JP2010230804A - 反射フィルム及びこの反射フィルムを用いた液晶表示モジュールユニット - Google Patents

反射フィルム及びこの反射フィルムを用いた液晶表示モジュールユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、バックライト筐体の変形に起因した皺や歪みが殆ど発生しない反射フィルムを提供する。
【解決手段】 本発明の反射フィルムは、液晶表示モジュールユニットの枠状のバックライト筐体に配設一体化させて用いられる矩形状の反射フィルムであって、上記反射フィルムにおける互いに対向する二辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とするので、反射フィルムに皺や歪みが生じてモワレ縞が生じることはなく、液晶表示モジュールユニットの液晶表示画面にムラは生じず、高品質の液晶表示画面を供することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、反射フィルム及びこの反射フィルムを用いた液晶表示モジュールユニットに関する。
近年、液晶表示装置は、携帯電話や電子手帳などの電子機器の表示装置として多く用いられている。このような小型電子機器に用いられる液晶表示装置としては、サイドライト型バックライト方式の液晶表示装置が採用されている。
上記サイドライト型バックライト方式の液晶表示装置は、一般的に、反射シート、導光板、拡散シート、プリズムシートなどの光学フィルムが積層状態とされた上で合成樹脂製のバックライト筐体内に配設され、この積層状の光学フィルム上に液晶表示パネルが積層一体化されていると共に、導光板の側方にランプリフレクタが設けられてLED(Light Emitting Diode)などの光源が配設されている。又、バックライト筐体の反射フィルム配設部に配設されている反射シートは粘着剤層を介してバックライト筐体に一体化されている。
近年、電子機器の更なる小型軽量化を図るべく、液晶表示装置の小型軽量化が要望され、この要望に応えるべく、バックライト筐体の枠部の厚みを薄くし、或いは、光学フィルムの薄膜化が進められている。
そして、バックライト筐体の肉厚を薄くすることによってバックライト筐体自体が変形し易くなると共に、反射フィルムの薄膜化も相俟ってバックライト筐体の変形によって生じる応力によって反射フィルムに皺や歪みが発生するといった問題点が発生している。
そこで、特許文献1には、反射シートが少なくとも対向する二辺に形成された粘着剤によってモールドフレームに貼り付けられており、反射シートの一辺側の粘着剤が配置された箇所は、他の一辺側の粘着剤が配置された箇所よりも長い液晶表示モジュールが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された反射シートに形成された粘着剤は、反射シートの一辺においてその全長に亘って形成されており、この粘着剤によって反射シートの一辺がその全長に亘ってモールドフレームと一体化している(請求項6、段落番号〔0041〕、〔0047〕)。
従って、モールドフレームが外力によって変形することによって反射シートに応力が加わった場合には、モールドフレームに全長に亘って貼着一体化されている反射シートの一辺は加えられた応力を逃がすことができず、反射シートに皺や歪みが発生するといった問題点が依然として生じている。
特開2007−328211号公報
本発明は、バックライト筐体の変形に起因した皺や歪みが殆ど発生しない反射フィルム及びこの反射フィルムを用いた液晶表示モジュールユニットを提供する。
本発明の反射フィルムは、液晶表示モジュールユニットの枠状のバックライト筐体に配設一体化させて用いられる矩形状の反射フィルムであって、上記反射フィルムにおける互いに対向する二辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とする。
又、上記反射フィルムにおいて、反射フィルムにおける四辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とする。
そして、上記反射フィルムにおいて、反射フィルムにおける三辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とする。
更に、上記反射フィルムにおいて、反射フィルムにおける互いに交差する二辺の縁部に形成された粘着剤層は、反射フィルムの四隅部を介して互いに独立して形成されていることを特徴とする。
又、上記反射フィルムにおいて、反射フィルムの厚みが66μm未満であることを特徴とする。
そして、本発明の液晶表示モジュールユニットは、枠状のバックライト筐体の反射フィルム配設部に反射フィルムが粘着剤層を介して配設一体化されてなる液晶表示モジュールユニットであって、上記反射フィルムは、この反射フィルムにおける互いに対向する二辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長において、上記粘着剤層を介して上記反射フィルム配設部に貼着一体化されていることを特徴とする。
本発明の反射フィルムは、液晶表示モジュールユニットの枠状のバックライト筐体に配設一体化させて用いられる矩形状の反射フィルムであって、上記反射フィルムにおける互いに対向する二辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とし、反射フィルムの四隅部には枠状のバックライト筐体に配設一体化させるための粘着剤層が形成されていない。
従って、バックライト筐体に外力が加わってバックライト筐体に変形が生じ、この変形に起因する応力が反射フィルムに伝達したとしても、バックライト筐体とは一体化されておらず自由な状態とされた反射フィルムの四隅部において、反射フィルムに伝達された応力を円滑に逃がすことができ、よって、反射フィルムに皺や歪みが生じてモワレ縞が生じることはなく、液晶表示モジュールユニットの液晶表示画面にムラは生じず、高品質の液晶表示画面を供することができる。
本発明の液晶表示モジュールユニットの一例を示した縦断面図である。 本発明の液晶表示モジュールユニットの一例を示した分解斜視図である。 本発明の反射フィルムの一例を示した平面図である。 反射フィルムの隅部を特定する要領を説明した図である。 本発明の反射フィルムの一例を示した平面図である。 本発明の反射フィルムの一例を示した平面図である。 本発明の反射フィルムの一例を示した平面図である。 粘着剤層の凝集力の測定要領を示した模式図である。
本発明の液晶表示モジュールユニットの一例を図面を参照しつつ説明する。液晶表示モジュールユニットAのバックライト筐体1は、図1及び図2に示したように、合成樹脂製の矩形枠状に形成され、上端部には液晶表示パネルを載置するための平面矩形枠状のパネル配設部11がバックライト筐体1の上端面に開口した状態に形成されていると共に、下端部には反射フィルム6を配設するための反射フィルム配設部12が下端面に開口した状態に平面矩形枠状に形成されている。反射フィルム配設部12は、反射フィルム6を受止する所定幅を有する平面矩形枠状の受止面12aと、この受止面12aからバックライト筐体1の下端面に向かって延びる矩形枠状の周壁12bとからなる。
そして、バックライト筐体1のパネル配設部11上には、バックライト筐体1の上端開口部よりも僅かに小さい大きさの平面矩形状の液晶表示パネル5が平面矩形枠状の両面粘着テープ5aを介して配設一体化されていると共に、バックライト筐体1内には複数枚の光学フィルム、具体的には、導光板2、拡散シート3、及び、輝度を向上させるための一枚或いは複数枚のプリズムシート4、4・・・が互いに積層された状態で配設されている。なお、上記以外の光学フィルムが適宜、積層されていてもよい。又、バックライト筐体1内にはLED(図示せず)が光源として配設されている。
更に、バックライト筐体1の反射フィルム配設部12の受止面12aには平面矩形状の一定厚みを有する反射フィルム6が配設一体化されている。この反射フィルム6には、バックライト筐体1の反射フィルム配設部12と一体化させるための粘着剤層7が形成されている。なお、反射フィルム6は、その表面にて光を反射することができればよく、例えば、合成樹脂フィルムの表面に金属メッキを施したフィルムなどが挙げられる。そして、反射フィルム6は、その厚みが66μm以下である場合に外力によって皺や歪みを生じやすいので、反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層を形成することによって、本発明の効果が特に顕著に奏するので好ましい。
具体的には、図3、4に示したように、反射フィルム6の上面における四辺の縁部61〜64には、それらの長さ方向の両端部を除いた部分の一部に、反射フィルム配設部12の受止面12aの幅に合致した幅を有し且つ一定長さを有する平面矩形状の粘着剤層71〜74が形成されているが、反射フィルム6の四隅部65〜68には粘着剤層は一切、形成されていない。なお、粘着剤層71〜74は分割されて複数の粘着剤層が点在した状態に形成されていてもよい。
ここで、反射フィルム6の四隅部65〜68は下記の要領で特定される。なお、下記では反射フィルム65を特定する要領を説明するが、その他の隅部66〜68についても同様であるので説明を省略する。
図3に示したように、反射フィルム6の互いに交差する辺61aと辺62aとの交点Rから辺61aの全長の例えば2%、好ましくは5%に当たる位置を起点として辺62aに対して平行な直線Q1を描く。同様に、反射フィルム6の互いに交差する辺61aと辺62aとの交点Rから辺62aの全長の例えば2.5%、好ましくは6%に当たる位置を起点として辺61aに対して平行な直線Q2を描く。そして、反射フィルム6の辺61a、62a、直線Q1、Q2で囲まれた部分であって、反射フィルム6をバックライト筐体1の反射フィルム配設部12の受止面12a上に配設した際に、反射フィルム6が反射フィルム配設部12の受止面12aに受止される部分を反射フィルムの隅部65とする。
反射フィルム6の互いに対向する辺縁の中央同士を結ぶ線を対称軸P1、P2とした際に、反射フィルム6の粘着剤層71〜74が線対称となるように形成されていることが好ましい。このように、粘着剤層71〜74を線対称となるように形成することによって、粘着剤層71〜74に後述するような応力が何れの方向から加えられた場合にあっても、加えられた応力を円滑に反射フィルムの四隅部65〜68に開放することができる。
又、各粘着剤層71〜74の内側縁71a〜74aから反射フィルム6の各辺に対して平行な仮想線71b〜74bを描き、これら仮想線71b〜74bと、反射フィルム6の各辺とで囲まれた部分には粘着剤層が一切、形成されていないことが好ましい。
そして、反射フィルム6の粘着剤層71〜74同士は、反射フィルム6の四隅部65〜68の粘着剤層が形成されていない部分によって完全に分離されて互いに独立した状態となっており、反射フィルム6の任意の粘着剤層に後述するような応力が加えられた場合にあっても、この応力が他の粘着剤層に伝達しないように構成されている。
このように形成された反射フィルム6をその粘着剤層71〜74がバックライト筐体1の反射フィルム配設部12に対向した状態に配設し、反射フィルム6とバックライト筐体1とを粘着剤層71〜74によって一体化している。
ここで、バックライト筐体1は合成樹脂から形成され、軽量化のために薄肉化が図られており、全体の剛性が低く抑えられていることもあって外力や熱によって変形し易い。そして、バックライト筐体1が外力や熱によって変形を生じると、この変形に伴ってバックライト筐体1の反射フィルム配設部12に配設した反射フィルム6に応力が加わる。
しかるに、反射フィルム6はその四隅部65〜68に粘着剤層が一切、形成されておらず、バックライト筐体1から自由な状態とされている。従って、例えば、反射フィルム6にこの反射フィルム6を湾曲させるような応力が加わった場合にあっても、反射フィルム6の粘着剤層71〜74が凝集破壊を生じない程度に僅かに変形しながら、反射フィルム6の四隅部65〜68に向かって応力を順に伝達して、反射フィルム6の四隅部において伝達された応力を開放し、反射フィルム6に応力が残存して反射フィルム6に皺や歪みが生じるのを防止している。
更に、バックライト筐体1が変形した場合に反射フィルム配設部12のうち、変形応力が最も集中し易い部分は四隅部であり、この部分において、反射フィルム6とバックライト筐体1とは一体化しておらず、反射フィルム6にバックライト筐体1の変形に伴う応力が伝達するのを防止しており、反射フィルム6に皺や歪みが生じるのを防止している。
そして、バックライト筐体1に加わる応力が開放されてバックライト筐体1が元の状態に復帰した場合には、反射フィルム6の粘着剤層71〜74が変形状態から元の状態に復帰し、反射フィルム6は粘着剤層71〜74によって皺や歪みのない状態にてバックライト筐体1の反射フィルム配設部12に配設一体化された状態となる。
上記のように、反射フィルム6の四辺の縁部61〜64に粘着剤層71〜74を形成した場合が好ましいが、図5に示したように、反射フィルム6の三辺の縁部61〜63にのみ粘着剤層71〜73が形成されている場合であってもよい。なお、図5では、反射フィルム6の短辺の縁部64に粘着剤層が形成されていない場合を図示したが、反射フィルム6における他の何れかの辺の縁部61〜63に粘着剤層が形成されていない場合であってもよい。
又、図6に示したように、反射フィルム6の互いに対向する二辺の縁部61、63にのみ粘着剤層71、73が形成されている場合であってもよい。なお、図6では、反射フィルムの長辺の縁部61、63にのみ粘着剤層71、73を形成した場合を説明したが、反射フィルムの短辺の縁部62、64にのみ粘着剤層72、74を形成していてもよい。
図5及び図6の何れの場合にあっても、反射フィルム6の四隅部65〜68には粘着剤層は一切、形成されておらず、これらの反射フィルム6を用いて液晶表示モジュールユニットAを形成した場合にあっても、上述と同様に、バックライト筐体1の変形に伴って生じる応力が反射フィルム6に伝達したとしても、バックライト筐体1と一体化していない自由な状態となっている反射フィルム6の四隅部65〜68において反射フィルム6に伝達した応力は開放され、反射フィルム6に皺や歪みが生じることはない。
なお、図3〜6において、反射フィルム6を平面矩形状に形成し、各辺縁を直線状に形成した場合を説明したが、本発明の効果を損なわない範囲内において、図7に示したように、任意の辺縁に凹部69や凸部70が形成されていてもよい。
上記反射フィルム6の上面に粘着剤層71〜74を形成する要領としては、特に限定されず、反射フィルム6の上面に直接、粘着剤を塗布、乾燥させて粘着剤層71〜74を形成してもよいし、或いは、反射フィルム6の上面に、粘着剤層71〜74の形状とされた両面粘着テープを貼着することによって粘着剤層71〜74を形成してもよい。
粘着剤層71〜74を構成する粘着剤としては、特に限定はされず、例えば、ウレタン系粘着剤、エポキシ系粘着剤、シリコーン系粘着剤、イミド系粘着剤、アクリル系粘着剤などが挙げられる。
アクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリル酸エステルポリマーを主成分として含有するものが好ましい。(メタ)アクリル酸エステルポリマーとしては、アルキル基の炭素数が1〜12の範囲にある(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーと官能基含有モノマーとを必要に応じて改質用モノマーの存在下にて共重合させた共重合体が挙げられる。なお、アルキル基の炭素数が1〜12である(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーはモノマー中において50重量%以上含有していることが好ましい。なお、(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味する。
アルキル基の炭素数が1〜12の範囲にある(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとしては、アルキル基の炭素数が1〜12の範囲にある一級又は二級のアルキルアルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化反応により得られるものが挙げられ、アルキル基の炭素数が2〜8の範囲にある一級又は二級アルキルアルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化反応により得られるものが好ましく、アルキル基の炭素数が4〜8の範囲にある一級又は二級アルキルアルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化反応により得られるものがより好ましい。
アルキル基の炭素数が1〜12の範囲にある(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ラウリルなどが挙げられ、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチルが好ましく、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチルがより好ましく、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルが特に好ましい。なお、これらは単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
アクリル系粘着剤の中でも、バックライト筐体1の変形に起因する応力を良好に緩和できることから、凝集力の低いアクリル系粘着剤が好ましい。凝集力の低いアクリル系粘着剤としては、(メタ)アクリル酸エステルポリマーに粘着性付与樹脂を混合したものや、(メタ)アクリル酸エステルポリマーにイソシアネート系架橋剤を添加して凝集力を低く調整したものが好ましい。
そして、凝集力の低いアクリル系粘着剤を製造するためには、(メタ)アクリル酸エステルポリマーとして、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルを含有してなるモノマーを重合してなるものが好ましい。(メタ)アクリル酸エステルポリマー中における(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル成分の含有量は、(メタ)アクリル酸エステルポリマーを構成する(メタ)アクリル酸エステルモノマー成分の総量の20〜90モル%が好ましく、30〜80モル%がより好ましい。
(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルと(メタ)アクリル酸n−ブチルとを併用することが好ましい。(メタ)アクリル酸エステルポリマー中における(メタ)アクリル酸n−ブチル成分の含有量は、(メタ)アクリル酸エステルポリマーを構成する(メタ)アクリル酸エステルモノマー成分の総量の10〜80モル%が好ましく、20〜70モル%がより好ましい。
(メタ)アクリル酸エステルポリマーにおいて、(メタ)アクリル酸アルキルエステル成分のほかに、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合可能なその他のモノマー成分が含有されていてもよい。
このようなその他のモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸プロポキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシプロピルのような(メタ)アクリル酸アルコキシアルキルエステル;(メタ)アクリル酸アルカリ金属塩などの塩;エチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ジエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、トリエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、プロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ジプロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、トリプロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステルのような(ポリ)アルキレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリル酸エステルのような多価(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)アクリロニトリル;酢酸ビニル;塩化ビニリデン;(メタ)アクリル酸−2−クロロエチルのようなハロゲン化ビニル化合物;2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリンのようなオキサゾリン基含有重合性化合物;(メタ)アクリロイルアジリジン、(メタ)アクリル酸−2−アジリジニルエチルのようなアジリジン基含有重合性化合物;アリルグリシジルエーテル、(メタ)アクリル酸グリシジルエーテル、(メタ)アクリル酸グリシジルエーテル、(メタ)アクリル酸−2−エチルグリシジルエーテルのようなエポキシ基含有ビニル単量体;(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸とポリプロピレングリコール又はポリエチレングリコールとのモノエステル、ラクトン類と(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチルとの付加物のようなヒドロキシル基含有ビニル化合物;フッ素置換メタクリル酸アルキルエステル、フッ素置換アクリル酸アルキルエステル等の含フッ素ビニル単量体;イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸のような不飽和カルボン酸(ただし(メタ)アクリル酸を除く)、これらの塩並びにこれらの(部分)エステル化合物および酸無水物;2−クロルエチルビニルエーテル、モノクロロ酢酸ビニルのような反応性ハロゲン含有ビニル単量体;メタクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−メトキシエチルメタクリルアミド、N−ブトキシメチルメタクリルアミドのようなアミド基含有ビニル単量体;ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、トリメトキシシリルプロピルアリルアミン、2−メトキシエトキシトリメトキシシランのような有機ケイ素基含有ビニル化合物単量体;その他、ビニル基を重合したモノマー末端にラジカル重合性ビニル基を有するマクロモノマー類等(例えば、フッ素系モノマー、シリコン含有モノマー、マクロモノマー、スチレン、シリコン等)を挙げることができ、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
そして、(メタ)アクリル酸エステルポリマーの重量平均分子量は、低すぎても高すぎても、バックライト筐体1の変形によって生じる応力を緩和することができないことがあるので、10万〜60万が好ましく、20万〜40万がより好ましい。
なお、本発明における(メタ)アクリル酸エステルポリマーの重量平均分子量は、GPC(Gel Permeation Chromatography:ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法によりポリスチレン換算分子量のようにして測定されたものをいう。
具体的には、(メタ)アクリル酸エステルポリマーにおける、GPC法によりポリスチレン換算分子量として測定された重量平均分子量は、(メタ)アクリル酸エステルポリマーをテトラヒドロフラン(THF)によって50倍希釈して得られた希釈液をフィルターで濾過し、得られた濾液に基づいて、(メタ)アクリル酸エステルポリマーのポリスチレン換算分子量をゲルパーミエーションクロマトグラフによって測定することにより得ることができる。ゲルパーミエーションクロマトグラフとしては、例えば、Water社から商品名「2690 Separations Model」で市販されているものなどが使用できる。
又、(メタ)アクリル酸エステルポリマーに添加される粘着性付与樹脂としては、特に限定されず、例えば、水酸基、カルボキシル基、ビニル基、エポキシ基、イソシアネート基、メルカプト基、アミノ基、エステル基など反応性の官能基を有する粘着付与樹脂、又は本来官能基を持たないが、化学反応により上記官能基が与えられた粘着付与樹脂が挙げられ、単独で用いられも二種以上が併用されてもよい。
上記水酸基、カルボキシル基又はビニル基を有する粘着付与樹脂としては、例えば、ロジン系樹脂のエステル化物、ロジン系樹脂などが挙げられ、水酸基及びビニル基を有する粘着付与樹脂としては、例えば、テルペンフェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、ロジンフェノール樹脂などのテルペン系樹脂、アルキルフェノール樹脂などが挙げられる。
上記のロジン系樹脂のエステル化物とは、ロジン系樹脂と多価アルコールとのエステル化物であって、ロジン系樹脂としては、ロジンモノマー、不均化ロジン、重合ロジン、水添ロジン、部分不均化ロジン及びこれらの混合物が挙げられる。多価アルコールとしてはジエチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトールなどが挙げられる。
上記ロジン系樹脂としては、例えば、重合ロジン、ロジンモノマー、不均化ロジン、水添ロジン、部分不均化ロジン及びこれらの混合物を重合したものなどが挙げられる。
そして、(メタ)アクリル酸エステルポリマーに添加される粘着性付与樹脂の量は、少ないと、粘着剤層が、バックライト筐体の変形に伴って生じる剥離応力によってバックライト筐体から剥離し易くなることがあり、多いと、粘着剤が硬くなって粘着力やタックが低下することがあるので、(メタ)アクリル酸エステルポリマー100重量部に対して5〜50重量部が好ましく、8〜40重量部がより好ましい。
又、(メタ)アクリル酸エステルポリマーに添加されるイソシアネート系架橋剤としては、特に限定されず、例えば、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
そして、(メタ)アクリル酸エステルポリマーに添加されるイソシアネート系架橋剤の量は、(メタ)アクリル酸エステルポリマー100重量部に対して0.1〜3.0重量部が好ましく、0.2〜1.0重量部がより好ましい。
粘着剤層を構成している粘着剤は、下記の要領で測定したゲル分率が1%未満であることが好ましい。ゲル分率がこれ以上になると、粘着剤層の柔軟性が低下し、バックライト筐体の変形に伴う応力を充分に緩和できず、反射フィルムに皺や歪みが発生することがあるからである。
なお、粘着剤層のゲル分率は以下の要領で測定されたものである。粘着剤層を構成している粘着剤をW0(g)用意し、この粘着剤を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、残渣を酢酸エチル中から取り出して110℃の条件下で1時間乾燥させる。そして、乾燥後の残渣の重量W1(g)を測定し、下記式に基づいてゲル分率を算出する。
ゲル分率(重量%)=100×W1/W0
又、粘着剤層の厚みは、4〜25μmが好ましい。これは、粘着剤層の厚みが薄いと、 反射フィルム配設部への接着性が乏しく貼り付け不良となることがあり、厚いと、打ち抜き加工時に粘着剤が染み出し、或いは、糊とび現象等により歩留まりが悪くなることがあるからである。
更に、粘着剤層の幅は、0.5〜2.0mmが好ましい。これは、粘着剤層の幅が狭いと、反射シートとバックライト筐体の固定が不充分となり、反射フィルムの剥離の原因になることがあり、太いと、バックライト筐体の大きさに対して、液晶表示部の有効画面が小さくなり過ぎてしまうことがあるからである。
そして、上記両面粘着テープを用いて粘着剤層71〜74を形成する場合に用いられる両面粘着テープは、基材の両面に上記粘着剤からなる粘着剤層を形成してなるものを用いることが好ましい。
なお、基材としては、特に限定されず、例えば、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルムなどが挙げられ、ポリエステルフィルムが好ましく、ポリエチレンテレフタレートフィルムがより好ましい。
そして、基材の厚みは3〜25μmが好ましい。これは、基材が薄いと、両面粘着テープの打ち抜き加工性が低下することがあり、基材が厚いと、両面粘着テープの厚みが厚くなりすぎて携帯電話などの小型電子機器の表示装置の用途には不適となり、或いは、両面粘着テープの厚みを抑えるために粘着剤層の厚みを薄くした場合にあっては、両面粘着テープの粘着性能が不充分になることがあるからである。
両面粘着テープの粘着剤層は、この粘着剤層を水平面に貼着させる一方、他方の粘着剤層上に厚さが25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼着させて上記ポリエチレンテレフタレートフィルムに水平方向に1.96Nの引張力を加えた状態で3分間に亘って放置した際に、23℃において上記粘着テープの移動距離が50〜500μmで且つ60℃において上記粘着テープの移動距離が200μm以上であることが好ましい。
具体的な測定方法は、先ず、両面粘着テープから縦5mm×横20mmの平面長方形状の試験片Bを切り出す。そして、試験片Bの測定対象と異なる粘着剤層上に、厚みが25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムCを貼着する。なお、粘着剤層の全面にポリエチレンテレフタレートフィルムCが貼着されるようにする。次に、図8に示したように、水平面D上に試験片Bを測定対象となる粘着剤層が水平面D側となるように貼着する。なお、試験片の横方向(長辺方向)が後述する引張力の方向に合致するように調整する。
次に、ポリエチレンテレフタレートフィルムCの一端に重錘Eを取り付けて、ポリエチレンテレフタレートフィルムCに水平方向に1.96Nの引張力がかかるようにする。なお、試験片Bの他端面と、ポリエチレンテレフタレートフィルムCの他端面とが面一状になるように、試験片Bの粘着剤層上にポリエチレンテレフタレートフィルムCを貼着する。又、ポリエチレンテレフタレートフィルムCの他端の移動量をμm単位で測定できる検出器(図示せず)を設置する。
その後、ポリエチレンテレフタレートフィルムCに重錘Eを取り付けてから3分経過した後におけるポリエチレンテレフタレートフィルムCの他端縁の水平方向における移動距離Lを23℃及び60℃のそれぞれにおいて検出器によって測定する。
23℃における上記移動距離Lは、短いと、凝集力が高過ぎて、両面粘着テープがバックライト筐体の変形により生じる応力を緩和することができず、反射フィルムに皺や歪みが生じてモアレ縞が発生し、液晶表示モジュールユニットを用いた液晶表示装置に表示ムラが生じ易くなる一方、長いと、粘着剤層が流れ出して両面粘着テープの形状を保持するのが困難になるので、50〜500μmが好ましい。
60℃における上記移動距離Lは、短いと、凝集力が高過ぎて、両面粘着テープがバックライト筐体の変形により生じる応力を緩和することができず、反射フィルムに皺や歪みが生じてモアレ縞が発生し、液晶表示モジュールユニットを用いた液晶表示装置に表示ムラが生じ易くなるので、200μm以上が好ましいが、長過ぎると、液晶表示モジュールユニットを高温雰囲気下で使用した場合、粘着剤層が流れ出して両面粘着テープの形状を保持するのが困難になることがあるので、200〜2000μmがより好ましい。
アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸n−ブチル及びアクリル酸をモノマー成分として含有するアクリル酸エステルポリマーを主成分とするアクリル系粘着剤溶液(日本触媒社製 商品名「固形分50%AST HS−51E糊」)にアクリル酸エステルポリマー100重量部に対してイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製 商品名「コロネートL55E」)0.5重量部を添加してなる粘着剤溶液を調製した。
次に、この粘着剤溶液を離型紙の離型処理面上に塗布し、粘着剤溶液中の溶剤を乾燥、除去することにより、厚み13μmの粘着剤層を形成させた後、この粘着剤層上にポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み:5μm)を重ね合わせて、ポリエチレンテレフタレートフィルムの一面に粘着剤層を転写、積層一体化した。
続いて、上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの他面に上記粘着剤溶液を塗布し、粘着剤溶液中の溶剤を完全に乾燥、除去して、厚み13μmの粘着剤層を形成することにより、基材の両面に粘着剤層が積層一体化され且つ一方の粘着剤層上に離型紙が剥離可能に積層一体化されてなる両面粘着テープを作製した。
得られた両面粘着テープの双方の粘着剤層における上記凝集力試験による移動距離Lは、23℃において245μmであり、60℃において400μm以上であった。
(実施例1)
得られた両面粘着テープを幅2mmの短冊状に切断して粘着テープ片を作製した。一方、縦50mm×横40mm×厚み65μmの平面長方形状に切断した反射フィルム6(住友スリーエム株式会社製 商品名「ESR反射フィルム」)の上面における四辺の縁部61〜64に上記粘着テープ片を貼着して図4に示したように粘着剤層71〜74を形成した。なお、反射フィルム6の各辺61a〜64aと、粘着テープ片の長辺とが合致するようにした。又、反射フィルム6の縁部61、63上に貼着した粘着テープ片の短辺と、この短辺が対向する反射フィルム6の辺62、64との距離はそれぞれ8mmであった。反射フィルム6の縁部62、64上に貼着した粘着テープ片の短辺と、この短辺が対向する反射フィルム6の辺61、63との距離はそれぞれ8mmであった。
(実施例2)
反射フィルム6の上面における短辺側の縁部64に粘着テープ片を貼着しなかったこと以外は実施例1と同様にして、反射フィルム6(住友スリーエム株式会社製 商品名「ESR反射フィルム」)の上面における三辺の縁部61〜63に粘着テープ片を貼着して図5に示したように粘着剤層71〜73を形成した。
(実施例3)
反射フィルム6の上面における短辺側の縁部62、64に粘着テープ片を貼着しなかったこと以外は実施例1と同様にして、反射フィルム6(住友スリーエム株式会社製 商品名「ESR反射フィルム」)の上面における二辺の縁部61、63に粘着テープ片を貼着して図6に示したように粘着剤層71、73を形成した。
(比較例1)
反射フィルムの上面における四隅部にも粘着剤層が形成されるように、反射フィルム6の上面における縁部61〜64にその全長に亘って粘着テープ片を貼着して、反射フィルム6の四方周縁部に枠状に粘着剤層を形成した。
(冷熱サイクル試験)
縦52mm×横42mm×厚さ1mmの平面長方形状のポリカーボネート板の中央部に縦49.5mm×横39.5mmの長方形状の貫通孔を形成し、矩形枠状の貼着基板を作製した。なお、貼着基板の各辺の幅は1.25mmであった。
上記貼着基板上に反射フィルムをその粘着剤層によって貼着一体化して試験体を作製した。なお、反射フィルムの各辺61a〜64aと、各辺61a〜64aに対向する貼着基板の各辺との間にはそれぞれ1mmの隙間が形成されていた。
上述の要領で試験体を5個作製し、これら5個の試験体を冷熱サイクル試験機に供給した。そして、上記冷熱サイクル試験機内の温度を−40℃で30分間保持した後、加熱して85℃で30分間保持し、再度−40℃に冷却するサイクルを1サイクルとして30サイクル繰り返した後、冷熱サイクル試験機から試験体を取り出して、各試験体の反射シートの表面を目視観察し、応力緩和性能の評価を行なった。
実施例1〜3の反射フィルムでは、5個の試験体全てにおいて反射フィルムに歪みは認められなかった。比較例1の反射フィルムでは、5個の試験体全てにおいて反射フィルムに歪みが認められた。
1 バックライト筐体
11 パネル配設部
12 反射フィルム配設部
2 導光板
3 拡散シート
4 プリズムシート
5 液晶表示パネル
6 反射フィルム
61〜64 反射フィルムの各辺の縁部
65〜68 四隅部
71〜74 粘着剤層
A 液晶表示モジュールユニット

Claims (6)

  1. 液晶表示モジュールユニットの枠状のバックライト筐体に配設一体化させて用いられる矩形状の反射フィルムであって、上記反射フィルムにおける互いに対向する二辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とする反射フィルム。
  2. 反射フィルムにおける四辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の反射フィルム。
  3. 反射フィルムにおける三辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長に粘着剤層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の反射フィルム。
  4. 反射フィルムにおける互いに交差する二辺の縁部に形成された粘着剤層は、反射フィルムの四隅部を介して互いに分離、独立して形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の反射フィルム。
  5. 反射フィルムの厚みが66μm未満であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の反射フィルム。
  6. 枠状のバックライト筐体の反射フィルム配設部に反射フィルムが粘着剤層を介して配設一体化されてなる液晶表示モジュールユニットであって、上記反射フィルムは、この反射フィルムにおける互いに対向する二辺の縁部のうち、上記反射フィルムの四隅部を除いた部分の一部又は全長において、上記粘着剤層を介して上記反射フィルム配設部に貼着一体化されていることを特徴とする液晶表示モジュールユニット。
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