JP2010225948A - エッチング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】穴や溝の底面中央部におけるエッチングを抑制して、底面形状を平坦に近づけることができるエッチング方法を提供する。
【解決手段】エッチングガスのみを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、シリコン基板Kが載置された基台にバイアス電位を与え、シリコン基板Kをエッチングするエッチング工程(図3(a),(d)参照)と、耐エッチング層形成ガスのみを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、基台にバイアス電位を与え、シリコン基板Kに耐エッチング層を形成する耐エッチング層形成工程(図3(b)参照)と、エッチングガスと、エッチングガスより少量の耐エッチング層形成ガスとを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、基台にバイアス電位を与え、シリコン基板Kに形成された耐エッチング層を除去する耐エッチング層除去工程(図3(c)参照)とを順次繰り返して実施する。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定の処理ガスをプラズマ化してシリコン基板をエッチングするエッチング方法に関する。
従来、上記エッチング方法として、例えば、特表平7−503815号公報に開示されたものが知られている。このエッチング方法は、エッチングガスのみを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、シリコン基板が載置された基台にバイアス電位を与え、このシリコン基板をエッチングするエッチング工程と、耐エッチング層形成ガスのみを処理チャンバ内に供給してプラズマ化し、前記シリコン基板に耐エッチング層を形成する耐エッチング層形成工程とを交互に繰り返して実施するというものである。
前記エッチング工程では、プラズマ中のラジカルがシリコン原子と化学反応したり、プラズマ中のイオンがシリコン基板に入射することによってシリコン基板がエッチングされるが、その際、まず、前記耐エッチング層形成工程で形成される耐エッチング層が前記イオンによって除去された後、主として前記ラジカルによりシリコン基板がエッチングされる。一方、耐エッチング層形成工程では、前記エッチング工程で形成される穴や溝の側壁及び底面を含むシリコン基板の表面に、エッチング工程で生成されるラジカルと化学反応し難い耐エッチング層がプラズマ中のラジカルやイオンによって形成される。
そして、このようなエッチング工程と耐エッチング層形成工程とを交互に繰り返すことにより、耐エッチング層形成工程で形成される耐エッチング層によって前記穴や溝の側壁が保護されつつ、エッチング工程で前記穴や溝の深さ方向にエッチングが進行する。
特表平7−503815号公報
ところで、シリコン基板Kには、エッチングにより穴Hや溝Hを形成した後、図4に示すように、この穴Hや溝Hの底面に新たな穴H’や溝H’を更に形成する場合がある。この場合、穴Hや溝Hの底面が平坦でなければ、穴Hや溝Hの底面にマスクM’を形成する際にこの底面に塗布するマスク材の厚さを均一にすることができず、そして、塗布したマスク材の厚さが不均一であると、例えば、露光時には厚さが厚い部分と薄い部分で焦点が合い難くなるという問題を生じ、現像時には厚さが厚い部分と薄い部分で処理ムラを生じ易いという問題を生じる。したがって、穴Hや溝Hの底面は平坦であることが好ましい。
ところが、上記従来のエッチング方法では、穴Hや溝Hの底面が平坦な形状となるようにシリコン基板Kをエッチングすることができなかった。これは、穴Hや溝Hの底面において耐エッチング層の層厚はほぼ均一に形成されているところ、エッチングガスのプラズマ化により生成されたイオンの一部は、シリコン基板Kに対してほぼ垂直ではなく、斜めに入射し、その多くが側壁側の底面よりも底面中央部に到達するからである。したがって、底面中央部の耐エッチング層が側壁側の底面よりも短時間で除去され、当該底面中央部からエッチングが開始されることとなり、このため、図5に示すように、エッチングにより形成される穴Hや溝Hの底面形状が凹曲面となって、底面が平坦にならないのである。尚、以下の説明では、図5に示すように、凹曲面の側壁側の高さと、凹曲面の中央部の高さとの差を底面中央部の凹み深さCとして説明する。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、穴や溝の底面中央部におけるエッチングを抑制して底面中央部の凹み深さを小さくし、底面形状を平坦に近づけることができるエッチング方法の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
エッチングガス及び耐エッチング層形成ガスを処理チャンバ内に供給,プラズマ化して、この処理チャンバ内の基台上に載置されたシリコン基板をエッチングする方法であって、
前記エッチングガスのみ、又は前記エッチングガスとごく僅かの前記耐エッチング層形成ガスとを前記処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、前記基台にバイアス電位を与え、前記シリコン基板をエッチングするエッチング工程と、
前記耐エッチング層形成ガスのみを前記処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、前記基台にバイアス電位を与え、前記シリコン基板に耐エッチング層を形成する耐エッチング層形成工程と、
前記エッチングガスと、このエッチングガスより少量且つ前記エッチング工程のときより多量の前記耐エッチング層形成ガスとを前記処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、前記基台にバイアス電位を与え、前記シリコン基板に形成された耐エッチング層を除去する耐エッチング層除去工程とを順次繰り返して実施するようにしたことを特徴とするエッチング方法に係る。
本願発明者らが鋭意研究を重ねた結果、耐エッチング層を形成する際に基台にバイアス電位を与えると、穴や溝の底面中央部により厚い耐エッチング層が形成されることが判明し、また、シリコン基板のエッチングに当たってこのシリコン基板から耐エッチング層を除去する際に、エッチングガスとこのエッチングガスより少量の耐エッチング層形成ガスとをプラズマ化すると、耐エッチング層の除去量に比べて少ないものの、耐エッチング層の除去と並行して新たな耐エッチング層の形成も行われるため、底面中央部の耐エッチング層が他の部分より先に完全に除去されるといったことが起こり難く、除去されたとしても、新たに形成される耐エッチング層によって当該底面中央部におけるエッチングの進行が抑制されることが判明した。
本発明は、かかる知見を基になされたものであり、本発明では、エッチング工程,耐エッチング層形成工程及び耐エッチング層除去工程を順次繰り返して実施するようにしている。
即ち、前記エッチング工程では、エッチングガスのみ、又はエッチングガスとごく僅かの耐エッチング層形成ガスとを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、基台にバイアス電位を与える。プラズマ中のラジカルがシリコン原子と化学反応したり、プラズマ中のイオンがシリコン基板に入射することによってシリコン基板がエッチングされるが、このとき、シリコン基板は、主にプラズマ中のラジカルによって等方的にエッチングされ、これにより、穴や溝の底面がほぼ均等にエッチングされる。
また、前記耐エッチング層形成工程では、耐エッチング層形成ガスのみを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、基台にバイアス電位を与える。プラズマ中のラジカルやイオンによって、穴や溝の側壁及び底面を含むシリコン基板の表面に耐エッチング層が形成されるが、このとき、上述のように、基台にバイアス電位を与えているので、穴や溝の底面中央部により厚い耐エッチング層が形成される。
また、前記耐エッチング層除去工程では、エッチングガスと、エッチングガスより少量且つエッチング工程のときより多量の耐エッチング層形成ガスとを処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、基台にバイアス電位を与える。シリコン基板に入射するイオンによって耐エッチング層が除去され、その際、シリコン基板に対して斜めに入射するイオンの多くが穴や溝の底面中央部に到達することから、穴や溝の底面に形成された耐エッチング層の層厚が一定であれば、当該底面中央部における耐エッチング層が短時間で除去されるが、前記耐エッチング層形成工程で穴や溝の底面中央部により厚い耐エッチング層が形成され、且つ上述のように、形成量は少ないものの新たな耐エッチング層の形成が行われているので、底面中央部の耐エッチング層が他の部分より先に除去され難く、除去されたとしても、新たに形成される耐エッチング層によって当該底面中央部におけるエッチングの進行が抑制される。
したがって、上記エッチング工程,耐エッチング層形成工程及び耐エッチング層除去工程を順次繰り返すことで、穴や溝の底面中央部の凹み深さが大きくなるのを防止しつつ、穴や溝の深さ方向にエッチングを進めて行くことができる。
斯くして、本発明に係るエッチング方法によれば、耐エッチング層形成工程で基台にバイアス電位を与えるとともに、耐エッチング層除去工程で耐エッチング層形成ガスを処理チャンバ内に供給,プラズマ化することで、耐エッチング層を除去する際に底面における耐エッチング層の除去をほぼ均等に進行させることができるので、底面中央部の凹み深さを小さくし、底面形状を平坦に近づけることができる。
また、エッチング工程では、エッチングガスのみを処理チャンバ内に供給するか、供給したとしてもごく僅かで耐エッチング層除去工程のときより少量の耐エッチング層形成ガスとエッチングガスとを処理チャンバ内に供給しているので、エッチングを効率的に進めてエッチング速度を速くすることができる。ここで、耐エッチング層形成ガスについて、含めたとしてもごく僅かとしているのは、次のような理由からである。即ち、エッチング工程のときにも耐エッチング層形成ガスを含めれば、耐エッチング層除去工程のときと同様、形成される耐エッチング層によってエッチングの進行が抑制され、底面中央部の凹み深さを改善させることができる。一方、形成される耐エッチング層によってエッチング速度が極端に低下する。したがって、エッチング速度とエッチング形状(底面中央部の凹み深さ)とを両立させつつも、通常、生産性の観点からより速いエッチング速度が求められることを考慮すれば、多量の耐エッチング層形成ガスを供給することは好ましくない。
尚、前記エッチング工程では、前記耐エッチング層除去工程で前記基台に与えるバイアス電位よりも低いバイアス電位を前記基台に与えるように、又は前記基台にバイアス電位を与えないようにしても良い。シリコン基板に比べてエッチング速度は遅いが、穴や溝を形成するためにシリコン基板に形成されたマスクも、シリコン基板に入射するイオンによってエッチングされるので、上記のようにすれば、エッチング工程でシリコン基板に入射するイオンを少なくすることができ、これにより、前記マスクのエッチングを抑制することができる。
また、前記エッチング工程及び耐エッチング層除去工程の少なくとも一方では、前記処理チャンバ内に供給する前記エッチングガスの流量を100〜1000sccmの範囲とすることが好ましく、このようにすれば、エッチングに必要なラジカルや耐エッチング層の除去に必要なイオンをより多く生成して、エッチングや耐エッチング層の除去をより短時間で実施することができる。尚、エッチング速度をより速くするためには供給流量を200sccm以上とすることが更に好ましく、一方、供給流量を800sccm以上に高くしても供給過多となってエッチング速度が速くならない。このような観点から、供給流量の更に好ましい範囲としては200〜800sccmの範囲である。
また、前記耐エッチング層形成工程では、前記処理チャンバ内に供給する前記耐エッチング層形成ガスの流量を100〜1000sccmの範囲とすることが好ましく、このようにすれば、耐エッチング層の形成に必要なラジカルやイオンをより多く生成して、所定厚さの耐エッチング層をより短時間で形成することができる。尚、更に短時間で耐エッチング層を形成させるためには供給流量を150sccm以上とすることがより好ましく、一方、供給流量を500sccm以上に高くしても供給過多となって耐エッチング層の形成に要する時間が短縮されない。このような観点から、供給流量の更に好ましい範囲としては150〜500sccmの範囲である。
また、前記耐エッチング層除去工程では、前記処理チャンバ内に供給する前記耐エッチング層形成ガスの流量を20〜500sccmの範囲とすることが好ましく、このようにすれば、耐エッチング層の除去と並行して新たな耐エッチング層を適度に形成することができるので、底面中央部の耐エッチング層が他の部分よりも先に除去され難くすることや、除去されたとしても当該底面中央部におけるエッチングの進行を抑制することができ、また、耐エッチング層の除去に時間がかかるといった問題を生じることもない。尚、供給流量の更に好ましい範囲としては50〜400sccmの範囲であり、この範囲であれば、前述の効果がより顕著に現れる。また、更に好ましい範囲の上限値を400sccmとしているのは、耐エッチング層形成ガスの供給流量がエッチングガスの供給流量の半分程度までなら一定の効果が得られると考えられるところ、エッチングガスの更に好ましい供給流量の上限値を800sccmとしたからである。
また、前記耐エッチング層形成工程では、前記基台にバイアス電位を与えるべくこの基台に供給する高周波電力を10〜100Wの範囲とすることが好ましく、10〜50Wの範囲とすれば更に好ましい。このようにすれば、底面中央部により厚い耐エッチング層を形成することができるので、耐エッチング層除去工程で底面中央部の耐エッチング層が他の部分に先行して除去されるのを防止することができる。
また、前記耐エッチング層除去工程では、前記基台にバイアス電位を与えるべくこの基台に供給する高周波電力を10〜300Wの範囲とすることが好ましく、40〜300Wの範囲とすれば更に好ましい。このようにすれば、耐エッチング層の除去の際に、特に底面中央部に耐エッチング層を形成し易くすることができるので、耐エッチング層をより短時間で除去しつつも、耐エッチング層除去工程で底面中央部の耐エッチング層が他の部分に先行して除去されることを防止することや、除去されたとしても当該底面中央部におけるエッチングの進行を抑制することができる。尚、耐エッチング層の除去に要する時間を更に短縮するためには基台に供給する高周波電力を40W以上とすることが好ましく、このため、更に好ましい範囲の下限値を40Wとしている。
尚、上記エッチング工程,耐エッチング層形成工程及び耐エッチング層除去工程を繰り返す順番は、エッチング工程から開始してエッチング工程,耐エッチング層形成工程及び耐エッチング層除去工程を順次繰り返しても良いし、耐エッチング層形成工程から開始して耐エッチング層形成工程,耐エッチング層除去工程及びエッチング工程を順次繰り返すようにしても良い。
以上のように、本発明に係るエッチング方法によれば、穴や溝の底面中央部におけるエッチングを抑制して底面中央部の凹み深さを小さくし、底面形状を平坦に近づけることができる。
本発明の一実施形態に係るエッチング方法を実施するためのエッチング装置の概略構成を示した断面図である。 本実施形態における、SFガスの供給流量、Cガスの供給流量、及び基台電力の制御状態を示したタイミングチャートである。 本実施形態に係るエッチング方法を説明するための説明図である。 従来のエッチング方法の問題点を説明するための説明図である。 従来のエッチング方法の問題点を説明するための説明図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、本実施形態では、図1に示すようなエッチング装置1を用いてシリコン基板Kをエッチングする場合を一例に挙げて説明する。
まず、前記エッチング装置1について説明する。このエッチング装置1は、図1に示すように、閉塞空間を有する処理チャンバ11と、処理チャンバ11内に昇降自在に配設され、シリコン基板Kが載置される基台15と、基台15を昇降させる昇降シリンダ18と、処理チャンバ11内の圧力を減圧する排気装置20と、処理チャンバ11内に処理ガスを供給するガス供給装置25と、処理チャンバ11内に供給された処理ガスをプラズマ化するプラズマ生成装置30と、基台15に高周波電力を供給する基台用高周波電源35とを備える。
前記処理チャンバ11は、相互に連通した内部空間を有する下部容器12及び上部容器13から構成され、上部容器13は、下部容器12よりも小さく形成される。前記基台15は、シリコン基板Kが載置される上部材16と、昇降シリンダ18が接続される下部材17とから構成され、下部容器12内に配置される。
前記排気装置20は、下部容器12の側面に接続した排気管21を備え、排気管21を介して処理チャンバ11内の気体を排気し、処理チャンバ11の内部を所定圧力にする。前記ガス供給装置25は、上部容器13の上面に接続した供給管26を備え、前記処理ガスとして、エッチングガス(例えば、SFガス)及び耐エッチング層形成ガス(例えば、Cガス)を、供給管26を介して処理チャンバ11内に供給する。
前記プラズマ生成装置30は、上部容器13の外周部に上下に並設された複数のコイル31と、各コイル31に高周波電力を供給するコイル用高周波電源32とから構成され、コイル用高周波電源32によってコイル31に高周波電力を供給することで、上部容器13内に供給された処理ガスをプラズマ化する。前記基台用高周波電源35は、基台15に高周波電力を供給することで、基台15とプラズマとの間に電位差(バイアス電位)を生じさせる。
次に、以上のように構成されたエッチング装置1を用い、シリコン基板Kをエッチングする方法について説明する。本例のエッチング方法は、本願発明者らの、以下のような知見に基づいたものであり、これを先に説明しておく。
即ち、本願発明者らが鋭意研究を重ねた結果、エッチングガスから生成されるラジカルと化学反応し難い耐エッチング層を形成するに当たり、基台15に高周波電力を供給すると、図3(b)に示すように、穴Hや溝Hの底面中央部により厚い耐エッチング層Pが形成されることが判明したのである。尚、図3(b)において、符号Kはシリコン基板を、符号Mはマスクをそれぞれ図示している。
また、シリコン基板Kのエッチングに当たってこのシリコン基板Kから耐エッチング層を除去する際に、エッチングガスとこのエッチングガスより少量の耐エッチング層形成ガスとをプラズマ化すると、耐エッチング層の除去量に比べて少ないものの、耐エッチング層の除去と並行して新たな耐エッチング層の形成も行われるため、底面中央部の耐エッチング層が他の部分より先に完全に除去されるといったことが起こり難く、除去されたとしても、新たに形成される耐エッチング層によって当該底面中央部におけるエッチングの進行が抑制されることが判明した。
そこで、本例のエッチング方法では、図2に示すように、処理チャンバ11内に供給するエッチングガス及び耐エッチング層形成ガスの供給流量、並びに基台15に供給する高周波電力などを制御することにより耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eを順次繰り返して実施するとともに、これら耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eをそれぞれ次のように行うようにしている。
即ち、前記耐エッチング層形成工程Dでは、各高周波電源32,35によってコイル31及び基台15に高周波電力をそれぞれ供給し、ガス供給装置25から処理チャンバ11内に耐エッチング層形成ガスを供給し、排気装置20によって処理チャンバ11内を減圧する。
前記耐エッチング層形成ガスは、処理チャンバ11内でプラズマ化され、このプラズマ中のラジカルから生成される重合物が、シリコン基板Kの表面(エッチングによって形成される穴や溝の側壁及び底面、マスクの表面)に堆積して耐エッチング層(フロロカーボン膜)が形成される。このとき、上述のように、基台15に高周波電力を供給しているので、穴や溝の底面中央部により厚い耐エッチング層が形成される。
尚、耐エッチング層形成ガスについては、供給流量Vで供給し(図2参照)、基台15に供給する高周波電力については、電力Wを供給する(図2参照)。また、耐エッチング層形成ガスの供給流量は、100〜1000sccmの範囲であることが好ましく、150〜500sccmの範囲であれば更に好ましい。また、基台15に供給する高周波電力は、10〜100Wの範囲であることが好ましく、10〜50Wの範囲であれば更に好ましい。
一方、前記耐エッチング層除去工程Rでは、各高周波電源32,35によってコイル31及び基台15に高周波電力をそれぞれ供給し、ガス供給装置25から処理チャンバ11内にエッチングガス及び耐エッチング層形成ガスを供給し、排気装置20によって処理チャンバ11内を減圧する。
前記エッチングガス及び耐エッチング層形成ガスは、処理チャンバ11内でそれぞれプラズマ化され、プラズマ中のイオンがシリコン基板Kに入射することによって耐エッチング層が除去される。その際、シリコン基板Kに対して斜めに入射するイオンの多くが穴や溝の底面中央部に到達することから、穴や溝の底面に形成された耐エッチング層の層厚が一定であれば、当該底面中央部における耐エッチング層が短時間で除去されるが、前記耐エッチング層形成工程Dで穴や溝の底面中央部により厚い耐エッチング層が形成され、且つ上述のように、形成量は少ないものの新たな耐エッチング層の形成が行われているので、底面中央部の耐エッチング層が他の部分より先に除去され難く、除去されたとしても、新たに形成される耐エッチング層によって当該底面中央部におけるエッチングの進行が抑制される。
尚、エッチングガス及び耐エッチング層形成ガスについては、それぞれ供給流量V,Vで供給し(図2参照)、基台15に供給する高周波電力については、電力Wを供給する(図2参照)。供給流量Vは供給流量Vより高い。また、エッチングガスの供給流量は、100〜1000sccmの範囲であることが好ましく、200〜800sccmの範囲であれば更に好ましい。また、耐エッチング層形成ガスの供給流量は、20〜500sccmの範囲であることが好ましく、50〜400sccmの範囲であれば更に好ましい。また、基台15に供給する高周波電力は、10〜300Wの範囲であることが好ましく、40〜300Wの範囲であれば更に好ましい。
また、前記エッチング工程Eでは、各高周波電源32,35によってコイル31及び基台15に高周波電力をそれぞれ供給し、ガス供給装置25から処理チャンバ11内にエッチングガスを供給し、排気装置20によって処理チャンバ11内を減圧する。
前記エッチングガスは、処理チャンバ11内でプラズマ化され、このプラズマ中のラジカルがシリコン原子と化学反応し、また、同じくプラズマ中のイオンがシリコン基板Kに入射することによってシリコン基板Kがエッチングされ、これにより、シリコン基板Kの表面に形成されたマスクのマスクパターンに応じた穴や溝が当該シリコン基板Kに形成される。尚、このとき、シリコン基板Kは、主にプラズマ中のラジカルによって等方的にエッチングされ、これにより、穴や溝の底面がほぼ均等にエッチングされる。
尚、エッチングガスについては、供給流量Vで供給し(図2参照)、基台15に供給する高周波電力については、耐エッチング層除去工程Rで供給する電力Wよりも小さい電力Wを供給する(図2参照)。また、エッチングガスの供給流量は、100〜1000sccmの範囲であることが好ましく、200〜800sccmの範囲であれば更に好ましい。
したがって、上記のような耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eを順次繰り返すことにより穴や溝の底面中央部の凹み深さC(図5参照)が大きくなるのを防止しつつ、穴や溝の深さ方向にエッチングを進めて行くことができる。そして、これら耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eが一定回数繰り返されると、所定形状の穴や溝が形成される。尚、このときのエッチング過程の一部を図示すると、例えば、図3のようになる。即ち、図3(a)のような穴Hや溝Hに耐エッチング層Pを形成すると、図3(b)のような状態となり、この後、耐エッチング層Pを除去すると、図3(c)のような状態となる。そして、エッチングを施すと、図3(d)のような状態となる。
このように、本例のエッチング方法によれば、耐エッチング層形成工程Dで基台15に高周波電力Wを供給するとともに、耐エッチング層除去工程Rで耐エッチング層形成ガスを供給,プラズマ化することで、耐エッチング層を除去する際に底面における耐エッチング層の除去をほぼ均等に進行させることができるので、底面中央部の凹み深さCを小さくし、底面形状を平坦に近づけることができる。
また、エッチング工程Eでは、エッチングガスのみを処理チャンバ15内に供給しているので、エッチングを効率的に進めてエッチング速度を速くすることができる。また、エッチング工程Eでは、耐エッチング層除去工程Rで基台15に供給する高周波電力Wよりも小さい電力Wを基台15に供給しているので、エッチング工程Eでシリコン基板Kに入射するイオンを少なくしてマスクのエッチングを抑制することができる。
また、エッチング工程E及び耐エッチング層除去工程Rでは、処理チャンバ11内に供給するエッチングガスの流量を100〜1000sccmの範囲(好ましくは200〜800sccmの範囲)としているので、エッチングに必要なラジカルや耐エッチング層の除去に必要なイオンをより多く生成してエッチングや耐エッチング層の除去をより短時間で実施することができる。
また、耐エッチング層形成工程Dでは、処理チャンバ11内に供給する耐エッチング層形成ガスの流量を100〜1000sccmの範囲(好ましくは150〜500sccmの範囲)としているので、耐エッチング層の形成に必要なラジカルをより多く生成して所定厚さの耐エッチング層をより短時間で形成することができる。
また、耐エッチング層除去工程Rでは、処理チャンバ11内に供給する耐エッチング層形成ガスの流量を20〜500sccmの範囲(好ましくは50〜400sccmの範囲)としているので、耐エッチング層の除去と並行して新たな耐エッチング層を適度に形成することができる。これにより、底面中央部の耐エッチング層が他の部分よりも先に除去され難くすることや、除去されたとしても当該底面中央部におけるエッチングの進行を抑制することができ、また、耐エッチング層の除去に時間がかかるといった問題を生じることもない。
また、耐エッチング層形成工程Dでは、基台15に供給する高周波電力Wを10〜100Wの範囲(好ましくは10〜50Wの範囲)としているので、底面中央部により厚い耐エッチング層を形成することができる。これにより、耐エッチング層除去工程Rで底面中央部の耐エッチング層が他の部分に先行して除去されるのを防止することができる。
また、耐エッチング層除去工程Rでは、基台15に供給する高周波電力Wを10〜300Wの範囲(好ましくは40〜300Wの範囲としているので、耐エッチング層を除去する際に、特に底面中央部に耐エッチング層を形成し易くすることができる。これにより、耐エッチング層をより短時間で除去しつつも、耐エッチング層除去工程Rで底面中央部の耐エッチング層が他の部分に先行して除去されるのを防止することや、除去されたとしても当該底面中央部におけるエッチングの進行を抑制することができる。
因みに、実験例1として、耐エッチング層形成工程Dのとき、処理時間を2秒と、処理チャンバ11内の圧力を6Paと、コイル31に供給する高周波電力を2.5kWと、基台15に供給する高周波電力を0Wと、Cガスの供給流量を400sccmとし、耐エッチング層除去工程Rのとき、処理時間を2秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2.5kWと、基台15に供給する高周波電力を60Wと、SFガスの供給流量を300sccmと、Cガスの供給流量を50sccmとし、エッチング工程Eのとき、処理時間を4秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2.5kWと、基台15に供給する高周波電力を20Wと、SFガスの供給流量を300sccmとして、この耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eを一定回数順次繰り返してシリコン基板Kをエッチングしたところ、底面中央部の凹み深さCは18μmであった。
一方、比較例1として、耐エッチング層除去工程RでCガスを全く供給しなかったこと以外は実験例1と同条件でシリコン基板Kをエッチングしたところ、底面中央部の凹み深さCは36μmであった。
また、実験例2として、耐エッチング層形成工程Dのとき、処理時間を3.5秒と、処理チャンバ11内の圧力を6Paと、コイル31に供給する高周波電力を2.5kWと、基台15に供給する高周波電力を10Wと、Cガスの供給流量を400sccmとし、耐エッチング層除去工程Rのとき、処理時間を2秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2.5kWと、基台15に供給する高周波電力を100Wと、SFガスの供給流量を300sccmとし、エッチング工程Eのとき、処理時間を4秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2.5kWと、基台15に供給する高周波電力を20Wと、SFガスの供給流量を300sccmとして、この耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eを一定回数順次繰り返してシリコン基板Kをエッチングしたところ、底面中央部の凹み深さCは17μmであった。
一方、比較例2として、耐エッチング層形成工程Dで基台15に高周波電力を全く供給しなかったこと以外は実験例2と同条件でシリコン基板Kをエッチングしたところ、底面中央部の凹み深さCは28μmであった。
また、実験例3として、耐エッチング層形成工程Dのとき、処理時間を2秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2kWと、基台15に供給する高周波電力を40Wと、Cガスの供給流量を150sccmとし、耐エッチング層除去工程Rのとき、処理時間を2秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2kWと、基台15に供給する高周波電力を70Wと、SFガスの供給流量を400sccmと、Cガスの供給流量を200sccmとし、エッチング工程Eのとき、処理時間を3秒と、処理チャンバ11内の圧力を4Paと、コイル31に供給する高周波電力を2kWと、基台15に供給する高周波電力を70Wと、SFガスの供給流量を400sccmとして、この耐エッチング層形成工程D,耐エッチング層除去工程R及びエッチング工程Eを一定回数順次繰り返してシリコン基板Kをエッチングしたところ、底面中央部の凹み深さCは8μmであった。
一方、比較例3として、耐エッチング層除去工程RでCガスを全く供給しなかったこと以外は実験例3と同条件でシリコン基板Kをエッチングしたところ、底面中央部の凹み深さCは16μmであった。
前記実験例1及び比較例1から分かるように、耐エッチング層除去工程RでCガスを供給すると、底面中央部の凹み深さCを小さくすることができる。また、前記実験例2及び比較例2から分かるように、耐エッチング層形成工程Dで基台15に高周波電力を供給しても、同様に、底面中央部の凹み深さCを小さくすることができる。また、更に、前記実験例3及び比較例3から分かるように、耐エッチング層形成工程Dで基台15に高周波電力を供給している場合に、耐エッチング層除去工程RでCガスを供給するとと、底面中央部の凹み深さCをより小さくすることができる。
したがって、本例のエッチング方法のように、耐エッチング層形成工程Dで基台15に高周波電力を供給するとともに、耐エッチング層除去工程Rで耐エッチング層形成ガスを供給すれば、底面中央部の凹み深さを抑えたエッチング加工を実施可能であると言える。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、前記エッチング装置1を用いて本発明に係るエッチング方法を実施したが、このエッチング方法の実施には、他の構造を備えたエッチング装置を用いるようにしても良い。また、エッチング工程E及び耐エッチング層除去工程Rにおけるエッチングガスの供給流量をそれぞれ同じにしたが、それぞれ異なるようにしても良い。尚、エッチング工程E及び耐エッチング層除去工程Rにおけるエッチングガスの供給流量は、例えば、エッチング工程E及び耐エッチング層除去工程Rの各処理時間、1回のエッチング工程Eで進めるべきエッチング深さ、耐エッチング層除去工程Rで除去すべき耐エッチング層の厚さなどに応じて設定することができる。
また、エッチング工程Eでは、耐エッチング層形成ガスを処理チャンバ11内に全く供給しなかったが、エッチングガスとともに、耐エッチング層除去工程Rのときよりも少量でごく僅かの耐エッチング層形成ガスを供給するようにしても良い。エッチング工程Eのときにも耐エッチング層形成ガスを含めれば、耐エッチング層除去工程Rのときと同様、形成される耐エッチング層によってエッチングの進行が抑制され、底面中央部の凹み深さが改善するが、エッチング速度が極端に低下するので、含めたとしてもごく僅かであることが好ましい。
また、エッチング工程Eでは、基台15に高周波電力Wを供給したが、供給しないようにしても良い。また、前記エッチング工程E,耐エッチング層形成工程D及び耐エッチング層除去工程Rでコイル31に供給する高周波電力はそれぞれ同じでも良いし、それぞれ異ならせても良く、どのような態様でも良い。
1 エッチング装置
11 処理チャンバ
15 基台
20 排気装置
25 ガス供給装置
30 プラズマ生成装置
31 コイル
32 コイル用高周波電源
35 基台用高周波電源
C 凹み深さ
H 穴又は溝
K シリコン基板
P 耐エッチング層

Claims (7)

  1. エッチングガス及び耐エッチング層形成ガスを処理チャンバ内に供給,プラズマ化して、この処理チャンバ内の基台上に載置されたシリコン基板をエッチングする方法であって、
    前記エッチングガスのみ、又は前記エッチングガスとごく僅かの前記耐エッチング層形成ガスとを前記処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、前記基台にバイアス電位を与え、前記シリコン基板をエッチングするエッチング工程と、
    前記耐エッチング層形成ガスのみを前記処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、前記基台にバイアス電位を与え、前記シリコン基板に耐エッチング層を形成する耐エッチング層形成工程と、
    前記エッチングガスと、このエッチングガスより少量且つ前記エッチング工程のときより多量の前記耐エッチング層形成ガスとを前記処理チャンバ内に供給してプラズマ化するとともに、前記基台にバイアス電位を与え、前記シリコン基板に形成された耐エッチング層を除去する耐エッチング層除去工程とを順次繰り返して実施するようにしたことを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記エッチング工程では、前記耐エッチング層除去工程で前記基台に与えるバイアス電位よりも低いバイアス電位を前記基台に与えるように、又は前記基台にバイアス電位を与えないようにしたことを特徴とする請求項1記載のエッチング方法。
  3. 前記エッチング工程及び耐エッチング層除去工程の少なくとも一方では、前記処理チャンバ内に供給する前記エッチングガスの流量を100〜1000sccmの範囲としたことを特徴とする請求項1又は2記載のエッチング方法。
  4. 前記耐エッチング層形成工程では、前記処理チャンバ内に供給する前記耐エッチング層形成ガスの流量を100〜1000sccmの範囲としたことを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかのエッチング方法。
  5. 前記耐エッチング層除去工程では、前記処理チャンバ内に供給する前記耐エッチング層形成ガスの流量を20〜500sccmの範囲としたことを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれかのエッチング方法。
  6. 前記耐エッチング層形成工程では、前記基台にバイアス電位を与えるべくこの基台に供給する高周波電力を10〜100Wの範囲としたことを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかのエッチング方法。
  7. 前記耐エッチング層除去工程では、前記基台にバイアス電位を与えるべくこの基台に供給する高周波電力を10〜300Wの範囲としたことを特徴とする請求項1乃至6記載のいずれかのエッチング方法。
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