JP2010223755A - 軸重計測装置および軸重計測方法 - Google Patents

軸重計測装置および軸重計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定結果の正確性の向上を図りながら、部品点数を削減し、機器コストを低減することが可能な軸重計測装置を提供する。
【解決手段】軸重計測装置は、車軸201に設けられた一方側の車輪202aの重量を計測する輪重センサ2aと、車軸201に設けられた他方側の車輪202bの重量を計測する輪重センサ2bと、演算部とを備えている。輪重センサ2bは、走行車両の走行方向X1において、輪重センサ2aと所定の間隔Dを隔てて配置される。演算部は、輪重センサ2aの計測結果を2倍することにより、車軸201の第1の重量値を算出するとともに、輪重センサ2bの計測結果を2倍することにより、車軸201の第2の重量値を算出し、第1の重量値と第2の重量値との平均値に基づいて、車軸201の重量を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、走行車両の車軸の重量を計測する軸重計測装置および軸重計測方法に関する。
従来、走行車両の車軸に設けられた車輪の重量を計測する輪重計を複数備えた軸重計測装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、第1計測位置に配置され、走行車両の左輪重を計測する左輪重計と、第1計測位置に配置され、走行車両の右輪重を計測する右輪重計と、第2計測位置に配置され、走行車両の左右いずれか片方の輪重を計測する片輪重計と、各輪重計の計測結果に基づいて、車軸の重量を算出する演算部とを備えた軸重計測装置が開示されている。なお、第2計測位置は、走行車両の走行方向において、第1計測位置と所定の間隔を隔てた位置である。
上記特許文献1の軸重計測装置では、演算部により、左輪重計の計測結果および右輪重計の計測結果に基づいて、左輪重および右輪重の配分値が算出される。そして、演算部は、その配分値と片輪重計の計測結果とに基づいて、第2計測位置におけるもう一方の輪重値を算出する。その後、演算部は、左輪重計の計測結果と右輪重計の計測結果とを加算することにより、第1計測位置における軸重値を算出する。また、演算部は、片輪重計の計測結果ともう一方の輪重値とを加算することにより、第2計測位置における軸重値を算出する。そして、演算部は、第1計測位置における軸重値と第2計測位置における軸重値との平均値を車軸の重量として算出する。
ここで、走行車両は、路面の材質、路面の凹凸、および、サスペンションなどに起因して振動する。このため、走行車両の軸重は、静止状態の車両の軸重から変動する。そこで、上記特許文献1の軸重計測装置では、第1計測位置における軸重値と第2計測位置における軸重値との平均値を車軸の重量として算出することにより、走行車両の振動に起因して発生する測定誤差を小さくすることを可能としている。
特開2005−127941号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の軸重計測装置では、少なくとも3つの輪重計を設ける必要があるので、部品点数を削減するのが困難であるという問題点がある。これにより、軸重計測装置の機器コストおよび設置コストの低減を図ることが困難である。
本発明は、上述した課題を解決するものであって、その目的とするところは、測定結果の正確性の向上を図りながら、部品点数を削減し、機器コストを低減することが可能な軸重計測装置および軸重計測方法を提供することである。
本発明の軸重計測装置は、走行車両の車軸の重量を計測する軸重計測装置において、車軸に設けられた一方側の車輪の重量を計測する第1計測位置に配置された第1輪重計と、車軸に設けられた他方側の車輪の重量を計測する第2計測位置に配置された第2輪重計と、第1輪重計の計測結果と第2輪重計の計測結果とに基づいて車軸の重量を算出する演算部と、を備え、第2輪重計は、走行車両の走行方向において、第1輪重計と所定の間隔を隔てて配置され、演算部は、第1輪重計の計測結果を2倍することにより、車軸の第1の重量値を算出するとともに、第2輪重計の計測結果を2倍することにより、車軸の第2の重量値を算出し、これら第1の重量値と第2の重量値との平均値に基づいて、車軸の重量を算出する。
このように構成することによって、2つの輪重計を用いて車軸の重量を算出することにより、3つの輪重計を設ける場合に比べて、部品点数を削減することができる。また、第1の重量値と第2の重量値との平均値に基づいて、車軸の重量を算出することにより、走行車両の振動に起因して発生する測定誤差を小さくすることができるので、測定結果の正確性の向上を図ることができる。
上記軸重計測装置において、第1輪重計および第2輪重計は、走行車両の走行方向と直交する方向において、路面の中央部から互いに逆方向へ延びるように配置されているのが望ましい。なお、走行方向と直交する方向には、走行方向と実質的に直交する方向も含む。
上記軸重計測装置において、車軸の重量は、第1の重量値と第2の重量値との平均値として算出することができる。
また、本発明の軸重計測方法は、走行車両の車軸の重量を計測する軸重計測方法において、第1計測位置に配置された第1輪重計により、車軸に設けられた一方側の車輪の重量を計測する工程と、演算部により、第1輪重計の計測結果を2倍することによって、車軸の第1の重量値を算出する工程と、走行車両の走行方向において、第1輪重計と所定の間隔を隔てて配置された第2輪重計により、車軸に設けられた他方側の車輪の重量を計測する工程と、演算部により、第2輪重計の計測結果を2倍することによって、車軸の第2の重量値を算出する工程と、演算部により、これら第1の重量値と第2の重量値との平均値に基づいて、車軸の重量を算出する工程と、を備える。
このように構成することによって、2つの輪重計を用いて車軸の重量を算出することにより、3つの輪重計を用いる場合に比べて、部品点数を削減することができる。また、第1の重量値と第2の重量値との平均値に基づいて、車軸の重量を算出することにより、走行車両の振動に起因して発生する測定誤差を小さくすることができるので、測定結果の正確性の向上を図ることができる。
本発明によれば、測定結果の正確性の向上を図りながら、部品点数を削減し、機器コストを低減することが可能な軸重計測装置および軸重計測方法を提供することができる。
本発明の一実施形態による走行車両の重量計測装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による走行車両の重量計測装置における輪重センサの配置を示した平面図である。 本発明の一実施形態による走行車両の重量計測装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態では、走行車両の重量計測装置に本発明を適用した場合について説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態による走行車両の重量計測装置100の構成について説明する。
本実施形態による走行車両の重量計測装置100は、図1に示すように、ループコイル1aおよび1bと、輪重センサ2aおよび2bと、演算装置3とを備えている。なお、以下の説明では、ループコイル1aおよび1bと、輪重センサ2aおよび2bとが、図2に示すように、走行車両200が通行する路面300に設けられた場合について説明する。
走行車両200は、路面300上を矢印X1方向に走行する。また、走行車両200は、複数(本実施形態では、2本)の車軸201を有している。この車軸201には、矢印Y1方向側(一方側)に車輪202aが設けられるとともに、矢印Y2方向側(他方側)に車輪202bが設けられている。
ループコイル1aおよび1bは、矢印X1方向に延びる路面300の計測領域Rに埋設されている。このループコイル1aおよび1bは、走行車両200の走行方向と実質的に直交する方向(矢印Y1方向および矢印Y2方向)に、路面300の矢印Y1方向側の端部近傍から矢印Y2方向側の端部近傍まで延びるように形成されている。ループコイル1aは、計測領域Rの矢印X2方向側の端部に配置されており、走行車両200が計測領域Rに進入したことを検出するために設けられている。ループコイル1bは、計測領域Rの矢印X1方向側の端部に配置されており、走行車両200が計測領域Rから退出したことを検出するために設けられている。
輪重センサ2aおよび2bは、路面300の計測領域Rに埋設されている。なお、輪重センサ2aおよび2bは、それぞれ、本発明の「第1計測位置に配置された第1輪重計」および「第2計測位置に配置された第2輪重計」の一例である。輪重センサ2bは、走行車両200の走行方向(矢印X1方向)において、輪重センサ2aと所定の間隔Dを隔てて配置されている。また、輪重センサ2a、2bは、走行車両200の走行方向と実質的に直交する方向において、路面300の中央部から互いに逆方向へ延びるように配置されている。すなわち、輪重センサ2aは、走行車両200の走行方向と実質的に直交する方向に、路面300の中央部から矢印Y1方向側の端部近傍まで延びるように形成されている。また、輪重センサ2bは、走行車両200の走行方向と実質的に直交する方向に、路面300の中央部から矢印Y2方向側の端部近傍まで延びるように形成されている。したがって、輪重センサ2aおよび2bは、走行車両200から見て、計測領域Rにおいてそれぞれ左側および右側に片寄って配置されている。これにより、輪重センサ2aは、走行車両200の矢印Y1方向側の車輪202aの重量を計測するように配置されるとともに、輪重センサ2bは、走行車両200の矢印Y2方向側の車輪202bの重量を計測するように配置されている。
演算装置3は、図1に示すように、車両検出部31と、信号変換部32と、演算部33と、記憶部34とを含んでいる。演算装置3は、たとえば、路側に設けられている。なお、輪重センサ2aおよび2bと、信号変換部32と、演算部33と、記憶部34とにより、軸重計測部50が構成されている。
車両検出部31は、ループコイル1aおよび1bのインダクタンスの変化を検出することにより、走行車両200の計測領域Rに対する進入および退出を検出する。そして、車両検出部31は、走行車両200の計測領域Rに対する進入および退出についての情報(以下、「入退情報」という)を演算部33に出力する。
信号変換部32は、輪重センサ2aおよび2bから入力された信号に対して、電流/電圧変換、増幅、およびA/D変換を行う。そして、信号変換部32は、A/D変換されたデジタル信号を演算部33に出力する。すなわち、信号変換部32は、輪重センサ2aの計測値に対応するデジタル信号と、輪重センサ2bの計測値に対応するデジタル信号とを演算部33に出力する。
演算部33は、車両検出部31から入力された入退情報を記憶部34に記録する。また、演算部33は、信号変換部32から入力されたデジタル信号に基づいて、車輪202aの重量値および車輪202bの重量値を算出し、これらの重量値を記憶部34に記録する。そして、演算部33は、走行車両200の車軸201の数、各車軸201の重量(軸重)、走行車両200の総重量、および車軸201間の距離などを算出する。なお、詳細については後述する。
次に、図1〜図3を参照して、本実施形態による走行車両の重量計測装置100の動作について説明する。なお、このフローチャートの各ステップは、演算部33(図1参照)により実行される。また、走行車両の重量計測装置100(図1参照)では、以下の動作が繰り返し行われる。
まず、走行車両の重量計測装置100では、図3のステップS1において、車両検出部31(図1参照)でループコイル1a(図2参照)が走行車両の計測領域R(図2参照)への進入を検出したか否かが判断される。そして、走行車両が計測領域Rに進入していないと判断された場合には、ステップS1が繰り返し行われる。すなわち、重量計測装置100は、走行車両が計測領域Rに進入するまで待機する。そして、走行車両が計測領域Rに進入したと判断された場合には、入退情報が記憶部34(図1参照)に記録され、ステップS2に移る。
次に、ステップS2において、輪重センサ2aまたは2b(図2参照)が走行車両の輪重を計測したか否かが判断される。具体的には、信号変換部32(図1参照)からある一定の閾値を超えたデジタル信号が入力されたか否かが判断される。そして、輪重センサ2aまたは2bが走行車両の輪重を計測したと判断された場合には、輪重値が時間情報などとともに記憶部34に記録され、ステップS3に移る。その一方、輪重センサ2aおよび2bが走行車両の輪重を計測していないと判断された場合には、ステップS4に移る。
次に、ステップS3において、信号変換部32から入力されたデジタル信号(計測結果)が記憶部34に正常に記録されたか否かが判断される。そして、計測結果が記憶部34に正常に記録されたと判断された場合には、ステップS4に移る。その一方、計測結果が記憶部34に正常に記録されていないと判断された場合には、ステップS8において、計測が失敗したと判断され、一連の動作が終了する。
次に、ステップS4において、車両検出部31でループコイル1bが走行車両の計測領域Rからの退出を検出したか否かが判断される。そして、走行車両が計測領域Rから退出していないと判断された場合には、ステップS5に移る。その一方、走行車両が計測領域Rから退出したと判断された場合には、入退情報が記憶部34に記録され、ステップS6に移る。
次に、ステップS5において、走行車両が計測領域Rに進入してから所定の時間が経過したか否かが判断される。そして、所定の時間が経過していないと判断された場合には、ステップS2に戻る。その一方、所定の時間が経過したと判断された場合には、ステップS8において、計測が失敗したと判断されることにより計測結果が消去され、一連の動作が終了する。
また、ステップS4において走行車両が計測領域Rから退出したと判断された場合には、ステップS6において、記憶部34に記録された計測結果があるか否かが判断される。そして、計測結果があると判断された場合には、ステップS7に移る。その一方、計測結果がないと判断された場合には、ステップS8において、計測が失敗したと判断され、一連の動作が終了する。
次に、ステップS7において、記憶部34に記録された計測結果や時間情報などに基づいて、走行車両の車軸の数、各車軸の重量、走行車両の総重量、および車軸間の距離などが演算部33で算出され、一連の動作が終了する。
ここで、ステップS7における軸重などの算出方法について説明する。この説明では、図2に示すように、走行車両200が路面300の計測領域Rを通行した場合について説明する。
この場合には、走行車両200が計測領域Rに進入してから退出するまでの間に、輪重センサ2aにより、走行車両200の前方(矢印X1方向側)の車軸201に設けられた車輪202aの重量が計測されるとともに、走行車両200の後方(矢印X2方向側)の車軸201に設けられた車輪202aの重量が計測されている。また、輪重センサ2bにより、走行車両200の前方の車軸201に設けられた車輪202bの重量が計測されるとともに、走行車両200の後方の車軸201に設けられた車輪202bの重量が計測されている。
したがって、記憶部34には、走行車両200の前方の車軸201に設けられた車輪202aの重量値が、その車輪202aが輪重センサ2a上を通過した時間情報とともに記録されている。また、記憶部34には、走行車両200の前方の車軸201に設けられた車輪202bの重量値が、その車輪202bが輪重センサ2b上を通過した時間情報とともに記録されている。また、記憶部34には、走行車両200の後方の車軸201に設けられた車輪202aの重量値が、その車輪202aが輪重センサ2a上を通過した時間情報とともに記録されている。また、記憶部34には、走行車両200の後方の車軸201に設けられた車輪202bの重量値が、その車輪202bが輪重センサ2b上を通過した時間情報とともに記録されている。
そして、走行車両200の車軸201の数は、走行車両200が計測領域Rに進入してから退出するまでの間に、輪重センサ2aにより2つの車輪202aが計測されるとともに、輪重センサ2bにより2つの車輪202bが計測されていることから、2本と算出される。
また、前方の車軸201の重量については、まず、前方の車軸201に設けられた車輪202aの重量値を2倍することにより、前方の車軸201の第1の重量値が算出されるとともに、前方の車軸201に設けられた車輪202bの重量値を2倍することにより、前方の車軸201の第2の重量値が算出される。そして、前方の車軸201の第1の重量値と、前方の車軸201の第2の重量値との平均値を演算することにより、前方の車軸201の重量が算出される。
また、後方の車軸201の重量については、まず、後方の車軸201に設けられた車輪202aの重量値を2倍することにより、後方の車軸201の第1の重量値が算出されるとともに、後方の車軸201に設けられた車輪202bの重量値を2倍することにより、後方の車軸201の第2の重量値が算出される。そして、後方の車軸201の第1の重量値と、後方の車軸201の第2の重量値との平均値を演算することにより、後方の車軸201の重量が算出される。
また、走行車両200の総重量は、前方の車軸201の重量と、後方の車軸201の重量とを加算することにより算出される。
本実施形態では、上記のように、2つの輪重センサ2aおよび2bを用いて車軸201の重量を算出することによって、3つの輪重センサを設ける場合に比べて、部品点数を削減することができる。これにより、走行車両の重量計測装置100の機器コストおよび設置コストの低減を図ることができる。
また、本実施形態では、輪重センサ2aおよび2bが間隔Dを隔てて配置され、輪重センサ2aの計測結果と輪重センサ2bの計測結果とに基づいて、車軸201の重量を算出することによって、走行車両200の振動に起因して発生する測定誤差を小さくすることができるので、測定結果の正確性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、輪重センサ2aが車輪202aの重量を計測するとともに、輪重センサ2bが車輪202bの重量を計測することにより、走行車両200の片荷率などに起因して、測定結果の正確性が低下するのを抑制することができる。なお、片荷率とは、左右方向(矢印Y1方向および矢印Y2方向)における走行車両200の重量のバランスの違いの割合のことをいう。また、このバランスの違いは、走行車両200に積載する荷物などの影響により発生する。
次に、輪重センサ2aおよび2bの間隔Dについて説明する。ここで、n本の軸重計の計測結果の平均値を算出した際に、その算出された平均値に含まれる測定誤差Pは、以下の[数1]および[数2]に示す計算式により求められる(特開2004−271378号公報参照)。なお、この測定誤差Pは、路面の材質、路面の凹凸、および、サスペンションなどに起因して走行車両が振動することにより発生する。
Figure 2010223755
Figure 2010223755
Xnは、n本目の軸重計の配置位置であり、λは、走行車両の振動波長であり、φは、位相角である。そして、本発明では、2本の輪重センサ(2aおよび2b)が配置されるので、測定誤差Pは、以下の[数3]に示す計算式により求められる。
Figure 2010223755
そして、λを走行車両の速度に応じた範囲で変化させ、かつ、φを0〜2πの範囲で変化させたシミュレーションによって測定誤差Pが小さくなる間隔Dを求めた。
ここで、走行車両の振動周波数fを、1.5Hz〜4.5Hzとした。また、走行車両の速度vを、10km/h〜80km/hとした。そうすると、λ=v/fであることから、速度が10km/hで、振動周波数fが4.5Hzである走行車両の振動波長λは約617mmであり、速度が80km/hで、振動周波数fが1.5Hzである走行車両の振動波長λは約14815mmである。
そして、このシミュレーションでは、間隔Dをある一定の基準に従って決定し(例えば、10mmピッチで100〜10000mmの間から決定)、振動波長λを600mm〜15000mmの範囲で変化させ、かつ、位相角φを0〜2πの範囲で変化させた。具体的には、振動波長λを1.05毎に分割した67パターン(600×1.05(nは0〜66))に変化させた。そして、位相角φを均等に分割した32パターンに変化させた。したがって、合計2144(67×32)パターンについて、間隔D毎に測定誤差Pを算出した。その結果、間隔Dが4.3m〜4.9mの場合に、測定誤差Pが小さくなることが判明した。すなわち、間隔Dが4.3m〜4.9mであることが好ましいことが判明した。
また、発明者が行った実験により、重量計測装置100の計測対象である走行車両200の速度は、40km/h以下であることが好ましいことが判明した。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態では、路面300の計測領域Rに2つのループコイル(1aおよび1b)を設ける例を示したが、これに限らず、路面300の計測領域Rに1つのループコイルを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車軸の重量を、第1の重量値と第2の重量値との平均値として算出したが、この平均値に所定の演算を施した結果をもって車軸の重量としてもよい。例えば、平均値に一定の係数を乗じた値を車軸の重量としてもよい。
また、上記実施形態において、輪重センサ2a(2b)は、車輪202a(202b)の接地幅よりも矢印X1方向の幅が広い載荷板型の圧電センサであってもよいし、車輪202a(202b)の接地幅よりも矢印X1方向の幅が狭い棒型の圧電センサであってもよい。
2a 輪重センサ(第1輪重計)
2b 輪重センサ(第2輪重計)
33 演算部
50 軸重計測部(軸重計測装置)
200 走行車両
201 車軸
202a、202b 車輪

Claims (4)

  1. 走行車両の車軸の重量を計測する軸重計測装置において、
    前記車軸に設けられた一方側の車輪の重量を計測する第1計測位置に配置された第1輪重計と、
    前記車軸に設けられた他方側の車輪の重量を計測する第2計測位置に配置された第2輪重計と、
    前記第1輪重計の計測結果と、前記第2輪重計の計測結果とに基づいて、前記車軸の重量を算出する演算部と、を備え、
    前記第2輪重計は、走行車両の走行方向において、前記第1輪重計と所定の間隔を隔てて配置され、
    前記演算部は、
    前記第1輪重計の計測結果を2倍することにより、前記車軸の第1の重量値を算出するとともに、
    前記第2輪重計の計測結果を2倍することにより、前記車軸の第2の重量値を算出し、
    前記第1の重量値と前記第2の重量値との平均値に基づいて、前記車軸の重量を算出する、ことを特徴とする軸重計測装置。
  2. 請求項1に記載の軸重計測装置において、
    前記第1輪重計および第2輪重計は、走行車両の走行方向と直交する方向において、路面の中央部から互いに逆方向へ延びるように配置されている、ことを特徴とする軸重計測装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の軸重計測装置において、
    前記演算部は、前記第1の重量値と前記第2の重量値との平均値を前記車軸の重量として算出する、ことを特徴とする軸重計測装置。
  4. 走行車両の車軸の重量を計測する軸重計測方法において、
    第1計測位置に配置された第1輪重計により、前記車軸に設けられた一方側の車輪の重量を計測する工程と、
    演算部により、前記第1輪重計の計測結果を2倍することによって、前記車軸の第1の重量値を算出する工程と、
    走行車両の走行方向において、前記第1輪重計と所定の間隔を隔てて配置された第2輪重計により、前記車軸に設けられた他方側の車輪の重量を計測する工程と、
    前記演算部により、前記第2輪重計の計測結果を2倍することによって、前記車軸の第2の重量値を算出する工程と、
    前記演算部により、前記第1の重量値と前記第2の重量値との平均値に基づいて、前記車軸の重量を算出する工程と、を備えることを特徴とする軸重計測方法。
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