JP2010228056A - インサートナット載置支援装置 - Google Patents

インサートナット載置支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010228056A
JP2010228056A JP2009078852A JP2009078852A JP2010228056A JP 2010228056 A JP2010228056 A JP 2010228056A JP 2009078852 A JP2009078852 A JP 2009078852A JP 2009078852 A JP2009078852 A JP 2009078852A JP 2010228056 A JP2010228056 A JP 2010228056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
insert nut
nut
sleeve
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009078852A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Minegishi
浩太郎 峯岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Infrontia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Infrontia Corp filed Critical NEC Infrontia Corp
Priority to JP2009078852A priority Critical patent/JP2010228056A/ja
Publication of JP2010228056A publication Critical patent/JP2010228056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

【課題】 効率よくインサートナットを成形品に載置することができることに加え、簡素な構造で、小型、安価であると共に設置面積が小さくてよいインサートナット載置支援装置を提供する。
【解決手段】 正規の姿勢のインサートナットNを蓄積するインサート蓄積スリーブ210と、インサート蓄積スリーブ210に蓄積されたインサートナットNのネジ孔を貫通すると共にインサート蓄積スリーブ210から突出する先端220fまで延び、インサート蓄積スリーブ210から放出されるインサートナットNを成形品の凹部に案内するインサート案内ピン220と、インサート蓄積スリーブ210の先端210fに設けられ、インサート蓄積スリーブ210に蓄積されたインサートナットNをトリガ操作に応じて1つずつ放出するインサート放出ヘッド230とを有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、小径の先端と大径の中間部および後端を備え、成形品の凹部に圧入されるべきインサートナットを、成形品の凹部に載置する作業を支援するインサートナット載置支援装置に関する。
樹脂製の成形品に挿入配置される金属製のインサートナットには、成形品の成形工程前に予め金型に配置されて成形時に成形品に配置されるものと、成形後の成形品に予め設けられている凹部に圧入されるものがある。後者の圧入工程は、成形品の少なくとも凹部を含む部分を加熱または超音波照射によって軟化させつつ、インサートナットを軟化した凹部に圧入するものである。この圧入工程は、これを効率よく実施するために、治具を用いて人為的に、もしくは、インサートナット圧入装置によって自動的に実行される。インサートナット圧入装置は、例えば、特許文献1〜3等に開示されている。
インサートナットの圧入工程に先立ち、成形品の凹部の開口にインサートナットを載置(位置決め、仮置き)することが行われる。この場合、インサートナットを正規の姿勢で位置決めする必要がある。この正規の姿勢とは、図1に示される姿勢である。図1において、成形品Wに形成されている凹部wは、底面wbの直径dwbよりも開口wtの直径dwtが僅かに大きいテーパ状を呈している。一方、インサートナットNは、後端Nrの直径dNrが凹部wの開口wtの直径dwtよりも僅かに大きい。また、先端の直径dNfが後端の直径dNrよりも僅かに小さく、凹部wbの直径dwbよりも僅かに大きいテーパ状を呈している。インサートナットNは、このように先端Nfが凹部wの底面wbを向いた正規の姿勢で載置された後、成形品Wの凹部wに圧入される。
インサートナットの載置は、一般に、ピンセット等を用いて人為的になされている。あるいは、高い作業効率を実現すべく、インサートナット圧入装置にインサートナットを載置する機能を持たせ、自動的に実行される場合もある。インサートナットを載置する機能を持つインサートナット圧入装置は、具体的には、供給されるインサートナットを解放可能に把持するマニピュレータと、インサートナットと成形品の凹部との相対的位置を合わせるべくマニピュレータまたは成形品をXYZ方向に移動するXYZ移動機構と、成形品の凹部位置を示すプリセットプログラムまたは光学式センサの検出信号に基づいて成形品の凹部の開口にインサートナットが位置するようにXYZ移動機構に制御信号を送出する制御部とを有している。
特開平9−94722号公報 特開平3−55131号公報 特開昭59−129114号公報
上述したインサートナット圧入装置は、人為的作業に比べて効率よくインサートナットの載置を行うことができるものの、XYZ移動機構を備えているために規模が大きく、また、成形品の凹部位置を検出する光学式センサが必要であるか、あるいは、成形品の種類毎に凹部位置を示すプリセットプログラムを更新する必要がある。このため、比較的小ロットでインサートナットの圧入を行う場合には、装置の規模ならびに工数が過剰な構成である。
それ故、本発明の課題は、効率よくインサートナットを成形品に載置することができることに加え、簡素な構造で、小型、安価であると共に設置面積が小さくてよいインサートナット載置支援装置を提供することである。
本発明によれば、小径の先端と大径の中間部および後端を備え、成形品の凹部に圧入されるべきインサートナットを成形品の凹部の底面に先端が向いた正規の姿勢で載置する作業を支援するインサートナット載置支援装置であって、インサートナットの中間部および後端よりも僅かに大きい内径を持つ筒状を呈し、正規の姿勢のインサートナットをこれが一列に整列した状態で蓄積するインサート蓄積スリーブと、インサート蓄積スリーブに蓄積されたインサートナットのネジ孔を貫通すると共にインサート蓄積スリーブから突出する先端まで延び、先端が成形品の凹部にあてがわれることにより、インサート蓄積スリーブから放出されるインサートナットを成形品の凹部に案内するインサート案内ピンと、インサート蓄積スリーブの先端に設けられ、インサート蓄積スリーブに蓄積されたインサートナットをトリガ操作に応じて1つずつ放出するインサート放出ヘッドとを有することを特徴とするインサートナット載置支援装置が得られる。
インサート放出ヘッドは、インサート蓄積スリーブの先端に設けられ、インサート蓄積スリーブの筒孔に連通した貫通孔部を持つヘッドブロックと、ヘッドブロックの第1の側部に設けられ、トリガ操作としてインサート蓄積スリーブの筒径方向に押されることによって初期位置からトリガ位置に移動すると共に、初期位置に復帰するように付勢されているトリガーブロックと、ヘッドブロックの第1の側部に対向する第2の側部に設けられ、ガイドピンを介してトリガーブロックに連結されたバックブロックとを有し、バックブロックは、トリガーブロックが初期位置のときは先頭のインサートナットがヘッドブロックの開口部から放出されないように先頭のインサートナットNを、その先端面にオーバーラップすることによって保持する一方、トリガーブロックがトリガ位置のときは先頭のインサートナットがヘッドブロックの開口部から放出されるように先頭のインサートナットNの先端面へのオーバーラップを解消することによって保持を解くストッパを備え、トリガーブロックは、初期位置のときは先頭次のインサートナットが先頭に移動することを許す一方、トリガ位置を含め初期位置以外のときは先頭に移動しないように先頭次のインサートナットを保持するホールドピンを備えていてもよい。
インサート蓄積スリーブの後端を塞ぐ、取り外し可能なスリーブキャップをさらに有し、インサート案内ピンは、その基端がスリーブキャップに取り付けられていてもよい。
本発明によればまた、前記インサート蓄積スリーブおよび前記インサート放出ヘッドを有する支援装置本体を、該インサート蓄積スリーブの後端が上方に向いた状態で支持するスタンドと、前記スタンドによって支持された前記支援装置本体にインサートナットを正規の姿勢で供給するインサート供給部とをさらに有し、前記インサート供給部は、上側広開口部および下側狭開口部を備えた漏斗状を呈し、複数のインサートナットを貯留する貯留ホッパと、正規の姿勢のインサートナットの後端を除いて収納可能な形状を呈する凹部を含む上端部を備え、該上端部が前記貯留ホッパの前記下側狭開口部と前記上側広開口部の上方との間を上下動するように設けられた昇降柱と、前記貯留ホッパの前記上側広開口の上方に設けられ、前記昇降柱の前記凹部でのインサートナットの有無ならびに有る場合に正規の姿勢の是非を検出するインサートナット検出器と、前記貯留ホッパの前記上側広開口の上方に横向きに往復動するように設けられ、前記昇降柱の前記凹部内に収納された正規の姿勢のインサートナットの後端の形状に対応した形状を呈するワイパとを有し、前記インサートナット検出器の検出結果に基づき、前記昇降柱の前記凹部にインサートナットが正規ではない姿勢で有る場合は前記ワイパによって当該インサートナットをワイプして正規の姿勢に改めるか前記上側広開口部を経て前記貯留ホッパ内に落下させる一方、前記昇降柱の前記凹部にインサートナットが無い場合は前記昇降柱が下降して再び上昇するインサートナット載置支援装置が得られる。
本発明によればさらに、前記インサート供給部から正規の姿勢のインサートナットを受け取ると共に、受け取ったインサートナットを前記インサート蓄積スリーブの前記後端から該インサート蓄積スリーブ内に正規の姿勢で挿入するインサート挿入部をさらに有するインサートナット載置支援装置が得られる。
本発明によるインサートナット載置支援装置は、効率よくインサートナットを成形品に載置することができることに加え、簡素な構造で、小型、安価であると共に設置面積が小さくてよい。
成形品の凹部に圧入されるべきインサートナットを説明するための図である。 本発明の実施の形態によるインサートナット載置支援装置における支援装置本体を示す図であり、(a)は断面図、(b)は先端面の平面図である。 図2に示された支援装置本体の要部を拡大して示す図であり、(a)は断面図、(b)は先端面の平面図である。 インサートナット載置支援装置におけるインサート供給部を示す図であり、(a)は上面図、(b)は部分的に断面で表した側面図である。 図4に示されたインサート供給部における貯留ホッパを示す部分的に断面で表した側面図である。 図4に示されたインサート供給部における昇降柱の要部を示す図であり、(a)は上面図、(b)は上端部分の断面図、(c)は側面図、(d)は上端部分の拡大断面図である。 (a)〜(c)は、図4に示されたインサート供給部におけるインサートナット検出器によるインサートナット検出方法を説明するための図である。 図4に示されたインサート供給部におけるワイパの要部を示す側面図である。 インサートナット載置支援装置におけるインサート挿入部の要部である吸引ノズルを示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は下面図、(d)は下端を部分的に拡大図示した断面図、(e)は拡大図示した下面図である。
以下、図面を参照して、本発明によるインサートナット載置支援装置の一実施形態を説明する。
図2(a)および(b)ならびに図3(a)および(b)を参照すると、本インサートナット載置支援装置は、図1に示されたような、小径の先端と大径の中間部および後端を備え、成形品の凹部に圧入されるべきインサートナットを、成形品Wの凹部wの底面wbに先端Nfが向いた正規の姿勢で載置する作業を支援する装置であって、ペンを構えるようにユーザによって把持されるペン状を呈する支援装置本体200と、後述するスタンド、インサート供給部、およびインサート挿入部とを有している。
支援装置本体200は、インサート蓄積スリーブ210と、インサート案内ピン220と、インサート放出ヘッド230と、スリーブキャップ212とを有している。
インサート蓄積スリーブ210は、インサート蓄積スリーブ210と、インサート案内ピン220と、インサート放出ヘッド230。
インサート案内ピン220は、インサート蓄積スリーブ210に蓄積されたインサートナットNの中央に形成されたネジ孔を貫通すると共に、インサート蓄積スリーブ210から突出する先端220fまで延びている。そして、先端が成形品Wの凹部w(図1)にあてがわれることにより、インサート蓄積スリーブ210から放出されるインサートナットNを成形品Wの凹部wに案内する。
インサート放出ヘッド230は、インサート蓄積スリーブ210の先端210fに設けられ、インサート蓄積スリーブ210に蓄積されたインサートナットNをトリガ操作に応じて1つずつ放出する。
スリーブキャップ212は、インサート蓄積スリーブ210の後端210rを取り外し可能に塞ぐものである。インサート案内ピン220は、その基端220rがスリーブキャップ212に取り付けられている。
インサート放出ヘッド230は、ヘッドブロック231と、トリガーブロック232と、バックブロック233とを有している。
ヘッドブロック231は、インサート蓄積スリーブ210の先端210fに設けられ、インサート蓄積スリーブ210の筒孔に連通した貫通孔部231aを持っている。
トリガーブロック232は、ヘッドブロック231の第1の側部(図2、図3中、左側)に設けられている。トリガーブロック232は、ユーザによるトリガ操作としてインサート蓄積スリーブ210の筒径方向に押されることによって初期位置からトリガ位置に移動すると共に、初期位置に復帰するように対の圧縮バネ235によって図2、図3中左向きに付勢されている。
バックブロック233は、ヘッドブロック231の第1の側部に対向する第2の側部(図2、図3中、右側)に設けられている。バックブロック233は、対のガイドピン234を介してトリガーブロック232に連結されている。
バックブロック233は、ピン状のストッパ236を備えている。ストッパ236は、トリガーブロック232が初期位置のときは先頭のインサートナットNがヘッドブロック231の貫通孔部231aから放出されないように先頭のインサートナットNを、その先端面にオーバーラップすることによって保持する一方、トリガーブロック232がトリガ位置のときは先頭のインサートナットNがヘッドブロック231の貫通孔部231aから放出されるように先頭のインサートナットNの先端面へのオーバーラップを解消することによって保持を解くものである。
他方、トリガーブロック232は、ピン状のバネ付きホールドピン237を備えている。バネ付きホールドピン237は、トリガーブロック232が初期位置のときは先頭次(先頭から二番目)のインサートナットNが先頭に移動することを許す一方、トリガーブロック232がトリガ位置を含め初期位置以外のときは先頭次のインサートナットNが先頭に移動しないように先頭次のインサートナットNを、その周側面のうちの小径の先端と大径の中間部との境界のエラ状部分に係合することによって保持するバネ付きホールドピン237を備えている。
このように、トリガーブロック232とバックブロック233との組み合わせが協働することにより、ユーザによるトリガ操作に応じて、インサートナットNが1つずつ放出される。
図2および図3に、図4〜図8を併せ参照すると、本インサートナット載置支援装置は、図示しないスタンドと、インサート供給部120(図4〜図8)とをさらに有している。
スタンドは、インサート案内ピン220が固定されているスリーブキャップ212取り外されてインサート蓄積スリーブ210の後端210rが開口した状態の支援装置本体200を、インサート蓄積スリーブ210の後端210rが上方に向いた状態で一時的に支持するものである。
インサート供給部120は、スタンドに支持された支援装置本体200に、インサートナットを正規の姿勢で供給するものである。
図4(a)および(b)を参照すると、インサート供給部120は、貯留ホッパ10と、昇降柱20と、インサートナット検出器30と、ワイパ40とを有している。
貯留ホッパ10は、図5に示されるように、上側広開口部10tおよび下側狭開口部10bを備えた漏斗状を呈し、複数のインサートナットN(図示せず)を貯留する。
昇降柱20は、図6(a)〜(d)に要部が示されているが、正規の姿勢のインサートナットNの後端Nr(図1)を除いて収納可能な形状を呈する凹部21を含む上端部を備えており、上端部が貯留ホッパ10の下側狭開口部10bと上側広開口部10tとの間を流体圧式または電動式のシリンダ23(図4(a)および(b))の駆動によって上下動するように設けられている。昇降柱20の上端部は、凹部21の外周面が先端に向かって細くなるテーパ状を呈している。
凹部21の正規の姿勢のインサートナットNの先端〜中間部の形状に対応した形状とは、詳しくは、次の通りである。即ち、凹部21は、図6(d)から明らかなように、直径d21lの下側領域と、最小直径d21lから最大直径d21uに変化するテーパ状の上側領域との二段階の形状を呈している。下側領域の直径d21lは、図1に示されたインサートナットNの先端Nfの直径dNfよりも僅かに大きい一方、後端Nrの直径dNrよりも小さい。また、上側領域の最大直径d21uは、インサートナットNの後端Nrの直径dNrよりも僅かに大きい。
このような凹部21の形状により、昇降柱20が貯留ホッパ10の下側狭開口部10bから上側広開口部10tの上方へ向かって上昇する際に、正規の姿勢のインサートナットN一個のみが後端Nrを残して凹部21内に収容される。また、仮に複数個の正規の姿勢のインサートナットNが昇降柱20にすくい上げられたとしても、一個のみが凹部21内に後端Nrを残して収納される。一方、正規の姿勢ではないインサートナットNは、その一部分が凹部21の上側領域に入り込む可能性がある。しかし、この際は、正しく凹部21内に収納されたインサートナットNよりも多くの部分が、昇降柱20の上端面から上方に食み出す。この状態は、後述するように、インサートナット検出器30によって正規の姿勢ではない状態として検出可能である。さらに、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが一個も収納できない場合もあり得る。しかし、この際は、凹部21内が空であって昇降柱20の上端面から上方に何も食み出すものがない。この状態は、後述するように、インサートナット検出器30によってインサートナットNが無い状態として検出可能である。
インサートナット検出器30は、貯留ホッパ10の上側広開口部10tの上方に設けられ、昇降柱20の凹部21でのインサートナットNの有無と、有りの場合に正規の姿勢の是非を検出するものであり、貯留ホッパ10の上側広開口部10tの上方に昇って来た昇降柱20の上端面直上の高さに配置された下側センサ31と、下側センサ31よりも上の高さに配置された上側センサ32とによって構成されている。下側センサ31は、検出光を昇降柱20の軸心に向かって水平に出射する光源31aと、光源31aに昇降柱20の軸心を介して水平方向に対向する受光素子31bとの対によって構成されている。上側センサ32も、検出光を昇降柱20の軸心に向かって水平に出射する光源32aと、光源32aに昇降柱20の軸心を介して水平方向に対向する受光素子32bとの対によって構成されている。
インサートナット検出器30による昇降柱20の凹部21でのインサートナットNの有無と、有りの場合に正規の姿勢の是非を検出する方法は、次の通りである。 図7(a)に示されるように、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが無い場合には、昇降柱20の上端面上方に何も光遮蔽物が無く、検出光が透過するため、下側センサ31の受光素子31bは、光源31aからの検出光を受光する。また、上側センサ32の受光素子32bも、光源32aからの検出光を受光する。よって、両センサの検出光の透過/遮蔽結果が図7(a)に示される条件であるときは、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが無いと判断される。
図7(b)に示されるように、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが正規の姿勢で収納されている場合には、インサートナットNの後端Nrが昇降柱20の上端面から食み出しているため、下側センサ31のみに対して光遮蔽物(インサートナットNの後端Nr)が存在し、検出光が遮蔽されるため、下側センサ31の受光素子31bは、光源31aからの検出光を受光しない。一方、上側センサ32の受光素子32bは、光源32aからの検出光を受光する。よって、両センサの検出光の透過/遮蔽結果が図7(b)に示される条件であるときは、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが正規の姿勢で収納されていると判断される。
図7(c)に示されるように、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが正規の姿勢でない状態で一部分のみ入り込んでいる場合には、インサートナットNの多くの部分が昇降柱20の上端面から高く食み出しているため、下側センサ31および上側センサ32の両方に対して光遮蔽物(インサートナットNの後端Nr)が存在し、検出光が遮蔽されるため、下側センサ31の受光素子31bは、光源31aからの検出光を受光しない。また、上側センサ32の受光素子32bも、光源32aからの検出光を受光しない。よって、両センサの検出光の透過/遮蔽結果が図7(c)に示される条件であるときは、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが正規の姿勢でない状態で載っていると判断される。
これらの判断は、図7(a)に示された条件テーブルを記憶した図示しない記憶手段と、同じく図示しない専用のマイコンチップまたは汎用のパーソナルコンピュータとによって構成される制御部(図示せず)によって実行される。
尚、本実施形態におけるインサートナット検出器30は、光遮蔽物としてのインサートナットNに検出光が遮蔽されるか否かを検出する透過光検出方式であるが、本発明のインサートナット検出器は、光反射物としてのインサートナットNに検出光が反射されるか否かを検出する反射光検出方式や、カメラおよび画像処理回路を用いてインサートナットNの有無や姿勢を判別する撮像方式等であってもよい。
ワイパ40は、貯留ホッパ10の上側広開口部10tの上方に、流体圧式または電動式のシリンダ42の駆動によって水平方向(図4(a)および(b)中、左右方向)に往復動するように設けられている。ワイパ40はまた、図8に示されるように、昇降柱20の凹部21での正規の姿勢のインサートナットNの後端Nrの形状に対応した形状、インサートナットNの後端Nrを避けた形状を呈している。
本インサートナット載置支援装置は、インサート供給部120からインサートナットを受け取ると共に、受け取ったインサートナットを支援装置本体200のインサート蓄積スリーブ210の後端210rからインサート蓄積スリーブ210内に正規の姿勢で挿入するインサート挿入部をさらに有している。
インサート挿入部は、図9(a)〜(e)に示された吸引ノズル151と、吸引ノズル151の後端(上端)に接続され、電気的に制御可能な吸気ポンプを含む図示しない第1の空気圧回路とを少なくとも有している。そして、空気吸引により、インサートナットを吸引ノズル151の先端(下端)に補足するものである。
尚、この構成の場合には、ユーザが吸引ノズル151を把持し、第1の空気圧回路をオン/オフさせながら、インサート供給部120からインサートナットを受け取ると共に、受け取ったインサートナットを、スタンドに支持された支援装置本体200のインサート蓄積スリーブ210の後端210rからインサート蓄積スリーブ210内に正規の姿勢で挿入する。
あるいは、吸引ノズル151および第1の空気圧回路に、吸引ノズル151を上下ならびに水平方向に駆動する図示しないノズル駆動シリンダと、ノズル駆動シリンダに接続され、電気的に制御可能な吸気ポンプを含む図示しない第2の空気圧回路とを加えた構成とした場合には、インサート挿入部は自動的に、インサート供給部120からインサートナットを受け取ると共に、受け取ったインサートナットを、スタンドに支持された支援装置本体200のインサート蓄積スリーブ210の後端210rからインサート蓄積スリーブ210内に正規の姿勢で挿入する。
図9(a)〜(e)を参照すると、吸引ノズル151は、大径の後端部151rと、小径の先端部151fとを備えている。先端部151fの端面(下端面)は、図9(d)および(e)に示されるように、捕捉すべきインサートナットN(図1)の後端(上端)に対応した形状を呈している。即ち、先端部151fの下端面には、インサートナットの後端の直径dNrよりも僅かに直径が大きく、深さ1mm程度の凹部151dが形成されている。また、凹部151d内には、略円筒状を呈するインサートナットの後端面に対応して、4つの吸引孔151aが同心円上に形成されている。尚、4つの吸引孔151aは、吸引ノズル151内で相互に連通しており、図示しない空気圧回路に接続されるべく、後端部151rでは一本の孔となっている。
次に、図2〜図9を参照して、本インサートナット載置支援装置の動作を説明する。概ねの動作ステップは、次の通りである。
インサートナットをインサート供給部120によって正規の姿勢で供給する。
次いで、供給されたインサートナットを、吸引ノズル151を有するインサート挿入部により、スタンドに支持された支援装置本体200のインサート蓄積スリーブ210の後端210rからインサート蓄積スリーブ210内に正規の姿勢で挿入する。
次に、ユーザが、インサート蓄積スリーブ210の後端210rにインサート案内ピン220が固定されているスリーブキャップ212を被せる。
次いで、ユーザが、支援装置本体200をペンを持つように把持しながら、成形品Wの凹部にインサート案内ピン220の先端220fをあてがい、トリガーブロック232を押下する。このトリガ操作により、インサート蓄積スリーブ210内から1つのインサートナットが放出され、正規の姿勢で成形品Wの凹部に載置される。
この後、インサートナットを圧入すべき全ての成形品Wの凹部にインサートナットが載置された後、インサートナットを圧入する手段により、圧入工程が実行される。
尚、インサート供給部120の詳しい動作は、次のとおりである。
図4〜図8を参照すると、図示しない制御部は、インサートナットの供給の必要を判断し、必要である場合には、昇降柱20を上昇させる。
昇降柱20が貯留ホッパ10の上側広開口部10tの上方まで上昇すると、インサートナット検出器30により、昇降柱20の凹部21でのインサートナットNの有無と、有りの場合に正規の姿勢の是非が検出される。
インサートナット検出器30の検出結果に基づき、制御部は、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが正規ではない姿勢で有る場合、ワイパ40を動作させる。特に、特にインサートナットNの先端Nfが下向きで引っ掛かっているときは、ワイパ40のワイピングにより、このインサートナットNが正規の姿勢に改める。あるいは、先端Nfが上向きで載っているときは、ワイパ40のワイピングにより、このインサートナットNが押し落とされ、上側広開口部10tを経て貯留ホッパ10内に落下して戻される。一方、昇降柱20の凹部にインサートナットNが無い場合には、昇降柱20を下降させた後に再び上昇させ、同様の動作を繰り返す(リトライ)。
また、インサートナット検出器30の検出結果に基づき、制御部は、昇降柱20の凹部21にインサートナットNが正規の姿勢で有る場合、ワイパ40および昇降柱20を動かすことなく、待機する。よって、インサート供給部120の昇降柱の上端に、正規の姿勢のインサートナットが供給されることになる。
この正規の姿勢のインサートナットNは、昇降柱20の凹部21からインサート挿入部によって受け取られ(取り出され)、支援装置本体200のインサート蓄積スリーブ210内に挿入される。
以上説明した実施例に限定されることなく、本発明は、当該特許請求の範囲に記載された技術範囲内であれば、種々の変形が可能であることは云うまでもない。例えば、本発明は、その載置すべき物体はインサートナットに限らず、正規/不正規の向きがある多数の同一形状の載置すべき物体を正規の姿勢で載置対象に載置する作業を支援する装置全般に適用可能である。
10 貯留ホッパ
10t 上側広開口部
10b 下側狭開口部
20 昇降柱
21 凹部
23 シリンダ
30 インサートナット検出器
31 下側センサ
31a 光源
31b 受光素子
32 上側センサ
32a 光源
32b 受光素子
40 ワイパ
42 シリンダ
120 インサート供給部
151 吸引ノズル
152 ノズル上下駆動シリンダ
200 支援装置本体
210 インサート蓄積スリーブ
210f 先端
210r 後端
212 スリーブキャップ
220 インサート案内ピン
220f 先端
220r 基端
230 インサート放出ヘッド
231 ヘッドブロック
231a 貫通孔部
232 トリガーブロック
233 バックブロック
234 ガイドピン
235 圧縮バネ
236 ストッパ
237 バネ付きホールドピン
N インサートナット
Nf 先端
Nr 後端
W 成形品
w 凹部

Claims (5)

  1. 小径の先端と大径の中間部および後端を備え、成形品の凹部に圧入されるべきインサートナットを成形品の凹部の底面に先端が向いた正規の姿勢で載置する作業を支援するインサートナット載置支援装置であって、
    インサートナットの中間部および後端よりも僅かに大きい内径を持つ筒状を呈し、正規の姿勢のインサートナットをこれが一列に整列した状態で蓄積するインサート蓄積スリーブと、
    前記インサート蓄積スリーブに蓄積されたインサートナットのネジ孔を貫通すると共に該インサート蓄積スリーブから突出する先端まで延び、該先端が成形品の凹部にあてがわれることにより、該インサート蓄積スリーブから放出されるインサートナットを成形品の凹部に案内するインサート案内ピンと、
    前記インサート蓄積スリーブの先端に設けられ、該インサート蓄積スリーブに蓄積されたインサートナットをトリガ操作に応じて1つずつ放出するインサート放出ヘッドとを有することを特徴とするインサートナット載置支援装置。
  2. 前記インサート放出ヘッドは、
    前記インサート蓄積スリーブの前記先端に設けられ、該インサート蓄積スリーブの筒孔に連通した貫通孔部を持つヘッドブロックと、
    前記ヘッドブロックの第1の側部に設けられ、トリガ操作として前記インサート蓄積スリーブの筒径方向に押されることによって初期位置からトリガ位置に移動すると共に、該初期位置に復帰するように付勢されているトリガーブロックと、
    前記ヘッドブロックの前記第1の側部に対向する第2の側部に設けられ、ガイドピンを介して前記トリガーブロックに連結されたバックブロックとを有し、
    前記バックブロックは、前記トリガーブロックが前記初期位置のときは前記ヘッドブロックの前記貫通孔部から放出されないように先頭のインサートナットを保持する一方、前記トリガーブロックが前記トリガ位置のときは前記ヘッドブロックの前記貫通孔部から放出されるように先頭のインサートナットへの保持を解くストッパを備え、
    前記トリガーブロックは、前記初期位置のときは先頭次のインサートナットが先頭に移動することを許す一方、前記トリガ位置を含め該初期位置以外のときは先頭に移動しないように先頭次のインサートナットを保持するホールドピンを備えている請求項1に記載のインサートナット載置支援装置。
  3. 前記インサート蓄積スリーブの後端を塞ぐ、取り外し可能なスリーブキャップをさらに有し、前記インサート案内ピンは、その基端が前記スリーブキャップに取り付けられている請求項1または2に記載のインサートナット載置支援装置。
  4. 前記インサート蓄積スリーブおよび前記インサート放出ヘッドを有する支援装置本体を、該インサート蓄積スリーブの後端が上方に向いた状態で支持するスタンドと、
    前記スタンドによって支持された前記支援装置本体にインサートナットを正規の姿勢で供給するインサート供給部とをさらに有し、
    前記インサート供給部は、
    上側広開口部および下側狭開口部を備えた漏斗状を呈し、複数のインサートナットを貯留する貯留ホッパと、
    正規の姿勢のインサートナットの後端を除いて収納可能な形状を呈する凹部を含む上端部を備え、該上端部が前記貯留ホッパの前記下側狭開口部と前記上側広開口部の上方との間を上下動するように設けられた昇降柱と、
    前記貯留ホッパの前記上側広開口の上方に設けられ、前記昇降柱の前記凹部でのインサートナットの有無ならびに有る場合に正規の姿勢の是非を検出するインサートナット検出器と、
    前記貯留ホッパの前記上側広開口の上方に横向きに往復動するように設けられ、前記昇降柱の前記凹部内に収納された正規の姿勢のインサートナットの後端の形状に対応した形状を呈するワイパとを有し、
    前記インサートナット検出器の検出結果に基づき、前記昇降柱の前記凹部にインサートナットが正規ではない姿勢で有る場合は前記ワイパによって当該インサートナットをワイプして正規の姿勢に改めるか前記上側広開口部を経て前記貯留ホッパ内に落下させる一方、前記昇降柱の前記凹部にインサートナットが無い場合は前記昇降柱が下降して再び上昇する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインサートナット載置支援装置。
  5. 前記インサート供給部から正規の姿勢のインサートナットを受け取ると共に、受け取ったインサートナットを前記インサート蓄積スリーブの前記後端から該インサート蓄積スリーブ内に正規の姿勢で挿入するインサート挿入部をさらに有する請求項4に記載のインサートナット載置支援装置。
JP2009078852A 2009-03-27 2009-03-27 インサートナット載置支援装置 Pending JP2010228056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078852A JP2010228056A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 インサートナット載置支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078852A JP2010228056A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 インサートナット載置支援装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014078443A Division JP5846656B2 (ja) 2014-04-07 2014-04-07 インサートナット載置支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010228056A true JP2010228056A (ja) 2010-10-14

Family

ID=43044414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009078852A Pending JP2010228056A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 インサートナット載置支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010228056A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128880A (ja) * 2014-04-07 2014-07-10 Nec Infrontia Corp インサートナット載置支援装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370827U (ja) * 1986-10-28 1988-05-12
JPH01117127A (ja) * 1987-10-28 1989-05-10 Toshiba Corp 取付部品の定数供給装置
JPH02135533U (ja) * 1988-12-05 1990-11-09
JPH063544U (ja) * 1991-09-19 1994-01-18 日立湘南電子株式会社 円筒部品の供給装置
JPH07330145A (ja) * 1994-06-10 1995-12-19 Sony Corp 部品のディスペンサー
JP2004351525A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Nissan Motor Co Ltd バルブコッタの組付装置および組付方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370827U (ja) * 1986-10-28 1988-05-12
JPH01117127A (ja) * 1987-10-28 1989-05-10 Toshiba Corp 取付部品の定数供給装置
JPH02135533U (ja) * 1988-12-05 1990-11-09
JPH063544U (ja) * 1991-09-19 1994-01-18 日立湘南電子株式会社 円筒部品の供給装置
JPH07330145A (ja) * 1994-06-10 1995-12-19 Sony Corp 部品のディスペンサー
JP2004351525A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Nissan Motor Co Ltd バルブコッタの組付装置および組付方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128880A (ja) * 2014-04-07 2014-07-10 Nec Infrontia Corp インサートナット載置支援装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120296469A1 (en) Sucking-conveying device having vision sensor and suction unit
JP3147765B2 (ja) 導電性ボールの搭載装置および搭載方法
JP6503187B2 (ja) ノズル洗浄装置
JP3094151B2 (ja) 抵抗溶接機
EP2105246B1 (en) Apparatus and method for detecting component attachment
US9764543B2 (en) Paste supply apparatus and screen printing machine
JP2010228056A (ja) インサートナット載置支援装置
WO2013069507A1 (ja) ダイ突き上げ動作管理システム
JP5846656B2 (ja) インサートナット載置支援装置
JP6103745B2 (ja) 突き上げ高さ計測システム
US11224151B2 (en) Filter removal method
JP6744999B2 (ja) 部品装着機
JP5312972B2 (ja) インサートナット圧入装置
JP3231269B2 (ja) 分注装置
JP6316705B2 (ja) 粘着テープ剥離方法および粘着テープ剥離装置
JP2010173024A (ja) ロケートクランプ装置及びワークパネルのクランプ方法
JPWO2018225151A1 (ja) 部品実装装置
JP2010028064A (ja) 部品供給装置
CN116364637A (zh) 一种芯片整理与摆放机械手及一种芯片整理与摆放方法
JP2010036205A (ja) 電極チップ用マガジン及び電極チップ供給装置
JP2010107352A (ja) シリンダユニット
JP2003098184A (ja) 分注ノズル、ノズルチップ、及び分注装置
JP6682606B2 (ja) 分注装置
JP2017075859A (ja) ノズル先端位置決め機構およびマイクロプレート処理装置
JP5431717B2 (ja) インサートナット供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130227

A521 Written amendment

Effective date: 20130425

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140108