JP2010234502A - 電動工具 - Google Patents

電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP2010234502A
JP2010234502A JP2009087205A JP2009087205A JP2010234502A JP 2010234502 A JP2010234502 A JP 2010234502A JP 2009087205 A JP2009087205 A JP 2009087205A JP 2009087205 A JP2009087205 A JP 2009087205A JP 2010234502 A JP2010234502 A JP 2010234502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
motor
rotor shaft
hole
shaft member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009087205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5353380B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Komuro
義広 小室
Takeshi Takeda
岳史 武田
Yuji Kijima
裕司 貴嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2009087205A priority Critical patent/JP5353380B2/ja
Publication of JP2010234502A publication Critical patent/JP2010234502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5353380B2 publication Critical patent/JP5353380B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】電気モータのバランス修正を容易にし、おもりがロータから離脱することを少なくする。
【解決手段】
ステータと、前記ステータに対して回転可能でありロータ軸を有するロータと、を有する電気モータと、前記モータを収容するハウジングと、前記モータにより駆動される先端工具と、前記ロータ軸に設けられるロータ軸部材と、を有する電動工具であって、前記ロータ軸部材に、前記ロータの径方向に延びる穴を設け、前記穴を径方向内側に向かうにしたがって幅広としたことを特徴とする電動工具により達成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気モータを有する電動工具に関する。特に、回転バランスを改善することができる電気モータを有する電動工具に関する。
従来の電動工具では、電気モータの回転バランスを改善ために、いくつかの工夫がされている。例えば、ロータの一部を削ったり、ロータの一部に穴部を設けて、その穴部に錘を入れるようにする技術が既に開発されている。
特開平4−112652
特許文献に示したような、電気モータののロータの前方又は後方に、バランス孔を設けると、バランス孔におもりを入れることが難しくなる。このため、バランス孔におもりを入れる際に、容易に作業をできるような電気モータが求められていた。また、バランス孔におもりを入れた際に、バランス孔からおもりが出ることが少ない電気モータが求められていた。
上記した課題は、ステータと、前記ステータに対して回転可能でありロータ軸を有するロータと、を有する電気モータと、前記モータを収容するハウジングと、前記モータにより駆動される先端工具と、前記ロータ軸に設けられるロータ軸部材と、を有する電動工具であって、前記ロータ軸部材に、前記ロータの径方向に延びる穴を設け、前記穴を径方向内側に向かうにしたがって幅広としたことを特徴とする電動工具により、達成することができる。
前記ロータ軸部材に、前記ロータの径方向に延びる穴を設け、前記穴を径方向内側に向かうにしたがって幅広としたことを特徴とする電動工具により、電気モータに回転バランスの修正が必要な場合に、容易に穴におもりを入れることができる。また、径方向内側に向かうにしたがって幅広としたので、ロータに遠心力が掛かった場合にも、おもりが遠心力により径方向外側へと移動し、ロータから抜け出ることが少なくなる。
本発明の一実施形態を示す電動工具の一部断面図 本発明の一実施形態を構成するロータの一部断面図 図2のA−A断面図 図2のB−B断面図 図2のC方向矢視図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の電動工具をコードレスタイプのインパクトドライバ100に適用した一部断面図である。図1を参照して工具全体の構成について説明する。
インパクトドライバ100は、ハウジングにより外枠を形成されている。ハウジングは、ブラシレスモータ3を収納するモータハウジング部50と、モータハウジング部50の前方に接続される動力伝達ハウジング部51と、モータハウジング部50および動力伝達ハウジング部51から下方に延びるするハンドルハウジング部52と、を有する。
動力伝達ハウジング部51の前端部から、前方にアンビル10の端部が突出する。アンビル角穴部10aには先端工具、例えば、ドライバビット(図示なし)を着脱自在に差し込むことができるようになっている。なお、アンビルは、先端工具を保持できるので、先端工具保持部とも称する。
ドライバビットは、取付部材10bによってアンビル10に固定できるように構成されている。アンビル角穴部10aには、他の先端工具としてボルト締付用ビットなども装着することができる。
モータハウジング部50は前後方向に延びるほぼ筒状の形状を有し、その内周部内には、駆動源となるブラシレスモータ3が収容される。
動力伝達ハウジング部51内には、ブラシレスモータ3の回転力をアンビル10に回転打撃力として伝達するための動力伝達機構部4が収容されている。動力伝達機構部4は、遊星ギヤ6とリングギヤ7で構成される減速機構部と、スピンドル8およびスピンドル8上に前後摺動可能に配され、かつスプリング5によって打撃力が与えられるハンマ9から成るインパクト機構部と、ハンマ9によって回転打撃力が与えられ、上述のように先端工具(図示なし)を保持可能なアンビル10とで構成される。
ハンドルハウジング部52には、ブラシレスモータ3の駆動電源となる電池パックケース1が、ハンドルハウジング部52の下端部に着脱可能に装着されている。電気パックケース1内部には、リチウムイオン二次電池が収容されている。なお、リチウムイオン二次電池は、ニッケル・カドミウム二次電池等から成る電池であっても良い。
電池パックケース1は、ハンドルハウジング部52の一部に設けられたトリガスイッチ30を介してモータ駆動回路装置2に電気的に接続されている。モータ駆動回路装置2は、ブラシレスモータ3のステータコイル12(例えば、スター結線された3相コイル)に電気的に接続される。電池パックケース1からステータコイルに通電が行われると、モータ3のロータ13が回転駆動される。
モータを電気的に駆動させるには、ブラシレスモータ3のステータコイル12に駆動電流を通電するための周知のブリッジ回路から成るインバータ回路基板20やインバータ回路基板20から別に設けられたスイッチング素子19、またこれらを制御するためCPU等から成るモータ駆動回路装置2が必要となる。
以上のように構成されたインパクトドライバによれば、作業者がハンドルハウジング部52を把持しながら、トリガスイッチ30を引けば、トリガスイッチ30がオン状態となり、インパクトドライバの動作を開始できる。
ねじ締め作業時、ロータ軸11から伝達されたモータ3の回転力を遊星ギヤ6とリングギヤ7で減速し、その回転力をスピンドル8に伝達すると共に、ネジ締め中にアンビル10(先端工具)に所定以上の負荷トルクがかかるとスプリング5の作用によりハンマ9は回転力を打撃力へと変換する。これによりハンマ9はアンビル10に装着されている先端工具に回転打撃力を与えてネジを締め付けることができる。
次に本発明のロータのバランス修正構造について詳細に説明する。
図2は図1のロータ13の一部断面図、図3は図2に示すA−A線に沿う断面図、図4は図2に示すB−B線に沿う断面図、図5は図2に示すC矢視図である。
ロータコア13aはロータ軸11に圧入状態で保持されている。前記ロータコア13aの前後には前側スリーブ14a及び後側スリーブ14bが配置されており、前側スリーブ14aと後側スリーブ14bの外周部には複数個のバランス修正穴15が設けてある。なお、前方スリーブ14a及び後方スリーブ14bは、請求項1において、ロータ軸部材に対応する。
このように構成されたロータ13であれば、ロータコア13aのL寸法が長くなり、ロータ13のアンバランスが所定の範囲を超えていても、前側スリーブ14a及び後側スリーブ14bに設けられたバランス修正穴15にバランス修正用接着剤を注入することによってバランス量を修正することができる。
また、図3及び図4に示すように、バランス修正穴15の形状について、スリーブ外周に接した入口部の寸法L1より奥の寸法L2が大きくなるよう設定されている。すなわち、スリーブ14a、14bにおいて、ロータ軸11の径方向内側に向かうにしたがって、バランス修正穴15が幅広になっている。このため、15に挿入されるバランス調整用接着剤(おもり)が、モータ回転中の遠心力で径方向外側への力が掛かっても、バランス修正穴のくさび効果で、径方向外側へと移動することが少なくなる。このため、バランス修正用接着剤が、遠心力で飛散することはない。
また、図5に示すようにバランス修正穴15を形成する端面をロータコア13aで構成し、スリーブ側はコの字形にすれば、スリーブを成形する型構造が単純になる。このため、部品単価を安価に抑えることができる。なお、コの字形は、半円状形など他の形状にすることも可能である。もしも、スリーブ自体に、径方向内側に向かうに従って幅広になる穴を設けることを複雑な製造が必要となってしまう。
また、図2において、ロータコア13aに挿入されている永久磁石部材16はロータコア13aのL寸法よりも短く構成されており、ロータコア13a前後の端面には凹部が形成される。
ロータコア13aの前後には、前側スリーブ14a及び後側スリーブ14bが配置され、ロータコア13a接触面には凸部が形成してあり、ロータコア13a端面の凹部に挿入してある。このように構成されたロータであれば、前側スリーブ14aと後側スリーブ14bの凸部は、スリーブ自体の回り止めとしてだけでなく、前側スリーブ14aと後側スリーブ14bでロータコア13aを挟み込む構造となっているので、永久磁石部材の飛び出しを防ぐことができる。さらに永久磁石部材16とロータコア13aの間の接着剤が不要になるので安価なブラシレスモータを提供することができる。
1 電池パックケース
2 モータ駆動回路装置
3 ブラシレスモータ
4 動力伝達機構
5 スプリング
6 遊星ギヤ
7 リングギヤ
8 スピンドル
9 ハンマ
10 アンビル
11 ロータ軸
12 ステータコイル
13 ロータ
15 バランス修正穴
16 永久磁石部材
17 ファン
18 接着剤
19 スイッチング素子
20 インバータ回路

Claims (3)

  1. ステータと、前記ステータに対して回転可能でありロータ軸を有するロータと、を有する電気モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記モータにより駆動される先端工具と、
    前記ロータ軸に設けられるロータ軸部材と、を有する電動工具であって、
    前記ロータ軸部材に、前記ロータの径方向に延びる穴を設け、前記穴を径方向内側に向かうにしたがって幅広としたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記ロータは、ロータコアを有し、
    前記ロータ軸部材は、前記ロータコアと接触しており、
    前記穴は、前記ロータ軸部材及びロータコアにより形成されることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 前記穴は、前記ロータ軸部材の端面に設けられることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
JP2009087205A 2009-03-31 2009-03-31 電動工具 Expired - Fee Related JP5353380B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009087205A JP5353380B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電動工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009087205A JP5353380B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010234502A true JP2010234502A (ja) 2010-10-21
JP5353380B2 JP5353380B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=43089342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009087205A Expired - Fee Related JP5353380B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電動工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5353380B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015126562A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社マキタ 電動工具
JP2019037025A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 ミネベアミツミ株式会社 回転電機用ロータ
JP2020088900A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 セイコーインスツル株式会社 ロータ、モータ及びロータの製造方法
JP2020088901A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 セイコーインスツル株式会社 ロータ
JP2021151165A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 東芝産業機器システム株式会社 回転子、および回転子のバランス調整方法
JP7465717B2 (ja) 2020-05-13 2024-04-11 東芝産業機器システム株式会社 回転電機の回転子

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62125362U (ja) * 1986-01-30 1987-08-08
JPH09149570A (ja) * 1995-11-22 1997-06-06 Fanuc Ltd 同期電動機のロータ
US20090066174A1 (en) * 2007-09-12 2009-03-12 Canopy Technologies, Llc Method of Balancing an Embedded Permanent Magnet Motor Rotor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62125362U (ja) * 1986-01-30 1987-08-08
JPH09149570A (ja) * 1995-11-22 1997-06-06 Fanuc Ltd 同期電動機のロータ
US20090066174A1 (en) * 2007-09-12 2009-03-12 Canopy Technologies, Llc Method of Balancing an Embedded Permanent Magnet Motor Rotor

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015126562A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社マキタ 電動工具
JP2019037025A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 ミネベアミツミ株式会社 回転電機用ロータ
JP2020088900A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 セイコーインスツル株式会社 ロータ、モータ及びロータの製造方法
JP2020088901A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 セイコーインスツル株式会社 ロータ
JP2021151165A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 東芝産業機器システム株式会社 回転子、および回転子のバランス調整方法
JP7465691B2 (ja) 2020-03-23 2024-04-11 東芝産業機器システム株式会社 回転子、および回転子のバランス調整方法
JP7465717B2 (ja) 2020-05-13 2024-04-11 東芝産業機器システム株式会社 回転電機の回転子

Also Published As

Publication number Publication date
JP5353380B2 (ja) 2013-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5353380B2 (ja) 電動工具
JP6245367B2 (ja) 打撃工具
US10040178B2 (en) Power tool and rotary impact tool
JP5013314B2 (ja) 電動工具
EP2509752B1 (en) Impact tool
US9126316B2 (en) Electric tool
EP2407274A1 (en) Rotary impact tool
US20130025892A1 (en) Power Tool
WO2010140422A1 (ja) 電動工具
US20130014967A1 (en) Power Tool
EP2288007A2 (en) Power tool
EP2467237A1 (en) Power tool
JP7047462B2 (ja) 電動工具
JP5170677B2 (ja) 電動工具
JP5797608B2 (ja) Dcブラシレスモータを備えた電動工具
JP4993193B2 (ja) 電動工具
JP5725354B2 (ja) 電動工具
JP5440765B2 (ja) インパクト工具
JP5082717B2 (ja) 電動工具
JP5554427B2 (ja) Dcブラシレスモータを備えた電動工具
JP5172034B2 (ja) Dcブラシレスモータを備えた電動工具
JP2019042814A (ja) 電動工具
JP5322035B2 (ja) インパクト工具
JP5187058B2 (ja) 電動工具
JP2013146812A (ja) 電動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees