JP6024382B2 - 粘着剤組成物、粘着シート及び画像表示装置 - Google Patents

粘着剤組成物、粘着シート及び画像表示装置 Download PDF

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本発明は、アクリル系粘着剤と、主としてイソシアネート系硬化剤を含有する粘着剤組成物と、その粘着剤組成物の硬化した粘着層を基材上に形成した粘着シート及びその粘着剤組成物の硬化した粘着層を有する画像表示装置に関する。
近年、液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置などの画像表示装置が、テレビジョン、コンピューター、あるいは携帯電話などに幅広く採用されており、市場の広がりとともに、画像表示装置の更なる薄型化・低コスト化に対する要請も強くなっている。
画像表示装置の一例として、液晶表示装置の構成例を図3に示す。図3に示される液晶表示装置は、液晶セル側にあるガラス基材9を有し、このガラス基材9の片面側に、偏光板6と位相差フィルム5とが配置されている。そして、その偏光板6は両面側に粘着層3、7が設けられ、ガラス基材9及び位相差フィルム5が、粘着層3、7を介して偏光板6と接着した積層構造となっている。
このような表示装置に用いられる偏光板は、直交する偏光成分のうち一方を透過させ、他方を遮蔽する機能を有する光学部材である。この偏光板としては、特定の振動方向をもつ光のみを透過させる機能を有するものであり、ヨウ素や二色性染料などで染色した一軸延伸型のポリビニルアルコール(PVA)系フィルムが広く用いられている。
また、偏光板には、実用的な強度を有すること、透明性が良好であること、モアレ模様などの光学的な不均一性が低いことなどの性能が求められる。そのため、偏光板としては、セルロース系フィルムであるトリアセチルセルロース(以下、TACと称することがある。)フィルムが一般的に用いられている。
上記の位相差フィルム、偏光板の貼合用として従来用いられてきた粘着層の粘着剤は、保管環境下での位相差フィルム、偏光板の伸縮に追従するように、粘着剤を軟質なものとし、位相差フィルム、偏光板からの浮きや剥れを抑制するものであった。
しかし、粘着剤を軟質なものとすると、ディスプレイ形状に裁断する際や、裁断後の組立関連作業において、他部材や作業員の手へ粘着層の付着が生じてしまい、著しく作業性が低下するといった不具合があった。
このような問題に対し、例えば特許文献1は、熱又は湿熱下で長期間使用時、偏光板の収縮によって発生する応力を緩和させて、光漏れ改善に効果がある偏光板用アクリル系感圧性粘着剤組成物の発明で、ガラス転移温度などを規定して特定したアクリル粘着剤と、架橋剤の配合割合を規定している。また、特許文献2は、光学積層体の白抜けや色ムラを抑制するとともに、光学積層体におけるガラス基材と粘着剤層との間の浮き剥れなどの外観変化を生じないようにするため、アゾール基及びアルコキシ基を含有するシラン化合物と、アクリル樹脂とを含有する光学フィルム粘着剤用アクリル樹脂組成物が記載されている。
上記の何れの文献でも、被着体である基材と、粘着剤との浮きや剥がれに効果があっても、その光学積層体の加工及び取扱作業で、粘着剤層が接触する部位である、他の部材や作業員の手に付着することを防止できるものではなく、使用する粘着剤の改善が求められている。
特開2006−521418号公報 特開2006−77235号公報
したがって、上記の課題を解決するために本発明の目的は、被着体である基材と、粘着層との浮きや剥がれを抑制でき、さらに粘着層により貼り合せられた積層体の加工及び取扱作業で、粘着層が接触する部位である、他の部材や作業員の手に、粘着層が分離して付着することを防止できる粘着層を構成する粘着剤組成物を提供することにある。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、質量平均分子量が40万以上90万以下であるアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤と、アルミニウムキレート剤と、シランカップリング剤とを含有する粘着剤組成物であって、その粘着剤組成物から形成される粘着層の25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Pa以上3.0×106Pa以下であり、かつ、25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの、(a)/(b)が1.8以上2.4以下であり、かつ前記アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対し、イソシアネート系硬化剤を固形分換算で15質量部以上25質量部以下、アルミニウムキレート剤を固形分換算で0.4質量部以上1.2質量部以下の配合で含有することを特徴とする粘着剤組成物の構成とした。
また、本発明の粘着シートは、基材上に、前記に記載する粘着剤組成物の硬化した粘着層を有することを特徴とする構成とした。また、本発明の画像表示装置は、前記に記載する粘着剤組成物の硬化した粘着層を、偏光板と位相差板との間に設けたことを特徴とする構成とした。
本発明の粘着剤組成物による粘着層を使用すれば、被着体である基材と、粘着層との浮きや剥がれを抑制でき、さらに粘着層により貼り合せられた積層体の加工及び取扱作業で、粘着層が接触する部位である、他の部材や作業員の手に、粘着層が分離して付着することを防止できる。
本発明の粘着シートの一つの実施形態を示す概略断面図である。 本発明の画像表示装置の一つの例を作製するプロセスを説明する概略図である。 液晶表示装置の一つの例を示す概略断面図である。
次に、発明の実施の形態について、詳述する。
図1は本発明の粘着シートの一つの実施形態を示し、その粘着シート1は、基材2の一方の面に、粘着層3を設けた構成で、粘着シート1を取扱う際に、露出して粘着層3にゴミなどが付着して接着性が低下する、あるいは粘着シート1を保管する時に粘着層3と基材2とがブロッキングすることを防止するため、粘着層3の上に剥離フィルム4(キャリアフィルム)を貼り合わせている。この剥離フィルム4を剥がして、対象物に粘着層3により貼り合せることができる。
また、図2は、本発明の画像表示装置の一つの例を作製するプロセスを説明する概略図であり、図2(1)で示すように、一方の面に粘着層3を設けた位相差フィルム5を用意する。但し、その粘着層3を覆うように、剥離フィルム4が積層されている。この粘着層付きの位相差フィルムから、剥離フィルム4を粘着層3から剥がす。
次に、図2(2)に示すように、上記の剥離フィルムの剥がされた粘着層付きの位相差フィルムを、一方の面に粘着層7を設けた偏光板6と、粘着層3により貼り合わせる。但し、上記の粘着層7を覆うように、剥離フィルム8が積層されている。
図2(2)における位相差フィルム5/粘着層3/偏光板6/粘着層7/剥離フィルム8の構成である積層体から、図2(3)に示すように、剥離フィルム8を粘着層7から剥がす。次に、剥離フィルム8の剥がされた粘着層7付きの偏光板と位相差フィルムの積層体を、ガラス基材9に粘着層7により貼り合わせる。尚、そのガラス基材9の粘着層7と接する面と反対面には、図示していないが、液晶セルなどの表示媒体が設けられ、画像表示装置として利用する。
上記の粘着層3を形成する際に使用される粘着剤組成物は、質量平均分子量が40万以上90万以下であるアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を含有するものであって、その粘着剤組成物から形成される粘着層の25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Pa以上3.0×106Pa以下であり、かつ25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの(a)/(b)が1.8以上2.4以下である。また、粘着層7は、上記の粘着層3と同様のものを使用でき、また粘着層3とは異なる粘着剤組成物で構成することができる。
以下、粘着剤組成物、粘着シート及び画像表示装置について、詳細に説明する。
(粘着剤組成物)
粘着剤組成物は、主剤としてのアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤と、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を含有する。以下これの構成要素について、説明する。
[アクリル系粘着剤]
好ましいアクリル系粘着剤としては、アクリル酸エステルと他の単量体とを共重合させたアクリル酸エステル共重合体が挙げられる。アクリル酸エステルとしては、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、アクリル酸グリシジル等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、本発明では、上記アクリル酸エステルの中でも、アクリル酸−n−ブチル及びアクリル酸−2−エチルヘキシルが、耐熱性、耐湿熱性、耐久性、透明性に優れる点において好ましい。他の単量体としては、例えば、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシルエチル、メタクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸−tert−ブチルアミノエチル、メタクリル酸−n−エチルヘキシル等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。なお、本発明では、上記他の単量体の中でも、(メタ)アクリル酸−n−ブチルが好ましい。
上記アクリル酸エステル共重合体(アクリル系ポリマー)は、アクリル酸エステルを主成分とする。ここで、主成分とは、共重合割合が51質量%以上であることを意味し、65質量%以上であることが好ましい。アクリル酸エステルとしては、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸ヒドロキシルエチル、アクリル酸プロピレングリコール、アクリルアミド、アクリル酸グリシジル等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。上記アクリル酸エステルの中でも、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルが、耐久性、透明性、塗工適性等に優れ、また、低コストである点において好ましい。
アクリル酸エステルと共重合可能なカルボキシル基含有モノマーとしては、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸β−カルボキシエチル、(メタ)アクリル酸カルボキシペンチル、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸などが挙げられ、2種以上を併用してもよい。
粘着剤組成物中の上記カルボキシル基含有モノマーの含有量は、アクリル酸エステルが主成分であれば、特に限定されず、所望の粘着強度を示すように、適宜、設定することができるが、耐久性、粘着性、光学特性等の観点から、当該組成物に含まれる上記アクリル酸エステルの総量に対し、0.1質量部以上20質量部以下であることが好ましい。なお、上記共重合比は、核磁気共鳴装置(NMR)により測定することができる。
アクリル酸エステルと共重合可能な水酸基含有モノマーは、その構造中に、共重合可能な重合性基と、水酸基とを有していれば、特に限定されず、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシブチル、アクリル酸3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ポリエチレングリコール等が挙げられる。
粘着剤組成物中の上記水酸基含有モノマーの含有量は、アクリル酸エステルが主成分であれば、特に限定されず、所望の粘着強度を示すように、適宜、設定することができるが、耐久性、粘着性、光学特性等の観点から、当該組成物に含まれる上記アクリル酸エステルの総量に対し、0.1質量部以上20質量部以下であることが好ましい。なお、上記共重合比は、核磁気共鳴装置(NMR)により測定することができる。
また、上記アクリル系ポリマーの質量平均分子量(Mw)は、特に限定されないが、耐久性の観点から、好ましくは40万〜90万の範囲内である。質量平均分子量が40万未満であると、粘着層が軟らかくなり、TAC等に代表される基材の収縮量には十分追従するが、高温多湿の長期条件下で繰り返される内部応力に耐えることができず、質量平均分子量が90万を超えると粘着層が硬くなり、TAC等に代表される基材の収縮量と、粘着層の変化量の差が大きくなるため収縮応力が生じ、いずれの場合もTAC等に代表される基材の収縮応力を適度に緩和することができないので好ましくない。なお、質量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定した際の、ポリスチレン換算の値である。
なお、上記アクリル系ポリマーの市販品としては、例えば、SKダイン2971(綜研化学社製)、SKダイン2975(綜研化学社製)、SKダイン1811L(綜研化学社製)、SKダイン2950(綜研化学社製)、SKダイン2094(綜研化学社製)、オリバインEG−654(トーヨーケム社製)等を好適に用いることができる。
[イソシアネート系硬化剤]
TAC等に代表される基材への密着性が良好であるイソシアネート系硬化剤を使用する。イソシアネート系硬化剤としては、例えば、ポリイソシアネート化合物、ポリイソシアネート化合物の3量体、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とを反応させて得られるイソシアネート基を末端に有するウレタンプレポリマー、該ウレタンプレポリマーの3量体等が挙げられる。ポリイソシアネート化合物としては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,5−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、3−メチルジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−2,4′−ジイソシアネート、リジンイソシアネート等が挙げられる。これらは、単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。本発明においては、粘着層に適度な柔軟性を付与でき、かつ粘着剤組成物の硬化した粘着層が接触した部位に、分離して付着することを防止できる点で、トリレンジイソシアネート系硬化剤を用いることが好ましい。
上記イソシアネート系硬化剤の含有量は、アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対して固形分換算で15質量部以上25質量部以下であることが好ましく、15質量部以上20質量部以下であることがより好ましい。配合量が15質量部よりも少ないと、高温での貯蔵弾性率が低下するため(特に高温下で)、十分な応力緩和性が発現されにくく、耐久性が得られない場合があり、また粘着層の接触する部位に、粘着層が分離して付着しやすくなる点で好ましくない。一方で、含有量が25質量部よりも多いと、貯蔵弾性率が高くなり、高温でのTAC等に代表される基材の収縮に追従しにくくなる上に、粘着力が低下するため、浮きや剥れが発生しやすくなる場合がある点で好ましくない。
アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対して、イソシアネート系硬化剤を固形分換算で15質量部以上25質量部以下の配合で添加すれば、適度な弾性率を有する粘着層を形成することができ、TAC等に代表される基材の収縮応力を緩和して、高温多湿下であっても、TAC等に代表される基材を用いた粘着シートがガラス基材等から浮くことを防止できる。さらに、粘着層の接触する部位である、他の部材や作業員の手に、粘着層が分離して付着することを防止できる。
[アルミニウムキレート剤]
アルミニウムキレート剤は、金属イオンのアルミニウムイオンに2座以上、配位したキレート化合物であり、アルミニウムとアセチルアセトン、アセト酢酸エチルとの配位化合物などが挙げられる。このアルミニウムキレート剤は、アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対し、固形分換算で0.4質量部以上1.2質量部以下の配合で含有することが好ましく、0.4質量部以上1.0質量部以下であることがより好ましい。配合量が0.4質量部よりも少ないと、高温での弾性率が低下するため十分な応力緩和性が発現されにくく、耐久性が得られない場合があり、また粘着層の接触する部位に、粘着層が分離して付着しやすくなる点で好ましくない。一方で、含有量が1.2質量部よりも多いと、弾性率が高くなり、高温でのTAC等に代表される基材の収縮に追従しにくくなる上に、粘着力が低下するため、浮きや剥れが発生しやすくなる場合がある点で好ましくない。
[シランカップリング剤]
シランカップリング剤としては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−フェニルアミノフロピルトリメトキシシラン等のアミノ系シランカップリング剤;ウレイドプロピルトリエトキシシラン等のウレイド系シランカップリング剤;ビニルエトキシシラン、ビニルメトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン等のビニル系シランカップリング剤;γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン等のメタクリレート系シランカップリング剤;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、等のエポキシ系シランカップリング剤;γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等のイソシアネート系シランカップリング剤;ポリエトキシジメチルシロキサン、ポリエトキシジメチルシロキサン等のポリマー型シランカップリング剤;N−(N−ベンジル−β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン塩酸塩等のカチオン型シランカップリング剤等が挙げられる。
このシランカップリング剤は、アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対し、固形分換算で0.05質量部以上0.5質量部以下の配合で含有することが好ましい。このシランカップリング剤の配合量が0.05質量部よりも少ないと、TAC等に代表される基材との接着性が低下し、浮きや剥れが発生しやすくなる場合がある点で好ましくない。また一方で、含有量が0.5質量部よりも多いと、高温でのTAC等に代表される基材の収縮に追従しにくくなる場合があり、好ましくない。
上記の質量平均分子量が40万以上90万以下であるアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を含有する粘着剤組成物において、その粘着剤組成物から形成される粘着層の25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Pa以上3.0×106Pa以下であり、かつ25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの(a)/(b)が1.8以上2.4以下の関係を満足する。
本発明での貯蔵弾性率は、TAインスツルメント・ジャパン社製の粘弾性試験機「RDA−III」を用いて、JIS K7244−1に準拠した動的粘弾性測定法(アタッチメントモード:圧縮モード,周波数:1Hz,温度:−50〜150度、昇温速度:5度/分)にて測定した数値である。25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Paよりも小さいと、粘着剤の凝集力が不足し、十分な応力緩和性が発現されにくく、耐久性が得られない場合があり、また粘着層の接触する部位に、粘着層が分離して付着しやすくなる。また、25℃での貯蔵弾性率が3.0×106Paよりも大きくなると、TAC等に代表される基材の収縮に追従しにくくなる上に、粘着力が低下するため、浮きや剥れが発生しやすくなる。
また、粘着剤組成物から形成される粘着層の25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの(a)/(b)が1.8以上2.4以下である。上記の貯蔵弾性率の比である(a)/(b)が1.8未満であると、粘着層のべたつきが比較的強くなり、粘着層の接触する部位に、粘着層が分離して付着しやすくなる。また、(a)/(b)が2.4より大きいと、常温に比べ高温での粘着層の硬度の差が大きくなり、また高温でのTAC等に代表される基材の収縮に追従しにくくなる上に、粘着力が低下するため、浮きや剥れが発生しやすくなる。
(粘着層)
上記の粘着剤組成物を基材上に、印刷などの方法で設け、硬化させて粘着層3を形成し、その粘着層が形成された面に、剥離フィルムをラミネートする。あるいは、上記の粘着剤組成物を剥離フィルム上に、印刷などの方法で設け、硬化させて粘着層を形成し、その粘着層が形成された面に、基材をラミネートする。その粘着層の厚みは、乾燥状態で、通常、5μm以上100μm以下であるが、好ましくは10μm以上50μm以下である。厚みが5μm未満であると、TAC等に代表される基材の収縮に粘着層の大部分が追従してしまい、基材の収縮応力を緩和することができない。100μmを超えると、応力緩和特性について問題はないが、光線透過率等の光学特性に悪影響を及ぼす場合があり好ましくない。
(基材)
粘着シートの基材2としては、例えば、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロハン、シクロオレフィン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、エチレン/ビニルアルコール共重合体、ナイロン、ポリイミド、トリアセチルセルロース、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート等の通常使用されるプラスチックを使用することができる。その中でも透明性等の面でトリアセチルセルロースが好ましい。
基材の厚みは特に限定されず、用途に応じて適宜選択することができる。通常50μm以上150μm以下であるが、好ましくは50μm以上100μm以下である。上記範囲より薄いと、機械的強度が不十分であり、また湿熱条件下における反りによって破断を生じる場合があり、上記範囲より厚いと、性能が過剰となり、コスト高になる場合がある。
粘着シートの粘着層と貼り合せる剥離フィルムは限定するものではなく、従来から使用されているものが用いられる。また、図2で示した粘着層7は、偏光板とガラス基材との間に設けられ、粘着層7の材質、厚さは限定するものではない。但し、上記で説明した粘着剤組成物を用いて、粘着層3と同様に形成することが、被着体と粘着層との浮きや剥がれを抑制でき、また粘着層により貼合された積層体の加工及び取扱で、粘着層が接触部位である、他の部材や作業員の手に、粘着層が分離し付着することを防止できるので、好ましい。
(画像表示装置)
本発明の画像表示装置は、偏光板と位相差板との間に、上記粘着剤組成物の硬化した粘着層を有する構成であり、例えば図3に示すように、液晶セル側と反対面のガラス基材9表面に粘着層7、偏光板6、粘着層3、位相差フィルム5を順に積層した構成の液晶表示装置とすることができる。画像表示装置としては、上記の液晶セルを含む液晶表示装置に限らず、有機エレクトロルミネッセンス(以下「有機EL」という)表示装置、タッチパネル等が挙げられ、本発明の粘着剤組成物による粘着層と、偏光板を使用するものであれば、画像表示装置の種類の限定はない。また上記の液晶セルについても、例えばTN型やSTN型、π型などの任意なタイプのものを使用できる。
上記のガラス基材としては、一般に液晶セル用として使用されているものであれば、いずれも使用することができる。例えば、ソーダライムガラス、マイクロシートガラス、無アルカリガラス、バイコールガラス、石英ガラス等が挙げられる。
粘着シートを構成する基材としては、上記に示したプラスチック基材が挙げられるが、そのプラスチック基材に光学機能を付与した偏光板、位相差フィルム等が特に好ましい。
次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部又は%は質量基準である。
(実施例1)
アクリル系粘着剤(商品名「EG654」、質量平均分子量:59万、固形分:31.4%、TOYOCHEM(社)製)318.47部(固形分換算で100部に相当)と、トリレンジイソシアネート系硬化剤(商品名「BXX6460」、TOYOCHEM(社)製)39.17部と、アルミニウムキレート剤(商品名「BXX4805」、TOYOCHEM(社)製)9.87部、シランカップリング剤(製品名「BXX6342」、TOYOCHEM(社)製)0.25部、シランカップリング剤(製品名「BXX6449」、TOYOCHEM(社)製)0.20部、アルミニウムキレート剤(商品名「アルミレートA(W)」、川研ファインケミカル(株)製)0.50部、粘度調整用の希釈溶剤として酢酸エチル(DICグラフィクス製)10部を配合して、粘着剤組成物を得た。
次に、上記の粘着剤組成物を乾燥して厚さが25μmになるように、シリコーン剥離処理した厚み38μmのPET製キャリアフィルム(剥離フィルム)(製品名「POL381031」:リンテック(社)製)に、アプリケーターにて塗布し、100℃で2分乾燥を行ない、粘着層を形成した。上記粘着層を位相差フィルムに貼り合わせ、転写を行ない、粘着層付き位相差フィルムを得た。(図2(1)参照)
(実施例2)
上記の実施例1の粘着剤組成物で使用したアクリル系粘着剤、イソシアネート系硬化剤、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を、下記表1に示す配合量に変更した以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物を作製した。また、実施例1の粘着層付き位相差フィルムを作製した条件と同様にして、すなわち粘着層を構成する粘着剤組成物の条件が異なるだけで、粘着層の厚さなどを合わせて、実施例2の粘着層付き位相差フィルムを作製した。
(実施例3)
上記の実施例1の粘着剤組成物で使用したアクリル系粘着剤、イソシアネート系硬化剤、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を、下記表1に示す配合量に変更した以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物を作製した。また、実施例1の粘着層付き位相差フィルムを作製した条件と同様にして、すなわち粘着層を構成する粘着剤組成物の条件が異なるだけで、粘着層の厚さなどを合わせて、実施例3の粘着層付き位相差フィルムを作製した。
(比較例1〜8)
上記の実施例1の粘着剤組成物で使用したアクリル系粘着剤、イソシアネート系硬化剤、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を、下記表1に示す配合量に変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例1〜8の粘着剤組成物を作製した。また、実施例1の粘着層付き位相差フィルムを作製した条件と同様にして、すなわち粘着層を構成する粘着剤組成物の条件が異なるだけで、粘着層の厚さなどを合わせて、比較例1〜8の粘着層付き位相差フィルムを作製した。
Figure 0006024382
上記の実施例及び比較例で作製した粘着剤組成物と、粘着層付き位相差フィルムを用いて、以下に示す条件で、貯蔵弾性率の測定、浮き評価、べたつき評価を行なった。
(貯蔵弾性率の測定)
TAインスツルメント・ジャパン社製の粘弾性試験機「RDA−III」を用いて、JIS K7244−1に準拠した動的粘弾性測定法(アタッチメントモード:圧縮モード,周波数:1Hz,温度:−50〜150度、昇温速度:5度/分)にて測定し、表2において、25℃での貯蔵弾性率(a)、60℃での貯蔵弾性率(b)を示し、またそれらの貯蔵弾性率の比である(a)/(b)を示した。尚、参考に上記の貯蔵弾性率と、それに対応する損失弾性率との割合を示す損失正接を、25℃及び60℃でのデータも表2に示した。
(浮き評価)
粘着層付き位相差フィルムからPET製キャリアフィルムを剥がし、粘着層付き偏光板(品名HLC2−5618S:サンリッツ製)の粘着層が形成されていない面にゴムロールを用いてラミネートした。位相差フィルムがラミネートされた粘着層付き偏光板の粘着層が形成されている面を、0.7mm厚のガラス基材(ゴリラガラス:コーニング製)にゴムロールを用いて貼合し、貼合後にオートクレーブ装置にて0.5MPa、50℃、30分の条件で熱処理を行ない、評価用サンプルを得た。(図2(3)の下図参照)その評価用サンプルを温度60℃、湿度90%Rhのオーブンへ投入し、1時間放置する。1時間放置後に評価用サンプルを取出し、位相差フィルムと偏光板との間の粘着層3、つまり上記作製した粘着剤組成物の硬化した粘着層で、浮きや剥れの発生状況を目視にて確認した。その確認は、以下の評価基準で行なった。
<評価基準>
○・・・浮きや剥がれが生じなかった。
×・・・浮きや剥がれが認められた。
(べたつき評価)
粘着層付き位相差フィルムからPET製キャリアフィルムを剥がし、粘着層付き偏光板(品名HLC2−5618S:サンリッツ製)の粘着層が形成されていない面にゴムロールを用いてラミネートし、オートクレーブ装置にて0.5MPa、50℃、30分の条件で熱処理を行い、評価用サンプルロールを得た。評価用サンプルロールをカッター刃にて、20m/分の速度で210mm×300mmの寸法となるように切断し、100枚を重ねた状態とし、評価用サンプルを得た。評価用サンプルの端部に、ゴム手袋を付着させ、300mm/分の速度で剥がした際に粘着層がゴム手袋に付着しているか否かを目視にて評価した。ゴム手袋に粘着層が付着していなければ○、粘着層が付着している場合は×とした。
上記の貯蔵弾性率等のデータ、浮き評価及びべたつき評価の結果を表2に示す。
Figure 0006024382
上記の通り、実施例1〜3の粘着剤組成物では、質量平均分子量が40万以上90万以下であるアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤、アルミニウムキレート剤及びシランカップリング剤を含有するものであって、その粘着剤組成物から形成される粘着層の25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Pa以上3.0×106Pa以下であり、かつ25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの(a)/(b)が1.8以上2.4以下であった。これにより、位相差フィルム及び偏光板と、粘着層との浮きや剥がれを抑制でき、粘着層の接触する部位である、他の部材や作業員の手に、粘着層が分離して付着することを防止できた。
比較例の粘着剤組成物では、比較例7以外の比較例の粘着剤組成物は25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Pa以上3.0×106Pa以下の条件を満足していないため、位相差フィルム及び偏光板と、粘着層との浮きや剥がれが生じた。また比較例7の粘着剤組成物は、25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの(a)/(b)が1.8以上2.4以下を満足するものではないため、位相差フィルム及び偏光板と、粘着層との浮きや剥がれが生じた。
比較例1では、粘着層のべたつき評価で、ゴム手袋に粘着層が付着し、不良の結果であった。これは、貯蔵弾性率(25℃)が低すぎて、粘着剤の凝集力が不足したものと判断できる。
1 粘着シート
2 基材
3 粘着層
4 剥離フィルム
5 位相差フィルム
6 偏光板
7 粘着層
8 剥離フィルム
9 ガラス基材

Claims (3)

  1. 質量平均分子量が40万以上90万以下であるアクリル系粘着剤と、イソシアネート系硬化剤と、アルミニウムキレート剤と、シランカップリング剤とを含有する粘着剤組成物であって、その粘着剤組成物から形成される粘着層の25℃での貯蔵弾性率が1.7×106Pa以上3.0×106Pa以下であり、かつ、25℃での貯蔵弾性率を(a)、60℃での貯蔵弾性率を(b)としたときの、(a)/(b)が1.8以上2.4以下であり、かつ前記アクリル系粘着剤の固形分100質量部に対し、イソシアネート系硬化剤を固形分換算で15質量部以上25質量部以下、アルミニウムキレート剤を固形分換算で0.4質量部以上1.2質量部以下の配合で含有することを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 基材上に、請求項1に記載する粘着剤組成物の硬化した粘着層を有することを特徴とする粘着シート。
  3. 請求項1に記載する粘着剤組成物の硬化した粘着層を、偏光板と位相差板との間に設けたことを特徴とする画像表示装置
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