JP2010232350A - 耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法は、希土類系永久磁石の表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した後、200℃〜500℃で酸化熱処理を行う工程を含んでなることを特徴とする。酸化熱処理は、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が0.1Pa〜1000Pa(但し1000Paを除く)の雰囲気下で行う方法を採用することが望ましい。
【選択図】 図3
Description
上記の点に鑑み、希土類系永久磁石に優れた耐食性を付与することを目的として、その表面にAl被膜を蒸着法などの気相めっき法によって成膜することが行われている。Al被膜は耐食性に優れていることに加え、部品組み込み時に必要とされる接着剤との接着信頼性に優れている(接着剤が本質的に有する破壊強度に達するまでに被膜と接着剤との間で剥離が生じにくい)ので、強い接着強度が要求される希土類系永久磁石に対して広く適用されおり、表面にAl被膜を有する希土類系永久磁石は、各種モータなどに組み込まれて使用されている。
また、請求項2記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法は、請求項1記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法において、酸化熱処理を、酸素および/または水蒸気を利用して形成される酸化性雰囲気下で行うことを特徴とする。
また、請求項3記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法は、請求項1または2記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法において、酸化熱処理を、大気中で行うことを特徴とする。
また、請求項4記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法は、請求項1記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法において、酸化熱処理を、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が0.1Pa〜1000Pa(但し1000Paを除く)の雰囲気下、200℃〜500℃で行うことを特徴とする。
また、請求項5記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法は、請求項4記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法において、酸素分圧と水蒸気分圧の比率(酸素分圧/水蒸気分圧)を1〜400とすることを特徴とする。
また、請求項6記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法は、請求項1乃至5のいずれかに記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法において、常温から熱処理を行う温度までの昇温を、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が1×10−3Pa〜100Paの雰囲気下で行うことを特徴とする。
また、本発明の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石は、請求項7記載の通り、請求項1記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法にて製造されてなることを特徴とする。
また、請求項8記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石は、請求項7記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石において、Mgを含むAl被膜を蒸着形成した磁石の被膜との界面に改質層が形成されてなることを特徴とする。
また、本発明の希土類系永久磁石の耐塩水性向上方法は、請求項9記載の通り、希土類系永久磁石の表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した後、200℃〜500℃で酸化熱処理を行うことを特徴とする。
磁石体試験片に対し、サンドブラスト加工を行い、前工程の表面加工で生じた試験片の表面の酸化層を除去した。この酸化層が除去された磁石体試験片を各円筒形バレル内に1.5kgずつ収容し、真空槽内を1×10−1Paになるまで真空排気した後、Arガスを真空槽内の全圧が1.0Paになるように供給した。その後、バレルの回転軸を6.0rpmで回転させながら、バイアス電圧0.5kVの条件下、15分間グロー放電を行って磁石体試験片の表面を清浄化した。
続いて、Arガス圧1.0Pa、バイアス電圧1.0kVの条件下、蒸着材料として水素含有量が5ppmのMgを5質量%含むAlワイヤー(JIS A5356に準拠するもの)をワイヤー送り速度3.9g/分で連続供給しながら、これを加熱して蒸発させ(ハース温度:1400℃)、30分間蒸着を行い、磁石体試験片の表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した。
以上のようにして得られた、Mgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片をブラスト加工装置に投入し、窒素ガスからなる加圧気体とともに、投射材として平均粒径が120μmでモース硬度が6の球状ガラスビーズ粉末を、投射圧0.15MPaにて5分間投射して、Mgを含むAl被膜に対してショットピーニングを行った。蛍光X線膜厚計(SFT−7000:セイコー電子社製)を使用して測定したショットピーニングを行ったMgを含むAl被膜の膜厚は6.8μmであった。なお、磁石体試験片とともに円筒形バレル内に収容したガラス板(35mm×10mm×1mm)の表面に蒸着形成されたAl被膜の組成を原子発光分析装置(ICPS−7500:島津製作所社製)を用いて測定したところ、Al被膜に含まれるMg量は6.2質量%であった。
次に、ショットピーニングを行ったMgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片に対し、露点0℃の大気(酸素分圧20000Pa,水蒸気分圧600Pa,酸素分圧/水蒸気分圧=33.3)の雰囲気下、340℃で2時間の熱処理を行った。なお、磁石体試験片の室温から熱処理温度までの昇温は、露点−40℃の大気(酸素分圧20000Pa,水蒸気分圧12.9Pa)の雰囲気下、約900℃/時間の昇温速度で行った(昇温時間は25分)。また、熱処理後の降温も、同様の雰囲気下で行った。
こうして得られた酸化熱処理を行ったMgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片に対し、35℃−5%NaCl−pH7.0条件(JIS Z 2371に準拠)の塩水噴霧試験(以下同じ)を行い、発錆の有無を観察した。その結果、試験開始から600時間経過後も発錆は観察されず、極めて優れた耐塩水性を発揮するとともに、実用上問題となる磁気特性の劣化も認められなかった。
酸化熱処理を行ったMgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片を樹脂埋め研磨後、イオンビーム断面加工装置(SM09010:日本電子社製)を用いて試料作製し、電界放出型走査電子顕微鏡(S−4300:日立ハイテクノロジー社製)を用いて断面観察を行った結果を図3に示す。図3から明らかなように、表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した希土類系永久磁石を酸化熱処理することで、蒸着被膜が形成された磁石の被膜との界面に酸化熱処理による改質層が形成されることがわかった。また、図3中に示した3箇所の組成をエネルギー分散型X線分析装置(EDX:NORAN社製)を用いて分析した結果を表1に示す。表1から明らかなように、蒸着被膜が形成された磁石の被膜との界面に形成された改質層は、磁石素材や被膜に比較して酸素濃度が極めて高いという特徴を有していることがわかった。酸化熱処理の作用には、磁石の被膜との界面に形成されるこの改質層の存在も関与していると思われる。磁石表面に蒸着被膜が存在するにもかかわらず、酸化熱処理を行うことによって磁石の被膜との界面が改質されるという現象は、今回、本発明者によって初めて見出されたものであり、このような現象も表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した希土類系永久磁石の耐塩水性を高める要因になっていると考えられることは驚きに値する。
実施例1と同じ方法で得たショットピーニングを行ったMgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片に対し、大気中、340℃で2時間の熱処理を行った。こうして得られた酸化熱処理を行ったMgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片に対し塩水噴霧試験を行い、発錆の有無を観察した。その結果、試験開始から600時間経過後も発錆は観察されず、極めて優れた耐塩水性を発揮するとともに、実用上問題となる磁気特性の劣化も認められなかった。
実施例1と同じ方法で得たショットピーニングを行ったMgを含むAl被膜を表面に有する磁石体試験片に対し塩水噴霧試験を行い、発錆の有無を観察した。その結果、試験開始から300時間経過後も発錆は観察されず、優れた耐塩水性を発揮したが、試験開始から600時間経過後には発錆が観察された。
2 ハース(溶融蒸発部)
3 支持テーブル
4 ハース支持台
5 被処理物保持部
6 回転軸
10 Mgを含むAl(溶融した蒸着材料)
11 Mgを含むAlワイヤー
20 繰り出しリール
21 保護チューブ
22 切り欠き窓
23 繰り出しギヤー
30 希土類系永久磁石
Claims (9)
- 希土類系永久磁石の表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した後、200℃〜500℃で酸化熱処理を行う工程を含んでなることを特徴とする耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法。
- 酸化熱処理を、酸素および/または水蒸気を利用して形成される酸化性雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法。
- 酸化熱処理を、大気中で行うことを特徴とする請求項1または2記載の方法。
- 酸化熱処理を、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が0.1Pa〜1000Pa(但し1000Paを除く)の雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法。
- 酸素分圧と水蒸気分圧の比率(酸素分圧/水蒸気分圧)を1〜400とすることを特徴とする請求項4記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法。
- 常温から熱処理を行う温度までの昇温を、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が1×10−3Pa〜100Paの雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法。
- 請求項1記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石の製造方法にて製造されてなることを特徴とする耐塩水性に優れた希土類系永久磁石。
- Mgを含むAl被膜を蒸着形成した磁石の被膜との界面に改質層が形成されてなることを特徴とする請求項7記載の耐塩水性に優れた希土類系永久磁石。
- 希土類系永久磁石の表面にMgを含むAl被膜を蒸着形成した後、200℃〜500℃で酸化熱処理を行うことを特徴とする希土類系永久磁石の耐塩水性向上方法。
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