JP2010235237A - クレーンのロープ掛け構造 - Google Patents

クレーンのロープ掛け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010235237A
JP2010235237A JP2009083734A JP2009083734A JP2010235237A JP 2010235237 A JP2010235237 A JP 2010235237A JP 2009083734 A JP2009083734 A JP 2009083734A JP 2009083734 A JP2009083734 A JP 2009083734A JP 2010235237 A JP2010235237 A JP 2010235237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
trolley
sheave
ropes
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009083734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5394793B2 (ja
Inventor
Shinya Kashiwasuga
信哉 栢菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP2009083734A priority Critical patent/JP5394793B2/ja
Publication of JP2010235237A publication Critical patent/JP2010235237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5394793B2 publication Critical patent/JP5394793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

【課題】シフト制御に最適なクレーンのロープ掛け構造。
【解決手段】吊り具8の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面には、ドラム16より引き出した2本1組のロープ78,74及び73,77を、各ロープが吊り具8とトロリー6の間に三角形を形成すると共にその斜辺x4,x8及びx3,x7が互いに向き合うように掛け渡し、更に、トロリー6に一対のロープ操作板124,125を回動自在に軸支すると共に、各ロープ操作板124,125の前端部に吊り具8の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープ78,74と73,77とを装着し、かつ、各ロープ操作板124,125をシフト制御装置130,140によって互いに逆方向に回動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、海上輸送用のコンテナを扱うクレーンのロープ掛け構造、更に詳しくは、前記クレーンの走行方向のシフト機能を実現するクレーンのロープ掛け構造に関するものである。
海上輸送用のコンテナを扱うクレーンのロープ掛け構造としては、従来、逆ピラミッドの側面を構成する4つのロープ巻き掛け仮想面にそれぞれロープをV字状に配置したクレーンのワイヤリービング構造、或いは、直方体の側面を構成する4つのロープ巻き掛け仮想面にそれぞれロープをX字状に配置した荷役昇降装置が知られている(例えば、特許文献1又は2参照。)。
特許文献1は、ワイヤリービング構造の記載に終始し、クレーンのシフト機能を実現する手段に関しては、何ら記載されていない。他方、特許文献2には、クレーンのシフト機能を実現する手段について記載されているが、外部から油圧等を使って複数のアクチュエータを連動して操作しなければならず、操作を精密に行なわないと、ロープ張力のアンバランス、或いは、コンテナの振れが発生してしまうという欠点がある。
特許第3268224号明細書 特表平10−507435号公報
本発明は、スプレッダ(吊り具)の走行方向のシフトを迅速に、かつ、精度高く操作し得るクレーンのロープ掛け構造を提供することにある。
(1)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡す一方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形を合同とし、更に、前記トロリーに一対のロープ操作板を回動自在に軸支すると共に、各ロープ操作板の前端部に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープをそれぞれ装着し、かつ、各ロープ操作板を、該ロープ操作板の後端部に設けたシリンダ式のシフト制御装置によって互いに逆方向に回動させることを特徴とするものである。
(2)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡す一方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形を合同とし、更に、前記トロリーに一対の双頭シリンダ式の傾転装置を設けると共に、各双頭シリンダ式の傾転装置に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープをそれぞれ装着することを特徴とするものである。
(3)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、上記(1),(2)において、トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、並びに第3及び第7の1組のロープにより前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に全ての三角形を合同とすることを特徴とするものである。
(4)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、上記(1),(2)において、トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四、第五及び第六シーブ群並びに第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープにより、前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に全ての三角形を合同とすることを特徴とするものである。
(5)本発明のクレーンのロープ掛け構造は、上記(1)〜(4)のいずれか1項において、トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の底辺をトロリー側に位置させることを特徴とするものである。
本発明のクレーンのロープ掛け構造は、一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡す一方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形を合同とするので、吊り具の周囲に想定した四つのロープ巻き掛け仮想面に含まれる8本(2本×4組)のロープが全てトラス構造となり、吊り具及び吊り具に把持された吊り荷の走行及び横行方向の揺れを抑制する抑制力がより向上するようになった。
その上、本発明は、前記トロリーに一対のロープ操作板を回動自在に軸支すると共に、各ロープ操作板の前端部に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープをそれぞれ装着し、かつ、各ロープ操作板を、該ロープ操作板の後端部に設けたシリンダ式のシフト制御装置によって互いに逆方向に回動させるので、吊り具の走行方向(長手方向)のシフトを速やかに、かつ、高精度で行うことが可能になった。
また、ロープ操作板をシリンダ式のシフト制御装置によって互いに逆方向に回動させる方式の代わりに、トロリーに一対の双頭シリンダ式の傾転装置を設けると共に、各双頭シリンダ式の傾転装置に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープをそれぞれ装着するようにしても、同様の効果を得ることができる。
トランスファークレーンの斜視図である。 本発明に係るロープ掛け構造の第1の実施形態を示す斜視図である。 単頭シリンダ式の傾転装置の側面図である。 シフト制御装置の平面図及び動作説明図である。 シフト制御装置の詳細図である。 図2の矢印A方向から見たロープ掛け構造の模式図である。 図2の矢印B方向から見たロープ掛け構造の模式図である。 (a)〜(d)三角形のパターン図である。 本発明に係るロープ掛け構造の第2の実施形態を示す斜視図である。 シフト制御装置の平面図及び動作説明図である。 シフト制御装置の詳細図である。 本発明に係るロープ掛け構造の第3の実施形態を示す斜視図である。 双頭シリンダ式の傾転装置の側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。
(1)第1の実施の形態
先ず、第1の発明について説明する。図1に示すように、トランスファークレーン1は、クレーン本体2が門形に形成され、その脚部3に設けた前後左右の4組のラバータイヤ4によってコンテナ蔵置ゾーンを矢印Eの方向に前進する。また、トランスファークレーン1は、クレーン本体上部のガーダ5上を矢印Fの方向に向かって前進するトロリー6を具備すると共に、トロリー6上のドラム(図示せず)から引き出した複数のワイヤーロープ(以下、ロープと称する。)7によって吊り具8を吊るようになっている。
尚、トランスファークレーン1は、矢印Eに対して逆方向に後進し、他方、トロリー6は、矢印Fに対して逆方向に後進するようになっている。符号9は、海上輸送用のコンテナを示している。
図2に示すように、トロリー(図示せず)は、8本(2本×4組)のロープを具備した一本のドラム16、軸芯が後述する第一シーブ群10の軸芯と平行で且つトロリー6の四隅に設けられた第二シーブ群20、軸芯がドラム16の軸芯と平行で且つトロリー6の反ドラム側に設けられた第三シーブ群30、軸芯がドラム16の軸芯と平行で且つトロリー6の中央部に設けられた第五シーブ群50、及びシーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群60を備えている。
他方、吊り具8は、軸芯がドラム16の軸芯と直交する方向で且つ吊り具8の長手方向の両端中央部に設けられた第一シーブ群10と、軸芯が第一シーブ群10のシーブ軸芯と直交し且つ吊り具8の四隅に設けられた第四シーブ群40とを備えている。
上記第5シーブ群50は、第1,第2シーブ51,52と、第3,第4シーブ53,54の二つの群より構成されているが、第1,第2シーブ51,52は、トロリーの前進側に設けられ、第3,第4シーブ53,54は、トロリーの後進側に配置されている。また、第1,第2シーブ51,52及び第3,第4シーブ53,54は、それぞれ、同一の軸で支持されているが、所望により、第1,第2シーブ51,52を吊り具8の長手方向(矢印E方向)に離反させてもよい。その際、第3,第4シーブ53,54も第1,第2シーブ51,52と同様に吊り具8の長手方向に離反させる。
図2に示すように、トロリー(図示せず)は、ドラム16側に単頭シリンダ式の傾転装置115を設け、反ドラム側に単頭シリンダ式の傾転装置116を設けている。前者は、第1,第2ロープ71,72の接続部に設けたアーム123をドラム16に対して平行にスライドさせ、後者は、第5,第6ロープ75,76の接続部に設けたアーム123をドラム16に対して平行にスライドさせるようになっている。傾転装置115、116は、図3に示すように、電動モーター121によって単頭シリンダ122を矢印で示すように前後にスライドさせるようになっている。
また、上記トロリーは、図2に示すように、反ドラム側に独立制御タイプのシフト制御装置130を備えている。このシフト制御装置130は、トロリーの横行方向Fに所定の間隔を隔てて設けた一対のロープ操作板124,125と、ロープ操作板124,125を回動自在に軸支する2本の支持軸126,126と、ロープ操作板124の後端部に取り付けたシリンダ131と、ロープ操作板125の後端部に取り付けたシリンダ132により構成されている。
上記ロープ操作板124,125は、ロープ装着部側がドラム16の方に向けられている。また、シリンダ131,132は、ドラム16に対して平行に設けられ、かつ、互いに背を向けた状態で設置されている。更に、シリンダ131,132は、図示しない制御装置によって左右のピストン棒133,134(図4参照)が同調するように制御されるようになっている。ピストン棒133は、支持軸135によってロープ操作板124の後端部に取り付けられ、ピストン棒134は、同じく支持軸135によってロープ操作板125の後端部に取り付けられている。
更に詳しく説明すると、図4に示すように、ロープ操作板124は、支持軸126の両側にロープ取付具装着孔136,137を具備し、左方のロープ取付具装着孔136には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ78を取り付け、右方のロープ取付具装着孔137には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ74を取り付けるようになっている。また、ロープ操作板125は、支持軸126の両側にロープ取付具装着孔138,139を具備し、左方のロープ取付具装着孔138には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ73を取り付け、右方のロープ取付具装着孔139には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ77を取り付けるようになっている。
また、シフト制御装置130は、図5に示すように、ロープ操作板124を軸支する支持軸126と、その両側に設けたロープ取付具装着孔136,137とが一直線上に位置すると共に、ロープ操作板125を軸支する支持軸126と、その両側に設けたロープ取付具装着孔138,139とが一直線上に位置するようになっている。その上、一対のロープ操作板124,125と、これらのロープ操作板124,125を軸支する一対の支持軸126,126と、一対の流体シリンダ131,132とが平行四辺形を構成するようになっている。
尚、ロープ操作板124,125の形状としては、例えば、ホームベース、若しくは二等辺三角形などの形状が好ましい。
図2に示すように、上記ドラム16は、吊り具8の長手方向の前端部に相当するトロリー上の一側端部に設置されている。更に、ドラム16は、第一、第二シーブ群10及び20を経由して吊り具8を吊支する第1、第2の1組のロープ71及び72、第三、第一及び第二シーブ群30,10及び20を経由して吊り具8を吊支する第5、第6の1組のロープ75及び76、第四、第五、第六シーブ群40,50及び60並びに第三、第四及び第五シーブ群30,40及び50を経由して吊り具8を吊支する第4、第8の1組のロープ74及び78、同じく第四、第五、第六シーブ群40,50及び60並びに第三、第四及び第五シーブ群30,40及び50を経由して吊り具8を吊支する第3、第7の2本1組のロープ73及び77を備えている。
更に詳しく説明すると、矢印Aの方向から見た場合、第1のロープ71は、第一シーブ群10の前端側の後方シーブ12及び第二シーブ群20の前方左端シーブ21を経由して後述する第2のロープ72と接続され、吊り具8とトロリー(図示せず)の間に三角形aを形成する。
第2のロープ72は、第一シーブ群10の前端側の前方シーブ11及び第二シーブ群20の前方右端シーブ22を経由して前記第1のロープ71に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形bを形成する。
第5のロープ75は、第三シーブ群30の中央部のシーブ31、第一シーブ群10の後端側の前方シーブ13及び第二シーブ群20の後方左端シーブ23を経由して後述する第6のロープ76と接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形cを形成する。
第6のロープ76は、第三シーブ群30の中央部のシーブ32、第一シーブ群10の後端側の後方シーブ14及び第二シーブ群20の後方右端シーブ24を経由して前記第5のロープ75に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形dを形成する。
他方、矢印Bの方向から見た場合、第4のロープ74は、第四シーブ群40の前端側の右端シーブ42、第五シーブ群50の第2シーブ52、及び第六シーブ群60の第1シーブ61を経由してロープ操作板124の右端(矢印A方向から見て右端)に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形fを形成する。
第8のロープ78は、第三シーブ群30の左端シーブ34、第四シーブ群40の前端側の左端シーブ41及び第五シーブ群50の第1シーブ51を経由してロープ操作板124の左端に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形eを形成する。
第3のロープ73は、第四シーブ群40の後端側の右端シーブ44、第五シーブ群50の第4シーブ54、及び第六シーブ群60の第2シーブ62を経由してロープ操作板125の左端(矢印A方向から見て左端)に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形hを形成する。
第7のロープ77は、第三シーブ群30の右端シーブ33、第四シーブ群40の後端側の左端シーブ43、第五シーブ群50の第3シーブ53を経由してロープ操作板125の右端に接続され、吊り具8とトロリーの間に三角形gを形成する。
ここで、三角形a〜hについて、更に詳しく説明する。
図6に示すように、三角形aは、吊り具8側のシーブ12とトロリー側のシーブ21に支持された斜辺x1、トロリー側のシーブ21に支持された底辺y1、吊り具8側のシーブ12に支持された鉛直辺z1により形成される。p1は底辺y1と鉛直辺z1の見掛け上の交点を示す。
三角形bは、吊り具8側のシーブ11とトロリー側のシーブ22に支持された斜辺x2、トロリー側のシーブ21に支持された底辺y2、吊り具8側のシーブ12に支持された鉛直辺z2により形成される。p2は底辺y2と鉛直辺z2の見掛け上の交点を示す。
三角形cは、吊り具8側のシーブ13とトロリー側のシーブ23に支持された斜辺x5、トロリー側のシーブ23に支持された底辺y5、吊り具8側のシーブ13に支持された鉛直辺z5により形成される。p5は底辺y5と鉛直辺z5の見掛け上の交点を示す。
三角形dは、吊り具8側のシーブ14とトロリー側のシーブ24に支持された斜辺x6、トロリー側のシーブ24に支持された上辺y6、吊り具8側のシーブ14に支持された鉛直辺z6により形成される。p6は底辺y6と鉛直辺z6の見掛け上の交点を示す。
更に、図7に示すように、三角形eは、吊り具8側のシーブ41とトロリー側のシーブ51に支持された斜辺x8、トロリー側のシーブ51に支持された上辺y8、吊り具8側のシーブ41に支持された鉛直辺z8により形成される。p8は底辺y8と鉛直辺z8の見掛け上の交点を示す。
三角形fは、吊り具8側のシーブ42とトロリー側のシーブ52に支持された斜辺x4、トロリー側のシーブ52に支持された上辺y4、吊り具8側のシーブ42に支持された鉛直辺z4により形成される。p4は底辺y4と鉛直辺z4の見掛け上の交点を示す。
三角形gは、吊り具8側のシーブ43とトロリー側のシーブ53に支持された斜辺x7、トロリー側のシーブ53に支持された上辺y7、吊り具8側のシーブ43に支持された鉛直辺z7により形成される。p7は底辺y7と鉛直辺z7の見掛け上の交点を示す。
三角形hは、吊り具8側のシーブ44とトロリー側のシーブ54に支持された斜辺x3、トロリー側のシーブ54に支持された上辺y3、吊り具8側のシーブ44に支持された鉛直辺z3により形成される。p3は底辺y3と鉛直辺z3の見掛け上の交点を示す。
しかも、上記三角形a〜hは、次式(1)〜(3)を満足するように形成されているため、互いに合同である。その上、底辺y1〜y8は、全てトロリー6側に面している。
x1=x2=x3=x4=x5=x6=x7=x8 ・・・・ (1)
y1=y2=y3=y4=y5=y6=y7=y8 ・・・・ (2)
z1=z 2=z3=z4=z5=z6=z7=z8 ・・・・ (3)
図8(a)は三角形a及びcをパターン化した図、図8(b)は三角形b及びdをパターン化した図、図8(c)は三角形e及びgをパターン化した図、図8(d)は三角形f及びhをパターン化した図である。
上記のように、この発明は、吊り具8の周囲に想定した四つのロープ巻き掛け仮想面(図示せず)に含まれる8本(2本×4組)のロープ71〜78によって形成された8個の三角形a〜hが全てトラス構造となるため、吊り具8又は吊り具8に把持された吊り荷(以下、単に、吊り具8と云う。)のシフト及びスキューを抑制する抑制力が従来よりも一段と向上する。特に、吊り具8の長手方向の端部中央では、2本のロープ71,72が同一軸のシーブ11,12を両側から挟むように掛けられ、更に、2本のロープ75,76が同一軸のシーブ13,14を両側から挟むように掛けられているので、吊り具8の横手方向(横行方向)の振れを抑制する抑制力が高くなる。
この際、図4に示すように、シリンダ131のシリンダ棒133を矢印Rの方向に引き戻すと、ロープ操作板124が時計方向に回動し、第8ロープ78が矢印tの方向に引かれ、第4ロープ74が矢印sの方向に緩む。と同時に、シリンダ132のシリンダ棒134を矢印Lの方向に引き戻すと、ロープ操作板125が反時計方向に回動し、第7ロープ77が矢印tの方向に引かれ、第3ロープ73が矢印sの方向に緩むので、吊り具8が矢印Eの方向にシフトする。
他方、シリンダ131のシリンダ棒133を矢印L’の方向に押し出すと、ロープ操作板124が反時計方向に回動し、第4ロープ74が矢印t’の方向に引かれ、第8ロープ78が矢印s’の方向に緩む。と同時に、シリンダ132のシリンダ棒134を矢印R’の方向に押し出すと、ロープ操作板125が時計方向に回動し、第3ロープ73が矢印t’の方向に引かれ、第7ロープ77が矢印s’の方向に緩むので、吊り具8が矢印Eに対して逆方向にシフトする。
尚、吊り具8の長手方向(走行方法)の振れが発生した時は、シフト制御装置130がロープ長の変化にブレーキを掛けるため、吊り具8の長手方向の振れを抑制することができる。
この際、全ての三角形a〜hの斜辺x1〜x8の両端に位置するシーブの、トロリー側の直径及び吊り具側の直径をそれぞれ同一とし、且つ、トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54の直径が吊り具側のシーブ11〜14及び41〜44の直径よりも小さいか、または同一とすることが望ましい。
トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54は、イコライザーシーブであり、吊り具又は吊り具に把持された吊り荷の昇降時におけるロープの通過がほとんど無いため、トロリー側のシーブ21〜24及び51〜54の直径を吊り具側のシーブ11〜14及び41〜44の直径より小さくしてもロープ寿命等に悪影響を及ぼすことがない。その上、軽量化が図れる。
尚、ロープ71及び72の張力差分の力、並びにロープ75及び76の張力差分の力で吊り具8を横手方向にシフト可能であるから、単頭シリンダ式の傾転装置115,116の小型化が可能となる。また、図2では、ロープ操作板124,125の内側に単頭シリンダ式の傾転装置115a,116aが設けられているが、ロープ操作板124,125の外側に単頭シリンダ式の傾転装置115a,116aを設置しても支障がない。
以上の説明では、ドラム16がトロリーの一端部に片寄らせて設けた場合について説明したが、ドラム16をトロリーの中央に設置することもできる。この場合は、反ドラム側に設けたシーブ31〜34に対向するように、第三シーブ群30として、支持軸がドラム16の軸と平行な4個のシーブをドラム16の前方側に追加で設けて第1乃至第4のロープ71〜74をそれぞれ支持させる。
(2)第2の実施の形態
次に、第2の発明について説明する。この発明は、図9に示すように、単一制御タイプのシフト制御装置140を備えている。このシフト制御装置140は、トロリーの横行方向Fに所定の間隔を隔てて設けた一対のロープ操作板124,125と、ロープ操作板124,125を回動自在に軸支する2本の支持軸126,126と、ロープ操作板124,125間に架橋させたシリンダ141により構成されている。
更に詳しく説明すると、図10に示すように、シリンダ141のピストン棒142は、支持軸135によってロープ操作板124の後端部に取り付けられ、シリンダ141のシリンダ143に装着された連結部材144は、支持軸135によってロープ操作板125の後端部に取り付けられている。
図10に示すように、ロープ操作板124は、支持軸126の両側にロープ取付具装着孔136,137を具備し、左方のロープ取付具装着孔136には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ78を取り付け、右方のロープ取付具装着孔137には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ74を取り付けるようになっている。また、ロープ操作板125は、支持軸126の両側にロープ取付具装着孔138,139を具備し、左方のロープ取付具装着孔138には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ73を取り付け、右方のロープ取付具装着孔139には、ロープ取付具(図示せず)を介してロープ77を取り付けるようになっている。
また、シフト制御装置140は、図11に示すように、ロープ操作板124を軸支する支持軸126と、その両側に設けたロープ取付具装着孔136,137とが一直線上に位置すると共に、ロープ操作板125を軸支する支持軸126と、その両側に設けたロープ取付具装着孔138,139とが一直線上に位置するようになっている。その上、一対のロープ操作板124,125と、これらのロープ操作板124,125を軸支する一対の支持軸126,126と、連結部材144を備えたシリンダ141とが平行四辺形を構成するようになっている。
これ以外は、第1の発明と変わりがないので、同じ部品に同じ符号を付与して詳しい説明を省略する。尚、この発明の場合は、左右のロープ操作板124,125の回動角度を同調させる必要がある。
この際、図10に示すように、シリンダ141を調整してシフト制御装置140の長さを短縮させると、ロープ操作板124が時計方向に回動して第8ロープ78が矢印tの方向に引かれ、第4ロープ74が矢印sの方向に緩む。と同時に、ロープ操作板125が反時計方向に回動して第7ロープ77が矢印tの方向に引かれ、第3ロープ73が矢印sの方向に緩むので、吊り具8が矢印Eの方向にシフトする。
他方、シリンダ141を調整してシフト制御装置140の長さを伸長させると、ロープ操作板124が反時計方向に回動し、第4ロープ74が矢印t’の方向に引かれ、第8ロープ78が矢印s’の方向に緩む。と同時に、ロープ操作板125が時計方向に回動し、第3ロープ73が矢印t’の方向に引かれ、第7ロープ77が矢印s’の方向に緩むので、吊り具8が矢印Eに対して逆の方向にシフトする。
尚、スキュー時は、リンク長さ、即ち、シフト制御装置140の長さを固定しておいて、両方のロープ操作板124,125が同じ傾きになるようにしている。このため、スキュー発生時に自然に傾きが決定されることとなる。
ここで、シリンダ141を調整してシフト制御装置140の長さを変えると、スキューの角度とシフト分の角度が各ロープ操作板124,125に発生し、シフトが行われることになる。すなわち、シリンダ長さの変化分だけシフトが発生する。
従って、第1の発明のように、個々のシリンダ長を計算してシリンダ長を調整しなくてもシフト操作を行うことができる。このとき、スキューは、吊り具8の長手方向両端部の単頭シリンダ式の傾転装置115,116によって固定されているので、シフト制御装置140のシフト分だけシフトする。
(3)第3の実施の形態
次に、第3の発明について説明する。この発明は、図12に示すように、第六のシーブ群60をシーブ61,62,63,64により構成する一方、4個の双頭シリンダ式の傾転装置111,112,113,114を適用したことに特徴がある。
上記シーブ61,62は、ドラム16側に設けられ、シーブ61,62は、反ドラム側に設けられている。また、傾転装置111は、吊り具8の長手方向の前端部側に設けられ、傾転装置112は、吊り具8の長手方向の後端部側に設けられている。他方、傾転装置113は、シーブ51,52側にドラム16と交差するように設けられ、傾転装置114は、シーブ53,54側にドラム16と交差するように設けられている。
この際、双頭シリンダ式の傾転装置111は、シリンダ直径120の一端部に第1ロープ71を接続させ、他端部に第2ロープ72を接続させている。また、双頭シリンダ式の傾転装置112は、シリンダ直径120の一端部に第5ロープ75を接続させ、他端部に第6ロープ76を接続させている。
他方、双頭シリンダ式の傾転装置113は、シリンダ直径120の一端部にシーブ61をUターンした第4ロープ74を接続させ、他端部にシーブ63をUターンした第8ロープ78を接続させている。また、双頭シリンダ式の傾転装置114は、シリンダ直径120の一端部にシーブ62をUターンした第3ロープ73を接続させ、他端部にシーブ64をUターンした第7ロープ77を接続させている。これ以外は、第1の発明と相違しないので、同じ部品に同じ符号を付与して詳細な説明を省略する。
しかして、第3,第4の双頭シリンダ式の傾転装置113,114を差動させると、吊り具8をスキューさせることができる。また、第3,第4の双頭シリンダ式の傾転装置113,114を同調させると、吊り具8をその長手方向にシフトさせることができる。
上記双頭シリンダ式の傾転装置111〜114は、図13に示すように、電動モーター119によって双頭シリンダ120を矢印で示すように前後にスライドさせるようになっている。
8 吊り具
16 ドラム
78,74及び73,77 2本1組のロープ
x4,x8及びx3,x7 斜辺
124,125 ロープ操作板
130,140 シフト制御装置

Claims (5)

  1. 一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、
    前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡す一方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形を合同とし、
    更に、前記トロリーに一対のロープ操作板を回動自在に軸支すると共に、各ロープ操作板の前端部に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープをそれぞれ装着し、かつ、各ロープ操作板を、該ロープ操作板の後端部に設けたシリンダ式のシフト制御装置によって互いに逆方向に回動させることを特徴とするクレーンのロープ掛け構造。
  2. 一つのドラムと複数のシーブを備えたトロリー、及び複数のシーブを備えた吊り具を具備し、前記ドラムより引き出した複数のロープによって前記吊り具を吊り下げるようにしたクレーンにおいて、
    前記吊り具の長手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに離反する方向を向くように掛け渡す一方、前記吊り具の横手方向の両端部に想定したロープ巻き掛け仮想面では、前記ドラムより引き出した2本1組のロープを、これらのロープが吊り具とトロリーの間にそれぞれ三角形を形成すると共にその斜辺が互いに向き合うように掛け渡して全ての三角形を合同とし、
    更に、前記トロリーに一対の双頭シリンダ式の傾転装置を設けると共に、双頭シリンダ式の傾転装置に前記吊り具の横手方向の端部に想定したロープ巻き掛け仮想面に配した2本1組のロープをそれぞれ装着することを特徴とするクレーンのロープ掛け構造。
  3. トロリーの一端部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの反ドラム側に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ、前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第四、第五及び第六シーブ群及び第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ、並びに第3及び第7の1組のロープにより前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に全ての三角形を合同とすることを特徴とする請求項1又は2記載のクレーンのロープ掛け構造。
  4. トロリーの中央部に設けたドラム、軸芯がドラムの軸芯と直交する方向で且つ吊り具の長手方向の両端部中央に設けた第一シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と平行で且つトロリーの四隅に設けた第二シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの両端部に設けた第三シーブ群、軸芯が第一シーブ群のシーブの軸芯と直交し且つ吊り具の四隅に設けた第四シーブ群、軸芯がドラムの軸芯と平行で且つトロリーの中央部に設けた第五シーブ群、シーブ面がトロリー上面と平行若しくは概ね平行で且つ第五シーブ群に付随する第六シーブ群とを備え、
    前記ドラムから第三、第一及び第二シーブ群を経由して吊り具を吊支する第1及び第2の1組のロープ並びに第5及び第6の1組のロープ、前記ドラムから第三、第四、第五及び第六シーブ群並びに第三、第四及び第五シーブ群を経由して吊り具を吊支する第4及び第8の1組のロープ並びに第3及び第7の1組のロープにより、前記トロリーと吊り具の間で三角形を形成すると共に全ての三角形を合同とすることを特徴とする請求項1又は2記載のクレーンのロープ掛け構造。
  5. トロリーと吊り具の間に掛け渡したロープによって形成された全ての三角形の底辺をトロリー側に位置させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のクレーンのロープ掛け構造。
JP2009083734A 2009-03-30 2009-03-30 クレーンのロープ掛け構造 Active JP5394793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083734A JP5394793B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 クレーンのロープ掛け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009083734A JP5394793B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 クレーンのロープ掛け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010235237A true JP2010235237A (ja) 2010-10-21
JP5394793B2 JP5394793B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=43089962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009083734A Active JP5394793B2 (ja) 2009-03-30 2009-03-30 クレーンのロープ掛け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5394793B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013145963A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 三井造船株式会社 クレーンの振止め装置
JP2015193461A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 三井造船株式会社 クレーン
KR20150145963A (ko) * 2014-06-20 2015-12-31 삼성중공업 주식회사 중량물 이송 장치 및 방법
CN111687671A (zh) * 2020-06-24 2020-09-22 滁州明诺机械有限公司 一种铝棒上料装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4890363U (ja) * 1972-01-31 1973-10-30
JPS58100083A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 三菱重工業株式会社 振れ止め装置
JPH10507435A (ja) * 1995-06-09 1998-07-21 タックス イーエムベーハー 荷重昇降装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4890363U (ja) * 1972-01-31 1973-10-30
JPS58100083A (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 三菱重工業株式会社 振れ止め装置
JPH10507435A (ja) * 1995-06-09 1998-07-21 タックス イーエムベーハー 荷重昇降装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013145963A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 三井造船株式会社 クレーンの振止め装置
JP2013209213A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーンの振止め装置
JP2015193461A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 三井造船株式会社 クレーン
KR20150145963A (ko) * 2014-06-20 2015-12-31 삼성중공업 주식회사 중량물 이송 장치 및 방법
KR101652235B1 (ko) * 2014-06-20 2016-08-30 삼성중공업 주식회사 중량물 이송 장치 및 방법
CN111687671A (zh) * 2020-06-24 2020-09-22 滁州明诺机械有限公司 一种铝棒上料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5394793B2 (ja) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303777B1 (ja) クレーンのロープ掛け構造
JP5394793B2 (ja) クレーンのロープ掛け構造
CN110775811B (zh) 吊钩装置及起重机
JP5457060B2 (ja) クレーンのロープ掛け構造
JP5529438B2 (ja) クレーンのロープ掛け構造
JP2010235236A (ja) クレーンのロープ掛け構造
JP5529444B2 (ja) コンテナクレーンのロープ掛け構造
JP6752682B2 (ja) 起重機船による吊荷の設置方法
JP6787645B1 (ja) スプレッダ振止装置
JP4361637B2 (ja) 起重機船における吊りフックの揺れ止め装置
JP2003040577A (ja) 橋形クレーン
JP5964550B2 (ja) 起重機
JP2020132306A (ja) 吊装置及び吊荷の姿勢調整方法
JP4982062B2 (ja) クレーンの吊上げ装置
JP5934011B2 (ja) クレーンの振止め装置
CN107226418A (zh) 起重机吊具防摇摆机构
JP2017137171A (ja) クレーン、およびクレーンのブーム取付方法
JP2007261734A (ja) コンテナクレーン
JP4477205B2 (ja) 吊荷の振れ止め装置
JP7070219B2 (ja) クレーン
JP7447613B2 (ja) 作業機械
JP6996695B2 (ja) トロリおよびトロリによる荷役方法
JP6773199B2 (ja) クレーン
JP3977504B2 (ja) 荷物吊り治具
JP6919858B2 (ja) トロリおよびトロリの運搬方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5394793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250