JP2010228467A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】静粛性および排水性を向上すること。
【解決手段】タイヤ接地幅端Gaを有するタイヤ幅方向最外側の陸部23に設けられ、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22に連通されつつタイヤ周方向に対し傾斜して延在された傾斜溝部241、傾斜溝部241の延在端から鈍角にて屈曲して延在された中間溝部242、および中間溝部242の延在端でタイヤ幅方向外側に鋭角にて折返して延在されつつ延在端が閉止された折返溝部243からなり、タイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側に配置された第1副溝24と、タイヤ接地幅端Gaを有するタイヤ幅方向最外側の陸部23にて、周方向主溝22および第1副溝24に連通することなくタイヤ接地幅端Gaに開口して設けられた第2副溝25とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、静粛性および排水性を備える空気入りタイヤに関するものである。
一般に、空気入りタイヤは、溝面積を広げると排水性が向上する。しかし、単に溝幅を広げるだけでは、ブロックの剛性の低下や、溝内エアーボリュームの増加を招来するためにパターンノイズが発生して静粛性が悪化する。このように、静粛性と排水性とは相反する性能である。
従来、静粛性および排水性を向上することを目的とした空気入りタイヤが知られている。この空気入りタイヤは、パターンセンタ区域に、タイヤ周方向に延びる少なくとも1対の周方向主溝と、周方向主溝からパターエンド側へ延び、タイヤ周方向に対して同一方向に傾斜してタイヤ接地幅端に開口する複数本の傾斜溝とを有している。そして、この従来の空気入りタイヤでは、タイヤ周方向に対して傾いて設けられた傾斜溝により、ブロック剛性を確保してパターンノイズを低減しつつ、排水性を向上しようとしている(例えば、特許文献1または2参照)。
特開平9−2025号公報 特開平9−164813号公報
しかし、近年では、車両の高性能化に対応するため、静粛性および排水性のさらなる向上が望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、静粛性および排水性を向上することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる空気入りタイヤでは、トレッド部のタイヤ接地幅内にてタイヤ周方向に沿って設けられた少なくとも2本の周方向主溝と、前記周方向主溝により区画形成された陸部とを備えた空気入りタイヤにおいて、タイヤ接地幅端を有するタイヤ幅方向最外側の前記陸部に設けられ、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝に連通されつつタイヤ周方向に対し傾斜して延在された傾斜溝部、前記傾斜溝部の延在端から鈍角にて屈曲して延在された中間溝部、および前記中間溝部の延在端でタイヤ幅方向外側に鋭角にて折返して延在されつつ延在端が閉止された折返溝部からなり、前記タイヤ接地幅端のタイヤ幅方向内側に配置された第1副溝と、タイヤ接地幅端を有するタイヤ幅方向最外側の前記陸部にて、前記周方向主溝および前記第1副溝に連通することなくタイヤ接地幅端に開口して設けられた第2副溝とを備えたことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、異方向に延在する傾斜溝部、中間溝部および折返溝部が連通して構成され、かつタイヤ接地幅端のタイヤ幅方向内側に配置された第1副溝と、周方向主溝および前記第1副溝に連通することなく、タイヤ接地幅端に開口して設けられた第2副溝とを、ショルダー側の陸部に設けてある。このため、第1副溝および第2副溝により、それぞれがショルダー側の陸部の変形を抑えるように補うことから該陸部の剛性を上げて制動性を向上しつつ、十分な溝面積を確保することになる。この結果、排水性を向上できる。しかも、第1副溝および第2副溝は、陸部をタイヤ幅方向に沿ってブロック状に分断することがないことから、各溝が接地した際に溝内に空気が封じ込められるエアポンピングや、一定なピッチでブロックが路面に当接する事態を防ぐので、パターンノイズが抑制され静粛性を向上できる。
また、本発明にかかる空気入りタイヤでは、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝におけるタイヤ幅方向外側の開口縁から前記タイヤ接地幅端までのタイヤ幅方向寸法をLaとし、前記第1副溝の前記中間溝部とタイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝との間のタイヤ幅方向寸法をL1とし、前記第1副溝の前記折返溝部の閉止端から前記タイヤ接地幅端までのタイヤ幅方向寸法をL2とし、前記第2副溝のタイヤ幅方向内側端からタイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝までのタイヤ幅方向寸法をL3とした場合、0.1≦L1/La≦0.4、0.1≦L2/La≦0.4、および0.3≦L3/La≦0.7の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、L1/Laが0.1未満であると、ショルダー側の陸部の剛性が不足して偏摩耗が懸念される。一方、L1/Laが0.4を超えると、ショルダー側の陸部の剛性が高すぎて静粛性や排水性の悪化を招く。そして、L2/LaおよびL3/Laを適正化することにより、静粛性と排水性とが両立できる。
また、本発明にかかる空気入りタイヤでは、前記傾斜溝部は、タイヤ周方向に対する傾斜角度θが、20[度]≦θ≦80[度]の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、傾斜溝部の傾斜角度θを適正化することにより、傾斜溝部が接地した際に溝内に空気が封じ込められるエアポンピングや、一定なピッチでブロックが路面に当接する事態を防ぐので、パターンノイズが抑制され静粛性を向上できる。しかも、ショルダー側の陸部の変形を抑えるように補って該陸部の剛性を上げるので、偏摩耗の発生を抑制できる。
また、本発明にかかる空気入りタイヤでは、前記傾斜溝部と前記中間溝部との間の屈曲点をタイヤ周方向に通過するタイヤ接地域寸法Taに対し、前記傾斜溝部および前記中間溝部のタイヤ周方向寸法T1が、0.2≦T1/Ta≦0.8の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、T1/Taが0.2未満であると、溝面積を確保できず排水性が悪化する。一方、T1/Taが0.8を超えると、パターンノイズが抑制できず静粛性が悪化する。したがって、0.2≦T1/Ta≦0.8の範囲に設定されていることが好ましい。
また、本発明にかかる空気入りタイヤでは、前記傾斜溝部および前記中間溝部のタイヤ周方向寸法T1に対し、前記折返溝部のタイヤ周方向寸法T2が、0.3≦T2/T1≦0.8の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、T2/T1が0.3未満であると、ショルダー側の陸部の剛性を高めることができないので、パターンノイズを抑制できず静粛性が悪化する。一方、T2/T1が0.8を超えると、ショルダー側の陸部の剛性が低下するので、制動性や耐偏摩耗性の悪化を招く。したがって、0.3≦T2/T1≦0.8の範囲に設定されていることが好ましい。
また、本発明にかかる空気入りタイヤでは、タイヤ接地幅Lwに対し、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝のタイヤ幅方向外側開口縁からタイヤ赤道面までのタイヤ幅方向寸法L4が、0.3×(Lw/2)≦L4≦0.6×(Lw/2)の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝が、タイヤ接地幅の中央寄りに配置されるので、中周波ロードノイズ(200Hz〜300Hz)を低減できる。
また、本発明にかかる空気入りタイヤでは、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝の溝幅L5が5[mm]≦L5≦20[mm]の範囲に設定され、前記第1副溝の溝幅L6が1.5[mm]≦L6≦6[mm]の範囲に設定され、かつ前記第2副溝の溝幅L7が1.5[mm]≦L7≦6[mm]の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝の溝幅L5と、第1副溝の溝幅L6と、第2副溝の溝幅L7とを適正化することで、静粛性と排水性とが両立できる。
本発明にかかる空気入りタイヤは、異方向に延在する傾斜溝部、中間溝部および折返溝部が連通して構成され、かつタイヤ接地幅端のタイヤ幅方向内側に配置された第1副溝と、周方向主溝および前記第1副溝に連通することなく、タイヤ接地幅端に開口して設けられた第2副溝とを、ショルダー側の陸部に設けてある。このため、ショルダー側の陸部の剛性を上げて制動性を向上しつつ、十分な溝面積が確保される。この結果、排水性を向上できる。しかも、第1副溝および第2副溝は、陸部をタイヤ幅方向に沿ってブロック状に分断することがないことから、パターンノイズが抑制され静粛性を向上できる。
以下に、本発明にかかる空気入りタイヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的同一のものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、本発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図、図2は、図1に示す空気入りタイヤの子午断面図、図3は、本発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cに向かう側、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから離れる側をいう。また、タイヤ径方向とは、前記回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とは、タイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周方向である。
また、以下に説明する空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面Cを中心としてほぼ対称になるように構成されている。タイヤ赤道面Cとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交すると共に、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから最も離れている部分間の距離である。また、タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面C上にあって空気入りタイヤの周方向に沿う線をいう。そして、以下に説明する空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道面Cを中心としてほぼ対称となるように構成されている。
図1および図2に示すように、空気入りタイヤ1は、トレッド部2を有している。トレッド部2は、ゴム材からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面が空気入りタイヤ1の輪郭となる。このトレッド部2の表面は、空気入りタイヤ1を装着する車両(図示省略)が走行した際に路面と接触する面であるトレッド面21として形成されている。トレッド部2のトレッド面21には、タイヤ接地幅Lw内にてタイヤ周方向に延在する少なくとも2本の周方向主溝22と、周方向主溝22により区画された少なくとも3本の陸部23とが設けられている。例えば、本実施の形態では、4本の周方向主溝22が形成され、これら周方向主溝22により5本の陸部23が区画形成されている。
ここで、タイヤ接地幅Lwとは、空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填するとともに正規荷重をかけたとき、この空気入りタイヤ1のトレッド面21が路面と接地する領域であるタイヤ接地域Gのタイヤ幅方向の最大幅である。また、タイヤ接地域Gのタイヤ幅方向の両最外端をタイヤ接地幅端Gaといい、図1では、タイヤ接地幅端Gaをタイヤ周方向に連続して示している。
なお、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「試験空気圧」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「試験荷重」である。
この空気入りタイヤ1において、タイヤ接地幅端Gaを有するタイヤ幅方向最外側(ショルダー側)の陸部23のトレッド面21には、第1副溝24および第2副溝25が設けられている。
第1副溝24は、タイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側に配置されており、傾斜溝部241と、中間溝部242と、折返溝部243とが連なって構成されている。
傾斜溝部241は、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22に基端が開口して連通され、該周方向主溝22から離隔するようにタイヤ周方向(周方向主溝22)に対して鋭角に傾斜して延在されている。
また、中間溝部242は、傾斜溝部241の延在端(屈曲点A)から鈍角にて屈曲しつつ、タイヤ周方向にほぼ沿うように延在されている。なお、中間溝部242は、タイヤ周方向に対して0[度]以上20[度]以下の角度を有して設けられていてもよい。
また、折返溝部243は、中間溝部242の延在端でタイヤ幅方向外側に鋭角にて折り返して延在されている。この折返溝部243の延在端は、タイヤ接地幅端Gaに開口することなく、かつタイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側で閉止されている。また、折返溝部243は、中間溝部242から離間するように湾曲して設けられている。
このように構成された第1副溝24は、タイヤ周方向に沿って複数設けられている。
第2副溝25は、周方向主溝22および前記第1副溝24に連通することなくタイヤ接地幅端Gaに開口するように、タイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側および外側に延在されている。この第2副溝25の一端は、第1副溝24における傾斜溝部241と中間溝部242との間の屈曲点Aに向けて延在されつつ、タイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側にて閉止されている。第2副溝25の他端は、タイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向外側にて空気入りタイヤ1のショルダー部3に向けて延在されている。また、第2副溝25は、第1副溝24の折返溝部243と同様に湾曲して設けられている。このように構成された第2副溝25は、タイヤ周方向に沿って複数設けられている。
なお、タイヤ周方向に沿って複数設けられた第1副溝24は、タイヤ周方向で隣接する相互間で、中間溝部242の延在端と傾斜溝部241とが、細溝状のサイプ27により連通されている。さらに、第1副溝24における傾斜溝部241と中間溝部242との間の屈曲点Aの近傍と、第2副溝25の一端とが、細溝状のサイプ27により連通されている。
また、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22のタイヤ幅方向内側の陸部23のトレッド面21には、該周方向主溝22に基端が開口して連通された突起溝部26が形成されている。突起溝部26は、連通された周方向主溝22から離隔するようにタイヤ周方向(周方向主溝22)に対し傾斜して延在され、延在端が閉止されている。この突起溝部26は、タイヤ周方向に沿って複数設けられている。そして、この突起溝部26には、傾斜方向とは逆側の中央部に、タイヤ周方向に沿って延在する細溝状のサイプ27が開口して設けられている。この突起溝部26に開口するサイプ27は、延在端が閉止され、隣接する他の突起溝部26には連通されていない。
このように構成された空気入りタイヤ1では、タイヤ周方向に対して直角でなく異方向に延在する傾斜溝部241、中間溝部242および折返溝部243が連通して構成され、かつタイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側に配置された第1副溝24と、周方向主溝22および前記第1副溝24に連通することなく、タイヤ接地幅端Gaに開口するようにタイヤ接地幅端Gaのタイヤ幅方向内側および外側に延在された第2副溝25とを、ショルダー側の陸部23に設けてある。このため、第1副溝24の異方向の各溝部241,242,243、および第2副溝25により、それぞれがショルダー側の陸部23の変形を抑えるように補うことから該陸部23の剛性を上げて制動性を向上しつつ、十分な溝面積を確保することになる。この結果、排水性を向上することが可能になる。しかも、第1副溝24の異方向の各溝部241,242,243、および第2副溝25により、陸部23をタイヤ幅方向に沿ってブロック状に分断することがないことから、各溝が接地した際に溝内に空気が封じ込められるエアポンピングや、一定なピッチでブロックが路面に当接する事態を防ぐので、パターンノイズが抑制され静粛性を向上することが可能になる。
なお、上記空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向最外側の各陸部23において、第1副溝24の傾斜溝部241、中間溝部242および折返溝部243や、第2副溝25が、タイヤ幅方向で位置をずらして一致しない配置とすることが好ましい。かかる構成によれば、タイヤ幅方向最外側の各陸部23において、各溝が接地した際に溝内に空気が封じ込められるエアポンピングや、一定なピッチでブロックが路面に当接する事態をさらに防ぐので、パターンノイズがさらに抑制され静粛性をより向上することが可能になる。
また、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22におけるタイヤ幅方向外側の開口縁から、タイヤ接地幅端Gaまでのタイヤ幅方向寸法をLaとし、第1副溝24の中間溝部242とタイヤ幅方向最外側の周方向主溝22との間のタイヤ幅方向寸法をL1とし、第1副溝24の折返溝部243の閉止端からタイヤ接地幅端Gaまでのタイヤ幅方向寸法をL2とし、第2副溝25のタイヤ幅方向内側端からタイヤ幅方向最外側の周方向主溝22までのタイヤ幅方向寸法をL3とした場合、下記の範囲に設定されている。
0.1≦L1/La≦0.4
0.1≦L2/La≦0.4
0.3≦L3/La≦0.7
すなわち、第1副溝24の中間溝部242にかかるタイヤ幅方向寸法L1が、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法Laの10[%]以上40[%]以下の範囲に設定されている。さらに、第1副溝24の折返溝部243にかかるタイヤ幅方向寸法L2が、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法Laの10[%]以上40[%]以下の範囲に設定されている。さらに、第2副溝25にかかるタイヤ幅方向寸法L3が、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法Laの30[%]以上70[%]以下の範囲に設定されている。
中間溝部242にかかるタイヤ幅方向寸法L1が、周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法Laの10[%]未満であると、陸部23の剛性が不足して偏摩耗が懸念される。一方、L1がLaの40[%]を超えると、陸部23の剛性が高すぎて静粛性や排水性の悪化を招く。そして、折返溝部243にかかるタイヤ幅方向寸法L2、および第2副溝25にかかるタイヤ幅方向寸法L3を適正化することにより、静粛性と排水性との両立が可能になる。
なお、中間溝部242にかかるタイヤ幅方向寸法L1は、周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法Laに対し、0.15≦L1/La≦0.3の範囲に設定されていることが静粛性や排水性を向上する上で好ましい。さらに、折返溝部243にかかるタイヤ幅方向寸法L2、および第2副溝25にかかるタイヤ幅方向寸法L3は、周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法Laに対し、0.2≦L2/La≦0.4、0.4≦L3/La≦0.6の範囲に設定されていることが、静粛性と排水性とを両立する上で好ましい。
また、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1では、第1副溝24の傾斜溝部241は、中間溝部242が延在する側のタイヤ周方向に対する傾斜角度θが、20[度]≦θ≦80[度]の範囲に設定されている。
かかる構成によれば、傾斜溝部241の傾斜角度θを適正化することにより、傾斜溝部241が接地した際に溝内に空気が封じ込められるエアポンピングや、一定なピッチでブロックが路面に当接する事態を防ぐので、パターンノイズが抑制され静粛性を向上することが可能になる。しかも、ショルダー側の陸部23の変形を抑えるように補って陸部23の剛性を上げるので、偏摩耗の発生を抑制することが可能になる。
なお、傾斜溝部241の傾斜角度θは、35[度]≦θ≦60[度]の範囲に設定されていることが、静粛性を向上、および偏摩耗の抑制する上で好ましい。
また、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1では、傾斜溝部241と中間溝部242との間の屈曲点Aをタイヤ周方向に通過するタイヤ接地域寸法Taに対し、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1が、0.2≦T1/Ta≦0.8の範囲に設定されている。すなわち、傾斜溝部241および中間溝部242にかかるタイヤ周方向寸法T1が、タイヤ接地域寸法Taの20[%]以上80[%]以下の範囲に設定されている。なお、タイヤ接地域寸法Taは、屈曲点Aをタイヤ周方向(タイヤ赤道面Cと平行)に通過する基準線(図示せず)と、タイヤ接地域Gの外形線(図1に二点差線で示す)とが交差する点B1,点B2間の寸法である。
傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1が、タイヤ接地域寸法Taの20[%]未満であると、溝面積を確保できず排水性が悪化する。一方、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1が、タイヤ接地域寸法Taの80[%]を超えると、パターンノイズが抑制できず静粛性が悪化する。したがって、タイヤ接地域寸法Taに対し、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1が、0.2≦T1/Ta≦0.8の範囲に設定されていることが好ましい。
なお、タイヤ接地域寸法Taに対し、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1が、0.4≦T1/Ta≦0.7の範囲に設定されていることが、静粛性および排水性を向上する上で好ましい。
また、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1では、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1に対し、折返溝部243のタイヤ周方向寸法T2が、0.3≦T2/T1≦0.8の範囲に設定されている。すなわち、折返溝部243のタイヤ周方向寸法T2が、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1の30[%]以上80[%]以下の範囲に設定されている。
折返溝部243のタイヤ周方向寸法T2が、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1の30[%]未満であると、陸部23の剛性を高めることができないので、パターンノイズを抑制できず静粛性が悪化する。一方、折返溝部243のタイヤ周方向寸法T2が、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1の80[%]を超えると、陸部23の剛性が低下するので、制動性や耐偏摩耗性の悪化を招く。したがって、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1に対し、折返溝部243のタイヤ周方向寸法T2が、0.3≦T2/T1≦0.8の範囲に設定されていることが好ましい。
なお、傾斜溝部241および中間溝部242のタイヤ周方向寸法T1に対し、折返溝部243のタイヤ周方向寸法T2が、0.4≦T2/T1≦0.6の範囲に設定されていることが、静粛性の向上、および制動性や耐偏摩耗性を確保する上で好ましい。
また、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1では、タイヤ接地幅Lwに対し、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22のタイヤ幅方向外側開口縁からタイヤ赤道面Cまでのタイヤ幅方向寸法L4が、0.3×(Lw/2)≦L4≦0.6×(Lw/2)の範囲に設定されている。すなわち、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法L4が、タイヤ接地幅Lwに対し、0.3≦2×L4/Lw≦0.6の範囲であって、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22にかかるタイヤ幅方向寸法L4が、タイヤ接地幅Lwの半分の30[%]以上60[%]以下の範囲に設定されている。
かかる構成によれば、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22が、タイヤ接地幅Lwの中央寄りに配置されていることにより中周波ロードノイズ(200Hz〜300Hz)を低減することが可能になる。
なお、タイヤ接地幅Lwに対し、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22のタイヤ幅方向外側開口縁からタイヤ赤道面Cまでのタイヤ幅方向寸法L4が、0.33×(Lw/2)≦L4≦0.55×(Lw/2)の範囲に設定されていることが、中周波ロードノイズ(200Hz〜300Hz)を低減する上で好ましい。
また、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22における溝幅L5が5[mm]≦L5≦20[mm]の範囲に設定され、第1副溝24の溝幅L6が1.5[mm]≦L6≦6[mm]の範囲に設定され、かつ第2副溝25の溝幅L7が1.5[mm]≦L7≦6[mm]の範囲に設定されている。なお、溝幅L5と溝幅L6、溝幅L5と溝幅L7との関係は、L6<L5、L7<L5に設定されている。さらに、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22における溝深さは、第1副溝24の溝深さや、第2副溝25の溝深さに対して深くなるように設定されている。
かかる構成によれば、タイヤ幅方向最外側の周方向主溝22における溝幅L5と、第1副溝24の溝幅L6と、第2副溝25の溝幅L7とを適正化することで、静粛性と排水性との両立が可能となる。
なお、第1副溝24の溝幅L6は、1.5[mm]≦L6≦6[mm]の範囲に設定されば、傾斜溝部241、中間溝部242、および折返溝部243で同じであっても、異なっていてもよい。さらに、溝幅L6は、1.5[mm]≦L6≦6[mm]の範囲に設定されば、傾斜溝部241、中間溝部242、および折返溝部243の長さ方向に一定であっても、変化してもよい。また、第2副溝25の溝幅L7は、1.5[mm]≦L7≦6[mm]の範囲に設定されていれば、第2副溝25の長さ方向に一定であっても、変化してもよい。
本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、静粛性および排水性に関する性能試験が行われた(図3参照)。
この性能試験では、タイヤサイズ225/50R17の空気入りタイヤを、17×7JJリムに組み付け、210kPaの内圧を充填し、試験車両(国産3.0リットルクラスのセダン型乗用車)に装着した。
評価方法は、静粛性(パターンノイズの発生)では、試験車両にてスムーズな路面を60km/hで走行し、車内中央付近での音圧レベルが測定される。そして、この測定結果に基づいて従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど好ましい。排水性では、試験車両にて濡れた路面を走行し、ドライバーが官能評価により操縦安定性について従来例を基準として評価する。この場合、5人のドライバーによる評価を平均したものを評価点とし、基準を100とした指数で示す。なお、指数が高いほど好ましい。
従来例の空気入りタイヤは、図4に示すように、主溝が4本で、タイヤ幅方向最外側の陸部23’に、周方向主溝22’から接地端Ga’へ貫通するように副溝24’(溝幅L6)が形成されたものである。一方、実施例1〜実施例3の空気入りタイヤは、主溝が4本で、第1副溝および第2副溝が形成され、かつL1/La、L2/La、L3/La、および周方向主溝の溝幅L5、第1副溝の溝幅L6、第2副溝の溝幅L7が適正化されている。また、実施例4の空気入りタイヤは、実施例3の空気入りタイヤに加え、傾斜溝部の傾斜角度θが適正化されている。また、実施例5の空気入りタイヤは、実施例4の空気入りタイヤに加え、T1/Taが適正化されている。また、実施例6の空気入りタイヤは、実施例5の空気入りタイヤに加え、T2/T1が適正化されている。また、実施例7の空気入りタイヤは、実施例6の空気入りタイヤに加え、2×L4/Lwが適正化されている。また、実施例8の空気入りタイヤは、実施例7の空気入りタイヤに加え、周方向主溝の溝幅L5、第1副溝の溝幅L6、および第2副溝の溝幅L7が最適化されている。
図3の試験結果に示すように、実施例1〜実施例8の空気入りタイヤでは、それぞれ静粛性および排水性が向上されていることが分かる。
以上のように、本発明にかかる空気入りタイヤは、静粛性および排水性を向上することに適している。
図1は、本発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。 図2は、図1に示す空気入りタイヤの子午断面図である。 図3は、本発明の実施例にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図4は、従来の空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 ショルダー部
21 トレッド面
22 周方向主溝
23 陸部
24 第1副溝
25 第2副溝
26 突起溝部
27 サイプ
241 傾斜溝部
242 中間溝部
243 折返溝部
A 屈曲点
C タイヤ赤道面
G タイヤ接地域
Ga タイヤ接地幅端
La 周方向主溝からタイヤ接地幅端までのタイヤ幅方向寸法
L1 中間溝部と周方向主溝との間のタイヤ幅方向寸法
L2 折返溝部の閉止端から前記タイヤ接地幅端までのタイヤ幅方向寸法
L3 第2副溝のタイヤ幅方向内側端から周方向主溝までのタイヤ幅方向寸法
L4 周方向主溝におけるタイヤ幅方向外側の開口縁からタイヤ赤道面までのタイヤ幅方向寸法
L5 周方向主溝の溝幅
L6 第1副溝の溝幅
L7 第2副溝の溝幅
Lw タイヤ接地幅
Ta タイヤ接地域寸法
T1 傾斜溝部および中間溝部のタイヤ周方向寸法
T2 折返溝部のタイヤ周方向寸法
θ 傾斜溝部の傾斜角度

Claims (7)

  1. トレッド部のタイヤ接地幅内にてタイヤ周方向に沿って設けられた少なくとも2本の周方向主溝と、前記周方向主溝により区画形成された陸部とを備えた空気入りタイヤにおいて、
    タイヤ接地幅端を有するタイヤ幅方向最外側の前記陸部に設けられ、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝に連通されつつタイヤ周方向に対し傾斜して延在された傾斜溝部、前記傾斜溝部の延在端から鈍角にて屈曲して延在された中間溝部、および前記中間溝部の延在端でタイヤ幅方向外側に鋭角にて折返して延在されつつ延在端が閉止された折返溝部からなり、前記タイヤ接地幅端のタイヤ幅方向内側に配置された第1副溝と、
    タイヤ接地幅端を有するタイヤ幅方向最外側の前記陸部にて、前記周方向主溝および前記第1副溝に連通することなくタイヤ接地幅端に開口して設けられた第2副溝と
    を備えたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝におけるタイヤ幅方向外側の開口縁から前記タイヤ接地幅端までのタイヤ幅方向寸法をLaとし、前記第1副溝の前記中間溝部とタイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝との間のタイヤ幅方向寸法をL1とし、前記第1副溝の前記折返溝部の閉止端から前記タイヤ接地幅端までのタイヤ幅方向寸法をL2とし、前記第2副溝のタイヤ幅方向内側端からタイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝までのタイヤ幅方向寸法をL3とした場合、
    0.1≦L1/La≦0.4、
    0.1≦L2/La≦0.4、
    および0.3≦L3/La≦0.7
    の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記傾斜溝部は、タイヤ周方向に対する傾斜角度θが、20[度]≦θ≦80[度]の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記傾斜溝部と前記中間溝部との間の屈曲点をタイヤ周方向に通過するタイヤ接地域寸法Taに対し、前記傾斜溝部および前記中間溝部のタイヤ周方向寸法T1が、0.2≦T1/Ta≦0.8の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記傾斜溝部および前記中間溝部のタイヤ周方向寸法T1に対し、前記折返溝部のタイヤ周方向寸法T2が、0.3≦T2/T1≦0.8の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の空気入りタイヤ。
  6. タイヤ接地幅Lwに対し、タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝のタイヤ幅方向外側開口縁からタイヤ赤道面までのタイヤ幅方向寸法L4が、0.3×(Lw/2)≦L4≦0.6×(Lw/2)の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の空気入りタイヤ。
  7. タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝の溝幅L5が5[mm]≦L5≦20[mm]の範囲に設定され、前記第1副溝の溝幅L6が1.5[mm]≦L6≦6[mm]の範囲に設定され、かつ前記第2副溝の溝幅L7が1.5[mm]≦L7≦6[mm]の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の空気入りタイヤ。
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