JPH01117127A

JPH01117127A - 取付部品の定数供給装置

Info

Publication number: JPH01117127A
Application number: JP27039687A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Takenaka; 弘幸竹中; Masanobu Kashimoto; 樫本　政信
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-10-28
Filing date: 1987-10-28
Publication date: 1989-05-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、ネジやリベットなどの取付部品をその都度一
定個数だけ供給させて作業性の向上を図ることができる
取付部品の定数供給装置に関する。

（従来の技術）ネジなどの取付部品を供給する手段としては、エアドラ
イバーとネジ供給手段とを組合せてドライバーの先端に
一本ずつネジを供給する装置、またはネジを整列配置さ
せておき、ドライバーで一本ずつ取り出せる装置などが
ある。

しかし前者の装置では、ドライバーの先端にネジを保持
する部分を設けているので先端部分の形状か大きくなり
、穴の底にネジ締めするなど狭い場所での使用ができな
いこともある。

また後者の装置では、−本ずつドライバーでネジを取り
出して作業をするので作業範囲が広い場合には、その都
度供給装置を設置している場所まで取りに行かねばなら
ないので作業性が悪い。

このため一般的なネジ締め作業では、箱内にストックし
ておき、必・型数のネジだけ作業者が取り出して作業を
行なっている。しかし、この方法では取り出したネジの
本数が作業に必要なネジの本数と一致することが少なく
、余ったネジを戻したり、不足したネジを再び取りに行
く動作が生じて、作業性が悪い。また箱内からネジがこ
ぼれたり、あるいは持ち運びの途中で落したりして製品
に傷を付けるようなこともある。

（発明が解決しようとする問題点）上述したように従来における取付部品の供給手段では、
取付部位にｕ１限を受け、あるいは作業の無駄な動作な
どを強られ、さらには取付部品を無駄にしたり製品に傷
を付けたりするような問題があった。

本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は必要とする個数の部品をワンタッチで供給し、作
業性を向上させることのできる構造にした取付部品の定
数供給装置を提供することにある。

［発明の構成］（問ｆｌＩ森を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明に係る取付部品の定数
供給装置は、取付部品を整列させて複数ストックするシ
ュートと、前記取付部品が整列状態で所定数間に配置で
きる間隔を保って互いに平行にずらして配置したストッ
パー片と分離片とを一体的に有して前記シュートを横切
って往復摺動変位に配置されているとともに一方端側へ
変位したときと他方端側へ変位したときとで前記シュー
ト内に前記ストッパー片と前記分離片を交互に配置させ
るスライダーと、前記スライダーの往復摺動変位を行な
わせる駆動手段とを備えただ構成にしたものである。

（作用）上記構成によれば、スライダーを往動させるとストッパ
ー片でシュート上の取付部品の供給を停止させ、スライ
ダーを復動させると分離片よりもストッパー片側に移動
している取付部品だけをシュートから所定の位置へ供給
せさることができる。そして再びスライダーを往動させ
ると、次に供給させる取付部品がストッパー片で規制さ
れるまでシュート上を移動する。したがってスライダー
を往復動させるだけで所定数の取付部品を所定の位置へ
順次供給させることができる。

（実施例）以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図乃至第４図は本発明の一実施例に係る概略構成を
示したもので、取付部品としてネジを供給する場合を一
例としている。

第１図乃至第４図において供給袋Ｗ１１は、部品貯蔵部
２と部品供給部３とに大別される。

部品貯蔵部２はネジ４を収納しておくケース５内から平
行に延びた一対のレール部材６でなるシュート７を有し
ている。またシュート７のガイド面８は先端へ向うに従
って下がる傾斜した状態になっている。そして、ネジ４
の皿頭部をガイド面８に当接させて滑らせ、ケース５内
から一対のレール部材６に案内されて整列した状態で順
次シュート７の先端に向ってネジ４が移動される。

一方、部品供給部３はベース°９．スライダー１０、ソ
レノイド１１．スプリング１２などで構成している。

そしてベース９はシュート７のガイド面の下側に位置し
た状態で一対のレール部材６に固定されている。

スライダー１０はベース９に植設したビン１３に長孔１
４を係合させて往ＩＩ震動自在な状態でベース９上に配
置されており１．シュート７と直角に交差した状態で摺
動する。そして両端側は各々上方へＬ字状に折り曲げら
れて先端部分に分離片１５とストッパー片１６をそれぞ
れビス止めしている。この分離片１５とストッパー片１
６は各々先端が内側へ向き、またシュート７上にネジ４
が整列された状態において四個のネジ４に相当する寸法
分離れた位置で互いに平行な状態になっている。

またスライダー１０が第２図中の矢印Ｂ方向端へ移動す
るとストッパー片１６がシュート７の下側を横切った状
態になり分離片１５がシュート７の下側から退避し、逆
に矢印へ方向端へ移動するとストッパー片１６がシュー
ト７の下側から退避し分離片１５がシュート７の下側を
横切った状態となる構成にしている。さらにスライダー
１０の一部１９は、ソレノイド１１の後方へ延びスプリ
ング掛止部１７を取り付けている。

ソレノイド１１はベース９上に固定され、また往復動す
るアクチュエータ（不図示）をスライダー１０に連結さ
せている。そしてソレノイド１１はシート７の先端近傍
に設けたスイッチ（不図示）を押して通電させると、ア
クチュエータがスライダー１０を第２図中の矢印へ方向
端へ引き付け、通電させている間保持する。

スプリング１２は一端をスライダー１０の掛止部１７に
掛は止めし、また他端をソレノイド１１に固定した掛止
部１８に掛は止めしてスライダー１０を第２図中の矢印
Ｂ方向へ変位する状態に付勢している。

このように構成した取付部品の定数供給装置１は、ソレ
ノイド１１に通電していない状態ではスプリング１２の
付勢力でスライダー１０が第２図中の矢印Ｂ方向端に変
位して保持される。この状態では第３図に模式的に示す
ように、ストッパー片１６がシュート７の下側を横切り
、分離片１５がシュート７の下側から退避した状態にな
っている。そしてシュート７で整列されているネジ４は
シュート７の先端においてストッパー片１６で脱落が止
められている。したがってネジ４は供給されずにシュー
ト７上にストックされた状態におかれている。

次に、作業者がネジ４を必要とし、スイッチを押しソレ
ノイド１１に通電させると、ソレノイド１１はスプリン
グ１２の付勢力に抗してスライダー１０を引き、第２図
中の矢印へ方向端へ変位させる。このスライダー１０の
変位で第４図中に模式的に示すように、ストッパー片１
６がシュート７の下側から退避し、代わって分離片１５
がシュート７の下側を横切った状態になる。そして、こ
のときストッパー片１６に当接されて今迄脱落が止めら
れていた規制が解除されるので、ビス４がシュート７の
先端から脱落して行く。鴫かしストッパー片１６に代わ
って分離片１５がシュート７の下側を横切るので、分離
片１５が進入した位置よりも前側に位置した四個のネジ
４だけが脱落して供給され、他のネジ４は分離片１５で
止められてシュート７上に残される。また四個のネジ４
の供給を受けた作業者がスイッチを再び切ると、スライ
ダー１０はスプリング１２の付勢力で再び第２図中の矢
印Ｂ方向端へ戻される。そして再びストッパー片１６が
シュート７の下側を横切り、分離片１５がシュート７の
下側から退避した状態になり、分離片１５で止められて
いたビス４がストッパー片１６で規制される位置まで移
動して次の動作を持つ。

したがって、この供給装置１ではワンタッチでソレノイ
ド１１を駆動させる毎に、四個のネジ４の供給を受ける
ことができる。すなわち作業者が１回の作業で必要とす
る個数のネジ４だけを供給することができるので、余分
にネジ４を取り出して残ったネジ４を再び戻したりする
作業がなくなり作業性が向上する。また残ったネジ４を
戻す途中に落して製品を傷つけたりすることもな（なる
ので、品質を向上させることもできる。

なお、上記実施例では一回の供給枠を四個としたが、ス
トッパー片１６と分離片１５との距離を調整することに
より、この供給個数は任意に変更できるものである。ま
た、ネジ４を供給する場合について説明したが、ネジに
限らずリベットなどを供給する場合にも適用できるもで
ある。

［発明の効果］以上説明したとおり、本□発明に係る取付部品の定数供
給ｖ４置によれば、スライダーを往復動作させるだけで
定まった必要個数の取付部品の供給を行なうことができ
る。このため余分に取り出した取付部品を戻したりする
作業がなくなるので、作業性が向上する。また戻す途中
で落して製品を傷つけたりすることもなくなるので、品
質精度が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る取付部品の定数供給装
置の外観斜視図、第２図は同上装置の要部斜視図、第３
図は同上装置の要部を取付部品ストック時における状態
で模式的に示した概略底面図、第４図は同上装置の要部
を取付部品供給時における状態で模式的に示した概略底
面図である。１・・・取付部品の供給装置４・・・ネジ　　　　　　　　　７・・・シュート８・
・・ガイド面　　　　　　１０・・・ベース１１・・・
駆動手段となるソレノイド１２・・・スプリング　　　　　１５・・・分離片１６
・・・ストッパー片

Claims

【特許請求の範囲】

取付部品を整列させて複数ストックするシュートと、前
記取付部品が整列状態で所定数間に配置できる間隔を保
つて互いに平行にずらして配置したストッパー片と分離
片とを一体的に有して前記シュートを横切り往復摺動自
在に配置されているとともに一方端側へ変位したときと
他方端側へ変位したときとで前記シュート内に前記スト
ッパー片と前記分離片を交互に配置させるスライダーと
、前記スライダーの往復摺動変位を行なわせる駆動手段
とを備えたことを特徴とする取付部品の定数供給装置。