JP2010239976A - 緑化基盤構造及び緑化基盤システム - Google Patents

緑化基盤構造及び緑化基盤システム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、簡易な構成で自然の雨水を利用して土壌全体を常に湿潤状態に維持すること、土壌内に人が入って作業できること、土をいじったり根が張ったりした場合でも安定した吸水できることを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る緑化基盤構造の代表的な構成は、貯水部と、該貯水部の貯水可能高さよりも上方に土壌層を備え該土壌層の下方には、土壌及び植物根の進入防止機能と吸水機能とを有するシートが設けられ、
シート6の少なくとも一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物のベランダ、屋上、屋根、壁面等を緑地化する緑化基盤構造及び緑化基盤システムに関するものである。
都会に於けるヒートアイランド現象に対応するために、ベランダや屋根或いは壁面を緑化する所謂建物緑化が進められつつある。都市部に於ける屋根といえども、全ての建築物の建築面積に占める戸建て住宅の割合は圧倒的に多い。従って、これらの戸建て住宅の建物緑化を実現することは、ヒートアイランド現象の緩和に寄与することになる。
戸建て住宅の緑化をはかる場合、多くの解決すべき問題がある。その中の一つとして、土壌の湿潤状態の維持という問題がある。即ち、例えば建物に形成される屋上緑地では、建物の許容積載荷重の面から無制限な厚さの土壌層を形成することはできず、地上での緑地に比べて土壌層の厚さを薄くせざるを得ない。このため、土壌が乾燥し易く、植物を育成しにくいという問題があった。また屋上は地上に比べて風が強く、土壌が飛散し易いため植物を種から育成することが難しいという問題があった。
上記問題を解決する一技術として、例えば、屋外に設置され上端が開口したハウジングと、ハウジング内の下部に有底状に設けられ水量を貯える貯水槽と、ハウジング内の上部に設けられ過剰に含んだ雨水を貯水槽へ落下させる培地と、貯水槽の水を培地の乾燥時に培地へ供給する給水部材とを備えた無灌水式プランターが提案されている(特許文献1)。
また、吸水布の下端を貯水用の容器内に垂れ下げ、栽培用土内部に自立させ、栽培用土が乾燥すると、吸水布が容器の水を吸い上げて植物に供給するプランターが提案されている(特許文献2)。
特開平5−23065号公報 登録実用新案第3063701号
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、構成が複雑であり、容器に沿って給水部材を立ち上げているため、容器の大きさによっては土壌中心部への水分の供給が不十分になる。また、培地は仕切り板にて支持されているが、その強度に関する記載がなく、人が培地内に入り込んで作業することが想定されていない。
また、特許文献2の技術では、土壌中心部への水分の供給は可能となるが、吸水布が栽培用土内部に自立しているため、土壌を掘り返した場合や植物の根が大きく張り出した場合などに、吸水布の位置が変わる可能性があり、吸水性能が安定しないという問題がある。
そこで本発明は、簡易な構成で自然の雨水を最大限利用して土壌全体を常に湿潤状態に維持すること、土壌内に人が入って作業しても緑化基盤の構成を乱すことがないこと、土壌を掘り返した場合や植物の根が大きく張り出した場合でも安定した吸水できることを目的とする。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第1の構成は、貯水部と、該貯水部の貯水可能高さよりも上方に土壌層を備え該土壌層の下方には、土壌及び植物根の進入防止機能と吸水機能とを有するシートが設けられ、前記シートの少なくとも一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成することを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第2の構成は、前記貯水部と土壌層の間には、前記土壌層を支持する立体構造体が設けられており前記立体構造体の開放面を前記シートで覆い前記立体構造体の上端が前記貯水部の貯水可能高さよりも高くなるように前記貯水部の内部に載置し前記シートの少なくとも一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成することを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第の構成は、前記第1の構成の緑化基盤構造において、前記立体構造体の上面よりも突出した突出部を設けるとともに、該突出部を吸水シートで覆い、更に該吸水シートの一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第の構成は、前記第1又は第2の構成の緑化基盤構造において、前記貯水部は、底部と該底部を覆う外周壁とを有してユニット化されパレット状であることを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第5の構成は、前記第3の構成の緑化基盤構造において、前記貯水部の外周壁に吊り上げ用貫通孔を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第6の構成は、前記第又は第の構成の緑化基盤構造において、前記貯水部の外周壁に植物固定用孔を設け、かつ複数連結可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤システムの第1の構成は、大きさの異なるパレット状の貯水部を有する請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の緑化基盤構造を複数組み合わせて構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る緑化基盤システムの第2の構成は、前記第1の緑化基盤システムにおいてパレット状の貯水部の相互、パレットと該パレットの縁部に沿って設けられる縁石の間の隙間を充填材によって塞いだことを特徴とする。
本発明に係る緑化基盤構造の第1の構成によれば、立体構造体をシートで覆うという簡易な構成で貯水層、通気層の確保と、吸水構造の構築が可能となる。
すなわち、吸水機能を設けたシートの少なくとも一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成した。これにより、シートによって貯水部から吸い上げられた水が立体構造体の周囲の土壌に浸透して土壌全体を湿潤化することができる。
また、水分及び空気を流入及び流出し得る空隙を備えた立体構造体をその上端が貯水部の貯水可能高さよりも高くなるように貯水部の内部に載置した。これにより、貯水量が増加した場合であっても、通気層が確保され、空気が土壌下部から供給され、植物に必要な酸素等を取り入れることができ、また植物から発生するガスを排出することができ、さらに植物の根が水に浸ることがなく根腐れを防止できる。
また、立体構造体は、土壌に加え人の荷重にも耐え得るものとしたので、土壌内に人が入って作業しても、所定の貯水層と通気層を維持することができる。また、立体構造体の開放面をシートで覆う構造とした。これにより、土壌を掘り返した場合や植物の根が大きく張り出した場合でも、シートが移動することなく、緑地全域に渡り安定した吸水を行うことができる。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第3の構成によれば、突出部を設けた位置で更に土壌を高い位置まで湿潤化することができ、種からの栽培、根の短い苗の栽培を容易に実現することができる。また、吸水シートの位置が突出部によって保持されるため、土壌を掘り返したり植物の根が大きく張り出したりして土壌が乱されても安定した吸水を行うことができる。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第4の構成によれば、ユニット化されたパレット状の貯水部を置くだけで人工緑地を設置することができる。このため、屋上の防水層の上面を鋼板等の仕切部材で仕切って貯水部を構成する場合に比べて、緑地の施工現場における作業を軽減することができ、短い作業時間で、作業者の熟練度に左右されない高品質な人工緑地を提供することができる。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第5の構成によれば、重機等によってパレットを植物や土壌ごと吊り上げることができ、人工緑地に撤去移動がパレット単位でさらに容易に行うことができ、防水層のメンテナンスや緑地の作り替え等を簡単に行うことができる。
また、本発明に係る緑化基盤構造の第6の構成によれば、植物の引き抜き力に対して緑化基盤構造の全重量(連結した全てのパレットとその上部の土壌全体)が反力として作用するため、簡易な構造且つ低コストで、植物を大きな反力で確実に拘束することができ、植物の転倒や飛散を防止できる。
また、本発明に係る人工緑地の第1の構成によれば、様々なパレットの組み合わせ、配置が可能となり、人工緑地の形状の自由度を高めることができる。
また、本発明に係る人工緑地の第2の構成によれば、簡単に土壌の流出を防止しつつパレットから溢れた余剰水の排水ルートを確保することができ、更にパレットのずれを防止できる。
本発明に係るパレット状の緑化基盤構造の断面図である。 パレットの斜視図である。 パレットの断面図である。 パレット状の緑化基盤構造の構成を示す斜視図である。 植物の拘束の説明図である。 (a)は隣接したパレットの境に配置した充填材の説明図である。(b)はパレットと縁石の間に配置した充填材の説明図である。 パレットの吊り上げの説明図である。
以下、本発明の緑化基盤構造及び緑化基盤システムの最良の実施形態について説明する。図1は本発明に係るパレット状の緑化基盤構造の断面図、図2及び図3はパレットの斜視図及び断面図、図4はパレット状の緑化基盤構造の構成を示す斜視図、図5は植物の拘束の説明図、図6(a)は隣接したパレットの境に配置した充填材の説明図、図6(b)はパレットと縁石の間に配置した充填材の説明図、図7はパレットの吊り上げの説明図である。
実施形態の緑化基盤用パレット、緑化基盤構造及び緑化基盤システムを用いた人工緑地は、主として、建物のベランダや屋根を含む屋上のように、下部構造がコンクリートスラブやコンクリートパネル或いは軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)ようなパネル類の上部に防水シート等により防水層2が形成された部位に構成されるものである。
そして、ベランダや屋上の全部、或いは一部の床面に貯水層や土壌層を含む人工緑地を構成し、この人工緑地に花類,ハーブ類,芝生,地被植物類,低木類を植え込むことでルーフガーデンを構成してベランダや屋上を緑化することが可能である。
図1に示すように、本発明の緑化基盤構造は、屋上構造体1の上に設置される。緑化基盤構造は、軟質塩化ビニルシート等からなる防水層2の上部にPET(ポリエチレンテレフタレート;ポリエステル)シート等からなる絶縁層16が敷設され、該絶縁層16の上部に軟質塩化ビニルシート等からなる耐根層17が敷設され、該耐根層17の上部に貯水部となるパレット3が配列される。絶縁層16は軟質塩化ビニルに含まれる可塑材が防水層2と耐根層17との間で移行するのを防ぐためのものである。
緑化基盤用パレット3の内部には、立体構造体7、突出部材9、シート6、吸水シート10が設けられ、その上部に土壌層5を設けて構成される。尚、パレット3、立体構造体7、突出部材9、水、土壌、植物等全てを含む重量は、建物の許容積載荷重以下としなければならない。
(耐根層)
耐根層17は、軟質塩化ビニル製の防水シート等の建物の屋上防水層を余剰水による劣化や植物根の進入による破断から保護するものである。耐根層17は人工緑地の底面全面を覆うと共に、人工緑地の周縁部の縁石14に沿わせるようにして立ち上がり部を有している。立ち上がり部には貯水部となるパレット3から溢れた余剰水を外部に排出するための排水口18が設けられ、該排水口18から排出された余剰水は人工緑地周囲の防水層2に接触することなく建物外部に排出されるように構成されている。
これらの構成により化学肥料や農薬に含まれる成分や苗を含む土壌中の微生物が余剰水と共に流れ出して防水層2を劣化させることが抑制できる。また植物根が防水層2の継ぎ目等から進入して防水層2を貫通し、その貫通部から漏水することを防止出来る。
耐根層17を形成する材料としては高い防水性能と強度を有し、且つあらゆる形状に対応可能な可撓性を有するものが好ましく、具体的には日本ポリ・プロダクツ社製 ニポラン遮水シートCVT等の軟質塩化ビニル製シートが使用出来る。尚、可塑剤の含有率の異なる塩化ビニル同士を重ねる場合、可塑剤の移行を防止するためにポリエチレン製シート等の絶縁シートを介在させるのが好ましい。
(パレット)
図2及び図3に示すように、パレット3は、四角形の底部3aと、底部3aを囲う外周壁3bとからなる所定の寸法を持った皿状の貯水部であり、防水層2の上に配置される。パレット3は、ポリプロピレン、FRP(Fiber Reinforced Plastics;繊維強化プラスチック)等の合成樹脂にて形成されている。
パレット3は、立体構造体7を収容し、降雨や潅水により緑地に供給された水を許容される水量の範囲内で貯留する。例えば、外周壁3bの高さで貯水量を規定してもよいし、外周壁3bに排水穴や切欠きを設けて貯水量を規定してもよい。外周壁3bの高さ(排出穴の高さ)は、許容積載荷重から土壌、植物、立体構造体7、パレット3等の重量を差し引いて許容される水量を算出し、立体構造体7の空隙率を勘案のうえ決定される。
パレット3の外周壁3bの上端はフランジ状に張り出しており、その張り出した上端にジョイント取付部3cが設けられている。ジョイント取付部3cには水平に連結穴3dが穿孔され、垂直に貫通孔3e1,3e2が穿孔されている。ジョイント取付部3cは、隣接するパレット3と結合するための結合部であり、隣り合うパレット3の連結穴3dを重ねてファスナー19やボルト等で結合することでパレット3を複数連結して配置することができる。
図4に示すように、パレット3には、プランター等の大きさの異なるパレットがある。そして、この大きさの異なるパレット3を複数組み合わせて使用することができる。また、大きいサイズのパレット3の外周壁3bの高さを土壌層5よりも高くして、植物11を囲うこともできる。尚、パレット3は縦、横、ジグザグ等、様々な形に配列することができる。また、1つのパレット3のみを用いた底部構造であってもよい。
図5に示すように、貫通孔3e1は植物11を拘束する係止部材12を固定する植物固定用孔である。係止部材12はPP(ポリプロピレン樹脂)バンド等が使用でき、両端部が植物11に係止された他方のループ部を貫通孔3e1に挿通して櫛歯状のストッパにより固定する。
係止部材12を貫通孔3e1に固定した際は、複数のパレット3がジョイント取付部3cにおいて連結されているため、植物11の引き抜き力に対して緑化基盤構造の全重量(連結した全てのパレット3とその上部の土壌全体)が反力として作用することとなり、確実に植物11の転倒や飛散を防止できる。
図7に示すように、貫通孔3e2はパレット3を吊り上げて移動するための吊り上げ部材13を取り付ける吊り上げ用貫通孔である。吊り上げ部材13はPP(ポリプロピレン樹脂)バンド等が使用できる。吊り上げ部材13は、その両端を対向するジョイント取付部3cの貫通孔3e2に下側から通し、ループ部で底部3aの下面を支える。そして、吊り上げ部材13の両端を図7に示すように環状にしておき、これに引っ掛けてパレット3を吊り上げることができる。
また、係止部材12を貫通孔3e1に固定すると共に、吊り上げ部材13を貫通孔3e2に取り付けた際には、植物11を植栽した状態でパレット3を吊り上げて移動し、人工緑地Aを撤去、再施工することができる。尚、かかるパレット3の移動の際はパレット3相互を連結しているファスナー19やボルトを外し、各パレット3毎に行う。
(土壌層)
土壌層5は、立体構造体7を覆うシート6の上部に配置される。土壌層5を構成する土壌の性質は特に限定するものではなく、粒子の細かい庭土や粒子の粗い砂、或いは人工軽量土を利用することが可能である。しかし、建物に対する荷重の負担を軽減するためには人工軽量土を用いることが好ましい。
人工軽量土は、例えばALC(軽量気泡コンクリート)パネルの製造過程で発生するALCの端材を砕いて形成された塊状ALC破砕物と塊状ヤシチップとを混合して構成したものを用いることができる。かかる人工軽量土は、適度な保水性、排水性、保肥性及び通気性を有し、且つ比重が小さく極めて軽量化されている。従って、適度な給水と施肥を行うことによって、植物にとって好適な環境を維持することが可能となる。
土壌層5の厚さは限定するものではなく、栽培すべき植物が必要とする土壌厚さに対応させた深さとすることが好ましい。しかし、土壌層5を無制限に厚くし得る訳ではなく、建物に設定された許容積載荷重との関連で設定されるべきものである。
土壌層5の表面にはマルチング材と呼ばれる樹皮や木材チップからなる表層を形成しておくことが好ましい。このような表層を形成しておくことで、土壌層5からの過度の水分の蒸発を抑えたり、土壌の飛散を防止すると共に目的以外の種苗の飛来による発芽を防止することが可能となり、且つ土壌層の表面に潅水したとき、該土壌層5の表面に窪みが形成されてしまうようなことを防止することが可能となる等、多くの効果を有している。
(シート)
土壌層5の下に、土壌や植物根の進入防止機能と吸水機能とを有するシート6を設けることが好ましい。シート6は、土壌の水を透過させるものの土壌や植物根を通過させることのない。またシート6は、立体構造体7の開放面(土壌や根の入り込む可能性のある面)を覆い、シート6の下端を立体構造体7の下部に巻き込み、パレット3の底部3aに到達するように設けられている。
シート6によって貯水層4から吸い上げられた水が立体構造体7の周囲の土壌に浸透して土壌を湿潤化することができる。また、シート6が土壌や植物根の進入を防止することにより、土壌が立体構造体7内部に移動することによる貯水部に於ける貯水可能水量の減少及び通気層8の空間の減少を防止できる。また、植物根の進入を防止することにより、植物の根腐れを防止できる。
尚、シート6は、土壌や植物根の進入防止機能と吸水機能を有し、且つ長期間の使用に伴って水による悪影響を受けることのない材質であることが好ましく、このような性質を持ったものとしては、樹皮、棕櫚等の植物性の材料や合成樹脂繊維製の不織布等(合成樹脂製の不織布の例としてはポリエステルからなる旭化成せんい株式会社製のコルドン(エステルタイプ)E−5100)がある。
(立体構造体)
立体構造体7は、パレット3の内部に載置されており、その上部で土壌層5を支持している。立体構造体7は、その上端がパレット3の貯水可能高さ(外周壁3b又は排出穴の高さ)よりも高くなるように形成されている。立体構造体7は、その内部に、水分及び空気を流入及び流出し得る空隙を備えている。
これにより、立体構造体7の内部に貯水層4を形成することができる。また、貯水量が増加した場合であっても、立体構造体7の内部の貯水層4と土壌層5との間に通気層8を確保することができる。
通気層8を確保することで、空気が土壌下部から供給され、植物に必要な酸素等を取り入れることや植物から発生するガスを排出することができ、さらに植物の根が水に浸ることがなく根腐れを防止できる。
立体構造体7は、土壌に種や苗を植える際に、人が人工緑地A内に入り込んだとき、大きく撓んだり、変形することのない部材であることが好ましい。即ち、種や苗を植える作業をするために人が土壌に入ったときに、重みで変形することがなく、安定した地盤として作用し得ることが好ましい。また、立体構造体7は、その内部が貯水層4、通気層8として利用できるように充分な空隙を有する部材を用いることが好ましい。
このような部材として、例えば木製,合成樹脂製或いは金属製の簀の子状の部材(簀の子部材)を利用することが可能である。また高い硬度を持った合成樹脂繊維からなり、この合成樹脂繊維を立体網状(へちま状)に絡ませて板状に形成することで高い圧縮強度、耐変形性、空隙率を有する部材(立体網状部材)を用いることも可能である。
適度な降雨があることで貯水部は常に水を保持しているため、立体構造体7は長期間の使用により、水の影響を受けて腐食することのない材料を用いることが好ましい。このような材料としては合成樹脂であることが最も好ましい。
簀の子部材を用いた場合、脚部の高さに対応した空間を貯水層4、通気層8とすることが可能である。このような簀の子部材では、充分な強度に設計しておくことで、人工緑地A内に人が入り込んだとしても変形することがなく、所定の厚みの貯水層4、通気層8が維持される。また、土壌層5が沈んで浸水し、根腐れを起こすことを防止できる。
また、立体網状部材を用いた場合、予め上部に載置される土壌層の重量や植え込まれた植物類の重量、更に、人工緑地A内に入り込んだ人の重量を支持し得る強度を有するように設計しておくことで人工緑地A内に入り込んだ人の重量によって変形することがなく、且つ繊維間の空隙を貯水層4あるいは通気層8として構成することが可能である。このような立体網状部材では、容積の90%以上の貯水能力があり、しかも厚さの変化のないものが提供されている。このような立体網状部材としては、例えば日本ポリ・プロダクツ株式会社製のCPジオマット(空隙率:92.4%、見掛密度:0.007g/cm、繊維径:342μm)がある。
そして、立体網状部材を用いた場合でも、簀の子部材と同様に、人工緑地A内に人が入り込んだとしても変形することがなく、所定の厚みの貯水層4、通気層8が維持され、土壌層5が沈んで浸水し、根腐れを起こすことを防止できる。
(突出部材、吸水シート)
突出部材9は、立体構造体7の上面よりも突出した突出部9aを有している。突出部材9は、土壌層5が所定の厚さ(例えば15cm)を越える場合など前記シート6のみでは十分な吸水効果が得られない場合に突出部9aが土壌層5に配置されるように、パレット3に配置される。また、突出部9aを吸水シート10で覆い、更に吸水シート10の端部を突出部材9の下部に巻き込みパレット3の底部3aに到達するように構成した。突出部材9は、吸水シート10で覆われて吸水シート10の姿勢を維持させる機能を有するものである。
突出部材9は、下部の直立辺の高さが立体構造体7の高さとほぼ同じに形成されている。突出部材9は、パレット3の底部3aに載置されることで、底部が貯水層4に入り込んだ状態で、上部の突出部9aが土壌層5に配置されている。これにより、突出部材9を移動不能に設置することが可能となり、好ましい設置状態を維持することが可能である。
尚、突出部9aは、立体構造体7と別体の突出部材9の一部として説明したが、立体構造体7と一体としたものでもよいし、立体構造体7の上部に載置したものでもよい。即ち、突出部材9としては、土壌層5中に吸水シート10の凸条を形成する機能を発揮し得るものであれば良く、形状や寸法を特に限定するものではない。しかし、突出部材9は、直立した形状よりも、本実施形態のように傾斜した形状の方が水を吸い上げる効果は高い。
また、突出部材の形状は、土壌に栽培する対象に応じて設定することが可能である。例えば、種から栽培するような場合、突出部材の断面形状を上部に平面を形成し得る四角形や六角形とすることで、上部の平面を床として利用することが可能である。
また、突出部材9は、軽量化を図っていることが好ましく、長期間の使用に伴って変形がないか、あっても少ないことが好ましく、土壌の有機物,水,肥料等により化学変化を起したり、植物への悪影響を及ぼすものでないものが好ましい。また土壌層5中に設置したとき、設置位置を安定して保持し得るものであることが好ましい。このような機能を持った突出部材9としては耐圧性のある合成樹脂の発泡体があり、合成樹脂の発泡倍率を適当な倍率に設定して成形したものであることが好ましい。また、突出部材9は、土壌への水の供給を妨げないように、吸水性がないか、吸水性があっても容易に放出しうるものが好ましい。例えば、このような部材として、ポリエチレン発泡体(発泡倍率30倍)を用いることができる。
合成樹脂の発泡体からなる突出部材を用いた場合、この突出部材の周囲を吸水シート10で覆う作業を容易に行うことが可能であり、吸水シート10で覆った突出部材を土壌層に設置したとき、安定した状態で設置位置を保持することが可能であると共に、積載重量の面でも有利となる。
突出部材9を覆う吸水シート10は、一部が貯水層4の水面以下に到達しており、該貯水層4に到達した端部から水を吸い上げて土壌に給水する機能を有する。このため、吸水シートとしては前記機能を有する吸水シート状の部材であれば利用することが可能であり、材質を限定するものではない。このような吸水シートとしては、吸水性の高い不織布を用いることが可能であり、長期間の使用に伴って水や微生物等による悪影響を受けることのない材質、例えば合成樹脂繊維からなる不織布を用いることが好ましい。例えば、不織布として、旭化成せんい株式会社製の緑化シート AKS−550を用いることができる。
吸水シート10は、必ずしも突出部材9の底部を含む全周を覆う必要はなく、土壌層5に位置する面(突出部9a)を覆うことで、貯水層4の水を吸い上げて土壌に給水するという目的を達成することが可能である。従って、土壌層5に配置された突出部材9の上部(突出部9a)から吸水シート10を被せて端部を垂らし、この垂らした端部を貯水層4に到達させて水を吸い上げるようにしても良い。特に、吸水シート10の一部を貯水部の底部に到達させておくことで、安定した吸水機能を発揮し得るため好ましい。また吸水シート10は必ずしも突出部材9を全長にわたって覆う必要はなく、突出部材9の一部が露出した状態であっても良い。
複数の突出部材9の間隔及び高さは、特に限定するものではない。即ち、隣接する突出部材9の間隔及び高さは一義的に設定し得るものではなく、土壌層5の厚さや該土壌層5の有する保水性能及び排水性能、栽培する植物等の諸条件に応じて適宜設定,設計することが好ましい。
また、土壌層5に配置される突出部材9の間隔、高さは、全てが一定である必要はなく、栽培すべき植物の種類や配置に応じて適宜設定することが好ましい。即ち、一定の面積に植物を植えるような場合、この面積に対応する部分には、同じ高さを持った複数の突出部材を一定の間隔で配置することが好ましい。また芝生とハーブ或いは低木を混栽するような場合には、夫々の植物が栽培されている面に該植物が必要とする水を給水し得るような高さを持った突出部材を最適な間隔で配置することが好ましい。
(人工緑地の縁石)
上述のごとく形成された緑化基盤構造は、縁石14で囲われている。縁石14は複数配置したパレット3の周縁を囲うことで、人工緑地Aの外縁を形成している。縁石14の所定位置には排出通路14aが形成されており、パレット3から耐根層17上に溢れた余剰水が排出通路14aを通して排出される。また、縁石14は、縁石14に沿わせるように周囲を立ち上げて配置された耐根層17(シート)を保持している。
(充填材)
図6に示すように、パレット相互、パレット3と縁石14の間の隙間に充填材15を詰めている。
充填材15としては、軽く、目詰まりや吸水しにくい部材であって、排水ルートへの土壌の流入を防止することができると共に、排水性、通気性のよい粒径で軽量の部材が好ましく、ビーズ状の樹脂や鉱物等を用いることができる。さらに好ましくは、黒曜石パーライト、頁岩、ハイドロボール等を用いることができる。かかる部材には、ミネラル分が含まれ、バクテリアの活性化により水の浄化を図ることができる。
パレット3を隙間なく連結することは困難であり、また縁石14を曲線上に配置してカーブさせ、人工緑地Aの外縁を曲面とした場合には、四角形のパレット3との間に隙間が生じる。かかる隙間に充填材15を配置することで、簡単にパレット3からの土壌の流入を防止して、パレット3から溢れた余剰水の排水ルートを確保できるとともに、パレット3のずれを防止できる。
図6において、パレット3と縁石14との間の比較的大きな隙間には、黒曜石パーライトをネットが変形可能な程度にネットに詰めた状態で配置されている。充填材15をネットに詰めておくと、ある程度まとまった範囲を施工する場合の取り扱いに便利であり、充填材15の飛散や水位による浮き上がりも防止することができる。
また、パレット3間の隙間のようにネットの使用が困難な比較的小さな隙間にはハイドロボール(φ2mm〜φ6mm程度)が充填されている。ハイドロボールは黒曜石パーライトに比べて比重が大きく(黒曜石の比重;湿潤時約0.3、ハイドロボールの比重;湿潤時約0.6)、単体で使用した場合には飛散や水位による浮き上がり等が生じにくい。
(緑化基盤構造の給水、排水)
上記の如く構成された人工緑地Aでは、土壌層4が乾燥した状態にあるとき、貯水層4に蓄えられた水は、シート6、吸水シート10によって吸い上げられる。シート6、吸水シート10によって吸い上げられた水は、土壌層5で該土壌層5を構成する土壌に移行して給水される。個々の立体構造体7、突出部9aの周囲の土壌がシート6、吸水シート10からの給水を受けることで、隣接する突出部9aを覆う吸水シート10による湿潤領域とつながって湿潤境界面が形成される。
土壌層10に於ける湿潤境界面は経時的に上昇し、最終的には土壌層5全領域を湿潤領域とし、これを維持する。このため、土壌は常に湿潤状態を維持することが可能である。土壌層5に含まれた水が日射や植物の根からの吸水により減少したとき、貯水層4の水が吸水シート10によって吸い上げられて土壌層5に補給される。
また雨天時或いは潅水時に土壌層5に対して外部から給水,保水され、土壌層5の保水能力を越えた水は土壌層5を透過してパレット3(貯水部)に浸入して蓄えられる。雨水や潅水等による給水量が多いとき、パレット3(貯水部)の貯水能力を越えた水は土壌層5に滞留することなく、パレット3からオーバーフローして速やかに排出される。
本発明の活用例として、建物の屋上のみならず、公園等の下側がアスファルトやレンガ或いはコンクリート面からなる小さい空き地にも適用することが可能であり、且つ高層住宅のベランダのような限られた空間に適用して効果的である。
A…人工緑地
1…屋上構造体
2…防水層
3…パレット
3a…底部
3b…外周壁
3c…ジョイント取付部
3d…連結穴
3e1,3e2…貫通孔
4…貯水層
5…土壌層
6…シート
7…立体構造体
8…通気層
9…突出部材
9a…突出部
10…吸水シート
11…植物
12…係止部材
13…吊り上げ部材
14…縁石
14a…排出通路
15…充填材
16…絶縁層
17…耐根層
18…排水口
19…ファスナー

Claims (8)

  1. 貯水部と、該貯水部の貯水可能高さよりも上方に土壌層を備え
    該土壌層の下方には、土壌及び植物根の進入防止機能と吸水機能とを有するシートが設けられ、
    前記シートの少なくとも一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成することを特徴とする緑化基盤構造。
  2. 前記貯水部と土壌層の間には、
    前記土壌層を支持する立体構造体が設けられており
    前記立体構造体の開放面を前記シートで覆い
    前記立体構造体の上端が前記貯水部の貯水可能高さよりも高くなるように前記貯水部の内部に載置し
    前記シートの少なくとも一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の緑化基盤構造。
  3. 前記立体構造体の上面よりも突出した突出部を設けるとともに、該突出部を吸水シートで覆い、更に該吸水シートの一部が前記貯水部の貯水可能高さ以下になるように構成したことを特徴とする請求項2に記載の緑化基盤構造。
  4. 前記貯水部は、底部と該底部を覆う外周壁とを有してユニット化されパレット状であることを特徴とする請求項又は請求項に記載の緑化基盤構造。
  5. 前記貯水部の外周壁に吊り上げ用貫通孔を設けたことを特徴とする請求項4に記載の緑化基盤構造。
  6. 前記貯水部の外周壁に植物固定用孔を設け、かつ複数連結可能に構成したことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の緑化基盤構造。
  7. 大きさの異なるパレット状の貯水部を有する請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の緑化基盤構造を複数組み合わせて構成したことを特徴とする緑化基盤システム。
  8. 求項7に記載の緑化基盤システムにおいて、
    パレット状の貯水部の相互、パレットと該パレットの縁部に沿って設けられる縁石の間の隙間を充填材によって塞いだことを特徴とする緑化基盤システム。
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