JP2010237796A - 電子機器および動作可能時間表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用中の電池の残量による動作可能時間と、使用中でない電池の残量による動作可能時間とを合わせて表示する。
【解決手段】電子機器1に装着された使用中の電池21から電池IDを読み取るID読み取り部3と、使用中の電池の残量を算出する電池残量算出部5と、使用中の電池の残量に基づいて、使用中の電池によって電子機器が動作可能な動作可能時間を算出する動作可能時間算出部と、電子機器1に選択的に装着した複数の電池の動作可能時間を、それぞれの電池IDと対応付けて記憶する動作可能時間記憶部6と、画面表示部8と、使用中の電池による動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、動作可能時間記憶部に動作可能時間を記憶させた使用中の電池以外の非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを画面表示部8に表示するよう制御する表示制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池からの電力によって動作する電子機器、およびこれに用いる動作可能時間表示方法に関する。
従来、複数の電池を装着可能な電子機器において、使用中の電池の残量は表示可能であるが、すべての電池に対する残量表示はできず、ユーザはすべての電池の残量の合計を把握することができなかった。
これに対し、特許文献1では、電池の測定電圧と残量との対比を記した表と、各々の電池の単独での測定電圧を平均計算する手段とを用いて個々の電池の残量を求め、この結果から複数の電池の合計残量を算出し、画面表示する技術が提案されている。
また、特許文献2には、カメラ本体内の電池と補助電源であるバッテリグリップ内の電池とを、消耗に応じて選択的に使用し、2つの電池を合わせた全体の電池消耗経過を画面表示する技術が開示されている。
特開平5−99998号公報 特開2006−3501号公報
ビデオカメラ、デジタルカメラ等の携帯型電子機器の場合、機器の大きさや重量はユーザにとっての利便性、携帯性に大きな影響を及ぼすものであり、複数の電池を同時に装着することは、ユーザに不利益を与えることになる。よって、携帯型電子機器の場合、機器に取り付ける電池は1個とし、他の電池は交換用として機器に装着しない状態でユーザが携帯するのが一般的である。
この場合、機器に表示される電池残量は、機器に装着されて使用中の電池の残量のみであり、機器に装着されていない他の電池の残量を合算して表示することはできない。このため、ユーザは、使用中の電池以外に交換用として携帯している電池等も含めた合計の残量を把握することができず、その残量による機器の動作可能時間を確認することができなかった。
上述の特許文献1,2はいずれも、機器に装着されている電池の残量を表示するものであり、機器に装着されていない電池の残量による機器の動作可能時間を表示することはできなかった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、使用中の電池の残量による動作可能時間と、使用中でない電池の残量による動作可能時間とを合わせて表示することができる電子機器、およびこれに用いる動作可能時間表示方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、電池からの電力によって動作する電子機器において、前記電子機器に装着された使用中の電池から電池IDを読み取るID読み取り部と、前記使用中の電池の残量を算出する電池残量算出部と、前記使用中の電池の残量に基づいて、前記使用中の電池により前記電子機器が動作可能な動作可能時間を算出する動作可能時間算出部と、前記電子機器に選択的に装着した複数の電池の動作可能時間を、それぞれの電池IDと対応付けて記憶する動作可能時間記憶部と、画面表示部と、前記使用中の電池による動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、前記動作可能時間記憶部に動作可能時間を記憶させた前記使用中の電池以外の非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを前記画面表示部に表示するよう制御する表示制御部とを備えることを特徴とする電子機器が提供される。
本発明の他の態様によれば、電子機器に装着された使用中の電池から電池IDを読み取り、前記使用中の電池の残量を算出し、前記使用中の電池の残量に基づいて、前記使用中の電池によって前記電子機器が動作可能な動作可能時間を算出し、前記電子機器に選択的に装着した複数の電池の動作可能時間を、それぞれの電池IDと対応付けて動作可能時間記憶部に記憶し、前記使用中の電池による動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、前記動作可能時間記憶部に動作可能時間を記憶させた前記使用中の電池以外の非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを画面表示部に表示することを特徴とする動作可能時間表示方法が提供される。
本発明によれば、使用中の電池の残量による動作可能時間と、使用中でない電池の残量による動作可能時間とを合わせて表示することができる。
本発明の実施の形態に係る電子機器の構成を示すブロック図である。 図1に示す電子機器の動作を示すフローチャートである。 図1に示す電子機器の動作を示すフローチャートである。 図1に示す電子機器における記憶済み電池の動作可能時間補正処理の手順を示すフローチャートである。 図1に示す電子機器における動作可能時間表示処理の手順を示すフローチャートである。 動作可能時間表示画面の一例を示す図である。 図6における合計動作可能時間表示図形を示す図である。 図6における個別動作可能時間表示図形を示す図である。 動作可能時間表示画面の他の例を示す図である。 動作可能時間表示画面のさらに他の例を示す図である。 使用中の電池の動作可能時間を記憶するか否かをユーザに選択させるためのメッセージを表示した動作可能時間表示画面の一例を示す図である。 動作可能時間記憶部に記憶されている動作可能時間を消去するためのメッセージを表示した動作可能時間表示画面の一例を示す図である。 電池における電池IDの表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る電子機器1は、電池装着部2と、ID読み取り部3と、最大動作可能時間記憶部4と、電池残量算出部5と、動作可能時間記憶部6と、動作可能時間合算部7と、画面表示部8と、メッセージ送出部9と、操作入力部10と、計時部11と、自己消費動作可能時間記憶部12と、動作可能時間補正部13と、平均消費電力算出部14と、平均消費電力記憶部15と、制御部16と、ROM(Read Only Memory)17と、RAM(Random Access Memory)18と、電源部19と、電源スイッチ20とを備える。
電池装着部2は、電子機器1を動作させる電力を供給する電池21を装着する。電池装着部2は、電池21の端子と接続する端子(図示せず)を有する。電池装着部2は、電池21を少なくとも1つ装着するものであればよい。電池装着部2には複数の電池21が選択的に装着される。
電池21は、電池固有の電池IDを保持するID記憶部22と、電子機器1に電力を供給する電力供給部23とを備える。
電池IDは、当該電池の種類を示す電池種類情報を含むことが好ましい。例えば、電池IDの先頭が“1”であれば30分用の電池、“2”であれば60分用の電池、“3”であれば90分用の電池のように、電池ID自体に電池種類情報を含ませることができる。あるいは、電子機器1が何番から何番までの電池IDが30分用の電池で、何番から何番までの電池IDが60分用の電池で、何番から何番までの電池IDが90分用の電池であるという情報を有していてもよい。
ID読み取り部3は、電子機器1に装着された使用中の電池21のID記憶部22から電池IDを読み取る。
最大動作可能時間記憶部4は、電子機器1で使用可能な複数種類の電池それぞれの容量により電子機器1を動作させることが可能な時間(電池が満充電であるときに電子機器1を動作させることが可能な時間)である最大動作可能時間を電池種類情報と対応付けて予め記憶する。ここで、最大動作可能時間は、電池種類情報から得られる電池容量を平均消費電力記憶部15に記憶される電子機器1の平均消費電力で除することで得られる。
電池残量算出部5は、電池21の残量を算出する。例えば、電池残量算出部5は、電池21の端子電圧を測定することによって電池21の残量(容量に対する比率)がどの程度かを検出し、この比率を電池21の容量と乗ずることにより、電池21の残量を算出することができる。
電池21として、当該電池の容量と残量とをデータとして電子機器1に供給するものが存在する。電池21としてこの種の電池を採用した場合には、最大動作可能時間記憶部4は削除可能であり、電池残量算出部5は、電池21から供給される残量データに基づいて電池21の残量を算出すればよい。
動作可能時間記憶部6は、電池残量算出部5により算出された電池21の残量を後述の平均消費電力算出部14で算出される電子機器1の平均消費電力で除することにより算出される動作可能時間を、電池21の電池ID、動作可能時間を記憶した時刻である動作可能時間記憶時刻と対応付けて記憶する。
動作可能時間記憶部6には、後述するように、電子機器1の電池装着部2に装着したことがあり、ユーザが電池の動作可能時間を記憶する指示を行った電池の動作可能時間が、その電池の電池IDおよび動作可能時間記憶時刻と対応付けて記憶されている。このように、1つの電池IDに対して、動作可能時間と動作可能時間記憶時刻とを対応付けて記憶することが好ましい。電池の動作可能時間は時間の経過によって減少するので、後述のように、動作可能時間記憶時刻を記憶することによって記憶済み電池の動作可能時間を補正することが可能となる。なお、記憶済み電池の動作可能時間を補正するという機能を省くことも可能であり、この場合は、電池IDと動作可能時間とを対応付けて記憶すればよい。
動作可能時間合算部7は、使用中の電池21の最大動作可能時間と、動作可能時間記憶部6に動作可能時間が電池IDおよび動作可能時間記憶時刻と対応付けられて記憶された電池である記憶済み電池のうち使用中の電池21を除くすべての記憶済み電池の最大動作可能時間との合計である合計最大動作可能時間を算出するとともに、使用中の電池21の動作可能時間と、使用中の電池21を除くすべての記憶済み電池の動作可能時間との合計である合計動作可能時間を算出する。
画面表示部8は、電池の最大動作可能時間および動作可能時間を示す後述の合計動作可能時間表示図形や個別動作可能時間表示図形、および各種のメッセージ等を表示する。
メッセージ送出部9は、ユーザに対する各種のメッセージを画面表示部8に送出し、これを表示させる。
操作入力部10は、ユーザが電子機器1を操作するための入力を行う部分であり、ユーザ操作に基づく操作信号を制御部16に出力する。
計時部11は、時刻を計時する。この計時部11は、電池21が取り外されている場合も動作可能なように、電子機器1に内蔵される電池21以外の電池などの電源(図示せず)からの電力により動作を行う。
自己消費動作可能時間記憶部12は、電子機器1で使用可能な複数種類の電池それぞれの単位時間あたりの電池の自己消費により減少する動作可能時間である自己消費動作可能時間を電池種類情報と対応付けて予め記憶する。
動作可能時間補正部13は、動作可能時間記憶部6に動作可能時間が電池IDおよび動作可能時間記憶時刻と対応付けられて記憶された記憶済み電池の動作可能時間記憶時刻と現在時刻との差、および自己消費動作可能時間記憶部12から得られる単位時間あたりの自己消費動作可能時間に基づいて動作可能時間補正値を算出し、記憶済み電池の動作可能時間を動作可能時間補正値により補正する。
平均消費電力算出部14は、電池残量算出部5により算出される残量の単位時間あたりの減少値から電子機器1の平均消費電力を算出する。なお、平均消費電力算出部14は、電池21の電力供給部23から電子機器1に供給される単位時間あたりの電力より平均消費電力を算出する構成としてもよい。
平均消費電力記憶部15は、平均消費電力算出部14で算出された電子機器1の平均消費電力を記憶する。
制御部16は、プログラムに応じた処理を行うことによって、電子機器1全体の動作を制御する。制御部16による制御内容としては、ID読み取り部3からの電池IDの読み取り、最大動作可能時間記憶部4からの最大動作可能時間の読み取り、電池残量算出部5の制御、動作可能時間等の動作可能時間記憶部6への記憶、動作可能時間合算部7の制御、画面表示部8の表示制御、メッセージ送出部9の制御、操作入力部10からの入力に応じた動作の実行、計時部11からの時刻情報の取得、自己消費動作可能時間記憶部12からの自己消費動作可能時間の読み取り、動作可能時間補正部13の制御、平均消費電力算出部14の制御、平均消費電力の平均消費電力記憶部15への記憶、電源スイッチ20に応じた電源のON/OFF制御、ROM17内のデータの読み取り、各種の演算処理等が挙げられる。
制御部16は、電池残量算出部5で算出された電池21の残量と、平均消費電力記憶部15に記憶された平均消費電力とから、電池21の残量による電子機器1の動作可能時間を算出する動作可能時間算出部として機能する。
また、制御部16は、使用中の電池21の動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、動作可能時間記憶部6に動作可能時間を記憶させた使用中の電池以外の非使用中の電池の動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを画面表示部8に表示するよう制御する表示制御部として機能する。
また、制御部16は、記憶済み電池のうち、使用中の電池21の残量を既定時間Tごとに電池残量算出部5に算出させるとともに、この算出された残量による動作可能時間を算出し、動作可能時間記憶部6に記憶された使用中の電池21による動作可能時間および動作可能時間記憶時刻を更新するようになっており、動作可能時間更新制御部として機能する。
また、制御部16は、動作可能時間記憶部6に動作可能時間が記憶されていない新たな電池が電子機器1に装着され、この新たな電池による動作可能時間を記憶する指示信号が入力された場合に、新たな電池による動作可能時間を、当該電池の電池IDおよび動作可能時間記憶時刻と対応付けて動作可能時間記憶部6に記憶させるようになっており、動作可能時間記憶制御部として機能する。
また、制御部16は、動作可能時間記憶部6から、ユーザ操作により指示された電池の動作可能時間、当該動作可能時間に対応する電池ID、および動作可能時間記憶時刻を消去するようになっており、動作可能時間消去制御部として機能する。
ROM17は、後述する既定時間T、残量の既定値Cmin、制御部16の動作のためのプログラム等を格納する。
RAM18は、一時的なデータの保存や演算時における制御部16のワーク領域として使用される。
電源部19は、電池21の電力供給部23から電力を受け取り、電子機器1に電力を供給して駆動させる。
電源スイッチ20は、ユーザが電子機器1の電源ON/OFFを操作するための入力を行う部分であり、ユーザ操作に応じて電源部19に対して電力の供給を指示する。
次に、電子機器1の動作について説明する。
図2、図3は、電子機器1の動作を示すフローチャートである。まず、図2のステップS10において、ID読み取り部3は、電子機器1に装着された使用中の電池21のID記憶部22に記憶された電池IDを読み取り、これを制御部16に出力する。
次いで、ステップS20において、制御部16は、動作可能時間記憶部6に動作可能時間が電池IDおよび動作可能時間記憶時刻と対応付けて記憶されているすべての記憶済み電池の電池IDを読み出す。
次いで、ステップS30において、制御部16は、動作可能時間記憶部6に記憶されている各記憶済み電池の動作可能時間の補正を行うために動作可能時間補正処理を行う。この動作可能時間補正処理の手順については後述する。
次いで、ステップS40において、制御部16は、使用中の電池21の電池IDに含まれる電池種類情報に基づいて、使用中の電池21の最大動作可能時間TAを最大動作可能時間記憶部4から読み出す。
次いで、ステップS50において、制御部16は、使用中の電池21の電池IDに基づいて、使用中の電池21の動作可能時間が動作可能時間記憶部6に記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合(ステップS50:YES)、ステップS60に進み、記憶されていない場合(ステップS50:NO)、ステップS90に進む。
ステップS60では、制御部16は、使用中の電池21を除くすべての記憶済み電池の最大動作可能時間を最大動作可能時間記憶部4から読み出し、読み出した最大動作可能時間の合計TAmemを動作可能時間合算部7に算出させる。
以上で得られた使用中の電池21の最大動作可能時間TAと、使用中の電池21を除くすべての記憶済み電池の最大動作可能時間の合計TAmemとを加算すれば、使用可能なすべての電池の最大動作可能時間となるので、ステップS70において、制御部16は、TAとTAmemとを加算した合計最大動作可能時間TAallを動作可能時間合算部7に算出させる。
次いで、ステップS80において、制御部16は、使用中の電池21を除くすべての記憶済み電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6より読み出し、読み出した動作可能時間の合計TRmemを動作可能時間合算部7に算出させる。その後、図3のステップS240に進む。
図2において、使用中の電池21の動作可能時間が動作可能時間記憶部6に記憶されていない場合(ステップS50:NO)、ステップS90において、制御部16は、動作可能時間記憶部6に動作可能時間が記憶されているすべての記憶済み電池の最大動作可能時間の合計TAmemを動作可能時間合算部7に算出させる。
次いで、ステップS100において、制御部16は、TAとTAmemとを加算した合計最大動作可能時間TAallを動作可能時間合算部7に算出させる。
次いで、ステップS110において、制御部16は、予め平均消費電力算出部14で算出されて平均消費電力記憶部15に記憶された電子機器1の平均消費電力を読み出す。
次いで、ステップS120において、制御部16は、使用中の電池21の残量CRを電池残量算出部5に算出させる。
次いで、ステップS130において、制御部16は、ステップS110で読み出した電子機器1の平均消費電力とステップS120で算出した使用中の電池21の残量CRとに基づき、使用中の電池21の残量CRによる動作可能時間TRを算出する。
次いで、ステップS140において、制御部16は、すべての記憶済み電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6より読み出し、読み出した動作可能時間の合計TRmemを動作可能時間合算部7に算出させる。次いで、ステップS150において、制御部16は、TRとTRmemとを合計した合計動作可能時間TRallを動作可能時間合算部7に算出させる。
次いで、ステップS160において、制御部16は、以上で求めた使用中の電池21の動作可能時間TR、合計動作可能時間TRall、および各記憶済み電池の動作可能時間等を用いて、使用中の電池21、その他の記憶済み電池、および合計した電池の動作可能時間の表示を画面表示部8に行わせる。ここで表示する動作可能時間の表示形態は、後述の動作可能時間表示処理で説明する表示形態と同様である。
次いで、図3のステップS170において、制御部16は、現在使用中の電池21の動作可能時間を動作可能時間記憶部6に記憶するか否かをユーザに選択させるためのメッセージをメッセージ送出部9から送出させ、画面表示部8に表示させる。メッセージの表示例については後述する。
ここで、メッセージを表示する理由について説明する。ユーザは、電池が電子機器1に装着されるまでは、その電池の残量による動作可能時間の状況を知ることはできない。装着した電池の動作可能時間がほとんどないこともあり得る。動作可能時間が少ない電池は、残り僅かな時間だけしか使用できないので、このような電池の動作可能時間は記憶しない方が好ましい場合がある。そこで、「記憶しない」という選択肢が必要となる。なお、上述のステップS160で行う動作可能時間表示は、ユーザが電池の動作可能時間を記憶するか否かの判断にあたり、現在の動作可能時間の状況をユーザに認知させることを目的としている。
次いで、ステップS180において、制御部16は、電源スイッチ20が押下されているか否かを判断し、押下されている場合(ステップS180:YES)、ステップS190において、制御部16は、電源OFF処理を行う。
電源スイッチ20が押下されていない場合(ステップS180:NO)、ステップS200において、制御部16は、現在使用中の電池21の残量CRが、ROM17に格納された既定値Cmin以上であるか否かを判断する。
既定値Cmin以上である場合(ステップS200:YES)、ステップS210に進み、既定値Cminより小さい場合(ステップS200:NO)、ステップS190において、制御部16は、電源OFF処理を行う。これは、電池21の残量CRが既定値Cminより小さい場合は、電子機器1を実質的に動作させることができないので、電源スイッチ20の押下がなくても電子機器1の動作を自動的に停止させるためである。
ステップS210では、制御部16は、ステップS170のメッセージに対する操作入力が操作入力部10に対して行われたか否かを判断する。操作入力が行われた場合(ステップS210:YES)、ステップS220に進み、操作入力が行われなかった場合(ステップS210:NO)、ステップS180に戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS220では、制御部16は、操作入力部10からの操作信号に基づき、「記憶する」が選択されたか否かを判断する。「記憶する」が選択された場合(ステップS220:YES)、ステップS230に進み、「記憶しない」が選択された場合(ステップS220:NO)、ステップS240に進む。
ステップS230では、制御部16は、計時部11から現在の時刻を読み出し、使用中の電池21の動作可能時間TR、電池ID、および現在の時刻を動作可能時間記憶時刻として対応付けて動作可能時間記憶部6に書き込む。
ステップS240では、制御部16は、動作可能時間表示処理を行う。この動作可能時間表示処理の手順については後述する。
次に、前述した図2のステップS30における記憶済み電池の動作可能時間補正処理について説明する。
電池は、自己放電や電池内部に設けられた保護回路などの消費電力をもつため、回路負荷が未接続の状態でも、僅かではあるが残量を消費してしまう。したがって、動作可能時間記憶部6に動作可能時間を記憶してから長時間使用しない状態が続いた場合には、動作可能時間記憶部6に記憶されている動作可能時間と実際の残量による動作可能時間との間には差が発生してしまう。この動作可能時間の差を補正するための処理が、以下に説明する動作可能時間補正処理である。
図4は、記憶済み電池の動作可能時間補正処理の手順を示すフローチャートである。まず、ステップS310において、制御部16は、動作可能時間記憶部6に動作可能時間が記憶されている記憶済み電池があるか否かを判断する。記憶済み電池がある場合(ステップS310:YES)、ステップS320に進み、記憶済み電池がない場合(ステップS310:NO)、処理を終了する。
ステップS320では、制御部16は、記憶済み電池のうち、現在使用中の電池21を除く各記憶済み電池の動作可能時間記憶時刻を動作可能時間記憶部6から読み出し、ステップS330では、制御部16は、計時部11から現在の時刻を読み出す。
次いで、ステップS340において、制御部16は、各記憶済み電池の動作可能時間記憶時刻と現在時刻との時間差を算出する。
次いで、ステップS350において、制御部16は、各記憶済み電池の電池IDに含まれる電池種類情報に基づき、各記憶済み電池の単位時間あたりの自己消費動作可能時間を自己消費動作可能時間記憶部12から読み出す。
次いで、ステップS360において、制御部16は、自己消費動作可能時間記憶部12から読み出した単位時間あたりの自己消費動作可能時間と、ステップS340で算出した時間差とを乗算することにより、各記憶済み電池の動作可能時間を補正するための動作可能時間補正値を算出するように動作可能時間補正部13を制御する。
次いで、ステップS370において、制御部16は、現在使用中の電池21を除く記憶済み電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6から読み出し、ステップS380において、制御部16は、読み出した動作可能時間を、ステップS360で算出した動作可能時間補正値を用いて補正するように動作可能時間補正部13を制御する。
そして、ステップS390において、制御部16は、動作可能時間補正部13で算出した各記憶済み電池の補正後の動作可能時間を動作可能時間記憶部6に対して上書きするとともに、各記憶済み電池の動作可能時間記憶時刻を補正時の時刻に変更する処理を行う。
次に、前述した図2のステップS240における動作可能時間表示処理について説明する。
図5は、動作可能時間表示処理の手順を示すフローチャートである。まず、ステップS410において、制御部16は、電源スイッチ20が押下されているか否かを判断し、押下されている場合(ステップS410:YES)、ステップS420において、制御部16は、電源OFF処理を行う。
電源スイッチ20が押下されていない場合(ステップS410:NO)、ステップS430において、制御部16は、前回の動作可能時間更新時からROM17内の既定時間Tが経過したか否かを判定する。既定時間Tが経過した場合(ステップS430:YES)、ステップS440に進み、既定時間Tが経過していない場合(ステップS430:NO)、ステップS410に戻る。
ステップS440では、制御部16は、現在使用中の電池21の残量CRを電池残量算出部5に算出させる。
次いで、ステップS450において、制御部16は、ステップS440で算出された使用中の電池21の残量CRが、ROM17に格納された既定値Cmin以上であるか否かを判断する。残量CRが既定値Cmin以上である場合(ステップS450:YES)、ステップS460に進み、残量CRが既定値Cminより小さい場合(ステップS450:NO)、ステップS420において、制御部16は、電源OFF処理を行う。
ステップ460では、制御部16は、平均消費電力記憶部15に記憶された電子機器1の平均消費電力を読み出す。
次いで、ステップS470において、制御部16は、電子機器1の平均消費電力とステップS440で算出した使用中の電池21の残量CRとに基づき、使用中の電池21の残量CRによる動作可能時間TRを算出する。
ステップS480では、制御部16は、使用中の電池21の動作可能時間が、動作可能時間記憶部6に記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合(ステップS480:YES)、ステップS490に進み、記憶されていない場合(ステップS480:NO)、ステップS500に進む。
ステップS490では、制御部16は、ステップS470で算出した使用中の電池21の動作可能時間TRを動作可能時間記憶部6に対して上書き(更新)するとともに、動作可能時間記憶時刻を動作可能時間の上書きを行った時刻に変更する処理を行う。
ここで、使用中の電池の動作可能時間の算出ごとに動作可能時間記憶部6への上書き(更新)を行う理由について述べる。
電子機器1の電力は、電池装着部2に装着されている電池から供給されるので、電池が電池装着部2から取り外された場合は電子機器1に電力が供給されなくなる。電池の動作可能時間が動作可能時間記憶部6に記憶されている場合、この動作可能時間は電池の取り外し時には更新される必要がある。
この実現手段としては、電池が取り外されるのを検出して、取り外される前に動作可能時間を記憶する方法が考えられる。この方法の場合、電池が取り外されるのを検出するスイッチなどが必要となり、構造が複雑化し、コストアップの要因ともなる。
そこで、上記で説明したように、既定時間Tの短い時間間隔で使用中の電池の動作可能時間を更新しておけば、電池の取り外し時にあらためて動作可能時間を記憶する必要がなくなり、電池の取り外しを検出するためのスイッチなどを用いる必要がなくなる。
次いで、ステップS500において、制御部16は、使用中の電池21の動作可能時間TRと先に算出したTRmemとを合計した合計動作可能時間TRallを動作可能時間合算部7に算出させる。
次いで、ステップS510において、制御部16は、以上で求めた使用中の電池21の動作可能時間TR、合計動作可能時間TRall、および各記憶済み電池の動作可能時間等を用いて、使用中の電池21、その他の記憶済み電池、および合計した電池の動作可能時間の表示を画面表示部8に行わせる。その後、ステップS430に戻り、以降の処理を繰り返す。
次に、画面表示部8における動作可能時間の表示例について説明する。
図6は、本実施の形態において画面表示部8に表示される動作可能時間表示画面の一例を示す図であり、3つの電池の動作可能時間表示を行う場合を示す図、図7は、図6における合計動作可能時間表示図形を示す図、図8は、図6における個別動作可能時間表示図形を示す図である。
図6に示すように、動作可能時間表示画面30には、3つの電池の合計最大動作可能時間と合計動作可能時間とを示す合計動作可能時間表示図形31と、個々の電池の最大動作可能時間と動作可能時間とを個別に示す個別動作可能時間表示図形32A〜32Cとが表示される。
ここで、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cは電池A〜Cに対応し、各電池の最大動作可能時間は、電池Cの最大動作可能時間>電池Aの最大動作可能時間>電池Bの最大動作可能時間、という関係にあり、各電池の残量による動作可能時間は、電池Aが1時間(1h00m)、電池Bが30分(0h30m)、電池Cが1時間30分(1h30m)であるものとする。
図6は、動作可能時間を動作可能時間記憶部6に最初に記憶した順番に従って表示を行うようにした場合の動作可能時間表示画面の一例であり、電池A→電池B→電池Cの順番で動作可能時間を記憶し、電池Aを使用している場合の表示例である。
図6に示すように、合計動作可能時間表示図形31には、電池A〜Cの最大動作可能時間の合計(電池A〜Cがすべて満充電であるときの電子機器1の動作可能時間)を示す合計最大動作可能時間表示部分311と、電池A〜Cの動作可能時間を示す動作可能時間表示部分312A〜312Cとが表示される。動作可能時間表示部分312A〜312Cは直列的に連結して表示され、電池A〜Cの動作可能時間の合計を示す合計動作可能時間表示部分を構成する。個別動作可能時間表示図形32A〜32Cには、対応する電池A〜Cの最大動作可能時間(電池A〜Cがすべて満充電であるときの個々の電池による電子機器1の動作可能時間)を示す最大動作可能時間表示部分321A〜321Cと、対応する電池A〜Cの残量による動作可能時間を示す動作可能時間表示部分322A〜322Cとがそれぞれ表示される。
合計動作可能時間表示図形31および個別動作可能時間表示図形32A〜32Cは、それぞれに対応する最大動作可能時間に応じた大きさで表示され、合計動作可能時間表示図形31の合計最大動作可能時間表示部分311の長さ33が、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cの最大動作可能時間表示部分321A〜321Cの長さの合計になるように表示される。個別動作可能時間表示図形32A〜32Cの最大動作可能時間表示部分321A〜321Cの長さは、電池A〜Cの最大動作可能時間に応じた長さで表示される。
動作可能時間表示部分312A〜312Cは、それぞれに対応する動作可能時間に応じた大きさで表示され、動作可能時間表示部分312A〜312Cの長さ35〜37は、電池A〜Cの動作可能時間の大きさに応じた長さで表示される。また、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cの動作可能時間表示部分322A〜322Cの長さが、合計動作可能時間表示図形31の動作可能時間表示部分312A〜312Cの長さ35〜37と同じになるように表示される。
また、合計動作可能時間表示図形31における合計最大動作可能時間表示部分311の長さ33と、動作可能時間表示部分312A〜312Cの合計の長さ34との比率が、3つの電池の合計最大動作可能時間と合計動作可能時間との比率と同じになるように表示される。また、個別動作可能時間表示図形32Aにおいて、最大動作可能時間表示部分321Aの長さ38と、動作可能時間表示部分322Aの長さ39との比率が、電池Aの最大動作可能時間と動作可能時間との比率と同じになるように表示される。個別動作可能時間表示図形32B,32Cについても同様である。
合計動作可能時間表示図形31における動作可能時間表示部分312A〜312Cと、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cにおける動作可能時間表示部分322A〜322Cとは、それぞれ対応する形態で表示され、ユーザが対応関係を視認できるようになっている。
また、使用中の電池Aの動作可能時間表示部分312A,322Aと、その他の電池B,Cの動作可能時間表示部分312B,322B,312C,322Cとが区別できるような形態で表示される。図示例では、動作可能時間表示部分312A,322Aが使用中の電池の動作可能時間であることを示す斜線表示され、動作可能時間表示部分312B,322B,312C,322Cと一目で区別可能な形態となっている。
個別動作可能時間表示図形32A〜32Cは、対応する電池A〜Cの動作可能時間を動作可能時間記憶部6に最初に記憶した順番にしたがって、上から個別動作可能時間表示図形32A,32B,32Cの順番で配列されている。
合計動作可能時間表示図形31においては、使用中の電池Aに対応する動作可能時間表示部分312Aを図示右端側とし、使用していない電池B,Cに対応する動作可能時間表示部分312B,312Cのうち、動作可能時間を記憶した順番が早い電池Bの動作可能時間表示部分312Bが電池Aの動作可能時間表示部分312Aに近い位置になるようにして、動作可能時間表示部分312A〜312Cが直列的に配置される。使用中の電池Aの動作可能時間が減少すると、動作可能時間表示部分312Aの右端側の先端から左に向かって動作可能時間表示部分312Aを縮小することで、ユーザが動作可能時間の減少を視認しやすいように表示される。
図7に示すように、合計動作可能時間表示図形31に隣接して設けられる合計動作可能時間表示部41には、3つの電池の合計の残量による合計動作可能時間(図示例では3時間)が表示される。なお、3つの電池の合計最大動作可能時間に対する合計動作可能時間の比率も表示するようにしてもよい。
図8に示すように、個別動作可能時間表示図形32Aに隣接して設けられる動作可能時間表示部42には、電池Aの動作可能時間(図示例では1時間)が表示され、動作可能時間比率表示部43には、合計動作可能時間に対する電池Aの動作可能時間の比率(図示例では33.3%)が表示される。なお、電池Aの最大動作可能時間に対する動作可能時間の比率も表示するようにしてもよい。また、電池ID表示部44には、電池Aの電池IDが表示される。図6に示すように、個別動作可能時間表示図形32B,32Cに対しても、同様の内容が表示される。
図9は、本実施の形態における動作可能時間表示画面の他の例を示す図である。なお、図9において、図6と重複する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9に示す動作可能時間表示画面30Aは、図6に示した動作可能時間表示画面30と同様に、動作可能時間を動作可能時間記憶部6に記憶した順番に従って表示を行うようにした場合の動作可能時間表示画面の一例であるが、図6の動作可能時間表示画面30と異なる点は、使用中の電池が電池Cである点である。
図9では、電池Cの動作可能時間表示部分312C,322Cが、使用中の電池の動作可能時間であることを示す斜線表示され、電池A,Bの動作可能時間表示部分312A,322A,312B,322Bと一目で区別可能な形態となっている。
動作可能時間表示画面30Aの合計動作可能時間表示図形31においては、使用中の電池Cに対応する動作可能時間表示部分312Cを図示右端側とし、使用していない電池A,Bに対応する動作可能時間表示部分312A,312Bのうち、動作可能時間を記憶した順番が早い電池Aの動作可能時間表示部分312Aが電池Cの動作可能時間表示部分312Cに近い位置になるように、動作可能時間表示部分312A〜312Cが直列的に配置される。
このように、合計動作可能時間表示図形31においては、使用中の電池の動作可能時間は記憶順にかかわらず右端側に表示することで、ユーザが動作可能時間の減少を視認しやすくなる。
図10は、本実施の形態における動作可能時間表示画面のさらに他の例を示す図である。なお、図10において、図6と重複する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図10は、電池Aを使用し、動作可能時間の大きい順番に従って表示を行うようにした場合の動作可能時間表示画面の一例であり、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cは、上から個別動作可能時間表示図形32C,32A,32Bの順番で配列されている。
図10に示す動作可能時間表示画面30Bの合計動作可能時間表示図形31においては、使用中の電池Aに対応する動作可能時間表示部分312Aを図示右端側とし、使用していない電池B,Cに対応する動作可能時間表示部分312B,312Cのうち、動作可能時間が大きい電池Cの動作可能時間表示部分312Cが電池Aの動作可能時間表示部分312Aに近い位置になるように、動作可能時間表示部分312A〜312Cが直列的に配置される。
このような動作可能時間表示画面30Bによれば、ユーザが各電池の動作可能時間をより把握しやすくなる。
以上説明した動作可能時間表示画面30,30A,30Bにおいては、合計動作可能時間表示図形31と個別動作可能時間表示図形32A〜32Cとの双方を同時に表示した例を示しているが、合計動作可能時間表示図形31のみであってもよく、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cのみであってもよい。もちろん、双方を表示することが好ましい。合計動作可能時間表示図形31と個別動作可能時間表示図形32A〜32Cとを選択的に表示するようにしてもよい。
さらには、図形を表示することが好ましいが、1h00m,0h30mのような動作可能時間を直接的に表す数字文字列のみであってもよい。使用中の電池21の動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、動作可能時間記憶部6に動作可能時間を記憶させた使用中の電池以外の非使用中の電池の動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを表示するものであればよい。
次に、メッセージの表示例について説明する。
図11は、現在使用中の電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6に記憶するか否かをユーザに選択させるためのメッセージを表示した動作可能時間表示画面の一例を示す図である。なお、図11において、図6と重複する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
前述した図3のステップS170で説明したように、使用中の電池の残量による動作可能時間が少ない場合は、この電池の動作可能時間を記憶しないという選択肢が必要となる。よって、使用中の電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6に記憶するか否かをユーザに選択させるためのメッセージを画面表示部8に表示する必要がある。
図11に示す動作可能時間表示画面30Cは、図9に示した動作可能時間表示画面30Aに対し、使用中の電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6に記憶するか否かをユーザに選択させるためのメッセージボックス50を追加して表示したものである。メッセージボックス50には、記憶することを指示するための「記憶する」ボタン51と、記憶しないことを指示するための「記憶しない」ボタン52とが表示される。
ユーザは、操作入力部10の操作により、動作可能時間を記憶する電池を選択するための選択枠53と、「記憶する」ボタン51または「記憶しない」ボタン52を選択するための選択枠54とを動作可能時間表示画面30C上で所望の位置に移動させ、決定するための操作を行うことにより、選択肢に応じた動作を電子機器1に行わせることができる。
次に、動作可能時間記憶部6に記憶されている動作可能時間の消去について説明する。
ユーザは、電子機器1の使用状況に応じて、持ち歩く電池の数量を決定するものであり、この場合、持ち歩かない電池の動作可能時間表示を画面表示部8から削除する必要がある。また、動作可能時間がすでになくなってしまった電池の動作可能時間表示についても同様である。
図12は、動作可能時間記憶部6に記憶されている動作可能時間を消去するためのメッセージを表示した動作可能時間表示画面の一例を示す図である。なお、図12において、図6と重複する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図12に示す動作可能時間表示画面30Dは、図6に示した動作可能時間表示画面30に対し、選択された電池の動作可能時間を動作可能時間記憶部6から消去するか否かをユーザに選択させるためのメッセージボックス55を追加して表示したものである。メッセージボックス55には、消去することを指示するための「消去する」ボタン56と、消去しないことを指示するための「消去しない」ボタン57とが表示される。
ユーザは、操作入力部10の操作により、動作可能時間を消去する電池を選択するための選択枠58と、「消去する」ボタン56または「消去しない」ボタン57を選択するための選択枠59とを動作可能時間表示画面30D上で所望の位置に移動させ、決定するための操作を行う。
ユーザ操作により1つの電池が選択され、「消去する」ボタン56が選択されると、制御部16は、選択された電池の動作可能時間、電池ID、および動作可能時間記憶時刻を動作可能時間記憶部6から消去するとともに、選択された電池に対応する、合計動作可能時間表示図形31における動作可能時間表示部分および個別動作可能時間表示図形を動作可能時間表示画面30Dから削除するように画面表示部8を制御する。
次に、電池における電池IDの表示例について説明する。
上記で説明したように、各電池の個別動作可能時間表示図形に対応してそれぞれの電池IDが画面表示部8に表示される。ユーザは、表示された動作可能時間と電池IDとにより、次に使用する電池を選択することができる。この場合、電池自体に電池IDが視認でできる表示が必要になる。
図13は、電池における電池IDの表示例を示す図である。図13に示すように、電池21の表面には、電池IDを印刷したラベル24が設けられている。ラベル24において電池IDは、画面表示部8に個別動作可能時間表示図形32A〜32Cに対応付けられて表示される電池IDと同一の形態で表示される。
上記説明のように、本実施の形態によれば、電子機器1で使用した電池の残量による動作可能時間を動作可能時間記憶部6に記憶することで、現在使用中の電池の残量による動作可能時間に加えて、使用中でない電池の残量による動作可能時間も合算して画面表示部8により表示することができ、ユーザはすべての電池の残量の合計による合計動作可能時間を容易に把握することができる。
なお、図6〜図12において、使用中でない電池と区別する方法として使用中の電池の動作可能時間表示部分を斜線で示したが、これに限定されるものではなく、色、模様、光沢、質感などを変えることによって区別してもよい。
また、合計動作可能時間表示図形31および個別動作可能時間表示図形32A〜32Cは、図6、図9〜図12で示した表示位置関係に限定されるものではない。例えば図10おいて、個別動作可能時間表示図形32A〜32Cを動作可能時間の大きい順に上から順に配列する例を示したが、動作可能時間の小さい順に上から配列してもよい。
本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ノート型PC、携帯電話等の携帯型電子機器やその他の電池によって駆動される任意の電子機器に適用できる。
1 電子機器
2 電池装着部
3 ID読み取り部
4 最大動作可能時間記憶部
5 電池残量算出部
6 動作可能時間記憶部
7 動作可能時間合算部
8 画面表示部
9 メッセージ送出部
10 操作入力部
11 計時部
12 自己消費動作可能時間記憶部
13 動作可能時間補正部
14 平均消費電力算出部
15 平均消費電力記憶部
16 制御部
17 ROM
18 RAM
19 電源部
20 電源スイッチ
21 電池
22 ID記憶部
23 電力供給部
30,30A〜30D 動作可能時間表示画面
31 合計動作可能時間表示図形
32A〜32C 個別動作可能時間表示図形
41 合計動作可能時間表示部
42 動作可能時間表示部
43 動作可能時間比率表示部
44 電池ID表示部
50,55 メッセージボックス
311 合計最大動作可能時間表示部分
312A〜312C,322A〜322C 動作可能時間表示部分
321A〜321C 最大動作可能時間表示部分

Claims (34)

  1. 電池からの電力によって動作する電子機器において、
    前記電子機器に装着された使用中の電池から電池IDを読み取るID読み取り部と、
    前記使用中の電池の残量を算出する電池残量算出部と、
    前記使用中の電池の残量に基づいて、前記使用中の電池により前記電子機器が動作可能な動作可能時間を算出する動作可能時間算出部と、
    前記電子機器に選択的に装着した複数の電池の動作可能時間を、それぞれの電池IDと対応付けて記憶する動作可能時間記憶部と、
    画面表示部と、
    前記使用中の電池による動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、前記動作可能時間記憶部に動作可能時間を記憶させた前記使用中の電池以外の非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを前記画面表示部に表示するよう制御する表示制御部と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記電子機器で使用可能な複数種類の電池の容量により前記電子機器が動作可能な時間である最大動作可能時間を電池の種類情報と対応付けて記憶する最大動作可能時間記憶部をさらに備え、
    前記電池残量算出部は、前記最大動作可能時間記憶部に記憶された電池の最大動作可能時間を用いて電池の残量を算出することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記動作可能時間記憶部は、前記複数の電池の電池IDと対応付けて前記複数の電池それぞれの動作可能時間を記憶した動作可能時間記憶時刻を記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 既定時間ごとに前記使用中の電池の残量を前記電池残量算出部に算出させるとともに、算出された残量による動作可能時間を前記動作可能時間算出部に算出させ、前記動作可能時間記憶部に記憶された前記使用中の電池による動作可能時間を、前記既定時間ごとに前記動作可能時間算出部で算出された値に更新するとともに、前記動作可能時間記憶部に記憶された前記使用中の電池の前記動作可能時間記憶時刻を、動作可能時間を更新した時刻に変更する動作可能時間更新制御部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器で使用可能な複数種類の電池の単位時間あたりの自己消費により減少する動作可能時間である自己消費動作可能時間を電池の種類情報と対応付けて記憶する自己消費動作可能時間記憶部と、
    前記動作可能時間記憶部に記憶された前記動作可能時間記憶時刻と現在時刻との差および前記単位時間あたりの自己消費動作可能時間に基づいて動作可能時間補正値を算出し、前記動作可能時間記憶部に記憶された電池の動作可能時間を前記動作可能時間補正値により補正する動作可能時間補正部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項3または4に記載の電子機器。
  6. 前記動作可能時間記憶部に記憶されていない新たな電池が前記電子機器に装着された場合に、前記新たな電池による動作可能時間を前記動作可能時間記憶部に記憶させるか否かをユーザに選択させるためのメッセージを前記画面表示部に表示させるメッセージ送出部と、
    前記新たな電池による動作可能時間を記憶する指示信号が入力された場合に、前記動作可能時間算出部により算出された前記新たな電池による動作可能時間を、前記新たな電池のIDと対応付けて前記動作可能時間記憶部に記憶させる動作可能時間記憶制御部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記動作可能時間記憶部に動作可能時間が記憶された電池から選択される1つの電池の動作可能時間を消去する指示信号が入力された場合に、前記動作可能時間記憶部から、前記指示信号により指示された電池の電池IDと動作可能時間とを消去する動作可能時間消去制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記表示制御部は、前記第1の動作可能時間情報として前記使用中の電池による動作可能時間を示す数字および文字を含む第1の数字文字列と、前記第2の動作可能時間情報として前記非使用中の電池による動作可能時間を示す数字および文字を含む第2の数字文字列とを個別に前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記表示制御部は、前記第1および第2の数字文字列に対応してそれぞれの電池の電池IDを前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記表示制御部は、前記第1の動作可能時間情報として前記使用中の電池による動作可能時間を示す第1の表示図形と、前記第2の動作可能時間情報として前記非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の表示図形とを個別に前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  11. 前記表示制御部は、前記第1および第2の表示図形に対応してそれぞれの電池の電池IDを前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記第1の表示図形は、前記使用中の電池の容量に基づく動作可能時間を示す第1の表示部分と前記使用中の電池の残量に基づく動作可能時間を示す第2の表示部分とを含み、
    前記第2の表示図形は、前記非使用中の電池の容量に基づく動作可能時間を示す第1の表示部分と前記非使用中の電池の残量に基づく動作可能時間を示す第2の表示部分とを含み、
    前記表示制御部は、前記第1および第2の表示図形における前記第1および第2の表示部分を、それぞれの動作可能時間に応じた大きさで表示するよう制御することを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器。
  13. 前記表示制御部は、前記第1および第2の表示図形に対応して、前記第1の表示部分に対する前記第2の表示部分の比率を前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記使用中の電池の容量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の容量に基づく動作可能時間との合計である合計最大動作可能時間を算出するとともに、前記使用中の電池の残量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の残量に基づく動作可能時間との合計である合計動作可能時間を算出する動作可能時間合算部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記合計動作可能時間を示す数字および文字を含む数字文字列を前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  15. 前記使用中の電池の容量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の容量に基づく動作可能時間との合計である合計最大動作可能時間を算出するとともに、前記使用中の電池の残量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の残量に基づく動作可能時間との合計である合計動作可能時間を算出する動作可能時間合算部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記合計最大動作可能時間を示す合計最大動作可能時間表示部分と前記合計動作可能時間を示す合計動作可能時間表示部分とを含む時間表示図形を前記画面表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  16. 前記合計動作可能時間表示部分は、前記第1の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分と前記第2の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分とを連結したものであることを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 前記表示制御部は、前記第1の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分と前記第2の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分とを、それぞれの動作可能時間に応じた大きさで表示するよう制御することを特徴とする請求項16に記載の電子機器。
  18. 電子機器に装着された使用中の電池から電池IDを読み取り、
    前記使用中の電池の残量を算出し、
    前記使用中の電池の残量に基づいて、前記使用中の電池によって前記電子機器が動作可能な動作可能時間を算出し、
    前記電子機器に選択的に装着した複数の電池の動作可能時間を、それぞれの電池IDと対応付けて動作可能時間記憶部に記憶し、
    前記使用中の電池による動作可能時間を示す第1の動作可能時間情報と、前記動作可能時間記憶部に動作可能時間を記憶させた前記使用中の電池以外の非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の動作可能時間情報とを画面表示部に表示する
    ことを特徴とする動作可能時間表示方法。
  19. 前記電子機器で使用可能な複数種類の電池の容量により前記電子機器が動作可能な時間である最大動作可能時間を電池の種類情報と対応付けて記憶する最大動作可能時間記憶部から電池の最大動作可能時間を読み出し、
    前記電池による動作可能時間を前記最大動作可能時間記憶部より読み出した電池の最大動作可能時間を用いて算出することを特徴とする請求項18に記載の動作可能時間表示方法。
  20. 前記複数の電池の電池IDと対応付けて前記複数の電池それぞれの動作可能時間を記憶した動作可能時間記憶時刻を前記動作可能時間記憶部に記憶することを特徴とする請求項18または19に記載の動作可能時間表示方法。
  21. 既定時間ごとに前記使用中の電池による動作可能時間を算出し、前記動作可能時間記憶部に記憶された前記使用中の電池による動作可能時間を算出した動作可能時間に更新するとともに、前記動作可能時間記憶部に記憶された前記使用中の電池の前記動作可能時間記憶時刻を、動作可能時間を更新した時刻に変更することを特徴とする請求項20に記載の動作可能時間表示方法。
  22. 前記電子機器で使用可能な複数種類の電池の単位時間あたりの自己消費により減少する動作可能時間である自己消費動作可能時間を電池の種類情報と対応付けて記憶する自己消費動作可能時間記憶部から前記単位時間あたりの自己消費動作可能時間を読み出し、
    前記動作可能時間記憶部に記憶された前記動作可能時間記憶時刻と現在時刻との差および前記単位時間あたりの自己消費動作可能時間に基づいて動作可能時間補正値を算出し、前記動作可能時間記憶部に記憶された電池の動作可能時間を前記動作可能時間補正値により補正することを特徴とする請求項20または21に記載の動作可能時間表示方法。
  23. 前記動作可能時間記憶部に記憶されていない新たな電池が前記電子機器に装着された場合に、前記新たな電池による動作可能時間を前記動作可能時間記憶部に記憶させるか否かをユーザに選択させるためのメッセージを前記画面表示部に表示し、
    前記新たな電池による動作可能時間を記憶する指示信号が入力された場合に、算出された前記新たな電池による動作可能時間を、前記新たな電池のIDと対応付けて前記動作可能時間記憶部に記憶することを特徴とする請求項18乃至22のいずれか1項に記載の動作可能時間表示方法。
  24. 前記動作可能時間記憶部に動作可能時間が記憶された電池から選択される1つの電池の動作可能時間を消去する指示信号が入力された場合に、前記動作可能時間記憶部から、前記指示信号により指示された電池の電池IDと動作可能時間とを消去することを特徴とする請求項18乃至23のいずれか1項に記載の動作可能時間表示方法。
  25. 前記第1の動作可能時間情報として前記使用中の電池による動作可能時間を示す数字および文字を含む第1の数字文字列と、前記第2の動作可能時間情報として前記非使用中の電池による動作可能時間を示す数字および文字を含む第2の数字文字列とを個別に前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載の動作可能時間表示方法。
  26. 前記第1および第2の数字文字列に対応してそれぞれの電池の電池IDを前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項25に記載の動作可能時間表示方法。
  27. 前記第1の動作可能時間情報として前記使用中の電池による動作可能時間を示す第1の表示図形と、前記第2の動作可能時間情報として前記非使用中の電池による動作可能時間を示す第2の表示図形とを個別に前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載の動作可能時間表示方法。
  28. 前記第1および第2の表示図形に対応してそれぞれの電池の電池IDを前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項27に記載の動作可能時間表示方法。
  29. 前記第1の表示図形は、前記使用中の電池の容量に基づく動作可能時間を示す第1の表示部分と前記使用中の電池の残量に基づく動作可能時間を示す第2の表示部分とを含み、
    前記第2の表示図形は、前記非使用中の電池の容量に基づく動作可能時間を示す第1の表示部分と前記非使用中の電池の残量に基づく動作可能時間を示す第2の表示部分とを含み、
    前記第1および第2の表示図形における前記第1および第2の表示部分を、それぞれの動作可能時間に応じた大きさで表示することを特徴とする請求項27または28に記載の動作可能時間表示方法。
  30. 前記第1および第2の表示図形に対応して、前記第1の表示部分に対する前記第2の表示部分の比率を前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項29に記載の動作可能時間表示方法。
  31. 前記使用中の電池の容量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の容量に基づく動作可能時間との合計である合計最大動作可能時間を算出するとともに、前記使用中の電池の残量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の残量に基づく動作可能時間との合計である合計動作可能時間を算出し、
    前記合計動作可能時間を示す数字および文字を含む数字文字列を前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載の動作可能時間表示方法。
  32. 前記使用中の電池の容量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の容量に基づく動作可能時間との合計である合計最大動作可能時間を算出するとともに、前記使用中の電池の残量に基づく動作可能時間と前記非使用中の電池の残量に基づく動作可能時間との合計である合計動作可能時間を算出し、
    前記合計最大動作可能時間を示す合計最大動作可能時間表示部分と前記合計動作可能時間を示す合計動作可能時間表示部分とを含む時間表示図形を前記画面表示部に表示することを特徴とする請求項18に記載の動作可能時間表示方法。
  33. 前記合計動作可能時間表示部分は、前記第1の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分と前記第2の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分とを連結したものであることを特徴とする請求項32に記載の動作可能時間表示方法。
  34. 前記第1の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分と前記第2の動作可能時間情報を示す動作可能時間表示部分とを、それぞれの動作可能時間に応じた大きさで表示することを特徴とする請求項33に記載の動作可能時間表示方法。
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