JP2005042565A - スロットルバルブ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スロットルバルブ装置100は、スロットルケーブル139が係合するスロットルプーリ140と共にスロットルプーリ135がシャフト134の一端側に設けられる。ケーブル139を介してスロットルプーリ140に運転者の操作量に応じた回転駆動力を伝達すると、シャフト134の他端側に設けられ規制プーリ145と、シャフト134に固定された開き角約90度の略扇状の規制カム142とが当設して、スロットルバルブ133の回動範囲を規制する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットルバルブ装置に関し、特に自動二輪車用のスロットルバルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動二輪車では高回転高出力のエンジン特性が求められるため、スロットルバルブ装置のスロットルボアを大きくして、高回転高出力のエンジンに対応した吸気量を確保する傾向にある。このようなスロットルバルブ装置では、エンジンの低回転領域でスロットルバルブを全開にしたときは、スロットルバルブ開度が過大になり(オーバースロットル)、適切な吸気流速を確保できなくなる。この不具合を解消するために、電子制御スロットルバルブ装置やデュアルスロットルバルブ装置などが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−263186
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電子制御スロットルバルブ装置は、四輪車では既に採用されているが、自動二輪車に適用した場合には、スロットル操作に対し速いレスポンスが要求される自動二輪車のエンジンでは、迅速且つ正確な制御を行う上でシビアな条件が要求される。即ち、運転者の操作に対しモータにより制御されるスロットルバルブの動きが遅れ、運転者が操作に違和感を持つ可能性がある。
【0005】
一方、デュアルスロットルバルブ装置では、運転者がプライマリスロットルバルブを操作するために、運転者が操作に違和感を持たないが、プライマリスロットルバルブに加えて、更に別のスロットルバルブを用いるので、重量やサイズが大きくなるという不具合がある。
【0006】
加えて、冷機時のエンジンの始動性を向上させるオートファーストアイドルシステムでは、スロットルボディにアイドリング用のバイパス通路を別に設け、エンジン冷却水温等に応じて電気ヒータによって作動するプランジャ式のアクチュエータを用いてそのバイパス通路面積を制御するための機構を備えるので、同様に、スロットルボディの重量やサイズが増加するという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、適切な吸気流速を確保しつつ敏速なスロットルバルブの応答性を実現し、且つスロットルボディの重量やサイズの増加を防止することができるスロットルバルブ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のスロットルバルブ装置は、エンジンのスロットルボディ内に回動軸を介して回動可能に支持されるスロットルバルブを備えたスロットルバルブ装置において、前記回動軸の一端側に設けられた第1および第2のスロットルプーリと、該第1および第2のスロットルプーリの一方に係合し、該一方のスロットルプーリに運転者の操作量に応じた回転駆動力を伝達する伝達部材と、他方のスロットルプーリを前記一方のスロットルプーリに対して前記スロットルバルブの閉じ方向への相対回転を規制する一方、開き方向への相対回転を許容する第1の規制手段と、前記回動軸の他端側に設けられ前記スロットルバルブの回動範囲を規制する第2の規制手段と、該第2の規制手段を駆動するアクチュエータであって、前記第2の規制手段の規制位置を変更するアクチュエータと、エンジンの所定パラメータおよび前記一方のスロットルプーリの回動位置に応じて前記アクチュエータを制御する制御装置とを備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1記載のスロットルバルブ装置によれば、第1のスロットルプーリを、伝達部材を介して駆動される第2のスロットルプーリに加えてこれと当設可能に追加すると共に、第1の規制手段と第2の規制手段とを互いに当設可能に設け、さらに、アクチュエータが、エンジンの所定パラメータおよび一方のスロットルプーリの回動位置に応じて第2の規制手段の規制位置を変更するようにしたので、適切な吸気流速を確保しつつ敏速なスロットルバルブの応答性を実現し、且つスロットルボディの重量やサイズの増加を防止することができる。
【0010】
請求項2記載のスロットルバルブ装置は、請求項1記載のスロットルバルブ装置において、前記第2の規制手段は、前記回動軸の他端側に設けられた規制部材と、該規制部材に当接可能に前記回動軸の他端側に設けられ、該規制部材に当接することにより前記スロットルバルブの開き方向への回動範囲を規制する係止部材とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2記載のスロットルバルブ装置によれば、係止部材が規制部材に当接することによりスロットルバルブの開き方向への回動範囲を規制するので、過剰なスロットル開操作時に、実際のバルブ開度を適切な値に規制してエンジンの吸気流速を適切に制御し、運転者に違和感を生じずにスロットル開度の規制を行うことができる。
【0012】
請求項3記載のスロットルバルブ装置は、請求項1記載のスロットルバルブ装置において、前記第2の規制手段は、前記回動軸の他端側に設けられた規制部材と、該規制部材に当接可能に前記回動軸の他端側に設けられ、該規制部材に当接することにより前記スロットルバルブの閉じ方向への回動範囲を規制する係止部材とを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載のスロットルバルブ装置によれば、係止部材が規制部材に当接することによりスロットルバルブの閉じ方向への回動範囲を規制するので、スロットル閉操作時に、吸気量の変動が非常に微少なスロットルバルブ全閉又は極低回転状態のようなアイドル状態での実際のスロットルバルブ開度を適切な値に規制でき、エンジンのアイドル状態での適切な吸気量を確保することができる。さらに、スロットルバルブの閉じ方向への回動範囲の下限を適当に設定することにより、オートファーストアイドル制御にも適用することができる。
【0014】
請求項4記載のスロットルバルブ装置は、請求項1記載のスロットルバルブ装置において、前記第2の規制手段は、前記回動軸の他端側に設けられた規制部材と、該規制部材に当接可能に前記回動軸の他端側に設けられ、該規制部材に当接することにより前記スロットルバルブの開き方向への回動範囲を規制する係止部材とを備え、前記係止部材は、前記回動軸の周囲に位置する2つの当接面を有する略扇状のカムから成り、前記規制部材は、前記回動軸の周囲に回動可能に配されると共に、該回動軸の径方向外方に位置する2つの当接面を有する部材から成り、前記係止部材の2つの当接面の一方が前記規制部材の2つの当接面の一方に当接することにより前記スロットルバルブの開き方向又は閉じ方向への回動範囲を規制することを特徴とする。
【0015】
請求項4記載のスロットルバルブ装置によれば、第2の規制手段がスロットルバルブの開き方向への回動範囲及び閉じ方向への回動範囲を共に規制するので、スロットルバルブ装置の小型化及び軽量化が実現でき、特に、自動二輪車のように車体が小さく、エンジンの搭載スペースが小さい車両に好適なスロットルバルブ装置を提供することができる。更に、スロットルバルブの開き方向及び閉じ方向への各回動範囲の規制を行う係止部材および規制部材をそれぞれ2つの当設面を有する略扇状のカムと、2つの当設面を有する部材とで構成したので、規制部材の回動量を少なくして短時間で規制制御することができる。
【0016】
請求項5記載のスロットルバルブ装置は、請求項1乃至4記載のスロットルバルブ装置において、多連スロットルタイプのスロットルボディと、伝動部材とを備え、前記アクチュエータは、各スロットルバルブの連結方向と並列位置にて前記回動軸の両端の間で且つ前記スロットルボディに設けられた燃料噴射装置と前記回動軸に関して反対側に配され、前記伝動部材を介して前記第2の規制手段を駆動可能であることを特徴とする。
【0017】
請求項5記載のスロットルバルブ装置によれば、アクチュエータを、各スロットルバルブの連結方向と並列位置にて回動軸の両端の間で且つ前記スロットルボディに設けられた燃料噴射装置と回動軸に関して反対側に配したので、スロットルバルブ装置が回動軸の軸方向に延出することがなく、スロットルボディが回動軸方向の長さが大きい多連スロットルタイプであっても、搭載スペースを小さくすることができる。
【0018】
請求項6記載のスロットルバルブ装置は、請求項5記載のスロットルバルブ装置において、前記回動軸の両端にそれぞれ対向して配された第1及び第2の角度センサを備え、該第1及び第2の角度センサの一方が前記第1のスロットルプーリの角度位置を検出してスロットルバルブの開度を検出し、他方は前記規制部材の角度位置を検出することを特徴とする。
【0019】
請求項7記載のスロットルバルブ装置は、請求項4記載のスロットルバルブ装置において、前記規制部材と前記係止部材との間に介装されたリンク機構を更に備え、該リンク機構は、前記規制部材の移動量をより小さい移動量に変換するレバー比を有することを特徴とする。
【0020】
請求項7記載のスロットルバルブ装置によれば、該リンク機構は、規制部材の移動量をより小さい移動量に変換するので、スロットルバルブ開度が極微小開度での制御性を向上することができる。又、安価な制御精度の低いアクチュエータを用いた場合であっても、精度よくスロットルバルブの開度を制御することができ、例えばアイドリングの安定性を更に向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施の形態に係るスロットルバルブ装置を備える自動二輪車の概略構成を示す図である。
【0023】
図1において、自動二輪車10は、車体フレーム20を有し、この車体フレーム20は、ほぼ車高方向に延びる左右一対のフレームセンター20aと、これらのフレームセンター20aの中央部から前方に延びる左右一対のメインフレーム20bと、メインフレーム20bの上部から後方に延びる略トラス構造のシートレール20cとから成る。メインフレーム20bの前端には前輪部30が、フレームセンター20aの下部には、後部に向かって駆動後輪部40が取付けられている。一対のメインフレーム20b、及び一対のフレームセンター20cは、夫々、車幅方向に延びる図示しない複数のブリッジ部材により連結されている。
【0024】
前輪部30は、この車体フレーム20の前端に設けられたヘッドパイプ31と、このヘッドパイプ31に取付けられたフロントフォーク32と、フロントフォーク32の上部に取付けられたハンドルバー33と、フロントフォーク32の下部に取付けられた前輪34とから構成される。このハンドルバー33により前輪34が左右に操舵される。
【0025】
駆動後輪部40は、メインフレーム20bの下方において、車体フレーム20に搭載されたパワーユニット41と、前部がパワーユニット41の後部に枢着された伝達ユニット42と、伝達ユニット42の後部に取付けられた駆動輪としての後輪44とから構成される。伝達ユニット42は、スイングアーム式の後輪懸架装置を構成する。
【0026】
パワーユニット41は、図2に示す前方に傾斜したエンジン61と、図示しない湿式多板クラッチ機構及びミッション機構とから構成されている。
【0027】
エンジン61は、例えば、横置水冷式DOHC直列4気筒エンジンであり、シリンダブロック69と、シリンダブロック69の下に設けられたクランクケース65と、シリンダブロック69の上に設けられたシリンダヘッド70と、シリンダヘッド70の上に設けられたヘッドカバー71とを備える。クランクケース65は、例えば車高方向に関して上部クランクケース65a、中部クランクケース65b、及び下部クランクケース65cに三分割可能である。下部クランクケース65cの下にはオイルパン66が設けられている。
【0028】
エンジン61の下部、クラッチ機構及びミッション機構はクランクケース65内に内装されている。また、クランクケース65は、図示しない複数のエンジン取付部を介して車体フレーム20に固定されている。エンジン61の前側において、車体フレーム20には、エンジン冷却用の冷却水を冷却するラジエター67が取付けられている。
【0029】
エンジン61のシリンダヘッド70は、その後部にシリンダ毎に吸気口72を、その前部にシリンダ毎に排気口73を有し、各吸気口72内には吸気バルブ74、各排気口73内には排気バルブ75が配されている。吸気口72の各々には、後述する図3の4連型のスロットルバルブ装置のスロットルボディ120が接続されている。
【0030】
吸気バルブ74及び排気バルブ75は、夫々、シリンダヘッド23内に軸支された吸気カム軸76及び排気カム軸77の駆動によって所定のタイミングで開閉制御される。吸気カム軸76及び排気カム軸77は、例えば、エンジン61の右側に設けられた図示しないカム軸駆動機構により回転駆動される。
【0031】
シリンダブロック69は、車幅方向に配列された4つのシリンダ78を有し、各シリンダ78内に燃焼室79が形成されている。また、シリンダ78内に、ピストン80が摺動自在に収容されている。
【0032】
一方、上部クランクケース65a内には、両端が上部クランクケース65aに軸支されたクランクシャフト84が配されている。ピストン80とクランクシャフト84はコンロッド82によって連結されている。また、クランクシャフト84の後方において中部クランクケース65bと下部クランクケース65cとの間は、クランクシャフト84と連動する図示しないミッション機構の前後2本のミッション軸85,86が軸支されている。
【0033】
左右一対のメインフレーム20a間には、エンジン61に燃料を供給する燃料噴射装置90が配されており、この燃料噴射装置90は、4つのスロットルボディ120に夫々接続された4つのインジェクタノズル94と、各インジェクタノズル94に接続されたデリバリ管95とを備える。これにより、燃料タンク96内の燃料は、デリバリ管95を介して各インジェクタノズル94に均等に分配され、スロットルボディ120内に噴射される。
【0034】
図3は、本実施の形態に係るスロットルバルブ装置の概略構成を示す図である。
【0035】
図3において、本実施の形態に係るスロットルバルブ装置100は、4連型であり、エンジン61の各吸気口72に接続されると共に、夫々メインエア通路132を規定する4つのスロットルボディ120と、これらのスロットルボディ120に夫々挿通し且つ回動自在に支持された1つのシャフト134と、このシャフト134に固定されており、シャフト134の回動によりスロットルボディ120内でメインエア通路132を開閉する4つのスロットルバルブ133とを備える。
【0036】
また、スロットルバルブ装置100は、シャフト134の一端側に設けられた2つのスロットルプーリ135,140と、スロットルプーリ140に係合し、スロットルプーリ140に運転者の操作量に応じた回転駆動力を伝達するスロットルケーブル139と、シャフト134の他端側に設けられスロットルバルブ133の回動範囲を規制する規制プーリ145と、この規制プーリ145を駆動するアクチュエータであって、規制プーリ145の規制位置を変更するモータ147と、エンジン61の所定パラメータおよびスロットルプーリ140の回動位置に応じてモータ147を制御する電子コントロールユニット(ECU)150とを備える。
【0037】
図4は、図3のスロットルバルブ装置100の部分拡大斜視図であり、(a)は、図3のスロットルバルブ装置100の一端側を示し、(b)は、図3のスロットルバルブ装置100の他端側を示す。
【0038】
シャフト134には、その一端において、スロットルプーリ140がベアリング138を介して回転自在に取付けられていると共に、その内側において、本発明に係るスロットルプーリ135が固定されている。スロットルプーリ135には、そのスロットルプーリ140側端面外周部においてスロットルプーリ140に向かって突出部136が形成されており、スロットルプーリ140には、そのスロットルプーリ135側端面外周部においてスロットルプーリ135に向かって突出部137が形成され、スロットルプーリ135の突出部136と回転方向に係合可能に配されている。スロットルプーリ135は、図示しないバネによってスロットルバルブ133の閉方向(シャフト134の前記一端側から見て時計方向)に付勢されており、スロットルプーリ140は、図示しないバネによってスロットルバルブ133の開方向(シャフト134の前記一端側から見て反時計方向)に付勢されている。これにより、突出部136と突出部137は通常当接している。
【0039】
スロットルプーリ140には、図示しないスロットルグリップと連動するスロットルケーブル139が掛け渡され、運転者のグリップ操作による駆動力がスロットルケーブル139を介してスロットルプーリ140に、次いで当接し合う突出部136、137を介してスロットルプーリ135に伝達され、両プーリが回動駆動される。また、スロットルプーリ140に隣接してスロットルプーリポジションセンサ141が配されており、このスロットルプーリポジションセンサ141はスロットルプーリ140の回動位置を検出し、それに応じた電圧値を出力する。
【0040】
シャフト134には、その他端において、規制プーリ145がベアリング143を介して回転自在に取付けられており、規制プーリ145の内側において開き角約90度の略扇状の規制カム142がシャフト134に固定されている。規制カム142はその外周側面において2つの当接面を有する。規制プーリ145の外周部には図示しない歯が刻まれている。
【0041】
規制プーリ145には、その規制プーリ145側端面外周部において規制カム142に向かって2つの板状のストッパ部145a,145bが突出形成されている(図4(b))。これらのストッパ部145a,145bは、規制カム142の開き角の配向方向と反対の角度で配され、ほぼ180度対称の位置に配されると共にシャフト134に向かって延出している。また、ストッパ部145a,145bは、夫々、規制カム142の2つの当接面と当接する当接面を有する。これにより、規制カム142が各図5において時計方向に回転したときは、規制カム142の一方の当接面がストッパ部145aの当接面に当接し、反時計方向に回転したときは、規制カム142の他方の当接面がストッパ部145bの当接面に当接する。
【0042】
また、規制プーリ145に隣接して規制プーリポジションセンサ148が配されており、この規制プーリポジションセンサ148は規制プーリ145の回動位置を検出し、それに応じた電圧値を出力する。この規制プーリポジションセンサ148はシャフト134の一端部に配され、また、上述のスロットルプーリポジションセンサ141はシャフト134の他端部に配される。
【0043】
さらに、規制プーリ145には、中間歯車146を介してモータ147の出力軸に取付けられた歯車が噛合しており、モータ14の出力軸の回動により、規制プーリ145が回動する。モータ147は、シャフト134の軸方向と並列に且つシャフト134の両端の間であって、シャフト134に関してエンジン61に取付けられた燃料噴射装置90の反対側に配設される。これにより、シャフト134の軸方向への延出を最小限に抑えることができ、もってスロットルバルブ装置100の重量やサイズの増加を更に防止することができる。
【0044】
図3に戻り、スロットルプーリポジションセンサ141及び規制プーリポジションセンサ148は、夫々、ECU150に接続されている。
【0045】
ECU150は、図示しないエンジン回転数センサ等の各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路150a、中央演算処理回路(CPU)150b、CPU150bで実行される各種演算プログラム、これら演算プログラムで使用するテーブルや、後述する図6の開度規制マップ等のマップ、演算結果等を記憶する記憶装置150c、及び燃料噴射装置90やモータ147に駆動信号を送信する出力回路150d等から構成される。
【0046】
図5は、図4(b)におけるシャフト134、即ちスロットルバルブ133の回動範囲を規制する各態様を説明する図であり、(a)は、スロットルバルブ133が閉じているときの規制カム142の回動位置を示す図であり、(b)は、スロットルバルブ133の開き方向の開度が規制されるときの規制カム142の回動位置を示す図であり、(c)は、スロットルバルブ133の開度が規制された後、スロットルプーリ140がさらに回動したときの規制カム142の回動位置を示す図であり、(d)は、オートファーストアイドル制御時に適用される、スロットルバルブ133の閉じ方向の開度が規制されるときの規制カム142の回動位置を示す図である。
【0047】
スロットルバルブ133が閉じた状態(図5(a))から、スロットルケーブル139によってスロットルプーリ140をスロットルバルブ133の開方向(矢印A方向)に回動させると、スロットルプーリ140の突出部137が矢印A方向に回動し、図示しないバネによって付勢されたスロットルプーリ135の突出部136が突出部137に係合しながら矢印A方向に回動する。この時、スロットルプーリ135が固設されたシャフト134も矢印A方向に回動する。このシャフト134と一体となって回動する規制カム142が、図6の開度規制マップに基づいて位置が決定された規制プーリ145のストッパ部145aと当接することによりスロットルバルブ133の開き方向の開度が規制される(図5(b))。
【0048】
斯くスロットルバルブ133の開き方向の開度が規制された後、更にスロットルプーリ140の突出部137が矢印A方向に回動したときは、スロットルプーリ135の突出部136は突出部137と離れ、突出部136、即ちスロットルバルブ133はそれ以上の開度にならず、突出部137はさらに矢印A方向に回動する(図5(c))。
【0049】
これにより、過剰なスロットル開操作時に、実際のバルブ開度を適切な値に規制して吸気流速を適切に制御し、運転者に違和感を生じずにスロットル開度の規制を行うことができる。
【0050】
一方、図5(d)において、スロットルバルブ133が閉じた状態(図5(a))から、モータ147によって規制プーリ145をスロットルバルブ133の開方向(矢印A方向)に回動させると、規制プーリ145のストッパ部145bが規制カム142と当接し、規制カム142を矢印A方向に回動させる。そして、規制プーリポジションセンサ148の出力とエンジン水温等により決まるスロットルバルブ133の開度に相当する位置でモータ147を停止する。これにより、スロットルバルブ133を所定開度位置に開度規制することができる。
【0051】
図6は、図4の記憶装置150cに記憶された開度規制マップの一例を示すである。
【0052】
上述のECU150の記憶装置150cは、エンジン回転数とスロットルプーリ140の回動位置に対応したスロットルバルブ開度規制位置が予め設定されている開度規制マップを備えており、CPU150bは、スロットルプーリポジションセンサ141及び図示しないエンジン回転数センサから夫々検出されたスロットルプーリ140の回動位置及び実エンジン回転数に対応するスロットルバルブ開度規制位置の値を開度規制マップから検索し、さらに、規制プーリポジションセンサ148から検出された実開度規制位置に基づいて規制プーリ145の回転角度を決定し、モータ147を駆動して規制プーリ145の開度規制位置を検索した開度規制位置に変更することにより、スロットルバルブ133の開度を規制する。
【0053】
本実施の形態によれば、スロットルプーリ135を、従来のスロットルケーブル139を介して駆動されるスロットルプーリ140に加えてこれと当設可能に追加すると共に、規制プーリ145と規制カム142とを互いに当設可能に設けたので、エンジン61の低回転領域でのスロットル全開操作時等の適切な吸気流速を確保しつつ、且つ電子制御スロットルバルブ装置に比較してモータ駆動に対するスロットルバルブの動きの遅れがなく、より敏速なスロットルの応答性を実現することができる。更に、単にスロットルプーリ135等を追加するのみであるので、デュアルスロットルバルブ装置におけるようなスロットルバルブ装置100の重量やサイズの増加を防止することができる。
【0054】
尚、図5(d)に示す閉じ方向への開度規制は、上述したオートファーストアイドル制御に限らず、スロットル閉操作時に、吸気量の変動が非常に微少なスロットルバルブ全閉又は極低回転状態のようなアイドル状態での制御にも適用することができ、かかるアイドル状態での実際のスロットルバルブ開度を適切な値に規制でき、エンジンのアイドル状態での適切な吸気量を確保することができる。
【0055】
図7は、本実施の形態の変形例に係るスロットルバルブ装置の一部を示す部分拡大斜視図である。
【0056】
本変形例のスロットルバルブ装置100において、規制プーリ145には、その側端面外周部において規制カム142に向かって板状のストッパ部145aと、略L字形であって板状のストッパ部160とが突出形成されており、ストッパ部160と規制カム142との間にはリンク機構161が介装されている。
【0057】
リンク機構161は、ストッパ部160の当接面と当接する当接面を有する回動量変更カム161aと、シャフト134と平行に移動可能に設けられ、回動量変更カム161aの外周側面と当接して回動量変更カム161aの回動量を規制カム142に伝達する伝達部材161bとを備える。回動量変更カム161aは、規制プーリ145の回動半径より小さい回動半径を有するように設定される(レバー比<1)。回動量変更カム161aと伝達部材161bはスロットルボディ120に取付けられている。
【0058】
このリンク機構161は、規制プーリ145がモータ147によって矢印A方向に回動したときに、規制プーリ145の移動量をより小さい移動量に変換して規制カム142に伝達する。
【0059】
このリンク機構161によれば、微小量のスロットルバルブ133の開度が要求されるオートファーストアイドル制御において、安価な制御精度の低いモータを用いた場合であっても、精度よくスロットルバルブ133の開度を制御することができ、冷機時の始動性及びアイドリングの安定性を更に向上させることができる。
【0060】
本実施の形態では、4連型のスロットルバルブ装置に適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、1気筒分の単体やその他の並列多気筒のものにも適用可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のスロットルバルブ装置によれば、第1のスロットルプーリを、伝達部材を介して駆動される第2のスロットルプーリに加えてこれと当設可能に追加すると共に、第1の規制手段と第2の規制手段とを互いに当設可能に設け、さらに、アクチュエータが、エンジンの所定パラメータおよび一方のスロットルプーリの回動位置に応じて第2の規制手段の規制位置を変更するようにしたので、適切な吸気流速を確保しつつ敏速なスロットルバルブの応答性を実現し、且つスロットルボディの重量やサイズの増加を防止することができる。
【0062】
請求項2記載のスロットルバルブ装置によれば、係止部材が規制部材に当接することによりスロットルバルブの開き方向への回動範囲を規制するので、過剰なスロットル開操作時に、実際のバルブ開度を適切な値に規制してエンジンの吸気流速を適切に制御し、運転者に違和感を生じずにスロットル開度の規制を行うことができる。
【0063】
請求項3記載のスロットルバルブ装置によれば、係止部材が規制部材に当接することによりスロットルバルブの閉じ方向への回動範囲を規制するので、スロットル閉操作時に、吸気量の変動が非常に微少なスロットルバルブ全閉又は極低回転状態のようなアイドル状態での実際のスロットルバルブ開度を適切な値に規制でき、エンジンのアイドル状態での適切な吸気量を確保することができる。さらに、スロットルバルブの閉じ方向への回動範囲の下限を適当に設定することにより、オートファーストアイドル制御にも適用することができる。
【0064】
請求項4記載のスロットルバルブ装置によれば、第2の規制手段がスロットルバルブの開き方向への回動範囲及び閉じ方向への回動範囲を共に規制するので、スロットルバルブ装置の小型化及び軽量化が実現でき、特に、自動二輪車のように車体が小さく、エンジンの搭載スペースが小さい車両に好適なスロットルバルブ装置を提供することができる。更に、スロットルバルブの開き方向及び閉じ方向への各回動範囲の規制を行う係止部材および規制部材をそれぞれ2つの当設面を有する略扇状のカムと、2つの当設面を有する部材とで構成したので、規制部材の回動量を少なくして短時間で規制制御することができる。
【0065】
請求項5記載のスロットルバルブ装置によれば、アクチュエータを、各スロットルバルブの連結方向と並列位置にて回動軸の両端の間で且つ前記スロットルボディに設けられた燃料噴射装置と回動軸に関して反対側に配したので、スロットルバルブ装置が回動軸の軸方向に延出することがなく、スロットルボディが回動軸方向の長さが大きい多連スロットルタイプであっても、搭載スペースを小さくすることができる。
【0066】
請求項7記載のスロットルバルブ装置によれば、該リンク機構は、規制部材の移動量をより小さい移動量に変換するので、スロットルバルブ開度が極微小開度での制御性を向上することができる。又、安価な制御精度の低いアクチュエータを用いた場合であっても、精度よくスロットルバルブの開度を制御することができ、例えばアイドリングの安定性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスロットルバルブ装置を備える自動二輪車の概略構成を示す図である。
【図2】図1におけるパワーユニット41の側面図である。
【図3】本実施の形態に係るスロットルバルブ装置の概略構成を示す図である。
【図4】図3のスロットルバルブ装置100の部分拡大斜視図であり、(a)は、図3のスロットルバルブ装置100の一端側を示し、(b)は、図3のスロットルバルブ装置100の他端側を示す。
【図5】図4(b)におけるシャフト134、即ちスロットルバルブ133の回動範囲を規制する各態様を説明する図であり、(a)は、スロットルバルブ133が閉じているときの規制カム142の回動位置を示す図であり、(b)は、スロットルバルブ133の開き方向の開度が規制されるときの規制カム142の回動位置を示す図であり、(c)は、スロットルバルブ133の開度が規制された後、スロットルプーリ140がさらに回動したときの規制カム142の回動位置を示す図であり、(d)は、オートファーストアイドル制御時に適用される、スロットルバルブ133の閉じ方向の開度が規制されるときの規制カム142の回動位置を示す図である。
【図6】図4の記憶装置150cに記憶された開度規制マップの一例を示すである。
【図7】本実施の形態の変形例に係るスロットルバルブ装置の一部を示す部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 自動二輪車
135 スロットルプーリ
139 スロットルケーブル
140 スロットルプーリ
142 規制カム
145 規制プーリ
145a ストッパ部材
145b ストッパ部材
147 モータ
150 ECU
Claims (7)
- エンジンのスロットルボディ内に回動軸を介して回動可能に支持されるスロットルバルブを備えたスロットルバルブ装置において、前記回動軸の一端側に設けられた第1および第2のスロットルプーリと、該第1および第2のスロットルプーリの一方に係合し、該一方のスロットルプーリに運転者の操作量に応じた回転駆動力を伝達する伝達部材と、他方のスロットルプーリを前記一方のスロットルプーリに対して前記スロットルバルブの閉じ方向への相対回転を規制する一方、開き方向への相対回転を許容する第1の規制手段と、前記回動軸の他端側に設けられ前記スロットルバルブの回動範囲を規制する第2の規制手段と、該第2の規制手段を駆動するアクチュエータであって、前記第2の規制手段の規制位置を変更するアクチュエータと、エンジンの所定パラメータおよび前記一方のスロットルプーリの回動位置に応じて前記アクチュエータを制御する制御装置とを備えることを特徴とするスロットルバルブ装置。
- 前記第2の規制手段は、前記回動軸の他端側に設けられた規制部材と、該規制部材に当接可能に前記回動軸の他端側に設けられ、該規制部材に当接することにより前記スロットルバルブの開き方向への回動範囲を規制する係止部材とを備えることを特徴とする請求項1記載のスロットルバルブ装置。
- 前記第2の規制手段は、前記回動軸の他端側に設けられた規制部材と、該規制部材に当接可能に前記回動軸の他端側に設けられ、該規制部材に当接することにより前記スロットルバルブの閉じ方向への回動範囲を規制する係止部材とを備えることを特徴とする請求項1記載のスロットルバルブ装置。
- 前記第2の規制手段は、前記回動軸の他端側に設けられた規制部材と、該規制部材に当接可能に前記回動軸の他端側に設けられ、該規制部材に当接することにより前記スロットルバルブの開き方向への回動範囲を規制する係止部材とを備え、前記係止部材は、前記回動軸の周囲に位置する2つの当接面を有する略扇状のカムから成り、前記規制部材は、前記回動軸の周囲に回動可能に配されると共に、該回動軸の径方向外方に位置する2つの当接面を有する部材から成り、前記係止部材の2つの当接面の一方が前記規制部材の2つの当接面の一方に当接することにより前記スロットルバルブの開き方向又は閉じ方向への回動範囲を規制することを特徴とする請求項1記載のスロットルバルブ装置。
- 多連スロットルタイプのスロットルボディと、伝動部材とを備え、前記アクチュエータは、各スロットルバルブの連結方向と並列位置にて前記回動軸の両端の間で且つ前記スロットルボディに設けられた燃料噴射装置と前記回動軸に関して反対側に配され、前記伝動部材を介して前記第2の規制手段を駆動可能であることを特徴とする請求項1乃至4記載のスロットルバルブ装置。
- 前記回動軸の両端にそれぞれ対向して配された第1及び第2の角度センサを備え、該第1及び第2の角度センサの一方が前記第1のスロットルプーリの角度位置を検出してスロットルバルブの開度を検出し、他方は前記規制部材の角度位置を検出することを特徴とする請求項5記載のスロットルバルブ装置。
- 前記規制部材と前記係止部材との間に介装されたリンク機構を更に備え、該リンク機構は、前記規制部材の移動量をより小さい移動量に変換するレバー比を有することを特徴とする請求項4記載のスロットルバルブ装置。
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CN100439679C (zh) * | 2005-05-02 | 2008-12-03 | 雅马哈发动机株式会社 | 鞍骑式车辆 |
-
2003
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