JP2010228047A - 工具ポット及び工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工具ポット30はその基端側に球留めリング42により区画形成されたプルスタッド収容孔43を備えており、工具ユニット20が装着された状態においては当該工具ユニット20のプルスタッド25がプルスタッド収容孔43に収容される。また、球留めリング42にはバネ47により付勢されてプルスタッド収容孔43内に突出する剛球46が設けられており、当該剛球46によって工具ユニット20が係合される。当該構成において、工具ポット30にはその外周面からプルスタッド収容孔43に向けて延び内外に貫通した貫通孔67が形成されている。当該貫通孔67には、工具ポット30を搬送するための搬送用アーム17に搭載された抜け止め装置71からロッド72が挿通され、このロッド72により工具ユニット20が係合される。
【選択図】図2
Description
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、工具交換装置を有する工作機械に具体化しており、図3には、当該工作機械10の構成の概略図を示す。
上記第1の実施形態では所謂MASタイプの工具ポット30に対して抜け止め装置71の構成を適用したが、本実施形態では所謂HSKタイプの工具ポット90に対して抜け止め装置71の構成を適用する。以下、当該構成を、図5を参照しながら説明する。図5は、工具ポット90の縦断面図である。
本発明は上記各実施形態の記載内容に限定されず例えば次のように実施しても良い。
Claims (7)
- 先端に工具を具備してなる工具ユニットの少なくとも基端側を差込可能なように筒状に形成されたベース体を備え、当該ベース体に収容された部位の取り外し方向の移動を規制することにより前記工具ユニットを保持する工具ポットにおいて、
前記ベース体の外周面から内周側に通じるようにして形成されているとともに、前記ベース体の外部に配置される抜け止め装置の抜け止め部材が前記ベース体の内周側における前記工具ユニットの取り外し方向の移動を阻止する位置へ突出することを許容するように形成された抜け止め用孔部を備えていることを特徴とする工具ポット。 - 先端に工具を具備してなる工具ユニットの少なくとも基端側が収容される収容部を有するように筒状に形成されたベース体と、
前記収容部に収容された前記工具ユニットと係合されることにより、前記ベース体からの前記工具ユニットの抜け落ちを抑制する係合部材と、
前記収容部へ突出して前記工具ユニットを係合するように前記係合部材を前記収容部側に付勢するとともに、その付勢力に抗する力で前記工具ユニットが取り外し方向に引っ張られた場合に前記係合部材の反収容部側への移動を許容して前記工具ユニットの取り外しを許容する付勢部材と、
前記ベース体の外周面から内周側に通じるようにして形成されているとともに、前記ベース体の外部に配置される抜け止め装置の抜け止め部材が前記ベース体の内周側における前記係合部材による係合箇所とは異なる位置であって前記工具ユニットの取り外し方向の移動を阻止する位置へ突出することを許容するように形成された抜け止め用孔部と、
を備えていることを特徴とする工具ポット。 - 前記ベース体の外周面には、当該外周面を保持した状態で工具ポットを搬送する搬送装置の保持箇所を規定する保持用ガイド部が形成されており、
前記抜け止め用孔部は、その外側開口が前記保持用ガイド部に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工具ポット。 - 前記係合部材及び前記付勢部材は、前記ベース体において前記収容部に開放され且つ当該収容部に対して放射方向に延びるように形成された係合用孔部に配置されているとともに、前記付勢部材の付勢力により前記係合部材が前記係合用孔部から前記収容部に突出するように配置されており、その係合部材の突出した部位が、前記工具ユニットの基端側において軸線周りに形成された係合部に係合されることで前記工具ユニットを保持する構成であり、
前記抜け止め用孔部は、前記係合用孔部に対して軸線周りにずらした位置において前記収容部に開放され且つ前記放射方向に前記ベース体を貫通させて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の工具ポット。 - 前記収容部は前記ベース体の先端開口を含むように当該ベース体の先端から基端側の途中位置に亘って形成されており、
さらに、前記ベース体の内周側において前記収容部に対してその基端側から突出するとともに、前記係合部材を支持する支持部と、
前記工具ユニットの着脱方向に移動可能に設けられているとともに、前記係合部材を前記収容部へ突出して前記工具ユニットに係合可能な位置に保持する第1の位置、及び前記係合部材をその係合可能な位置から後退して前記工具ユニットとの係合状態を解除する位置に移動させる第2の位置に移動可能に設けられた移動体と、
を備え、
前記付勢部材は、前記移動体を前記第1の位置に付勢するように設けられており、
前記抜け止め用孔部は、前記抜け止め部材を抜け止め位置に配置する場合に、当該抜け止め部材の一部を、前記移動体の一部における前記第2の位置に向けた移動経路上であって当該移動体の一部に対してその移動先側の位置において当接する位置に配置可能なように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の工具ポット。 - 先端に装着した工具ユニットを用いて加工対象の加工を行う主軸と、
複数の工具ユニットを待機させる工具マガジンと、
前記工具マガジンに待機している工具ユニットを前記主軸に装着させる装着手段と、
を備えた工作機械であって、
前記複数の工具ユニットの少なくともいずれかを保持するための工具ポットを、請求項1乃至5のいずれか1に記載の工具ポットとするとともに、前記抜け止め装置を備えていることを特徴とする工作機械。 - 前記工具ポットの外周面を保持することで、前記工具マガジンに待機している工具ユニットを前記主軸への装着作業を行うための位置に搬送する搬送手段をさらに備え、
当該搬送手段において前記外周面を保持する部位に、前記抜け止め装置が搭載されていることを特徴とする請求項6に記載の工作機械。
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