JP2010229932A - 可変動弁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンが無負荷状態であると判断し、かつ車両が停車状態であると判断した場合に、スロットル開度が所定値より小さいときには高速側カムへの切り替えを禁止し、スロットル開度が所定値以上のときには、エンジン無負荷状態における同一スロットル開度でのエンジン回転数に比して、実際のエンジン回転数が低いと判断した場合には、クラッチが接続されようとしていると判断し、所定のエンジン回転数において高速側カムへの切り替えを許可する一方、クラッチが接続されようとしていないと判断した場合には、高速側カムへの切り替えを禁止する。
【選択図】図4
Description
しかし、車両がレース等で用いられる場合であって、エンジンが中高回転域にある状態からクラッチを接続して発進するいわゆるレーシングスタートを行う状況下においては、そのような使用状況下も然ることながら、回転中のエンジンの吸排気系から発生する音が大きいため、カムの切り替え音は気にならず、むしろ中高速カムに切り替えることにより、レーシングスタートに応じた高出力を得たいという要望がある。
請求項2に記載した発明は、前記実際のエンジン回転数は所定のタイミングで検知され、今回検知したエンジン回転数と前回検知したエンジン回転数との差をもって、前記エンジン回転数の低下量を求め、該エンジン回転数の低下量が所定値以上となった場合には、クラッチが接続されようとしていると判断し、所定値よりも小さい場合には、クラッチが接続されようとしていないと判断することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記スロットル開度の大小を判断する所定値と、エンジン回転数の低下量を判断する所定値とを、相互に関連付けられた組み合わせの値としたことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記車速検出手段がフェールしたと判断された場合には、スロットル開度の大きさに関わらず、所定のエンジン回転数における高速側カムへの切り替えを禁止することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記エンジンが無負荷状態であるか否かは、ニュートラルセンサ(例えば実施例のニュートラルセンサ94)又はギヤポジションセンサ、あるいはクラッチセンサ(例えば実施例のクラッチセンサ95)によるニュートラル判定により判断されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明によれば、所定のタイミングにおけるエンジン回転数の差からその低下量を求めることにより、特別なセンサを用いることなく従来ある回転数検知手段を利用して前記低下量を算出でき、当該可変動弁装置の構成及び制御を簡素化できる。また、エンジン回転数の低下量が所定値以上か否かにより、クラッチが接続されようとしているか否かを判断することで、車両やクラッチの特性に応じて前記所定値を変更することで対応でき、多機種への適用が可能となる。
請求項3に記載した発明によれば、車両やクラッチの特性に応じてエンジン回転数の低下量判断の所定値を変更する場合に、併せてスロットル開度の大小判断の所定値を変更するようにすることで、より前記特性に適した制御を行うことができる。
請求項4に記載した発明によれば、車速が検出できない状態においては通常の制御であるカムの切り替えを禁止するようにしたため、車両走行状態が判断できない場合にはニュートラル状態が含まれている可能性があることから、このような場合には無条件にカム切り替えを禁止することで、カム切り替え音の発生を確実に抑制することができる。
請求項5に記載した発明によれば、ニュートラルセンサ又はギヤポジションセンサ、あるいはクラッチセンサによるニュートラル判定により、エンジンが無負荷状態であるか否かを確実に判断できる。
前記カムシャフト11のカム11Aは、前記低速回転域用の左右第一カム15a,16a、及び高速回転域用の左右第二カム15b,16bからなる。すなわち、カムシャフト11は、一気筒当たりに左右第一カム15a,16a及び左右第二カム15b,16bの計四つのカムを有する。
すなわち、まずステップS1において、エンジン1が無負荷か否かを判定する。これは、ニュートラルセンサ94がON、又はクラッチセンサ95がOFFの場合には、それぞれエンジン1がニュートラル状態であると判断し、もってエンジン1が無負荷状態であると判定する。
また、ステップS2の判定結果がYESの場合(車速センサ91がフェールしている場合)には、ステップS7に進んでカム切り替え出力をOFFにする。この場合においては、車両走行状態が判断できない状況下であるため、前記ニュートラル状態が含まれている可能性があることから、無条件にカム切り替えを抑制して、カム切り替え音の発生を確実に抑えるようにしている。
なお、ステップS4の判定結果がNOの場合(スロットル開度が所定値未満の場合)にも、ステップS7に進み、前記通常の発進時であると判断してカム切り替え出力をOFFにする。
ECU78は、前記ステップS4において、スロットル開度が予め設定した所定値Th0以上か否かを判定する。そして、スロットル開度が前記所定値Th0よりも大きい値Th1である場合には、そのときの実際のエンジン回転数Ne1’が同一スロットル開度Th1に対応する標準回転数Ne1と比較して低いか否かを判定する。このとき、後述する変形例のように、実際のエンジン回転数Ne1’を同一スロットル開度Th1に対応する標準回転数Ne1から差し引いた差ΔNeが、予め設定した所定値ΔNe0以上小さいか否か(所定値ΔNe0以上大きく低下しているか否か、標準回転数Ne1よりも所定値ΔNe0だけ小さいNe1’以下であるか否か)を判定してもよい。この判定は、前記ΔNenが所定値ΔNe0以上小さいか否かの判定に相当する。
この判定結果がYESの場合には、スロットルを大きく開けて通常発進時よりも短時間で前記クラッチ28を繋ぐいわゆるレーシングスタート時であると判断される。
すなわち、ステップS5’では、前記エンジン回転数の低下量ΔNenが予め設定した所定値以下か否か(マイナス側に大きいか否か)を判定する。この判定結果がYESの場合(低下量ΔNenが所定値以下の場合)には、前記レーシングスタート時であると判断してステップS6に進み、通常のカム切り替えルーチンを維持する。
一方、ステップS5’の判定結果がNOの場合(低下量ΔNenが所定値を超える場合)には、レーシングスタートではない通常の発進時であると判断して、ステップS7に進み、カム切り替え出力をOFFにしてカム切り替え音の発生を防止する。
この構成によれば、所定のタイミングにおけるエンジン回転数の差からその低下量を求めることにより、特別なセンサを用いることなく従来ある回転数検知手段を利用して前記低下量を算出でき、当該可変動弁装置の構成及び制御を簡素化できる。また、エンジン回転数の低下量が所定値以上か否かにより、クラッチが接続されようとしているか否かを判断することで、車両やクラッチの特性に応じて前記所定値を変更することで対応でき、多機種への適用が可能となる。
この構成によれば、車両やクラッチの特性に応じてエンジン回転数の低下量判断の所定値を変更する場合に、併せてスロットル開度の大小判断の所定値を変更するようにすることで、より前記特性に適した制御を行うことができる。
この構成によれば、車速が検出できない状態においては通常の制御であるカムの切り替えを禁止するようにしたため、車両走行状態が判断できない場合にはニュートラル状態が含まれている可能性があることから、このような場合には無条件にカム切り替えを禁止することで、カム切り替え音の発生を確実に抑制することができる。
この構成によれば、ニュートラルセンサ94又はギヤポジションセンサ、あるいはクラッチセンサ95によるニュートラル判定により、エンジンが無負荷状態であるか否かを確実に判断できる。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車に限らず三輪、四輪の鞍乗り型車両にも適用できることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
5 動弁機構(可変動弁装置)
91 車速センサ(車速検出手段)
92 スロットルセンサ
93 クランクセンサ
94 ニュートラルセンサ
95 クラッチセンサ
Claims (5)
- 車両の状態に応じて可変動弁機構の低速側カムと高速側カムとを切り替える可変動弁装置において、
エンジンが無負荷状態であると判断し、かつ車速検出手段により車両が停車状態であると判断した場合に、
スロットル開度が所定値より小さいときには高速側カムへの切り替えを禁止し、
スロットル開度が所定値以上のときには、エンジン無負荷状態における同一スロットル開度でのエンジン回転数に比して、実際のエンジン回転数が低いと判断した場合には、クラッチが接続されようとしていると判断し、所定のエンジン回転数において高速側カムへの切り替えを許可する一方、クラッチが接続されようとしていないと判断した場合には、高速側カムへの切り替えを禁止することを特徴とする可変動弁装置。 - 前記実際のエンジン回転数は所定のタイミングで検知され、今回検知したエンジン回転数と前回検知したエンジン回転数との差をもって、前記エンジン回転数の低下量を求め、該エンジン回転数の低下量が所定値以上となった場合には、クラッチが接続されようとしていると判断し、所定値よりも小さい場合には、クラッチが接続されようとしていないと判断することを特徴とする請求項1に記載の可変動弁装置。
- 前記スロットル開度の大小を判断する所定値と、エンジン回転数の低下量を判断する所定値とを、相互に関連付けられた組み合わせの値としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の可変動弁装置。
- 前記車速検出手段がフェールしたと判断された場合には、スロットル開度の大きさに関わらず、所定のエンジン回転数における高速側カムへの切り替えを禁止することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の可変動弁装置。
- 前記エンジンが無負荷状態であるか否かは、ニュートラルセンサ又はギヤポジションセンサ、あるいはクラッチセンサによるニュートラル判定により判断されることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の可変動弁装置。
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