JP6555932B2 - 車両重量計及び車両の総重量算出方法 - Google Patents
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Description
本実施形態の第1の態様の車両重量計は、車両が載置される載台と、載台を支持するロードセルと、ロードセルの出力信号に基づいて載台上の車両の重量を計測する制御器とを備え、載台の車両進行方向の長さが、停止状態にある車両の全ての車軸を同時に載置できない長さであり、制御器が、少なくとも2以上の車両の停止位置で車両の車軸が載台上に存在する状態におけるロードセルのそれぞれの出力信号に基づいて車両の総重量を導出する。
図1は、実施形態の車両重量計100の一例を示した斜視図である。図2Aは、図1の車両重量計100の上面図である。図2Bは、図1の車両重量計100の側面図である。
図3は、実施形態の車両重量計100の制御系の一例を示すブロック図である。
車両重量計100の制御系では、ロードセルDLC1〜DLC4のそれぞれから出力されるデジタル信号が、ターミナルボックス34及びインターフェイス回路31を経由して演算回路32に送られる。具体的には、ロードセルDLC1〜DLC4の一つ一つが、識別番号を備える。そして、識別番号を付与したデータ要求が、演算回路32からロードセルDLC1〜DLC4に送られると、本データ要求に対応する識別番号のロードセルDLC1〜DLC4からは、識別番号とともに重量信号(デジタル信号)が演算回路32に出力される。
まず、以下の説明に用いる記号の意味をまとめて定義する。
W2:車軸2の軸重
W3:車軸3の軸重
W:車両10の総重量
P1:第1ロードセルDLC1の出力値
P2:第2ロードセルDLC2の出力値
P3:第3ロードセルDLC3の出力値
P4:第4ロードセルDLC4の出力値
P:全てのロードセルDLC1〜DLC4の出力値の総和
(P=P1+P2+P3+P4)
以下、軸重演算部50の機能について説明する。
ただし、式(1)において、tは、時間区間[t1、t2]内の時刻(t1<t<t2)である。
以下、総重量演算部51の機能について説明する。
以下、偏荷重演算部52の機能について説明する。
車両10の車軸1、2、3のそれぞれの偏荷重を演算するには、車両10の載台20への進入位置、車軸1、2、3のそれぞれに配された左右の車輪間の距離B(図2A参照)、第1ロードセルDLC1と第3ロードセルDLC3との間の離間距離H(図2A参照)等を知る必要がある。
以下、図面を用いて、車両重量計100の動作の一例である車両10の総重量算出方法について説明する。
実施形態では、車両重量計100として、車両10の左右両方の車輪が乗る載台20を
備える軸重計が例示されているが、これに限らない。
実施形態では、車両10の停止時から所定の安定時間が経過した後、ロードセルDLC1〜DLC4のそれぞれから出力される安定出力値を制御器30で取得可能か否かを判定し、上記安定出力値を制御器30で取得できるときに本安定出力値を制御器30で取得し、記憶回路33に保存するとしたが、これに限らない。
図7は、実施形態の第3変形例の車両重量計100の一例の説明に用いる図である。
本変形例の車両重量計100は、実施形態、第1変形例、第2変形例及び第3変形例のいずれかの車両重量計100において、車両10が載台20に進入する際の当該載台20の進入辺22(図1参照)に直交するように車両10の移動を案内する案内手段を備える。例えば、案内手段は、車両10が、載台20の略中央部に進入辺22から直角に進入するよう、車両10の移動を案内するとよい。
本変形例の車両重量計100は、実施形態、第1変形例、第2変形例、第3変形例及び第4変形例のいずれかの車両重量計100において、車両10の載台20への進入方向において、載台20の少なくとも片端部、好ましくは両端部に隣接して設けられたトレッドセンサを備える。
実施形態では、車軸1、2、3のそれぞれの軸重が1軸ずつ計測されるように車両10の停止位置及び載台20の車両進行方向(前後方向)の長さが設定されているものとしたが、車両10の全ての車軸1、2、3を同時に計測しない構成であればよい。例えば、車軸1、2の軸重を同時に計測した後、残りの車軸3のみの軸重を計測する構成であってもよい。車軸1のみを計測した後、残りの車軸2、3の軸重を計測する構成であってもよい。車両10の車軸が4軸以上の場合、2軸以上ずつ計測されるものであってもよい。
実施形態では、デジタル式のロードセルDLC1〜DLC4について説明したが、これに限らない。例えば、図示しないアナログ式のロードセルのそれぞれから制御器30にアナログ信号が送信されるように構成しても構わない。この場合、制御器30は、アナログロードセルのそれぞれに対応する増幅器、ローパスフィルター及びA/D変換器等(いすれも図示せず)と、を備える。増幅器により、アナログ式のロードセルから送信されるアナログ信号がA/D変換可能な大きさに増幅される。また、A/D変換器により、増幅器からのアナログ信号がデジタル信号に変換される。
10:車両
20:載台
21:ピット部
22:進入辺
25:設置ベース
30:制御器
31:インターフェイス回路
32:演算回路
33:記憶回路
34:ターミナルボックス
40:操作器
41:表示器
50:軸重演算部
51:総重量演算部
52:偏荷重演算部
53:表示信号生成部
100:車両重量計
DLC1:第1ロードセル
DLC2:第2ロードセル
DLC3:第3ロードセル
DLC4:第4ロードセル
Claims (14)
- 車両が載置される載台と、前記載台を支持するロードセルと、前記ロードセルの出力信号に基づいて前記載台上の車両の重量を計測する制御器と、前記車両の車軸それぞれの軸重を表示する表示器と、を備える車両重量計であって、
前記載台の車両進行方向の長さが、停止状態にある車両の全ての車軸を同時に載置できない長さであり、
前記制御器が、少なくとも2以上の車両の停止位置で車両の車軸が前記載台上に存在する状態における前記ロードセルのそれぞれの出力信号に基づいて車両の総重量を導き、
前記表示器の表示画面において、前記軸重の合算が行われる車軸が選択される車両重量計。 - 前記車両の一の停止位置に対応する前記載台上の前記車軸が、前記車両の他の停止位置に対応する前記載台上に載置されないように前記停止位置及び前記載台の車両進行方向の長さが設定されており、
前記制御器は、前記出力信号に基づいて前記車軸それぞれの軸重を合算することで停止状態の前記車両の総重量を導く請求項1に記載の車両重量計。 - 前記車軸それぞれの軸重が1軸ずつ計測されるように前記停止位置及び前記載台の車両進行方向の長さが設定されており、
前記制御器は、前記出力信号に基づいて、停止状態の前記車両の前記車軸それぞれの偏荷重を導く請求項2に記載の車両重量計。 - 前記車両が前記載台に進入する際の当該載台の進入辺に直交するように前記車両の移動を案内する案内手段を備える請求項1〜3のいずれかに記載の車両重量計。
- 前記車両の前記載台への進入方向において、前記載台の片端部又は両端部に隣接して設けられたトレッドセンサを備える請求項1〜4のいずれかに記載の車両重量計。
- スイッチまたはキーを備える操作器を備え、
操作者が前記操作器を操作して、安定した前記出力信号の取得を前記制御器に指示し、前記制御器は、当該指示を受けて前記安定した出力信号を取得する請求項1〜5のいずれかに記載の車両重量計。 - 請求項1に記載の車両重量計を用いて行われる前記車両の総重量算出方法であって、
前記車両の一の停止位置に対応する前記載台上の前記車軸が、前記車両の他の停止位置に対応する前記載台上に載置されないように前記車両を少なくとも2以上の停止位置で停止させるステップと、
前記停止位置のそれぞれでの前記車両の停止状態における前記ロードセルのそれぞれの出力信号に基づいて、前記車両の総重量が算出されるステップと、を備える車両の総重量算出方法。 - 車両が載置される載台と、前記載台を支持するロードセルと、前記ロードセルの出力信号に基づいて前記載台上の車両の重量を計測する制御器とを備えるとともに、前記載台の車両進行方向の長さが、停止状態にある車両の全ての車軸を同時に載置できない長さであり、前記制御器が、少なくとも2以上の車両の停止位置で車両の車軸が前記載台上に存在する状態における前記ロードセルのそれぞれの出力信号に基づいて車両の総重量を導く車両重量計を用いて行われる前記車両の総重量算出方法であって、
前記車両の車軸それぞれが少なくとも1回は前記載台上に位置するように前記車両を複数回、停止させ、
前記車両の停止毎に前記ロードセルのそれぞれから出力される安定出力値を前記制御器で取得し、
N回目(Nは2以上)の前記安定出力値の取得時から所定時間内に、次の前記安定出力値を前記制御器で取得できないときは、最初からN回目までの前記安定出力値に基づいて前記車両の総重量が算出される車両の総重量算出方法。 - 前記車両の一の停止位置に対応する前記載台上の前記車軸が、前記車両の他の停止位置に対応する前記載台上に載置されないように前記停止位置及び前記載台の車両進行方向の長さが設定されており、
前記制御器は、前記出力信号に基づいて前記車軸それぞれの軸重を合算することで停止状態の前記車両の総重量を導く請求項8に記載の車両の総重量算出方法。 - 前記車軸それぞれの軸重が1軸ずつ計測されるように前記停止位置及び前記載台の車両進行方向の長さが設定されており、
前記制御器は、前記出力信号に基づいて、停止状態の前記車両の前記車軸それぞれの偏荷重を導く請求項8又は9に記載の車両の総重量算出方法。 - 前記車両重量計は、前記車両が前記載台に進入する際の当該載台の進入辺に直交するように前記車両の移動を案内する案内手段を備える請求項8〜10のいずれかに記載の車両の総重量算出方法。
- 前記車両重量計は、前記車両の前記載台への進入方向において、前記載台の片端部又は両端部に隣接して設けられたトレッドセンサを備える請求項8〜11のいずれかに記載の車両の総重量算出方法。
- 前記車両重量計は、スイッチまたはキーを備える操作器を備えており、
操作者が前記操作器を操作して、安定した前記出力信号の取得を前記制御器に指示し、前記制御器は、当該指示を受けて前記安定した出力信号を取得する請求項8〜12のいずれかに記載の車両の総重量算出方法。 - 前記車両の一の停止位置に対応する前記載台上の前記車軸が、前記車両の他の停止位置に対応する前記載台上に載置されないように前記車両を少なくとも2以上の停止位置で停止させるステップと、
前記停止位置のそれぞれでの前記車両の停止状態における前記ロードセルのそれぞれの出力信号に基づいて、前記車両の総重量が算出されるステップと、を備える請求項8〜13のいずれかに記載の車両の総重量算出方法。
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