JP2010232640A - ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法 - Google Patents

ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のボンディングツールでは、質の高い超音波接合を行うことが困難である場合があった。
【解決手段】ヒータ33が所定のクリアランスを隔てて挿入されるヒータ被挿入孔311が形成されている、超音波振動を伝達するホーン31と、ホーン31に固定されている、超音波振動を発生する超音波振動子4と、ホーン31に固定されている、電子部品1を保持し、ヒータ33によって加熱される電子部品保持部9と、を有する部品装着ユニット30と、
ホーン31における超音波振動のノーダルポイントP2およびP3で、ホーン31の両側からホーン31を保持する脚部312と、
脚部312を支持する支持部5と、
ホーン31の両側からヒータ33を保持するヒータ保持部324と、
を備え、
脚部312と、ヒータ保持部324とは、一体的に形成されている、ボンディングツール。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品を回路基板などに装着する、ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法に関するものである。
電子部品の電極を回路基板の電極と接合するための様々な接合方法が、知られている。
たとえば、超音波接合方法は、そのような接合方法の一つであって、電子部品を回路基板に短時間で接合することができる。
ここに、超音波接合方法とは、ヒータによって加熱される電子部品保持部に電子部品を保持し、その電子部品を回路基板に押圧しながら、その電子部品を超音波振動により振動させて、電子部品の電極を回路基板の電極と電気的に接合する接合方法である。
そこで、図11を参照しながら、上述された超音波接合方法を利用する従来の電子部品装着装置の構成および動作について説明する。
ここに、図11は、従来の電子部品装着装置の概略的な正面図である。
従来の電子部品装着装置は、電子部品1を保持するボンディングツール9003と、回路基板2を保持する回路基板保持ユニット9006と、ボンディングツール9003に保持された電子部品1を、回路基板保持ユニット9006に保持された回路基板2に対して押圧する押圧ユニット(図示省略)と、を備えている(たとえば、特許文献1参照)。
ボンディングツール9003は部品装着ユニット9030と、脚部9312と、支持部9005と、ヒータ保持部9324と、を備えており、脚部9312と、ヒータ保持部9324とはそれぞれ別個に形成され、互いに離れている。
部品装着ユニット9030は、ホーン9031と、超音波振動子9004と、電子部品保持部9009と、を有している。
ホーン9031は超音波振動を伝達する手段であり、ヒータ9033が所定のクリアランスを隔てて挿入されるヒータ被挿入孔9311が形成されている。超音波振動子9004は、ホーン9031の(+X)側の一端に固定され、超音波振動を発生する手段である。電子部品保持部9009は、ホーン9031の他端に固定され、電子部品1を保持し、ヒータ9033によって加熱される手段である。
支持部9005は、脚部9312およびヒータ保持部9324をそれぞれ支持している。
脚部9312は、ホーン9031における超音波振動のノーダルポイントP0で、ホーン9031の(+Y)側および(−Y)側の両側からホーン9031を跨ぐように保持している。
ヒータ保持部9324は、ホーン9031の(+Y)側および(−Y)側の両側からヒータ9033を跨ぐように保持している。
ボンディングツール9003に保持された電子部品1は、押圧ユニット(図示省略)によって回路基板2に対して押圧され、熱と超音波振動とが同時に与えられる。そして、電子部品1の電極と回路基板2の電極とは、このような熱と超音波振動とを利用して接合される。
国際公開第07/129700号パンフレット(たとえば第1頁、図6)
しかしながら、上述された従来の電子部品装着装置では、より質の高い超音波接合を行うには不都合があることが判明した。
本発明者は、ヒータ9033がヒータ被挿入孔9311に接触してしまうことがその不都合の原因であると分析した。
より具体的には、ヒータ9033によって加熱が行われた場合、ヒータ保持部9324は熱膨張により矢印Bで示された方向つまり、(−Z)側に伸張してしまう。その結果、ヒータ9033も矢印B方向へ変位する。
また、その加熱によって、ホーン9031も熱膨張により膨張し、矢印Aで示された方向に伸張する。その結果、ヒータ被挿入孔9311も矢印A方向に変位する。
他方、ホーン9031が固定されている脚部9312のノーダルポイントP0は変位しない。
そのため、ヒータ9033によって加熱が行われた場合、ヒータ9033がヒータ被挿入孔9311に接触してしまうことがある。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、より質の高い超音波接合を行うことが可能な、ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、
ヒータが所定のクリアランスを隔てて挿入されるヒータ被挿入孔が形成されている、超音波振動を伝達するホーンと、前記ホーンに固定されている、前記超音波振動を発生する超音波振動子と、前記ホーンに固定されている、電子部品を保持し、前記ヒータによって加熱される電子部品保持部と、を有する部品装着ユニットと、
前記ホーンにおける前記超音波振動のノーダルポイントで、前記ホーンの両側から前記ホーンを保持する脚部と、
前記脚部を支持する支持部と、
前記ホーンの両側から前記ヒータを保持するヒータ保持部と、
を備え、
前記脚部と、前記ヒータ保持部とは、一体的に形成されている、ボンディングツールである。
第2の本発明は、
前記脚部は、前記ホーンの両側に設けられており、それぞれの側で所定の間隔をおいて前記超音波振動が伝達される方向に関して二つの部分に分かれており、
前記ヒータ保持部は、前記ホーンの両側に設けられており、それぞれの側で前記所定の間隔の間に配置されている、第1の本発明のボンディングツールである。
第3の本発明は、
前記所定の間隔をおいて前記二つの部分に分かれている前記脚部と、前記所定の間隔の間に配置されている前記ヒータ保持部とは、一体的に形成されている、第2の本発明のボンディングツールである。
第4の本発明は、
前記支持部は、板の形状をもち、
前記脚部は、前記支持部の下面に固定されており、
前記ヒータ保持部は、前記脚部と並んで配置されており、
前記支持部と前記ヒータ保持部との間には、所定の空間が形成されている、第3の本発明のボンディングツールである。
第5の本発明は、
前記ホーンは、前記超音波振動が伝達される方向が長手方向である角柱の形状をもち、
前記ヒータ被挿入孔は、前記超音波振動が伝達される方向と直交する方向に前記ホーンを貫通し、
前記ヒータを保持するためのヒータ保持孔が、前記ホーンの両側に設けられている前記ヒータ保持部にそれぞれ形成されている、第4の本発明のボンディングツールである。
第6の本発明は、
前記ヒータは、円柱の形状をもち、
前記ヒータ保持孔の中心軸は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸と一致する、第5の本発明のボンディングツールである。
第7の本発明は、
前記ヒータ被挿入孔は、前記ホーンの両側の側面と直交する方向に前記ホーンを貫通する、第6の本発明のボンディングツールである。
第8の本発明は、
前記ヒータは、二つのヒータであり、
前記ヒータ被挿入孔と、前記ヒータ保持孔と、は、前記二つのヒータのそれぞれに対応して形成されており、
前記ヒータ被挿入孔の開口部の形状は、前記超音波振動が伝達される方向を長手方向とする楕円形である、第7の本発明のボンディングツールである。
第9の本発明は、
前記ヒータ被挿入孔の中心軸は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交し、
前記ヒータ被挿入孔は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸を含み前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交する平面について面対称である、第7の本発明のボンディングツールである。
第10の本発明は、
前記ヒータ被挿入孔の中心軸は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交し、
前記ヒータ被挿入孔は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸を含み前記ヒータ被挿入孔の中心軸と直交する平面について面対称である、第7の本発明のボンディングツールである。
第11の本発明は、
前記ヒータ被挿入孔の中心軸は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交し、
前記ヒータ被挿入孔は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸と前記ホーンの前記長手方向の中心軸とを含む平面について面対称である、第7の本発明のボンディングツールである。
第12の本発明は、
前記脚部が前記支持部に固定される四つの箇所は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸を含み前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交する平面と、前記ホーンの前記長手方向の中心軸を含み前記ヒータ被挿入孔の中心軸と直交する平面と、について面対称である、第7の本発明のボンディングツールである。
第13の本発明は、
前記ホーンは、冷却部として通気孔を有する、第1の本発明のボンディングツールである。
第14の本発明は、
通気孔が、前記脚部の、前記ヒータ保持部に隣接する箇所に形成されている、第1の本発明のボンディングツールである。
第15の本発明は、
通気孔が、前記支持部の、前記脚部に隣接する箇所に形成されている、第1の本発明のボンディングツールである。
第16の本発明は、
温度計が挿入される温度計挿入穴が、前記ホーンに形成されている、第1の本発明のボンディングツールである。
第17の本発明は、
前記所定のクリアランスの大きさは、0.075mm以上であって0.1mm以下である、第1の本発明のボンディングツールである。
第18の本発明は、
前記電子部品を保持する第1の本発明のボンディングツールと、
回路基板を保持する回路基板保持ユニットと、
前記ボンディングツールに保持された前記電子部品を前記回路基板保持ユニットに保持された前記回路基板に対して押圧する押圧ユニットと、
を備えた、電子部品装着装置である。
第19の本発明は、
第18の本発明の電子部品装着装置を使用して、前記電子部品を前記回路基板に装着するための電子部品装着方法であって、
前記ボンディングツールを利用して、前記電子部品を保持する電子部品保持ステップと、
前記回路基板保持ユニットを利用して、前記回路基板を保持する回路基板保持ステップと、
前記押圧ユニットを利用して、前記ボンディングツールに保持された前記電子部品を前記回路基板保持ユニットに保持された前記回路基板に対して押圧する押圧ステップと、
前記超音波振動子を利用して、前記超音波振動を発生する超音波振動発生ステップと、
前記ヒータを利用して、前記電子部品保持部を加熱する加熱ステップと、
を備えた、電子部品装着方法である。
本発明の構成により、より質の高い超音波接合を行うことが可能な、ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法を提供することができる。
本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の概略的な正面図 本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの概略的な正面図 本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの概略的な下面図 本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの、ヒータ被挿入孔、ヒータ保持孔およびヒータの概略的な拡大断面図 本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの、別の、ヒータ被挿入孔、ヒータ保持孔およびヒータの概略的な拡大断面図 本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの、さらに別の、ヒータ被挿入孔、ヒータ保持孔およびヒータの概略的な拡大断面図 本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの、さらに別の、ヒータ被挿入孔、ヒータ保持孔およびヒータの概略的な拡大断面図 本発明にかかる別の実施の形態におけるボンディングツールの概略的な正面図 図8の、本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの概略的な下面図 図8の、本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツールの、ヒータ被挿入孔の概略的な正面図 従来の電子部品装着装置の概略的な正面図
以下に、図面を参照しながら本発明にかかる実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1を主として参照しながら、本実施の形態における電子部品装着装置の構成およびその動作、並びに電子部品装着方法について説明する。
ここに、図1は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の概略的な正面図である。
本実施の形態における電子部品装着装置は、電子部品1を保持するボンディングツール3と、回路基板2を保持する回路基板保持ユニット6と、ボンディングツール3に保持された電子部品1を、回路基板保持ユニット6に保持された回路基板2に対して押圧する押圧ユニット8と、を備えている。
ここで、押圧ユニット8の構成と、ボンディングツール3の構成とについて順にそれぞれより詳しく説明する。
はじめに、押圧ユニット8の構成について説明する。
押圧ユニット8は、AC(Alternating Current)サーボモータなどのアクチュエータ85を備えている。
ボールねじなどの駆動機構83がアクチュエータ85に組み合わせられており、アクチュエータ85の駆動力はブロック82を介して連結部81に伝達される。連結部81は、アクチュエータ85の駆動力を受ける点が、電子部品1が回路基板2に装着される装着中心ポイントPを通るZ方向の直線Lの上にあるように、配置されている。ボンディングツール3を保持する接合ヘッド7は、連結部81の(−Z)側に配置されており、アクチュエータ85の駆動力を利用してガイド84に沿ってZ方向に移動される。
ボンディングツール3に保持された電子部品1は、押圧ユニット8によって回路基板2に対して押圧され、熱と超音波振動とが同時に与えられる。そして、電子部品1の電極と回路基板2の電極とは、このような熱と超音波振動とを利用して接合される。
なお、電子部品1および/または回路基板2が有する複数の電極には、バンプなどの導電性の突起が、接合が容易に行われるように配置されていてもよい。
つぎに、図2および3を主として参照しながら、ボンディングツール3の構成についてより詳しく説明する。
ここに、図2は本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の概略的な正面図であり、図3は本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の概略的な下面図である。
ボンディングツール3は、部品装着ユニット30と、脚部312と、支持部5と、ヒータ保持部324と、を備えており、後に詳しく説明されるように、脚部312と、ヒータ保持部324とは一体的に形成されている。
部品装着ユニット30は、ホーン31と、超音波振動子4と、電子部品保持部9と、を有している。
ホーン31は超音波振動を伝達する手段であって、カートリッジヒータなどのヒータ33が所定のクリアランスを隔てて挿入されるヒータ被挿入孔311が形成されている。ホーン31は、超音波振動の所定の周波数で共振状態となる構造を有している。ホーン31は、実質的に角柱形状であり、X方向を超音波振動が伝達される長手方向として長さをもち、YZ平面に平行な対称面(すなわち、上述された長さを二等分する平面)S1、ZX平面に平行な対称面S2、およびXY平面に平行な対称面S3を有する角柱である。ホーン31の長手方向の中心軸は、対称面S2と対称面S3との交線である。
なお、ホーン31の形状は、本実施の形態においては角柱であるが、円柱などであってもよいことは、いうまでもない。
ボンディングツール3は、以下において詳しく説明されるように、対称面S1、S2およびのS3についてさまざまな高い対称性をもつ。
したがって、ヒータ33による加熱が行われた場合においても、ボンディングツール3における熱分布したがって熱歪みがあらゆる方向についてほぼ均一になる。よって、ボンディングツール3に保持された電子部品1の振動モードが本来の設計値からずれてしまう恐れなどは、大きく低減される。そのため、たとえば、電子部品1が回路基板2(図1参照)に対して傾いてしまい、電子部品1または回路基板2の電極における損傷または接合不良が発生する現象に対処して装置の平行調整などを行う必要は、ほとんどない。
超音波振動子4は、ホーン31の(+X)側の一端に固定されている、圧電素子(図示省略)を利用して超音波振動を発生する手段である。
超音波振動子4によって発生させられた超音波振動は、ホーン31によって電子部品保持部9まで縦振動として伝達され、電子部品保持部9を介して電子部品1に印加される。
アンチノーダルポイントP1は、超音波振動の振幅が共振状態において最大である腹に対応する、X方向の位置を示すポイントである。本実施の形態における超音波振動は二個の節を有しており、ホーン31の(+X)側の一端により近いノーダルポイントP2、およびホーン31の(−X)側の他端により近いノーダルポイントトP3は、超音波振動の振幅が共振状態においてほぼ零である節に対応する、X方向の位置を示すポイントである。アンチノーダルポイントP1は対称面S1の上に存在し、ノーダルポイントP2およびP3は対称面S1についてほぼ面対称に存在する。
電子部品保持部9は、ホーン31に固定され、電子部品1を保持し、ヒータ33によって加熱される手段である。電子部品保持部9はアンチノーダルポイントP1の位置を基準としてホーン31の下面に設けられており、電子部品1は真空吸着により対称面S1と対称面S2との交線の上の装着中心ポイントPに保持される。
つぎに、支持部5は、XY平面に平行な板の形状をもち、その下面の前後(X方向)2箇所に、Y方向に伸びる凸条5a、5bを有し、各凸条5a、5bの下面の左右2箇所、合計4箇所で、後述する通りボルトで、脚部312を保持している。
このように、脚部312は、支持部5の凸条5a、5bに固定されている。脚部312が凸条5a、5bに固定される四つの箇所は、ヒータ被挿入孔311の中心軸を含みホーン31の長手方向の中心軸と直交する対称面S1と、ホーン31の長手方向の中心軸を含みヒータ被挿入孔311の中心軸と直交する対称面S2と、について面対称である。より具体的には、脚部312のそれら四つの箇所には、ボルト3231、3232、3233および3234がそれぞれ挿入されるボルト孔3221、3222、3223および3224が、対称面S1およびS2の何れについても面対称であるように、形成されている。
他方、支持部5の上面には、接合ヘッド7(図1参照)が取り付けられている。
つぎに、脚部312は、ホーン31における超音波振動のノーダルポイントP2およびP3で、ホーン31の(+Y)側および(−Y)側からホーン31を保持している。
より具体的には、脚部312は、Z方向を長手方向として長さをもつリブ3121、3122、3123および3124によって四つの箇所でホーン31を保持している。このため、押圧ユニット8が電子部品1を押圧するZ方向に関しては、押圧力を伝達するのに十分な剛性を確保することができる。
さらに、リブ3121および3122はノーダルポイントP2の位置を基準として設けられており、リブ3123および3124はノーダルポイントP3の位置を基準として設けられている。このため、超音波振動子4によって発生させられた超音波振動が伝達されるX方向に関しては、電子部品1が超音波振動により振動するための十分な自由度を確保することができる。
つぎに、ヒータ保持部324は、ホーン31の(+Y)側および(−Y)側からヒータ33を保持している。
上述した通り、脚部312は、ホーン31の(+Y)側および(−Y)側に設けられており、それぞれの側で、所定の間隔をおいて超音波振動が伝達されるX方向に関して二つの部分に分かれている。その結果、合計4つの部分に分かれている。そして、上述の通りヒータ保持部324は、ホーン31の(+Y)側および(−Y)側に設けられており、それぞれの側で上述された脚部312の所定の間隔の間に、脚部312と一体的に配置されている。つまり、所定の間隔をおいて二つの部分に分かれている脚部312と、X方向に関して脚部312と並んでその所定の間隔の間に配置されているヒータ保持部324とは、一体的に形成されている。
さらに、支持部5の下面とヒータ保持部324との間には、所定の空間Sが形成されている。
さらに、本実施の形態では、脚部312とヒータ保持部324とは上述された通り一体的に形成されているが、脚部312とヒータ保持部324とホーン31とが一体的に形成されている。
より具体的には、脚部312とヒータ保持部324とは、リブ3121、3122、3123および3124によって四つの箇所でホーン31と連続するように、単一の原材からワイヤカッタ加工によって一体的に形成されている。そして、ヒータ被挿入孔311とヒータ保持孔325とは、両者の中心軸が一致するように一回の穿孔加工によって形成されている。このため、このような加工精度のよいワイヤカッタ加工および穿孔加工が利用されるので、ボンディングツール3についての振動特性などに関する個体差がほとんどない。
さらに、前述されたように、リブ3121および3122がノーダルポイントP2の位置を基準として設けられており、リブ3123および3124がノーダルポイントP3の位置を基準として設けられているので、超音波振動子4によって発生させられた超音波振動は、脚部312の間に存在するヒータ保持部324にはほとんど伝達されない。このため、超音波振動が超音波振動子4によって発生させられた場合にも、脚部312と一体的に形成されているヒータ保持部324によって保持されるヒータ33は、ほとんど変位しない。さらに、脚部312が固定された支持部5にも超音波振動はほとんど伝達されない。
一方、加熱がヒータ33によって行われた場合には、支持部5はほとんど変位しないが、脚部312は熱膨張により伸張して支持部5から見て(−Z)側に変位してしまう。
しかしながら、前述されたように、脚部312とヒータ保持部324とホーン31とは一体的に形成されているので、ヒータ保持部324とホーン31とは脚部312とともに(−Z)側に変位し、ヒータ保持部324とホーン31との相対的な位置関係そのものはほとんど変化しない。
したがって、加熱がヒータ33によって行われた場合にも、ヒータ保持部324によって保持されたヒータ33が、ホーン31に形成されたヒータ被挿入孔311に接触してしまうことはほとんどない。
このため、本実施の形態においては、金と金との接合をともなう半導体フリップチップ実装などに利用可能な、従来は不可能であった高温領域での質の高い超音波接合を行うことが可能である。
ヒータ33は、実質的に、超音波振動が伝達されるX方向と直交するY方向を長手方向として長さをもち、対称面S1、S2およびS3を有する円柱の形状をもつ。
なお、ヒータ33の形状は、本実施の形態においては円柱であるが、角柱などであってもよく、ヒータ被挿入孔311およびヒータ保持孔325はヒータ33の形状に対応して形成されていればよいことは、いうまでもない。
ヒータ33を保持するためのヒータ保持孔325は、ホーン31の(+Y)側および(−Y)側に設けられている脚部312のヒータ保持部324にそれぞれ形成されている。ヒータ保持孔325の中心軸は、ヒータ被挿入孔311の中心軸と一致している。
ヒータ被挿入孔311は、超音波振動が伝達されるX方向と直交し、ホーン31の(+Y)側および(−Y)側の側面と直交する方向にホーン31を貫通している。ホーン31の長手方向の中心軸は前述された通り対称面S2と対称面S3との交線であり、ヒータ被挿入孔311の中心軸は対称面S1と対称面S3との交線である。したがって、ヒータ被挿入孔311の中心軸は、ホーン31の長手方向の中心軸と直交している。
そして、ヒータ被挿入孔311は、(1)ヒータ被挿入孔311の中心軸を含みホーン31の長手方向の中心軸と直交する対称面S1、(2)ホーン31の長手方向の中心軸を含みヒータ被挿入孔311の中心軸と直交する対称面S2、および(3)ヒータ被挿入孔311の中心軸とホーン31の長手方向の中心軸とを含む対称面S3の何れについても面対称である。
ホーン31は、ヒータ被挿入孔311に隣接する箇所に形成されている通気孔を利用して設けられる第一冷却部313、および第二冷却部314を有している。
第一冷却部313は、超音波振動子4が固定されているホーン31の(+X)側の一端とヒータ被挿入孔311との間に、超音波振動が伝達されるX方向と直交するY方向にホーン31を貫通する三つの通気孔を利用して対称面S2およびS3についてほぼ面対称に設けられている。
そして、上述された三つの通気孔は、縦穴3131によって、チューブ3133に連結されている吸着パッド3132を介しエアポンプ(図示省略)に連結されている。
このため、第一冷却部313は、たとえば、その耐熱温度が100℃前後である超音波振動子4がホーン31を介する熱伝導により故障する現象を抑制することができる。
第二冷却部314は、第一冷却部313と同様な構成を有しているが、ホーン31の(−X)側の一端とヒータ被挿入孔311との間に、対称面S1について第一冷却部313とほぼ面対称に設けられている。
このため、第二冷却部314は、たとえば、ホーン31が熱膨張により(−X)側と(+X)側とで非対称的に肥大してしまい、電子部品1の回路基板2(図1参照)に対する傾きに由来する電子部品1の電極と回路基板2の電極との間の距離が不均一になる現象を抑制することができる。
脚部通気孔3211、3212、3213および3214は、脚部312の、ヒータ保持部324に隣接する箇所に、対称面S1およびS2の何れについても面対称であるように形成されている。
脚部通気孔3211は、対称面S1の(+X)側および対称面S2の(−Y)側に形成されており、Z方向に脚部312を貫通している。脚部通気孔3212は、対称面S1の(−X)側および対称面S2の(−Y)側に形成されており、Z方向に脚部312を貫通している。脚部通気孔3213は、対称面S1の(+X)側および対称面S2の(+Y)側に形成されており、Z方向に脚部312を貫通している。脚部通気孔3214は、対称面S1の(−X)側および対称面S2の(+Y)側に形成されており、Z方向に脚部312を貫通している。
このため、脚部通気孔3211、3212、3213および3214は、脚部312を介する熱放散を低減し、たとえば、脚部312より先にある支持部5が顕著に変形する現象を抑制することができる。
また、支持部通気孔511および512は、支持部5の凸条5a、5bの、脚部312に隣接する箇所に、対称面S1について面対称であるようにそれぞれ形成されている。
支持部通気孔511は、対称面S1の(+X)側に形成されており、Y方向に支持部5を貫通している。支持部通気孔512は、対称面S1の(−X)側に形成されており、Y方向に支持部5を貫通している。
このため、支持部通気孔511および512は、支持部5を介する熱放散を低減し、たとえば、支持部5より先にある接合ヘッド7(図1参照)が変形する現象を抑制することができる。
温度計支持プレート(図示省略)によって支持される、熱電対または放射温度計などの温度計(図示省略)が所定のギャップを隔てて挿入される温度計挿入穴34は、ホーン31に形成されている。
温度計挿入穴34は、ホーン31の(−X)側の他端からヒータ33によって加熱される電子部品保持部9の近傍まで、対称面S2について面対称であるように、超音波振動が伝達されるX方向に穿掘されている。
温度計は、超音波振動が超音波振動子4によって発生させられた場合および加熱がヒータ33によって行われた場合にも、温度計挿入穴34に接触してしまわない深さにまで挿入される。そして、上述された所定のギャップも、温度計がそのように温度計挿入穴34に接触してしまわない程度には大きく設定される。
もちろん、温度計によって測定される温度と、電子部品保持部9によって保持される電子部品1の温度と、の相関関係を予め用意しておき、そのような相関関係を考慮するフィードバックによって温度制御を高精度に行うことが、望ましい。
ヒータ33は前述された通り所定のクリアランスを隔ててヒータ被挿入孔311に挿入されるが、図4に示されているように、所定のクリアランスの大きさδはヒータ33の加熱性能およびヒータ被挿入孔311の穿孔加工の精度などを考慮して0.075mm以上であって0.1mm以下であることが望ましい。
ここに、図4は、本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の、ヒータ被挿入孔311およびヒータ保持孔325の近傍の概略的な断面図である。
クリアランスが小さくなりすぎると、ヒータ33が、超音波振動が超音波振動子4(図2参照)によって発生させられた場合および加熱がヒータ33によって行われた場合に、ヒータ被挿入孔311に接触してしまうことがある。そこで、クリアランスの大きさδは、ヒータ33がそのようにヒータ被挿入孔311に接触してしまわない程度には大きく設定される。
クリアランスが大きくなりすぎると、加熱が熱輻射や熱対流を考慮しても非効率的になってしまうことがある。そこで、クリアランスの大きさδは、加熱がそのように非効率的になってしまわない程度には小さく設定される。
なお、所定のクリアランスは、上述された本実施の形態においては、図4に示されているように、ヒータ電源供給線332が接続されるヒータフランジ331をもつヒータ33のスティック部分について、頭部と尾部との間にある本体部の口径を切削加工によって小さくする方法で形成されている。
このような実施の形態には、たとえば、高い切削加工精度を保証することは頭部と尾部との間の本体部のみを切削加工しなければならないためにやや困難であるという短所があるが、頭部および尾部での切削加工に由来するヒータ33とヒータ保持孔325との間でのがたつきはほとんど発生せず、ヒータ33とヒータ被挿入孔311とヒータ保持孔325とは対称面S1、S2およびS3(図2および3参照)の何れについても面対称であるように形成されており、ヒータ被挿入孔311とヒータ保持孔325とは一回の穿孔加工によって容易に形成できるという長所がある。
しかしながら、所定のクリアランスは、図5〜7に示されているように、その他の方法で形成されていてもよい。
以上説明した本実施の形態における電子部品装着装置の動作および電子部品装着方法の一実施の形態をまとめると、次の通りとなる。
1.まず、ボンディングツール3は、電子部品1を保持する(電子部品保持ステップ)。
2.また、回路基板保持ユニット6は、回路基板2を保持する(回路基板保持ステップ)。
3.その後、押圧ユニット8は、ボンディングツール3に保持された電子部品1を回路基板保持ユニット6に保持された回路基板2に対して押圧する(押圧ステップ)。
より具体的には、押圧ユニット8は、ブロック82を介してアクチュエータ85の駆動力を連結部81に伝達する。
そして、押圧ユニット8は、ボンディングツール3を保持する接合ヘッド7をガイド84に沿ってZ方向に移動する。
このようにして、ボンディングツール3に保持された電子部品1は、回路基板2に対して押圧される。
4.また、超音波振動子4は、超音波振動を発生する(超音波振動発生ステップ)。
5.また、ヒータ33は、電子部品保持部9を加熱する(加熱ステップ)。
もちろん、押圧、超音波振動発生、加熱の各ステップは同時に行う。
このようにして、電子部品1の電極と回路基板2の電極とは、熱と超音波振動とを利用して接合される。
本実施の形態における電子部品装着装置および方法は、このようにして上述された構成をもつボンディングツール3を利用して質の高い超音波接合を行うことができる。
次に、各種別の実施の形態について説明する。
ここに、図5〜7は、本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の、ヒータ被挿入孔311およびヒータ保持孔325の近傍の概略的な拡大断面図である。
所定のクリアランスは、図5に示されている実施の形態においては、本体部および尾部の口径を切削加工によって小さくする方法で形成されている。このような実施の形態では、ヒータ33の加工は図4の場合に比べて楽であるが、ヒータ保持孔325の大きさと、ヒータ被挿入口311の大きさが異なるので、双方の中心軸を精密に合わせることが難しくがたつきが発生してしまう傾向がある。
そして、所定のクリアランスは、図6に示されている実施の形態においては、頭部、本体部および尾部の口径を切削加工によって小さくする方法で形成されている。このような実施の形態では、高い切削加工精度を保証するうえで、頭頭部、本体部および尾部を全て切削加工すればよいために極めて容易である。他方、ヒータ33とヒータ保持孔325との間のスペースの全部または一部に挿入されるスペーサ333および334(図6参照)の取り付けなどに難しさが存在する。
そして、所定のクリアランスは、図7に示されている実施の形態においては、図6の場合のスペーサ333、334の代わりにボルト335、336を用いる。すなわち、ボルト335、336を、XZ平面内で、120度間隔で3方から直接ヒータを抑え、その3本のボルトのネジ具合を調節することで、クリアランスを確保する方法である。この場合は、ヒータ33の加工方法は容易である。
なお、ヒータは、上述された本実施の形態においては、図2および3に示されているように、一つのヒータ33であった。
しかしながら、ヒータは、図8および9に示されているように、二つのヒータであってもよい。
ここに、図8は本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の概略的な正面図であり、図9は本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の概略的な下面図である。
ヒータは、図8および9に示されている実施の形態においては、カートリッジヒータなどのヒータ33aおよび33bである。
そして、ヒータ被挿入孔311aおよび311bと、ヒータ保持孔325aおよび325bと、は、二つのヒータ33aおよび33bのそれぞれに対応して形成されている。
ヒータ被挿入孔311aおよび311bは、対称面S1について面対称であるように形成されている。ヒータ被挿入孔311aは、対称面S1の(+X)側に形成されており、Y方向にホーン31を貫通している。ヒータ被挿入孔311bは、対称面S1の(−X)側に形成されており、Y方向にホーン31を貫通している。
ヒータ保持孔325aおよび325bは、対称面S1について面対称であるように形成されている。ヒータ保持孔325aは、対称面S1の(+X)側に形成されており、Y方向にヒータ保持部324を貫通している。ヒータ保持孔325bは、対称面S1の(−X)側に形成されており、Y方向にヒータ保持部324を貫通している。
このような実施の形態には、電子部品1を保持する電子部品保持部9をより効率よく加熱できるという長所があるが、ヒータ33aおよび33bが、その配列の方向からくる加熱の非対称性により、ヒータ33aおよび33bがヒータ被挿入孔311aおよび311bに接触してしまう可能性がある。
そこで、上述された短所を克服するために、ヒータ被挿入孔311aおよび311bの開口部の形状は、図10に示されているように、超音波振動が伝達されるX方向を長手方向とする楕円形であってもよい。
ここに、図10は、本発明にかかる実施の形態におけるボンディングツール3の、ヒータ被挿入孔311aおよび311bの近傍の概略的な正面図である。
すなわち、前述されたように、ヒータ被挿入孔311aは対称面S1の(+X)側に形成されており、ヒータ被挿入孔311bは対称面S1の(−X)側に形成されているので、ホーン31は熱膨張により他の方向に比べてX方向により大きく伸張する。
より具体的には、加熱状態におけるヒータ33aおよび33bの温度が約500〜600℃である場合には、加熱状態における電子部品1の温度は約300℃である。
すると、常温すなわち約0℃の非加熱状態におけるヒータ33aとヒータ33bとの間のX方向の距離Dが約25mmであり、ホーン31の線膨張係数が約0.000013/Kである場合には、加熱状態におけるX方向の距離Dは非加熱状態における距離Dと比べて約0.0975(=0.000013×25×300)mmは増大し、ヒータ被挿入孔311aおよび311bの開口部の形状が結果的にX方向に圧縮される現象が発生してしまう。
しかしながら、ヒータ被挿入孔311aおよび311bの開口部の形状がそのような現象を見越したX方向を長手方向とする楕円形であれば、ヒータ33aおよび33bが、加熱がヒータ33aおよび33bによって行われた場合に、ヒータ被挿入孔311aおよび311bに接触してしまう恐れは大きく低減される。
このように、図10の実施の形態によれば、複数個のヒータを用いる場合でも、膨張による接触という不都合をより一層回避できる。
なお、上述された本実施の形態においては、脚部312と、ヒータ保持部324とは、単一の原材からワイヤカッタ加工によって一体的に形成されていた。しかしながら、たとえば、脚部312と、ヒータ保持部324とは、最初に別体として成形され、その後に、接合あるいは連結され、最終的に一体的に形成されていてもよい。
また、以上の説明において、「対称」と述べている場合、数学的な意味で厳密である必要はなく、本発明の目的に反しない限りで、ある程度「対称」から外れた場合も含む。
本発明にかかる、ボンディングツール、電子部品装着装置、および電子部品装着方法は、より質の高い超音波接合を行うことができ、半導体フリップチップ実装等として有用である。
1 電子部品
2 回路基板
3 ボンディングツール
30 部品装着ユニット
31 ホーン
311、311a、311b ヒータ被挿入孔
312 脚部
3121、3122、3123、3124 リブ
313 第一冷却部
3131 縦穴
3132 吸着パッド
3133 チューブ
314 第二冷却部
3211、3212、3213、3214 脚部通気孔
3221、3222、3223、3224 ボルト孔
3231、3232、3233、3234 ボルト
324 ヒータ保持部
325、325a、325b ヒータ保持孔
33、33a、33b ヒータ
331 ヒータフランジ
332 ヒータ電源供給線
333、334 スペーサ
335、336 ボルト
34 温度計挿入穴
4 超音波振動子
5 支持部
5a、5b 凸条
511、512 支持部通気孔
6 回路基板保持ユニット
7 接合ヘッド
8 押圧ユニット
81 連結部
82 ブロック
83 駆動機構
84 ガイド
85 アクチュエータ
9 電子部品保持部

Claims (19)

  1. ヒータが所定のクリアランスを隔てて挿入されるヒータ被挿入孔が形成されている、超音波振動を伝達するホーンと、前記ホーンに固定されている、前記超音波振動を発生する超音波振動子と、前記ホーンに固定されている、電子部品を保持し、前記ヒータによって加熱される電子部品保持部と、を有する部品装着ユニットと、
    前記ホーンにおける前記超音波振動のノーダルポイントで、前記ホーンの両側から前記ホーンを保持する脚部と、
    前記脚部を支持する支持部と、
    前記ホーンの両側から前記ヒータを保持するヒータ保持部と、
    を備え、
    前記脚部と、前記ヒータ保持部とは、一体的に形成されている、ボンディングツール。
  2. 前記脚部は、前記ホーンの両側に設けられており、それぞれの側で所定の間隔をおいて前記超音波振動が伝達される方向に関して二つの部分に分かれており、
    前記ヒータ保持部は、前記ホーンの両側に設けられており、それぞれの側で前記所定の間隔の間に配置されている、請求項1記載のボンディングツール。
  3. 前記所定の間隔をおいて前記二つの部分に分かれている前記脚部と、前記所定の間隔の間に配置されている前記ヒータ保持部とは、一体的に形成されている、請求項2記載のボンディングツール。
  4. 前記支持部は、板の形状をもち、
    前記脚部は、前記支持部の下面に固定されており、
    前記ヒータ保持部は、前記脚部と並んで配置されており、
    前記支持部と前記ヒータ保持部との間には、所定の空間が形成されている、請求項3記載のボンディングツール。
  5. 前記ホーンは、前記超音波振動が伝達される方向が長手方向である角柱の形状をもち、
    前記ヒータ被挿入孔は、前記超音波振動が伝達される方向と直交する方向に前記ホーンを貫通し、
    前記ヒータを保持するためのヒータ保持孔が、前記ホーンの両側に設けられている前記ヒータ保持部にそれぞれ形成されている、請求項4記載のボンディングツール。
  6. 前記ヒータは、円柱の形状をもち、
    前記ヒータ保持孔の中心軸は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸と一致する、請求項5記載のボンディングツール。
  7. 前記ヒータ被挿入孔は、前記ホーンの両側の側面と直交する方向に前記ホーンを貫通する、請求項6記載のボンディングツール。
  8. 前記ヒータは、二つのヒータであり、
    前記ヒータ被挿入孔と、前記ヒータ保持孔と、は、前記二つのヒータのそれぞれに対応して形成されており、
    前記ヒータ被挿入孔の開口部の形状は、前記超音波振動が伝達される方向を長手方向とする楕円形である、請求項7記載のボンディングツール。
  9. 前記ヒータ被挿入孔の中心軸は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交し、
    前記ヒータ被挿入孔は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸を含み前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交する平面について面対称である、請求項7記載のボンディングツール。
  10. 前記ヒータ被挿入孔の中心軸は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交し、
    前記ヒータ被挿入孔は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸を含み前記ヒータ被挿入孔の中心軸と直交する平面について面対称である、請求項7記載のボンディングツール。
  11. 前記ヒータ被挿入孔の中心軸は、前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交し、
    前記ヒータ被挿入孔は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸と前記ホーンの前記長手方向の中心軸とを含む平面について面対称である、請求項7記載のボンディングツール。
  12. 前記脚部が前記支持部に固定される四つの箇所は、前記ヒータ被挿入孔の中心軸を含み前記ホーンの前記長手方向の中心軸と直交する平面と、前記ホーンの前記長手方向の中心軸を含み前記ヒータ被挿入孔の中心軸と直交する平面と、について面対称である、請求項7記載のボンディングツール。
  13. 前記ホーンは、冷却部として通気孔を有する、請求項1記載のボンディングツール。
  14. 通気孔が、前記脚部の、前記ヒータ保持部に隣接する箇所に形成されている、請求項1記載のボンディングツール。
  15. 通気孔が、前記支持部の、前記脚部に隣接する箇所に形成されている、請求項1記載のボンディングツール。
  16. 温度計が挿入される温度計挿入穴が、前記ホーンに形成されている、請求項1記載のボンディングツール。
  17. 前記所定のクリアランスの大きさは、0.075mm以上であって0.1mm以下である、請求項1記載のボンディングツール。
  18. 前記電子部品を保持する請求項1記載のボンディングツールと、
    回路基板を保持する回路基板保持ユニットと、
    前記ボンディングツールに保持された前記電子部品を前記回路基板保持ユニットに保持された前記回路基板に対して押圧する押圧ユニットと、
    を備えた、電子部品装着装置。
  19. 請求項18記載の電子部品装着装置を使用して、前記電子部品を前記回路基板に装着するための電子部品装着方法であって、
    前記ボンディングツールを利用して、前記電子部品を保持する電子部品保持ステップと、
    前記回路基板保持ユニットを利用して、前記回路基板を保持する回路基板保持ステップと、
    前記押圧ユニットを利用して、前記ボンディングツールに保持された前記電子部品を前記回路基板保持ユニットに保持された前記回路基板に対して押圧する押圧ステップと、
    前記超音波振動子を利用して、前記超音波振動を発生する超音波振動発生ステップと、
    前記ヒータを利用して、前記電子部品保持部を加熱する加熱ステップと、
    を備えた、電子部品装着方法。
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