JP2010227176A - 清掃用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】多数の透孔5を有する可撓性シート2と、可撓性シート2の内面側に位置し、静電気によるゴミ吸着能力を有する帯電性シート3とからなり、可撓性シート2の一端部2a及び他端部2bを帯電性シート3に接合してそれぞれ第1接合部6、第2接合部7を形成する。
【選択図】図2
Description
またこのような従来の清掃用シートにおいては、ゴミを保持する能力も小さく、一旦捕捉したゴミが途中で落下するという不具合があった。
(1)多数の透孔を有する可撓性シートと、可撓性シートの内面側に位置し、静電気によるゴミ吸着能力を有する帯電性シートとからなり、可撓性シートの一端部及び他端部を帯電性シートに接合してそれぞれ第1接合部、第2接合部を形成してなることを特徴とする清掃用シート、
(2)可撓性シートを緩ませた状態で、可撓性シートの一端部及び他端部を帯電性シートに接合してなる前記(1)記載の清掃用シート、
(3)可撓性シートと帯電性シートの接合部である第1接合部と第2接合部の間において、可撓性シートと帯電性シートを接合する、少なくとも1つの接合線が形成されている前記(1)又は(2)記載の清掃用シート、
(4)可撓性シートと帯電性シートの第1接合部及び第2接合部のそれぞれに、清掃器具に取り付けるための取付片を接合してなる前記(1)〜(3)のいずれかに記載の清掃用シート、
(5)接合線は、接着剤が施されたゴム線状体に沿って形成されている前記(3)又は(4)記載の清掃用シート、
(6)帯電性シートは、コロナ放電処理を施してなるものである前記(1)〜(5)のいずれかに記載の清掃用シート、
(7)帯電性シートはプラスチックシートからなる前記(1)〜(6)のいずれかに記載の清掃用シート、
(8)可撓性シートは不織布シートからなる前記(1)〜(7)のいずれかに記載の清掃用シート、
(9)帯電性シートの表裏両面に可撓性シートをそれぞれ緩ませた状態で接合してなる前記(1)〜(8)のいずれかに記載の清掃用シート、
(10)帯電性シートと一方の可撓性シートとの間に取付片を接合してなる前記(1)〜(9)のいずれかに記載の清掃用シート
を要旨とする。
本発明によれば、通常は捕捉しにくい比較的大きなゴミであっても、静電気による吸着作用により容易に捕捉できる効果がある。
また、一旦捕捉したゴミを、静電気の電気的吸引力により可撓性シート表面に保持することができる。或いは一旦捕捉したゴミを、透孔を通して可撓性シートと帯電性シートとの間に保持することができる。その結果、本発明によれば、一旦捕捉したゴミの脱落を防止でき、清掃効率を向上できる効果がある。
可撓性シート2には、多数の透孔5が設けられており、また帯電性シート3は、可撓性シート2の内面側に位置して設けられている。ここにおいて、清掃時に可撓性シート2が被清掃面と接触する面を可撓性シート2の外面といい、この外面とは反対方向の内側に位置する面を可撓性シート2の内面という。
可撓性シート2を帯電性シート3に接合するに当って、図2に示すように、可撓性シート2を緩ませた状態で帯電性シート3に接合することが好ましい。ここで緩ませた状態とは、可撓性シート2と帯電性シート3が接合している状態において、その接合部から両シート2、3を剥がして分離し、それぞれを平らな状態に展開し、この展開体における可撓性シート2の一方の接合部(第1接合部6)から他方の接合部(第2接合部6)までの長さをL1とし、帯電性シート3の一方の接合部(第1接合部6)から他方の接合部(第2接合部6)までの長さをL2としたとき、L1>L2の関係を有することをいう。
清掃用シートの表裏両面に膨出部23を形成した場合には、清掃時に、一方の面がゴミ付着により汚れ、清掃能力が低下した時、これをひっくり返して他方の面を清掃面として用いることができて経済的である。
一方、プラスチックシートを用いる場合、その材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等が挙げられる。
このように、摩擦により静電気を発生することができる材質からなるシートに帯電処理を施して、これを帯電性シート3として用いた場合は、仮に、帯電処理後、静電気が何らかの原因により放電して帯電電荷量が減少した場合でも、清掃時の可撓性シート2と帯電性シート3との摩擦により静電気が発生することにより、静電気によるゴミ吸着作用を有する清掃用シートとしての機能を維持することができる。
また、プラスチックシートの材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、塩化ビニル等が挙げられる。
本発明清掃用シートを清掃器具の台板下面に取り付けて固定し、この清掃器具を被清掃面に対して、図1における矢印C、D方向に動かして清掃を行う。
本発明清掃用シートは、図2に示すように、可撓性シート2を緩ませた状態で帯電性シート3に積層してあるので、矢印C、D方向に動かしたとき、可撓性シート2の緩みに起因して、清掃器具の動きに合わせて可撓性シート2が撓み、それにより可撓性シート2と帯電性シート3との間に摩擦が生じ、この両シートの摩擦によって帯電性シート3に静電気が発生する。
可撓性シート2には多数の透孔5が穿設されているので、帯電性シート3に発生した静電気は可撓性シート2によって遮蔽されることなくゴミを吸引できる。電気的に吸引されたゴミはその大部分が可撓性シート2の表面に付着するが、一部は透孔5を通って空隙8内に入り込む。
更に、静電気によるゴミの捕集が進んだ場合、帯電性シート3は付着したゴミで覆われ、それにより静電気吸引力が弱まってしまうという不具合もある。
また、帯電性シート3と被清掃面との摩擦による静電気を利用するものではないので、被清掃面の材質に関係なく静電気を発生することができる.即ち、摩擦は可撓性シート2と帯電性シート3の間で行なわれるため、被清掃面の材質がどのような材質であっても静電気の発生が可能であり、しかもゴミ吸着に必要な静電気量を常に発生することが可能である。
また、一旦捕捉したゴミを、静電気の電気的吸引力により可撓性シート2表面に保持することができる。或いは一旦捕捉したゴミを、透孔5を通して可撓性シート2と帯電性シート3との間に保持することができる。その結果、本発明によれば、一旦捕捉したゴミの脱落を防止でき、清掃効率を向上できる効果がある。
ゴミが物理的に捕捉される場合、透孔5形成面がゴミ捕捉に有効に働く。即ち、可撓性シート2には、透孔5が多数形成されていることにより、一種の粗面状態となっており、そのためゴミが透孔5に引っ掛かりやすく、ゴミ捕捉機能を増大することができる。
帯電処理としては、コロナ放電処理を行なうことが好ましい。コロナ放電処理を行なうには図13に示すような公知のコロナ放電処理装置が用いられる。
この装置は、外周が絶縁体層9で覆われた絶縁ロール10と、この絶縁ロール10と対向して一定の間隔をあけて配置された放電電極11と、この放電電極11と電気的に接続された高圧トランス12と、発信機装置13と、絶縁ロール10の前後に配置されたニップロール14及びガイドロール15とから構成される。
本発明の帯電性シート3(帯電処理シート)を製造するための原反シート16をニップロール14及びガイドロール15とによって搬送し、放電電極11と絶縁ロール10との間に通して移動させる。放電電極11と絶縁ロール10との間にはコロナ放電が生じているので、原反シート16が放電電極11と絶縁ロール10との間を通過する際に該原反シート16にコロナ放電処理が施される。
このコロナ放電処理によって、原反シート16に静電気が帯電し、帯電処理シートとしての帯電性シート3が得られる。
上記のコロナ放電処理において、原反シート16として、摩擦により静電気を発生する材質のもの(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチックシート)を用いた場合は、コロナ放電処理により帯電した静電気及び摩擦により発生する静電気を利用できる。
上下に所定間隔を置いて配置された一対の原反ロールから、原反シートとしての可撓性シート2、2が、それぞれ上下に所定間隔を置いて並んだ状態で搬送工程に繰り出され、まず抜き穴工程においてそれぞれの可撓性シート2、2に多数の透孔5が穿設される。次いで、多数の透孔5が形成されたそれぞれの可撓性シート2、2は、上下に所定間隔を置いて配置された一対の型17、17にそれぞれ案内される。それぞれの型17、17は、円弧上の湾曲面18aを有し、この湾曲面18aの左右両下端部には平坦な側板部18bが設けられている。
それぞれの型17、17に案内された各可撓性シート2、2は、シート左右両側端部が押えロール24によって押えられ、これによりシート中心部分が型17、17の形状に沿って湾曲状に形成される。
このようにして、中心部分が湾曲状に形成された上下一対の可撓性シート2、2と、可撓性シート2、2の間に供給された帯電性シート3及び取付片形成用シート19が相互に積層され、この積層シートは次工程の熱融着工程に送られる。
熱融着された積層シートは次いで、切断工程に送られ、所定の寸法に裁断され、かくして図2に示すごとき構造を有する清掃用シートが得られる。
このようにして得られた清掃用シートにおいて、上部の可撓性シート2は、上記表面側の可撓性シート2として構成され、下部の可撓性シート2は、上記裏面側の可撓性シート2として構成され、また取付片形成用シート19は、取付片4として構成される。
接着剤により接合を行なう場合、接着剤として公知の接着剤を用いることができ、例えば、ホットメルト型接着剤、二液硬化型接着剤、熱可塑性樹脂系接着剤等を用いることができるが、ホットメルト型接着剤を用いることが好ましい。
接合線22は、熱融着、接着剤による接着、超音波シールによる接合等の手段により形成できる。
図4は、接合線22が1つ設けられた実施形態を示しており、このように1つの接合線22を設けることにより、2つの膨出部23が形成される。接合線22の数は任意であり、1つまたは2以上の接合線22を設け、複数の膨出部23を形成することができる。
即ち、個々の膨出部23が帯電性シート3との間で摩擦を起こすことにより、清掃用シート全体で均一な摩擦が行なわれ、その結果、ゴミ吸着力が清掃用シートの部位によって異なるということはなく、シート全面で均一なゴミ捕捉を行うことができる。
このように構成すれば、別体としての取付片を設ける必要がなく、部品点数を減らし、コスト低減を図れる利点がある。
図6は、膨出部23が1つである場合を、図7は、膨出部23が複数である場合を、図7は、帯電性シート3の外側延長部が取付片4として構成される場合を、それぞれ示している。
図9、図10に示すように、清掃用シートには、接着剤を周面に施してなる複数のゴム線状体25に沿って形成された接合線22と、この接合線22に交叉する多数の線状凹部26とが形成されており、接合線22と線状凹部26とで囲まれる領域が膨出部23として構成されている。接合線22と線状凹部26とで囲まれる領域は多数形成されているので、この実施形態においては、清掃用シートに多数の細分化された膨出部23が形成される。
ゴム線状体25の太さとしては、300〜900デシテックスのものを用いることができ、550〜650デシテックスのものが好ましい。ポリウレタンゴムとして例えば、東レ・デュポン株式会社製のポリウレタンゴムを用いることができる。
また、ゴム線状体25の伸び倍率は、1.2倍〜4倍のものを用いることができ、2倍〜3倍のものが好ましい。ここで、ゴム線状体25の伸び倍率とは、ゴム線状体25を引っ張ったとき何倍の長さに伸びるかを表わすものであり、引っ張り力を加えない状態におけるゴム線状体25の長さをSとし、これを最大に引っ張ったときの最大伸長長さをTとしたとき、T/Sがゴム線状体25の伸び倍率となる。
ゴム線状体25は、断面形状が円形のものでも、四角形などの多角形状のものでもよい。
また、可撓性シート2の一端部及び他端部を熱融着、接着剤による接着等の接合手段により帯電性シート3に接合して、それぞれ第1接合部6、第2接合部7を形成する。
上記の如く、接着剤が施されたゴム線状体25が配置された部位に接合部が形成され、この接合部において接合線22が形成される。また、これにより複数の膨出部23が形成される。
このようにして、ゴム線状体25を介して接着剤により可撓性シート2と帯電性シート3を接合した後、ゴム線状体25に対する引っ張り力を解除し、ゴムの復元力により元の長さに収縮させる。
尚、図9には、線状凹部26が規則的に平行に配列されている態様が図示されているが、線状凹部26は、ゴムの復元力により、ゴム線状体25が収縮した際、ヒダ27が形成されることに伴って形成されるものであるので、必ずしもこのような規則的な配列状態になるとは限らず、不規則な配列状態となる場合も当然含まれる。
型28の下面における、湾曲成形面34a相互間の基底部34bに、周面に接着剤を施した複数のゴム線状体25が所定の引っ張り力により引き伸ばされた状態で導かれ、更にこれらのゴム線状体25の下方に帯電性シート3が導かれる。
上方より押えロール30が降下し、この押えロール30は可撓性シート2を下方に押し付けて型28の開口部31を通り、押えロール30とロール29との間で可撓性シート2、ゴム線状体25、帯電性シート3を押圧し、ゴム線状体25に施した接着剤により、ゴム線状体25を介して可撓性シート2と帯電性シート3を接合する。
これにより図11に示すような、可撓性シート2と帯電性シート3との積層体である第1積層体32が得られる。
ゴム線状体25に対する引っ張り力を解除してゴム線状体25を収縮させた後、取付片形成用シート19が、第1積層体32と第2積層体33の間に導かれ(図11)、各積層体32、33の側端部と取付片形成用シート19との相互重なり部を熱融着、接着剤による接着等の接合手段により接合一体化する。
この実施形態によれば、清掃用シートに多数の細分化された膨出部23が形成されているので、静電気によるゴミ吸着領域が更に細かく区画形成され、シート全面で均一なゴミ捕捉を行う機能を一段と向上することができる。
また、膨出部23はその1つ1つが形態的に独立した突出状体として形成されるので、各膨出部23の周囲に溝部が形成される。捕捉されたゴミはこの溝部に集められるので、ゴミの捕集機能を高めると共に、捕捉したゴミの脱落を防止できる効果がある。
この実施形態によれば、可撓性シート2の緩みに起因した膨出部23は形成されず、従って、清掃時の可撓性シート2と帯電性シート3との摩擦力は、膨出部23を備えた形態のものに比べて小さいが、帯電性シート3が帯電処理を行った帯電処理シートである場合には、前記実施形態のものと同様、静電気によるゴミ吸着機能を十分に発揮できるものである。
2 可撓性シート
2a 可撓性シートの一端部
2b 可撓性シートの他端部
3 帯電性シート
5 透孔
6 第1接合部
7 第2接合部
Claims (10)
- 多数の透孔を有する可撓性シートと、可撓性シートの内面側に位置し、静電気によるゴミ吸着能力を有する帯電性シートとからなり、可撓性シートの一端部及び他端部を帯電性シートに接合してそれぞれ第1接合部、第2接合部を形成してなることを特徴とする清掃用シート。
- 可撓性シートを緩ませた状態で、可撓性シートの一端部及び他端部を帯電性シートに接合してなる請求項1記載の清掃用シート。
- 可撓性シートと帯電性シートの接合部である第1接合部と第2接合部の間において、可撓性シートと帯電性シートを接合する、少なくとも1つの接合線が形成されている請求項
1又は2記載の清掃用シート。 - 可撓性シートと帯電性シートの第1接合部及び第2接合部のそれぞれに、清掃器具に取り付けるための取付片を接合してなる請求項1〜3のいずれかに記載の清掃用シート。
- 接合線は、接着剤が施されたゴム線状体に沿って形成されている請求項3又は4記載の清掃用シート。
- 帯電性シートは、コロナ放電処理を施してなるものである請求項1〜5のいずれかに記載の清掃用シート。
- 帯電性シートはプラスチックシートからなる請求項1〜6のいずれかに記載の清掃用シート。
- 可撓性シートは不織布シートからなる請求項1〜7のいずれかに記載の清掃用シート。
- 帯電性シートの表裏両面に可撓性シートをそれぞれ緩ませた状態で接合してなる請求項1〜8のいずれかに記載の清掃用シート。
- 帯電性シートと一方の可撓性シートとの間に取付片を接合してなる請求項1〜9のいずれかに記載の清掃用シート。
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