JP2010223314A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1取付け部材の軸方向に小型化すること。
【解決手段】振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、両部材を弾性的に連結する弾性体と、第1取付け部材内の液室を、一方側の主液室と他方側の副液室とに区画する仕切り部材5と、を備え、仕切り部材に、主液室と副液室とを連通すると共にシェイク振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第1制限通路21と、主液室と副液室とを連通すると共に第1制限通路よりも液体の流通抵抗が小さくアイドル振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第2制限通路22と、主液室内の液圧変動に伴って第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替える可動部材29と、が備えられた装置であって、可動部材は、第1取付け部材の軸方向に直交する直交面に沿って移動可能に配設されている防振装置1を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関するものである。
この種の防振装置として、従来から、下記特許文献1に示されるように、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、第1取付け部材および第2取付け部材を弾性的に連結する弾性体と、第1取付け部材内の液室を、弾性体を壁面の一部とする一方側の主液室と他方側の副液室とに区画する仕切り部材と、を備え、仕切り部材に、主液室と副液室とを連通すると共にシェイク振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第1制限通路と、主液室と副液室とを連通すると共に第1制限通路よりも液体の流通抵抗が小さくアイドル振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第2制限通路と、主液室内の液圧変動に伴って第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替える可動部材と、が備えられた構成が知られている。また、前記可動部材は、第1取付け部材の軸方向に沿って移動可能に配設されている。
前記防振装置においては、第2制限通路の液体の流通抵抗が第1制限通路の液体の流通抵抗よりも小さいので、液室内の液体は、第2制限通路が連通されている場合には第2制限通路内を優先的に流通し、第2制限通路の連通が遮断されている場合には第1制限通路内を流通する。従って、可動部材が、主液室内の液圧変動に伴って第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替えることによって、液室内の液体を流通させる制限通路を第1制限通路と第2制限通路とで切り替えることが可能となり、シェイク振動の入力時には液体を第1制限通路内で流通させる一方、アイドル振動の入力時には液体を第2制限通路内で流通させることができる。これにより、前記防振装置にシェイク振動およびアイドル振動のいずれの振動が入力された場合であっても、その振動を減衰吸収することができる。
特開2007−120598号公報
しかしながら、前記従来の防振装置では、第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断の切り替えに際し可動部材を前記軸方向に沿って移動させることから、可動部材の前記軸方向に沿った移動領域を確保する必要があるため前記軸方向に沿ったスペース効率が悪く、防振装置が前記軸方向に大型化してしまうという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、第1取付け部材の軸方向に小型化することができる防振装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、前記第1取付け部材および第2取付け部材を弾性的に連結する弾性体と、前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする一方側の主液室と他方側の副液室とに区画する仕切り部材と、を備え、前記仕切り部材に、主液室と副液室とを連通すると共にシェイク振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第1制限通路と、主液室と副液室とを連通すると共に第1制限通路よりも液体の流通抵抗が小さくアイドル振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第2制限通路と、主液室内の液圧変動に伴って第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替える可動部材と、が備えられた防振装置であって、前記可動部材は、前記第1取付け部材の軸方向に直交する直交面に沿って移動可能に配設されていることを特徴とする。
本発明に係る防振装置によれば、可動部材が、前記直交面に沿って移動可能に配設されていることから、第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断の切り替えに際し可動部材が前記軸方向に沿って移動することがないので、可動部材の前記軸方向に沿った移動領域を確保する必要が無く、防振装置を前記軸方向に小型化することができる。
また、前記可動部材は、前記仕切り部材の内部に形成された中間液室内に前記第1取付け部材の軸回りに回転可能に配設されると共に、該中間液室内を、前記第2制限通路の一部を構成する通路用空間と、前記第2制限通路と隔離され且つ前記主液室に連通した加圧空間と、に、前記軸回りに区画しても良い。
この場合、可動部材が、中間液室内に前記軸回りに回転可能に配設されていることから、第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断の切り替えに際し、通路用空間および加圧空間をそれぞれ拡縮するように前記軸回りに回転するため可動部材が第1取付け部材の径方向に沿って移動することがないので、可動部材の前記径方向に沿った移動領域を確保する必要が無く、防振装置を前記径方向に小型化することができる。
また、前記仕切り部材には、アイドル振動よりも周波数が高い高周波振動を減衰吸収させる高周波用薄膜体が前記主液室に面して形成されていても良い。
この場合、仕切り部材に、前記高周波用薄膜体が主液室に面して形成されているので、防振装置に高周波振動が入力されたときに、高周波用薄膜体の弾性変形によってその高周波振動を減衰吸収することができる。
なお、可動部材において主液室内の液圧変動が伝達される受圧面が、第1取付け部材の軸回りを向いている場合、この受圧面の面積に可動部材の前記軸回りの大きさが影響を与えることがない。よって、第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断の切り替えを高精度なものとするために受圧面の面積を大きくする場合であっても、可動部材を前記軸回りに大きくする必要がないので、可動部材に代えて高周波用薄膜体を前記軸回りに大きく形成することが可能となり、高周波用薄膜体が主液室に面する面積を大きくすることができる。以上より、受圧面の面積を大きくすることによって第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断の切り替えを高精度なものとしつつ、高周波用薄膜体が主液室に面する面積を大きくすることによって高周波用薄膜体による高周波振動の減衰吸収を確実なものとすることができる。
本発明に係る防振装置によれば、第1取付け部材の軸方向に小型化することができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置において、図1とは異なる断面から見た縦断面図である。 図1に示す防振装置における仕切り部材の分解斜視図である。 図3に示す仕切り部材における横断面図である。 図2に示すA−A断面矢視図である。 本発明の一実施形態に係る防振装置において、図2に示した状態から逆止弁が開弁した様子を示す図である。 図6に示すB−B断面矢視図である。 本発明の一実施形態に係る防振装置において、図4に示した状態から可動部材が回転した様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る防振装置において、図1に示した状態から可動部材が回転した様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る防振装置において、図2に示した状態から高周波用メンブランが弾性変形した様子を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る防振装置1を、図1〜図10を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材2、および他方に連結される第2取付け部材3と、第1取付け部材2および第2取付け部材3を弾性的に連結する弾性体4と、第1取付け部材2内を後述する主液室8と副液室9とに区画する仕切り部材5と、を備えている。
この防振装置1が例えば自動車に装着された場合、第2取付け部材3が振動発生部としてのエンジンに連結される一方、第1取付け部材2が振動受部としての車体に連結されることにより、エンジンの振動が車体に伝達するのを抑えられるようになっている。
なお、第1取付け部材2は円筒状に形成されると共に、第2取付け部材3、弾性体4および仕切り部材5は、それぞれ平面視円形状に形成され、第1取付け部材2、第2取付け部材3、弾性体4および仕切り部材5は、いずれも中心軸線が共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸を中心軸線Oといい、この中心軸線Oに直交する方向を径方向という。
第1取付け部材2において前記中心軸線O方向の中間部には、径方向の内側に向けて凹む絞り部2aが全周にわたって形成されている。そして、第1取付け部材2において、絞り部2aよりも前記中心軸線O方向の一方側に位置する一端開口部は、弾性体4で閉塞され、絞り部2aよりも前記中心軸線O方向の他方側に位置する他端開口部は、ダイヤフラム6で閉塞されている。
ダイヤフラム6は平面視円形状に形成されている。また、このダイヤフラム6の外周縁部は、その全周に亘って嵌合筒6aの内周面に加硫接着されている。そして、この嵌合筒6aが、第1取付け部材2の他端開口部内に嵌合されることにより、ダイヤフラム6が前記他端開口部を閉塞している。
第2取付け部材3は、円柱状に形成されると共に第1取付け部材2の前記一端開口部に配置されている。また、第2取付け部材3において前記中心軸線O方向の一方側に位置する一端面には雌ねじ部が形成されている。更に、第2取付け部材3における前記中心軸線O方向の一方側の端部は、第1取付け部材2において前記中心軸線O方向の一方側に位置する一端開口面よりも前記中心軸線O方向の外方に突出している。
弾性体4は、第1取付け部材2の前記一端開口部と第2取付け部材3の外周面とに接着され、第1取付け部材2を前記中心軸線O方向の一方側から閉塞している。弾性体4は、第1取付け部材2において絞り部2aよりも前記中心軸線O方向の一方側に位置する一端側部分の内周面の全域に接着されている。
また、第1取付け部材2の内周面において、弾性体4が接着された前記一端側部分を除く全域が弾性体膜4aで被覆されている。更に、弾性体4および弾性体膜4aは、例えば天然ゴム等を主成分とする同一のゴム材料で一体に形成されている。なお、弾性体4及び弾性体膜4aの材料としては、ゴム以外にも合成樹脂などを採用することが可能である。
以上の構成において、第1取付け部材2の内部のうち、ダイヤフラム6と弾性体4との間に位置する部分が、これらのダイヤフラム6および弾性体4によって液密に閉塞され、例えばエチレングリコール、水、シリコーンオイル等の液体Wが充填された液室7となっている。そして、この液室7は、仕切り部材5によって、弾性体4を隔壁の一部としこの弾性体4の変形により内容積が変化する主液室8と、ダイヤフラム6を隔壁の一部としこのダイヤフラム6の変形により内容積が変化する副液室9と、に区画されている。つまり、主液室8は、仕切り部材5に対して前記中心軸線O方向の一方側に位置し、副液室9は、仕切り部材5に対して前記中心軸線O方向の他方側に位置している。
図3に示すように、仕切り部材5は、前記中心軸線O方向の一方側に向けて開口するように配置された有底筒状の仕切り部材本体10と、仕切り部材本体10に嵌合され仕切り部材本体10の開口部を閉塞する押さえプレート11と、を備えている。
図1及び図2に示すように、仕切り部材本体10の底壁部には、前記中心軸線O方向の一方側に向けて延在する軸部12と、前記中心軸線O方向の一方側に向けて延在すると共に軸部12を径方向の外側から囲う軸周壁部13とが、いずれも前記中心軸線Oと同軸に配設されている。図4に示すように、軸周壁部13には、前記中心軸線O方向に沿って延びる開口部13aが形成されており、軸周壁部13は、平面視C字状に形成されている。
そして、仕切り部材本体10の底壁部には、軸周壁部13の両周端部の外周面と、仕切り部材本体10の内周面において前記両周端部にそれぞれ径方向で対向する部分と、の間に、前記中心軸線O方向の一方側に向けて延在する第1仕切り壁部14および第2仕切り壁部15が設けられている。これらの第1仕切り壁部14および第2仕切り壁部15は、仕切り部材本体10の内部を、軸周壁部13の開口部13aが位置する一方側の中間液室16と、他方側のメンブラン用液室17と、に区画する。図示の例では、メンブラン用液室17は、平面視半円弧形状に形成されている。
仕切り部材本体10の底壁部においてメンブラン用液室17を形成する部分には、副液室9に向けて開口する平面視半円弧状の第1貫通開口18Aが形成されている。また、図2及び図3に示すように、押さえプレート11においてメンブラン用液室17に面する部分には、主液室8に向けて開口する第2貫通開口18Bが形成されている。即ち、図2に示すように、仕切り部材5において、この仕切り部材5を前記中心軸線O方向に沿って貫通すると共に、中間液室16を回避する位置に形成される貫通液室19は、メンブラン用液室17、第1貫通開口18Aおよび第2貫通開口18Bにより構成される。
また、仕切り部材5には、後述するアイドル振動よりも周波数が高い(例えば、100KHz以上)高周波振動を減衰吸収させる高周波用メンブラン(高周波用薄膜体)20が主液室8に面して形成されている。図示の例では、高周波用メンブラン20は、貫通液室19を通した主液室8と副液室9との連通を遮断するように配設されている。図3に示すように、高周波用メンブラン20は、メンブラン用液室17の平面視形状と対応して平面視半円弧形状に形成されており、図2に示すように、その外周縁部が、仕切り部材本体10においてメンブラン用液室17を形成する部分の前記中心軸線O方向の一方側端部と、押さえプレート11との間に全周に亘って挟持されている。
また、図3に示すように、仕切り部材5には、主液室8と副液室9とを連通すると共にシェイク振動の入力に対して液柱共振を生じさせるシェイクオリフィス(第1制限通路)21と、主液室8と副液室9とを連通すると共にシェイクオリフィス21よりも液体Wの流通抵抗が小さくアイドル振動の入力に対して液柱共振を生じさせるアイドルオリフィス(第2制限通路)22と、が備えられている。
仕切り部材本体10の外周面において第1仕切り壁部14の径方向の外側に位置する部分には、前記中心軸線O方向に沿うと共に前記中心軸線O方向の一方側である主液室8側に向けて開口する縦溝23が形成されている。
また、押さえプレート11において仕切り部材本体10の縦溝23と対応する部分には、切欠き部24が形成されている。これにより、縦溝23は、切欠き部24を通して主液室8に連通している。
また、仕切り部材本体10の外周面には、前記中心軸線O回りに延びる第1周溝25が形成されている。第1周溝25の一端部は、縦溝23に対して前記中心軸線O回りのメンブラン用液室17側から連通している。そして、第1周溝25は、仕切り部材本体10の外周面において、途中で前記中心軸線O方向の他方側にずらされながら、略1周半程度周回するように形成されている。
また、仕切り部材本体10の外周面には、第1周溝25の他端部からこの仕切り部材本体10の前記中心軸線O方向の他方側の端縁に至る連通路26が形成されている。
そして、本実施形態では、前記シェイクオリフィス21は、押さえプレート11の切欠き部24、縦溝23、第1周溝25及び連通路26により構成されている。また、シェイクオリフィス21の流路長および流路断面積、つまり流通抵抗は、シェイク振動の周波数(例えば、8〜12Hz程度)において液柱共振が生じるように予め設定(チューニング)されている。
なお、図1および図2に示すように、仕切り部材本体10は、第1取付け部材2において絞り部2aよりも前記中心軸線O方向の他方側に位置する他端側部分内に嵌合されており、切欠き部24、縦溝23、第1周溝25、連通路26および後述する第2周溝33は、径方向の外側から前記弾性体膜4aによってそれぞれ閉塞されている。
ここで、図4に示すように、仕切り部材5には、中間液室16を、アイドルオリフィス22の一部を構成するオリフィス空間(通路用空間)27と、アイドルオリフィス22と隔離され且つ主液室8に連通した加圧空間28と、に、前記中心軸線O回りに区画する可動部材29が設けられている。
可動部材29は、内部に軸部12が挿入されると共に軸周壁部13内に前記中心軸線Oと同軸に配設された回転軸部30と、回転軸部30の外周面に軸周壁部13の開口部13aを通して径方向の外側に向けて延設された区画壁部31と、を備えている。
回転軸部30は、内部に軸部12が挿入された状態で軸周壁部13内の隙間を塞ぐように形成され、軸周壁部13の内周面に摺接しながら前記中心軸線O回りに回転可能となっている。
区画壁部31の平面視形状は、前記中心軸線Oを中心とする円弧形状になっている。区画壁部31において径方向の外側を向く面は、仕切り部材本体10の内周面に倣った形状に形成されており、前記内周面に摺接している。また、図3に示すように、区画壁部31は、前記中心軸線O方向の一方側の端面(端縁)である上端面31aが押さえプレート11に摺接し、前記中心軸線O方向の他方側の端面(端縁)である下端面31bが仕切り部材本体10の底壁部に摺接している。これらの上端面31aおよび下端面31bは、いずれも前記中心軸線Oに直交している。
図4に示すように、以上のように形成された可動部材29により、中間液室16は、前記中心軸線O回りの第1仕切り壁部14と区画壁部31との間に位置する前記オリフィス空間27と、前記中心軸線O回りの第2仕切り壁部15と区画壁部31との間に位置する前記加圧空間28と、に区画される。オリフィス空間27は、仕切り部材本体10の底壁部に形成された流通開口32を通して副液室9に連通している。
また、仕切り部材本体10の外周面において、縦溝23に対して前記中心軸線O回りの中間液室16側から連なる部分には、前記中心軸線O回りに延在する第2周溝33が形成されている。この第2周溝33の一端部は、縦溝23に連通し、第2周溝33の底面においてこの第2周溝33の他端部側に位置する部分には、仕切り部材本体10の内部である中間液室16のオリフィス空間27に向けて開口する短絡連通孔34が形成されている。
そして、前記アイドルオリフィス22は、押さえプレート11の切欠き部24、縦溝23、第2周溝33、短絡連通孔34、オリフィス空間27および流通開口32により構成されている。アイドルオリフィス22の流路長および流路断面積、つまり流通抵抗は、アイドル振動の周波数(例えば、13〜40Hz程度)において液柱共振が生じるように予め設定(チューニング)されている。
そして、本実施形態では、可動部材29が、前記中心軸線O方向に直交する直交面に沿って移動可能に配設されている。更に、可動部材29が、前記中間液室16内に前記中心軸線O回りに回転可能に配設されている。
可動部材29は、区画壁部31において前記中心軸線O回りの加圧空間28側を向く受圧面31cに主液室8内の液圧変動が伝達されることによって、回転軸部30が軸周壁部13の内周面に摺接しながら回転しつつ、区画壁部31の上端面31aが押さえプレート11に摺接し且つ区画壁部31の下端面31bが仕切り部材本体10の底壁部に摺接しながら区画壁部31が前記中心軸線O回りに移動することで、オリフィス空間27および加圧空間28それぞれを拡縮させながら前記直交面に沿って前記中心軸線O回りに回転する。
また、図2に示すように、押さえプレート11には、主液室8と中間液室16とを連通する連通孔11aが形成されており、仕切り部材5には、主液室8内の液圧変動に伴って連通孔11aを開閉する逆止弁35が設けられている。本実施形態では、逆止弁35は、防振装置1に振幅の大きいシェイク振動が入力されたときの主液室8の液圧変動により開弁されると共に、開弁時に連通孔11aを通して中間液室16に流入される液体Wを可動部材29の受圧面31cに向けて案内するように形成されている。
図3に示すように、逆止弁35は、例えばNR、NBR等のゴム組成物などの弾性体により加圧空間28の平面視形状と対応する平面視円弧形状を呈する板状に形成され、押さえプレート11に当接する面である上面が平面状に形成されている。また、逆止弁35の上面には、連通孔11aに挿入される凸状部35aが突設されている。そして、図2に示すように、逆止弁35は、上面が押さえプレート11に圧接すると共に、凸状部35aが連通孔11a内に挿入することで連通孔11aを閉塞している。
また、逆止弁35の外周縁部は、径方向の内側に位置する部分が、押さえプレート11と軸周壁部13との間に挟持され、径方向の外側に位置する部分が、押さえプレート11と仕切り部材本体10の周壁部との間に挟持されている。また、図5に示すように、逆止弁35の外周縁部は、前記中心軸線O回りの第2仕切り壁部15側に位置する部分である周方向一方端部35bが、押さえプレート11と第2仕切り壁部15との間に挟持されている一方で、前記中心軸線O回りの可動部材29側に位置する部分である周方向他方端部35cが、押さえプレート11と仕切り部材本体10との間で挟持されていない自由端となっている。
そして、図6に示すように、主液室8内の液圧変動に伴って主液室8から作用する液圧によって、逆止弁35の径方向の中間部分は、径方向に沿った断面視で前記中心軸線O方向の他方側に向けてU字状をなすように撓み変形する。またこの際、図7に示すように、逆止弁35の径方向の中間部分は、前記中心軸線O回りに沿った断面視で周方向一方端部35bから周方向他方端部35cに向かうに従って前記中心軸線O方向の他方側に向けて傾斜するように撓み変形する。以上により、逆止弁35が開弁し、主液室8の液体Wが、押さえプレート11の連通孔11aを通って仕切り部材本体10の内側である加圧空間28内に、可動部材29の受圧面31cに向けて案内されながら流入される。一方、液体Wがこれとは逆に仕切り部材本体10の内側から主液室8内に流入しようとしても、逆止弁35が押さえプレート11に圧接して連通孔11aを閉塞することにより、この流入が阻止されるようになっている。
なお、図3に示すように、本実施形態では、逆止弁35と、前記高周波用メンブラン20とは、一体に形成されている。図示の例では、逆止弁35の周方向一方端部35bと、高周波用メンブラン20の外周縁部において前記中心軸線O回りの第2仕切り壁部15側に位置する部分と、が連結され、逆止弁35及び高周波用メンブラン20が、全体として平面視円弧形状をなすメンブランプレート40を構成している。
また、図4に示すように、仕切り部材本体10の内周面において中間液室16を形成する部分には、前記中心軸線O回りの中間部分に径方向の内側に向けて係止壁部36が突設されている。この係止壁部36は、区画壁部31の受圧面31cの径方向外端部に当接することで区画壁部31を係止し、可動部材29の前記中心軸線O回りの第2仕切り壁部15側へ向けた回転を規制している。
また、仕切り部材5には、前記中心軸線O回りの第2仕切り壁部15側に向けて可動部材29を付勢する付勢手段37が設けられており、可動部材29は、この付勢手段37の付勢力により受圧面31cの径方向外端部が係止壁部36に当接されている。
図示の例では、付勢手段37は、平面視C字状に形成された基体部37aと、基体部37aの両周端に径方向の外側に向けて延設された一対の当接部37bと、を備えており、一対の当接部37b間が離間する方向に付勢力が作用するように屈曲された一枚の板バネにより形成されている。また、図3に示すように、可動部材29の回転軸部30における前記中心軸線Oの一方側の一端面には、付勢手段37の基体部37aが挿入される挿入凹溝30aが形成されている。また、回転軸部30の外周面において、区画壁部31に対して前記中心軸線O回りの第1仕切り壁部14側に位置し且つ前記一端面に連なる部分には、付勢手段37の一対の当接部37bが挿通されるバネ開口30bが形成されている。
そして、図4に示すように、一対の当接部37bは、バネ開口30bを通してオリフィス空間27内に突出され、一方の当接部37bが第1仕切り壁部14に、他方の当接部37bが第2仕切り壁部15にそれぞれ当接されている。これにより、可動部材29が前記中心軸線O回りに第2仕切り壁部15側に向けて付勢される。なお、付勢手段37の付勢力は、アイドル振動の入力時における加圧空間28内の液圧に平衡する力よりも大きく、且つシェイク振動の入力時における加圧空間28内の液圧に平衡する力よりも小さくなっている。
次に、以上に示した防振装置1の作用について説明する。
この防振装置1では、可動部材29が、主液室8内の液圧変動に伴ってアイドルオリフィス22の連通およびその遮断を切り替える。また、この切り替えにより、液室7内の液体Wが流通する通路をシェイクオリフィス21とアイドルオリフィス22とで切り替える。
まず、第1取付け部材2または第2取付け部材3のいずれかにアイドル振動が入力された場合には、この振動によって弾性体4が弾性変形すると共に、主液室8内にこの振動に応じた液圧変動が生じる。ここで、付勢手段37の付勢力は、アイドル振動の入力時における加圧空間28内の液圧に平衡する力よりも大きいので、可動部材29は受圧面31cが係止壁部36に当接した状態となっている。
また、アイドルオリフィス22の流通抵抗が、シェイクオリフィス21の流通抵抗より小さいので、この際、主液室8と副液室9との間での液体Wの流通は、アイドルオリフィス22を通して優先的に行われる。即ち、主液室8内から押さえプレート11の切欠き部24を通って仕切り部材本体10の縦溝23に流入した液体Wは、第2周溝33を優先的に通り、その後、短絡連通孔34、オリフィス空間27及び流通開口32を通って副液室9に到達する。また、副液室9内から主液室8に向かう液体Wは、仕切り部材本体10の流通開口32を優先的に通り、その後、オリフィス空間27、短絡連通孔34、縦溝23及び切欠き部24を通って主液室8に到達する。
そして、アイドルオリフィス22は、アイドル振動の周波数において液柱共振が生じるように予め設定されているので、アイドルオリフィス22を流通する液体Wに共振現象(液柱共振)が生じてアイドル振動が減衰される。
次に、第1取付け部材2または第2取付け部材3のいずれかに、振幅が大きいシェイク振動が入力された場合には、この振動によって弾性体4が大きく弾性変形すると共に、主液室8内にこの振動に応じた液圧変動が生じる。ここで、逆止弁35は、振幅が大きいシェイク振動が入力されたときの主液室8の液圧変動により開弁されるように形成されているので、この際、逆止弁35が前述のように大きく撓み変形し押さえプレート11の連通孔11aを開放し、主液室8内の液体Wがこの連通孔11aを通して加圧空間28に流入され、加圧空間28内の液圧が上昇する。
また、付勢手段37の付勢力は、シェイク振動の入力時における加圧空間28内の液圧に平衡する力よりも小さくなっているので、この際、可動部材29の区画壁部31は、付勢手段37の付勢力に抗して、前記中心軸線O回りに第1仕切り壁部14側に向けて移動する。これにより、オリフィス空間27の内容積が縮小されると共に、加圧空間28の内容積が拡大される。
そして、図8及び図9に示すように、可動部材29の区画壁部31は、前記移動の過程で、径方向の外側を向く面でオリフィス空間27と短絡連通孔34との連通を遮断すると共に、前記中心軸線O方向の他方側を向く面でオリフィス空間27と流通開口32との連通を遮断する。これにより、主液室8と副液室9とのアイドルオリフィス22を通した連通を遮断することができる。
その結果、主液室8と副液室9との間での液体Wの流通は、シェイクオリフィス21を通して行われる。ここで、シェイクオリフィス21は、シェイク振動の周波数において液柱共振が生じるように予め設定されているので、シェイクオリフィス21を流通する液体Wに共振現象(液柱共振)が生じてシェイク振動が減衰される。
次に、第1取付け部材2または第2取付け部材3のいずれかに、前記高周波振動が入力された場合には、この振動によって弾性体4が弾性変形すると共に、主液室8内にこの振動に応じた液圧変動が生じる。
ここで、仕切り部材5に、高周波用メンブラン20が主液室8に面して形成されているので、図10に示すように、防振装置1に高周波振動が入力されたときに、高周波用メンブラン20が弾性変形することでその高周波振動を減衰吸収することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置1によれば、可動部材29が、前記直交面に沿って移動可能に配設されていることから、アイドルオリフィス22を通した主液室8と副液室9との連通およびその遮断の切り替えに際し可動部材29が前記中心軸線O方向に沿って移動することがないので、可動部材29の前記中心軸線O方向に沿った移動領域を確保する必要が無く、防振装置1を前記中心軸線O方向に小型化することができる。
また、可動部材29が、中間液室16内に前記中心軸線O回りに回転可能に配設されていることから、アイドルオリフィス22を通した主液室8と副液室9との連通およびその遮断の切り替えに際し、オリフィス空間27および加圧空間28をそれぞれ拡縮するように前記中心軸線O回りに回転するため可動部材29が径方向に沿って移動することがないので、可動部材29の径方向に沿った移動領域を確保する必要が無く、防振装置1を径方向に小型化することができる。
また、可動部材29の区画壁部31の受圧面31cが、前記中心軸線O回りを向いているので、この受圧面31cの面積に可動部材29の前記中心軸線O回りの大きさが影響を与えることがない。よって、アイドルオリフィス22を通した主液室8と副液室9との連通およびその遮断の切り替えを高精度なものとするために受圧面31cの面積を大きくする場合であっても、可動部材29を前記中心軸線O回りに大きくする必要がないので、可動部材29に代えて高周波用メンブラン20を前記中心軸線O回りに大きく形成することが可能となり、高周波用メンブラン20が主液室8に面する面積を大きくすることができる。以上より、受圧面31cの面積を大きくすることによってアイドルオリフィス22を通した主液室8と副液室9との連通およびその遮断の切り替えを高精度なものとしつつ、高周波用メンブラン20が主液室8に面する面積を大きくすることによって高周波用メンブラン20による高周波振動の減衰吸収を確実なものとすることができる。
また、逆止弁35が、開弁時に中間液室16に流入される液体Wを可動部材29の受圧面31cに向けて案内するように形成されているので、主液室8内の液圧変動を確実に受圧面31cに伝達することが可能となり、主液室8内の液圧変動に伴う可動部材29の移動をより安定したものとすることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、高周波用メンブラン20を備えるものとしたが、無くても良い。
また、仕切り部材5は、前記実施形態に示したものに限られない。例えば、前記実施形態では、逆止弁35が、開弁時に中間液室16に流入される液体Wを可動部材29の受圧面31cに向けて案内するように形成されているものとしたが、これに限られるものではない。また、シェイクオリフィス21及びアイドルオリフィス22も、前記実施形態に示したものに限られない。
また、前記実施形態では、可動部材29は、中間液室16内に前記中心軸線O回りに回転可能に配設され、主液室8内の液圧変動に伴って前記中心軸線O回りに回転することでアイドルオリフィス22を通した主液室8と副液室9との連通およびその遮断を切り替えるものとしたが、前記直交面に沿って移動可能に配設され、主液室内の液圧変動に伴って前記直交面に沿って移動することでアイドルオリフィスを通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替えるものであれば、これに限られるものではない。
また、可動部材29を前記中心軸線O回りに回転させる場合であっても、可動部材29は前記実施形態に示したものに限られるものではない。例えば、中間液室を前記中心軸線回り方向に延在する平面視円弧形状に形成し、この中間液室内に可動部材を摺動自在に嵌合させても良い。
また、本発明に係る防振装置1は、自動車に装着されるいわゆる自動車用エンジンマウントとして適用される場合に限定されるものではない。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用してもよく、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 防振装置
2 第1取付け部材
3 第2取付け部材
4 弾性体
5 仕切り部材
7 液室
8 主液室
9 副液室
16 中間液室
20 高周波用メンブラン(高周波用薄膜体)
21 シェイクオリフィス(第1制限通路)
22 アイドルオリフィス(第2制限通路)
27 オリフィス空間(通路用空間)
28 加圧空間
29 可動部材
W 液体

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、
    前記第1取付け部材および第2取付け部材を弾性的に連結する弾性体と、
    前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部とする一方側の主液室と他方側の副液室とに区画する仕切り部材と、を備え、
    前記仕切り部材に、主液室と副液室とを連通すると共にシェイク振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第1制限通路と、主液室と副液室とを連通すると共に第1制限通路よりも液体の流通抵抗が小さくアイドル振動の入力に対して液柱共振を生じさせる第2制限通路と、主液室内の液圧変動に伴って第2制限通路を通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替える可動部材と、が備えられた防振装置であって、
    前記可動部材は、前記第1取付け部材の軸方向に直交する直交面に沿って移動可能に配設されていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置であって、
    前記可動部材は、前記仕切り部材の内部に形成された中間液室内に前記第1取付け部材の軸回りに回転可能に配設されると共に、該中間液室内を、前記第2制限通路の一部を構成する通路用空間と、前記第2制限通路と隔離され且つ前記主液室に連通した加圧空間と、に、前記軸回りに区画することを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1又は2記載の防振装置であって、
    前記仕切り部材には、アイドル振動よりも周波数が高い高周波振動を減衰吸収させる高周波用薄膜体が前記主液室に面して形成されていることを特徴とする防振装置。
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