JP2010231090A - 光導波路構造体、光電気混載基板および電子機器 - Google Patents

光導波路構造体、光電気混載基板および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】表面の平滑性が低い基材上に積層した場合でも、基材表面の凹凸の影響が光導波路に及ぶのを防止し、光伝送特性の低下を確実に防止し得る光導波路構造体、およびこの光導波路構造体を備える光電気混載基板および電子機器を提供すること。
【解決手段】光導波路構造体1は、光導波路6と、その下方に接着層5を介して積層された樹脂層40および接着層3からなる中間層4と、その下方に積層された支持フィルム2と、光導波路6の上方に積層されたカバーフィルム7とを有する帯状の部材である。また、光導波路構造体1から支持フィルム2を剥離することにより、支持フィルム2を除く光導波路構造体1を、電気配線パターン12が形成された回路基板11に貼り付けて、光電気混載基板10が製造される。光電気混載基板10では、中間層4の上面の表面粗さが、下面の表面粗さより小さくなっており、回路基板11の上面の凹凸が光導波路6に反映され難い。
【選択図】図2

Description

本発明は、光導波路構造体、光電気混載基板および電子機器に関するものである。
近年注目されている光通信の分野における光部品として、光分岐結合器(光カプラ)、光合分波器等が挙げられ、これらに用いる光導波路型素子が有望視されている。この光導波路型素子としては、従来の石英系光導波路の他、製造(パターニング)が容易で汎用性に富むポリマー系光導波路があり、近年では後者の開発が盛んに行われている。
このような光導波路型素子(以下、単に「光導波路」とも言う)は、通常、基板上に形成され、光導波路構造体として取り扱われる。この光導波路構造体としては、基板上に所定の回路パターンと、コア部およびクラッド部で構成される光導波路とを形成したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の光導波路構造体では、次のような問題点がある。
・基板と光導波路とが直接接触しているため、光導波路が基板の表面状態(表面粗さ)の影響を受け、光伝送特性が悪化する。
・基板と光導波路との熱膨張率差に伴って、基板と光導波路との剥離が生じる。
特開2005−134862号公報
本発明の目的は、表面の平滑性が低い基材上に積層した場合でも、基材表面の凹凸の影響が光導波路に及ぶのを防止し、光導波路における光伝送特性の低下を確実に防止し得る光導波路構造体、およびこの光導波路構造体を備える光電気混載基板および電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) 長尺状のコア部と、該コア部の側面を覆うように設けられたクラッド部とを備える光導波路層と、
該光導波路層の一方の面側に設けられた支持層と、
前記光導波路層と前記支持層との間に設けられた中間層とを有する光導波路構造体であって、
前記中間層は、樹脂材料で構成された樹脂層と、該樹脂層と前記支持層とを接着する接着層とを有するものであり、
前記中間層は、前記支持層の前記中間層側の面、または、前記支持層を代替する他の支持基板の前記中間層側の面の凹凸を緩和して、前記中間層の前記光導波路側の面を平滑化する機能を有するものであることを特徴とする光導波路構造体。
(2) 前記樹脂材料は、ポリエーテルスルホン、ポリイミドおよびポリフェニレンオキシドのいずれかである上記(1)に記載の光導波路構造体。
(3) 前記樹脂材料のガラス転移温度は、200℃以上である上記(1)または(2)に記載の光導波路構造体。
(4) 前記樹脂層の平均厚さは、10〜300μmである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光導波路構造体。
(5) 前記支持層は、電気配線パターンを構成する導電層である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光導波路構造体。
(6) 前記樹脂層の熱膨張係数は、1×10−5〜7×10−5/℃である上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光導波路構造体。
(7) 前記樹脂層の熱膨張係数は、前記支持基板の熱膨張係数より大きく、前記光導波路層の熱膨張係数より小さい上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の光導波路構造体。
(8) 前記支持基板は、有機系基材またはセラミックス系基材である上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の光導波路構造体。
(9) 電気配線パターンを備える支持基板と、
該支持基板上に積層された、上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の光導波路構造体、または、前記支持層を除く前記光導波路構造体とを有することを特徴とする光電気混載基板。
(10) 前記中間層の前記光導波路側の面の平均表面粗さRaは、2μm未満である上記(9)に記載の光電気混載基板。
(11) 上記(10)に記載の光電気混載基板を備えたことを特徴とする電子機器。
本発明によれば、光導波路とこれに隣接する中間層とを備えているため、この中間層を介して基材上に本発明の光導波路構造体を積層した場合、基材表面の表面粗さが大きい(粗い)場合でも、基材表面の凹凸形状の影響が光導波路に及ぶのを防止することができる。このため、このような基材上に光導波路構造体を積層しても、光導波路の変形が防止され、光伝送特性の低下を確実に防止することができる。
また、中間層が、光導波路と基材との熱膨張率差を緩和することにより、光導波路と基材との剥離を防止することができる。これにより、基材と光導波路構造体との積層体は、信頼性の高いものとなる。
本発明の光導波路構造体の第1実施形態を示す(一部切り欠いて、および透過して示す)斜視図である。 図1に示す光導波路構造体を用いて光電気混載基板を製造する方法を説明するための図(縦断面図)である。 本発明の光導波路構造体の第2実施形態を示す縦断面図である。 本発明の光導波路構造体の第3実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明の光導波路構造体、光電気混載基板および電子機器について添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
まず、本発明の光導波路構造体および光電気混載基板の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の光導波路構造体の第1実施形態を示す(一部切り欠いて、および透過して示す)斜視図、図2は、図1に示す光導波路構造体を用いて光電気混載基板を製造する方法を説明するための図(縦断面図)である。なお、以下の説明では、図1、2中の上側を「上」、下側を「下」という。また、図1、2は、層の厚さ方向(各図の上下方向)が誇張して描かれている。
図1に示す光導波路構造体1は、光導波路6と、その下方に接着層5を介して積層された樹脂層40および接着層3からなる中間層4と、その下方に積層された支持フィルム2と、光導波路6の上方に積層されたカバーフィルム7とを有する帯状の部材である。
このような光導波路構造体1は、光導波路6により、一方の端部から他方の端部に光信号を伝送する光配線部材として機能する。
また、光導波路構造体1から支持フィルム2を剥離することにより、支持フィルム2を除く光導波路構造体1を、電気配線パターンが形成された回路基板等に貼り付けることができる。これにより、回路基板と光導波路6とを有する光電気混載基板を簡単に製造することができる。
以下、光導波路構造体1の各部について詳述する。
光導波路6は、図1中の下側からクラッド層(下部クラッド層)61、コア層63およびクラッド層62(上部クラッド層)62をこの順で積層してなるものであり、コア層63には、長尺状のコア部64と、このコア部64に隣接する側面クラッド部65とが形成されている。図1に示す光導波路6には、並列する2つのコア部64と並列する3つの側面クラッド部65とが交互に設けられている。これにより、各コア部64は、側面クラッド部65および各クラッド層61、62で囲まれた状態となる。なお、図1に示す各コア部64には密なドットを付し、各側面クラッド部65には疎なドットを付している。
図1に示す光導波路6では、一方の端部のコア部64に入射された光を、コア部64とクラッド部(各クラッド層61、62および各側面クラッド部65)との界面で全反射させ、他方側に伝搬させることにより、他方の端部のコア部64から取り出すことができる。
コア部64の屈折率は、クラッド部の屈折率より大きければよいが、その差は、0.5%以上であるのが好ましく、0.8%以上であるのが好ましい。一方、上限値は、特に設定されなくてもよいが、好ましくは5.5%程度とされる。屈折率の差が前記下限値未満であると光を伝達する効果が低下する場合があり、前記上限値を超えても、光の伝送効率のそれ以上の増大は期待できない。
なお、前記屈折率差とは、コア部64の屈折率をA、クラッド部の屈折率をBとしたとき、次式で表される。
屈折率差(%)=|A/B−1|×100
また、図1に示す構成では、コア部64は、平面視で直線状に形成されているが、途中で湾曲、分岐等してもよく、その形状は任意である。
また、図1に示すコア部64は、その横断面形状が正方形または矩形(長方形)のような四角形をなしている。
コア部64の幅および高さは、特に限定されないが、それぞれ、1〜200μm程度であるのが好ましく、5〜100μm程度であるのがより好ましく、20〜70μm程度であるのがさらに好ましい。
コア層63の構成材料は、上記の屈折率差が生じる材料であれば特に限定されないが、具体的には、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料の他、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料等を用いることができる。
また、これらの中でも特にノルボルネン系樹脂が好ましい。これらのノルボルネン系ポリマーは、例えば、開環メタセシス重合(ROMP)、ROMPと水素化反応との組み合わせ、ラジカルまたはカチオンによる重合、カチオン性パラジウム重合開始剤を用いた重合、これ以外の重合開始剤(例えば、ニッケルや他の遷移金属の重合開始剤)を用いた重合等、公知のすべての重合方法で得ることができる。
一方、クラッド層61および62は、それぞれ、コア層63の下部および上部に位置するクラッド部を構成するものである。このような構成により、各コア部64は、その外周をクラッド部に囲まれた導光路として機能する。
クラッド層61、62の平均厚さは、コア層63の平均厚さ(各コア部64の平均高さ)の0.1〜1.5倍程度であるのが好ましく、0.2〜1.25倍程度であるのがより好ましく、具体的には、クラッド層61、62の平均厚さは、特に限定されないが、それぞれ、通常、1〜200μm程度であるのが好ましく、5〜100μm程度であるのがより好ましく、10〜60μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、光導波路6が必要以上に大型化(厚膜化)するのを防止しつつ、クラッド層としての機能が好適に発揮される。
また、クラッド層61および62の構成材料としては、例えば、前述したコア層63の構成材料と同様の材料を用いることができるが、特にノルボルネン系ポリマーが好ましい。
また、コア層63の構成材料およびクラッド層61、62の構成材料を選択する場合、両者の間の屈折率差を考慮して材料を選択すればよい。具体的には、コア層63とクラッド層61、62との境界において光を確実に全反射させるため、コア層63の構成材料が十分に大きくなるように材料を選択すればよい。これにより、光導波路6の厚さ方向において十分な屈折率差が得られ、各コア部64からクラッド層61、62に光が漏れ出るのを抑制することができる。
なお、光の減衰を抑制する観点からは、コア層63の構成材料とクラッド層61、62の構成材料との密着性(親和性)が高いことも重要である。
また、このような光導波路6には、光導波路6を厚さ方向に貫通するように形成された凹部661が設けられている。この凹部661の縦断面形状は、下方が広く、上方に向かって徐々に狭くなったV字状をなしている。
また、この凹部661は、光導波路6の各コア部64に対応して、コア部64をそれぞれ厚さ方向に横切るように形成されている。そして、各凹部661の壁面の一部が、コア部64を伝搬する光の光路を変換するミラー66を構成している。
図1に示すミラー66は、コア部64の光軸に対して45°傾斜しており、コア部64を伝搬する光の進行方向を上方に90°変換するよう構成されている。または、ミラー66は、光導波路6の上方から照射された光の進行方向を左方に90°変換してコア部64に入射する機能を有する。
また、このようなミラー66は、光導波路6にレーザー加工、研削加工等を施すことにより形成される。なお、ミラー66の表面(ミラー面)には、必要に応じて反射膜を成膜するようにしてもよい。この反射膜としては、Au、Ag、Al等の金属膜が好ましく用いられる。
中間層4は、光導波路6と支持フィルム2との間に位置し、中間層4の下面側の形状が光導波路6に反映されるのを防止する機能を有する。すなわち、支持フィルム2の中間層4側の表面に凹凸があったとしても、この凹凸を緩和することで中間層4の上面側は平滑化されるため、凹凸の影響が光導波路6に反映されるのを防止する。同様に、光導波路構造体1から支持フィルム2を剥がし、支持フィルム2を除く光導波路構造体1を回路基板のような他の支持基板上に積層した場合でも、支持基板表面の凹凸の影響が光導波路6に反映されるのを防止する。これにより、光導波路6の変形に伴う光伝送特性の低下を防止することができる。
このような中間層4は、樹脂材料で構成された樹脂層40と、この樹脂層40と支持フィルム2とを接着する接着層3とを有するものである。
このうち、樹脂層40は、比較的剛性が高く、柔軟性が低いことから、下面側の凹凸の影響を上面側に伝搬し難い。一方、接着層3は、比較的柔軟性が高いことから、下面側の凹凸の影響を吸収する機能を有するものである。このような機能の異なる2種類の層の積層体で構成されることにより、中間層4は、下面側の凹凸の影響が光導波路6に反映されるのを確実に防止することができる。
樹脂層40は、下面側の凹凸を緩和し、上面(光導波路6側の面)の表面粗さが、下面(支持フィルム2側の面)の表面粗さより小さく(平滑に)なるように物性等が最適化されており、この作用により、光導波路6の変形を確実に防止することができる。
このような樹脂層40を構成する樹脂材料には、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリアミド(例:ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−12、ナイロン6−66)、ポリイミド(熱可塑性ポリイミド)、芳香族ポリエステル等の液晶ポリマー、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエーテル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリアセタール、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素系ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。
これらの材料のうち、樹脂層40を構成する樹脂材料には、ガラス転移温度Tgが200℃以上の樹脂材料が好ましく、220℃以上の樹脂材料がより好ましく用いられる。このような樹脂材料は、特に硬度が高く、変形し難い材料であるため、かかる樹脂材料で構成された樹脂層40は、支持フィルム2や他の支持基板の表面の凹凸が光導波路6に反映されるのを確実に防止し得るものとなる。
このような材料としては、例えば、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンオキシド(PPO)等が挙げられる。このうち、ポリエーテルスルホンは、耐熱性が高く、かつ引張強度等の機械的特性にも優れていることから、耐久性の高い樹脂層40を形成することができる。また、ポリエーテルスルホンは、ガラス転移温度が約223℃と高いことから、特に硬度が高く、変形し難い樹脂層40を形成可能である。このため、ポリエーテルスルホンで構成された樹脂層40は、支持フィルム2の表面形状が光導波路6に反映されてしまうのを、長期にわたって確実に防止し得るものとなる。
また、ポリエーテルスルホンは、樹脂材料の中でもヤング率が比較的大きい(約2.4GPa)ことから、形状転写性の特に低い樹脂層40を形成可能である。このため、ポリエーテルスルホンで構成された樹脂層40は、支持基板の表面形状を反映し難いものとなり、光導波路6の変形を確実に防止することができる。
なお、かかる観点から、樹脂層40のヤング率は1.5GPa以上であるのが好ましく、2GPa以上であるのがより好ましい。
また、ポリイミドやポリフェニレンオキシドも、ガラス転移温度が比較的高く、ヤング率も比較的大きいことから、ポリエーテルスルホンと同様、形状転写性の特に低い樹脂層40を形成可能である。
また、樹脂層40の平均厚さは、10〜300μm程度であるのが好ましく、20〜150μm程度であるのがより好ましい。樹脂層40の厚さをこのような範囲とすることにより、樹脂層40は、下面の形状変化を十分に緩和し、上面に伝わるのを確実に防止することができる。その結果、樹脂層40は、支持基板の表面形状が光導波路6に反映されてしまうのを、より確実に防止することができる。
また、樹脂層40の構成材料を適宜選択することにより、樹脂層40は、光導波路構造体1を支持基板上に積層した場合、支持基板と光導波路6との熱膨張率差を緩和する機能を併せ持つものとなる。具体的には、樹脂層40の熱膨張係数が、支持基板の熱膨張係数と光導波路6の熱膨張係数との間にあれば、支持基板と光導波路6との間において著しい応力集中が緩和され、熱膨張の差に伴う界面の剥離が防止される。
以上のことから、樹脂層40を用いることにより、支持基板の表面状態によらず、光伝送特性が高くかつ信頼性の高い積層体(光導波路構造体1と支持基板との積層体)が得られる。また、支持基板として電気配線パターンを備える回路基板を用いた場合には、光電気混載基板を簡単に製造することができる。
また、樹脂層40の熱膨張係数は、1×10−5〜7×10−5/℃程度であるのが好ましく、1.5×10−5〜6×10−5/℃程度であるのがより好ましい。このような範囲の熱膨張係数は、支持基板として多用される材料の熱膨張係数より大きく、かつ光導波路6に用いられる樹脂材料の熱膨張係数より小さい場合が多いため、樹脂層40は、これらの間に生じる熱膨張の差を緩和して、界面に剥離等の不具合が生じるのを確実に防止することができる。
なお、上記のような効果は樹脂層40の厚さが厚いほど顕著になるが、樹脂層40の厚さが前記上限値を超えた場合には、効果が頭打ちになるとともに、光導波路構造体1の薄膜化を妨げるおそれがある。一方、樹脂層40の厚さが前記下限値未満である場合、樹脂層40の効果がほとんど得られないおそれがある。すなわち、樹脂層40の厚さが前記範囲内であれば、支持基板と光導波路6との熱膨張差を十分に緩和することができる。
また、ポリエーテルスルホンは、熱膨張係数が約5.4×10−5/℃であるが、この値は、光導波路6の熱膨張係数と、ガラス布と樹脂材料との複合材料の線膨張係数との間に位置しているため、樹脂層40は、光電気混載基板を構成する材料の一般的な組み合わせにおいて、熱膨張差をより確実に緩和し得るものとなる。
このような樹脂層40と支持フィルム2との間は接着または接合されているが、その方法としては、熱圧着、接着剤または粘着剤による接着等が挙げられる。
本実施形態では、前述したように、接着層3を介して樹脂層40と支持フィルム2との間が接着されている。
接着層3の構成材料としては、例えば、アクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、シリコーン系接着剤の他、各種ホットメルト接着剤(ポリエステル系、変性オレフィン系)等が挙げられる。また、特に耐熱性の高いものとして、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリイミドアミドエーテル、ポリエステルイミド、ポリイミドエーテル等の熱可塑性ポリイミド接着剤が好ましく用いられる。このような材料で構成された接着層3は、比較的柔軟性に富んでいるため、その形状が自在に変化することにより、支持フィルム2や他の支持基板の表面に存在する凹凸の影響を効果的に吸収することができる。これにより、前述した凹凸の影響が光導波路6に及ぶのを確実に防止することができる。
このような接着層3の平均厚さは、特に限定されないが、1〜100μm程度であるのが好ましく、5〜60μm程度であるのがより好ましい。
なお、この接着層3は、樹脂層40と支持フィルム2とを確実に接着するものでもよいが、接着後に支持フィルム2を剥離する必要がある場合には、支持フィルム2を所定の力で引っ張った場合に、比較的簡単に剥離する程度の接着力で接着するものであるのが好ましい。
一方、中間層4と光導波路6との間も接着または接合されており、その方法としては、熱圧着、接着剤または粘着剤による接着等が挙げられる。
本実施形態では、接着層5を介して中間層4と光導波路6とが接着されている。
このような接着層5の構成材料は、前述した接着層3の構成材料から選択されるが、これらは互いに同様であっても異なっていてもよい。
また、接着層5の平均厚さは、特に限定されないが、1〜100μm程度であるのが好ましく、5〜60μm程度であるのがより好ましい。
支持フィルム2は、接着層3を保護するとともに、中間層4を補強するものである。これにより、光導波路構造体1の信頼性および機械的特性を高めることができる。
また、支持フィルム2を接着層3から剥離することにより、接着層3を露出させることができる。これにより、支持フィルム2を除く光導波路構造体1は、接着層3を介して、支持基板に対して容易に貼り付けることができる。その結果、支持基板と光導波路6との積層体を簡単に製造することができる。
このような支持フィルム2の構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリイミド、ポリアミド等が挙げられる。
また、支持フィルム2の平均厚さは、特に限定されないが、5〜200μm程度であるのが好ましく、10〜100μm程度であるのがより好ましい。これにより、支持フィルム2は、適度な剛性を有するものとなるため、中間層4を確実に支持するとともに、接着層3から剥離する際には、適度に湾曲して剥離し易いものとなる。
一方、光導波路6の上面には、カバーフィルム7が積層されている。
カバーフィルム7は、光導波路6を保護するとともに、光導波路6を上方から支持するものである。これにより、汚れや傷などから光導波路6が保護され、光導波路構造体1の信頼性および機械的特性を高めることができる。
このようなカバーフィルム7は、ミラー66に向けて照射された光を透過する、または、ミラー66で反射された光を透過する必要があるため、その構成材料としては、透光性の高い材料が挙げられ、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリイミド、ポリアミド等が挙げられる。
また、カバーフィルム7の平均厚さは、特に限定されないが、3〜50μm程度であるのが好ましく、5〜30μm程度であるのがより好ましい。カバーフィルム7の厚さを前記範囲内とすることにより、カバーフィルム7は光通信において十分な光透過率を有するとともに、光導波路6を確実に保護するために十分な剛性を有するものとなる。
なお、カバーフィルム7と光導波路6との間は接着または接合されているが、その方法としては、熱圧着、接着剤または粘着剤による接着等が挙げられる。
以上説明したようなカバーフィルム7、光導波路6、中間層4および支持フィルム2を有する光導波路構造体1は、図2(a)に示すように、光導波路構造体1の支持フィルム2を剥離した後、電気配線パターン12を備える回路基板11に貼り付けることで、図2(b)に示す光電気混載基板を簡単に製造することができる。
図2に示す回路基板11の下面には電気配線パターン12が設けられているが、その他に、図示しない発光素子、受光素子、IC(integrated circuit)等の電子部品や、外部との接続を担う端子等も設けられており、電気配線パターン12は、これらの電子部品間や、電子部品と端子との間を電気的に接続している。これにより、電気配線パターン12を介して各電子部品に電力を供給したり、電子部品間で電気信号の授受を行う。
また、発光素子では、電気信号を光信号に変換して光導波路6に入射し、受光素子では、光導波路6により伝送された光信号を受光して電気信号に変換する。このように電気信号と光信号の相互変換を行うことにより、電気配線を光導波路6で代替することができ、その結果、高速かつ低ノイズでの信号処理を可能にする光電気混載基板10が得られる。
回路基板11には、主に、比較的可撓性の高いフレキシブル基板や、比較的剛性の高いリジッド基板が用いられるが、このうちリジッド基板には、例えば、紙、ガラス布、樹脂フィルム等の基材とし、この基材に、フェノール系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シアネート系樹脂、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂等の樹脂材料を含浸させたものが用いられる。
また、フレキシブル基板の具体例としては、ポリエステル銅張フィルム基板、ポリイミド銅張フィルム基板、アラミド銅張フィルム基板などが挙げられる。
一方、リジッド基板の具体例としては、ガラス布・エポキシ銅張積層板等のガラス基材銅張積層板、ガラス不織布・エポキシ銅張積層板等のコンポジット銅張積層板、ポリエーテルイミド樹脂基板、ポリエーテルケトン樹脂基板、ポリサルフォン系樹脂基板等の耐熱・熱可塑性基板といった有機系基板や、アルミナ基板、窒化アルミニウム基板、炭化ケイ素基板等のセラミックス基板などが挙げられる。
ところで、このようなリジッド基板では、一般に基材の隙間を樹脂材料が充填した状態になっているが、基材の形状を完全には覆い隠すことができず、リジッド基板の表面には、基材に由来する凹凸形状が露出している。
従来は、この凹凸形状が、回路基板上に積層された光導波路の形状にも反映されてしまい、光導波路の変形を招いていた。そして、光導波路の変形が、光伝送特性の低下を招くことが問題になっていた。
これに対し、本発明では、回路基板11上に中間層4を介して光導波路6を貼り合わせることにより、図2(b)に示すように、中間層4が凹凸形状を緩和し、回路基板11の表面形状が光導波路6に反映されてしまうのを防止することができる。その結果、光導波路6の光伝送特性の低下が防止され、光伝送特性の高い光電気混載基板10を製造することができる。
例えば、ガラス布にエポキシ系樹脂を含浸させた複合材料で構成されたリジッド基板の場合、リジッド基板表面の平均表面粗さRaは2μm以上(多くは2〜5μm程度)であるが、このようなリジッド基板上に光導波路構造体1を積層した場合、中間層4の上面では、平均表面粗さRaが2μm未満(好ましくは1μm未満)に低減される。このような表面粗さであれば、光導波路6の光伝送特性に及ぼす影響は最小限に抑えられる。
また、樹脂層40の構成材料を適宜選択すれば、回路基板11と光導波路6との間に大きな熱膨張差がある場合でも、樹脂層40がその差を緩和し、光導波路6の剥離を確実に防止することができる。
また、図2では、回路基板11の下面に電気配線パターン12が設けられているが、上面、すなわち回路基板11と中間層4との間に電気配線パターン12が設けられていてもよく、下面と上面の双方に設けられていてもよい。なお、回路基板11の上面に電気配線パターン12が設けられている場合には、電気配線パターン12は、そのパターンに応じた凹凸を生じさせることになるが、中間層4は、そのような電気配線パターン12に伴う凹凸の影響も緩和することができる。また、この場合には、樹脂層40または接着層3の厚さを厚くすることにより、前記凹凸の影響をより緩和することができる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の光導波路構造体の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の光導波路構造体の第2実施形態を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、図3中の上側を「上」、下側を「下」という。また、図3は、層の厚さ方向(図の上下方向)が誇張して描かれている。
以下、この図を参照して本発明の光導波路構造体の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、接着層5と光導波路6との間に、カバーフィルム8を有する以外は、前記第1実施形態と同様である。
このカバーフィルム8は、前述したカバーフィルム7と同様のものである。このようなカバーフィルム8を設けたことにより、接着層5を構成する接着剤等から光導波路6を保護することができる。すなわち、接着剤が含む有機溶剤や水分、不純物等により光導波路6が変質・劣化したり、異物により光導波路6が破損したりするのを防止することができる。これにより、光導波路構造体1の信頼性をより高めることができる。
また、カバーフィルム8を設けたことにより、カバーフィルム8は、中間層4の作用(凹凸の影響の緩和)を補強するように作用する。このため、カバーフィルム8の上面の表面粗さは、中間層4の下面の表面粗さより、第1実施形態に比べてさらに小さく(滑らかに)なる。その結果、支持フィルム2の表面形状や回路基板の表面形状が光導波路6に転写されてしまうのをより確実に防止することができる。
≪第3実施形態≫
次に、本発明の光導波路構造体および光電気混載基板の第3実施形態について説明する。
図4は、本発明の光導波路構造体の第3実施形態を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、図4中の上側を「上」、下側を「下」という。また、図4は、層の厚さ方向(図の上下方向)が誇張して描かれている。
以下、この図を参照して本発明の光導波路構造体の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、支持フィルム2に代えて、導電層9を有する以外は、前記第1実施形態と同様である。
この導電層9は、接着層3の下面全体に設けられていてもよいが、接着層3の下面全体に設けられたものを所定のパターンで加工したものでもよい。パターニングされた導電層は、光導波路6に光を入射する発光素子や光導波路6により伝送された光を受光する受光素子に対して電気信号の授受を行うための電気配線として用いることができる。
なお、通電に伴って導電層9は発熱するが、図4に示す光導波路構造体1では、導電層9と光導波路6との間に中間層4が設けられているため、この熱は中間層4で遮断される。これにより、光導波路6の温度上昇を抑制し、熱による光導波路6の変質・劣化および性能低下を防止することができる。
また、光導波路構造体1を回路基板11に貼り付ける場合には、図4に示すように、接着層13を介して接着する。このようにして光導波路構造体1を回路基板11上に積層することにより、光電気混載基板10を簡単に製造することができる。なお、この接着方法は、特に限定されない。
このような本実施形態によれば、導電層9が、前述した回路基板11の下面に設けられた電気配線パターン12を代替したり、あるいは、回路基板11の上面に、電気配線パターン12とは別の電気配線パターンを形成することができる。これにより、光電気混載基板10の構造を簡素化したり、光電気混載基板10の集積度を高めることができる。
また、導電層9は中間層4により被覆されることになるため、別途絶縁層を設けることなく、導電層9を確実に絶縁・保護することができる。
さらに、図4に示す光導波路構造体1では、光導波路6と導電層9の双方が回路基板11の上面に設けられている。このため、光導波路6と電気配線パターン12とを接続する場合と比較すると、光導波路6と導電層9とを接続する場合には、回路基板11に貫通孔を設けることなく接続することが可能になる。したがって、回路基板11に対する加工工数を削減することができ、安価で簡素な光電気混載基板10を効率よく製造することができる。
このような光電気混載基板10では、前述したように、光導波路6で伝送された光信号を、光デバイスにおいて電気信号に変換し、電気配線に伝達する。これにより、光導波路6の部分で、従来の電気配線よりも高速かつ大容量の情報伝送を可能にする。したがって、例えばCPUやLSI等の演算装置とRAM等の記憶装置との間をつなぐバス等に、この光電気混載基板10を適用することにより、システム全体の性能を高めるとともに、電磁ノイズの発生を抑制することができる。
なお、かかる光電気混載基板10は、例えば、携帯電話、ゲーム機、パソコン、テレビ、ホーム・サーバー等、大容量のデータを高速に伝送する電子機器類に搭載することが考えられる。このように光電気混載基板10(本発明の光電気混載基板)を備えた電子機器(本発明の電子機器)は、内部の情報処理速度に優れた高い性能を発揮し得るものとなる。
以上、本発明の光導波路構造体、光電気混載基板および電子機器の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば光導波路構造体または光電気混載基板を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、接着層3および接着層5は、光導波路構造体1全体に設けられていてもよく、一部分にのみ設けられていてもよい。
さらに、カバーフィルム7は、必要に応じて設ければよく、省略することもできる。
1 光導波路構造体
2 支持フィルム
3、5、13 接着層
4 中間層
40 樹脂層
6 光導波路
61、62 クラッド層
63 コア層
64 コア部
65 側面クラッド部
66 ミラー
661 凹部
7、8 カバーフィルム
9 導電層
10 光電気混載基板
11 回路基板
12 電気配線パターン

Claims (11)

  1. 長尺状のコア部と、該コア部の側面を覆うように設けられたクラッド部とを備える光導波路層と、
    該光導波路層の一方の面側に設けられた支持層と、
    前記光導波路層と前記支持層との間に設けられた中間層とを有する光導波路構造体であって、
    前記中間層は、樹脂材料で構成された樹脂層と、該樹脂層と前記支持層とを接着する接着層とを有するものであり、
    前記中間層は、前記支持層の前記中間層側の面、または、前記支持層を代替する他の支持基板の前記中間層側の面の凹凸を緩和して、前記中間層の前記光導波路側の面を平滑化する機能を有するものであることを特徴とする光導波路構造体。
  2. 前記樹脂材料は、ポリエーテルスルホン、ポリイミドおよびポリフェニレンオキシドのいずれかである請求項1に記載の光導波路構造体。
  3. 前記樹脂材料のガラス転移温度は、200℃以上である請求項1または2に記載の光導波路構造体。
  4. 前記樹脂層の平均厚さは、10〜300μmである請求項1ないし3のいずれかに記載の光導波路構造体。
  5. 前記支持層は、電気配線パターンを構成する導電層である請求項1ないし4のいずれかに記載の光導波路構造体。
  6. 前記樹脂層の熱膨張係数は、1×10−5〜7×10−5/℃である請求項1ないし5のいずれかに記載の光導波路構造体。
  7. 前記樹脂層の熱膨張係数は、前記支持基板の熱膨張係数より大きく、前記光導波路層の熱膨張係数より小さい請求項1ないし6のいずれかに記載の光導波路構造体。
  8. 前記支持基板は、有機系基材またはセラミックス系基材である請求項1ないし7のいずれかに記載の光導波路構造体。
  9. 電気配線パターンを備える支持基板と、
    該支持基板上に積層された、請求項1ないし8のいずれかに記載の光導波路構造体、または、前記支持層を除く前記光導波路構造体とを有することを特徴とする光電気混載基板。
  10. 前記中間層の前記光導波路側の面の平均表面粗さRaは、2μm未満である請求項9に記載の光電気混載基板。
  11. 請求項10に記載の光電気混載基板を備えたことを特徴とする電子機器。
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