JP2010237978A - クーポン配信システム、クーポン配信装置、及び、クーポン配信方法 - Google Patents

クーポン配信システム、クーポン配信装置、及び、クーポン配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗が指定したテキストや画像などから、各種端末用のクーポンを一括して作成し、消費者の任意の種類の端末へクーポンを提供可能とする。
【解決手段】作成依頼受信部31は、依頼者端末1からテキストや画像などのデータと、配信期間を受信する。クーポン作成部32は、レイアウト情報記憶部42から各種デバイス用のレイアウトデータを読み出し、このレイアウトデータで指定されるテキストや画像の表示位置に、受信したテキストや画像を埋め込んでクーポン画面データを作成する。クーポン掲載部35は、作成された各種デバイス用のクーポン画面データを掲載予約クーポン記憶部44に登録し、掲示開始日時になると掲載クーポン記憶部45へ移す。クーポン提供部37は、配信要求元の消費者端末5の種類に対応したクーポン画面データを掲載クーポン記憶部45から読み出して配信する。取り下げ部36は、掲載期間を過ぎたクーポン画面データを削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットを介して消費者の端末へクーポンを配信するクーポン配信システム、クーポン配信装置、及び、クーポン配信方法に関する。
近年、買い物や飲食などのために店舗を利用するにあたって、消費者がインターネット上で提供される店舗の情報を参照することがよくある。このような店舗の情報を提供するサイトには、消費者の端末へクーポンを配信するものがあり、これによって消費者の来店を促進している。また、特許文献1には、クーポンの発行者がインターネットを介してクーポンの内容及び画像を登録し、クーポンの利用者は、インターネットを介して所望のクーポンを検索し、携帯電話に表示させることが記載されている。
特開2002−109353号公報
消費者が利用するインターネットに接続するときに使用する端末には、パーソナルコンピュータ、各携帯電話会社の携帯電話など複数の種類がある。したがって、各種端末にクーポンを配信するには、各端末において表示可能なそれぞれのファイル形式により画面データを作成しなければならなかった。しかし、上述する特許文献1は、複数の種類の端末によって表示可能なクーポンを生成するものではない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、クーポン作成依頼者である企業、店舗等が指定したテキストや画像から、各種端末用のクーポンを一括して作成し、消費者の任意の種類の端末へクーポンを提供することができるクーポン配信システム、クーポン配信装置、及び、クーポン配信方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、クーポン配信装置と、当該クーポン配信装置とネットワークを介して接続される消費者端末とを有するクーポン配信システムであって、前記クーポン配信装置は、デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部と、クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信部と、前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成部と、前記クーポン作成部がデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成した前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信部が受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載部と、前記掲載クーポン記憶部から、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを削除するクーポン取り下げ部と、前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から読み出して返送するクーポン提供部と、を備え、前記消費者端末は、前記クーポン配信装置に自端末のデバイスの種類とクーポンの配信要求とを送信するとともに、当該配信要求に対応して受信した前記クーポン画面データを表示させる処理部を備える、ことを特徴とするクーポン配信システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクーポン配信システムであって、前記ネットワークには依頼者端末が接続され、前記レイアウト情報記憶部は、依頼者確認用のクーポン画面データの生成に用いるレイアウトデータである確認用レイアウトデータをさらに記憶し、前記クーポン作成部は、前記レイアウト情報記憶部から前記確認用レイアウトデータを読み出し、当該確認用レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んで依頼者確認用のクーポン画面データを生成するとともに、前記依頼者端末から前記依頼者確認用のクーポン画像データに対する修正を受信した場合に、前記レイアウト情報記憶部から各デバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを複数読み出し、それぞれのレイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込み、かつ、前記依頼者端末から受信した前記依頼者確認用のクーポン画像データに対する修正を行なったクーポン画面データを生成し、前記クーポン配信装置は、前記クーポン作成部が生成した前記依頼者確認用のクーポン画面データを前記ネットワークに接続される依頼者端末へ送信する作成イメージ送信部をさらに備え、前記依頼者端末は、前記クーポン配信装置から受信した前記依頼者確認用のクーポン画像データを表示させるとともに、依頼者によって入力された当該クーポン画像データに対する修正を前記クーポン配信装置に送信する処理部を備える、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のクーポン配信システムであって、前記クーポン配信装置は、クーポンの配信要求の受信ログと配信要求数を記憶するログ記憶部と、前記消費者端末から受信した配信要求から消費者識別情報を取得し、取得した当該消費者識別情報と、配信要求受信日時とを対応づけてログ記憶部に書き込み、前記ログ記憶部に前記配信期間内の配信要求受信日時と対応して当該消費者識別情報が複数登録されていない場合に、前記ログ記憶部に記憶されている前記配信要求数を1加算するログ管理部とをさらに備える、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のクーポン配信システムであって、前記クーポン配信装置は、企業識別情報に対応した複数の店舗識別情報と、当該店舗識別情報により特定される店舗に関する情報とを記憶する顧客情報記憶部をさらに備え、前記作成依頼受信部は、さらに、企業識別情報を受信し、前記クーポン作成部は、デバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを前記レイアウト情報記憶部から読み出すとともに、前記作成依頼受信部が受信した前記企業識別情報に対応する店舗識別情報それぞれにより特定される店舗に関する情報を前記顧客情報記憶部から読み出し、店舗識別情報毎に、デバイスの種類に対応した前記レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込むとともに、当該レイアウトデータにより示される店舗に関する情報の組み込み位置に当該店舗識別情報により特定される店舗に関する情報を組み込んで各店舗のクーポン画面データを生成する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの項に記載のクーポン配信システムであって、前記クーポン配信装置は、クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載予約クーポン記憶部をさらに備え、前記クーポン掲載部は、前記クーポン作成部がデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成した前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信部が受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載予約クーポン記憶部に書き込むとともに、当該掲載予約クーポン記憶部から前記配信期間により示される掲出開始日時を経過したクーポン画面データを特定し、特定したクーポン画面データと、当該クーポン画面データに対応する前記デバイスの種類及び前記配信期間とを前記掲載クーポン記憶部に書き込む、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ネットワークを介して消費者端末と接続されるクーポン配信装置であって、デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部と、クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信部と、前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成部と、前記クーポン作成部がデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成した前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信部が受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載部と、前記掲載クーポン記憶部から、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを削除するクーポン取り下げ部と、前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、前記掲載クーポン記憶部に受信した当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データが登録されている場合、当該クーポン画面データを読み出して返送するクーポン提供部と、を備えることを特徴とするクーポン配信装置である。
請求項7に記載の発明は、クーポンを作成するクーポン配信装置と、当該クーポン配信装置とネットワークを介して接続される消費者端末とを有するクーポン配信システムに用いられるクーポン配信方法であって、前記クーポン配信装置は、デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部とを備え、前記クーポン配信装置の作成依頼受信部が、クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信過程と、前記クーポン配信装置のクーポン作成部が、前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼過程において受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成過程と、前記クーポン配信装置のクーポン掲載部が、前記クーポン作成過程においてデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成された前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信過程において受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載過程と、前記クーポン配信装置のクーポン取り下げ部が、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から削除するクーポン取り下げ過程と、前記消費者端末の処理部が、前記クーポン配信装置に自端末のデバイスの種類とクーポンの配信要求とを送信する配信要求送信過程と、前記クーポン配信装置のクーポン提供部が、前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から読み出して返送する配信過程と、前記消費者端末の前記処理部が、前記配信要求に対応してクーポン配信装置から受信した前記クーポン画面データを表示させる表示過程と、を有することを特徴とするクーポン配信方法である。
請求項8に記載の発明は、ネットワークを介して消費者端末と接続され、デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部とを備えるクーポン配信装置に用いられるクーポン配信方法であって、作成依頼受信部が、クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信過程と、クーポン作成部が、前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼過程において受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成過程と、クーポン掲載部が、前記クーポン作成過程においてデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成された前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信過程において受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載過程と、クーポン取り下げ部が、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から削除するクーポン取り下げ過程と、クーポン提供部が、前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、前記掲載クーポン記憶部に受信した当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データが登録されている場合、当該クーポン画面データを読み出して返送する配信過程と、を有することを特徴とするクーポン配信方法である。
請求項1、6、7及び8の発明によれば、クーポン作成依頼者である企業や店舗等が指定したテキストや画像を用いて、パーソナルコンピュータや各社の携帯電話などの複数種類のデバイスそれぞれに対応したフォーマットにより、統一したイメージのクーポンを一括して生成することができる。このように、各種端末に適したフォーマットのクーポンが複数作成されるため、消費者は任意の端末によってクーポンを取得することができ、当該端末にクーポンを表示したときの見易さが向上するとともに、クーポン作成依頼者である企業や店舗等の所望する意匠を反映したクーポンを提供することができる。そして、クーポンの配信期間を過ぎた場合には、クーポンの配信を停止することができる。
また、請求項2の発明によれば、クーポンの配信前に表示イメージを依頼者が確認し、必要に応じて修正を行なうことができる。
また、請求項3の発明によれば、実際のクーポン配信数を把握することが可能となる。
また、請求項4の発明によれば、クーポン作成依頼者である企業が複数の店舗を有する場合に、各店舗のクーポンを一括して作成することが可能となる。
また、請求項5の発明によれば、配信開始前にクーポンを作成しておき、企業により指定された配信開示日時にクーポンの配信を開始することができる。
本発明の一実施形態によるクーポン配信システムの構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態によるクーポン画面データの表示イメージを示す図である。 同実施形態によるレイアウトデータテーブルのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による顧客管理データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による素材データのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による掲載予約クーポンデータのデータ構成例を示す図である。 同実施形態による掲載クーポンデータのデータ構成例を示す図である。 同実施形態によるクーポン配信装置のクーポン登録処理フローを示す図である。 同実施形態によるクーポン作成依頼情報、クーポン修正依頼情報の入力画面の表示イメージを示す図である。 同実施形態によるクーポン配信装置のクーポン配信処理フローを示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるクーポン配信システムの構成を示す機能ブロック図であり、発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。同図において、クーポン配信システムは、クーポン作成依頼者の保有する依頼者端末1と、クーポン配信業者の保有するクーポン配信装置2と、消費者の保有する消費者端末5とをインターネットなどのネットワークNを介して接続してなる。クーポン作成依頼者(以下、単に「依頼者」と記載)は、店舗を保有する企業の担当者であってもよく、企業からの依頼を受けたクーポン配信業者の担当者でもあってもよい。同図においては、依頼者端末1及び消費者端末5をそれぞれ1台のみ記載しているが、複数台がネットワークNに接続される。
依頼者端末1は、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、通信部11、入力部12、出力部13、及び、処理部14を備える。通信部11は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部12は、キーボードやマウスなどであり、依頼者の操作による情報の入力を受ける。出力部13は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(cathode ray tube)などのディスプレイである。処理部14は、クーポンに表示する素材文字データ及び素材画像データを設定したクーポン作成依頼情報を通信部11によりクーポン配信装置2へ送信させたり、通信部11を介してクーポン配信装置2から受信した依頼者確認用のクーポン画面データを出力部13へ表示させたりする。なお、素材文字データは、テキストデータであるが、テキストデータに文字色、フォントの種類、フォントサイズなどの文字装飾の情報を付加したものであってもよい。
消費者端末5は、例えば、パーソナルコンピュータや、各携帯電話会社の携帯電話などのコンピュータ装置であり、通信部51、入力部52、出力部53、及び、処理部54を備える。通信部51は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部52は、キーボードやマウス、ボタンなどであり、消費者の操作による情報の入力を受ける。出力部53は、LCDなどのディスプレイである。処理部54は、クーポン配信要求を通信部51によりクーポン配信装置2へ送信させたり、通信部51を介してクーポン配信装置2から受信したクーポン画面データを出力部53へ表示させたりする。
クーポン配信装置2は、例えば、1台または複数台のサーバ等で実現することができ、通信部21、入力部22、出力部23、処理部30、顧客情報記憶部41、レイアウト情報記憶部42、素材記憶部43、掲載予約クーポン記憶部44、掲載クーポン記憶部45、及び、ログ記憶部46を備える。
顧客情報記憶部41は、各企業の店舗に関する情報を示す顧客管理データを記憶する。レイアウト情報記憶部42は、各種デバイス用、及び、依頼者確認用のクーポン画面データを生成するためのレイアウトデータを記憶する。ここで、各種デバイスとは、消費者端末5の種類であり、例えば、パーソナルコンピュータ、A社携帯電話、B社携帯電話、…などである。素材記憶部43は、依頼者端末1から受信した素材文字データ及び素材画像データ等を示す素材データを記憶する。掲載予約クーポン記憶部44は、消費者端末5へ配信される前のクーポン画面データやクーポン配信期間を記憶する。掲載クーポン記憶部45は、消費者端末5へ配信中のクーポン画面データを記憶する。ログ記憶部46は、クーポンの配信に関するログデータやクーポン配信数を記憶する。
通信部21は、ネットワークNを介して情報を送受信する。入力部22は、キーボードやマウスなどであり、クーポン配信業者の担当者の操作による情報の入力を受ける。出力部23は、LCDなどのディスプレイである。
処理部30は、作成依頼受信部31、クーポン作成部32、作成イメージ送信部33、確認結果受信部34、クーポン掲載部35、取り下げ部36、クーポン提供部37、及び、ログ管理部38を備える。
作成依頼受信部31は、依頼者端末1からクーポン作成依頼情報を受信し、当該クーポン作成依頼情報から読み出した素材文字データ及び素材画像データ等を設定した素材データを素材記憶部43に書き込む。クーポン作成部32は、レイアウト情報記憶部42から各種デバイス用のレイアウトデータを読み出し、読み出した各レイアウトデータに、顧客情報記憶部41に記憶されている顧客管理データ内の情報や、素材記憶部43に記憶されている素材データ内の情報を、当該レイアウトデータが指定するテキストや画像の表示位置へ埋め込んで、各種デバイス用のクーポン画面データを作成する。また、クーポン作成部32は、レイアウト情報記憶部42から依頼者確認用のレイアウトデータを読み出し、顧客管理データ内の情報や素材データ内の情報を、当該レイアウトデータが指定するテキストや画像の表示位置へ埋め込んで、依頼者確認用のクーポン画面データを生成する。作成イメージ送信部33は、クーポン作成部32が生成した依頼者確認用のクーポン画面データを依頼者端末1へ送信する。確認結果受信部34は、作成イメージ送信部33が送信した依頼者確認用のクーポン画面データに対応して、承認する旨の情報、あるいは、クーポン画面データの修正内容を示すクーポン修正依頼情報を受信する。
クーポン掲載部35は、クーポン作成部32により作成された各種デバイス用のクーポン画面データを、掲載予約クーポン記憶部44または掲載クーポン記憶部45へ登録する。取り下げ部36は、掲載期間を過ぎたクーポン画面データを掲載クーポン記憶部45から削除する。クーポン提供部37は、消費者端末5からクーポン配信要求を受信し、受信したクーポン配信要求により指定される店舗のクーポン画面データを掲載クーポン記憶部45から読み出して返送する。ログ管理部38は、クーポンの配信に関するログデータや、クーポン配信数をログ記憶部46へ書き込む。
図2は、消費者端末5によるクーポン画面データの表示イメージを示す図である。
同図において、クーポン画面データにより表示されるクーポンには、ヘッダ表示領域A1、指定文字情報表示領域A2及びA2’、指定画像表示領域A3、企業情報表示領域A4、サイト情報表示領域A5が含まれる。ヘッダ表示領域A1には、店舗名を表示する店舗表示領域A11、各種クーポン配信サイトで使用されるマークを表示するマーク表示領域A12、及び、企業のロゴを表示する企業ロゴ表示領域A13などが含まれ、「お買い得クーポン」などの文字列や現在時刻も表示する。指定文字情報表示領域A2及びA2’、指定画像表示領域A3にはそれぞれ、依頼者端末1から受信した素材文字データ、素材画像データが表示される。企業情報表示領域A4は、顧客管理データから読み出した情報や、顧客管理データにより示されるリンク先サイト、例えば、店舗の所在地を示すサイトへのリンクが表示される。サイト情報表示領域A5には、クーポンの配信期間や、クーポン配信サイトのロゴなど、クーポン配信サイトに関する情報を表示する。
次に、クーポン配信装置2が記憶する各種データについて説明する。
図3は、レイアウト情報記憶部42に記憶されるレイアウトデータテーブルのデータ構成例を示す図である。レイアウト情報記憶部42には、依頼者確認用、及び、各種デバイス用のレイアウトデータが記憶される。レイアウトデータには、対応するデバイスの種類、つまり、パーソナルコンピュータや、各携帯電話会社の携帯電話それぞれに表示可能なデータ記述形式のフォーマットが用いられ、このフォーマットにより指定される画面のサイズもデバイスの種類に対応している。例えば、デバイスがパーソナルコンピュータであるときには、データ記述形式としてHTML(Hypertext Markup Language)を使用する。また、依頼者確認用のレイアウトデータもHTMLを使用するものとする。
レイアウトデータには、ヘッダ表示領域A1、指定文字情報表示領域A2、指定画像表示領域A3、企業情報表示領域A4、サイト情報表示領域A5、ヘッダ表示領域A1内における店舗表示領域A11、マーク表示領域A12及び企業ロゴ表示領域A13等の各表示領域の表示位置や背景色と、各表示領域に固定またはデフォルトで表示すべき情報、文字、画像データと、文字を表示する場合はその文字色、フォントの種類、フォントサイズなどの文字装飾との情報が含まれる。固定で表示すべきものには、例えば、ヘッダ表示領域A1内に表示する「お買い得クーポン」の文字列及び現在時刻の情報や、サイト情報表示領域A5に表示するクーポン配信サイト用のロゴの画像データ及び配信期間の情報などがある。また、デフォルトで表示すべきものには、例えば、店舗表示領域A11に表示する店舗名の情報、マーク表示領域A12に表示するマークの画像データがある。
図4は、顧客情報記憶部41に記憶される顧客管理データのデータ構成例を示す図である。同図において、顧客管理データには、顧客である各企業を特定する企業識別情報、当該企業の企業名、当該企業の店舗を識別する店舗識別情報、当該店舗の店舗名、当該店舗の担当者名、住所、電話番号、緯度、経度、お店のカテゴリ、ロゴ画像データ、エラー画面データ、クーポンのヘッダ情報のデフォルト値、掲示URL、リンク先等の情報が含まれる。ロゴ画像データは、企業のロゴを表示する画像データである。エラー画面データは、クーポンが発行されていない期間に消費者端末5へ表示させる画面データであり、各種デバイス用の画面データが含まれる。クーポンのヘッダ情報のデフォルト値は、例えば、ヘッダ表示領域A1の背景の色や、マーク表示領域A12に表示させる各種デバイス用のマークの画像データなどを示す。掲示URL(Universal Resource Locator)は、当該店舗のクーポンを配信するクーポン配信サイトのURLを示し、各種デバイス用のURLが含まれる。リンク先は、各デバイス用のリンク先サイトのURLを示す。このリンク先サイトは、当該店舗に関する情報、例えば、店舗の所在地を示す地図を表示するサイトである。このサイトは、緯度及び経度の情報に基づいて所在地を示すマークを地図上に付加するものであってもよい。
図5は、素材記憶部43に記憶される素材データのデータ構成例を示す図である。同図において、素材データには、企業識別情報、店舗識別情報、素材文字データ、素材画像データ、ヘッダ表示情報、及び、承認用連絡先の情報が含まれる。ヘッダ表示情報は、例えば、ヘッダ表示領域A1の背景色を指定する情報である。なお、レイアウトデータ内に指定文字情報表示領域、指定画像表示領域が複数組み込まれている場合、その数に応じて、素材文字データ、素材画像データを複数指定することができる。承認用連絡先は、依頼者確認用のクーポン画面データの送信先アドレスを示す。
図6は、掲載予約クーポン記憶部44に記憶される掲載予約クーポンデータのデータ構成例を、図7は、掲載クーポン記憶部45に記憶される掲載クーポンデータのデータ構成例を示す図である。掲載予約クーポンデータ及び掲載クーポンデータは、同一のデータ構成であり、企業識別情報、店舗識別情報、クーポン画面データ、クーポンの掲出開始日時、クーポンの掲出を終える日時であるクーポン取り下げ日時、及び、どの表示デバイス用のクーポン画面データであるかを示す対象デバイスの情報が含まれる。
次に、クーポン配信システムの処理を説明する。クーポン配信装置2の顧客情報記憶部41には顧客管理データが、レイアウト情報記憶部42にはレイアウトデータが予め記憶されているものとする。
図8は、クーポン配信装置2におけるクーポン登録処理フローを示す図である。
まず、依頼者は、依頼者端末1の入力部12により、企業識別情報、店舗識別情報、クーポンの配信期間、クーポンに組み込む素材文字データ及び素材画像データを入力する。ここでは、素材文字データはテキストデータであり、2つの素材文字データを入力するものとする。さらに、依頼者は、クーポン作成イメージの承認依頼が必要な場合は承認用連絡先を、クーポンのヘッダの背景色を指定したい場合はその指定する背景色を示すヘッダ表示情報を、クーポンの配信対象デバイスを指定する場合にはその対象デバイスの種類を入力する。依頼者が入力部12によりクーポン作成依頼送信指示を入力すると、処理部14は、入力された企業識別情報、店舗識別情報、クーポン配信期間、素材文字データ、素材画像データ、承認用連絡先、ヘッダ表示情報及び対象デバイスの種類を設定したクーポン作成依頼情報をクーポン配信装置2へ送信するよう通信部11に指示する。
クーポン配信装置2の作成依頼受信部31は、通信部21を介して依頼者端末1から送信されたクーポン作成依頼情報を受信する(ステップS110)。作成依頼受信部31は、クーポン作成依頼情報から取得した企業識別情報、店舗識別情報、承認用連絡先、素材文字データ、素材画像データ、ヘッダ表示情報を設定した素材データを素材記憶部43に書き込む(ステップS120)。
クーポン作成部32は、顧客によるクーポン作成イメージの承認依頼が必要である場合、つまり、クーポン作成依頼情報に承認用連絡先が設定されている場合(ステップS130:YES)、レイアウト情報記憶部42から依頼者確認用のレイアウトデータ(以下、「確認用レイアウトデータ」と記載)を読み出す。この確認用レイアウトデータは、所定の種類のデバイス用、例えば、携帯電話会社Aの携帯電話用のクーポン画面データを生成したときの画面イメージをHTMLデータ形式により生成するものである。一般に、携帯電話に用いられる画面データのデータ記述形式は、レイアウトのために使用可能な情報量がHTMLよりも少ない。そこで、レイアウトをより詳細に指定可能なHTMLを使用して依頼者確認用のクーポン画面データを生成する。また、HTMLは多くのパーソナルコンピュータや、一部の携帯電話にも表示可能であり、この点からも依頼者確認用に適している。
クーポン作成部32は、クーポン作成依頼情報に設定されている企業識別情報及び店舗識別情報により特定される顧客管理データを特定する。そして、確認用レイアウトデータに、特定した顧客管理データ内の情報や、ステップS120において書き込んだ素材データ内の素材文字データ及び素材画像データを埋め込んで、依頼者確認用のクーポン画面データを生成する(ステップS140)。
具体的には、クーポン作成部32は、素材データ内の2つの素材文字データを、確認用レイアウトデータで示される指定文字情報表示領域A2、A2’にそれぞれ埋め込み、素材データ内の素材画像データを、確認用レイアウトデータで示される指定画像表示領域A3に埋め込む。さらに、クーポン作成部32は、クーポン作成依頼情報に設定されている配信期間をサイト情報表示領域A5に埋め込む。また、現在時間を確認用レイアウトデータで示されるヘッダ表示領域A1に埋め込む。
続いて、クーポン作成部32は、確認用レイアウトデータで指定される店舗表示領域A11に顧客管理データ内の店舗名を、企業ロゴ表示領域A13に顧客管理データ内のロゴ画像データを、企業情報表示領域A4に顧客管理データ内の企業名を埋め込む。ただし、企業情報表示領域A4には、リンクを示す文字、例えば、「□ 店舗地図」のみを記述し、実際のリンクは埋め込まない。
また、クーポン作成部32は、顧客管理データ内のヘッダ情報デフォルト値に携帯電話会社Aの携帯電話用のマーク画像データが設定されていれば、確認用レイアウトデータで指定されるマークの画像データに代えてマーク表示領域A12に埋め込み、素材データのヘッダ表示情報、あるいは、顧客管理データ内のヘッダ情報デフォルト値により背景色が指定されていれば、確認用レイアウトデータで指定されるヘッダ表示領域A1のデフォルトの背景色をこの指定された背景色に変更する。なお、素材データ内のヘッダ表示情報を顧客管理データ内のヘッダ情報デフォルト値の指定よりも優先させる。
作成イメージ送信部33は、素材データに設定されている承認用連絡先を宛先とし、クーポン作成部32により生成された依頼者確認用のクーポン画面データを電子メールにより送信する(ステップS150)。このとき、受信したクーポン作成依頼情報内の全ての情報または一部の情報を併せて送信してもよい。
依頼者端末1の処理部14は、クーポン配信装置2から受信した依頼者確認用のクーポン画面データや、クーポン作成依頼情報を出力部13に表示させる。依頼者は、依頼者端末1に表示されるクーポン画面を確認し、修正がある場合には、当該クーポン画面データを編集する。例えば、入力部12により、素材文字データのテキストや、文字装飾(文字色、フォントの種類、フォントサイズ)の変更を入力する。また、素材画像データやヘッダ表示情報、配信期間などを変更してもよい。依頼者が入力部12によりクーポン作成イメージの承認依頼の要否と、クーポン修正依頼送信指示とを入力すると、処理部14は、編集されたクーポン画面データ、変更された素材画像データ、ヘッダ表示情報、配信期間と、クーポン作成イメージの確認の要否とを設定したクーポン修正依頼情報をクーポン配信装置2へ送信するよう通信部11に指示する。
クーポン配信装置2の確認結果受信部34は、通信部21を介して依頼者端末1から送信されたクーポン修正依頼情報を受信する(ステップS160:YES)。確認結果受信部34は、ステップS140において生成した依頼者確認用のクーポン画面データと、クーポン修正依頼情報に設定されている変更後のクーポン修正依頼情報とを比較し、指定文字情報表示領域A2、A2’における差分であるテキストデータや文字装飾の情報を、ステップS120において書き込んだ素材データに登録する。例えば、HTMLの場合、これらの情報は、テキストデータと、当該テキストデータに付随するタグ情報により示される。また、クーポン修正依頼情報に変更後の素材画像データ、ヘッダ表示情報が設定されていれば、素材データの素材画像データ、ヘッダ表示情報に上書する(ステップS120)。
クーポン作成部32は、クーポン修正依頼情報にクーポン作成イメージの承認依頼要が設定されている場合(ステップS130:YES)、再びステップS140と同様の処理により、確認用レイアウトデータに、顧客管理データ内の情報、素材データ内の素材文字データ及び素材画像データを埋め込んで、依頼者確認用のクーポン画面データを生成し(ステップS140)、依頼者端末1へ送信する(ステップS150)。ただし、素材文字データを埋め込む際には、クーポン修正依頼情報により指定された文字装飾の情報も反映させる。また、クーポン修正依頼情報に変更後の配信期間が設定されている場合、サイト情報表示領域A5には、当該変更後の配信期間を表示させる。
依頼者端末1の処理部14は、クーポン配信装置2から受信した依頼者確認用のクーポン画面データを出力部13に表示させる。依頼者は、再び修正を行なう場合は、再び、クーポン画面データを編集し、承認する場合は、入力部12により承認送信指示を入力する。処理部14は、承認OKを示す応答をクーポン配信装置2へ送信するよう通信部11に指示する。
クーポン配信装置2の確認結果受信部34が、通信部21を介して依頼者端末1から承認OKを示す応答を受信すると(ステップS160:NO)、クーポン作成部32は、配信用のクーポンを作成する(ステップS170)。クーポン作成部32は、レイアウト情報記憶部42から、クーポン作成依頼情報に設定されている対象デバイスの種類に対応したレイアウトデータを読み出す。なお、クーポン作成依頼情報に対象デバイスの種類が設定されていない場合、確認用レイアウトデータを除く全てのデバイス用のレイアウトデータを読み出す。確認結果受信部34は、読み出した各レイアウトデータを用いて、ステップS140と同様の処理により各種デバイス用のクーポン画面データを生成する。ただし、企業情報表示領域A4には、リンクを示す文字、例えば、「□ 店舗地図」に、顧客管理データに設定されているリンク先URLへのリンクを埋め込む。また、素材文字データに文字装飾の情報が設定されている場合、各レイアウトデータに用いられている記述形式に変換して、指定文字情報表示領域A2に埋め込む。この記述形式の変換ルールは、予めクーポン作成部32が保持している。なお、マークの画像データやリンク先URLは、デバイスの種類に対応したものを顧客管理データから読み出して埋め込む。
クーポン作成依頼情報内のクーポン配信期間が現在日時より後である場合(ステップS180:NO)、クーポン掲載部35は、ステップS170において生成された各種デバイス用の掲載予約クーポンデータを掲載予約クーポン記憶部44へ登録する(ステップS190)。つまり、クーポン掲載部35は、デバイスの種類を示す対象デバイスと、当該デバイスの種類に対応するレイアウトデータに基づいて生成したクーポン画面データとを設定した掲載予約クーポンデータを掲載予約クーポン記憶部44に新たに登録する。さらに、クーポン掲載部35はこの新たに登録した各種デバイス用の掲載予約クーポンデータそれぞれに、クーポン作成依頼情報に設定されている企業識別情報及び店舗識別情報と、当該クーポン作成依頼情報に設定されている配信時間が示す掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時を書き込む。なお、クーポン修正依頼情報により配信期間の変更を受信した場合は、変更後の配信時間が示す掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時を書き込む。ログ管理部38は、掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時を設定した配信期間、企業識別情報、及び、店舗識別情報に対応付けて配信数0をログ記憶部46に書き込む。
クーポン掲載部35は定期的に掲載予約クーポン記憶部44に記憶されている各掲載予約クーポンデータを参照し、現在日時または現在日時以前の掲出開始日時が設定されている掲載予約クーポンデータを特定する。クーポン掲載部35は、特定した掲載予約クーポンデータを、掲載クーポンデータとして掲載クーポン記憶部45に書き込むとともに、掲載予約クーポン記憶部44から当該掲載予約クーポンデータを削除する(ステップS200)。
取り下げ部36は定期的に掲載クーポン記憶部45に記憶されている各掲載クーポンデータを参照し、現在日時または現在日時以前の取り下げ日時が設定されている掲載クーポンデータを特定する。取り下げ部36は、特定した掲載クーポンデータを掲載クーポン記憶部45から削除する(ステップS210)。
なお、ステップS180において、クーポン作成依頼情報に掲出開始日時が設定されていないか、すぐに掲出が設定されている場合(ステップS180:YES)、クーポン掲載部35は、ステップS170において生成された各種デバイス毎の掲載クーポンデータを掲載クーポン記憶部45へ登録する(ステップS220)。つまり、クーポン掲載部35は、デバイスの種類を示す対象デバイスと、当該デバイスの種類に対応するレイアウトデータに基づいて生成したクーポン画面データとを設定した掲載クーポンデータを掲載クーポン記憶部45に新たに登録する。さらに、クーポン掲載部35はこの新たに登録した各種デバイス用の掲載クーポンデータそれぞれに、クーポン作成依頼情報に設定されている企業識別情報及び店舗識別情報と、当該クーポン作成依頼情報に設定されている配信時間が示す掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時を書き込む。なお、クーポン修正依頼情報により配信期間の変更を受信した場合は、変更後の配信時間が示す掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時を書き込む。ログ管理部38は、掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時を設定した配信期間、企業識別情報、及び、店舗識別情報に対応付けて配信数0をログ記憶部46に書き込む。
また、ステップS130において、承認依頼が不要であると判断した場合(ステップS130:NO)、ステップS170以降の処理を行なう。
なお、ステップS140において、クーポン作成部32により生成された依頼者確認用のクーポン画面データを所定のURLに登録し、当該URLを電子メールにて依頼者端末1へ送信することでもよい。依頼者は、依頼者端末1により通知されたURLにアクセスして、クーポン画面データを取得する。
また、依頼者は、修正依頼内容を電子メールや電話によってクーポン配信サイトの担当者へ通知し、クーポン配信サイトの担当者がクーポン配信装置2の出力部23に当該店舗の依頼者確認用のクーポン画面データを表示させながら、入力部22によって当該クーポン画面データに対する修正を入力し、編集することでもよい。
図9は、依頼者端末1に表示されるクーポン作成依頼情報、クーポン修正依頼情報の入力画面を示す図である。当該入力画面データは、依頼者端末1に予め記憶しておくことでもよく、依頼者端末1がクーポン配信装置2から受信することでもよい。
同図において、入力画面には、企業名の入力フィールドF1、店舗名の入力フィールドF2、素材画像データのファイル名入力フィールドF3、素材文字データの入力フィールドF4、ヘッダ表示色の入力フィールドF5、取り下げ日時の入力フィールドF6、掲出開始日時を指定するか否かの選択ボタンB1、掲出開始日時の入力フィールドF7、承認依頼が必要であるか否かの選択ボタンB2、承認依頼先の名前の入力フィールドF8、承認用連絡先となるメールアドレスの入力フィールドF9が表示されている。素材文字データの入力フィールドF4は、テキストデータを入力する。また、表示店舗名の入力フィールドF10にテキストデータを入力した場合、顧客管理データ内の店舗名に代えて、店舗表示領域A11に表示される。
また、クーポン詳細情報エディタEは、依頼者確認用のクーポン画面データを表示し、修正するためのフィールドである。依頼者端末1において、入力フィールドF1に入力された企業名を企業識別情報に、入力フィールドF2に入力された店舗名を店舗識別情報に変換してクーポン配信装置2に送信することでもよく、クーポン配信装置2において、依頼者端末1から受信した企業名を企業識別情報に、店舗名を店舗識別情報に変換してもよい。
図10は、クーポン配信装置2におけるクーポン配信処理フローを示す図である。
消費者は、消費者端末5の入力部52により、クーポンを取得したい企業及び店舗の情報を入力するとともに、クーポン配信サイトへのアクセス指示を入力する。ここでは、各企業の店舗毎にクーポン配信サイトのURLが異なり、かつ、デバイスの種類毎にクーポン配信サイトのURLのドメインが異なるものとする。つまり、クーポン配信サイトのURL自体がデバイスの種類、企業及び店舗を特定する情報を含む。このURLは、予め顧客管理データに登録されており、クーポンが登録、削除された場合も変更しない。これにより消費者は、自分がよく利用する店舗のURLを利用して、常に当該店舗の最新のクーポン画面データをクーポン配信装置2から取得することができる。
消費者端末5の処理部54は、消費者識別情報を設定したクーポン配信要求を、クーポン配信サイトのURLにより特定されるクーポン配信装置2へ送信するよう通信部51へ指示する。消費者識別情報には、例えば、携帯電話番号や、インターネットプロバイダとの契約に使用しているユーザID、消費者が入力部52により入力したクーポン配信サービスの会員IDなどを用いることができる。
クーポン配信装置2の通信部21が消費者端末5からクーポン配信要求を受信すると(ステップS310)、クーポン提供部37は、受信したURLに対応した企業識別情報、店舗識別情報、及び、デバイスの種類により特定される掲載クーポン記憶部45内の掲載クーポンデータを検索する(ステップS320)。なお、図8のステップS190における掲載予約クーポンデータの登録時、または、ステップS220における掲載クーポンデータの登録時に、顧客管理データから読み出した掲示URLを設定しておき、受信したURLにより掲載クーポンデータを特定してもよい。
ステップS320における検索の結果、掲載クーポンデータが特定された場合(ステップS330:YES)、ログ管理部38は、クーポン配信要求受信日時と、特定された掲載クーポンデータから読み出した企業識別情報、店舗識別情報、掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時と、当該消費者端末5から受信した消費者識別情報、及び、デバイスの種類とを設定したログデータを生成し、ログ記憶部46に書き込む(ステップS340)。
さらに、ログ管理部38は、ステップS340において書き込んだログデータと同じ企業識別情報、店舗識別情報、掲出開始日時、クーポン取り下げ日時、消費者識別情報が設定された他のログデータがログ記憶部46に記憶されているかを検索する。検索の結果、特定される他のログデータがない場合(ステップS350:YES)、つまり、クーポン配信期間において、クーポン配信要求元の消費者からの最初のクーポン配信要求であった場合、ログ記憶部46に、掲出開始日時及びクーポン取り下げ日時で示される配信期間と、企業識別情報、店舗識別情報に対応付けて記憶されている配信数を、1加算した数に更新する(ステップS360)。クーポン提供部37は、ステップS320の検索において特定した掲載クーポンデータからクーポン画面データを読み出して消費者端末5に返送する(ステップS370)。消費者端末5の処理部54は、受信したクーポン画面データを出力部53へ表示させる。
なお、ステップS320における検索の結果、掲載クーポンデータが特定されなかった場合(ステップS330:NO)、受信したURLに対応した企業識別情報、店舗識別情報により顧客情報記憶部41内の顧客管理データを特定し、特定した顧客管理データからURLで示されるデバイスの種類に対応したエラー画面データを読み出して消費者端末5に返送する(ステップS380)。なお、特定される顧客管理データがない場合には、デバイスの種類に対応したデフォルトのエラー画面データを返送する。消費者端末5の処理部54は、受信したエラー画面データを出力部53へ表示する。
また、ステップS350において、特定されるログデータがあった場合(ステップS350:NO)、同一のクーポンについて同一の消費者から複数回の配信要求があったと判断し、配信数は加算せずにステップS370の処理を行なう。ただし、同一の消費者へ同一のクーポンの複数回の配信を制限する場合、ステップS380の処理を行なうようにしてもよい。
ログ管理部38は、定期的にログ記憶部46に登録されているログデータを参照し、企業識別情報及び店舗識別情報の組み合わせ毎に、過去一定期間において配信期間が更新される度に連続して出現する消費者識別情報を抽出し、記録する。クーポン配信事業者は、各企業は、必要に応じて、各企業へログ記憶部46に記録された当該企業に関するログデータを配信する。
なお、予め各デバイスの種類毎にクーポン配信先となる消費者端末5のアドレス情報を掲載クーポン記憶部45に記憶しておき、クーポン提供部37は、掲載クーポン記憶部45に掲載クーポンデータが登録された場合に、当該掲載クーポンデータに設定されている対象デバイスに対応するクーポン配信先のアドレス情報を宛先として当該掲載クーポンデータを配信してもよい。
なお、企業が1店舗のみを保有する場合、店舗識別情報を使用せず、企業識別情報のみを用いることでもよい。
なお、企業に複数の店舗がある場合、以下のようにして、複数店舗分のクーポンを生成することができる。
つまり、依頼者は、依頼者端末1の入力部12により、企業識別情報及び店舗識別情報を入力する代わりに、企業識別情報のみを入力するか、対象となる店舗を特定する対象店舗情報、例えば、地域の情報を入力する。これより、ステップS110において、クーポン配信装置2の作成依頼受信部31は、企業識別情報及び店舗識別情報に代えて、企業識別情報のみ、あるいは、企業識別情報及び対象店舗情報が設定されたクーポン作成依頼情報を受信する。
ステップS120において、クーポン作成依頼情報に店舗識別情報も対象店舗情報も設定されていない場合、作成依頼受信部31は、顧客情報記憶部41を検索して、クーポン作成依頼情報内の企業識別情報が設定されている顧客管理データを全て特定する。一方、クーポン作成依頼情報に対象店舗情報が設定されている場合、作成依頼受信部31は、企業識別情報と、対象店舗情報で示される条件に合致する情報が登録されている顧客管理データを全て特定する。例えば、対象店舗情報が地域であった場合、住所が当該地域に含まれているかにより条件に合致するか否かを判断する。作成依頼受信部31は、特定したそれぞれの顧客管理データから店舗識別情報を読み出すと、読み出した各店舗識別情報と、クーポン作成依頼情報から取得した企業識別情報、承認用連絡先、素材文字データ、素材画像データ、ヘッダ表示情報を設定した素材データを素材記憶部43に書き込む。
そして、ステップS130において、顧客によるクーポン作成イメージの確認が必要であると判断した場合(ステップS130:YES)、クーポン作成部32は、特定した顧客管理データのうちいずれか1つと、当該顧客管理データ内の店舗識別情報を用いて登録した素材データを用いて、ステップS140からの処理を行い、依頼者確認用のクーポン画面データを生成し、依頼者端末1へ送信する。
依頼者端末1から承認を示す応答を受信した場合(ステップS160:NO)、あるいは、承認依頼が不要の場合(ステップS130:NO)、ステップS120において特定した顧客管理データのそれぞれと、当該顧客管理データ内の店舗識別情報を用いて登録した素材データとを用いて、各店舗の配信用のクーポン画面データを作成するステップS170からの処理を行なう。
上記実施形態によれば、クーポン作成依頼者である企業や店舗等が指定したテキストや画像を用いて、パーソナルコンピュータや各社の携帯電話などの複数種類のデバイスそれぞれに対応したフォーマットにより、統一したイメージのクーポンを一括して生成することができる。このように、表示端末に適したフォーマットのクーポンが複数作成されるため、消費者は任意の端末によってクーポンを取得することができ、当該端末にクーポンを表示したときの見易さが向上するとともに、クーポン作成依頼者である企業や店舗等の所望する意匠を反映したクーポンを提供することができる。また、予めクーポンを作成しておき、所望の配信開示日時にクーポンの配信を開始したり、クーポンの配信期間を過ぎた場合に、クーポンの配信を停止したりすることができる。
また、クーポン作成依頼者はクーポンの配信前に表示イメージを確認することができ、必要に応じて修正を行なうこともできる。また、クーポンの配信ログを記録しておき、同じ消費者から同一のクーポンについての複数回の配信要求があった場合でも、実際のクーポン配信数を把握することが可能となる。
さらには、クーポン作成依頼者である企業が複数の店舗を有する場合に、各店舗のクーポンを一括して作成することが可能となる。
なお、上述の依頼者端末1、クーポン配信装置2、及び、消費者端末5は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、依頼者端末1の処理部14、クーポン配信装置2の処理部30、及び、消費者端末5の処理部54の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1…依頼者端末
11、21、51…通信部
12、22、52…入力部
13、23、53…出力部
14、30、54…処理部
2…クーポン配信装置
31…作成依頼受信部
32…クーポン作成部
33…作成イメージ送信部
34…確認結果受信部
35…クーポン掲載部
36…取り下げ部
37…クーポン提供部
38…ログ管理部
41…顧客情報記憶部
42…レイアウト情報記憶部
43…素材記憶部
44…掲載予約クーポン記憶部
45…掲載クーポン記憶部
46…ログ記憶部
5…消費者端末

Claims (8)

  1. クーポン配信装置と、当該クーポン配信装置とネットワークを介して接続される消費者端末とを有するクーポン配信システムであって、
    前記クーポン配信装置は、
    デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、
    クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部と、
    クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信部と、
    前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成部と、
    前記クーポン作成部がデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成した前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信部が受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載部と、
    前記掲載クーポン記憶部から、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを削除するクーポン取り下げ部と、
    前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から読み出して返送するクーポン提供部と、
    を備え、
    前記消費者端末は、
    前記クーポン配信装置に自端末のデバイスの種類とクーポンの配信要求とを送信するとともに、当該配信要求に対応して受信した前記クーポン画面データを表示させる処理部を備える、
    ことを特徴とするクーポン配信システム。
  2. 前記ネットワークには依頼者端末が接続され、
    前記レイアウト情報記憶部は、依頼者確認用のクーポン画面データの生成に用いるレイアウトデータである確認用レイアウトデータをさらに記憶し、
    前記クーポン作成部は、前記レイアウト情報記憶部から前記確認用レイアウトデータを読み出し、当該確認用レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んで依頼者確認用のクーポン画面データを生成するとともに、前記依頼者端末から前記依頼者確認用のクーポン画像データに対する修正を受信した場合に、前記レイアウト情報記憶部から各デバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを複数読み出し、それぞれのレイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込み、かつ、前記依頼者端末から受信した前記依頼者確認用のクーポン画像データに対する修正を行なったクーポン画面データを生成し、
    前記クーポン配信装置は、
    前記クーポン作成部が生成した前記依頼者確認用のクーポン画面データを前記ネットワークに接続される依頼者端末へ送信する作成イメージ送信部をさらに備え、
    前記依頼者端末は、
    前記クーポン配信装置から受信した前記依頼者確認用のクーポン画像データを表示させるとともに、依頼者によって入力された当該クーポン画像データに対する修正を前記クーポン配信装置に送信する処理部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクーポン配信システム。
  3. 前記クーポン配信装置は、
    クーポンの配信要求の受信ログと配信要求数を記憶するログ記憶部と、
    前記消費者端末から受信した配信要求から消費者識別情報を取得し、取得した当該消費者識別情報と、配信要求受信日時とを対応づけてログ記憶部に書き込み、前記ログ記憶部に前記配信期間内の配信要求受信日時と対応して当該消費者識別情報が複数登録されていない場合に、前記ログ記憶部に記憶されている前記配信要求数を1加算するログ管理部とをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクーポン配信システム。
  4. 前記クーポン配信装置は、企業識別情報に対応した複数の店舗識別情報と、当該店舗識別情報により特定される店舗に関する情報とを記憶する顧客情報記憶部をさらに備え、
    前記作成依頼受信部は、さらに、企業識別情報を受信し、
    前記クーポン作成部は、デバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを前記レイアウト情報記憶部から読み出すとともに、前記作成依頼受信部が受信した前記企業識別情報に対応する店舗識別情報それぞれにより特定される店舗に関する情報を前記顧客情報記憶部から読み出し、店舗識別情報毎に、デバイスの種類に対応した前記レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込むとともに、当該レイアウトデータにより示される店舗に関する情報の組み込み位置に当該店舗識別情報により特定される店舗に関する情報を組み込んで各店舗のクーポン画面データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のクーポン配信システム。
  5. 前記クーポン配信装置は、クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載予約クーポン記憶部をさらに備え、
    前記クーポン掲載部は、前記クーポン作成部がデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成した前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信部が受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載予約クーポン記憶部に書き込むとともに、当該掲載予約クーポン記憶部から前記配信期間により示される掲出開始日時を経過したクーポン画面データを特定し、特定したクーポン画面データと、当該クーポン画面データに対応する前記デバイスの種類及び前記配信期間とを前記掲載クーポン記憶部に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの項に記載のクーポン配信システム。
  6. ネットワークを介して消費者端末と接続されるクーポン配信装置であって、
    デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、
    クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部と、
    クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信部と、
    前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼受信部が受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成部と、
    前記クーポン作成部がデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成した前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信部が受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載部と、
    前記掲載クーポン記憶部から、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを削除するクーポン取り下げ部と、
    前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、前記掲載クーポン記憶部に受信した当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データが登録されている場合、当該クーポン画面データを読み出して返送するクーポン提供部と、
    を備えることを特徴とするクーポン配信装置。
  7. クーポンを作成するクーポン配信装置と、当該クーポン配信装置とネットワークを介して接続される消費者端末とを有するクーポン配信システムに用いられるクーポン配信方法であって、
    前記クーポン配信装置は、
    デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、
    クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部とを備え、
    前記クーポン配信装置の作成依頼受信部が、クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信過程と、
    前記クーポン配信装置のクーポン作成部が、前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼過程において受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成過程と、
    前記クーポン配信装置のクーポン掲載部が、前記クーポン作成過程においてデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成された前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信過程において受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載過程と、
    前記クーポン配信装置のクーポン取り下げ部が、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から削除するクーポン取り下げ過程と、
    前記消費者端末の処理部が、前記クーポン配信装置に自端末のデバイスの種類とクーポンの配信要求とを送信する配信要求送信過程と、
    前記クーポン配信装置のクーポン提供部が、前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から読み出して返送する配信過程と、
    前記消費者端末の前記処理部が、前記配信要求に対応してクーポン配信装置から受信した前記クーポン画面データを表示させる表示過程と、
    を有することを特徴とするクーポン配信方法。
  8. ネットワークを介して消費者端末と接続され、
    デバイスの種類と、当該種類のデバイスが表示可能なフォーマットによるクーポン画面のレイアウトデータとを対応づけて記憶するレイアウト情報記憶部と、
    クーポン画面データと、デバイスの種類と、配信期間とを対応づけて記憶する掲載クーポン記憶部とを備えるクーポン配信装置に用いられるクーポン配信方法であって、
    作成依頼受信部が、クーポン画面に表示するテキストまたは画像のデータと、クーポンの配信期間を受信する作成依頼受信過程と、
    クーポン作成部が、前記レイアウト情報記憶部からデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータを読み出し、当該レイアウトデータにより示されるテキストまたは画像の組み込み位置に、前記作成依頼過程において受信した前記テキストまたは前記画像のデータを組み込んでクーポン画面データを生成するクーポン作成過程と、
    クーポン掲載部が、前記クーポン作成過程においてデバイスの種類に対応した前記レイアウトデータに基づいて作成された前記クーポン画面データと、当該デバイスの種類と、前記作成依頼受信過程において受信した前記配信期間とを対応づけて前記掲載クーポン記憶部に書き込むクーポン掲載過程と、
    クーポン取り下げ部が、前記配信期間により示されるクーポン取り下げ日時を経過した前記クーポン画面データを前記掲載クーポン記憶部から削除するクーポン取り下げ過程と、
    クーポン提供部が、前記消費者端末からデバイスの種類とクーポンの配信要求とを受信し、前記掲載クーポン記憶部に受信した当該デバイスの種類に対応した前記クーポン画面データが登録されている場合、当該クーポン画面データを読み出して返送する配信過程と、
    を有することを特徴とするクーポン配信方法。
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