JP6741744B2 - 加速度センサを備えるwimセンサ、並びにwimセンサを使用してたわみ及び存在を測定する方法 - Google Patents

加速度センサを備えるwimセンサ、並びにwimセンサを使用してたわみ及び存在を測定する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6741744B2
JP6741744B2 JP2018234262A JP2018234262A JP6741744B2 JP 6741744 B2 JP6741744 B2 JP 6741744B2 JP 2018234262 A JP2018234262 A JP 2018234262A JP 2018234262 A JP2018234262 A JP 2018234262A JP 6741744 B2 JP6741744 B2 JP 6741744B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor signal
digital
algorithm
wim
acceleration sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018234262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019109238A (ja
Inventor
ミンコレイ デニス
ミンコレイ デニス
ヘイルズィラッシー ビリュク
ヘイルズィラッシー ビリュク
Original Assignee
キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト
キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト, キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト filed Critical キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2019109238A publication Critical patent/JP2019109238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6741744B2 publication Critical patent/JP6741744B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/02Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles
    • G01G19/022Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles for weighing wheeled or rolling bodies in motion
    • G01G19/024Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles for weighing wheeled or rolling bodies in motion using electrical weight-sensitive devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/02Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles
    • G01G19/03Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles for weighing during motion
    • G01G19/035Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles for weighing during motion using electrical weight-sensitive devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/02Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles
    • G01G19/021Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles having electrical weight-sensitive devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G23/00Auxiliary devices for weighing apparatus
    • G01G23/06Means for damping oscillations, e.g. of weigh beams
    • G01G23/10Means for damping oscillations, e.g. of weigh beams by electric or magnetic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G3/00Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances
    • G01G3/12Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing
    • G01G3/13Weighing apparatus characterised by the use of elastically-deformable members, e.g. spring balances wherein the weighing element is in the form of a solid body stressed by pressure or tension during weighing having piezoelectric or piezoresistive properties
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/04Measuring force or stress, in general by measuring elastic deformation of gauges, e.g. of springs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/0802Details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

本発明は、道路の状態を分析し測定精度を高めるための少なくとも1つのWIMセンサと少なくとも1つの加速度センサとを備えるWIMシステムに関する。
走行車両重量測定(簡潔にはWIM:Weigh−in−Motion)システムは、車両の全荷重又は軸重を決定するために、又はある道路セグメント上での車軸又は車両の横断数を決定するために、輸送分野において使用される。この目的において、WIMシステムは、少なくとも1つのWIMセンサ及び少なくとも1つの評価素子から構成されるものに限定されない。道路セグメントとは、道路表面部と、道路表面下部並びに道路傍の区域とを備える道路を指す。検出された車両の数及び/又は軸重に基づいて、荷重超過による道路の損傷を防止し、使用量に依存した道路のメンテナンス間隔を決定し、車両の全荷重若しくは軸重又は車軸の数に応じて支払い額を決定し、また交通安全を向上させるためにとりわけ適当な対策が講じられ得る。
WIMセンサは、道路セグメントの道路表面部に、進行方向に対して縦方向に埋め込まれ、車両の走路は、いくつかのWIMセンサに交差し、これらのいくつかのWIMセンサは、1つのWIMセンサが車両の車輪の走路にそれぞれ交差するように、進行方向において互いに隣り合って道路表面部に挿入され、WIMセンサは、その道路セグメントの道路表面部と同一平面である道路セグメントの表面に配置される。一般に、WIMセンサは細長い形で形成される。車輪の走路とは、車両が横切っていくときの、道路表面部での車両のある車輪の軌道を指す。走路とは、車両のすべての車輪の走路全体を意味する。また、車両の走路全体が単一の細長いWIMセンサと交差する一実施例が知られている。
通常、WIMセンサには少なくとも1つの力センサが配置されて、車輪又は車軸の荷重を決定する。力センサは、たとえば横断している車輪の車輪荷重に起因する力の印加に際して、力センサ信号を出力する。
車輪の荷重の決定は、車輪が横断するときの動的な地面反作用力を少なくとも1つの力センサを用いて測定することによって、また車輪のスピードを測定することによってなされる。地面反作用力は、車輪によって地面に及ぼされる力に反対に作用する力を意味する。スピードは、通常、車輪の進行方向において間隔を空けられた2つのWIMセンサ間の移動時間に基づいて計算される。
車輪の荷重の決定は、WIMセンサが挿入される道路表面部及び/又は道路表面下部の共振によってゆがめられる。したがって、道路表面部又は道路表面下部が柔らかいと、道路表面部又は道路表面下部の共振が強くなることになり、その結果、より硬い剛性の地中又は道路表面部に比べて、検出される力が小さくなることになる。これ以降、地中の共振はたわみと称されることになり、たわみは、道路表面部又は道路表面下部が静止位置からどれほど激しくたわんでいるかを示し、前記静止位置は、いかなる荷重も作用していない、道路表面下部又は道路表面部の位置である。
さらに、WIMシステムのコストも、ますます重要な役割を果たしている。メンテナンス間隔が可能な限り長くなることが求められ、また複数のWIMシステムを相互接続する傾向の結果として、WIMセンサが可能な限り自律的に機能するようになることが求められている。
長手方向に中空プロファイルに配置される、簡潔に圧電素子と称される複数の圧電測定素子を備え、圧電素子が、信号処理ユニットに接続され、その結果、個々の圧電素子、又は並列の圧電素子群に電気的に接触することが可能であり、圧電素子が、力導入セグメント同士の間に配置される圧電ディスクから構成されるWIMセンサが、米国特許第5265481(A)号から知られている。中空プロファイルには、圧電素子に横方向に隣り合って前置増幅器などの電子的構成要素が配置され、電子的構成要素は、圧電素子又は圧電素子群に接触する。これにより、前置増幅器を用いて、関連付けられた1つ又は複数の圧電素子の局所的な測定感度を、WIMセンサが配置されている環境に適応させることが可能になる。較正とも称されるこの適応により、WIMセンサが配置されることになる環境を考慮していない生産後の較正と比べて、WIMセンサの測定精度が向上する。
しかし、欠点の1つに、この較正は較正車両(calibration vehicle)によってなされるものであり、元の測定精度を取り戻すために、定期的な間隔で繰り返されなければならないということがある。
実際の動作では、たとえば経時変化、摩耗、又は道路表面部若しくは道路表面下部の温度変化によって通常動作で発生する道路表面部及び道路表面下部のたわみの変化により、WIMセンサの測定精度は連続的に低下する。
米国特許第5265481(A)号
本発明の第1の目的は、道路セグメントの道路表面部のたわみを分析することにより、道路セグメントの道路表面部の状態を評価することである。別の目的は、道路表面部のたわみを分析することにより、WIMシステムの精度を向上させることである。
これらの目的のうちの少なくとも1つは、独立請求項に記載の特徴によって達成される。
本発明は、WIMセンサの上を車両の車輪が通過する間に道路セグメントにかかる車両の車輪荷重を決定するWIMシステムであって、WIMセンサは、道路の表面と同一平面の道路表面部に挿入されて道路セグメントに配置され、WIMセンサは、長手方向軸に沿って延在し少なくとも1つの空間を備える細長いプロファイルとしておおよそ形成され、空間内には少なくとも1つの力センサが配置され、力センサは、力センサ信号を生成し、力センサ信号は、横断車輪に対する動的な地面反作用力に対応し、少なくとも1つの加速度センサが、少なくとも1つの空間的方向において、WIMセンサが配置される道路セグメントの道路表面部の加速度を検出し、加速度センサは、加速度を加速度センサ信号として提供する、WIMシステムに関する。
荷重とは、ある物体によって地中に及ぼされる重量の力(簡潔には力)である。したがって、車輪荷重とは、車両のある車輪によって道路に及ぼされる力であり、軸重とは、車両のある車軸のすべての車輪によって道路に及ぼされる力である。
地面反作用力、したがって車輪の荷重(簡潔には車輪荷重)の決定は、道路セグメントに配置されるWIMセンサの近傍の道路表面部のたわみ、及びこのWIMセンサの下の道路表面下部のたわみに依存する。たわみとは、力の作用の下での、物体の平衡位置からの可逆的な変位を指す。たわみ挙動は、物体に作用する力に対する、その物体のたわみを説明する。また、同じ力が作用したときでも、たとえば道路表面部及び道路表面下部の経時変化又は摩耗により、道路表面部及び道路表面下部がたわむ量は変わる場合がある。したがって、道路表面部及び道路表面下部のたわみの変化は、測定精度に直接的に影響を与える。下記では、測定精度とは、WIMセンサの圧電測定素子の上を進む車両の車輪によって及ぼされる力の測定の精度を指す。
進行方向に沿って道路セグメント上を進行する車両の車輪は、その車輪荷重に起因して道路セグメントの動的たわみを生じさせ、このたわみは、圧力波の形をとって道路セグメントを伝搬する。この点に関して、正の進行方向とは、車輪の進行方向である。さらに、運動している車輪の前方で、道路表面部に対して垂直に延びる正の高さ方向に、路面のたわみが生じる。この点に関して、正の高さ方向とは、路面から車両に向かう方向である。車輪が路面に接触する箇所では、負の高さ方向での路面のたわみが存在する。
路面を横切る車輪の動的運動により、道路表面部及び道路表面下部の加速を伴う動的たわみが生じる。進行方向と高さ方向両方の加速度が生じる。
動的たわみにより、車輪の進行方向の加速度成分を有する圧力波が、道路表面部で伝搬する。
道路表面部のあらゆる加速は、道路表面部に挿入されるWIMセンサ又は加速度センサなど、道路表面部に導入される素子にも影響を及ぼすことを理解されたい。有利にはWIMセンサ又は道路セグメントに配置される加速度センサは、この加速度を検出し、それを高さ方向の加速度センサ信号並びに進行方向の加速度センサ信号として提供する。
加速度センサ信号はマイクロプロセッサにおいて評価され、たわみパラメータが計算される。これらのたわみパラメータは、少なくとも1つの力センサ信号を較正するために利用され、その結果、地中のたわみは、測定結果に対する効果をもたない。
さらに、たわみパラメータは格納され、パラメータの時間的推移が、定められた時間期間にわたって評価される。このようにして、摩耗、経時変化に関連するたわみ挙動の変化が検出され得、道路セグメントのメンテナンスが開始され得る。
下記では、本発明は各図を参照して説明される。
道路セグメントに配置されたWIMセンサを備える、道路セグメントの概略部分図である。 車両の車輪及びWIMセンサを備える、好ましい一実施例における道路セグメントの一部の概略断面図である。 WIMセンサの一部の好ましい一実施例の概略断面図である。 WIMセンサの一部の好ましい一実施例の別の概略断面図である。 車輪が横断するときの、時間との関係における高さ方向の加速度信号の概略図である。 図5の加速度センサ信号から計算されるたわみ信号の概略図である。 理解しやすいように、WIMセンサの個々の構成要素も概略的に図に示されている、好ましい一実施例におけるWIMセンサの信号の概略図である。 電源を備える、WIMセンサの一部の別の実施例の概略断面図である。 車両の車輪、加速度センサ及びWIMセンサを有する、さらなる好ましい一実施例における道路セグメントの一部を示す図である。 車両の車輪、加速度センサ及びWIMセンサを有する、さらなる好ましい一実施例における道路セグメントの一部を示す図である。 環境発電回路を有する、WIMセンサの一部の別の実施例の概略断面図である。
図1は、車両10の車輪荷重を決定するWIMシステム19の好ましい実施例を備える道路セグメント1を示す。有利には、示されている実施例では、道路に隣り合ってハウジング9が存在する。
好ましい一実施例では、WIMシステム19は、車輪の走路上の道路セグメント1の少なくとも2つのWIMセンサ20と、車輪の走路上の少なくとも1つの加速度センサ29と、少なくとも1つのマイクロプロセッサ31と、少なくとも1つの不揮発性メモリ素子32と、少なくとも1つの外部評価素子36とから構成される装置を意味することを意図されている。
好ましい一実施例では、外部評価素子36は、以下の位置、すなわちハウジング9の中、又は道路セグメント1の外側の任意の位置のうちの一方に配置される。
図2は、WIMセンサ20が配置された、好ましい一実施例の道路セグメント1の断面図を示す。道路セグメント1の道路は簡略化して示されており、道路表面部2及び道路表面下部3から構成される。WIMセンサ20は、路面6と同一平面になるように道路セグメント1に配置される。
図1及び図4に示されるように、WIMセンサ20は、1つ又は複数の空間21、22を備える細長いプロファイル26として形成される。空間21、22とは、プロファイル26によって部分的に又は全体的に囲まれ、プロファイル26の長手方向軸YY’の全体又は一部にわたって延在する区域を意味する。さらに、空間22は、図3に示されるプロファイル26に隣り合って、又はその下に配置されてもよく、図4に示されるように、長手方向軸YY’に関するプロファイル26の端部に隣接していてもよい。
図3及び図4に示されるように、空間21には、力センサ信号100を受信及び提供する少なくとも1つの力センサ23が配置されて、車輪荷重又は軸重を決定する。
下記では、信号の提供とは、提供される信号が、さらなる使用のために利用可能であることを意味すると理解されたい。したがって、提供することは、電子メモリに信号を格納し、そのメモリから信号を取り出すことも含む。提供することは、表示装置に信号を表示することも含む。
好ましい一実施例では、力センサ23は、電極を有する少なくとも1つの圧電測定素子と少なくとも1つの電荷増幅器とから構成され、圧電測定素子は、力が印加されるとき電荷を生成し、電荷は、電極を用いて電荷増幅器において利用可能になっており、電荷増幅器は、電荷を力センサ信号100へと変換し、力センサ信号100は、電気信号、好ましくは電圧である。
当業者は、歪みゲージ若しくは圧電抵抗測定素子、又は力の作用の下でその力に対応する信号を生成し且つこの信号を力センサ信号100として出力する電気増幅器若しくは同様の電気回路を備えるか若しくは備えない異なる測定素子など、力センサ23の異なる実施例も選択することができることを理解されたい。
有利な一実施例では、力センサ23は、路面6にほぼ垂直であり高さ軸ZZ’にほぼ平行な感度を有する。
図7は、本発明の理解において重要なWIMシステムの構成要素と共に、WIMシステム19の信号の概略図を示す。
有利には、図4に示されるように、少なくとも1つの加速度センサ29が道路セグメント1に配置され、加速度センサ29は、ある空間的方向における加速度を検出し、それらを加速度センサ信号102として提供する。
図4に示されるように、好ましい一実施例では、加速度センサは空間21、22に配置される。
別の好ましい実施例では、図9に示されるように、少なくとも1つの加速度センサ29は、プロファイル26の長手方向軸垂直な方向においてプロファイル26から間隔を空け、路面6と同一平面に位置して道路表面部2に配置される。
さらなる好ましい一実施例では、図10に示されるように、少なくとも1つの加速度センサ29は、高さ軸ZZ’に関してプロファイル26の下に配置される。
軸YY、並びにYYに沿ったY方向は、X方向、Y方向及びZ方向が直交する系を形成するということから与えられる。
好ましい一実施例では、簡潔に電子素子と称される電気構成要素及び電子構成要素が道路セグメント1に配置され、力センサ信号100をデジタル力センサ信号101に変換し且つこの信号を提供する電子素子が、道路セグメント1に少なくとも配置され、有利には、少なくとも1つの加速度センサ信号102をデジタル加速度センサ信号103に変換し且つさらなる使用のためにこの信号を提供する電子素子が、道路セグメント1に少なくとも配置される。
好ましい一実施例では、電子素子の非包括的なリストには、以下の素子、すなわち力センサ23、加速度センサ29、温度センサ30、A/D変換器27、信号伝送素子28のうちの少なくとも1つが含まれる。
好ましい一実施例では、少なくとも1つのA/D変換器27が、以下の位置、すなわち空間21、22、又はハウジング9のうちの一方に配置される。
機能の異なる電子素子が、たとえば特定用途向け集積回路、又は簡潔にはASICなどの、単一の電子的構成要素の形をとって存在してもよいことを理解されたい。さらに、同様の機能をもつ複数の電子素子も、単一の電子的構成要素の形をとって存在してもよい。
有利には、図4及び図7及び図8に示されるように、温度を検出し、それを温度センサ信号104として提供する少なくとも1つの温度センサ30が、道路セグメント1に配置される。好ましい一実施例では、温度センサは、道路表面部2又は空間21、22に配置され、前者の位置決めは、図中には表されていない。
追加的に、有利には、図7に示されるように、少なくとも1つの温度センサ信号104をデジタル温度センサ信号105に変換し、この信号を提供する少なくとも1つのA/D変換器27が、道路セグメントに配置される。
好ましい一実施例では、少なくとも2つの加速度センサ29、29’が道路セグメント1に配置され、好ましい一実施例に基づいて図4及び図8に示されるように、第1の加速度センサ29は、軸XX’に沿ったX方向とも称される、横断している車輪11の進行方向での加速度を検出し、第2の加速度センサ29’は、軸ZZ’に沿ったZ方向とも称される、高さ方向での加速度を検出する。加速度センサ信号102は、それぞれX方向のデジタル加速度センサ信号103、及びZ方向のデジタル加速度センサ信号103として提供される。
車両10が道路セグメント1の上を進むとき、横断している車輪11の車輪荷重により、図2において変形4、5として表現されている、道路表面部2及び道路表面下部3の動的たわみが生じる。この動的たわみは、加速度として測定され得る。
図5は、車輪11の横断中の道路表面部2のZ方向の加速度の、時間との関連における典型的な加速度センサ信号102を示す。
好ましい一実施例では、図7に示されるように、少なくとも1つのマイクロプロセッサ31及び少なくとも1つの不揮発性メモリ素子32が、道路セグメント1に配置される。
好ましい一実施例では、マイクロプロセッサは、以下の位置、すなわち空間21、22又はハウジング9のうちの一方に配置される。
有利には、デジタル加速度センサ信号103は、少なくとも1つの関連付けられたデジタル力センサ信号101及び少なくとも1つの関連付けられたデジタル温度センサ信号105と共に、マイクロプロセッサ31において記録及び評価される。デジタル加速度センサ信号103は、あるデジタル力センサ信号101が同じ車輪11によって生成されていた場合、そのデジタル力センサ信号101に関連付けられる。デジタル温度センサ信号105は、そのデジタル温度センサ信号105があるデジタル力センサ信号101の検出から1分以内に検出された場合、そのデジタル力センサ信号101に関連付けられる。図7に示されるように、デジタル加速度センサ信号103とデジタル力センサ信号101との関連付け、及びデジタル温度センサ信号105とデジタル力センサ信号101との関連付けは、アルゴリズムによって決定される。
少なくとも1つのデジタル加速度センサ信号103は、アルゴリズムを用いて評価される。
少なくとも1つのアルゴリズムが不揮発性メモリ素子32に格納され、このアルゴリズムは、マイクロプロセッサ31へとロードされる。
アルゴリズムは、Z方向のデジタル加速度センサ信号103及びX方向のデジタル加速度センサ信号103を、加速度センサ29、29’の近くの横断車輪11の存在に関する少なくとも1つの固有シグネチャと比較し、そこから存在情報107を生成する。固有シグネチャは、不揮発性メモリ素子32に格納される、デジタル加速度センサ信号103の少なくとも1つの知られており且つ予め定められた振幅である。固有シグネチャは、マイクロプロセッサ31へとロードされる。ロードされた固有シグネチャをデジタル加速度センサ信号103と比較するアルゴリズムが合致を認めた場合、加速度センサ29、29’の上に車輪11が存在することが検出され、アルゴリズムは正の存在情報107を与える。合致がない、又は合致しなくなった場合、アルゴリズムは負の存在情報107を与える。
別のアルゴリズムは、Z方向のデジタル加速度センサ信号103から道路表面部2のたわみを計算し、それをたわみ情報109として提供する。この点に関して、道路表面部2のたわみとは、正のZ方向又は負のZ方向の加速度が発生した時間で2回積分したデジタル加速度センサ信号103である。時間との関係における道路表面部2の典型的なたわみが、図6に示されている。たわみ情報109は、時間を変数としてもつ数学的関数であり、この数学的関数は、少なくとも、時間を変数としてもち、変数の累乗ごとに1つの係数を有する有限次数の多項式(たとえばテイラー多項式)として表現され得る。アルゴリズムは、たわみ情報109の多項式に、たわみパラメータ110として係数を与える。たわみパラメータ110は、アルゴリズムによって提供される。
当業者は、数学的関数とは異なるたわみ情報109の表現も選択し得ることを理解されたい。当業者は、数学的関数に関数の数学的パラメータとして導入されるたわみパラメータ110を関数ごとに決定し、変数(時間)を用いてたわみ情報109を提供することができる。
たわみパラメータ110は、アルゴリズムを用いて、デジタル力センサ信号101を変数としてもち且つ補正力センサ信号108を形成及び提供する別の数学的関数に導入される。追加的な数学的関数により、力センサ23の測定精度に対する、道路表面部及び道路表面下部3のたわみの効果が最小化される。力センサは、路面6に垂直で高さ方向ZZ’に平行な方向に優れた感度を有する。高さ方向ZZ’における道路表面部2及び道路表面下部3のたわみは、道路セグメント1に配置され高さ方向ZZ’の感度をもつ加速度センサ29により、たわみ情報109又はたわみパラメータ110の形で利用可能になる。アルゴリズムにより、追加的な数学的関数にたわみパラメータ110が導入される。数学的関数は、検出される力と道路表面部2及び道路表面下部3のたわみとの間の所定の関係に基づき、たわみパラメータ110を使用して、補正力センサ信号108に対する道路表面部2及び道路表面下部3のたわみの効果が最小化されるように選択され、それにより、車輪荷重の決定が、力の作用の下で道路表面部2又は道路表面下部3の共振によってバイアスされることを防止する。
追加的な数学的関数は、数値解析から知られている多項式補間を使用して、補間多項式として決定されることが好ましい。この点に関して、まず、定められた力が加速度センサ及びWIMセンサ上で道路表面部に印加される。補間多項式は、デジタル力センサ信号101を変数として使用して、及ぼされた力が求まる関数である。
道路表面部2のたわみが車輪荷重の決定に及ぼす効果は、補正力センサ信号108を用いて最小化され、これにより、WIMシステム20の測定精度が向上する。
有利な一実施例では、補正力センサ信号108が取得される前に、不揮発性メモリ素子32に格納されている力センサ23の知られている温度関係を用いて、デジタル力センサ信号101に対する温度の効果が補正される。ここでは、温度関係とは、この補正を得るためにデジタル力センサ信号によって乗算される温度依存因数である。力センサ23の温度に基づくデジタル力センサ信号101の温度関係の補正は長い間知られている方法であり、本明細書ではこれ以上は議論しない。
車輪荷重の決定は、少なくとも1つの補正力センサ信号108及び横断している車輪11の速度に基づいて、外部評価素子36で実施される。速度は、外部評価素子36において、車輪11の進行方向において道路セグメント1に間隔を空けて配置された2つのWIMセンサ20、20’の間の車輪の移動時間に基づき、アルゴリズムによって計算される。
一実施例では、WIMセンサ20は電子信号伝送素子28を備え、第1の実施例では、電子信号伝送素子28には導体用の接続素子が配置され、導体は、WIMセンサに提供される信号を外部受信機へと伝達するために使用され、第2の実施例では、信号伝送素子28には電磁波用の送信機及び受信機が配置され、信号伝送素子28は、電磁波を用いて、WIMセンサ20に提供される信号を外部受信機へと伝達する。外部受信機は、たとえばハウジングに配置されるA/D変換器27又はマイクロプロセッサ31でもよい。外部受信機は、外部評価素子36でもよい。外部評価素子36は、たとえばラップトップ・コンピュータ若しくはパーソナル・コンピュータ、又は分散型ITインフラストラクチャである。
さらなる一実施例では、図8に例示的に示されるように、少なくとも1つの電源34が、道路セグメントに、好ましい一実施例ではハウジング9又は空間21、22に配置され、電源34は、道路セグメントに配置される少なくとも1つの電子素子に電気エネルギーを供給する。
WIMシステム19の一実施例では、電源34は、WIMシステム19の電気エネルギーの唯一の供給源である。さらなる一実施例では、電源34はWIMシステム19の電気エネルギーの追加的な供給源、たとえば無停電電源又は一般的な代替電源であり、後者の場合、電源電圧の障害に際し、電源34が自動的にスタートする前に、短時間の給電途絶が起きることになる。
下記では、ある電子素子への電気エネルギーの供給が打ち切られるとき、電源34が他の電子素子に電力を供給し続ける場合でも、これは、その電子素子の電源34をオフにする、と称される。同様に、下記では、ある電子素子への電気エネルギーの供給再開は、前記電子素子の電源34をオンにする、と称される。
有利な一実施例では、電源は、道路セグメント1に配置される少なくとも1つの電子素子に電気エネルギーを与える。マイクロプロセッサ31の中のアルゴリズムにより、道路セグメント1に配置される電子素子のうちの少なくとも1つの電源がオン若しくはオフにされるか又は道路セグメント1に配置される少なくとも1つの電子素子が動作モードから低エネルギー・モードへと変更され、低エネルギー・モードにおいては、動作モードに比べて、電子素子が要求するエネルギーは少なくなる。
以下では、低エネルギー・モードへの電子素子の切換えは、電源34の低減と称される。
電源34は、電源34がほぼ使い果たされたときに終了する給電期間の間、電気エネルギーを提供する。
道路セグメント1において車輪11の存在が検出されない場合、マイクロプロセッサ31の中のアルゴリズムにより、道路セグメント1における車輪11の存在の検出を求められていない、道路セグメント1に配置される少なくとも1つの電子素子の電源34は、オフにされるか又は抑制される。道路セグメント1において車輪11の存在が検出された場合、オフにされた、又は抑制された電源4は、再びオンにされる。電源4をオフにするか又は抑制することにより、電源4の給電期間は延長される。有利な一実施例では、道路セグメント1に配置される少なくとも1つの電子素子用の電源4の切換え又は抑制は、存在情報107に基づき、アルゴリズムによって実施される。
図11に示されるように、WIMセンサ20の好ましい一実施例では、いわゆる環境発電回路35が道路セグメント1に配置され、これは、空間21に配置される圧電素子に作用する力によって生成される電荷を利用し、それらを電源に提供する。これにより、電源の給電期間が延長される。
WIMセンサ20のさらなる好ましい一実施例では、少なくとも1つのデジタル加速度センサ信号102は、少なくとも1つの関連付けられたデジタル力センサ信号101及び少なくとも1つの関連付けられたデジタル温度センサ信号104、並びにタイム・スタンプ106と共に、カスタマイズ可能な時間間隔で不揮発性メモリ素子32に格納され、タイム・スタンプ106は、日付及び時間から構成され、またマイクロプロセッサ31のアルゴリズムによって提供され、タイム・スタンプ106は、日付及び時間から構成され、デジタル加速度センサ信号102又はデジタル力センサ信号101の検出時刻を示す。
WIMセンサ20のさらなる好ましい一実施例では、たわみパラメータ110又はたわみ情報109は、カスタマイズ可能な時間間隔で、不揮発性メモリ素子32又は外部評価素子36に格納される。格納された情報は、さらなるアルゴリズムによって不揮発性メモリ素子32又は外部評価素子36から取り出され、たわみ情報109又はたわみパラメータ110の時間的推移が生成される。アルゴリズムは、外挿の数学的方法を使用して、たわみ情報109又はたわみパラメータが予め設定されたあるたわみ値にいつ到達するかについての予測を計算する。アルゴリズムは、このたわみ値に到達することになるとアルゴリズムが予測する時間期間を、道路セグメント1の次のメンテナンスまでの時間期間という形で提供する。
1 道路セグメント
2 道路表面部
3 道路表面下部
4 変形
5 変形
6 路面
9 ハウジング
10 車両
11 車輪
20 WIMセンサ
21 空間
22 空間
23 力センサ
26 プロファイル
27 A/D変換器
28 信号伝送素子
29 加速度センサ
30 温度センサ
31 マイクロプロセッサ
32 不揮発性メモリ素子
34 電源
35 環境発電回路
36 外部評価素子
100 力センサ信号
101 デジタル力センサ信号
102 加速度センサ信号
103 デジタル加速度センサ信号
104 温度センサ信号
105 デジタル温度センサ信号
106 タイム・スタンプ
107 存在情報
108 補正力センサ信号
109 たわみ情報
110 たわみパラメータ
111 補正車輪荷重情報
XX’ 車両の移動方向に沿う軸
YY’ 車両の移動方向に垂直且つ、道路表面部に平行な軸
ZZ’ 道路表面部に垂直な軸

Claims (13)

  1. WIMセンサ(20)の上を車両(10)の車輪(11)が横断する間に道路セグメント(1)にかかる車両(10)の荷重を検出するWIMシステム(19)であって、前記WIMセンサ(20)は、路面(6)と同一平面の道路表面部(2)において前記道路セグメント(1)に配置され、前記WIMセンサ(20)は、少なくとも1つの空間(21、22)を有する、長手方向軸に沿った細長いプロファイル(26)としておおよそ形成され、前記空間(21、22)には、少なくとも1つの力センサ(23)が配置され、前記力センサ(23)が、力センサ信号(100)を生成し、前記力センサ信号(100)は、前記横断車輪(11)に対する動的な地面反作用力に対応する、WIMシステム(19)において、少なくとも1つの加速度センサ(29)が、少なくとも1つの空間的方向において、前記WIMセンサ(20)が配置される前記道路セグメント(1)の前記道路表面部(2)の加速度を検出し、前記加速度センサ(29)は、前記加速度を加速度センサ信号(102)として提供することを特徴とし、前記加速度センサ(29)が、横断車両(10)の進行方向に感度を有し、前記加速度センサ(29)が、前記路面(6)に垂直な軸(ZZ’)に沿った感度を有することを更に特徴とする、WIMシステム(19)。
  2. 前記加速度センサ(29)が、前記空間(21、22)に配置される、又は前記加速度センサ(29)が、高さ軸(ZZ’)に関して前記プロファイル(26)の下に配置される、又は前記加速度センサ(29)が、前記プロファイル(26)の前記長手方向軸に垂直な方向において前記プロファイル(26)から間隔を空けて前記道路表面部(2)に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のWIMシステム(19)。
  3. 前記加速度センサ(29)が、A/D変換器(27)に電気的に接続され、前記A/D変換器(27)は、少なくとも1つの加速度センサ信号(102)を、前記A/D変換器(27)が提供するデジタル加速度センサ信号(103)へと変換し、少なくとも1つの力センサ(100)が、A/D変換器(27)に電気的に接続され、前記A/D変換器は、力センサ信号(100)を、前記A/D変換器が提供するデジタル力センサ信号(101)へと変換することを特徴とする、請求項2に記載のWIMシステム(19)。
  4. 少なくとも1つの温度センサ(30)が、前記道路セグメント(1)に配置され、前記温度センサ(30)が、温度センサ信号(104)を提供し、前記温度センサ(30)が、A/D変換器(27)に接続され、前記A/D変換器(27)が、前記温度センサ信号(104)を、前記A/D変換器(27)が提供するデジタル温度センサ信号(105)へと変換することを特徴とする、請求項3に記載のWIMシステム(19)。
  5. 少なくとも1つのマイクロプロセッサ(31)が、前記道路セグメント(1)に配置され、少なくとも1つの不揮発性メモリ素子(32)が、前記道路セグメント(1)に配置され、少なくとも1つの関連付けられたデジタル力センサ信号(101)と1つの関連付けられたデジタル温度センサ信号(105)とを有する少なくとも1つのデジタル加速度センサ信号(103)が、前記マイクロプロセッサ(31)において利用可能であり、少なくとも1つのアルゴリズムが、前記不揮発性メモリ素子(32)に格納され、前記不揮発性メモリ素子(32)から前記アルゴリズムが、前記マイクロプロセッサ(31)によりロードされ、前記デジタル加速度センサ信号(10)が、前記マイクロプロセッサ(31)により、前記アルゴリズムを用いて評価され、前記デジタル力センサ信号(101)が、前記マイクロプロセッサ(31)により、前記アルゴリズムを用いて評価され、前記デジタル温度センサ信号(105)が、前記マイクロプロセッサ(31)により、前記アルゴリズムを用いて評価され、補正力センサ信号(108)として前記評価が、前記アルゴリズムにより、提供されることを特徴とする、請求項4に記載のWIMシステム(19)。
  6. 少なくとも1つの信号伝送素子(28)が、前記プロファイル(26)に、又はその中に配置され、前記信号伝送素子(28)が、前記WIMセンサ(20)の外部に位置付けられる受信機へと少なくとも1つの力センサ信号(100)又は少なくとも1つのデジタル力センサ信号(101)を伝達し、前記受信機は、前記道路セグメント(1)に配置されるマイクロプロセッサ(31)又は外部評価素子(36)であり、前記伝達が、少なくとも1つの電気導体を用いて又は電磁波を用いてなされることを特徴とする、請求項5に記載のWIMシステム(19)。
  7. 前記不揮発性メモリ素子(32)が、カスタマイズ可能な時間間隔で、少なくとも1つの関連付けられたデジタル力センサ信号(101)及び少なくとも1つの関連付けられたデジタル温度センサ信号(104)、並びにタイム・スタンプ(106)と共に、少なくとも1つのデジタル加速度センサ信号(103)を格納し、タイム・スタンプ(106)が、前記デジタル加速度センサ信号(103)又は前記デジタル力センサ信号(101)の検出時刻を示すことを特徴とする、請求項5又は6に記載のWIMシステム(19)。
  8. 電源(34)が、前記道路セグメント(1)に配置され、前記電源(34)が、前記道路セグメント(1)に配置される少なくとも1つの電子素子に電気エネルギーを供給し、電子素子が、以下の素子、すなわち力センサ(23)、加速度センサ(29)、温度センサ(30)、A/D変換器(27)のうちの少なくとも1つであり、前記道路セグメント(1)に位置付けられる少なくとも1つの電子素子の前記電源(34)が、前記マイクロプロセッサ(31)の中のアルゴリズムによってオン若しくはオフにされるか又は抑制され、前記抑制により、前記道路セグメント(1)に配置される少なくとも1つの電子素子が、動作モードから低エネルギー・モードへと変更され、低エネルギー・モードにおいては、前記動作モードに比べて、前記電子素子が要求するエネルギーは少なくなり、前記電源(34)が、前記電源(34)がほぼ使い果たされたときに終了する給電期間にわたって電気エネルギーを提供し、電子素子の前記電源(34)をオフにするか又は抑制することにより、前記給電期間が延長されることを特徴とする、請求項5から7までのいずれか一項に記載のWIMシステム(19)。
  9. 力が作用した際に前記空間(21)に配置される圧電素子によって生成される電荷を利用し且つそれらを電源(34)に提供する環境発電回路(35)が前記道路セグメント(1)に配置されることを特徴とする、請求項8に記載のWIMシステム(19)。
  10. 前記同じ道路セグメント(1)に配置される、請求項6から10までのいずれか一項に記載のWIMセンサ(20)の測定精度を向上させるために、前記道路セグメント(1)に配置される加速度センサ(29)のデジタル加速度センサ信号(103)を評価する方法であって、前記アルゴリズムにおいて、少なくとも1つのデジタル加速度センサ信号(103)使用されることにより、前記デジタル加速度センサ信号(103)を時間について2回積分する形で、前記加速度センサ(29)の位置での前記道路表面部(2)のたわみ計算され、前記たわみは、力の作用の下における、前記道路表面部(2)及び道路表面下部(3)の平衡位置からの可逆的な変位であり、前記アルゴリズムが、前記たわみをたわみ情報(109)として提供し、前記アルゴリズムが、数学的関数として前記たわみ情報(109)を提供し、前記数学的関数は、たわみパラメータ(110)と、変数としての時間とを含むことを特徴とし、前記アルゴリズムにより、さらなる数学的関数に前記たわみパラメータ(110)導入され、前記さらなる数学的関数が、前記デジタル力センサ信号(101)を変数として有し、前記アルゴリズムが、前記さらなる数学的関数を用いて補正力センサ信号(108)を与え、前記さらなる数学的関数が、前記補正力センサ信号(108)に対する前記道路表面部(2)及び前記道路表面下部(3)の前記たわみの効果を最小化することを特徴とする方法。
  11. 前記アルゴリズムにより、ユーザによって事前に決定された時間点において、前記関連付けられたデジタル力センサ信号(101)及び前記関連付けられたデジタル温度センサ信号(105)と共に、タイム・スタンプ(106)と一緒に、前記たわみ情報(109)前記不揮発性メモリ素子(32)又は前記外部評価素子(36)に格納されることを特徴とする、請求項6に従属する請求項10に記載の方法。
  12. 前記アルゴリズムが、格納されたたわみ情報(109)前記不揮発性メモリ素子(32)又は前記外部評価素子(36)からロードされることによって、前記たわみ情報(109)の時間的推移を提供し、前記アルゴリズムにより、外挿用いられ、前記たわみ情報(109)が予め設定されたある値に到達することになる時間期間計算され、前記アルゴリズムが、前記予め設定された値に到達することになるまでの前記時間期間を、前記道路セグメント(1)の次のメンテナンスまでの前記時間期間として与えることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記アルゴリズムにより、少なくとも1つのデジタル加速度センサ信号(103)を前記加速度センサ(29)上の車両(10)の存在に関する少なくとも1つの固有シグネチャと比較され、固有シグネチャが、前記不揮発性メモリ素子(32)に格納される、前記デジタル加速度センサ信号(103)の少なくとも1つの知られている既定の振幅であり、固有シグネチャが認められた場合、前記アルゴリズムが、正の存在情報(107)を生成し、正の存在情報(107)が、前記道路セグメント(1)上での車両(10)の前記存在を示し、前記アルゴリズムにより、前記正又は負の存在情報(107)に基づいて、電子素子の前記電源(34)のオン、オフ、又は抑制実施されることを特徴とする、請求項8に従属する請求項10から12までのいずれか一項に記載の方法。
JP2018234262A 2017-12-15 2018-12-14 加速度センサを備えるwimセンサ、並びにwimセンサを使用してたわみ及び存在を測定する方法 Active JP6741744B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17207625 2017-12-15
EP17207625.9 2017-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019109238A JP2019109238A (ja) 2019-07-04
JP6741744B2 true JP6741744B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=60673668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018234262A Active JP6741744B2 (ja) 2017-12-15 2018-12-14 加速度センサを備えるwimセンサ、並びにwimセンサを使用してたわみ及び存在を測定する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10809120B2 (ja)
EP (1) EP3499198B1 (ja)
JP (1) JP6741744B2 (ja)
KR (1) KR102170580B1 (ja)
CN (1) CN109932033B (ja)
HU (1) HUE054562T2 (ja)
PL (1) PL3499198T3 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021507223A (ja) * 2017-12-15 2021-02-22 キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト 電気音響トランスデューサを備えるwimセンサー
PL3839447T3 (pl) * 2019-12-16 2023-08-14 Kistler Holding Ag Przetwornik siły wim i profil obudowy dla takiego przetwornika siły wim
JP7447586B2 (ja) * 2020-03-18 2024-03-12 セイコーエプソン株式会社 計測方法、計測装置、計測システム及び計測プログラム
USD1008059S1 (en) * 2022-03-30 2023-12-19 Kistler Holding Ag Acceleration sensor

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108717A (ja) 1983-11-17 1985-06-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両重量測定装置
US4793429A (en) * 1988-04-20 1988-12-27 Westinghouse Electric Corp. Dynamic vehicle-weighing system
US5265481A (en) 1990-12-19 1993-11-30 Kistler Instrumente Ag Force sensor systems especially for determining dynamically the axle load, speed, wheelbase and gross weight of vehicles
US6556927B1 (en) 1998-08-26 2003-04-29 Idaho Transportation Department Picostrain engineering data acquisition system
JP3935645B2 (ja) 1999-09-14 2007-06-27 三菱重工業株式会社 車重計測装置及び車重計測方法
AU758308B2 (en) * 1999-10-06 2003-03-20 Vortek, L.L.C. Seismic weigh-in-motion system
CN2653465Y (zh) * 2002-11-29 2004-11-03 魏鲁原 动态称重系统
CN1821725A (zh) 2005-01-14 2006-08-23 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种高速车辆超重的实时在线测量系统
KR100985734B1 (ko) 2009-06-24 2010-10-06 (주)뉴컨스텍 주행 차량 자동 계중 시스템
US20110127090A1 (en) 2009-12-02 2011-06-02 Krishna Vijayaraghavan Weigh-In-Motion (WIM) Sensor
CH702963A1 (de) * 2010-04-01 2011-10-14 Kistler Holding Ag Verfahren zum kalibrieren von wim-sensoren.
JP5604200B2 (ja) * 2010-07-10 2014-10-08 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社 走行車両の重量等測定装置
CN201974224U (zh) * 2010-11-08 2011-09-14 北京万集科技有限责任公司 一种车辆高速动态称重系统
US9121747B2 (en) 2011-09-19 2015-09-01 International Electronic Machines Corp. Object evaluation accounting for motion-related dynamic forces
CH705675A1 (de) 2011-10-20 2013-04-30 Kistler Holding Ag Hohlprofil-Aufnehmer.
CH705762A1 (de) 2011-11-04 2013-05-15 Kistler Holding Ag Verfahren zum Wiegen eines Fahrzeuges, sowie Messeinrichtung und Messkette hierfür.
CH705783A1 (de) 2011-11-18 2013-05-31 Kistler Holding Ag WIM Hohlprofil.
CH706013A1 (de) 2012-01-11 2013-07-15 Kistler Holding Ag Sensorpaket für WIM Sensor und WIM Sensor.
CH706539A1 (de) * 2012-05-16 2013-11-29 Kistler Holding Ag Sensormodul eines WIM-Systems und Messverfahren.
CN102928057B (zh) 2012-10-26 2015-05-06 中北大学 一种车载超重监控报警装置
KR101666997B1 (ko) 2014-01-06 2016-10-18 주식회사 에이엠씨에너지 도로용 압전 발전 장치
JP6645102B2 (ja) 2015-10-02 2020-02-12 セイコーエプソン株式会社 計測装置、計測システム、計測方法、及びプログラム
US20170097278A1 (en) 2015-10-02 2017-04-06 Seiko Epson Corporation Measurement instrument, measurement method, measurement system, and program
US10198640B2 (en) * 2015-10-02 2019-02-05 Seiko Epson Corporation Measuring device, measuring system, measuring method, and program
CN206313683U (zh) 2016-12-12 2017-07-07 西安文理学院 一种基于车辆动态称重系统的能量收集装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10809120B2 (en) 2020-10-20
CN109932033B (zh) 2021-09-07
EP3499198A1 (de) 2019-06-19
HUE054562T2 (hu) 2021-09-28
EP3499198B1 (de) 2021-03-17
KR102170580B1 (ko) 2020-10-28
CN109932033A (zh) 2019-06-25
JP2019109238A (ja) 2019-07-04
KR20190072430A (ko) 2019-06-25
PL3499198T3 (pl) 2021-10-11
US20190186982A1 (en) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6741744B2 (ja) 加速度センサを備えるwimセンサ、並びにwimセンサを使用してたわみ及び存在を測定する方法
CN111480055B (zh) 带电声转换器的wim传感器
JP4148473B2 (ja) 車両用衝突物体判別装置
JP5121445B2 (ja) タイヤスリップ角の推定方法
JP2007192577A (ja) 車両用衝突物体判別装置
CN104903692B (zh) 固有频率测量装置、带张力计算方法和带固有频率计算方法、以及计算机可读记录介质
JP5098092B2 (ja) 車輌タイヤ内の圧力及び/又は車輌の速度の検出用システム
JP4330073B2 (ja) 車両用衝突検出装置
JP4479992B2 (ja) 応力からタイヤの特徴を決定する方法
JP2012218682A (ja) 車輪荷重値算出装置
JP6871896B2 (ja) Wimセンサ、及びwimセンサを生産する方法
US7359818B2 (en) Sensor apparatus, control system having the same and offset correction method
KR20150057598A (ko) 타이어 마모 상태 확인 장치 및 방법
JP2010223755A (ja) 軸重計測装置および軸重計測方法
JP2005257668A (ja) 乗員検知装置およびその調整方法
JP2008097089A (ja) 自律走行装置とそのプログラムおよび記録媒体
CN110268237A (zh) 用于检测移动到秤上的负载的重量的方法和设备
KR101790851B1 (ko) 타이어 변형 측정장치
JP2006038715A (ja) 乗員検出装置
KR101593831B1 (ko) 타이어 변형 측정 시스템
KR100188773B1 (ko) 자동차의 수명예측장치 및 그 방법
US20230341255A1 (en) Measurement Method, Measurement Device, Measurement System, And Non-Transitory Computer-Readable Storage Medium Storing Measurement Program
ITMO20010110A1 (it) Procedimento per la calibrazione di un sensore per la misura dell'angolo di inclinazione di una ruota di un autoveicolo
KR101743579B1 (ko) 스트레인 게이지를 이용한 응하중 연산 모듈 및 응하중 연산 방법
JP2005104283A (ja) 車輪荷重検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6741744

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250