JP2010227241A - 吸収性物品及び包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着性に優れ、本体部の経血スポットの全域を被覆する吸収性物品を提供する。
【解決手段】ウイング20の基端部21を本体10の両側部の透液性トップシート11に接合し、先端部22の対向辺を曲線形状辺とし、先端部22の非対向辺を直線形状辺とし、ウイング20を透液性トップシート11の表面に折り畳み、先端部22の対向片を相互に嵌合し、透液性トップシート11の表面に矩形状の覆部24を形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、吸収性物品及び吸収性物品の包装体に関するものである。
生理用ナプキン、パンティライナー、尿取りパッド等として使用される吸収性物品は、本体の長手方向の両側部にウイングを有するものが一般的である。
未装着時においては、ウイングは、本体の使用面側に折り畳まれ、本体の表面を保護する。また、装着時においては、これらのウイングは、下着のクロッチ部の下側に折り返され、ウイングに設けられた粘着域を下着のクロッチ部に接着させることにより、装着時における吸収性物品のズレを防止し、経血、尿等の排泄物の吸収性物品からの漏れを防止する。
これらのウイングは、吸収性物品の本体を形成するトップシートとバックシートとを接合し形成するものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
しかし、同ウイングは、左右対象な形状に形成されていることから、装着時において、同ウイングを下着のクロッチ部の下側に折り返す際に、装着者の手先が干渉し合うことから装着が困難であり改善が求められていた。
また、同ウイングを本体の使用面側である表面に折り畳んだ場合、本体の表面の経血スポットの全域を被覆し保護することができないことから、本体の表面の経血スポットの一部に外傷が存在する恐れもあった。
さらに、本体を形成するトップシートとバックシートとを接合してウイングを形成する場合、本体とウイングに使用されない多量のトップシートとバックシートとを切除する必要があることから、経済的見地から改善が求められていた。
多量のトップシートとバックシートとを廃棄する問題を改善するため、本体とは別体の部材でウイングを形成する試みがなされている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、本体とは別体の部材でウイングを形成した場合にあっては、同ウイングを本体の両側部の対象な位置に接合するため、左右一方のウイング(例えば、左側のウイング)を左右他方のウイング(例えば、右側のウイング)に対して、所定量早送りする送り装置を製造設備に設ける必要があり、製造設備が複雑、且つ、大がかりになっていた。
一般的に、装着前の吸収性物品は、包装用シートにより個別包装され、包装用シートは、吸収性物品の本体の粘着域を覆う剥離紙およびウイングの粘着域を覆う剥離紙にそれぞれ剥離不能に接合されている。
装着時に吸収性物品を包装体から取り出す場合、粘着域を覆う剥離紙を個別に取り外す必要はなく、包装用シートを取り外すことにより剥離紙も同時に吸収性物品から取り外される包装体が提案されていた(例えば、特許文献3参照)。
しかし、ウイングの粘着部を覆っている同剥離紙には、同剥離紙を幅方向に分断する切れ目線が設けられていないことから、吸収性物品を包装体から取り出した場合にウイングにねじれる等が生じる恐れがあり、装着性の改善が求められていた。
特開2001―61884号公報 特開2004―248774号公報 特開平9―10257号公報
そこで、本発明の主たる課題は、装着性に優れ、経血スポットの広範囲を被覆するウイングを有する吸収性物品を提供することにある。
本発明の更なる課題は、装着時のウイングの変形を抑制する包装体を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
透液性トップシートと不透液性バックシートと前記両シートの間に挟まれた吸収体とからなる本体と、前記本体の両側部に設けられて前記本体の幅方向の外方に延出するウイングとを有する吸収性物品において、
前記ウイングは、左右非対称とされ、
前記ウイングの基端部は、前記透液性トップシートの両側部表面に接合され、
前記ウイングの先端部の対向辺は、曲線形状辺とされ、前記ウイングの先端部の非対向辺は、直線形状辺とされ、
前記ウイングは、前記ウイングを前記透液性トップシートの表面に折り畳み、前記先端部の前記対向片を相互に嵌合させ、前記透液性トップシートの表面に矩形状の覆部を形成し、
前記本体の裏面には、第1粘着域を有し、前記ウイングの外面には、第2粘着域を有することを特徴とする吸収性物品。
(作用効果)
本発明者の知見によれば、ウイングの基端部を本体の透液性トップシートの両側部表面に接合する。
これにより、本体とは、別体の部材で製作されたウイングを容易に本体の透液性トップシートに接合でき、且つ、ウイングを本体の透液性トップシートの表面に容易に折り畳むことができる。
また、本請求項においては、ウイングの先端部の対向辺を曲線形状辺とし、ウイングの先端部の非対向辺を直線形状辺とし、ウイングを本体の透液性トップシートの表面に折り畳み、先端部の対向片を相互に嵌合させ、透液性トップシートの表面に矩形状の覆部を形成する。
これにより、ウイングを下着のクロッチ部の下側に折り返す場合に、装着者の手先が相互に干渉し合うことがなく装着性が格段に向上し、且つ、本体の透液性トップシートの経血スポットの広範囲をウイングで被覆保護できることから、本体の透液性トップシートの経血スポットに外傷が入ることを防止できる。
<請求項2記載の発明>
前記ウイングの先端部の厚みは、前記ウイングの基端部の厚みの2〜3倍である請求項1記載の吸収性物品。
(作用効果)
ウイングの先端部の厚みが、ウイングの基端部の厚みに対し2〜3倍であることから、下着のクロッチ部の下側にウイングの折り返しが一層容易に行え、装着性がさらに向上する。
<請求項3記載の発明>
前記ウイングの基端部の折り部は、幅方向に伸縮可能とされている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
(作用効果)
ウイングの基端部の折り部が、幅方向に伸縮可能とされていることから、下着のクロッチ部の好適な位置にウイングを取り付けることができ、経血、尿等の排泄物の防漏性がより一層向上する。
<請求項4記載の発明>
前記透液性トップシートの前記ウイングの基端部の接合部には、前記接合部に沿ってヒートシールまたは超音波シールが形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
(作用効果)
本体の透液性トップシートのウイングの基端部の接合部に、接合部に沿ってヒートシールまたは超音波シールが合わせて形成されていることから、液性トップシートとウイングの基端部との接合力が高まり、且つ、本体の幅方向外方からの経血、尿等の排泄物の防漏性がさらに向上する。
<請求項5記載の発明>
前記第2粘着域は、前記ウイングの外面の基端部の近傍に形成され、幅方向に連続しない請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
(作用効果)
第2粘着域が、ウイングの外面の基端部の近傍にのみ形成され幅方向に連続しないことから、ウイングの先端部の対向辺を曲線形状辺に切断、ウイングの先端部の非対向辺を直線形状辺に切断加工する場合に、加工治具の刃先に不要な粘着部材が付着せず、ウイングの切断加工が効率よく行うことができる。
<請求項6記載の発明>
包装用シートと、吸収性物品とからなる包装体において、
前記吸収性物品は、透液性トップシートと不透液性バックシートと前記両シートの間に挟まれた吸収体とからなる本体と、前記本体の両側部に設けられて前記本体の幅方向の外方に延出するウイングとを有し、
前記ウイングは、左右非対称とされ、
前記ウイングの基端部は、前記透液性トップシートの両側部表面に接合され、
前記ウイングの先端部の対向辺は、曲線形状辺とされ、前記ウイングの先端部の非対向辺は、直線形状辺とされ、
前記ウイングは、前記ウイングを前記透液性トップシートの表面に折り畳み、前記先端部の前記対向片を相互に嵌合させ、前記透液性トップシートの表面に矩形状の覆部を形成し、
前記本体の裏面には、第1粘着域を有し、前記ウイングの外面には、第2粘着域を有し、
前記包装用シートは、前記本体の両側部及び上下端部から延出し、
前記第1粘着域は、第1剥離紙で被覆され、前記第1剥離紙の外面は、前記包装用シートの内面に剥離不能に接合され、
前記第2粘着域は、第2剥離紙で被覆され、前記第2剥離紙の外面は、上下端部から延出した前記包装用シートの内面に剥離不能に接合され、
前記包装用シートと前記吸収性物品とを、前記透液性トップシートを内側にして折り重ね、前記包装用シートの両側部を接合していることを特徴とする包装体。
(作用効果)
本発明者の知見によれば、ウイングの基端部を本体の透液性トップシートの両側部表面に接合する。
これにより、本体とは、別体の部材で製作されたウイングを容易に本体の透液性トップシートに接合でき、且つ、ウイングを本体の透液性トップシートの表面に容易に折り畳むことができる。
また、本請求項においては、ウイングの先端部の対向辺を曲線形状辺とし、ウイングの先端部の非対向辺を直線形状辺とし、ウイングを本体の透液性トップシートの表面に折り畳み、先端部の対向片を相互に嵌合させ、透液性トップシートの表面に矩形状の覆部を形成する。
これにより、ウイングを下着のクロッチ部の下側に折り返す場合に、装着者の手先が相互に干渉し合うことがなく装着性が格段に向上し、且つ、本体の透液性トップシートの経血スポットの広範囲をウイングで被覆保護できることから、本体の透液性トップシートの経血スポットに外傷が入ることを防止できる。
さらに、本請求項においては、第1粘着域を被覆する第1剥離紙が包装用シートの内面に剥離不能に接合され、第2粘着域を被覆する第2剥離紙が上下端部から延出した包装用シートの内面に剥離不能に接合されている。
これにより、吸収性物品を包装体から取り出す場合に、第1剥離紙及び第2剥離紙を個別に取り外すことなく、包装用シートを取り外すことにより吸収性物品を包装体から取り出すことができる。
<請求項7記載の発明>
前記第2剥離紙には、上辺から下片に延在する切れ目線が設けられている請求項6記載の包装体。
(作用効果)
第2剥離紙の上辺から下片に延在する切れ目線が設けられていることから、吸収性物品を包装体から取り出す場合に、ウイングにねじれ等により生じる形状変形を抑制でき、装着性がさらに向上する。
<請求項8記載の発明>
前記切れ目線は、前記ウイングの前記曲線形状辺と同一曲線形状である請求項7記載の包装体。
(作用効果)
切れ目線が、ウイングの先端部の対向辺の曲線形状辺と同一曲線形状であることから、吸収性物品を包装体から取り出す場合に、ウイングにねじれ等により生じる形状変形を抑制でき、装着性がより一層向上する。
また、ウイングに第2粘着域を形成した後、ウイングと第2剥離紙を積層し、ウイングの先端部の対向辺の曲線形状辺と第2剥離紙の切れ目線を同時に加工、ウイングの先端部の非対向辺を直線形状辺と第2剥離紙の上下辺を同時に加工することができ、効率的にウイングと第2剥離紙を製造することができる。
<請求項9記載の発明>
前記ウイングの先端部の厚みは、前記ウイングの基端部の厚みの2〜3倍である請求項6〜8記載の何れか1項に記載の包装体。
(作用効果)
ウイングの先端部の厚みが、ウイングの基端部の厚みに対し2〜3倍であることから、下着のクロッチ部の下側にウイングの折り返しが一層容易に行え、装着性がさらに向上する。
<請求項10記載の発明>
前記ウイングの基端部の折り部は、幅方向に伸縮可能とされている請求項6〜9記載の何れか1項に記載の包装体。
(作用効果)
ウイングの基端部の折り部が、幅方向に伸縮可能とされていることから、下着のクロッチ部の好適な位置にウイングを取り付けることができ、経血、尿等の排泄物の防漏性がより一層向上する。
<請求項11記載の発明>
前記透液性トップシートの前記ウイングの基端部の接合部には、前記接合部に沿ってヒートシールまたは超音波シールが形成されている請求項6〜10の何れか1項に記載の包装体。
(作用効果)
本体の透液性トップシートのウイングの基端部の接合部に、接合部に沿ってヒートシールまたは超音波シールが合わせて形成されていることから、液性トップシートとウイングの基端部との接合力が高まり、且つ、本体の幅方向外方からの経血、尿等の排泄物の防漏性がさらに向上する。
<請求項12記載の発明>
前記第2粘着域は、前記ウイングの外面の基端部の近傍に形成され、幅方向に連続しない請求項6〜11の何れか1項に記載の包装体。
(作用効果)
第2粘着域が、ウイングの外面の基端部の近傍にのみ形成され幅方向に連続しないことから、ウイングの先端部の対向辺を曲線形状辺に切断、ウイングの先端部の非対向辺を直線形状辺に切断加工する場合に、加工治具の刃先に不要な粘着部材が付着せず、ウイングの切断加工が効率よく行うことができる。
以上のとおり、本発明によれば、装着性に優れ、経血スポットの広範囲を被覆するウイングを有する吸収性物品を提供することができる。
また、本発明によれば、装着時のウイングの変形を抑制する包装体を提供することができる。
ウイングを展開した吸収性物品の正面図である。 ウイングを展開した吸収性物品の裏面図である。 図2のX−X線矢視図である。 ウイングを折り畳んだ吸収性物品の正面図である。 ウイングの拡大図である。 基端部が伸縮可能とされたウイングの拡大図である。 包装前の包装体の正面図である。 包装体の包装過程の状態図である。 包装体の外観図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら詳説する。なお、本発明の用語のうち「幅方向」とは、図1の左右方向を意味し、「長手方向」とは、図1の上下方向を意味する。
また、ウイングの「基端部」とは、透液性トップシートに接合される部位を意味し、ウイングの「先端部」とは、装着時に下着のクロッチ部の下側に折り返される部位を意味し、ウイングの「折り部」とは、先端部の基端部の近傍領域を意味する。
<吸収性物品>
図1〜図4は、本発明に係る吸収性物品1を示している。この吸収性物品1は、本体10と、本体10の長手方向の両側部に幅方向の外方に延出する左右一対のウイング20とを有するものである。
各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、吸収性物品1の全長を180〜240mm程度、ウイングの折り畳み時における吸収性物品1の全幅を60〜90mm程度にでき、このような場合、左右一対のウイング20で形成される矩形状の覆部24の全長を60〜80mm程度、矩形状の覆部24の全幅を60〜90mm程度にすれば、左右一対のウイング20により吸収性物品1の経血スポットの広範囲の領域を被覆し保護することができる。
本体10は、透液性トップシート11と、不透液性バックシート12との間に、吸収体13が介在されており、透液性トップシート11と、不透液性バックシート12とは、吸収体13が存在しない吸収体13の外周域でホットメルト接着剤により接合され、エンドフラップ16及びサイドフラップ17を形成している。
また、不透液性バックシート12の外表面には、装着時に下着のクラッチ部の内面に接着する第1粘着域14が設けられ、剥離可能な第1剥離紙15で被覆されている。
さらに、本実施形態においては、第1粘着域14は、ホットメルト接着剤で形成されているが特段の制限はなく、メカニカルファスナー、メカニカルファスナーとホットメルト接着剤の組合せを選択することも可能である。
透液性トップシート11としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシート等を使用できる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を使用することができる。
また、透液性トップシート11と吸収体13との間には、吸収体13に吸収された経血の逆戻りを防止するためセカンドシートを介在させることができる。セカンドシートとしては、保水性が低く且つ透液性の高い素材であるメッシュフィルム等を使用できる。
さらに、本体10のサイドフラップ17には、経血の幅方向の漏れを防止するため左右一対のバリヤシート18を設けることができる。バリヤシート18としては、プラスチックシートやメルトブローン不織布を使用できるが、肌への感触性の点で、不織布にシリコンなどにより撥水処理をしたものが好適である。
バリヤシート18の先端部分には、細長状弾性部材19が長手方向に沿って伸張状態でホットメルト接着剤等により固定されている。この細長状弾性部材19としては、糸状、紐状、帯状等に形成された、スチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を使用することができる。
バリヤシート18は、幅方向外側の部分が長手方向全体にわたり本体10の透液性トップシート11に接合されており、長手方向の両端部が本体10の透液性トップシート11に接合され、長手方向の両端部間では本体10の透液性トップシート11に接合されず非固定である。この非固定部分が、装着時に起立し経血の幅方向からの漏れを防止する。
不透液性バックシート12としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートを使用できる。遮水・透湿性シートとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート等を使用することができる。
吸収体13としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて粒子状等の高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを使用できる。
また、吸収体13の形状は、相対的に前側の部分が後側の部分よりも幅広な帯状、あるいは長方形状、台形状等、適宜の形状とすることができ、装着時における、吸収体13のねじれ、形状変形を防止するため、クレープ紙や不織布等によって一体的に包む構造とされている。不織布としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンや、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン(登録商標)等のポリアミド等の熱可塑性ポリマー材料からなる繊維を構成繊維としたものを使用することができる。
なお、これらの繊維は、芯鞘型あるいはサイドバイサイド型等の複合繊維としても良い。
さらに、吸収体13には、吸収された経血を吸収体13の中央部分に保持するため、経血スポットを取り囲むエンボスを形成するのが好適である。
図5,6は、本体10の表面に折り畳んだ左右一対のウイング20を示している。ウイング20は、本体10とは別体のウイングシート28から製造されている。
ウイングシート28としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシート等を使用できる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を使用することができる。
また、複数のウイングシート28を積層し、ウイング20の先端部22の厚みを、基端部21の厚みに対し2〜3倍の厚みにした場合、ウイング20の先端部22を容易に把持することができ、装着性を高めることができる。
さらに、ウイング20の折り部23に幅方向に伸縮可能な伸縮部材シート29を使用した場合、下着のクロッチ部の好適な位置にウイング20を取り付けることができ、経血、尿等の排泄物の防漏性がより一層向上させることができる。
伸縮部材シート29としては、ウレタン、細長状弾性部材を幅方向に沿って伸張状態で固定したウイングシート28等を使用でき、ウイングシート28の一部に伸縮部材シート29を貼り合わせて形成できる。
左右一対のウイング20は、それぞれ本体10の長手方向の両側部に、より具体的には、本体10の吸収体13が存在しない長手方向の両側部のサイドフラップ17の透液性トップシート11の表面に、ウイング20の基端部21がホットメルト接着剤により接合されている。
なお、透液性トップシート11とウイング20の基端部21の接合部に沿ってヒートシール、超音波シール加工を行うことにより、ウイング20の基端部21と透液性トップシート11との接合力を高めることができる。
左右一対のウイング20は、それぞれ対向するウイング20の先端部22の対向辺が曲線形状に切断され、ウイング20の先端部22の非対向辺は直線形状に切断されている。
左右一対のウイング20を本体10の透液性トップシート11の表面に折り畳んだ場合、左右一対のウイング20は、それぞれ対向するウイング20の先端部22の対向辺においてそれぞれ適合し、大きな隙間を有することなく嵌合し、透液性トップシート11の表面の経血スポット状に矩形状の覆部を形成する。
ここで、「曲線形状」とは、好適には変曲点を有さないSIN曲線形状、COS曲線形状を意味し、図5,6に示した本実施形態においては、1/4周期のSIN曲線形状の曲線形状を示しているが、1/4周期、1/2周期、3/4周期、1/1周期のSIN曲線形状、2周期以上の形状のSIN曲線形状に切断してもよく、1/4周期、1/2周期、3/4周期、1/1周期のCOS曲線形状、2周期以上の形状のCOS曲線形状に切断してもよい。
曲線形状をSIN曲線形状、COS曲線形状にした場合、変曲点を有しないことから容易に切断加工が行うことができ好適である。
また、ウイング20の先端部22の対向辺を曲線形状に切断すると、直線状に形成した場合に比較し、クラッチ部の外面にウイング20の折り返しが容易に行え、且つ、クラッチ部に接合される第2粘着域25をウイング20の基端部21近傍の広い範囲に設けることができる。
ウイング20の先端部22の対向辺を曲線形状に切断することに替え、対向辺を曲線形状の幅方向に容易に分断可能なミシン目にすることもできる。幅方向に容易に分断可能なミシン目にした場合、本体10のサイドフラップ17の透液性トップシート11の表面に、ウイング20の基端部21の接合が容易に行うことができ好適である。
左右一対のウイング20の基端部21の近傍の外面には、装着時に下着のクラッチ部の外面に接着する左右一対のウイング20の幅方向に連続しない第2粘着域25が設けられ、剥離可能な第2剥離紙26で被覆されている。
また、本実施形態においては、第2粘着域25は、ホットメルト接着剤で形成されているが特段の制限はなく、メカニカルファスナー、メカニカルファスナーとホットメルト接着剤の組合せを選択することも可能である。
<包装体>
図7〜図9は、本発明に係る吸収性物品の包装体3を示している。この包装体3は、吸収性物品1と包装用シート2とを有するものである。また、吸収性物品1と同一部材には同一符号を付している。
各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、吸収性物品1の全長が180〜240mm程度、ウイングの折り畳み時における吸収性物品1の全幅が60〜90mm程度である場合、包装用シート2の長手方向長さを240〜320mm程度に、幅方向長さを80mm〜110mmにすることができる。
包装用シート2は、吸収性物品1の外周から幅方向及び長手方向に延出した矩形状のシートである。
包装用シート2としては、ポリエチレンやポリプロピレン等からなるプラスチックシートを使用でき、包装用シート2の長手方向の上端辺部には、止着テープ30が取り付けられている。
吸収性物品1は、本体10と左右一対のウイング20を有し、本体10は、透液性トップシート11と、不透液性バックシート12との間に、吸収体13が介在されており、透液性トップシート11と、不透液性バックシート12とは、吸収体13が存在しない吸収体13の外周域でホットメルト接着剤により接合され、エンドフラップ16及びサイドフラップ17を形成している。
また、不透液性バックシート12の外表面には、装着時に下着のクラッチ部の内面に接着する第1粘着域14が設けられ、剥離可能な第1剥離紙15で被覆されている。
第1剥離紙15としては、片面が離型性を有する薄手のクラフト紙、光沢紙、ポリエチレンやポリプロピレン等からなるプラスチックシートを使用できる。
左右一対のウイング20は、本体10とは別体のウイングシート28から製造されている。
左右一対のウイング20は、本体10の吸収体13が存在しない長手方向の両側部のサイドフラップ17の透液性トップシート11の表面に、ウイング20の基端部21がホットメルト接着剤により接合されている。
複数のウイングシート28を積層し、ウイング20の先端部22の厚みを、基端部21の厚みに対し2〜3倍の厚みにした場合、ウイング20の先端部22を容易に把持することができ、装着性を高めることができる。
また、ウイング20の折り部23に幅方向に伸縮可能な伸縮部材シート29を使用した場合、下着のクロッチ部の好適な位置にウイング20を取り付けることができ、経血、尿等の排泄物の防漏性がより一層向上させることができる。
さらに、透液性トップシート11とウイング20の基端部21の接合部に沿ってヒートシール、超音波シール加工を行うことにより、ウイング20の基端部21と透液性トップシート11との接合力を高めることができる。
左右一対のウイング20は、それぞれ対向するウイング20の先端部22の対向辺が曲線形状に切断され、ウイング20の先端部22の非対向辺は直線形状に切断されている。
左右一対のウイング20を本体10の透液性トップシート11の表面に折り畳んだ場合、左右一対のウイング20は、それぞれ対向するウイング20の先端部22の対向辺においてそれぞれ適合し、大きな隙間を有することなく嵌合し、透液性トップシート11の表面の経血スポット状に矩形状の覆部を形成してある。
ここで、「曲線形状」とは、好適には変曲点を有さないSIN曲線形状、COS曲線形状を意味する。
曲線形状をSIN曲線形状、COS曲線形状にした場合、変曲点を有しないことから容易に切断加工が行うことができ好適である。
また、ウイング20の先端部22の対向辺を曲線形状に切断すると、直線状に形成した場合に比較し、クラッチ部の外面にウイング20の折り返しが容易に行え、且つ、クラッチ部に接合される第2粘着域25をウイング20の基端部21近傍の広い範囲に設けることができる。
左右一対のウイング20の基端部21の近傍の外面には、装着時に下着のクラッチ部の外面に接着する左右一対のウイング20の幅方向に連続しない第2粘着域25が設けられ、剥離可能な第2剥離紙26で被覆されている。
第2剥離紙26としては、片面が離型性を有する薄手のクラフト紙、光沢紙、ポリエチレンやポリプロピレン等からなるプラスチックシートを使用できる。
第2剥離紙26の形状及び切れ目線27の形状については特段の制限はないが、本実施形態においては、第2剥離紙26は、矩形状であり、第2剥離紙26の上辺から下片まで延在する切れ目線27が設けられている。
さらに詳述すると、第2剥離紙26の形状は、左右一対のウイング20を本体10の透液性トップシート11の表面に折り畳んだ場合に、左右一対のウイング20が形成する矩形状の覆部24と幅方向寸法、長手方向寸法が一致している。
また、第2剥離紙26の切れ目線27がなす曲線形状は、左右一対のウイング20の先端部22の対向辺の曲線形状に一致している。
第2剥離紙26の切れ目線27の曲線形状と、左右一対のウイング20の先端部22の対向辺の曲線形状とが一致していることから、吸収性物品1を包装体3から取り出す場合に、左右一対のウイング20にねじれ等に起因する形状変形が発生することがなく、包装体3から取り出した吸収性物品1のウイング20を容易に下着のクロッチ部の外面に折り返すことができる。
第2剥離紙26の切れ目線27に替え、幅方向に容易に分断可能なミシン目にすることもできる。幅方向に容易に分断可能なミシン目にした場合、第2剥離紙26をウイング20の外面に容易に接合でき、ウイング20の外面を第2剥離紙26で確実に被覆保護でき好適である。
また、ウイング20と第2剥離紙26を同時に製造した場合にあっても、本体10のサイドフラップ17の透液性トップシート11の表面に、ウイング20の基端部21の接合が容易に行え、ウイング20の外面を第2剥離紙26で確実に被覆保護でき好適である。
第1剥離紙15の外面は、ホットメルト接着剤により包装用シート2の内面に剥離不能に接合され、第2剥離紙26の外面は、本体10の長手方向の下端部から延出した包装用シート2の内面に剥離不能に接合される。
また、本実施形態においては、第1粘着域14、第2粘着域25は、ホットメルト接着剤で形成されているが特段の制限はなく、メカニカルファスナー、メカニカルファスナーとホットメルト接着剤の組合せを選択することも可能である。
吸収性物品1を包装用シート2で包装し包装体3とするには、図8、9に示すように、吸収性物品1の長手方向の下端部を吸収性物品1の表面に折り重ね、次に吸収性物品1の上端部を吸収性物品1の表面に折り重ね、止着テープ30で固定し、包装用シート2の両側部をヒートシールし密閉にすることで得られる。
本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、尿取りパッド等として使用される吸収性物品全般に利用できるものである。
1…吸収性物品、2…包装用シート、3…包装体、10…本体、11…透液性トップシート、12…不透液性バックシート、13…吸収体、14…第1粘着域、15…第1剥離紙、16…エンドフラップ、17…サイドフラップ、20…ウイング、21…基端部、22…先端部、23…折り部、24…覆部、25…第2粘着域、26…第2剥離紙、27…切れ目線、28…ウイングシート、29…伸縮部材シート、30…止着テープ

Claims (12)

  1. 透液性トップシートと不透液性バックシートと前記両シートの間に挟まれた吸収体とからなる本体と、前記本体の両側部に設けられて前記本体の幅方向の外方に延出するウイングとを有する吸収性物品において、
    前記ウイングは、左右非対称とされ、
    前記ウイングの基端部は、前記透液性トップシートの両側部表面に接合され、
    前記ウイングの先端部の対向辺は、曲線形状辺とされ、前記ウイングの先端部の非対向辺は、直線形状辺とされ、
    前記ウイングは、前記ウイングを前記透液性トップシートの表面に折り畳み、前記先端部の前記対向片を相互に嵌合させ、前記透液性トップシートの表面に矩形状の覆部を形成し、
    前記本体の裏面には、第1粘着域を有し、前記ウイングの外面には、第2粘着域を有することを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記ウイングの先端部の厚みは、前記ウイングの基端部の厚みの2〜3倍である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記ウイングの基端部の折り部は、幅方向に伸縮可能とされている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記透液性トップシートの前記ウイングの基端部の接合部には、前記接合部に沿ってヒートシールまたは超音波シールが形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記第2粘着域は、前記ウイングの外面の基端部の近傍に形成され、幅方向に連続しない請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
  6. 包装用シートと、吸収性物品とからなる包装体において、
    前記吸収性物品は、透液性トップシートと不透液性バックシートと前記両シートの間に挟まれた吸収体とからなる本体と、前記本体の両側部に設けられて前記本体の幅方向の外方に延出するウイングとを有し、
    前記ウイングは、左右非対称とされ、
    前記ウイングの基端部は、前記透液性トップシートの両側部表面に接合され、
    前記ウイングの先端部の対向辺は、曲線形状辺とされ、前記ウイングの先端部の非対向辺は、直線形状辺とされ、
    前記ウイングは、前記ウイングを前記透液性トップシートの表面に折り畳み、前記先端部の前記対向片を相互に嵌合させ、前記透液性トップシートの表面に矩形状の覆部を形成し、
    前記本体の裏面には、第1粘着域を有し、前記ウイングの外面には、第2粘着域を有し、
    前記包装用シートは、前記本体の両側部及び上下端部から延出し、
    前記第1粘着域は、第1剥離紙で被覆され、前記第1剥離紙の外面は、前記包装用シートの内面に剥離不能に接合され、
    前記第2粘着域は、第2剥離紙で被覆され、前記第2剥離紙の外面は、上下端部から延出した前記包装用シートの内面に剥離不能に接合され、
    前記包装用シートと前記吸収性物品とを、前記透液性トップシートを内側にして折り重ね、前記包装用シートの両側部を接合していることを特徴とする包装体。
  7. 前記第2剥離紙には、上辺から下片に延在する切れ目線が設けられている請求項6記載の包装体。
  8. 前記切れ目線は、前記ウイングの前記曲線形状辺と同一曲線形状である請求項7記載の包装体。
  9. 前記ウイングの先端部の厚みは、前記ウイングの基端部の厚みの2〜3倍である請求項6〜8記載の何れか1項に記載の包装体。
  10. 前記ウイングの基端部の折り部は、幅方向に伸縮可能とされている請求項6〜9記載の何れか1項に記載の包装体。
  11. 前記透液性トップシートの前記ウイングの基端部の接合部には、前記接合部に沿ってヒートシールまたは超音波シールが形成されている請求項6〜10の何れか1項に記載の包装体。
  12. 前記第2粘着域は、前記ウイングの外面の基端部の近傍に形成され、幅方向に連続しない請求項6〜11の何れか1項に記載の包装体。
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