JP2013219184A - 照明パネル及びこれを備えた照明装置 - Google Patents

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【課題】温度変化が激しい環境下に置かれた場合にも、反りを抑制することができる照明パネルを提供すること。
【解決手段】有機EL素子1と、有機EL素子1を挟む一対の樹脂板2,3と、一方の樹脂板2の側面2aから他方の樹脂板の側面3aまで、一対の樹脂板2、3の隙間を跨いで張り渡された粘着テープ4と、を備え、粘着テープ4は、基材フィルム5と、基材フィルム5の片面に設けられて側面とそれぞれ付着した粘着剤層6と、を有する照明パネルを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明パネル及びこれを備えた照明装置に関する。
面光源である有機EL(Electro Luminescence)素子を利用した照明パネルが種々開発されている。有機EL素子を利用した照明パネルは、面光源を利用しているため、一般照明以外にも、間接照明、展示品をより良く見せるためのディスプレイ照明、及び夜間の屋内外の景観を演出する景観照明への用途が期待されている。ディスプレイ照明として有機EL素子を利用した例としては、特許文献1に開示されているように、フレーム内に支持される、写真、絵画などを目立たせるために、フレームの正面側に有機EL素子を備えたパネルがある。
実用新案登録第314305号公報
発明者らは、有機EL素子を利用した照明パネルとして、発光層を含む有機EL素子を樹脂材料等からなる一対の樹脂板で挟み、樹脂板同士を接着剤で固定した照明パネルを考えた。このような照明パネルは構成が簡単であるものの、有機EL素子を駆動したときに、照明パネルに反りが生じるという現象がみられた。この問題は、線膨張係数の大きい樹脂板同士が接着剤で固定されていると、有機EL素子の発熱などの温度変化が激しい環境下に置かれて樹脂板が互いに不均一に熱伸縮した際に、樹脂板の寸法変動を逃がすことができないために発生するものと考えられる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、温度変化が激しい環境下に置かれた場合にも、反りを抑制することができる照明パネルを提供することを目的とする。
本発明の照明パネルは、有機EL素子と、有機EL素子を挟む一対の樹脂板と、一方の樹脂板の側面から他方の樹脂板の側面まで、一対の樹脂板の隙間を跨いで張り渡された粘着テープと、を備え、粘着テープは、基材フィルムと、基材フィルムの片面に設けられて側面とそれぞれ付着した粘着剤層と、を有する。
このような構成によれば、一対の樹脂板同士が粘着テープにより樹脂板間の隙間が広がらないように固定される。また、一方の樹脂板が他方の樹脂板よりも熱膨張して樹脂板の寸法が互いに異なった場合でも、粘着テープの基材フィルム及び粘着剤の柔軟性により寸法のずれを吸収できる。従って、樹脂板の反りが抑制される。
上記照明パネルにおいて、有機EL素子を少なくとも一方の樹脂板に固定する粘着部材をさらに備え、粘着部材の引きはがし粘着力が、粘着部材の引張り強度よりも小さいことが好適である。有機EL素子を少なくとも一方の樹脂板に固定する粘着部材を備えると、樹脂板と有機EL素子をしっかりと固定することができ、照明パネルの製造が容易となる。また、粘着部材の引きはがし粘着力が、粘着部材の引張り強度よりも小さいと、照明パネルの廃棄や部材のリサイクル時に有機EL素子と樹脂板とを容易に分離することができる。よって、有機EL素子と樹脂板とを分別して廃棄しやすく、リサイクルに資する。
上記照明パネルにおいて、有機EL素子に取り出し電極が設けられ、樹脂板の積層方向から見たときに取り出し電極及び接着部材が隠れるように、一対の樹脂板にそれぞれ目隠し用テープが貼り付けられており、積層方向から見たときに一対の樹脂板に貼り付けられたそれぞれの目隠し用テープが少なくとも一部重なっていることが好適である。積層方向から見たときに取り出し電極及び接着部材が隠れるように、一対の樹脂板のそれぞれに、目隠し用テープが貼り付けることで、照明パネルの取り出し電極や接着部材等のデザイン性を損ねる領域を目隠し用テープによって隠すことができる。また、積層方向から見たときに一対の樹脂板に貼り付けられたそれぞれの目隠し用テープが重なっていることで、樹脂板に張り付けられた目隠し用テープの裏面を隠すことができる。よって、有機EL照明の特長である薄さを保ったままデザイン性に優れた照明パネルを提供することができる。
本願発明に係る照明装置は、上述した照明パネルを用いた照明装置であって、格子状の木枠を備え、木枠は、裏枠と、裏枠に嵌合可能な表枠と、を有し、裏枠と表枠との間に挟むことで木枠に照明パネルが固定されており、裏枠と表枠とを嵌合させたときに、木枠が電源配線及びコネクタを収容する空間を有する中空構造となることが好適である。このような構成によれば、表枠を取り外すだけで、照明パネルの脱着や照明パネルの配線の取り付けを容易に行うことができる。
本発明によれば、樹脂板の反りを抑制することができる薄型の照明パネルを提供することができる。
本実施形態における照明パネルを発光面側から見た際の斜視図である。 本実施形態における照明パネルを発光面の裏面側から見た際の斜視図である。 図1に示すIII−III線に沿った断面構成を説明するための図である。 本実施形態における照明装置の全体を示した斜視図である。 本実施形態における照明装置の木枠を説明するための斜視図である。 木枠に照明パネルを固定させる方法を説明するための斜視図である。(a)は、木枠に照明パネルを固定する前の状態を示しており、(b)は木枠に照明パネルを固定した後の状態を示している。 他の実施形態に係る照明パネルの断面構成を説明するための図である。 図7に示す照明パネルの発光面の裏面側から見た斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る照明パネル1を発光面側から見た斜視図である。図2は、本実施形態に係る照明パネル1を発光面の裏面側から見た斜視図である。図3は、図1に示すIII−III線に沿った断面構成を説明するための図である。
図1〜図3に示すように、照明パネル10は、有機EL素子1と、有機EL素子1を挟む一対の樹脂板2,3と、一対の樹脂板2,3の側面2a,3a同士を固定する粘着テープ4を備えている。一対の樹脂板2,3は、それぞれ開口2b,3bを有しており、開口2b,3bには有機EL素子1が露出している。
(有機EL素子)
図3に示すように、有機EL素子1は、透明基板11と、素子部12と、素子部12を封止するための封止板13と、を有する。
透明基板11は、ガラスなどの透明材料から成り、図3の上面側の面を光出射面11aと呼び、その反対側の面を裏面11bと呼ぶ。透明基板11の厚みは特に限定されないが、例えば、0.001〜5.000mmとすることができ、好ましくは、0.020〜1.000mmであり、より好ましくは、0.050〜0.7000mmである。
素子部12は、透明基板11の裏面11b上に設けられる。素子部12は、図示は省略するが、陰極、発光材料を含む有機層、陽極等をこの順に含む。素子部12の構成は特に限定されず、陽極と陰極との間に電圧を印可して電流を流すことにより有機層で正孔と電子とが再結合し、その再結合によるエネルギーによって有機層が発光するものであれば、低分子型、高分子型など、種々の公知の形態のものを使用できる。本実施形態では、素子部12の発光により生じた光は、透明基板11を透過して外部に出射される。
封止板13は、素子部12と所定距離離間して対向する底板13bと、底板13bの周縁部から透明基板11に向かって延びる端部13aを有する。封止板13の内部の空間14には、素子部12が収容される。素子部12を大気中の酸素や水分から保護するために、封止板13の端部13aが接着剤13cにより透明基板11に接着され、素子部12が封止されている。素子部12と封止板13との間には、隙間が設けられており、封止板13内を乾燥状態に保つために必要に応じて図示しない乾燥剤を設けることができる。封止板13は例えば、ガラス等からなる。封止板13の底板13bの内面は、アルミなどの金属層を成膜しミラー加工されていることが好ましい。素子部12と封止板13との間隔、すなわち底板13の内面から素子部12までの間隔も特に限定されないが、0.0〜2.0mmとすることができ、好ましくは、0.0〜1.0mmであり、より好ましくは、0.0〜0.5mmである。
透明基板11の裏面11bにはさらに、封止板13よりも外側に取り出し電極15が形成されている。図示は省略するが、素子部12に電圧を供給するために、取り出し電極15と、素子部12との間には配線が設けられている。さらに、取り出し電極15には、取り出し電極15と図示しない外部電源とを接続するためのフィルム状の電源配線であるフレキシブル配線基板16が、例えば、異方性導電接着フィルム(ACF)等(図示は省略)を介した熱圧着等により接続されている。また、フレキシブル配線基板16の先端16aは、フレキシブル配線基板用専用コネクタを接続するための形状に加工されている。フレキシブル配線基板16の厚みは、照明パネル10の薄型化の観点から、300μm未満であることが好ましい。また、フレキシブル配線基板16の両面は、低反射(マット調)の金属光沢を有するシートでラミネートされていることがデザイン上好ましい。これにより、フレキシブル配線基板16の外観が、透明基板11の光出射面11aから視認される素子部12の陰極と同様の反射色となる。
(樹脂板)
一対の樹脂板2,3は、厚み方向から見た外形形状が同一である。本実施形態では、その形状は、正方形であるが、矩形などの他の四角形、多角形、円形などが可能である。樹脂板2、3は、有機EL素子1の透明基板11及び封止板13を外部に露出させるための開口2b,3bをそれぞれ有している。開口2b,3bの大きさは、図3に示すように、素子部12よりも小さいことが好ましい。これにより、開口2b、3bから素子部12及び封止板13の底板13bのみを外部から見えるようにすることができる。
また、樹脂板2、3のそれぞれの内側面、すなわち、互いに向かい合わせになる面には、開口2b,3bに沿って階段状の段差2d、3dが形成されている。図3に示されるように、段差2dの深さ2Dは、透明基板11の厚みよりも深いことが好ましく、段差3dの深さ3Dは、封止板13の厚みよりも深いことが好ましい。これにより、段差2d、3dにより形成される空間に有機EL素子1の周辺部、すなわち、透明基板11、封止板13、及び接着剤13cを容易に収納することができる。
樹脂板2,3の材質は特に限定されないが、例えば、アクリル板が挙げられる。樹脂板2、3は透明であることが好ましい。樹脂板2,3の厚みも特に限定されないが、例えば有機EL照明の特長である薄さを強調できるよう0.5〜5.0mm程度とすることができる。樹脂板2、3の厚みは互いに同一でも異なっても良い。
樹脂板2、3間からは、一対のフレキシブル配線基板16が外部に突出している。本実施形態では、フレキシブル配線基板16がそれぞれ逆方向に突出している。
(粘着テープ)
粘着テープ4は、一方の樹脂板2の側面から他方の樹脂板3の側面まで、一対の樹脂板2、3の隙間を跨いで張り渡されている。粘着テープ4は、基材フィルム5と、基材フィルム5上に設けられて樹脂板2の側面及び樹脂板3の側面にそれぞれ付着する粘着剤層6と、を有する。
基材フィルム5としては、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、アクリル系もしくはセルロース系誘導体(例えばコットン織物、レーヨン、アセテート、ブチレート)等を用いることができるが、特にこれに限定されるものではない。基材フィルム5の厚みは例えば、5〜375μmとすることができる。
粘着剤層6の粘着剤としては、特殊なアクリル系粘着剤(例えば一価アルコールのアクリル酸エステル(例えば、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、イソデシルアクリレート、デシルアクリレート、ラウリルアクリレート、ヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート、オクタデシルアクリレート及びこれらの組合せから成る群)、非極性エチレン性不飽和モノマー(例えば、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、N−オクチルアクリルアミド、t−ブチルアクリレート、及びこれらの組合せから成る群)、極性エチレン性不飽和モノマー(例えば、アクリル酸、イタコン酸、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロニトリル、テトラヒドロフルフリルアクリレート、グリシジルアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、ベンジルアクリレート及びこれらの組合せから成る群)の混合物)を用いることができるが、特にこれに限定されず、2枚の樹脂板をしっかりと固定できるものであればよい。
粘着テープ4の引きはがし粘着力は、特に限定されないが、180°引きはがし法で3.0〜18.0N/20mmであることが好ましい。引きはがし粘着力が18.0N/20mmより大きいと、リサイクル時に粘着剤が剥がしにくい傾向があり、引きはがし粘着力が3.0N/20mmより小さいと、樹脂板2,3の側面同士をしっかりと固定できない傾向がある。ここでいう引きはがし粘着力は、JISZ 0237:2009に基づいて測定され、粘着テープ4を試験板に貼り付け、圧着した後、90°もしくは180°引き剥がすのに必要な力を表しており、数値が大きいほど引きはがし粘着力が強いことを示している。
本実施形態では、粘着テープ4は、樹脂板2、3の側面のみに付着しており、樹脂板2の上面、樹脂板3の下面、樹脂板2、3間の隙間には接着していない。
粘着テープ4の数は特に限定されないが、側面において複数箇所に設けられることが好ましい。特に、樹脂板2、3が多角形の形状を有する場合には、各辺に対応する側面に少なくとも一つずつ配置されることが好ましい。
粘着テープ4の、樹脂板2、3間の隙間に沿う方向(樹脂板の厚みと直交する方向)の長さは特に限定されない。本実施形態では、側面の一部のみが粘着テープ4で固定されているが、全部が固定されていても実施は可能である。フレキシブル配線基板16が形成されている部分を除いて粘着テープ4を貼り付けることが好ましい。
(粘着部材)
また、図2及び図3に示すように、樹脂板3の段差3dには、樹脂板3と、有機EL素子1の封止板13とを固定する粘着部材7が配置されている。また、図1及び図3に示すように、樹脂板3の段差2dにも、樹脂板2と、有機EL素子1の透明基板11とを固定する粘着部材7が配置されている。粘着部材7としては、上述した粘着剤層6で例示した粘着剤を有する部材を用いることができる。また、粘着部材7としては、例えば、粘着剤層のみからなる部材のほか、基材フィルムの両面に粘着剤層が設けられた部材などを用いることができる。なお、基材フィルムには、その厚みが10〜120μmであり、マニラ麻、パルプ、レーヨン、アセテート繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維などの化学繊維、及びこれらの混合物からなる部材が用いられる。また、粘着部材7として、より好ましいのは、部材のリサイクルや解体が容易になるように再剥離可能な両面接着テープである。樹脂板2、3から有機EL素子1を分離する際に、粘着部材7や基材フィルムが切れないよう、以下の関係が保たれた粘着部材7を用いることが好ましい。
(粘着部材7の引きはがし粘着力)<(粘着部材7の引張り強度)
なお、粘着部材7が基材フィルムと、この基材フィルムの両面に設けられた粘着剤層とからなる場合には、以下の関係を満たすことが好ましい。
(粘着剤層の引きはがし粘着力)<(基材フィルムの引張り強度)
粘着部材7の引きはがし粘着力は、180°引きはがし法で20N/20mm以下が好ましく、18.0N/20mm以下がさらに好ましい。また、粘着部材7または基材フィルムの引張り強度は、20N/10mm以上が好ましい。粘着部材7の設置場所は特に限定されないが、樹脂板2、樹脂板3のそれぞれにおいて、開口2b、3bを取り囲むように複数の粘着部材7が設けられることが好ましい。また、粘着部材7の設置場所は、発光面側や裏面側に関わらず、必要最小限の引きはがし粘着力とするため、有機EL素子1の2辺のみか4端部のみで固定することが好ましい。なお、一対の樹脂板2,3のうちの一方と有機EL素子1とを固定する粘着部材7のみを有してもよい。また、粘着部材7は必ずしも必須ではない。
(目隠しテープ)
一対の樹脂板2,3には、開口2b,3bを囲むように目隠し用テープ2e,3eがそれぞれ貼り付けられている。また、目隠し用テープ2e,3eは、樹脂板2、3の積層方向から見た場合に有機EL素子1の取り出し電極15や粘着部材7等が外部から見えなくなるように、貼り付けられている。また、本実施形態では、一対の樹脂板2,3に張り付けられた目隠し用テープ2e,3eが積層方向から見て重なっている。すなわち、目隠し用テープ2eと目隠し用テープ3eの大きさ及び形状が等しく、積層方向から見て目隠し用テープ2e及び目隠し用テープ3eをそれぞれ樹脂板2,3に貼り付ける位置が等しい。目隠し用テープ2e,3eは、金属色の光沢テープを用いることが好ましく、透明基板11の裏面側の表面に形成された陰極と同様の反射色のテープを用いることが好ましい。また、目隠し用テープは、光を透過させない材料から成るものであれば特に限定されないが、例えば金属色の目隠し層として、金属箔、もしくは金属層が成膜された基材フィルムと、粘着剤層を有する物が挙げられる。
次に、本実施形態の照明パネル10の製造方法の一例について簡単に説明する。ここでは、有機EL素子1を接着剤13cで封止した後から、照明パネル10を製造するまでの手順を説明する。
まず、フレキシブル配線基板16を有機EL素子1の取り出し電極15に異方性導電接着剤又は異方性導電接着フィルム(ACF)を用いて熱圧着する。熱圧着する際には、フレキシブル配線基板16の圧着位置を固定する位置決め治具を用いることが好ましい。また、必要に応じて熱圧着後に2次硬化のためのベーク工程を入れても構わない。
熱圧着の条件は、接着剤の仕様にもよるが、50℃以上350℃未満で2秒から60秒間、圧着部に所定の推力を加え続けて接着することが好ましい。圧着時の推力は、圧着面の面積により適宜変更が可能であるが、110〜440Nが好ましい。
次に、有機EL素子1と発光面側の樹脂板2を粘着部材7で固定する。なお、樹脂板2,3には、予め、積層方向から見て、取り出し電極15や粘着部材7が隠れる大きさ及び位置に目隠し用テープ2e,3eが張り付けられている。有機EL素子1と樹脂板2とを固定する際、貼り合わせ位置が狂わないように位置決め治具を用いて固定することが好ましい。樹脂板2と有機EL素子1との固定が終わったら、位置決め治具を外して裏面側の樹脂板3と有機EL素子1を粘着部材7で固定する。このとき、粘着部材7が目隠し用テープ2e,3eより外側にはみ出さないようにする。
最後に、粘着テープ4を用いての一対の樹脂板2,3の側面2a,3a同士を固定する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。本実施形態に係る照明パネル10においては、粘着テープ4が樹脂板2の側面2aから樹脂板3の側面3aまで一対の樹脂板2、3の隙間を跨いで張り渡され、粘着テープ4は、基材フィルム5と、基材フィルム5の片面に設けられて側面2a,3aとそれぞれ付着した粘着剤層6とを有する。したがって、一対の樹脂板2、3同士が樹脂板2、3間の隙間が広がらないように固定される。また、一方の樹脂板が他方の樹脂板よりも熱膨張して樹脂板2、3の外形寸法が互いに異なった場合でも、粘着テープ4の基材フィルム5及び粘着剤層6の柔軟性により寸法のずれを吸収できる。従って、樹脂板2、3の反りが抑制される。よって、例えば、樹脂板2、3同士を接着剤で直接貼り合せた場合と比べて、熱伸縮の際の寸法変動を逃がすことができ、照明パネルの反りを抑制することができる。
照明パネル10において、有機EL素子1は、樹脂板2,3のそれぞれに粘着部材7で固定されている。よって、製造時に樹脂板2、3同士を粘着テープで固定しやすい上に、照明パネル10の廃棄時に、有機EL素子1から樹脂板2を容易に分離できる。よって、有機EL素子と樹脂板とを分別して廃棄したり部材をリサイクルすることができる。
また、積層方向から見たときに取り出し電極15及び粘着部材7が隠れるように、一対の樹脂板2,3のそれぞれに、目隠し用テープ2e,3eが貼り付けられている。このため、照明パネル10の取り出し電極15や粘着部材7等のデザイン性を損ねる領域を隠すことができる。また、樹脂板2、3を積層方向から見たときに、一対の樹脂板2,3に貼り付けられたそれぞれの目隠し用テープ2e,3eが完全に重なっている。このため、一対の樹脂板2,3に張り付けられた目隠し用テープ2e,3eの裏面を隠すことができる。また、発光面側の樹脂板2と裏面側の樹脂板3とで、同じ大きさ及び位置に目隠し用テープ2e,3eがそれぞれ貼り付けられている。このため、照明パネル10のデザインが、照明パネル10の非点灯時に表裏で類似のデザインとなる。よって、デザイン性に優れた照明パネルを提供することができる。
(照明装置100)
続いて、図4〜6を用いて照明パネル10を備えた照明装置100について説明する。図4に示すように、照明装置100は、マトリクス状に並べられた複数の空間29を形成する木枠20と、木枠20の各空間29に固定された複数の照明パネル10と、を備える。木枠20は、釘やビスなどを一切用いず、凹凸加工で差し込み部を設けることにより格子状に枠組みされた木製のものであり、例えば、図4に示すように、縦3列、横4段の合計12の空間29を形成する。各空間29には、照明パネル10が1枚ずつそれぞれ固定される。照明装置100は、図4に示すように、全ての空間29に照明パネル10を組み込んでも構わないし、一部の空間29のみに照明パネル10を組み込んでも構わない。照明パネル10を組み込まない空間29は、そのまま何も組込まずに開口としてもよいし、反射像が映るように透過率10%のアクリルハーフミラーを組み込んでもよい。
図4に示すように、木枠20は、上下方向に延びる複数の縦裏枠24(裏枠)と、左右方向に延びる横枠25と、縦裏枠24に嵌合可能であり、上下方向に延びる縦表枠22(表枠)を有する。
図5及び図6に示すように、縦裏枠24は、互いに対向して板状に突出する一対の板部24aを表側に有し、上下方向に延びる溝を形成する。板部24aの上下方向の中央部にはそれぞれ切り欠き24bが形成されている。板部24aの外面には、先端側から順に、一段目の段差24c、および2段目の段差24dが形成されている。
図6に示すように、縦表枠22は、互いに対向して板状に突出する一対の板部22aを有し、縦裏枠24の溝と対向する部分に上下方向に延びる溝を形成する。縦表枠22の板部22aは、上下方向の中央部に切り欠き22bを有する。縦表枠22は、一対の横枠25で挟まれる部分毎に、縦裏枠24に対してカバーとしてそれぞれはめ込まれる。具体的には、縦表枠22の板部22aが、縦裏枠24の板部24aの外側の一段目の段差24cと嵌合する。これにより、縦裏枠24と縦表枠22との間に、上下方向に延びる空間Vが形成される。この空間Vは、横枠25を貫通しており、図示は省略するが、照明パネル10に電圧を供給する電線、及び、及び、この電線と、フレキシブル配線基板16とを接続するコネクタが空間Vに収容される。また、図6に示すように、縦表枠22の板部22aが、縦裏枠24の板部24aの一段目の段差24cと嵌合した状態で、照明パネル10のフレキシブル配線基板16が切り欠き22b及び24b間の隙間から空間V内に進入する。さらに、縦表枠22の板部22aと、縦裏枠24の板部24aの二段面の段差24dとの間に照明パネル10の一対の樹脂板2、3の端部が挟まれる。
図5に戻って、横枠25は、縦裏枠24同士を連結して、縦裏枠24と横枠25との間に空間29を形成する。図5に示されるように、横枠25の上面と、下面にはそれぞれ溝25aが形成されており、この溝25a内に、照明パネルの樹脂板2、3の端部が収容される。溝25aの深さは、照明パネル10を固定した状態で、樹脂板2、3の両側がそれぞれ溝25a内に収容される深さとされている。上側の溝25aの深さは下側の溝25aの深さよりも深く、照明パネル10を上にずらすことにより、照明パネルの取り外しが可能である。
本実施形態では、照明パネル10は、表側が発光面となるように、すなわち、縦表枠22側に樹脂板2が配置され、縦裏枠24側に樹脂板3が配置されるように、木枠20の空間29に固定される。
本実施形態の照明装置100は、縦表枠22を取り外すだけで、照明パネル10の脱着や照明パネル10の配線の取り付けを容易に行うことができる。
(第2実施形態)
続いて、図7及び図8を参照して、第2実施形態にかかる照明パネルについて説明する。本実施形態にかかる照明パネル30が第1実施形態にかかる照明パネル10と異なる点は、樹脂板3の形状である。本実施形態では、樹脂板3は段差3dを有さず、開口3bの大きさが樹脂板2の開口2bの大きさよりも大きくされ、接着剤13cを含めて封止板13の全体が開口3bから露出している。これに対応して、目隠しテープ3eの外形形状は、目隠し用テープ2eより小さく、樹脂板の厚み方向から見て目隠しテープ3eは、目隠し用テープ2eとは一部のみが重なる。この場合でも、重なった部分では目隠しテープの裏面が見えにくくなる。
また、目隠し用テープ2e及び3eは、取り出し電極15を隠しているが、本構成の場合は、樹脂板3と封止板13の端部13aとの隙間からは取り出し電極15とフレキシブル配線基板16の圧着部の一部(接着剤13c)が見えている。本実施形態では、樹脂板3と有機EL素子1の封止板13とを粘着部材7で固定する代わりに、樹脂板3と有機EL素子1のガラス基板11や取り出し電極15の内の、フレキシブルフィルム116と接続されていない部分とを粘着部材7で固定することができる。
本実施形態では、樹脂板3が段差3dを有さないため、樹脂板3の厚みを樹脂板2に比べて薄くすることが容易で、より薄型の照明パネルを得られる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく様々な変形体用が可能である。
例えば、上記実施形態では、有機EL素子と樹脂板とを固定するのに粘着部材を用いているが、エポキシ系などの接着剤を用いて固定しても実施は可能であり、また、有機ELと樹脂板とを固定せずに、樹脂板2、3で有機EL素子1を挟んで、粘着テープ4によりこれらを固定する形態での実施は可能である。
また、照明装置100において、縦枠がそれぞれ溝を有する表枠と裏枠により構成され、嵌合して空間Vを形成可能に設けられているが、これを、横枠に適用してもよく、縦枠及び横枠の両方に適用しても良い。また、表枠及び裏枠にそれぞれ溝を有し、これらの溝同士によって空間Vが形成されているが、溝が表枠又は裏枠のみに形成されていても実施は可能である。
また、横枠25に溝25aが形成されているが、これが形成されていない場合でも、縦表枠及び横表枠により、照明パネルを挟むことにより照明パネルを固定することができる。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
まず、90mm×93mmの矩形形状をした有機EL素子1と、樹脂板2,3としての矩形形状の透明アクリル板を用意した。樹脂板2の寸法は、220mm×213mmで厚みが2mmであった。樹脂板3の寸法は、220mm×213mmで厚み1mmであった。また、FPC(Flexible Printed Circuits)で作製されたフレキシブル配線基板16を用意した。
本実施例で用いたフレキシブル配線基板16は、取り出し電極15との圧着部が26×3mmで配線取り出し方向の長さが113mm、幅5.5mmでパターニングされていないフラットな電極パターンが形成されたものであり、フレキシブル配線基板16の両面には、マットな金属光沢を出すためFPC用電磁波シールドフィルム「SF−PC1000」(タツタ システム・エレクトロニクス社製、製品名)をラミネートした。また、フレキシブル配線基板16の先端16aは、HIROSE社製 「FH19C−10S−0.5SH(05)」(HIROSE社製、製品名)に適合する形状と厚みに加工した。
次に、異方性導電接着剤を用いて圧着装置で引き出し電極15にフレキシブル配線基板16を圧着した。異方性導電接着剤としては、「ケミタイトACP TAP0601C」(京セラケミカル社製、製品名)を用いた。圧着部は、幅26mm、奥行き3mmに設定した。圧着装置の推力は、厳密にはフレキシブル配線基板16の圧着部面積によって最適値が異なるものの、本実施例では330Nに設定した。また、圧着部のヒーター温度を150〜300℃の間で調整した。本実施例では、「ケミタイトACP TAP0601C」の仕様に合わせて、200℃で60秒間、圧着を行った。熱圧着した後、2次硬化工程として80℃で60分間、ベーク処理を実施した。また、2次硬化工程を省略した場合には、200℃で120秒間の圧着を行った。
次に、有機EL素子1と発光面側の樹脂板2とを粘着部材7で固定した。本実施例では、粘着部材7として、「PRO SELF 再はく離 一般用両面テープNo.5000NS」(NITOMS社製、製品名)の幅が5mmの両面テープを使用した。本両面テープの引きはがし粘着力は180°引きはがし法で約17.0N/20mm、テープ引張り強度は約21.5N/10mmであった。また、樹脂板2には、予め、取り出し電極15等を隠すための目隠し用テープ2eを貼り付けた。樹脂板2には、有機EL素子1を固定する箇所に、有機EL素子1の面積より広い範囲となるよう、透明基板11の厚さと同等又は同等以上の段差2dを設ける必要がある。このため、樹脂板2に透明基板11の厚さ0.7mmと同等の深さ2Dが0.7mmの段差2dを設けた。さらに、有機EL素子1の発光領域よりも1辺の長さが0.5mm小さい開口2bを設けた。
有機EL素子1と発光面側の樹脂板2との固定は、以下の手順で行った。まず、樹脂板2を貼り合わせ用位置決め治具に装着させた後、樹脂板2に、有機EL素子1を貼り合わせる位置を決めるためのマスクを装着させた。次に、有機EL素子1の透明基板11の4隅に幅5mm、長さ5〜20mmの粘着部材7を4箇所貼り付け、樹脂板2に装着させた有機EL素子1を貼り合わせる位置を決めるためのマスクに、粘着部材7を貼り付けた有機EL素子1をはめ込んで有機EL素子1と樹脂板2とを貼り合わせた。最後に、有機EL素子1を貼り合わせる位置を決めるためのマスクを外した。
次に、樹脂板2を貼り合わせた有機EL素子1と発光面の裏側の樹脂板3とを固定した。その手順は、以下のとおりである。まず、有機EL素子1の引き出し電極15上であって、フレキシブル配線基板16が圧着される領域以外の場所である4隅に幅5mm、長さ5〜20mmの粘着部材7を4箇所貼り付けた。その後、樹脂板3の向きを確認し、樹脂板2を貼り合わせた有機EL素子1がはめ込まれている貼り合わせ用位置決め治具に、有機EL素子1と樹脂板3とが接するような向きで樹脂板3をはめ込んで、有機EL素子1と樹脂板3とを貼り合わせた。樹脂板3には、予め、引き出し電極15等を隠すための目隠しテープ3eを貼り合わせ、有機EL素子1の封止板13の外周よりも大きく透明基板11よりも小さな開口3bを設けた。このような手順を経て、有機EL素子1に、樹脂板2,3をそれぞれ貼り合わせた。なお、フレキシブル配線基板16は、樹脂板2,3の側面2a,3aの2箇所より外部に露出させた。
続いて、樹脂板2,3の側面2a,3aに粘着テープ4を貼り、樹脂板2,3の側面2a,3a同士を固定した。本実施例では、粘着テープ4として、住友スリーエム社製「Scotch クリアテープ 透明美色」のBHタイプで幅12mmのものを使用した。このとき、貼り合わせ用冶具に樹脂板2,3をはめ込んだ状態で、上部から圧力をかけながら側面2a,3aの8箇所に粘着テープ4を貼った。また、側面2a,3aに貼った粘着テープ4の長さが30mmになるように電動テープディスペンサで粘着テープ4をカットした。さらに、貼り合わせた樹脂板2と樹脂板3との厚みが合計で3mmであり、粘着テープ4が側面2a,3aの上下方向にはみ出したので、はみ出した部分の粘着テープ4をカッターで切り3mmの幅になるように加工した。
最後に、表面を保護する保護フィルムを樹脂板2側及び樹脂板3側に貼り付けて照明パネル10を完成させた。保護フィルムとしては、「E−MASK RB−100S」(日東電工社製、製品名)の表面保護材で幅220mmのものを用いた。
本実施例では、木枠20に24枚の照明パネル10を組み込んだ障子のような照明装置100を作製した。木枠20の表枠22は、取り外し可能な構成となっている。このため、照明パネル10の組み込みは、表枠22を取り外して、照明パネル10を木枠20の横枠25の上下の溝内に収容した後、フレキシブル配線基板16の先端16aを予め木枠20の空洞内に設置されたFPCコネクタに装着させて外部電源と接続させるだけで簡単に行うことができた。木枠20としては、横4列、縦9段の合計36マスの格子状の木枠を用い、本実施例で作製された照明パネル10を木枠20の全9段のうち、上から数えて2段目から7段目までの横4列、縦6段の計24マスに一枚ずつ組み込んだ。また、木枠20の最上段と最下段の各マスには、照明パネル10を組み込まずに開口とし、下から2段目の各マスには、反射像が映るように透過率10%のアクリルハーフミラーを4枚組み込んだ。なお、木枠20は、内部に空間を有する中空構造となっており、この空間に、照明パネル10に圧着されているフレキシブル配線基板16とFPCコネクタを格納し外側から見えないデザインとすることができた。
また、本実施例で作製した照明装置100を、茶室を模した八角形の照明演出用建築物となるように配置して演出照明として利用した。照明演出用建築物は、上から見たときに八角形となるように配置されており、八角形を構成する8辺のうち、2辺を出入口用に空け、1辺をハーフミラー建具で構成し、他の5辺を上述した照明装置100を5枚用いて構成した。ハーフミラー建具は、照明装置100において照明パネル10が組み込まれているマスに透過率10%のアクリルハーフミラーを代わりに組み込んだものである。
最後に、上述のように配置した照明演出用建築物を用いて演出照明システムの制御を実施した。複数の照明パネル10は、それぞれ異なる色に発光する有機EL素子とすることができる。具体的には、専用の制御装置を用いて5枚の照明装置100に組み込まれた複数の照明パネル10を個別に点滅制御した。点滅制御した照明パネル10は、最大120枚であった。演出照明システムには、予め、木枠20に組み込まれた照明パネル10を個別に最適条件で制御できるように、全ての照明パネル10に対して1系統の外部電源を設け、照明パネル10の駆動条件を制御装置に記憶させた。また、演出照明システムに対し、環境音楽に合わせて照明パネル10を調光制御して徐々に明るくしたり暗くしたりするための設定を行った。
1…有機EL素子、2,3…樹脂板、2a,3a…樹脂板の側面、4…粘着テープ、5…基材フィルム、6…粘着剤層、7…粘着部材、10,30…照明パネル、15…取り出し電極、16…フレキシブル配線基板、20…木枠、21…縦裏枠(裏枠)、22…縦表枠(表枠)、100…照明装置。

Claims (4)

  1. 有機EL素子と、
    前記有機EL素子を挟む一対の樹脂板と、
    一方の前記樹脂板の側面から他方の前記樹脂板の側面まで、前記一対の樹脂板の隙間を跨いで張り渡された粘着テープと、を備え、
    前記粘着テープは、基材フィルムと、前記基材フィルムの片面に設けられて前記側面とそれぞれ付着した粘着剤層と、を有する照明パネル。
  2. 前記有機EL素子を少なくとも一方の前記樹脂板に固定する粘着部材をさらに備え、前記粘着部材の引きはがし粘着力が、前記粘着部材の引張り強度よりも小さい請求項1に記載の照明パネル。
  3. 前記有機EL素子は、取り出し電極を有し、
    前記樹脂板の積層方向から見たときに前記取り出し電極及び前記粘着部材が隠れるように、前記一対の樹脂板のそれぞれに目隠し用テープが貼り付けられ、
    前記積層方向から見たときに前記一対の樹脂板に貼り付けられたそれぞれの前記目隠し用テープが少なくとも一部重なっている請求項2に記載の照明パネル。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明パネルを備える照明装置であって、
    木枠を備え、
    前記木枠は、裏枠と、前記裏枠に嵌合可能な表枠と、を有し、
    前記裏枠と前記表枠との間に前記照明パネルを挟むことで前記木枠に前記照明パネルが固定されており、
    前記裏枠と前記表枠とを嵌合させたときに、前記木枠が電源配線及びコネクタを収容する空間を有する中空構造となる、照明装置。
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