JP2005027608A - 植栽基盤装置 - Google Patents

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幸男 萩原
Kinichi Takami
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Abstract

【課題】 屋上等への設置が容易な植栽基盤装置を提供する。
【解決手段】 植栽基盤装置1は、平面形状が方形のポーラスコンクリートブロック2とブロック受け皿3とを組合わせてあり、複数個の植栽基盤装置を連続的に設置して任意の面積の植栽基盤を構成することができる。芝L等の植物の根は、ポーラスコンクリートブロックの空隙内へ延びて定着し、ブロック受け皿に溜まった水が根に供給され、余剰の水はポーラスコンクリートブロックの側面から外部へ流出して適度な水量に制御される。ポーラスコンクリートブロックには再生骨材等の低コストの材料を使用でき、給水設備及び給水管理も簡便であって低コストで屋上等の緑化が可能である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、植栽基盤装置に関するものであり、特に、ビルディングの屋上等の緑化に適した植栽基盤装置に関するものである。
建築物の屋上を緑化するにあたって、部分的な緑化方法としてはプランターを設置する方法があるが、より大面積の緑化を行う場合は緑化する区域に砂利及び土を敷設して植物を移植或いは生育させることになる。この場合は、防水対策として屋根スラブコンクリート上にアスファルト防水層を施工し、その上に押さえコンクリートを敷設して植栽土壌の支持基盤とすることが一般的である。
また、例えば「高さの低い側壁をもつ遮水槽を緑化を意図する面に施設し、この遮水槽内に多孔質培土を高々30cm若しくはそれ以下の厚みで敷詰めると共にこの多孔質培土層内に給水パイプおよび排水パイプを施設することによって植栽ベッドを構成し、通水性の底をもつ平板状のカゴ内に粒状多孔質資材を入れたうえこれに植物を植栽した植栽カゴカセットの必要数を前記の植栽ベッドの上に載置し、前記の遮水槽の外に設置した貯水槽と前記の遮水槽とを通水配管して遮水槽内の水位レベルを所定の範囲に制御することを特徴とする屋上等の緑化法」(特許文献1)も提案されている。この緑化方法によれば、「植物育成施設で植栽カゴカセットに植物を速成し、植栽ベッドを施設した現場に植栽カゴカセットを搬送してそのまま上載せ設置することにより、植栽の簡易性と取替性並びに育成管理の合理性が充分に発揮できる」と記載されている。
特開平8-80130号公報(請求項1、段落番号0036)
プランターは草花や蔓性植物の栽培に用いられるが、芝や潅木などの栽培に用いられることはない。したがって、屋上に芝や潅木を栽培する場合は、砂利及び土を敷詰めるか、特許文献1のように、植栽ベッドを設置してその中に培土を敷き詰める方法をとることになる。
前者の方法は、屋上にアスファルト防水層及び押さえコンクリートを敷設するので、屋根構造が多層化して大掛かりな工事となり、コストも相応にかかる。また、その上に土留め縁石などによって緑化区域を区分し、そこに砂利及び土を敷詰めるので、砂利や土の重量が構造体に負担をかけるばかりでなく、土が強風によって飛散することもあって管理に手間がかかる。
特許文献1記載の方法は、より施工が簡単であり植栽の交換なども容易であるという特徴があるが、植栽ベッド内に給水パイプ及び排水パイプを配管して植栽ベッド内の水位レベルを所定の範囲に制御する構成であって簡易な構成であるとは言い難い。
そこで、より簡単に屋上を芝や草花などで緑化できるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、平面形状が方形のポーラスコンクリートブロックとブロック受け皿とを組合わせた植栽基盤装置であって、複数個の前記植栽基盤装置を連続的に設置して任意の面積の植栽基盤を構成可能であり、ブロック受け皿の外周壁面部の高さをポーラスコンクリートブロックの高さよりも低く形成することによりポーラスコンクリートブロックの吃水線高さを制御した植栽基盤装置を提供するものである。
また、上記方形のブロック受け皿は、内底面に複数の方形凹部を格子形に配列した形状であり、上記ポーラスコンクリートブロックの底面形状は前記ブロック受け皿の内底面形状と嵌合対偶をなす形状である植栽基盤装置を提供するものである。
本発明の植栽基盤装置は、ブロック受け皿にポーラスコンクリートブロックを搭載した方形のモジュール構成としているので、複数の植栽基盤装置を組合わせて任意の面積の植栽基盤を形成することができる汎用性を有している。
また、ブロック受け皿は貯水機能を有しているので給水配管を省略でき、潅水方法が簡略化されて植栽管理を容易化する効果がある。
また、風による土の飛散がないので高層ビルの屋上の緑化に好適であり、芝を栽培した場合は、土壌に芝を栽培した場合とは異なり、芝生の上を歩行しても沈下のおそれがないので、屋上に歩行可能な芝生フリースペースを形成することができる。
また、ポーラスコンクリートブロックには再生骨材などの低コストの材料を使用でき、緑化にかかる費用を削減できるとともに、建築物の屋根の防水層上に直接設置することができるので、新築工事においては従来必要とされている防水層の押えコンクリートを省略できて建築コストを低減できる。
また、上記ブロック受け皿の内底面に複数の方形凹部を格子形に配列し、上記ポーラスコンクリートブロックの底面形状もブロック受け皿の内底面形状に対応する形状とすることによって、設置面が傾斜していてもブロック受け皿内の水が一箇所に偏ることがなく、設置面の多少の傾斜にかかわらず植栽に平均的に水を供給することができる。
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1は植栽基盤装置1の設置状態を示し、10は屋根コンクリートスラブ、11はアスファルト防水層であり、アスファルト防水層11の上に防護及び不陸調整用のシート12を敷設し、シート12の上に植栽基盤装置1を設置している。植栽基盤装置1は、図2に示すポーラスコンクリートブロック2と、図3に示すブロック受け皿3とを組み合わせたものであり、図4に示すように複数の植栽基盤装置1を碁盤形に並べて設置して任意の形状および面積の緑化区域を構成することができる。
ポーラスコンクリートは、周知のように砂利や砕石或いは再生骨材をセメントで結合したコンクリートで、多孔質で空隙率が高く透水性に富む性質を有していて植物の培地として利用できることが知られている。図2に示すポーラスコンクリートブロック2は平面正方形のプレキャスト製品で、底面には方形の凸部2aが碁盤形に配列されている。
図3に示すブロック受け皿3は、平面正方形のプラスチック製受け皿であり、底部にはポーラスコンクリートブロック2の底面の凸部2aに対応する方形の凹部3aが碁盤形に配列されていて、ポーラスコンクリートブロック2をブロック受け皿3に載せれば、ポーラスコンクリートブロック2の凸部2aがブロック受け皿3の凹部3aに嵌合する。
ポーラスコンクリートブロック2の空隙には、例えばピートモスの細粉とベントナイトを混合したスラリーを充填することにより、芝L等の植物にとって好適な培地となる。植栽を開始するにあたって植栽基盤装置1に種子を播く際は、図1に示すようにポーラスコンクリートブロック2の上に薄く土Sを敷いて種子の散逸を防ぐことが望ましい。また、予めピートモスとベントナイト等のスラリーに芝等の種子を混合してポーラスコンクリートブロック2の空隙に充填しておいてもよく、この場合は種子が風によって飛散することがないので前述した客土層Sを省略することができる。種子が発芽すると、その根はポーラスコンクリートブロック2の空隙内に延びていって種子が定着され、芝L等がポーラスコンクリートブロック2上に繁茂する。
ポーラスコンクリートブロック2の高さはブロック受け皿3の高さよりも高く、図1に示すようにポーラスコンクリートブロック2の例えば下1/3がブロック受け皿3の側壁3bに覆われ、上2/3は露出するようにしている。これにより、植栽基盤装置1へ雨水または灌水がかかったときに、水はブロック受け皿3の高さまで溜まるが、それ以上に水がかかっても水はポーラスコンクリートブロック2の側面から外へ排水されてブロック受け皿3の高さ以上に水位があがることがない。
したがって、植栽の根が水浸しになることがなく、またポーラスコンクリートブロック2の下部は水に浸されることにより植物への適度な水分補給が絶えることもなく、植物育成に好適である。また、植栽基盤装置1の上に適宜散水することにより、ブロック受け皿3に水が補充されるので、特別に給水配管を配設する必要がなく、給水管理が簡単であり、緑化区域の形状や位置の変更にも容易に対応できる。
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
植栽基盤装置の設置状態を示す断面図。 ポーラスコンクリートブロックを示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。 ブロック受け皿を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 複数の植栽基盤装置を連続させて設置した状態を示す平面図。
符号の説明
1 植栽基盤装置
2 ポーラスコンクリートブロック
2a 凸部
3 ブロック受け皿
3a 凹部
3b 側壁
10 屋根コンクリートスラブ
11 アスファルト防水層
12 防護及び不陸調整用のシート
S 土
L 芝

Claims (2)

  1. 平面形状が方形のポーラスコンクリートブロックとブロック受け皿とを組合わせた植栽基盤装置であって、複数個の前記植栽基盤装置を連続的に設置して任意の面積の植栽基盤を構成可能であり、ブロック受け皿の外周壁面部の高さをポーラスコンクリートブロックの高さよりも低く形成することによりポーラスコンクリートブロックの吃水線高さを制御した植栽基盤装置。
  2. 上記方形のブロック受け皿は、内底面に複数の方形凹部を格子形に配列した形状であり、上記ポーラスコンクリートブロックの底面形状は前記ブロック受け皿の内底面形状と嵌合対偶をなす形状である請求項1記載の植栽基盤装置。
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