JP2010231964A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化の要請を満たしつつ、発光モジュールの熱を効率よく放熱させて発光効率を高める。
【解決手段】
照明装置10は、導光パネル16と背面パネル12とを、その間に発光モジュール15を介在させて重ねてなる。導光パネル16は、導光部材17が整列した構成であり、複数の導光部材17が、全ての導光部材の光出射面が面一になるように配されている。背面パネル12は、熱伝導性材料からなり、導光パネル16の背面の輪郭と相補的な輪郭を持つ形状に形成されている。発光モジュール15は、導光パネル16の各入射面とこの面に対向する背面パネル12の部位との隙間に配され、この背面パネルの部位に取着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶ディスプレイや一般照明等に用いられる照明装置に関する。
液晶ディスプレイや一般照明等は益々薄型化の傾向にあり、これらに用いられる照明装置の薄型化が強く要請されている。照明装置の薄型化には、サイドライト方式の採用が有効であるが、サイドライト方式では発光面のサイズが大きくなるほど発光面内における輝度が不均一になりやすい。そこで、特許文献1,2は、サイドライト方式の照明ユニットを隙間なく複数整列させてなる照明装置を提案している。この構成により、ひとつひとつの照明ユニットでは発光面のサイズを輝度の均一性を確保しやすい大きさに抑えつつ、照明装置全体では発光面のサイズを任意に大きくすることができる。
特許第3373427号公報 特許第4029743号公報
近年、地球環境への意識の高まりから、照明分野でも既存の光源に代えてLED等を用いた発光モジュールを採用しようとしている。LEDは発光により発熱する一方で、温度が高くなるほど発光効率が低下するという特性を有する。したがって、高い発光効率を維持しながらLEDを点灯させるには、LEDから生じた熱を効率よく放熱させることが重要となる。この点、特許文献1,2では、光源としては従来から一般的に利用されてきた冷陰極ランプを採用しているので、LEDを採用した場合に特に重要となる放熱構造については何ら配慮されていない。また、放熱構造を設けるにしても、照明装置の薄型化の要請から配置スペースには制約があるので工夫が必要である。
そこで、本発明は、薄型化の要請を満たしつつ、発光モジュールの熱を効率よく放熱させて発光効率を高めることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、導光パネルと背面パネルとを、その間に発光モジュールを介在させて重ね、導光パネル前面から面発光するようにした照明装置であって、前記導光パネルは、導光材料からなる導光部材複数が一列または複数列に整列した構成であり、各導光部材は、光入射面と、前記光入射面と非平行な光出射面と、前記光入射面から入射された光を前記光出射面に向けて折り返す位置にある斜面とを含むN角柱(Nは3以上の整数)形状であり、これら複数の導光部材が、全ての導光部材の光出射面が面一になるように配され、前記背面パネルは、熱伝導性材料からなり、前記導光パネルの背面の輪郭と相補的な輪郭を持つ形状に形成されており、発光モジュールは、前記導光パネルの各光入射面とこの面に対向する背面パネルの部位との隙間に配され、当該背面パネルの部位に取着されていることを特徴とする照明装置。
上記構成によれば、発光モジュールが熱伝導性の背面パネルに取着されているので、発光モジュールから生じた熱を効率よく放熱させることができる。また、発光モジュールは導光パネルの光入射面とこの面に対向する背面パネルの部位の隙間に配されているので、省スペース化が可能となり薄型化を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<液晶ディスプレイ>
図1は、本発明の実施形態に係る液晶ディスプレイの概略構成を示す分解斜視図である。
液晶ディスプレイ1は、液晶パネル等を含む液晶画面ユニット2と、液晶画面ユニット2の背面に配された照明装置10とを備える。液晶画面ユニット2は、公知のものであって、液晶パネル(カラーフィルター基板、液晶、TFT基板等)(不図示)及び駆動モジュール等(不図示)を備え、外部からの画像信号に基づいてカラー画像を形成する。
<照明装置>
図2は、図1の液晶ディスプレイに用いられる照明装置の概略構成を示す分解斜視図である。図3,図4,図5は、背面パネル、発光モジュールおよび導光パネルの構成を説明するための斜視図であり、図6は、背面パネル、発光モジュールおよび導光パネルの構成を示す断面図である。図3,図4は、背面パネルおよび発光モジュールの構成を分かりやすく説明するために導光パネルが取り去られた状態を図示している。
図2に示すように、照明装置10は、筐体11、背面パネル12、発光モジュール15、導光パネル16、光学シート18,19,20を備える。
筐体11は、前面が開口した箱型であり、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛メッキ鋼板等の金属製である。筐体11の内部には、背面パネル12、発光モジュール15、導光パネル16、光学シート18,19,20が収容されている。
光学シート18,19,20は、具体的には、拡散シート、プリズムシート、偏光シート等であり、照明装置の用途に応じて適宜選択される。例えば、液晶ディスプレイ用途としては、光学シート18に拡散シート(恵和株式会社:BS−913)、光学シート19にプリズムシート(3M:BEF−2)、光学シート20に偏光シート(3M:DBEF−D550)を利用することができる。
本実施形態では、背面パネル12、発光モジュール15、導光パネル16の構成に特徴がある。以下、図2乃至図6を用いてこれらの構成を詳細に説明する。
照明装置10は、導光パネル16と背面パネル12とを、その間に発光モジュール15を介在させて重ね、導光パネル16前面から面発光するようにしてある(図2)。
導光パネル16は、導光材料からなる導光部材17複数が一列または複数列に整列した構成である(図2)。本実施形態では、導光部材17は8行16列に整列されている。各導光部材17は、光入射面としての端面17cと、光入射面と非平行な光出射面としての前面17aと、光入射面から入射された光を光出射面に向けて折り返す位置にある斜面としての背面17bとを含むN角柱(Nは3以上の整数)形状である。本実施形態では、さらに、隣接する導光部材の端面に突き当たる端面17dを含む四角柱の例を示している(図2,5,6)。なお、導光部材17を前面から見たときの縦横寸法に対して導光部材17の厚みが薄い場合には、前面17a、背面17b、端面17c,17dを有する板状であるとも言える。導光部材17の端面17c,17dは、前面17aに対して垂直である。この例では、導光部材17は、その端面17cから端面17dまで厚みが一様に漸減して楔形となっている。これら複数の導光部材17は、全ての導光部材17の光出射面が面一になるように配されている(図2,5,6)。
また、背面パネル12は、熱伝導性材料からなり、導光パネル16の背面の輪郭と相補的な輪郭を持つ形状に形成されている(図2,5,6)。相補的とは、導光パネル16の背面が凹入すれば、それに応じて背面パネル12の前面が突出するという意味である。ただし、突出部分は凹入部分に密嵌するものではなく、少なくとも発光モジュール15を配するための隙間は確保されている。また、これ以外に、配線スペースや通風のための隙間を確保してもよい。発光モジュール15は、導光パネル16の各光入射面とこの面に対向する背面パネル12の部位との隙間に配され、背面パネル12の部位に取着されている(図2,4〜6)。発光モジュール15の背面部材14への取着は、例えば、熱伝導性の接着剤による接着や、ネジ止め等が考えられる。
このように、発光モジュール15が熱伝導性の背面パネル12に取着されているので、発光モジュール15から生じた熱を効率よく放熱させることができる。また、発光モジュール15は導光パネル16の光入射面とこの面に対向する背面パネル12の部位の隙間に配されているので、省スペース化が可能となり薄型化を図ることができる。すなわち、薄型でありながら、放熱性が良好なため発光効率に優れた照明装置を実現することができる。
また、背面パネル12の発光モジュール15が取着されている部位は、導光パネル16の光入射面である端面17cに対向する端面14bを有し、この端面14bに発光モジュール15が面接触している(図5,6)。このように、発光モジュール15の裏面と背面部材14の端面14bとが面接触しているので、発光モジュール15で生じた熱を効率的に背面部材14に伝えることができ、放熱効率を高めることができる。
また、背面パネル12は、背面板13と背面部材14とから構成されている(図2)。背面板13は、例えば、アルミニウム、銅、鉄またはこれらの合金等の熱伝導性材料からなり、導光パネル16と同一またはそれよりも大きなサイズを有し、筐体11の枠部または背部にネジ止め等により固定されている。背面部材14は、例えば、アルミニウム、銅、鉄またはこれらの合金等の熱伝導性材料からなり、導光部材17の背面の輪郭と相補的な輪郭を持ち、背面板13の前面における各導光部材17に対応する位置にネジ止め等により固定されている。これによれば、背面板13に複数の背面部材14を取着することにより背面パネル12を形成することができ、一体成形により形成するのに比べて簡易な設備で背面パネル12を製造することができる。また、簡易な設備で製造できるため、安定した品質でありながらコストを低減することができる。
背面部材14は、前面から見ると略矩形となるM角柱(Mは3以上の整数)形状であり(本実施形態では、三角柱形状)、背面板13に取着される背面と、導光部材17の斜面に接触する斜面となる前面14aと、発光モジュール15を取着する端面14bとを有する(図3)。なお、背面部材14を前面から見たときの縦横寸法に対して背面部材14の厚みが薄い場合には、背面、前面14a、端面14bを有する板状であるとも言える。背面部材14の前面14aは、背面に対して傾斜しており、その傾斜角は導光部材17の背面の傾斜角に等しい。背面部材14の端面14bは、背面に対して垂直である。このように、背面部材14をM角柱形状とした場合には、中空形状や板材を折り曲げた形状の場合に比べて熱抵抗が小さく、放熱効率を高めることができる。
導光部材17は光出射面に垂直な方向からみて略矩形であり、背面部材14は背面板13に取着される面に垂直な方向からみて略矩形であり、導光部材17の両側面の幅と背面部材14の両側面の幅とが略同一であり、導光部材17の背面と背面部材14の前面とが、互いに向かい合うように配置されている。
導光部材17の幅が背面部材14の幅より小さければ、放熱性が低くなる。一方、導光部材17の幅が背面部材14の幅より大きければ、隣接する導光部材17間に隙間が生じてしまう。導光部材17の幅と背面部材14の幅とを略同一とすることにより、導光部材17間の隙間を生じることなく放熱性を最大限に発揮させることができる。
なお、1個の導光部材17と1個の背面部材14とを固定してひとつのユニットを構成することとすれば、ユニットの数量を異ならせるだけで複数種類の画面サイズを用意することができる。
導光部材17と背面部材14との固定は、両面が接着性の光反射シート31により実現してもよいし、導光部材17と背面部材14との少なくとも1つの側面に接着シートを貼着することにより実現してもよい。光反射シート31の片面を非接着性とすることが好ましい場合には、後者の固定の方法を採用することができる。
従来、導光部材17と背面部材14との間の接合に、いかなる手段を用いても、光吸収のため光の利用効率を高くすることができなかった。しかしながら、近年、接着シート技術の進展により、接着面に高い反射率を有する製品(例えば日東電工 No.5682-ET)が現れるようになった。発明者らは、長年、様々な材料に対して試行を繰り返した結果、前記の接着シートを導光部材17と背面部材14の互いの側面に適用したところ、光吸収の少ない接合体を得ることができることを見出した。このように、導光部材17と背面部材14との少なくとも1つの側面に接着シートを貼着する固定方法を採用すれば、上記の理由により光の利用効率を高めることができる。
また、導光部材17の背面17bは光反射面となっている。この例では、導光部材17の背面17bに光反射シート31(例えば、東レ株式会社:E6SL)が設置されている(図5)。光反射シート31は、片面または両面が接着性を有しており、導光部材17の背面17bおよび背面部材14の前面14aの一方または両方に貼着される。なお、光反射シート31は、金属光沢を有する金属箔やAgシート等であっても良い。また、加えて、導光部材17の背面17bに光散乱性領域を形成すれば、輝度の均斉度の高い光反射面とすることができる。光散乱性領域は、例えば、導光部材17の背面17bに複数の反射ドットをプリントしたり、複数のプリズムを刻設したりすることにより形成可能である。なお、背面17bに反射ドットをプリントした場合には、光反射シート31の導光部材17側の面は非接着性とするのが好ましい。これは、光反射シート31を貼着すると物理的に反射ドットの効果がなくなるためである。一方、背面17bにプリズムを刻設した場合には、光反射シート31の導光部材17側の面は接着性でも非接着性でもかまわない。また、光反射シート31が光散乱性を有していれば、反射光の指向性を弱めて発光面内での輝度の均斉度を高めることができる。
発光モジュール15は、セラミックス製または金属製の基板15aと、基板15aに実装されたLED15bと、LED15bを覆う樹脂層15cと、基板15aに配設されたパッド15dとを備えている(図3)。樹脂層15cには、LED15bの出射光により励起され、LED15bの出射光よりも波長が長い光を出射する蛍光体粒子が混入されている。この蛍光体粒子から出射された光とLED15bから出射された光とが混色されて白色光となる。LEDと蛍光体粒子との組合せは種々考えられるが、例えば、(1)青色LEDと緑色蛍光体および赤色蛍光体との組合せ、(2)青色LEDおよび赤色LEDおよび緑色蛍光体との組合せ等がある。基板15aは、平面視略矩形の樹脂層形成部分と、この長手方向の両端部から短手方向に張り出したパッド形成部分とからなる。樹脂層15cは基板15aの樹脂層形成部分に形成され、パッド15dは、基板15aのパッド形成部分に形成されている(図3)。
背面板13の素材をアルミニウムまたはアルミニウム合金とした場合には、背面板13の前面13bにはアルマイト処理を施さず、背面13cにはアルマイト処理を施すこととしてもよい。背面13cにアルマイト処理を施すことにより背面板13の放熱特性を向上させることができる。一方、前面13bにアルマイト処理を施さないことにより背面板13と背面部材14との熱接触を良好にすることができる。
背面板13には、導光部材17の光入射面となる端面17cとこれに対向する背面部材14の端面14bとの隙間に相当する位置に貫通孔13aが設けられている。発光モジュール15は、基板15aのパッド形成部分が背面板13の貫通孔13aに挿入された状態で配設されている。パッド形成部分に形成されたパッド15dには、LED15bに給電するための配線32が半田付けされており、配線32は貫通孔13aを通じて背面板13の裏側に引き出されている(図6)。このように、導光パネルと背面パネルとの隙間には発光モジュール15の発光領域だけを配し、発光モジュール15の非発光領域であるパッド形成部分は隙間からはみ出させることにより照明装置10の薄型化を一層図ることができる。また、貫通孔13aは通風孔としても機能するので、発光モジュール15の放熱に補助的に寄与することができる。さらに、配線32を背面板13の裏側に引き出すことで、照明装置内部での配線の引き回しをなくすことにより、組立工程を簡易とし、かつ、照明装置の信頼性を高めることができる。
なお、各発光モジュール15を個別に調光点灯することとすれば、液晶ディスプレイに表示される画像に応じてエリア毎に調光させるローカルディミング制御を実現することができる。ローカルディミング制御を行う場合には、導光パネル16における導光部材17の縦横の配列数を2のべき乗にするのが好ましい。このように、ローカルディミング制御をした場合には、実使用時の消費電力を低減することができる。
図6に示すように、背面板13の前面13bには背面部材14(1),14(2)が取着され、背面部材14(1),14(2)にはそれぞれ導光部材17(1),17(2)が取着されている。背面部材14(1),14(2)の前面14aの傾斜角と、導光部材17(1),17(2)の背面17bの傾斜角とが等しい。導光部材17(1),17(2)の背面17bは背面部材14(1),14(2)の前面14aに面接触しているので、導光部材17(1),17(2)の前面17aと背面板13の前面13bとが略平行になる。
背面部材14(1)の端面14bは、導光部材17(2)の端面17cに隙間を空けて対向している。発光モジュール15(2)は、背面部材14(1)の端面14bと導光部材17(2)の端面17cとの隙間に配され、その端面14bに取着されている。
この構成により、発光モジュール15(2)から出射された光は、導光部材17(2)の光入射面である端面17cから入射し、背面17bで反射され、光出射面である前面17aから出射される。
一方、発光モジュール15(2)の発光により生じた熱は、背面部材14(1)を介して背面板13に伝達され、最終的には筐体11から放出される。このように、発光モジュール15が背面部材14に取着されているので、発光モジュール15から生じた熱を効率よく放熱させることができる。
また、導光部材17の取着と発光モジュール15の取着とを共通の背面部材14を用いて行うので、省スペース化が可能となり、照明装置10の薄型化を図ることができる。具体的には、背面板13の厚みを1[mm]程度、導光パネル16の厚みを3〜4[mm]、光学シート18,19,20の厚みを3枚で1[mm]程度とすることができ、背面板13の背面から光学シート20の前面までの厚みを10[mm]以下に抑えることができる。
以上、本発明に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限られない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
(1)実施形態では、背面部材14の形状は前面から見たとき略矩形の三角柱形状、すなわち楔形形状であるが、導光部材17の背面に沿う斜面をもち、かつ、隣接する導光部材17の端面に対向するように発光モジュール15を取着することができるM角柱(Mは3以上の整数)形状であれば、これに限らない。例えば、図7(a)に示すように楔形形状の先端部をカットした四角柱形状としてもよいし、図7(b)に示すように中空としてもよいし、図7(c)に示すように金属板を折り曲げ加工して形成されたものでもよい。図7(a),(b),(c)の例では、空間33が形成されるので、この空間33を配線スペースとして利用することができる。一方、角柱形状とした場合には、中空形状や板材を折り曲げた形状の場合に比べて熱抵抗が小さく、放熱効率を高めることができる。
また、図7(d)に示すように背面パネル12の背面板と背面部材とを一体的に形成してもよい。一体的に形成した場合、別個に形成する場合よりも熱抵抗を抑えて放熱性を高める効果や、生産効率を高める効果が期待できる。また、図7(c)の例では、背面部材が導光部材毎に設けられているが、これに限らず、一枚の金属板を折り曲げ加工して一列分または全列分の背面部材を形成することとしてもよい。
(2)実施形態では、導光部材17の形状は前面から見たとき略矩形の四角柱形状、すなわち略楔形形状であるが、導光部材17を隙間なく整列したときに発光モジュール15を配置できるスペースさえ確保できれば、これに限らない。例えば、図8(a)に示すように、一端面から他端面までの一部領域17eで厚みが変化せず、残りの領域(17f)で厚みが漸減する楔形形状としてもよい。この場合、導光部材17の背面は領域17eにおいて背面板13に接触してもよいし、図8(b)に示すように背面全面が背面部材14に接触してもよい。また、実施形態では四角柱形状であるが、光入射面、光出射面および斜面さえあれば、これに限らず、三角柱形状としてもよいし、五角以上の多角柱形状としてもよい。
(3)図9に示すように導光部材17の前面を透光性の平板34で押え付ける構成としてもよい。これにより、導光部材17の整列後における位置ずれを防止することができる。なお、平板34に光拡散性を持たせれば光出射面内での輝度の均斉度を高めることができるし、平板34に高い透光性を持たせれば光損失を軽減することができる。
(4)図10に示すように背面部材、発光モジュールおよび導光部材をユニット化してもよい。この例では、導光部材27は光出射面に垂直な方向からみて略矩形であり、背面部材24は背面板に取着される面に垂直な方向からみて略矩形であり、導光部材27の両側面の幅と背面部材24の両側面の幅とが略同一であり、導光部材27の背面と背面部材24の前面とが、互いに向かい合うように配置され、ひとつの導光部材27と背面部材24とが固定されてひとつのユニット35を構成している。また、この例では、背面部材24と導光部材27とは、背面部材24の前面と導光部材27の背面とを接触させた状態で両側面から接着シート36を貼着することにより固定されている。照明装置を組み立てる際には、背面板13上にユニット35を隙間なく敷き詰めればよい。そのため、背面板上に敷き詰めるユニットの数量を異ならせるだけで複数種類の画面サイズを用意することができる。
導光部材27の幅が背面部材24の幅より小さければ、放熱性が低くなる。一方、導光部材27の幅が背面部材24の幅より大きければ、ユニットを敷き詰めたときに隣接する導光部材27間に隙間が生じてしまう。図10の例のように、導光部材27の幅と背面部材24の幅とを略同一とすることにより、導光部材27間の隙間を生じることなく放熱性を最大限に発揮させることができる。
なお、図10の例では、両側面に接着シート36を貼着することにより導光部材27と背面部材24とを固定している。これにより導光部材27の背面27bに接着剤を塗布しなくても背面部材24と導光部材27とを固定することができる。これは、導光部材27の背面27bに反射ドットを形成する場合に特に有用である。もちろん、両面が接着性の光反射シート(例えば、信越化学工業株式会社:TC−20SAS)を導光部材27の背面27bに貼着することにより、導光部材27と背面部材24とを固定してもよい。
(5)各導光部材17は、それぞれ別体としてもよいし、数個で一体としてもよいし、全部で一体としてもよい。同様に、各背面部材14は、それぞれ別体としてもよいし、数個で一体としてもよいし、全部で一体としてもよい。
(6)実施形態では、背面パネル12はアルミニウム、銅、鉄またはこれらの合金等の熱伝導性材料からなるとしているが、熱伝導率が1[W/m・K]以上であれば、これらに限らない。例えば、セラミックス等でも構わない。
(7)実施形態では、背面部材14は導光部材17毎に設けられているが、導光部材17の背面17bに相補的な斜面をもち、かつ、発光モジュール15を取着することができれば、これに限らない。例えば、背面部材14に代えて、背面板13から複数の柱状部材を突設し、各柱状部材の上面が導光部材17の背面17bに接触するように各柱状部材の高さが調整されているような例でも構わない。この場合には、発光モジュール15は、単一の部材に面接触するのではなく、複数の部材に複数箇所で接触して取着されることになる。
(8)実施形態では、図2に示すように16列全てにおいて導光部材17の端面17cの向きを同じに揃えているが、隣接する列毎に向きを互い違いに変えてもよい。ここで、「端面の向き」とは、端面に垂直な方向において導光部材の外部から内部に向かう向きをいうものとする。
(9)実施形態では、照明装置は液晶ディスプレイ用途としているが、面光源用途であれば、これに限らない。例えば、一般照明にも利用可能である。一般照明の場合には、光学シート18に拡散シート(恵和株式会社:BS−913)、光学シート19,20にプリズムシート(3M:BEF−2)を利用することができる。
(10)図1乃至図6に示した実施形態、および、図7,図8に示した変形例の何れにおいても、背面パネルが導光パネルの背面の輪郭に相補的な輪郭を持っている。
本発明は、液晶ディスプレイや一般照明等に利用可能である。
本発明の実施形態に係る液晶ディスプレイの概略構成を示す分解斜視図 図1の液晶ディスプレイに用いられる照明装置の概略構成を示す分解斜視図 背面パネル、発光モジュールおよび導光パネルの構成を説明するための斜視図 背面パネル、発光モジュールおよび導光パネルの構成を説明するための斜視図 背面パネル、発光モジュールおよび導光パネルの構成を説明するための斜視図 背面パネル、発光モジュールおよび導光パネルの構成を示す断面図 背面部材の形状に関する変形例を示す図 導光部材の形状に関する変形例を示す図 導光パネルの前面に平板を取り付けた変形例を示す図 背面部材、発光モジュールおよび導光部材から構成されるユニットを示す斜視図
1 液晶ディスプレイ
2 液晶画面ユニット
10 照明装置
11 筐体
12 背面パネル
13 背面板
13a 貫通孔
14 背面部材
15 発光モジュール
15a 基板
15b LED
15c 樹脂層
15d パッド
16 導光パネル
17 導光部材
18,19,20 光学シート
24 背面部材
25 発光モジュール
27 導光部材
31 光反射シート
32 配線
33 空間
34 平板
35 ユニット
36 接着シート

Claims (9)

  1. 導光パネルと背面パネルとを、その間に発光モジュールを介在させて重ね、導光パネル前面から面発光するようにした照明装置であって、
    前記導光パネルは、導光材料からなる導光部材複数が一列または複数列に整列した構成であり、
    各導光部材は、光入射面と、前記光入射面と非平行な光出射面と、前記光入射面から入射された光を前記光出射面に向けて折り返す位置にある斜面とを含むN角柱(Nは3以上の整数)形状であり、
    これら複数の導光部材が、全ての導光部材の光出射面が面一になるように配され、
    前記背面パネルは、熱伝導性材料からなり、前記導光パネルの背面の輪郭と相補的な輪郭を持つ形状に形成されており、
    発光モジュールは、前記導光パネルの各光入射面とこの面に対向する背面パネルの部位との隙間に配され、当該背面パネルの部位に取着されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記背面パネルの発光モジュールが取着されている部位は、前記導光パネルの光入射面に対向する面を有し、この面に発光モジュールが面接触していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記背面パネルは、前記導光パネルと同一またはそれよりも大きなサイズの背面板と、前記背面板における各導光部材に対応する位置にそれぞれ取着された、前記導光部材の背面の輪郭と相補的な輪郭を持つ背面部材とを備えることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 各導光部材は光出射面に垂直な方向からみて略矩形であり、各背面部材は前記背面板に取着される面に垂直な方向からみて略矩形であり、各導光部材の両側面の幅と各背面部材の両側面の幅とが略同一であり、各導光部材の背面とそれぞれ対応する背面部材の前面とが、互いに向かい合うように配置され、ひとつの導光部材とそれに対応する背面部材とが固定されてひとつのユニットを構成していることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 各導光部材とそれぞれ対応する背面部材との少なくとも1つの側面に接着シートが貼着されることにより各導光部材とそれぞれ対応する背面部材とが固定されていることを特徴とする請求項3または4に記載の照明装置。
  6. 各導光部材の背面に光散乱性領域が形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の照明装置。
  7. 前記背面板は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、前記背面板の前記背面部材が取着されている主面はアルマイト処理が施されておらず、前記背面板の前記背面部材が取着されていない主面はアルマイト処理が施されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  8. 前記背面板は、各導光部材の光入射面とこれに対向する各背面部材の面との隙間に相当する位置に貫通孔を有し、各発光モジュールに給電する配線が各貫通孔を通じて前記背面板の裏側に引き出されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  9. 各背面部材は、発光モジュールが取着される面と、前記背面板に取着される背面と、前記導光部材の斜面に接触する斜面を含むM角柱(Mは3以上の整数)形状であることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
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