JP2010225870A - 半導体素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させた半導体素子を提供することを可能にする。
【解決手段】本発明の一態様による半導体素子は、Si基板11上に設けられ、Sbと、Sb以外のV族元素を含み、膜厚が1nm以上200nm以下の、第1の層12と、第1の層上に設けられSbを含む第2の層13と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンチモン含有化合物半導体結晶層を有する半導体素子に関する。
高速化、高機能化を目的として半導体素子の微細化が進められているが、LSIトランジスタ素子の寸法は、すでに数十nmという極微小サイズに達しており、微細化による高速化には限界が来ている。このため、近年、ひずみSiやSiGe合金を用いたデバイスの高速化が主流となってきた。InSbは、高い電子移動度(300Kで78,000cm/Vs)と、狭いバンドギャップ(300Kで0.17eV)を持ち、磁電変換素子や赤外線検出器等に応用されている。また、InSbは飽和電子速度が高く、InSbを用いた高速トランジスタへ(FET)への応用を目指した研究も進められている。これが実現すれば超高速、超低電圧駆動のトランジスタとなる。ポストSi−MOSを考えれば、従来のSi−LSI技術の利用や素子作製コストの削減の観点からも、Si基板上でのSb材料を用いたデバイスの作製技術の確立が求められている。
Sb材料をチャネル層の材料に用いたFETを作製することが試みられている。Sb系化合物半導体には各種の用途がある。高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor:HEMT)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(Hetero-structure Bipolar Transistor:HBT)以外にも、他材料との屈折率差を利用した半導体レーザの反射鏡、長波長領域の発光素子、受光素子などへの応用が期待されているが、これらの素子を作製するにあたって、アンチモンを含有する化合物半導体の結晶品質が素子の性能、信頼性に与える影響が非常に大きく、高い結晶品質が要求される。
化合物半導体の結晶成長法として、量産向きである有機金属気相成長法(MOCVD)がある。この有機金属気相成長法を用いて、アンチモンを含有する化合物半導体を成長した場合、アンチモンを含有する化合物半導体の作製および高品質化が、以下の理由によって困難である。
アンチモンは、ヒ素やリンなどの他のV族元素に比べて、ガリウムやアルミニウムなどのIII族元素との結合力が弱い。このため、V族原料ガスを同時に供給すると、例えば、Al−AsやGa−Asの方が優先的に形成される。したがって、通常、数十〜数百の値をとるV族原料とIII族原料との流量比(以下、V/III比という)を1前後の低い値にしないと、アンチモンが結晶中に取り込まれない。しかし、V/III比を低くすると、特に、アルミニウムを含む結晶の場合に、高濃度の酸素や炭素の混入を招き、結晶品質を劣化させてしまう。一方、V/III比を増大させると、アンチモンの取り込みが他のV族元素により阻害されると共に、成長表面が荒れやすくなってしまう。また、0.1程度のV/III比のわずかな変動にも、こうした結晶品質や表面モホロジーが敏感に影響を受けてしまう。
近年、分子線エピタキシー(MBE)法では、5nm程度の薄いAlSb層を初期(バッファ)層として成長することで、歪み緩衝層の役割を果たし、Si基板上に低転位なGaSb結晶を成長する手法が報告されている(特許文献1、特許文献2、非特許文献1、非特許文献2参照)。一方、MOCVD法では、上記の理由から高品質のAlSb層の成長が難しく、Siなど格子不整合の大きい異種基板上にアンチモンを含有する化合物半導体の高品質化が困難であった。
Si基板上での格子不整合のある基板上でのII−VI族化合物半導体成長について、As終端化による結晶性向上が報告されている(例えば、特許文献3参照)。これに対して、長波長光デバイス、高い電子移動度デバイスへの応用の有力なSb系材料に対しては有効な方法がなかった。
特開2005−85916号公報 米国特許公開第2007/0275492号明細書 米国特許5,382,542号明細書
K. Akabane et al., "Heteroepitaxial growth of GaSb on Si(0 0 1) substrates," J. Crystal Growth, 264, 2004, pp. 21 - pp. 25. 赤羽浩一「Si基板上におけるSb系化合物半導体結晶成長とデバイス応用」応用物理学会結晶工学分科会第126回研究会予稿集、2007、pp. 21 - pp. 27.
上記の理由から、MOCVD法では、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させることは困難であった。このため、Si基板上に設けた超高速Sb系トランジスタや、LSI光配線への応用が期待されるSi基板上のSb系結晶の成長、受光、発光素子の実現も困難である。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させた半導体素子を提供することを目的とする。
本発明の一態様による半導体素子は、Si基板上に設けられ、Sbと、Sb以外のV族元素を含み、膜厚が1nm以上200nm以下の、第1の層と、前記第1の層上に設けられSbを含む第2の層と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させた半導体素子を提供することができる。
本発明の一実施形態による半導体素子の断面図。 一実施形態と比較例の半導体素子の断面電子走査顕微鏡像を示す写真。 一実施形態と比較例の半導体素子のX線回折を示す図。 Sb半導体層の結晶性に関する、薄膜層に含まれるAs成分依存性を示す図。 Sb半導体層の結晶性に関する、薄膜層の厚さ依存性を示す図。 図5の拡大図。 第1実施形態によるSb系半導体受発光素子を示す断面図。 バッファ層の形成プロセスを説明するグラフ。 第2実施形態によるSb系半導体レーザを示す断面図。 第3実施形態によるSb系半導体面発光レーザ(VCSEL)を示す断面図。 第4実施形態によるSb系電子デバイスを示す断面図。
本発明に実施形態を説明する前に、本発明の概要について説明する。
前述したように、Si基板とSb系結晶との間には、大きな格子不整合が存在する。例えばSiとGaSb間では約12%、SiとInSb間では約24%である。これまでMBE法による結晶成長法では、前述したようなAlSbを歪み緩衝層とすることで、低転位の高品質な結晶性成長が実現できているが、MOCVD法では、前述した理由から同様の手法をとることは困難であった。
この問題に対し、鋭意研究に努めた結果、本発明者達は、Sb及びSb以外のV族半導体材料を含む歪み緩和層(バッファ層)をSi基板に設け、この歪み緩和層上にSb系結晶を設ければ、Si基板上に非常に高品質なSb系結晶を実現することが可能であることを見出した。
以下、Sb以外のV族半導体原料を供給して形成される歪み緩和層を設けることによってこの歪み緩和層上に成長するSb系結晶の結晶品質おおび平坦性が向上することを以下に図を参照して説明する。
本発明の一実施形態によるSb系結晶成長法では、まず、Si基板上に、初期層としてSb以外のV族半導体原料を供給して半導体薄膜層(バッファ層)を形成する。この結晶成長法によってSi基板上に形成したSb系半導体素子の断面構造の模式図を図1に示す。このSb系半導体素子1は、Si基板11上にGaAsSb1−xからなる薄膜層(バッファ層)12が形成され、この薄膜層12上にSb系半導体層13が形成された積層構造を有している。比較例として、薄膜層12をSi基板11上に設けることなく、Si基板上11にSb系半導体層13を直接設けた構造のSb系半導体素子を作成する。本発明の一実施形態の半導体素子1と、比較例の半導体素子の断面走査顕微鏡による写真像を図2(a)、2(b)にそれぞれ示す。この図2(a)、2(b)からわかるように、薄膜層が設けられた半導体素子は、比較例の半導体素子に比べて、Sb半導体層の表面が平坦であることがわかる。なお、目視すると、一実施形態の半導体素子は表面が鏡面であるのに対して、比較例の半導体素子の表面は白濁している。
また、本発明の一実施形態の半導体素子1と、比較例の半導体素子とに対してX線回折を行い、X線回折ロッキングカーブ半値幅(以下、FWHMとも云う)を求めた結果を図3に示す。図3からわかるように、本発明の一実施形態の半導体素子のFWHMが341arcsecであるのに対して、比較例の半導体素子のそれは737arcsecである。これにより、本発明の一実施形態による半導体素子は、比較例のそれに比べて非常に結晶性の良いSb系結晶が形成されていることがわかる。
本発明の一実施形態によるSb系結晶成長法は、Si基板の面方位およびオフ角に依らず、例えばSi(111)、Si(100)、Si(110)基板、およびそれらのオフ角をもつSi基板に対しても、良好な結果が得られる。薄膜層12は、Sb以外のV族原料(例えば、一実施形態においてはAs)を含有している。そこで、薄膜層12に含まれるAs成分を変えた場合の、Sb半導体層13の結晶性および平坦性を、X線回折を行って調べ、その結果を図4に示す。すなわち、図4は、Sb半導体層13の結晶性および平坦性に関する、薄膜層12に含まれるAs成分依存性を示している。図4は横軸に薄膜層12に含まれるAs成分をとり、縦軸にFWHMをとってある。この図4からわかるように、薄膜層12に含まれるSb以外のV族原料の成分は10%以上であることが好ましい。
また、薄膜層12の厚さを変えた場合の、Sb半導体層13の結晶性および平坦性を、X線回折を行って調べ、その結果を図5に示し、その拡大したグラフを図6に示す。図5からわかるように薄膜層12の厚さは、200nm以下であることが好ましく、図6からわかるように、50nm以下であることが更に好ましい。なお、薄膜層12の下限は1nm以上であることが好ましい。1nm未満であると、薄膜層12上に形成される半導体層13の結晶成長に好ましくない影響を及ぼす。
上記一実施形態では、Sb以外のV族原料として、Asを例にとって説明したが、N、P、Biを用いてもよいが、As、Pを用いることが好ましい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるSb系半導体受発光素子を図7に示す。
一般に、Si基板上でSb系半導体受発光素子を作成する場合、Si基板とSb系半導体の格子不整合から生じる結晶中の転位が問題となり、発光効率、受光効率が小さくなる。そこで、本実施形態においては、高い結晶性を得るために、初めにSi基板41に、バッファ層として、Sb以外にAsを含む、膜厚20nmのGaAsSb1−x層42を設ける。組成xは10%以上であることが望ましい。そして、このGaAsSb1−x層42上に膜厚200nmのn型GaSb層43を設け、このn型GaSb層43の第1領域上にn電極44を設けている。また、上記第1領域と異なる、n型GaSb層43の第2領域上に、膜厚1.5μmのGaSbからなる受発光層45、膜厚550nmのp型GaSb層46、p電極47がこの順序で積層された構造となっている。
次に、本実施形態による受発光素子の製造方法について説明する。この製造方法は、有機金属気層成長(MOCVD)法によるSi基板上のGaSb結晶成長を用いた。図8に結晶成長過程を示す。GaSb原料としてトリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアンチモン(TMSb)を用いた。キャリアガスは水素である。10kPaの減圧成長である。n型キャリアのドーピングはジエチルテルル(DETe)、p型キャリアのドーピングはシラン(SiH)を用いて行った。ガス流量はIII族原料の供給ラインが2.25l/min、V族原料の供給ラインが2.25l/min、キャリア原料の供給ラインが1.5l/minである。原料恒温槽は、TMSbが1℃、TMGが0℃である。
面方位(111)Si基板41は3%のフッ化水素水溶液で表面酸化物を取り除いた後に、MOCVD炉に導入する。500℃に昇温後、流量1ccmのターシャルブチルアルシンの供給下で、Si基板41上に低温成長によって、厚さが20nmのGaAsSb層42を、500℃で6分間の条件で成長させる。
その後、600℃に昇温を行い、V/III比が1.0で高温成長によるpn構造を有するGaSb層43、45、46を成長させる。受発光素子のpn構造GaSb層において、n型GaSb層43は、原料として、TMGを15.6cc/min、TMSbを41.1cc/min、DETeを0.1cc/minの条件で供給し、結晶成長を行う。この条件で形成されるn型GaSb層43のキャリア濃度は2×1018/cm、成長時間は5.2分である。一方、受発光層45は、原料として、TMGを15.6cc/min、TMSbを41.1cc/minの条件で供給し、結晶成長を行う。この条件で形成される受発光層45は、p型であって、キャリア濃度が7×1016/cm、成長時間は37.5分である。また、p型GaSb層46は、原料として、TMGを5.2cc/min、TMSbを13.7cc/min、SiHを220cc/minの条件で供給し、結晶成長を行う。この条件で形成されるp型GaSb層46のキャリア濃度は2×1018/cm、成長時間が17.4分となっている。このような構造をもつ受発光素子を作製することで、転位密度の値が2桁小さくなり、長波長帯の効率が2倍以上と高い受発光を実現した。
以上説明したように、本実施形態によれば、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させた半導体受発光素子を得ることができる。
なお、本実施形態においては、バッファ層として、Sb以外にAsを含むGaAsSb1−x層を用いたが、As以外にN、P、Biを用いてもよい。しかし、バッファ層に含まれるSb以外のV族元素として、As、Pを用いることが好ましい。
また、本実施形態においては、Si基板として、面方位(111)Si基板を用いたが、他の面方位のSi基板、例えば、Si(100)、Si(110)基板、およびそれらのオフ角をもつSi基板を用いても、同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるSb系半導体レーザを図9に示す。
一般に、Si基板上のSb系半導体レーザでは、基板との大きな格子不整合から生じる欠陥によって、ロスが大きく発振せず、発振閾値が高くなるという問題がある。
そこで、本発明実施形態では、第1実施形態と同様に、初め、Si基板61上に、バッファ層として、Sb以外にAsを含む膜厚が20nmのGaAsSb1−x層62を設ける。組成xは10%以上であることが望ましい。そして、本実施形態においては更に、このGaAsSb1−x層62上に、AlGaSbからなるn型クラッド層63、AlGaSbからなる導波路層64、GaSb/AlGaSbからなる多重量子井戸活性層65、AlGaSbからなる導波路層66、AlGaSbからなるp型クラッド層67、Ti/Pt/Auからなるp電極68がこの順序で積層された構造を有している。Ge/Au/Ni/Auからなるn電極69は基板裏面に形成されている。
多重量井戸活性層65は、厚さが17nmのGaSb層と、厚さが20nmのAl0.35Ga0.65Sb層との積層膜を、6回繰り返した積層構造を有しており、膜厚が300nmのAl0.35Ga0.65Sb層64、66で挟まれている。n型クラッド層、p型クラッド層はそれぞれ、例えばAl0.45Ga0.55Sbであって、キャリア濃度が1×1018/cmである。
次に、本実施形態によるSb系半導体レーザの製造方法について説明する。第1実施形態と同様に、有機金属気層成長(MOCVD)法によるSi基板上のSb系結晶成長を用いた。GaSb原料としてTMG、TMSb、トリメチルアルミニウム(TMA)を用いた。キャリアガスは水素である。10kPaの減圧成長である。n型キャリアのドーピングはジエチルテルル(DETe)、p型キャリアのドーピングはシラン(SiH)を用いて行った。ガス流量はIII族原料の供給ラインが2.25l/min、V族原料の供給ラインが2.25l/min、キャリア原料の供給ラインが1.5l/minである。原料恒温槽はTMSbが1℃、TMGが0℃、TMAが20℃である。
面方位(111)のSi基板61は、3%のフッ化水素水溶液で表面酸化物を取り除いた後に、MOCVD炉に導入する。500℃に昇温後、流量1ccmのターシャルブチルアルシン供給下で、Si基板61上に低温成長によるGaAsSb層(バッファ層)62を500℃で6分間20nmの膜厚で成長させる。その後、600℃に昇温を行い、TMGを15.6cc/min、TMSbを41.1cc/min、TMAを10cc/minの条件で供給し、結晶成長を行う。その後は、周知の技術を用いて、バッファ層62上に、n型クラッド層63、導波路64、多重量子井戸活性層65、導波路66、p型クラッド層67、p側電極68を順次形成し、本実施形態のSb系半導体レーザを形成する。
本実施形態のSb系半導体レーザは、上述した構造を有しているので、転位密度の値が2桁小さくなり、欠陥の少ない量子井戸活性層を得ることが可能となるのでロスを小さくすることができ、発振閾値を半分にすることが可能となった。
以上説明したように、本実施形態によれば、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させたSb系半導体レーザを得ることができる。
なお、本実施形態においては、バッファ層として、Sb以外にAsを含むGaAsSb1−x層を用いたが、As以外にN、P、Biを用いてもよい。しかし、バッファ層に含まれるSb以外のV族元素として、As、Pを用いることが好ましい。
また、本実施形態においては、Si基板として、面方位(111)Si基板を用いたが、他の面方位のSi基板、例えば、Si(100)、Si(110)基板、およびそれらのオフ角をもつSi基板を用いても、同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態によるSb系半導体面発光レーザ(VCSEL)を図10に示す。
第2実施形態で説明したように、Si基板上のSb系半導体レーザでは、基板との大きな格子不整合から生じる欠陥によって、ロスが大きく発振せず、発振閾値が高くなるという問題がある。更に、これに加えて光の閉じ込めにはDBRミラー層の平坦性を上げ、反射率を大きくすることが重要である。Si基板上に形成された従来のSb系半導体レーザにおいては、大きな格子不整合から平坦性が悪くなってしまう。
そこで、本実施形態では、第1実施形態と同様に、初めにSi基板71に、バッファ層として、Sb以外にAsを含む膜厚が20nmのGaAsSb1−x層72を設ける。組成xは10%以上であることが望ましい。更に本実施形態においては、このGaAsSb1−x層72上に、GaSb層73、DBRミラー構造層74、AlSbからなるスペーサ層75、GaSb/AlSbの積層構造を有する多重量子井戸層76、AlSbからなるスペーサ層77、DBRミラー構造層78、電極79a、79bがこの順序で積層された構造を有している。
DBRミラー構造層74は、厚さが120nmのAlSb層と、厚さが100nmのAl0.15Ga0.85Sb層との積層膜を、30回の繰り返した積層構造を有し、DBRミラー構造層78は、25回の繰り返し構造を有している。多重量子井戸層76は、厚さが10nmのGaSb層と、厚さが10nmのAlSb層との積層膜を、6回繰り返した積層構造を有している。AlSbのスペーサ層75、76の膜厚はそれぞれ70nm、60nmである。
次に、本実施形態によるSb系半導体面発光レーザの製造方法について説明する。この製造方法は、第1実施形態と同様の有機金属気層成長(MOCVD)法による、Si基板上のSb系結晶成長を用いた。GaSb原料としてTMG、TMSb、TMAを用いた。キャリアガスは水素である。10kPaの減圧成長である。n型キャリアのドーピングはDETeを用い、p型キャリアのドーピングはシランSiHを用いて行った。ガス流量は、III族原料の供給ラインが2.25l/min、V族原料の供給ラインが2.25l/min、キャリア原料の供給ラインが1.5l/minである。原料恒温槽はTMSbが1℃、TMGが0℃、TMAが20℃である。
面方位(111)のSi基板71は3%のフッ化水素水溶液で表面酸化物を取り除いた後に、MOCVD炉に導入する。500℃に昇温後、流量1ccmのターシャルブチルアルシン供給下で、Si基板71上に低温成長によるGaAsSb層(バッファ層)72を500℃で6分間20nmの膜厚で成長させる。その後、600℃に昇温を行い、TMGを15.6cc/min、TMSbを41.1cc/min、TMAを10cc/minの条件で供給し、結晶成長を行う。その後は、周知の技術を用いて、バッファ層72上に、GaSb層73、DBRミラー構造層74、スペーサ層75、多重量子井戸層76、スペーサ層77、DBRミラー構造層78、電極79a、79bを順次形成し、本実施形態によるSb系半導体面発光レーザを形成する。
本実施形態のSb系半導体面発光レーザは、上述した構造を有しているので、転位密度の値が2桁小さくなり、欠陥の少ない量子井戸活性層を得ることが可能となるのでロスを小さくすることができるとともに、DBRミラー構造層の平坦性を上げることが可能となるので光の閉じ込めを大きくすることができ、発振閾値を半分にすることが可能となった。
以上説明したように、本実施形態によれば、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させたSb系半導体面発光レーザを得ることができる。
なお、本実施形態においては、バッファ層として、Sb以外にAsを含むGaAsSb1−x層を用いたが、As以外にN、P、Biを用いてもよい。しかし、バッファ層に含まれるSb以外のV族元素として、As、Pを用いることが好ましい。
また、本実施形態においては、Si基板として、面方位(111)Si基板を用いたが、他の面方位のSi基板、例えば、Si(100)、Si(110)基板、およびそれらのオフ角をもつSi基板を用いても、同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態によるSb系電子デバイスを図11に示す。本実施形態の電子デバイスは、トランジスタであって、高速のキャリア輸送特性を実現するために、InSbをInAlSb層でサンドイッチした量子井戸層を設け、この量子井戸層中をキャリアが移動するように構成した。このInAlSb層の結晶性や表面性はデバイス特性に大きく影響するため、平坦かつ結晶性の良い物が必要になる。しかし、SiとInSb、或いはSiとAlSbとの間には大きな格子不整合が存在し、原子が規則正しく配列した膜を成長することが、従来の結晶成長技術では難しく、転位と呼ばれる欠陥も膜中に多数発生し、結晶性、表面性が悪く、所望の特性を得ることが困難であった。Si基板上のInSbやAlSbの結晶性、表面性はInAlSb層の表面性、結晶性に影響するため、結晶性、表面性の良いInSb、或いはAlSbを得ることが必要である。
そこで、本実施形では、第1実施形態と同様に、初めに、Si基板81上に、バッファ層として、Sb以外にAsを含む膜厚が20nmのGaAsSb1−x層82を設ける。組成xは10%以上であることが望ましい。更に本実施形態は、GaAsSb1−x層82上に、Al0.15In0.85Sb層83、InSbの量子井戸層84、Al0.2In0.8Sb層85がこの順序で積層された構造を有している。InSbの量子井戸層84の膜厚は15nmである。また、Al0.2In0.8Sb層85は、Teを1.7x1017/cmの濃度でドープしたシート層86を有している。シート層86上に離間してソース電極87aおよびドレイン電極87bが設けられ、ソース電極87aと、ドレイン電極87bとの間のシート層86の領域に凹部が形成され、この凹部にゲート電極87cが設けられている。
次に、本実施形態によるSb系電子デバイスの製造方法について説明する。第1実施形態と同様の有機金属気層成長(MOCVD)法によるSi基板上のSb系結晶成長を用いた。GaSb原料としてTMG、TMSb、TMA、トリメチルインジウム(TMI)を用いた。キャリアガスは水素である。10kPaの減圧成長である。n型キャリアのドーピングはDETeを用い、p型キャリアのドーピングはSiHを用いて行った。ガス流量は、III族原料の供給ラインが2.25l/min、V族原料の供給ラインが2.25l/min、キャリア原料の供給ラインが1.5l/minである。原料恒温槽はTMSbが1℃、TMGが0℃、TMAが20℃、TMIが5℃である。
面方位(111)のSi基板81は、3%のフッ化水素水溶液で表面酸化物を取り除いた後に、MOCVD炉に導入する。500℃に昇温後、流量1ccmのターシャルブチルアルシン供給下で、Si基板81上に低温成長によるGaAsSb層(バッファ層)82を500℃で6分間20nmの膜厚で成長させる。その後、600℃に昇温を行い、TMGを15.6cc/min、TMSbを41.1cc/min、TMAを10cc/min、TMIを5cc/minの条件で供給し、結晶成長を行う。この技術を用いると、成長初期段階から原子レベルで平坦で規則正しく配列したバッファ層82が得られる。周知の技術を用いて、バッファ層82上に、Al0.15In0.85Sb層83、InSbの量子井戸層84、Al0.2In0.8Sb層85がこの順序で形成する。その後、Al0.2In0.8Sb層85に、Teを1.7×1017/cmの濃度でドープし、シート層86を形成する。その後、リソグラフィー技術を用いてシート層86に凹部を形成し、この凹部を挟むシート層86の領域にソース電極87aおよびドレイン電極87bを形成するとともに、上記凹部にゲート電極87cを形成し、本実施形態のSb系電子デバイスを形成する。
本実施形態のSb系電子デバイスは、上述した構造を有しているので、バッファ層82上に、高品質のAlSbやInSb薄膜を成長させることが可能となり、結晶性と表面性に優れた高品質のInAlSbやInSbチャネル層が形成することができ、超高速FETを得ることができる。本実施形態のトランジスタは、同じサイズで作製したSi素子に比べ、消費電力が1/10に低減し、トランジスタ処理速度は50%向上した。
以上説明したように、本実施形態によれば、Si基板上に高品質なSb系結晶を成長させたSb系電子デバイスを得ることができる。
なお、本実施形態においては、バッファ層として、Sb以外にAsを含むGaAsSb1−x層を用いたが、As以外にN、P、Biを用いてもよい。しかし、バッファ層に含まれるSb以外のV族元素として、As、Pを用いることが好ましい。
また、本実施形態においては、Si基板として、面方位(111)Si基板を用いたが、他の面方位のSi基板、例えば、Si(100)、Si(110)基板、およびそれらのオフ角をもつSi基板を用いても、同様の効果を得ることができる。
以上、説明したように、本発明の各実施形態によれば、Si基板上に、高い結晶性を有するSb系半導体結晶の形成を可能にする。これによって、アンチモンを含有する化合物半導体の有機金属気相成長において、従来の問題である、結晶の高品質化を図ることが極めて困難であるという問題を回避することができ、有機金属気相成長法を用いて成長したアンチモンを含有する化合物半導体の結晶を高品質化することが可能となる。
1 半導体素子
11 Si基板
12 GaAsSb1−x層(バッファ層)
13 Sb系半導体層
41 Si基板
42 GaAsSb1−x層(バッファ層)
43 n型GaSb層
44 n側電極
45 GaSb層
46 p型GaSb層
47 p電極
61 Si基板
62 GaAsSb1−x層(バッファ層)
63 n型クラッド層
64 AlGaSb導波路層
65 多重量子井戸層
66 AlGaSb導波路層
67 p型クラッド層
68 p電極
69 n電極
71 Si基板
72 GaAsSb1−x層(バッファ層)
73 GaSb層
74 DBRミラー構造層
75 AlSbスペーサ層
76 量子井戸層
77 AlSbスペーサ層
78 DBRミラー構造層
79a 電極
79b 電極
81 Si基板
82 GaAsSb1−x層(バッファ層)
83 AlIn層
84 量子井戸層
85 AlIn層
86 Teドープ層
87a ソース電極
87b ドレイン電極
87c ゲート電極

Claims (9)

  1. Si基板上に設けられ、Sbと、Sb以外のV族元素を含み、膜厚が1nm以上200nm以下の、第1の層と、
    前記第1の層上に設けられSbを含む第2の層と、
    を備えていることを特徴とする半導体素子。
  2. 前記第1の層における、Sb以外の前記V族元素の組成比が10%以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体素子。
  3. Sb以外の前記V族元素はヒ素またはリンであることを特徴とする請求項1または2記載の半導体素子。
  4. 前記第1の層は有機金属気相成長法によって形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体素子。
  5. 前記第2の層は、第1の層上に設けられSbを含むn型コンタクト層と、前記n型コンタクト層の第1の領域上に設けられSbを含む受発光層と、前記受発光層上に設けられSbを含むp型コンタクト層と、を備え、
    前記n型コンタクト層の前記第1領域と異なる第2領域上にn側電極が設けられ、前記p型コンタクト層上にp側電極が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体素子。
  6. 前記第2の層は、前記第1の層上に設けられSbを含むn型クラッド層と、前記n型クラッド層上に設けられSbを含む多重量子井戸層と、前記多重量子井戸層上に設けられSbを含むp型クラッド層と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体素子。
  7. 前記第2の層は、前記第1の層上に設けられSbを含む第1のDBRミラー構造層と、前記第1のDBRミラー構造層上に設けられSbを含む第1のスペーサ層と、前記第1のスペーサ層上に設けられSbを含む多重量子井戸層と、前記多重量子井戸層上に設けられSbを含む第2のスペーサ層と、前記第2のスペーサ層上に設けられSbを含む第2のDBRミラー構造層と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体素子。
  8. 前記第2の層は、前記第1の層上に設けられSbを含む第1の半導体層と、前記第1の半導体層上に設けられInSbを含む量子井戸層と、前記量子井戸層上に設けられSbを含み上層に不純物がドープされた第2の半導体層とを備え、
    前記第2の半導体層上に離間してソース電極およびドレイン電極が設けられ、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の前記第2の半導体層に凹部が設けられ、この凹部にゲート電極が設けられていることを特徴とする半導体素子。
  9. 前記第2の層は、Sbの他にGa、In、Alの何れかを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体素子。
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