前記外部制御装置が、
    前記制御信号の最大発生回数を設定する発生回数設定部と、
    前記信号発生制御部が、前記制御信号の発生回数が前記最大発生回数になるまで前記制御信号を断続的に発生するように制御することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の体内観察システム。
  6. 前記外部制御装置が、複数の前記信号発生部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の体内観察システム。
  7. 前記信号発生制御部が、前記複数の信号発生部が順に前記制御信号を発生するように制御することを特徴とする請求項6に記載の体内観察システム。
  8. 前記外部制御装置が、前記状態判定部が判定した前記電力供給状態を告知する告知部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の体内観察システム。
  9. 前記外部制御装置が前記制御信号の発生開始を指示する第1および第2の操作スイッチを有し、
    前記信号発生制御部は、前記第1の操作スイッチの指示があり、かつ、前記電力供給状態が遮断状態の場合、または前記第2の操作スイッチの指示があり、かつ、前記電力供給状態が供給状態の場合のいずれかの場合にのみ、前記制御信号発生部が前記制御信号を発生するように制御することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の体内観察システム。
  10. 前記制御信号が、交流磁界信号であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の体内観察システム。
  11. 前記体内観察装置が、カプセル型内視鏡であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の体内観察システム。
  12. 被検体の内部に導入する体内観察装置と、前記体内観察装置を制御する制御信号を発生する外部制御装置とを具備する体内観察システムの駆動方法であって、
    前記制御信号の発生開始を指示する発生指示ステップと、
    信号発生部から前記制御信号を発生する制御信号発生ステップと、
    前記被検体の体内情報を取得する体内情報取得部と、取得する前記体内情報を無線信号により伝送する無線伝送部と、前記体内情報取得部および前記無線伝送部に用いられる電力を供給する電源部と、前記外部制御装置からの前記制御信号を検知する信号検知部と、前記信号検知部の検知結果にもとづき、前記電源部から前記体内情報取得部および前記無線伝送部への電力供給状態をトグル動作する電源供給制御部と、を有する前記体内観察装置の、前記電源部から前記体内情報取得部への前記電力供給状態を判定する状態判定ステップと、
    前記状態判定ステップにおいて前記電力供給状態の変化を判定するまで、断続的に複数回の前記制御信号を発生する制御信号継続発生ステップとを具備することを特徴とする体内観察システムの駆動方法。
  13. 前記制御信号継続発生ステップにおいて、制御信号発生回数が所定の制御信号最大発生回数になるまで前記制御信号を発生することを特徴とする請求項12に記載の体内観察システムの駆動方法。
  14. 前記外部制御装置が複数の前記信号発生部を有し、
    前記制御信号発生ステップおよび前記制御信号継続発生ステップにおいて、前記複数の信号発生部から順に前記制御信号を発生することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の体内観察システムの駆動方法。
  15. 前記制御信号継続発生ステップにおいて、前記制御信号の発生回数の増加に応じて、前記制御信号の信号強度を増加することを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか1項に体内観察システムの駆動方法。
  16. 前記制御信号が、交流磁界信号であることを特徴とする請求項12から請求項15のいずれか1項に記載の体内観察システムの駆動方法。
  17. 前記体内観察装置が、カプセル型内視鏡であることを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか1項に記載の体内観察システムの駆動方法。
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