JP2010238823A - 差動配線体 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能で、高周波信号の伝送特性を向上させることができる差動配線体を提供する。
【解決手段】差動配線体は、誘電体層と、誘電体層の内部に設けられる第1配線導体16と、誘電体層の内部に設けられ、第1配線導体と誘電体層の厚み方向に並設される第2配線導体17と、誘電体層の内部に設けられ、第1配線導体または第2配線導体の少なくとも一方に対して並設される接地配線導体14と、を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、高速で作動する半導体素子および光半導体素子などの半導体集積回路を搭載するのに好適な差動配線体に関する。
従来、高速で作動するIC、LSI等の半導体素子を実装封止したパッケージ実装部品や表面実装対応の電子部品の内部配線構造においては、高速の高周波信号を正確かつ効率よく伝播させることを目的として差動伝送線路構造を採用することが多い。差動伝送線路構造は、信号用配線導体対の各々における電圧もしくは電流を互いに逆相とし、かつその差を負荷で消費させる構成をとることにより、負荷への電圧もしくは電流の供給を倍増できる。また、信号用配線導体対の各々に対してそれぞれ等しい外来雑音が印加されるような場合において、負荷において電圧もしくは電流の差をとることから、印加された外来雑音が相殺されるという利点をも有しており、高速パルスを伝送する有効な手段である。
特許文献1に開示されるように、従来の差動伝送を実現する配線構造としては主に、支持体および絶縁体を兼ねた誘電体基板の一主面上に二本を一対とする配線導体対が並置されるような、いわゆる結合マイクロストリップ線路や、あるいは積層構造を用いることにより誘電体基板内において配線導体対を並置するような、いわゆる結合ストリップ線路構造が用いられてきたが、信号用配線導体対を並置するために配線占有面積が増大してしまう、あるいは配線幅が著しく微細化することにより損失が増大してしまうという構造的な課題がある。
LSIの接続端子ピッチの微細化は今後も進むことが予想され、前述のような並行敷設された構成の結合線路では十分な差動伝送性能を実現することが難しくなる。さらなる狭ピッチ化のためには、たとえば上下の接地導体間に配設される積層された少なくとも3層の誘電体層からなる多層配線基板の中間層を介して、基板の厚み方向に互いに対向する配線導体対によって構成される差動伝送構造、すなわちブロードサイド結合ストリップ線路が有効であると考えられる。この構成を採用することにより誘電体層数は増えるものの、基板主面に投影した場合の配線占有面積は、配線導体対を並置する構造に比べて半減させることができ、さらに一つの配線導体対における結合度も配線導体対を並置する構造に比べて密にできることから、配線導体対間のアイソレーションを高くすることができるために、高密度配線におけるクロストーク性能の向上も期待できる。
特開平1−179501号公報
ブロードサイド結合ストリップ線路は、信号配線となる配線導体対の上下を複数の誘電体層で挟持し、さらに一対の接地導体層でこれらを挟持する構造となる。しかしながら、実際の基板製品においてソルダレジスト層を最外層に形成しようとすると、ソルダレジスト層の直下に接地導体層を設けることになるために層数がかさみ、製品として大型化してしまうという問題がある。
また、配線導体対の特性インピーダンスは、一対の接地導体層および配線導体同士の影響を受けるために、配線の敷設可能な面積や誘電体層の材質などが制限されると、配線導体対の寸法、配線導体と接地導体層との距離が制限されることになり、配線導体対の特性インピーダンスの設計自由度が小さく、十分な伝送特性が発揮できないおそれがある。
本発明の目的は、小型化が可能で、高周波信号の伝送特性を向上させることができる差動配線体を提供することである。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、誘電体層と、前記誘電体層の内部に設けられる第1配線導体と、前記誘電体層の内部に設けられ、前記第1配線導体と前記誘電体層の厚み方向に並設される第2配線導体と、前記誘電体層の内部に設けられ、前記第1配線導体または前記第2配線導体の少なくとも一方に対して並設される接地配線導体と、を具備する。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記第1配線導体および前記第2配線導体のそれぞれに対して並設されることが好ましい。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記誘電体層上に設けられる接地導体層と、前記接地導体層上に設けられる基体と、をさらに具備し、前記第2の配線導体と前記接地導体層との距離が、前記前記第1の配線導体と前記接地導体層との距離よりも遠く、前記接地配線導体が前記第2配線導体に対して並設されることが好ましい。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記誘電体層が、前記接地導体層に隣接して設けられる第1誘電体層と、前記第1誘電体層に隣接して設けられる第2誘電体層と、前記第2誘電体層に隣接して設けられるソルダレジスト層とを含み、
前記第1配線導体は、前記第1誘電体層と、前記第2誘電体層との間に設けられ、
前記第2配線導体および前記接地配線導体は、前記第2誘電体層と、前記ソルダレジスト層との間に設けられる。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記ソルダレジスト層の比誘電率が、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の比誘電率よりも小さく、第2配線導体の幅が第1配線導体の幅よりも大きい。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記ソルダレジスト層の比誘電率が、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の比誘電率よりも大きく、第2配線導体の幅が第1配線導体の幅よりも小さい。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記誘電体層の内部に設けられ、前記第1配線導体に対して前記基体の主面と平行に設けられる接地配線導体をさらに具備する。
本発明の一形態にかかる差動配線体は、前記第1配線導体および前記第2配線導体は、延伸方向に直交する断面形状が矩形状であり、それぞれの矩形の長辺同士が対向するように並設される。
本実施形態によれば、誘電体層の内部には、第1配線導体と、第2配線導体と、接地配線導体とが設けられる。
前記第1配線導体と第2配線導体とは、前記誘電体層の厚み方向に並設される。接地配線導体は、前記第1配線導体または前記第2配線導体に対して前記基体の主面と平行に設けられる。
このような構成により、第1配線導体と前記第2配線導体とは、ブロードサイド結合ストリップ線路として構成される。
従来のブロードサイド結合ストリップ線路では、第2配線導体の上方に、電磁界の遮蔽と接地とを兼ねた接地導体層を設けていたが、本発明では、このような接地導体層を設けなくとも、差動配線体の外部への放射を抑制することができる。したがって、従来のブロードサイド結合ストリップ線路を有する配線基板に比べて、誘電体層と導体層の数を低減することができ、差動配線体を小型化することができる。
また、接地配線導体との結合により、第2配線導体単体の特性インピーダンスの設計において、第1配線導体の影響を抑制することが可能となる。そして、第2配線導体単体の特性インピーダンスの自由度が増すことにより、第1配線導体および第2配線導体の配線導体対としての差動インピーダンスの設計自由度が増すことになる。そして、差動インピーダンスの設計自由度が増すことにより、高周波信号の伝送特性を向上させることができる。
本発明の実施の一形態である光モジュール1の構成の一部を示す概略図である。 光モジュール1の平面図である。 光モジュール1の平面図である。 図2Bの切断面線X−Xにおける伝送線路10の構成を示す断面図である。 図2Bの切断面線Y−Yにおける光導波路層11の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態である高周波モジュール21の構成の一部を示す概略図である。 高周波モジュール21の差動伝送線路33の構成を示す断面図である。 差動伝送線路40の他の構成を示す断面図である。 差動伝送線路50の他の構成を示す断面図である。 差動伝送線路60の他の構成を示す断面図である。
図1は、本発明の第1実施形態である光モジュール1の構成の一部を示す概略図である。図2Aおよび図2Bは、光モジュール1の平面図である。図2Aは、光モジュール1の全体を示し、図2Bは、図2Aの領域Aを拡大した拡大図である。
光モジュール1は、光電気配線基板2の表面にVCSEL3、PIN−PD4、ドライバIC5、レシーバIC6およびLSI7が実装されて構成される。
光電気配線基板2は、ビルドアップ基板8の表面に光信号を伝送するための光伝送路9と電気信号を伝送するための伝送線路10とが一体的に設けられたものである。
ビルドアップ基板8は、コア基体とコア基体の両主面を挟持するビルドアップ層とから構成される誘電体基板である。
光伝送路9は、ビルドアップ基板8上に設けられ、ビルドアップ基板8の主面と平行に延びるように設けられる光導波路層11と、この光導波路層11の光軸方向に対して傾斜した光路変換面を有する光路変換ミラー12とを有する。光路変換ミラー12は、たとえば光軸方向に対して45度に傾斜する光路変換面によって光導波路層11内を伝搬する光の光路方向を90度変換し、ビルドアップ基板8の主面に垂直な法線方向へと光路を変更させる。
光路変換ミラー12には、略45度の断面を持つダイシングブレードで光導波路層11をビルドアップ基板8の主面に直交するようにカットし、略45度の斜面に金や銀や銅、あるいはアルミニウムやニッケルなどの金属を薄く膜付け及び塗布して光路変換面が設けられる。
光導波路層11は下部クラッド層11A、コア層11B、上部及び側面クラッド層11Cによって同軸構造に構成されており、コア層11Bの屈折率がクラッド層11A、11Cよりも数%以上高いため、コア層11Bに光信号を閉じ込めて低損失で伝搬することができる。
VCSEL3、PIN−PD4は、光電気配線基板2上に実装される光半導体素子であり、光導波路層11のコア層11Bと光学的に結合する。VCSEL3は、面発光レーザ素子であり、VCSEL3から光電気配線基板2の主面と直交する方向に出射された光が、光路変換ミラー12で90°光路変換され、光導波路層11内のコア層11Bを伝送する。光導波路層11は、光モジュール1の外周部において、光ファイバと結合し、光導波路層11内のコア層11Bを伝送する光信号が光ファイバへと入射される。
その一方で、光ファイバを伝送する光信号は光モジュール1の外周部において、他の光導波路層11と結合し、光導波路層11内のコア層11Bに光信号が入射される。光ファイバから入射された光信号は、光導波路層11内のコア層11Bを伝送し、光路変換ミラー12で90°光路変換され、光電気配線基板2の主面と直交する方向に出射される。この出射光は、面受光素子であるPIN−PD4で受光される。
光導波路層11の具体的な寸法としては、下部クラッド層11Aの厚みが15〜25μm、コア層11Bの断面サイズが35〜100μm角、上部クラッド層11Cの厚みが15〜25μmであり、光導波路層11の層厚みとしては75μm程度に構成される。
また、コア層11Bのピッチは、光ファイバとの結合部では125μmであり、VCSEL3またはPIN−PD4との接続部では250μmである。
VCSEL3は、駆動回路であるドライバIC5により駆動されてレーザを出射し、ドライバIC5の動作は、電子集積回路であるLSI7によって制御される。VCSEL3とドライバIC5、ドライバIC5とLSI7とは、電気信号を伝送する伝送線路10によって電気的に接続される。PIN−PD4で受光した光信号に基づく電気信号は、駆動回路であるレシーバIC6に出力され、レシーバIC6の出力はLSI7に入力される。PIN−PD4とレシーバIC6、レシーバIC6とLSI7とは、電気信号を伝送する伝送線路10によって電気的に接続される。
ここで、伝送線路10は、光信号により伝送される高速・短パルスのディジタル情報を伝送するに十分な帯域をもつ必要があるため、差動伝送線路によって構成される。
本実施形態では、差動伝送線路として、誘電体層を挟んで誘電体層の厚み方向に結合するブロードサイド結合ストリップ線路を用いる。
図3は、図2Bの切断面線X−Xにおける伝送線路10の構成を示す断面図である。図3に示す図では、ブロードサイド結合ストリップ線路を構成する1つの配線導体対についてのみを示しているが、伝送線路10に含まれる他の配線導体対も同様の構成である。図4は、図2Bの切断面線Y−Yにおける光導波路層11の構成を示す断面図である。図4に示す図では、光導波路層11を構成する導波路についてのみを示しているが、光導波路層11に含まれる他の導波路も同様の構成である。
ブロードサイド結合ストリップ線路である伝送線路10(以下では「差動伝送線路10」という)は、ビルドアップ基板8の一方主面上に設けられ、第1配線導体16と第2配線導体17とが、光導波路層11を挟んで光導波路層11の厚み方向に結合するように構成される。すなわち、差動伝送線路10は、一対の配線導体対である第1配線導体16と第2配線導体17とが、光導波路層11を誘電体層として厚み方向に結合したブロードサイド結合ストリップ線路である。
第1配線導体16は、光導波路層11とビルドアップ基板8との間に設けられ、第2配線導体17は、光導波路層11を挟んで第1配線導体16とは反対側に設けられる。さらに、第2配線導体17および光導波路層11の第2配線導体17が設けられた表面を被覆するようにソルダレジスト層18が設けられる。ソルダレジスト層18は、第2配線導体17の一部、たとえば、VCSEL3、PIN−PD4、ドライバIC5、レシーバIC6およびLSI7との接続ランドが露出するように、接続ランドに対応する位置に開口部が設けられる。ソルダレジスト層18は、たとえば、エポキシ樹脂などの樹脂材料からなる液状またはフィルム状材料を光導波路層11の表面に塗布または貼り付けることで形成される。
第1配線導体16と第2配線導体17とは、光電気配線基板2を上面視したとき、少なくとも2つの配線導体の一部が重なるように配置される。
本実施形態では、ビルドアップ基板8は、コア基体13の一方主面に、ビルドアップ層15を設け、コア基体13と、ビルドアップ層15との間に接地導体層14を設けている。さらに、上記のようにビルドアップ層15上に、光導波路層11を設けている。光電気配線基板2の最外層には、ソルダレジスト層18を設けている。
本実施の形態では、第1誘電体層であるビルドアップ層15、第2誘電体層である光導波路層11および第3誘電体層であるソルダレジスト層18が、差動伝送線路10の誘電体層を構成する。
なお、ビルドアップ基板8を用いる場合、図3には図示していないが、光電気配線基板2の反りなどを防ぐために、コア基体13の両主面に対して同じ層を形成するとよい。すなわち、ビルドアップ層15、光導波路層11およびソルダレジスト層18に相当する層を、コア基体13の他方主面にも設けている。
ビルドアップ基板8のコア基体13は、たとえば厚みが400〜800μmであり、ビルドアップ層15は、厚みが50〜100μmであり、1または複数のビルドアップ層からなる。
本実施形態の差動伝送線路10は、接地導体層14との距離が第1配線導体16よりも遠い第2配線導体17に対して、コア基体13の一方主面と平行に設けられる接地配線導体19,20を有する。
具体的には、図3に示すように、第1配線導体16が、ビルドアップ層15と、光導波路層11との間に設けられ、第2配線導体17および接地配線導体19,20は、光導波路層11と、ソルダレジスト層18との間に設けられる。また、接地配線導体19,20は、第2配線導体17を挟むように設けられ、第2配線導体17と接地配線導体19との距離および、第2配線導体17と接地配線導体20との距離が等しくなるように第2配線導体17および接地配線導体19,20がそれぞれ配置される。
このような配置により、第2配線導体17を1つの伝送線路とみなしたときに、第2配線導体17は、接地配線導体19,20とともにコプレーナ線路に類似の構成を有することになる。
本実施形態の差動伝送線路10では、第2配線導体17から接地配線導体19,20に向かって電界が分布することにより、電磁界のエネルギーの大部分が第2配線導体17と両側の接地配線導体19,20との間に閉じ込められる。これにより、従来のブロードサイド結合ストリップ線路のように、第2配線導体17の上方、本実施形態でいえばソルダレジスト層18上に、外部からの電磁界の遮蔽と接地とを兼ねた接地導体層を設けなくとも、光電気配線基板2の外部への放射が少ない差動伝送線路を実現できる。ただし、電気配線を有する基体13など、基体側からノイズの影響が大きい場合、図3に示される差動配線体のように、基体13とビルドアップ層15との間の界面の全面に接地導体層14が設けられることが好ましい。
本実施形態の差動伝送線路10では、基体13がない、いわゆるコアレスタイプのものでもよい。
また第2配線導体17をシングルエンド線路とみなすと、第2配線導体17単体の特性インピーダンスに対して設計自由度が増えると同時に、接地導体層14を基準とした設計ではなく、第2配線導体17および接地配線導体19,20の寸法とこれらの配線導体同士の位置関係とにより第2配線導体17の特性インピーダンスの設計が可能となる。すなわち第2配線導体17単体の特性インピーダンスの設計において、第1配線導体16の影響を抑制することが可能となる。そして、第2配線導体17単体の特性インピーダンスの自由度が増すことにより、第1配線導体16および第2配線導体17の配線導体対としての差動インピーダンスの設計自由度が増すことになる。
以上のように、本実施形態の光電気配線基板2は、上記のような構造の差動伝送線路10を有することにより、従来のブロードサイド結合ストリップ線路を有する配線基板に比べて、誘電体層と導体層の数を低減することができ、光電気配線基板2を小型化することができる。また、差動インピーダンスの設計自由度が増すことにより、高周波信号の伝送特性を向上させることができる。
また、図3に示すように、第1配線導体16と第2配線導体17とは、その延伸方向に直交する断面形状、すなわち図3における紙面に平行な面の断面形状が、矩形状に形成されており、第1配線導体16と第2配線導体17とそれぞれの矩形の長辺同士が対向するように並設される。このように対向させて設けることで、第1配線導体16と第2配線導体17とは、幅方向に広がる面同士が対向することになり、信号伝送時により強い結合を得ることができる。接地配線導体19,20も延伸方向に直交する断面形状が矩形状に形成されており、第2配線導体17と接地配線導体19,20とはそれぞれの矩形の短辺同士が対向するように並設される。
第1配線導体16と第2配線導体17を伝送する高周波信号において、電圧もしくは電流を互いに逆相とし、かつその差を負荷で消費させることにより、負荷への電圧もしくは電流の供給を倍増できるとともに、第1配線導体16と第2配線導体17の各々に対してそれぞれ等しい外来雑音が印加されるような場合に、負荷において電圧または電流の差をとることから、印加された外来雑音が相殺される。
したがって、高密度配線であってもクロストークノイズに強く、高周波信号の伝送特性を向上させることができる。
光導波路層11とソルダレジスト層18はいずれもエポキシ樹脂を主成分とする有機材料を用い、それらの比誘電率は2〜5である。誘電体材料の誘電率が層によって著しく異ならないことから、光導波路層11において差動配線対となる第1配線導体16および第2配線導体17が互いに対向する領域に、差動信号として伝送される電磁波のエネルギーが集中する。これにより、差動配線対を近接させて複数の差動配線対を並走させて配設したような場合でも、それぞれの差動配線対に伝送させるべき差動信号である電磁波のエネルギーを、第1配線導体16と第2配線導体17とが対向する領域に効率よく閉じ込めることが可能となり、アイソレーション性能の良好な高密度配線として使用することができる。
第1配線導体16および第2配線導体17の配線幅は、35〜50μmであり、配線ピッチは、125μmである。本実施形態では、このような、狭配線幅、狭ピッチの伝送線路であっても10GHz以上の高周波信号を伝送することが可能である。
第1配線導体16および第2配線導体17の特性インピーダンスは、たとえば、それぞれ50Ωとなるように構成される。
光導波路層11は、ビルドアップ基板8の製造プロセスとほぼ同様であり、ビルドアップ製造プロセスとの親和性が高い。したがって、光導波路層11を差動伝送線路10の誘電体層として利用することで、差動伝送線路10および光導波路層11を形成する際に、製造プロセスの一部を共通化することができ、本実施形態の光電気配線基板2による製造プロセスの短縮も可能となる。
従来の光電気配線基板では、コア基体13の主面上にビルドアップ層を設け、これを誘電体層とする差動伝送線路を形成し、このビルドアップ層の表面に光導波路層を設ける構成である。したがって、光電気配線基板の総厚みとしては、差動伝送線路を設けるためのビルドアップ層の厚みに、光導波路層の厚みが加わり、さらにこれらと同じ層がコア基体の反対側主面上にも形成された厚みとなる。
これに対して、本実施形態では、光導波路層11を差動伝送線路10の誘電体層として利用するため、光電気配線基板2の総厚みとしては、実質的にコア基体13の主面上に光導波路層11が設けられただけの厚みとなる。
このように、本実施形態の光電気配線基板2は、従来の光電気配線基板に比べて総厚みを低減することができ、さらなる薄型化および小型化が可能となる。
また、差動伝送線路10と、VCSEL3、PIN−PD4、ドライバIC5、レシーバIC6およびLSI7との接続を考えると、本実施形態の光電気配線基板2は、接続に要する貫通導体長さを従来の光電気配線基板に比べて短くすることができる。
従来の光電気配線基板では、差動伝送線路を設けたビルドアップ層の上に光導波路層を設けるために、差動伝送線路を構成する配線導体のうち、光導波路層に近い側の配線導体の場合、貫通導体長さは、差動伝送線路を構成する誘電体層の1層と光導波路層とを貫通するだけの長さが必要であり、差動伝送線路を構成する配線導体のうち、ビルドアップ基板に近い側の配線導体の場合、貫通導体長さは、差動伝送線路を構成する誘電体層の2層と光導波路層とを貫通するだけの長さが必要である。
これに対して、本実施形態の光電気配線基板2は、差動伝送線路10を構成する配線導体のうち、接地導体層14に近い側の第1配線導体16の場合、貫通導体長さは、光導波路層11を貫通するだけの長さだけでよく、差動伝送線路10を構成する配線導体のうち、接地導体層14から遠い側の第2配線導体17の場合、表層に設けられるので貫通導体長さは、0である。
このように、本実施形態の光電気配線基板2は、従来の光電気配線基板に比べて、各半導体素子と差動伝送線路10の配線導体とを接続するための貫通導体長さを短くすることができる。貫通導体長さが短くなることにより、貫通導体の自己インダクタンスを小さくすることができ、高周波信号の反射を低減して伝送損失を低減することができる。
光電気配線基板2の製造方法について簡単に説明する。
上記のように、基本的にはビルドアップ基板の製造方法と光導波路層の製造方法とを組み合わせることで製造可能であり、ビルドアップ基板の製造方法と光導波路層の製造方法とは類似の製造方法であって、公知の製造方法を使用できる。
まず、ビルドアップ基板8を準備し、その主面上に、第1配線導体16をパターニングして形成する。パターニングされた第1配線導体16を覆うように、下部クラッド層11Aとなるエポキシ樹脂フィルムを積層する。これを露光して硬化させ、コア層11Bとなるエポキシ樹脂フィルムを積層して導波路パターンに露光し、現像してパターニングされたコア層11Bを形成する。パターニングされたコア層11Bを覆うように上部クラッド層11Cとなる樹脂フィルムを積層する。
第1配線導体16と接続する貫通導体を形成するために、下部クラッド層11Aおよび上部クラッド層11Cに貫通孔を空け、貫通孔の内周面をめっきして貫通導体を形成する。
上部クラッド層11C上に、第1配線導体16と対となる第2配線導体17をパターニングして形成する。その後、上部クラッド層11Cおよび第2配線導体17を覆うようにソルダレジスト層18を設け、第2配線導体17の接続ランドに対応する位置に開口部を形成する。
以上のようにして光電気配線基板2が得られる。さらに、光電気配線基板2表面にVCSEL3、PIN−PD4、ドライバIC5、レシーバIC6およびLSI7の各半導体素子を実装することで光モジュール1が得られる。光電気配線基板2と各半導体素子との電気的接続は、ソルダレジスト層18の開口を介して各半導体素子の接続パッドと、第2配線導体17の接続ランドとをはんだボールなどの接続導体によって接続する。
図5は、本発明の第2実施形態である高周波モジュール21の構成の一部を示す概略図である。高周波モジュール21は、光モジュール1とは異なり、VCSEL3、PIN−PD4などの受発光素子を設けず、差動配線体30に、LSI31やドライバIC32などの半導体素子のみを実装する。本実施形態では、実装されたLSI31とドライバIC32との間を差動伝送線路33によって電気的に接続する。
図6は、高周波モジュール21の差動伝送線路33の構成を示す断面図である。本実施形態について、図1〜4で示した第1実施形態と同じ構成の部位については、同じ参照符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態の差動伝送線路33が、第1実施形態の差動伝送線路10と異なるのは、第2誘電体層が、第1実施形態の差動伝送線路10では、光導波路層11であったのに対して、本実施形態の差動伝送線路33では、ビルドアップ層など光導波路層ではない一般的な誘電体層であることである。以下では、第2誘電体層をビルドアップ層34とする。
差動伝送線路33では、第1配線導体16と第2配線導体17とが、ビルドアップ層34を挟んでビルドアップ層34の厚み方向に結合するように構成される。
本実施の形態では、第1誘電体層であるビルドアップ層15、第2誘電体層であるビルドアップ層34および第3誘電体層であるソルダレジスト層18が、差動伝送線路33の誘電体層を構成する。
図6に示すように、第1配線導体16が、ビルドアップ層15と、ビルドアップ層34との間に設けられ、第2配線導体17および接地配線導体19,20は、ビルドアップ層34と、ソルダレジスト層18との間に設けられる。また、接地配線導体19,20は、第2配線導体17を挟むように設けられ、第2配線導体17と接地配線導体19との距離および、第2配線導体17と接地配線導体20との距離が等しくなるように第2配線導体17および接地配線導体19,20がそれぞれ配置される。
本実施形態の差動配線体30は、上記のような構造の差動伝送線路33を有することにより、従来のブロードサイド結合ストリップ線路を有する配線基板に比べて、誘電体層と導体層の数を低減することができ、差動配線体30を小型化することができる。また、差動インピーダンスの設計自由度が増すことにより、高周波信号の伝送特性を向上させることができる。
次に、差動伝送線路の他の実施形態について説明する。以下では、第2実施形態である差動配線体30に設けた差動伝送線路を例として説明するが、第2誘電体層が異なるだけで、第1実施形態の光電気配線基板2にも同様に適用することができる。
図7は、差動伝送線路40の他の構成を示す断面図である。図7に示す実施形態では、第1配線導体16と第2配線導体17および接地配線導体19,20の配置は、図6に示す実施形態と同じであるが、さらに、接地配線導体41,42を設けている。
本実施形態の差動伝送線路40は、接地配線導体41,42を、第1配線導体16に対して、コア基体13の一方主面と平行に設けている。
具体的には、図7に示すように、第1配線導体16および接地配線導体41,42が、ビルドアップ層15と、ビルドアップ層34との間に設けられ、第2配線導体17および接地配線導体19,20は、ビルドアップ層34と、ソルダレジスト層18との間に設けられる。
また、接地配線導体41,42は、第1配線導体16を挟むように設けられ、第1配線導体16と接地配線導体41との距離および、第1配線導体16と接地配線導体42との距離が等しくなるように第1配線導体16および接地配線導体41,42がそれぞれ配置される。
このような配置により、第1配線導体16を1つの伝送線路とみなしたときに、第1配線導体16は、接地導体層14および接地配線導体41,42とともに接地層付きコプレーナ線路に類似の構成を有することになる。
また第1配線導体16をシングルエンド線路とみなすと、第1配線導体16単体の特性インピーダンスの設計において、第2配線導体17の影響を抑制することが可能となる。そして、第1配線導体16単体の特性インピーダンスの自由度が増すことにより、第1配線導体16および第2配線導体17の配線導体対としての差動インピーダンスの設計自由度がさらに増すことになる。配線導体対としての差動インピーダンスの設計自由度が増すことにより、高周波信号の伝送特性をさらに向上させることができる。
さらに、図7に示される差動配線体は、接地導体層14を設けているが、接地導体層14の役割を接地配線導体41,42が果たすことができるため、接地導体層14を除去することができる。これにより、差動配線体を低背化することができる。
図8は、差動伝送線路50の他の構成を示す断面図である。図8に示す実施形態では、第1配線導体51と第2配線導体52とで第2配線導体52の配線幅が、第1配線導体51の配線幅よりも小さいこと以外は、図6に示す実施形態と同じである。
このとき、ソルダレジスト層18の比誘電率が、ビルドアップ層15,34の比誘電率よりも大きく、たとえば、ソルダレジスト層18の比誘電率が4であり、ビルドアップ層15,34の比誘電率が3.3である。
差動伝送線路33において、ソルダレジスト層18の比誘電率が大きい場合、第2配線導体17と、接地配線導体19,20との結合が強くなり、容量成分が増加するため第1配線導体16に対して第2配線導体17の特性インピーダンスが小さくなる。このような特性インピーダンスの差異を解消して第1配線導体16と第2配線導体17の特性インピーダンスを整合させるために、本実施形態では第2配線導体52の配線幅を小さくしてインダクタンス成分を増加させる。
図9は、差動伝送線路60の他の構成を示す断面図である。図9に示す実施形態では、第1配線導体61と第2配線導体62とで第2配線導体62の配線幅が、第1配線導体61の配線幅よりも大きいこと以外は、図6に示す実施形態と同じである。
このとき、ソルダレジスト層18の比誘電率が、ビルドアップ層15,34の比誘電率よりも小さく、たとえば、ソルダレジスト層18の比誘電率が3.5であり、ビルドアップ層15,34の比誘電率が4である。
差動伝送線路33において、ソルダレジスト層18の比誘電率が小さい場合、第2配線導体17と、接地配線導体19,20との結合が弱くなり、容量成分が減少するため第1配線導体16に対して第2配線導体17の特性インピーダンスが大きくなる。このような特性インピーダンスの差異を解消して第1配線導体16と第2配線導体17の特性インピーダンスを整合させるために、本実施形態では第2配線導体62の配線幅を大きくしてインダクタンス成分を減少させる。
以上のように、第1配線導体51,61と第2配線導体52,62の配線幅を異ならせることで、製造工程において、積層ずれなどが発生した場合であっても、平面視したときの第1配線導体51,61と第2配線導体52,62との重なり部分を確保することができ、第1配線導体51,61と第2配線導体52,62とを十分に結合させることができる。
1 光モジュール
2 光電気配線基板
3 VCSEL
4 PIN−PD
5 ドライバIC
6 レシーバIC
7 LSI
8 ビルドアップ基板
9 光伝送路
10 伝送線路
11 光導波路層
11A 下部クラッド層
11B コア層
11C 上部クラッド層
14 接地導体層
15,34 ビルドアップ層
16 第1配線導体
17 第2配線導体
18 ソルダレジスト層
19,20,41,42 接地配線導体

Claims (8)

  1. 誘電体層と、
    前記誘電体層の内部に設けられる第1配線導体と、
    前記誘電体層の内部に設けられ、前記第1配線導体と前記誘電体層の厚み方向に並設される第2配線導体と、
    前記誘電体層の内部に設けられ、前記第1配線導体または前記第2配線導体の少なくとも一方に対して並設される接地配線導体と、
    を具備する差動配線体。
  2. 前記接地配線導体が、前記第1配線導体および前記第2配線導体のそれぞれに対して並設される請求項1記載の差動配線体。
  3. 前記誘電体層上に設けられる接地導体層と、
    前記接地導体層上に設けられる基体と、をさらに具備し、
    前記第2の配線導体と前記接地導体層との距離が、前記前記第1の配線導体と前記接地導体層との距離よりも遠く、
    前記接地配線導体が前記第2配線導体に対して並設される請求項1記載の差動配線体。
  4. 前記誘電体層が、前記接地導体層に隣接して設けられる第1誘電体層と、前記第1誘電体層に隣接して設けられる第2誘電体層と、前記第2誘電体層に隣接して設けられるソルダレジスト層とを含み、
    前記第1配線導体は、前記第1誘電体層と、前記第2誘電体層との間に設けられ、
    前記第2配線導体および前記接地配線導体は、前記第2誘電体層と、前記ソルダレジスト層との間に設けられる請求項3記載の差動配線体。
  5. 前記ソルダレジスト層の比誘電率が、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の比誘電率よりも小さく、第2配線導体の幅が第1配線導体の幅よりも大きい請求項4記載の差動配線体。
  6. 前記ソルダレジスト層の比誘電率が、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の比誘電率よりも大きく、第2配線導体の幅が第1配線導体の幅よりも小さい請求項4記載の差動配線体。
  7. 前記誘電体層の内部に設けられ、前記第1配線導体に対して前記基体の主面と平行に設けられる接地配線導体をさらに具備する請求項3〜6のいずれか1つに記載の差動配線体。
  8. 前記第1配線導体および前記第2配線導体は、延伸方向に直交する断面形状が矩形状であり、それぞれの矩形の長辺同士が対向するように並設される請求項1〜6のいずれか1つに記載の差動配線体。
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