JP2010232571A - 固体撮像素子及び固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像全体で均一なシェーディングレスの高画質な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】PD304及びVCCD305からなる単位画素306が複数水平、垂直方向に2次元配列された画素領域を有する固体撮像装置において、画素領域301内の少なくとも一つの単位画素306のPD304形成部に、基板電位設定画素307を形成する。この基板電位設定画素307と画素領域301外部に設けた基板電位設定電極309とを低抵抗の接続電極308で繋ぐことで、画素領域内で生じる高濃度P型不純物領域の電位差を抑制し、画像全体で均一なシェーディングレスの高画質な画像を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高濃度不純物領域を備える光電変換領域が2次元配列された固体撮像素子及び固体撮像装置に関する。
近年、急速に普及してきたデジタルスチルカメラに用いられる固体撮像素子として代表されるCCDイメージセンサ(以下、CCD)には、多画素化や高性能化、小型化が求められている。特に多画素化に対する市場要望は非常に高く、CCDのセル微細化は必要不可欠となってきている。
デジタルスチルカメラに用いられる一般的なCCDについて図8,図9を用いて説明する。
図8は従来の固体撮像素子の構成を示す概略平面図、図9は従来の固体撮像素子の構成を示す概略断面図である。
図8において、CCDの単位画素106は、入射した光を信号電荷へと変換し、蓄積する光電変換領域(PD:Photo−Diode とも称す)104とPD104に蓄積した信号電荷を読み出し、転送する垂直転送レジスタ(以下、VCCDとも称す)105で構成されている。この単位画素106が垂直・水平方向に2次元配列され、画素領域101を形成している。光電変換領域104から読み出された信号電荷はVCCD105、水平転送レジスタ(HCCD)102を介して電荷電圧変換部(FDA:Floating Diffusion Amplifier)103へと転送され、出力信号電圧へと変換される。
図9は、図8に示すCCDにおける単位画素106の構成を示すA−A’線の断面図である。
図9に示すように、PD201は、半導体基板202の表層に設けられた高濃度P型不純物層203と、その下層に設けられたN型不純物領域211からなる。高濃度P型不純物層203は列方向で互いに接続されており、その端部を画素領域101外部で接地することにより、各高濃度P型不純物層203の電位の安定化を図っている。行方向に関しては、読み出し部205,半導体基板202表面を介して電位を一定に保たれている。また、PD201に入射した光は、電子−正孔対を発生させ、正孔は、高濃度P型不純物層203を介して、画素領域101の外部に設けられたGNDへと排出され、電子は、信号電荷としてPD201に蓄積される。
垂直電荷転送領域204は、PD201の一方の側部に読出し部205を隔てて設けられており、読出し部205のゲート電位を制御することにより、PD201に蓄積された信号電荷を垂直電荷転送領域204へ転送することができる。また、PD201の他方の側部には、素子分離部206が形成されており、隣接する画素への信号電荷の漏洩を防止している。
また、半導体基板202の上には、垂直電荷転送領域204の上部領域に対応して転送電極207が絶縁膜208を介して形成され、VCCD209(図8のVCCD105と同一)を構成している。このVCCD209は、遮光膜210により覆われており、入射した光が垂直電荷転送領域204に入るのを防止する構造となっている。
ところで、近年急速に進んでいるセル微細化には、必然的にPD201及びVCCD209の面積の縮小を伴う。このPD面積の縮小は、各画素の高濃度P型不純物領域203の面積をも縮小させる。高濃度P型不純物領域203は、前述したようにPD201で発生した正孔を画素領域101の外部に設けられたGNDへの排出経路として用いられるため、セル微細化は、高濃度P型不純物領域203からなる正孔排出経路の高抵抗化を招くことになる。また、各高濃度P型不純物層203を列方向に接続し、画素領域101の外部でのみ接地しているため、接地点から距離の離れた画素領域101の中央部等では高濃度P型不純物層203の電位が不安定となる。それ故、このように各PD201で発生した正孔を各PD201から離れたコンタクトへ高濃度P型不純物領域203を介して排出する構造では、GNDとの距離に応じて、高濃度P型不純物領域203とGNDとの間に電位差を生じさせる。この電位差は、シェーディング(出力画像のレベルが全体的に傾斜を帯びること)を生じさせ、画質を低下させる。
特開2003−273344号公報
本発明は、セル微細化に伴い生じる、高濃度P型不純物領域の高抵抗化が引き起こすシェーディングによる画質低下を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、セルを微細化した場合であっても、製造工程を増加させることなく、シェーディングが発生しない高画質の固体撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の固体撮像素子は、画素単位で光電変換された電荷信号を垂直,水平転送する固体撮像素子であって、第一の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を垂直転送する垂直転送レジスタと、第二の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を水平転送する水平転送レジスタと、少なくとも前記垂直転送レジスタ上に形成される複数の第一の遮光膜と、少なくとも表層に高濃度不純物領域を備える1または複数の基板電位設定画素領域と、前記基板電位設定画素領域の高濃度不純物領域と接続されると共に接地電位に固定される基板電位設定電極に接続される接続電極と、前記基板電位設定画素領域以外の領域に前記第一の転送電極を介して前記垂直転送レジスタと隣接して2次元配列される高濃度不純物領域及び信号電荷を蓄積する不純物領域から成る光電変換領域とを有することを特徴とする。
また、前記基板電位設定画素領域が1または複数の列に形成されることを特徴とする。
また、画素単位で光電変換された電荷信号を垂直,水平転送する固体撮像素子であって、第一の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を垂直転送する垂直転送レジスタと、第二の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を水平転送する水平転送レジスタと、少なくとも前記垂直転送レジスタ上に形成される複数の第一の遮光膜と、少なくとも表層に高濃度不純物領域を備える1または複数の基板電位設定画素領域と、前記基板電位設定画素領域の高濃度不純物領域と接続されると共に前記第一の遮光膜に接続される接続電極と、前記基板電位設定画素領域以外の領域に前記第一の転送電極を介して前記垂直転送レジスタに隣接して2次元配列される高濃度不純物領域及び信号電荷を蓄積する不純物領域から成る光電変換領域とを有することを特徴とする。
また、画素単位で光電変換された電荷信号を垂直,水平転送するシャント配線構造の固体撮像素子であって、第一の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を垂直転送する垂直転送レジスタと、第二の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を水平転送する水平転送レジスタと、少なくとも前記垂直転送レジスタ上に形成される複数の第一の遮光膜と、水平方向にストライプ状に形成されると共に接地電位に固定される基板電位設定電極に接続される複数の第二の遮光膜と、少なくとも表層に高濃度不純物領域を備える1または複数の基板電位設定画素領域と、前記基板電位設定画素領域の高濃度不純物領域と接続されると共に前記第二の遮光膜に接続される接続電極と、前記基板電位設定画素領域以外の領域に前記第一の転送電極を介して前記垂直転送レジスタに隣接して2次元配列される高濃度不純物領域及び信号電荷を蓄積する不純物領域から成る光電変換領域とを有することを特徴とする。
また、前記第二の遮光膜が前記第一の遮光膜上にも形成されて格子形状であることを特徴とする。
また、前記接続電極が、前記第一の遮光膜と同一の膜であることを特徴とする。
また、前記接続電極が、前記第二の遮光膜と同一の膜であることを特徴とする。
また、前記基板電位設定画素領域に形成される高濃度不純物領域の深さが前記光電変換領域に形成される高濃度不純物領域の深さより深いことを特徴とする。
また、前記基板電位設定画素領域に隣接する領域の前記第一の転送電極は前記光電変換領域に隣接する領域の前記第一の転送電極より幅が短く、前記基板電位設定画素領域に隣接する領域の前記第二の転送電極は前記光電変換領域に隣接する領域の前記第二の転送電極より幅が短いことを特徴とする。
また、前記基板電位設定画素領域を、少なくとも前記固体撮像素子の中央近傍に設けることを特徴とする。
また、前記基板電位設定画素領域を、少なくとも前記固体撮像素子の中央と前記水平電荷転送レジスタとの間に設けることを特徴とする。
更に、本発明の固体撮像装置は、前記固体撮像素子と、前基板電位設定画素領域の画素欠落を補完する信号処理回路とを有することを特徴とする。
以上のように、セルを微細化した場合であっても、製造工程を増加させることなく、シェーディングの発生を抑制し、高画質を維持することができる。
2次元配列された光電変換領域における高濃度不純物領域の内、電位が不安定となっている任意の領域中の高濃度不純物領域を、遮光膜と同時に形成された接続電極を介して画素領域外部に設けられた基板電位設定電極と接続することにより、画素領域全面に渡って高濃度不純物領域の電位を安定させることができ、セルを微細化した場合であっても、製造工程を増加させることなく、シェーディングの発生を抑制し、高画質を維持することができる。
本発明は、垂直転送レジスタと水平転送レジスタとを備え、光電変換領域が2次元配列された固体撮像素子において、任意の光電変換領域の高濃度不純物領域と接続される低抵抗の接続電極を遮光膜と同時に形成し、接続電極を基板電位設定電極に接地することにより、確実に高濃度不純物領域にコンタクトを取って電位が不安定になっている高濃度不純物領域周辺の電位を安定させて電位差を少なくすることができるため、セルを微細化した場合であっても、製造工程を増加させることなく、シェーディングの発生を抑制し、高画質を維持することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第一実施形態)
まず、図1〜図4を用いて、第一実施形態に係る固体撮像素子及び固体撮像装置について説明する。
図1は、第一実施形態の固体撮像素子の構成を示す概略平面図である。なお、CCD固体撮像素子の全体構成は、例えば、図8、図9に示すもとの同様であるが、異なるのは、画素領域301内に基板電位を設定する基板電位設定画素307と画素領域301の外部に設けられて接地電位に固定された基板電位設定電極309とを繋ぐ接続電極308を有する点である。図2〜図4は第一実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図である。
図1に示すように、第一実施形態の固体撮像素子は、光電変換領域304とそれに隣接する垂直転送レジスタ305とを単位画素306とした場合に、任意の列の単位画素306を基板電位設定画素307とし、基板電位設定画素307の高濃度P型不純物領域407(図3参照)と接続される接続電極308を基板電位設定画素307の高濃度P型不純物領域407(図3参照)上に設け、隣接する基板電位設定画素307上の接続電極308を、水平転送レジスタ302の形成領域と反対側となる垂直転送方向上流の画素領域301端部にて画素領域301外部に設けられる基板電位設定電極309と接続する構成である。
互いに接続されて画素領域301の外部で接地された高濃度P型不純物領域407(図3参照)の内、電位が安定しない領域の単位画素306を基板電位設定画素307に置き換えることにより、その領域の高濃度P型不純物領域407(図3参照)を基板電位設定電極309に接地することができ、適度な領域を基板電位設定画素307に置き換えば、画素領域301全体の高濃度P型不純物領域407(図3参照)の電位を安定化して、高濃度P型不純物領域407(図3参照)の電位差を少なくすることができる。
また、1または複数の列における全ての高濃度P型不純物領域407(図3参照)に接続電極308を設ける必要はなく、水平転送レジスタ302側の単位画素306を置き換えずにおけば、接続電極308を列全長にわたり形成することが必要でなくなり、基板電位設定画素307に置き換えていない単位画素306では撮像を行うことができる。
更に、接続電極308を直接基板電位設定電極309に接続せず、列単位ではなく画素単位で基板電位設定画素307に置き換えて、接続電極308を隣接する遮光膜413(図4参照)に接続し、その遮光膜413(図4参照)を基板電位設定電極309に接続することにより、基板電位設定画素307に置き換える単位画素306の数を最適化しながら画素領域301全体の高濃度P型不純物領域407(図3参照)の電位を安定化することができる。
次に、図2〜図4を用いて本実施形態の製造方法に関して説明すると共に、詳細な構造について説明する。ここで、図2〜図4は、図1における破線B−B’、C−C’に対応する単位画素306及び基板電位設定画素307の水平方向の断面図である。尚、本実施形態の製造方法を説明するに当り、本実施形態の主点である単位画素306及び基板電位設定画素307に関してのみ説明を行い、その他の水平電荷転送レジスタ302、電荷電圧変換部の製造法に関しては説明を省略する。
先ず、図2(a),図2(b)に示すように、第一P型半導体基板401の表面に、熱酸化法等によって、ゲート絶縁膜402(例えば、20nm)を形成する。例えば、ゲート絶縁膜402は、酸化シリコン膜である。このゲート絶縁膜402上にフォトレジストを形成し、後述のN型不純物領域403が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。ここで、単位画素306にはN型不純物領域403を形成し、基板電位設定画素307にはN型不純物領域403を形成しないようにフォトレジストを形成する。その後、例えば、注入エネルギーを500keV、ドーズ量を5.0E12/cmに設定し、砒素(As)等のN型不純物をイオン注入する。これにより、後述のPD(光電変換領域)408を形成するN型不純物領域403が形成される(図2(a))。
次に、図2(c),図2(d)に示すように、図2(a),図2(b)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、ゲート絶縁膜402上に再びフォトレジストを形成し、後述の垂直電荷転送領域404が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。その後、例えば、注入エネルギー200keV、ドーズ量を4.0E12/cmに設定し、砒素(As)等のN型不純物をイオン注入する。これにより、後述のVCCD(垂直転送レジスタ)を形成する垂直電荷転送領域404が形成される。ここで、基板電位設定画素307に必ずしも垂直電荷転送領域404を形成する必要はないが、1列の画素全てを基板電位設定画素307としない場合には、単位画素306の信号電荷を転送するために、基板電位設定画素307にも垂直電荷転送領域404を形成する必要がある。
次に、図2(e),図2(f)に示すように、図2(c),図2(d)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、ゲート絶縁膜402上に再びフォトレジストを形成し、後述の読出し部405が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。その後、例えば、注入エネルギー100keV、ドーズ量を5.0E12/cmに設定し、硼素(B)等のP型不純物をイオン注入する。これにより、読出し部405が形成される。
次に、図3(a),図3(b)に示すように、図2(e),図2(f)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、ゲート絶縁膜402上に再びフォトレジストを形成し、後述の素子分離部406が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。その後、例えば、注入エネルギー100keV、ドーズ量を1.0E13/cmに設定し、硼素(B)等のP型不純物をイオン注入する。これにより、素子分離部406が形成される。
次に、図3(c),図3(d)に示すように、図3(a),図3(b)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、ゲート絶縁膜402上に再びフォトレジストを形成し、後述の高濃度P型不純物領域407が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。その後、例えば、注入エネルギー10keV、ドーズ量を1.0E14/cmに設定し、硼素(B)等のP型不純物をイオン注入する。これにより、高濃度P型不純物領域407が形成される。PD(光電変換領域)408は、高濃度P型不純物領域407と前述のN型不純物領域403とで、構成される。この時、基板電位設定画素307の高濃度P型不純物領域407の深さを基板垂直方向に深く形成することにより、接地の効果を効率的に得ることができ、より、高濃度P型不純物領域407の電位を安定させることができる。
次に、図3(e),図3(f)に示すように、図3(c),図3(d)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、ゲート絶縁膜402上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法等を用いて多結晶シリコン(例えば、300nm)を形成する。更に多結晶シリコンにフォトレジスト(図示せず)を形成し、後述の転送電極409が形成される領域以外のフォトレジストを除去する。このフォトレジストをマスクとし、多結晶シリコンを例えばRIE(Reactive Ion Etching)により除去することで、転送電極409が形成される。VCCD(垂直転送レジスタ)410は、転送電極409と前述の垂直電荷転送領域404とで、構成される。ここで、基板電位設定画素307における転送電極409の幅を単位画素306における転送電極409の幅より、高濃度P型不純物領域407に近い側の端部が高濃度P型不純物領域407と逆側に詰まるように短くすることで、転送電極409間の開口部が大きくなり、後述の接続電極414の形成が容易になる。また、光電変換を行わない基板電位設定画素307に対しては垂直転送信号が印加されず、不特定のノイズが垂直転送されることを防止することもできる。
次に、図4(a),図4(b)に示すように、図3(e),図3(f)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、ゲート絶縁膜402及び転送電極409上にCVD法などにより層間絶縁膜411(例えば、層間絶縁膜は、酸化シリコン膜)を形成する。その後、再びフォトレジストを形成し、基板電位設定画素307において、高濃度P型不純物領域407と後述の接続電極414を繋ぐ、後述のコンタクトホール412が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。このフォトレジストをマスクとし、ゲート絶縁膜402を例えば、RIEにより除去することで、コンタクトホール412を形成する(図4(b))。
次に、図4(c),図4(d)に示すように、図4(a),図4(b)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、CVD法などにより、タングステン膜を形成する。その後、再びフォトレジストを形成し、後述の遮光膜413及び接続電極414が形成される領域以外のフォトレジストを除去する。このフォトレジストをマスクとし、タングステン膜を例えばRIEにより除去することで、遮光膜413及び接続電極414とが同時に形成され、本実施形態の単位画素306及び基板電位設定画素307が完成する。
ここで、一般的な寸法は、接続電極414を形成する遮光膜413の開口部の幅は約0.6μm、転送電極409から遮光膜413の開口部までの幅は約0.1〜0.15μmである。また、垂直転送に係る転送電極409の幅は約0.5〜0.6μmであり、上述のようにこの幅を短くすることで接続電極414の形成が容易になる。
なお、接続電極414は、図1で示したように、基板電位設定画素307が形成される列全面に形成される画素領域301端部において基板電位設定電極309と接続される(図1参照)。また、列全てを基板電位設定画素307にしない場合には、基板電位設定電極309と接続される端部から最も遠くに設けられる基板電位設定電極309までに接続電極414を形成すれば良い。
上述したように、遮光膜413と同時形成した低抵抗の接続電極414を介して、高濃度P型不純物領域407と基板電位設定電極309を繋ぐことにより、入射した光によって、PD(光電変換領域)408で発生した電子−正孔対の内、正孔は、低抵抗の接続電極414を介して排出される(電子は信号電荷としてPD(光電変換領域)408に蓄積される。)ため、画素領域301内で生じる高濃度P型不純物領域407の電位差を抑制することが可能となる。特に、画素領域301(図1参照)の中央部のように高濃度P型不純物領域407の接地点から遠い高濃度P型不純物領域407では電位が不安定となるため、このような高濃度P型不純物領域407の周辺の高濃度P型不純物領域407を直接接続電極414を介して基板電位設定電極309(図1参照)と接続することにより、画素領域301(図1参照)にわたって高濃度P型不純物領域407の電位を安定化することができる。このことにより、画像全体で均一なシェーディングレスの高画質な画像を得ることができる。
なお、基板電位設定画素307は、PD(光電変換領域)408を形成しないため、画像としては、基板電位設定画素307の領域が欠落した画像となる。しかし、信号処理回路により欠落した部分を補完すれば良く、セル微細に伴い、高解像度化が進んでいる現在、信号処理回路によって補完した場合であっても画質低下は殆ど生じない。つまり、基板電位設定画素307による高濃度P型不純物領域407の電位の安定化と撮像画素欠落のバランスを考慮して基板電位設定画素307を形成する量を調整する。例えば、4000列程度の画素配列に対して、数列程度に基板電位設定画素307を設ければ十分効果を得られ、この程度の欠落では画質低下は殆ど生じない。
また、接続電極414を列単位で形成することなく、隣接される遮光膜413と接続できるだけの領域に形成しても良い。その場合は、画素単位で基板電位設定画素307を設けることができ、より効率的な電位の安定化を図ると共に、欠落を最小限にとどめることもできる。
(第二実施形態)
次に、図5〜図7を用いて、第二実施形態に係る固体撮像素子及び固体撮像装置について説明する。
図5は、第二実施形態の固体撮像素子の構成を示す概略平面図である。なお、CCD固体撮像素子の全体構成は例えば、図1に示すもとの同様であるが、異なるのは、第一の遮光膜510及び第二の遮光膜508を有し、第一の遮光膜510を介して転送電極409(図6参照)に電圧を加えるシャント配線構造であること、画素領域501内に基板電位を設定する基板電位設定画素507と画素領域501の外部に設けた基板電位設定電極509とを繋ぐ接続電極に第二の遮光膜508を用いている点である。図6,図7は第二実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図である。
図5に示すように、第二実施形態の固体撮像素子は、シャント配線構造の固体撮像素子において、第二の遮光膜508を延伸して基板電位設定画素507の高濃度P型不純物領域607(図7参照)と接続し、第二の遮光膜508を基板電位設定電極509と接続する構成である。
電位が安定しない領域の単位画素506を基板電位設定画素507に置き換えることにより、その領域の高濃度P型不純物領域607を第二の遮光膜508を介して基板電位設定電極509に接地することができ、適度な領域を基板電位設定画素307に置き換えれば、画素領域501全体の高濃度P型不純物領域607の電位を安定化することができる。
本実施形態に係る製造方法は、転送電極409形成までの工程(図2,図3)は、第一実施形態と同様であって、異なる転送電極409形成以降の工程について以下に説明する。
図6,図7は、転送電極409形成の後の図5における破線D−D’、d−d’、E−E’、e−e’に対応する単位画素506及び基板電位設定画素507の水平方向及び垂直の断面図である。
転送電極409形成の後、図6(a)〜図6(d)に示すように、ゲート絶縁膜402及び転送電極409上にCVD法などにより第一層間絶縁膜601(例えば、層間絶縁膜は、酸化シリコン膜)を形成する。その後、フォトレジストを形成し、転送電極409と後述の第一の遮光膜602とを繋ぐ、後述の第一のコンタクトホール605が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。このフォトレジストをマスクとし、ゲート絶縁膜402、第一層間絶縁膜601を例えば、RIEにより除去することで、第一のコンタクトホール605が形成される。
次に、図6(e)〜図6(h)に示すように、図6(a)〜図6(d)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、タングステン膜を形成する。その後、再びフォトレジストを形成し、後述の第一の遮光膜602が形成される領域以外のフォトレジストを除去する。このフォトレジストをマスクとし、タングステン膜を例えばRIEにより除去することで、第一の遮光膜602が形成される。
次に、図7(a)〜図7(d)に示すように、図6(e)〜図6(h)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、CVD法などにより、第二層間絶縁膜603(例えば、層間絶縁膜は、酸化シリコン膜)を形成する。その後、再びフォトレジストを形成し、基板電位設定画素507において、高濃度P型不純物領域607と後述の第二の遮光膜604とを繋ぐ、後述の第二のコンタクトホール606が形成される領域を開口するようにフォトレジストの一部を除去する(図示せず)。このフォトレジストをマスクとし、ゲート絶縁膜402、第一層間絶縁膜601、第二層間絶縁膜603を例えば、RIEにより除去することで、第二のコンタクトホール606が形成される。
次に、図7(e)〜図7(h)で示すように、図7(a)〜図7(d)で形成したフォトレジストを完全に除去した後、CVD法などにより、タングステン膜を形成する。その後、再びフォトレジストを形成し、後述の第二の遮光膜604が形成される領域以外のフォトレジストを除去する。このフォトレジストをマスクとし、タングステン膜を例えばRIEにより除去することで、第二の遮光膜604が形成され、本実施形態の単位画素506及び基板電位設定画素507が完成する。
なお、基板電位設定画素507においては、高濃度P型不純物領域607と接続されるように第二の遮光膜604を延伸している。また、第二の遮光膜604は、図5で示したように(図5では第二の遮光膜508)、画素領域501の外部に設けた基板電位設定電極509と接続されており、第一実施形態における接続電極として機能する。
上述したように、本実施形態においても、低抵抗の第二の遮光膜604を介して、高濃度P型不純物領域607と基板電位設定電極509を繋ぐことにより、入射した光によって、PD(光電変換領域)で発生した電子−正孔対の内、正孔は、低抵抗の接続電極である第二の遮光膜508から排出される(電子は信号電荷としてPD(光電変換領域)に蓄積される。)ため、画素領域501内で生じる高濃度P型不純物領域607の電位差を抑制することが可能となる。このことにより、画像全体で均一なシェーディングレスの高画質な画像を得ることができる。
更に、第一実施形態では、遮光膜413と接続電極414を同時に形成するために、基板電位設定画素を列単位で設けた場合、ストライプ状に画素の欠落を生じるが、本実施形態においては、第二の遮光膜604を接続電極として用いることにより、任意の単位画素を基板電位設定画素507とすることで、画素の欠落する領域を少なくすることができる。
なお、本実施形態においても、第一実施形態と同様に基板電位設定画素507の領域が欠落した画像となるが、信号処理回路により欠落した部分を補完すれば良く、上述のように、任意の単位画素を基板電位設定画素507とすることが可能となり、基板電位設定画素507に置き換える単位画素506を最適化して高濃度P型不純物領域607の電位を安定化させながら、画素の劣化を抑制することができる。
なお、一般的に高濃度P型不純物領域607は、画素領域周囲にコンタクトを取って電位を設定しているため、接地点である周辺部から離れた画素領域501の中央部に基板電位設定領域507を形成することで、効率的に電位差を抑制することができる。また、一般的に水平電荷転送レジスタには、高濃度P不純物領域607が形成されていないため、画素領域509の中央部から水平転送レジスタ502の間に基板電位設定領域507を形成することで、更に効率的に電位差を抑制することができる。
また、上記説明では、第一の遮光膜510と第二の遮光膜508とで格子状に遮光膜を形成する場合を例としたが、第一の遮光膜510上にも第二の遮光膜508形成することにより、より容易に高濃度P型不純物領域607を第二の遮光膜508に接続することも可能となる。
また、第一実施形態と同様に、基板電位設定画素507の高濃度P型不純物領域607の深さを深く形成することにより、接地の効果が効率的に奏され、より、高濃度P型不純物領域607の電位を安定させることができる。
また、基板電位設定画素507における第一の遮光膜510の幅を単位画素506における第一の遮光膜510の幅より、高濃度P型不純物領域607に近い側の端部が高濃度P型不純物領域607と逆側に詰まるように短くすることで、第一の遮光膜510間の開口部が大きくなり、第二の遮光膜508の形成が容易になる。また、光電変換を行わない基板電位設定画素507に対しては垂直転送信号が印加されず、不特定のノイズが垂直転送されることを防止することもできる。
なお、第一、第二実施形態の他に、半導体基板裏面側より、スルーホールを設け、基板電位設定画素の高濃度P型不純物領域と貫通電極で繋いだ場合であっても同様の効果が得られ、シェーディングの発生を抑制することができる。
本発明は、セルを微細化した場合であっても、製造工程を増加させることなく、シェーディングの発生を抑制して高画質を維持することができ、高濃度不純物領域を備える光電変換領域が2次元配列された固体撮像素子及び固体撮像装置等に有用である。
第一実施形態の固体撮像素子の構成を示す概略平面図 第一実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図 第一実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図 第一実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図 第二実施形態の固体撮像素子の構成を示す概略平面図 第二実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図 第二実施形態の固体撮像素子の製造工程を示す工程断面図 従来の固体撮像素子の構成を示す概略平面図 従来の固体撮像素子の構成を示す概略断面図
101:画素領域
102:水平転送レジスタ
103:電荷電圧変換部
104:光電変換領域(PD)
105:垂直転送レジスタ
106:単位画素
201:PD(光電変換領域)
202:半導体基板
203:高濃度P型不純物領域
204:垂直電荷転送領域
205:読出し部
206:素子分離部
207:転送電極
208:絶縁膜
209:VCCD(垂直転送レジスタ)
210:遮光膜
211:N型不純物領域
301:画素領域
302:水平転送レジスタ
304:光電変換領域(PD)
305:垂直転送レジスタ
306:単位画素
307:基板電位設定画素
308:接続電極
309:基板電位設定電極
401:第一P型半導体基板
402:ゲート絶縁膜
403:N型不純物領域
404:垂直電荷転送領域
405:読出し部
406:素子分離部
407:高濃度P型不純物領域
408:PD(光電変換領域)
409:転送電極
410:VCCD(垂直転送レジスタ)
411:層間絶縁膜
412:コンタクトホール
413:遮光膜
414:接続電極
501:画素領域
502:水平転送レジスタ
506:単位画素
507:基板電位設定画素
508:第二の遮光膜(接続電極)
509:基板電位設定電極
510:第一の遮光膜
601:第一層間絶縁膜
602:第一の遮光膜
603:第二層間絶縁膜
604:第二の遮光膜
605:第一のコンタクトホール
606:第二のコンタクトホール

Claims (12)

  1. 画素単位で光電変換された電荷信号を垂直,水平転送する固体撮像素子であって、
    第一の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を垂直転送する垂直転送レジスタと、
    第二の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を水平転送する水平転送レジスタと、
    少なくとも前記垂直転送レジスタ上に形成される複数の第一の遮光膜と、
    少なくとも表層に高濃度不純物領域を備える1または複数の基板電位設定画素領域と、
    前記基板電位設定画素領域の高濃度不純物領域と接続されると共に接地電位に固定される基板電位設定電極に接続される接続電極と、
    前記基板電位設定画素領域以外の領域に前記第一の転送電極を介して前記垂直転送レジスタと隣接して2次元配列される高濃度不純物領域及び信号電荷を蓄積する不純物領域から成る光電変換領域と
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記基板電位設定画素領域が1または複数の列に形成されることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 画素単位で光電変換された電荷信号を垂直,水平転送する固体撮像素子であって、
    第一の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を垂直転送する垂直転送レジスタと、
    第二の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を水平転送する水平転送レジスタと、
    少なくとも前記垂直転送レジスタ上に形成される複数の第一の遮光膜と、
    少なくとも表層に高濃度不純物領域を備える1または複数の基板電位設定画素領域と、
    前記基板電位設定画素領域の高濃度不純物領域と接続されると共に前記第一の遮光膜に接続される接続電極と、
    前記基板電位設定画素領域以外の領域に前記第一の転送電極を介して前記垂直転送レジスタに隣接して2次元配列される高濃度不純物領域及び信号電荷を蓄積する不純物領域から成る光電変換領域と
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  4. 画素単位で光電変換された電荷信号を垂直,水平転送するシャント配線構造の固体撮像素子であって、
    第一の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を垂直転送する垂直転送レジスタと、
    第二の転送電極に入力される制御信号により前記電荷信号を水平転送する水平転送レジスタと、
    少なくとも前記垂直転送レジスタ上に形成される複数の第一の遮光膜と、
    水平方向にストライプ状に形成されると共に接地電位に固定される基板電位設定電極に接続される複数の第二の遮光膜と、
    少なくとも表層に高濃度不純物領域を備える1または複数の基板電位設定画素領域と、
    前記基板電位設定画素領域の高濃度不純物領域と接続されると共に前記第二の遮光膜に接続される接続電極と、
    前記基板電位設定画素領域以外の領域に前記第一の転送電極を介して前記垂直転送レジスタに隣接して2次元配列される高濃度不純物領域及び信号電荷を蓄積する不純物領域から成る光電変換領域と
    を有することを特徴とする固体撮像素子。
  5. 前記第二の遮光膜が前記第一の遮光膜上にも形成されて格子形状であることを特徴とする請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 前記接続電極が、前記第一の遮光膜と同一の膜であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の固体撮像素子。
  7. 前記接続電極が、前記第二の遮光膜と同一の膜であることを特徴とする請求項4または請求項5のいずれかに記載の固体撮像素子。
  8. 前記基板電位設定画素領域に形成される高濃度不純物領域の深さが前記光電変換領域に形成される高濃度不純物領域の深さより深いことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の固体撮像素子。
  9. 前記基板電位設定画素領域に隣接する領域の前記第一の転送電極は前記光電変換領域に隣接する領域の前記第一の転送電極より幅が短く、前記基板電位設定画素領域に隣接する領域の前記第二の転送電極は前記光電変換領域に隣接する領域の前記第二の転送電極より幅が短いことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の固体撮像素子。
  10. 前記基板電位設定画素領域を、少なくとも前記固体撮像素子の中央近傍に設けることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の固体撮像素子。
  11. 前記基板電位設定画素領域を、少なくとも前記固体撮像素子の中央と前記水平電荷転送レジスタとの間に設けることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の固体撮像素子。
  12. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の固体撮像素子と、前基板電位設定画素領域の画素欠落を補完する信号処理回路とを有することを特徴とする固体撮像装置。
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