JP6155122B2 - 防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関する。
この種の防振装置として、例えば下記特許文献1記載の構成が知られている。この防振装置は、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、液体が封入される第1取付け部材内の液室を、弾性体を壁面の一部に有する主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、を備えている。仕切り部材には、主液室と副液室とを連通し、シェイク振動の入力に対して共振を生じさせるシェイクオリフィスと、主液室と副液室とを連通し、アイドル振動の入力に対して共振を生じさせるアイドルオリフィスと、主液室の液圧の変動に応じて、アイドルオリフィスを通した主液室と副液室との連通およびその遮断を切り替える切り替え部と、が備えられている。
この防振装置では、周波数が高く振幅が小さいアイドル振動の入力時には、アイドルオリフィスを通して主液室と副液室とを連通させ、液体を、主液室と副液室との間でアイドルオリフィスを通して流通させて共振を生じさせ、アイドル振動を吸収および減衰する。
一方、周波数が低く振幅が大きいシェイク振動の入力時には、アイドル振動の入力時に比べて、主液室の液圧が大きく変動することから、この液圧の変動に応じて、切り替え部に、アイドルオリフィスを通した主液室と副液室との連通を遮断させる。これにより、液体を、主液室と副液室との間でシェイクオリフィスを通して流通させて共振を生じさせ、シェイク振動を吸収および減衰する。
特開2004−003616号公報
しかしながら、前記従来の防振装置では、シェイク振動のうち、振幅が小さいものが入力されたときには、主液室の液圧の変動が大きくなり難い。そのため、シェイク振動が入力されているにも関わらず、アイドルオリフィスを通した主液室と副液室との連通が遮断されないことがある。この場合、液体が、主液室と副液室との間でアイドルオリフィスを通して流通し、シェイク振動が吸収および減衰されずに、この防振装置の減衰特性が発揮されない。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、減衰特性を確実に発揮させることができる防振装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、液体が封入される前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部に有する主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、を備え、前記仕切り部材には、前記主液室と前記副液室とを連通し、シェイク振動の入力に対して共振を生じさせるシェイクオリフィスと、前記主液室と前記副液室とを連通し、アイドル振動の入力に対して共振を生じさせるアイドルオリフィスと、前記主液室の液圧の変動に応じて、前記アイドルオリフィスを通した前記主液室と前記副液室との連通およびその遮断を切り替える切り替え部と、が設けられた防振装置であって、前記アイドルオリフィスには、内部に流入する液体を旋回させる渦室を有する渦室ユニットが設けられ、前記渦室ユニットには、前記渦室と前記主液室とを連通し、前記渦室内に、前記渦室の周方向に向けて開口する整流路と、前記渦室と前記副液室とを連通する連通孔と、が備えられ、前記渦室は、前記整流路から流入する液体の流速に応じて液体の旋回流を形成し、この液体を前記連通孔から流出させることを特徴とする。
前記切り替え部は、この防振装置に振動が入力されていない未入力状態では、前記アイドルオリフィスを通して前記主液室と前記副液室とを連通していて、前記主液室から導入された液圧によって移動させられると、前記アイドルオリフィスを通した前記主液室と前記副液室との連通を遮断してもよい。
前記仕切り部材は、前記アイドルオリフィスのうちの一部を構成するアイドル周溝が形成された仕切り部材本体と、前記仕切り部材本体に形成された装着室に嵌合されるとともに前記渦室が形成された渦室部材と、を備えていてもよい。
この発明では、この防振装置に振動が入力されると、第1取付け部材と第2取付け部材とが、弾性体を弾性変形させながら相対的に変位し、主液室が拡縮して主液室の液圧が変動する。
この防振装置に、周波数が高く振幅が小さいアイドル振動が入力されたときには、主液室の液圧の変動が小さく、アイドルオリフィスを通して主液室と副液室とが連通された状態が維持されて、液体が、主液室と副液室との間を、アイドルオリフィスを通して流通する。このとき液体は、整流路を通して渦室内に流入するものの、渦室内での液体の流速は低く抑えられて渦室内をスムーズに通過する。したがって、液体が、アイドルオリフィスを通して円滑に流通して共振が生じ、アイドル振動が吸収および減衰される。
一方この防振装置に、周波数が低いものの振幅が極めて大きいシェイク振動が入力されたときには、主液室の液圧が大きく変動することから、切り替え部によって、アイドルオリフィスを通した主液室と副液室との連通が遮断される。したがって、液体がシェイクオリフィスを流通して共振が生じ、シェイク振動が吸収および減衰される。
ここでこの防振装置に、シェイク振動のうち、振幅が小さいものが入力されたときであって、振動が入力された直後に主液室の液圧が十分に変動しないときには、液体が、アイドルオリフィスを流通しようとする。しかしながら、この液体が渦室ユニットを流通するときに、整流路を通して渦室内に流入する液体の流速が、シェイク振動の振幅に応じて大きく高められることから、渦室内で旋回流が形成される。これにより、渦室ユニットでの液体の流通抵抗を高めて、液体がアイドルオリフィスを流通するのを抑えることが可能になり、液体にシェイクオリフィスを流通させて共振を生じさせ易くすることができる。しかも、このように共振が生じることで、主液室の液圧を大きく変動させることが可能になり、切り替え部によって、アイドルオリフィスを通した主液室と副液室との連通を遮断することもできる。したがって、液体にシェイクオリフィスを確実に流通させて共振を効果的に生じさせることが可能になり、シェイク振動を吸収および減衰することができる。
以上より、この防振装置によれば、アイドルオリフィスに渦室ユニットを設けるという簡易な構成で、アイドル振動の入力時には、このアイドル振動を確実に吸収および減衰させつつ、シェイク振動の入力時には、このシェイク振動を、振幅の大きさによらず確実に吸収および減衰させることが可能になり、減衰特性を確実に発揮させることができる。
また、前記連通孔は、前記渦室を画成する壁面のうち、この渦室の軸線方向を向く端面から前記渦室内に開口していてもよい。
この場合、連通孔が、渦室の端面から渦室内に開口しているので、液体の旋回流を安定して生じさせることが可能になり、渦室ユニットの流通抵抗を効果的に高めることができる。
また、前記連通孔は、前記渦室の軸線と同軸に配置されていてもよい。
この場合、連通孔が、渦室の軸線と同軸に配置されているので、渦室で形成される液体の旋回流の旋回方向に沿った長さを大きく確保して液体を渦室内で滞留させ易くすることが可能になり、渦室ユニットの流通抵抗をより効果的に高めることができる。
本発明に係る防振装置によれば、減衰特性を確実に発揮させることができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置を模式的に示す図である。 図1に示す防振装置を構成する仕切り部材の分解斜視図である。 図3に示す仕切り部材を構成する仕切り部材本体の平面図である。 図4に示す仕切り部材本体の正面図である。 図4に示す仕切り部材本体の背面側からの斜視図である。 図4に示す仕切り部材本体の右側面図である。 図4に示す仕切り部材本体の左側面図である。 図3に示す仕切り部材に設けられた渦室ユニットの模式図であって、整流路から渦室に流入される液体の流速が低い場合における液体の流れを説明する図である。 図3に示す仕切り部材に設けられた渦室ユニットの模式図であって、連通孔から渦室に流入される液体の流れを説明する図である。 図3に示す仕切り部材に設けられた渦室ユニットの模式図であって、整流路から渦室に流入される液体の流速が高い場合における液体の流れを説明する図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る防振装置を説明する。
図1に示すように、防振装置10は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の第1取付け部材11、および他方に連結される第2取付け部材12と、第1取付け部材11および第2取付け部材12を弾性的に連結する弾性体13と、液体Fが封入された第1取付け部材11内の液室14を、弾性体13を壁面の一部とする一方側の主液室15と、他方側の副液室16と、に区画する仕切り部材17と、を備えている。
この防振装置10が例えば自動車に装着された場合、第2取付け部材12が振動発生部としてのエンジンに連結される一方、第1取付け部材11が振動受部としての車体に連結され、エンジンの振動が車体に伝達することが抑えられる。
なお、第1取付け部材11は円筒状に形成されるとともに、第2取付け部材12、弾性体13および仕切り部材17は、それぞれ平面視において円形状に形成され、これらの第1取付け部材11、第2取付け部材12、弾性体13および仕切り部材17は、いずれも中心軸O線が共通軸上に位置された状態で配設されている。
以下、この共通軸を中心軸Oといい、中心軸O方向(第1取付け部材11の軸方向)に沿って仕切り部材17に対する主液室15側を一方側といい、副液室16側を他方側といい、中心軸に直交する方向を径方向(第1取付け部材11の径方向)といい、中心軸O回りに周回する方向を周方向(第1取付け部材11の周方向)という。
第1取付け部材11は、一方側に位置する一方側筒部11aと、他方側に位置する他方側筒部11bと、を備えている。他方側筒部11bは、中心軸O方向の両側に向けて開口している。他方側筒部11bの内周面には、ほぼ全域にわたって被覆膜が形成されている。他方側筒部11bの一方側の端部である一端部には、径方向の外側に向けて突出するフランジ部が設けられている。このフランジ部には、前記一方側筒部11aが、例えば図示しないボルト等によって固定されている。
第1取付け部材11の他方側の開口部である他方側筒部11bの他端開口部は、副液室16の壁面の一部を構成するダイヤフラム18により閉塞されている。ダイヤフラム18は、この防振装置10を中心軸O方向から見た平面視において円形状に形成され、中心軸Oと同軸に配設されている。ダイヤフラム18の外周縁部は、全周にわたって前記他方側筒部11bの他端開口部の内周面に加硫接着されている。ダイヤフラム18および前記被覆膜は、例えばゴム材料や合成樹脂材料などの弾性体材料で一体に形成されている。
第2取付け部材12は、一方側から他方側に向かうに従い漸次縮径する逆円錐台形状のアンカー部12aと、アンカー部12aに一方側に向けて突設された連結板部12bと、を備えている。
弾性体13は、第1取付け部材11の一方側の開口部を閉塞しており、例えばゴム材料や合成樹脂材料などの弾性体材料で形成されている。弾性体13は、第1取付け部材11の一方側筒部11aの内周面、および第2取付け部材12のアンカー部12aの外周面それぞれに加硫接着されている。
液室14は、第1取付け部材11の内部のうち、ダイヤフラム18と弾性体13との間に位置する部分とされている。この液室14内には、例えばエチレングリコール、水、シリコーンオイル等の液体Fが充填されるとともに、仕切り部材17が配設されている。
仕切り部材17は、円柱状の仕切り部材本体19と、仕切り部材本体19に一方側から組み付けられた円盤状のプレート部材20と、を備えている。仕切り部材本体19およびプレート部材20は、いずれも中心軸Oと同軸に配設され、例えば金属材料(例えば、アルミニウム等)や合成樹脂材料などで別体に形成されている。
ここで図1から図8に示すように、仕切り部材17には、シェイクオリフィス21と、アイドルオリフィス22と、切り替え部23と、が設けられている。
シェイクオリフィス21は、主液室15と副液室16とを連通し、シェイク振動(例えば、周波数が14Hz以下、振幅が±0.5mmより大きい)の入力に対して液柱共振(共振)を生じさせる。シェイクオリフィス21の共振周波数は、シェイク振動の周波数と同等とされている。
アイドルオリフィス22は、主液室15と副液室16とを連通し、アイドル振動(例えば、周波数が15Hz〜40Hz、振幅が±0.5mm以下)の入力に対して液柱共振を生じさせる。アイドルオリフィス22の共振周波数は、アイドル振動の周波数と同等とされている。アイドル振動の周波数は、シェイク振動の周波数よりも高く、アイドル振動の振幅は、シェイク振動の振幅よりも小さくなっている。アイドルオリフィス22の流通抵抗は、シェイクオリフィス21の流通抵抗よりも低くなっている。
ここで図3から図8に示すように、仕切り部材本体19には、シェイクオリフィス21およびアイドルオリフィス22のうちの一部を構成するアイドル周溝24と、シェイク周溝25と、ピストン室26と、が形成されている。
アイドル周溝24およびシェイク周溝25はそれぞれ、仕切り部材本体19の外周面に形成され、周方向に延びている。アイドル周溝24は、仕切り部材本体19における中心軸O方向の中央部に配置されて、仕切り部材本体19の外周面に約半周にわたって延びている。
シェイク周溝25の周方向の第1端部は、アイドル周溝24の周方向の端部に対して周方向に隣接して配置されている。シェイク周溝25の第1端部は、プレート部材20に形成されたシェイク開口20aを通して主液室15に連通している。シェイク周溝25は、周方向の第1端部から第2端部に向けて、アイドル周溝24を回避しながら約1周半にわたって延びている。シェイク周溝25の第2端部は、副液室16に開口している。
ピストン室26は、一方側に向けて開口する有底状に形成されている。ピストン室26は、前記平面視において円形状に形成されている。ピストン室26は、アイドル周溝24の径方向の内側に配置されている。ピストン室26は、第1貫通孔27(開閉部)を通してアイドル周溝24に連通している。第1貫通孔27は、アイドル周溝24の周方向の両端部に設けられている。図1に示すように、各第1貫通孔27は、アイドル周溝24の底面から径方向の内側に向けて延在し、ピストン室26を画成する周壁面に開口している。
ピストン室26を画成する底壁面には、軸部28と、第2貫通孔29と、が形成されている。軸部28は、底壁面の中央部に立設され、底壁面から一方側に向けて延びている。第2貫通孔29は、前記平面視において軸部28の周囲を囲うように間隔をあけて複数配置されている。第2貫通孔29は、ピストン室26内と副液室16とを連通している。
前記シェイクオリフィス21は、主液室15から副液室16に向けて、シェイク開口20aおよびシェイク周溝25の順で構成される。シェイクオリフィス21の流路長および流路断面積は、シェイクオリフィス21の共振周波数がシェイク振動の周波数と同等になるように予め設定(チューニング)されている。
前記アイドルオリフィス22は、主液室15から副液室16に向けて、アイドル周溝24、第1貫通孔27、ピストン室26のうち後述する通路空間26b、および第2貫通孔29の順で構成される。アイドルオリフィス22の流路長および流路断面積は、アイドルオリフィス22の共振周波数がアイドル振動の周波数と同等になるように予め設定されている。
ここでピストン室26内には、逆止弁30が設けられている。逆止弁30は、主液室15からピストン室26への液体Fの流入を許容し、ピストン室26から主液室15への液体Fの流出を規制する。ピストン室26は、流入孔31を通して主液室15に連通可能とされている。流入孔31は、プレート部材20を中心軸O方向に貫通している。
逆止弁30は、軸部28の端部とプレート部材20との間に中心軸O方向に挟持されている。逆止弁30は、プレート部材20に他方側から圧接し流入孔31を閉塞している。逆止弁30は、主液室15の液圧が流入孔31を通して及ぼされることで他方側に向けて弾性変形する。逆止弁30は、例えばゴム材料や合成樹脂材料などの弾性体材料で形成されている。
切り替え部23は、主液室15の液圧の変動に応じて、アイドルオリフィス22を通した主液室15と副液室16との連通およびその遮断を切り替える。切り替え部23は、仕切り部材17に、中心軸O方向(可動方向)に移動可能に配設されたピストン部材により形成されている。
切り替え部23は、この防振装置10に振動が入力されていない未入力状態では、一方側(可動方向の一方側)に向けて付勢され、アイドルオリフィス22を通して主液室15と副液室16とを連通している。切り替え部23には、主液室15の液圧が導入されうる。切り替え部23は、主液室15から導入された液圧によって、付勢力に抗して他方側(可動方向の他方側)に移動させられると、アイドルオリフィス22を通した主液室15と副液室16との連通を遮断する。
切り替え部23は、前記軸部28に外装され、ピストン室26内に、中心軸O方向(可動方向)に摺動可能に配設されている。切り替え部23は、第1貫通孔27よりも一方側に位置している。切り替え部23は、ピストン室26内を一方側の加圧空間26aと、他方側の通路空間26bと、に区画する。加圧空間26aは、流入孔31を通して主液室15と連通可能である。通路空間26bは、第1貫通孔27を通してアイドル周溝24と連通し、第2貫通孔29を通して副液室16と連通している。
切り替え部23は、コイルスプリング32により一方側に向けて付勢されている。コイルスプリング32は、切り替え部23とピストン室26の底壁面との間に介装されている。コイルスプリング32の内部には前記軸部28が挿通されている。
図3に示すように、アイドルオリフィス22には、渦室ユニット33が設けられている。渦室ユニット33は、アイドルオリフィス22と主液室15とを連通していて、アイドルオリフィス22の前記第1貫通孔27よりも、アイドルオリフィス22の流路方向に沿って主液室15側に位置している。渦室ユニット33は、アイドル周溝24の周方向の中央部と、ピストン室26と、に径方向に挟まれている。
渦室ユニット33は、渦室34と、整流路35と、連通孔36と、を備えている。渦室34は、内部に流入する液体Fを旋回させる。渦室34の軸線Lは、径方向に延びている。渦室34の内周面は、円形状をなしている。
整流路35は、仕切り部材17において主液室15に露出する外面から渦室34内に、渦室34の周方向に向けて開口している。整流路35は、渦室34の軸線Lに直交する直交面に沿う方向に直線状に延び、図示の例では中心軸O方向に延びている。整流路35は、渦室34の内周面から、この内周面の接線方向に沿って延びている。整流路35は、プレート部材20に形成された流通孔20bを通して主液室15内に連通している。整流路35から渦室34に流入された液体Fは、渦室34の内周面に沿って流動することで旋回する。
連通孔36は、渦室34において渦室34の軸線L方向を向く端面から渦室34内に、渦室34の軸線L方向である径方向の内側に向けて開口している。連通孔36は、渦室34の軸線L上に、図示の例では渦室34の軸線Lと同軸に配置されている。連通孔36は、アイドル周溝24の底壁面に開口していて、このアイドル周溝24の周方向の中央部内に連通している。
渦室ユニット33は、主液室15とアイドルオリフィス22との間に2つ、周方向に並んで設けられている。2つの渦室ユニット33は、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されていて、周方向に対称に形成されている。各渦室ユニット33の連通孔36は、アイドル周溝24の底壁面に、周方向に間隔をあけて配置されている。
ここで渦室ユニット33のうち、渦室34および整流路35は、仕切り部材本体19に装着された渦室部材37に形成されている。仕切り部材本体19には、上側に向けて開口する装着室38が形成されていて、この装着室38内に渦室部材37が嵌合されている。
渦室部材37は、表裏面が径方向を向く板状に形成されていて、渦室部材37において径方向の外側を向く表面に、渦室34および整流路35が形成されている。これらの渦室34および整流路35は、径方向の外側に向けて開口していて、装着室38の周壁面によって径方向の外側から閉塞されている。連通孔36は、仕切り部材本体19に形成され、アイドル周溝24の底壁面から装着室38の周壁面に向けて開口している。
前記渦室ユニット33では、渦室34は、整流路35から流入する液体Fの流速に応じて液体Fの旋回流を形成し、この液体Fを連通孔36から流出させる。
次に、この防振装置10に、アイドル振動が入力された場合について説明する。
この場合、第1取付け部材11と第2取付け部材12とが、弾性体13を弾性変形させながら相対的に変位して、主液室15を拡縮させる。このときの主液室15の液圧の変動は小さいことから、切り替え部23が作動せず、アイドルオリフィス22を通して主液室15と副液室16とが連通された状態が維持される。
その結果、液体Fが、主液室15から副液室16に向けてアイドルオリフィス22を通して流通する。このとき液体Fは、整流路35を通して渦室34内に流入するものの、図9に2点鎖線で示すように、渦室34内での液体Fの流速は低く抑えられて渦室34内をスムーズに通過する。
ここで本実施形態では、各渦室ユニット33の連通孔36が、アイドル周溝24の底壁面に、周方向に間隔をあけて2つ開口している。そのため、各連通孔36からアイドルオリフィス22内に流入した液体Fは、2つの第1貫通孔27のうち、この液体Fが流入した連通孔36に近い方を通して通路空間26bに流入し、その後、第2貫通孔29を通して副液室16に至る。
一方、副液室16内の液体Fが、アイドルオリフィス22を通して主液室15に向けて流通しようとすると、この液体Fは、アイドルオリフィス22を流通した後、渦室ユニット33を、連通孔36、渦室34および整流路35をこの順に流通する。このとき、図10に2点鎖線で示すように、渦室34内に流入した液体Fは旋回することなく、渦室34内を単に通過して主液室15に流入する。
以上より、この防振装置10にアイドル振動が入力されたときには、液体Fが、アイドルオリフィス22を通して円滑に流通して液注共振が生じ、アイドル振動が吸収および減衰される。
次に、この防振装置10にシェイク振動が入力された場合について説明する。
この場合も、アイドル振動が入力された場合と同様に、第1取付け部材11と第2取付け部材12とが、弾性体13を弾性変形させながら相対的に変位して、主液室15を拡縮させる。このとき、主液室15の液圧が大きく変動して高められることから、主液室15の液圧が、流入孔31を通して逆止弁30を弾性変形させ、加圧空間26a内に及ぼされる。これにより、切り替え部23が、コイルスプリング32の付勢力に抗して他方側に向けてピストン室26内を摺動し、加圧空間26aが拡大して通路空間26bが縮小する。
すると、図1に示すような第1貫通孔27が、切り替え部23により径方向の内側から閉塞され、アイドルオリフィス22を通した主液室15と副液室16との連通が遮断される。これにより、液体Fが、主液室15と副液室16との間を、シェイクオリフィス21を通して流通して液注共振が生じ、シェイク振動が吸収および減衰される。
なお、シェイク振動の入力が停止されると、切り替え部23は、コイルスプリング32の付勢力によって一方側に向けてピストン室26内を摺動させられる。このとき加圧空間26a内の液体Fは、例えば、切り替え部23の外面とピストン室26の周壁面との間を通して通路空間26bに流入する。
次に、この防振装置10に、シェイク振動のうち、振幅が小さいものが入力されたときであって、振動が入力された直後に主液室15の液圧が十分に変動しない場合について説明する。
この場合、液体Fは、アイドルオリフィス22を流通しようとする。しかしながら、この液体Fが渦室ユニット33を流通するときに、整流路35を通して渦室34内に流入する液体Fの流速が、シェイク振動の振幅に応じて大きく高められることから、図11に2点鎖線で示すように、渦室34内で旋回流が形成される。これにより、渦室ユニット33での液体Fの流通抵抗を高めることができる。
その結果、液体Fがアイドルオリフィス22を流通するのを抑えることが可能になり、液体Fにシェイクオリフィス21を流通させて共振を生じさせ易くすることができる。しかも、このように共振が生じることで、主液室15の液圧を大きく変動させることが可能になり、切り替え部23を移動させてアイドルオリフィス22を通した主液室15と副液室16との連通を遮断することもできる。したがって、液体Fにシェイクオリフィス21を確実に流通させて共振を効果的に生じさせることが可能になり、シェイク振動を吸収および減衰することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置10によれば、アイドルオリフィス22に渦室ユニット33を設けるという簡易な構成で、アイドル振動の入力時には、このアイドル振動を確実に吸収および減衰させつつ、シェイク振動の入力時には、このシェイク振動を、振幅の大きさによらず確実に吸収および減衰させることが可能になり、減衰特性を確実に発揮させることができる。
また連通孔36が、渦室34の端面から渦室34内に開口しているので、液体Fの旋回流を安定して生じさせることが可能になり、渦室ユニット33の流通抵抗を効果的に高めることができる。
さらに連通孔36が、渦室34の軸線Lと同軸に配置されているので、渦室34で形成される液体Fの旋回流の旋回方向に沿った長さを大きく確保して液体Fを渦室34内で滞留させ易くすることが可能になり、渦室ユニット33の流通抵抗をより効果的に高めることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、整流路35は、渦室34に1つずつ設けられているが、本発明はこれに限られない。例えば、整流路は、渦室に複数ずつ設けられていてもよい。
また渦室34は、前記実施形態に示したものに限られず、整流路から流入する液体の流速に応じて液体の旋回流を形成し、この液体を連通孔から流出させる他の構成に適宜変更してもよい。
また前記実施形態では、渦室ユニット33がアイドルオリフィス22と主液室15とを連通しているが、本発明はこれに限られない。例えば、渦室ユニットがアイドルオリフィスと副液室とを連通していてもよい。また、渦室ユニットがアイドルオリフィスに組み込まれていて、アイドルオリフィスの一部を構成していてもよい。
また前記実施形態では、エンジンを第2取付け部材12に接続し、第1取付け部材11を車体に接続する場合の説明をしたが、逆に接続するように構成してもよい。
さらに、本発明に係る防振装置10は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 防振装置
11 第1取付け部材
12 第2取付け部材
13 弾性体
14 液室
15 主液室
16 副液室
17 仕切り部材
18 ダイヤフラム
21 シェイクオリフィス
22 アイドルオリフィス
23 切り替え部
33 渦室ユニット
34 渦室
35 整流路
36 連通孔
37 渦室部材
F 液体
L 軸線

Claims (5)

  1. 振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の第1取付け部材、および他方に連結される第2取付け部材と、
    これらの両取付け部材を連結する弾性体と、
    液体が封入される前記第1取付け部材内の液室を、前記弾性体を壁面の一部に有する主液室と、副液室と、に仕切る仕切り部材と、を備え、
    前記仕切り部材には、
    前記主液室と前記副液室とを連通し、シェイク振動の入力に対して共振を生じさせるシェイクオリフィスと、
    前記主液室と前記副液室とを連通し、アイドル振動の入力に対して共振を生じさせるアイドルオリフィスと、
    前記主液室の液圧の変動に応じて、前記アイドルオリフィスを通した前記主液室と前記副液室との連通およびその遮断を切り替える切り替え部と、が設けられた防振装置であって、
    前記アイドルオリフィスには、内部に流入する液体を旋回させる渦室を有する渦室ユニットが設けられ、
    前記渦室ユニットには、前記渦室と前記主液室とを連通し、前記渦室内に、前記渦室の周方向に向けて開口する整流路と、前記渦室と前記副液室とを連通する連通孔と、が備えられ、
    前記渦室は、前記整流路から流入する液体の流速に応じて液体の旋回流を形成し、この液体を前記連通孔から流出させることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置であって、
    前記連通孔は、前記渦室を画成する壁面のうち、この渦室の軸線方向を向く端面から前記渦室内に開口していることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項2記載の防振装置であって、
    前記連通孔は、前記渦室の軸線と同軸に配置されていることを特徴とする防振装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置であって、
    前記切り替え部は、この防振装置に振動が入力されていない未入力状態では、前記アイドルオリフィスを通して前記主液室と前記副液室とを連通していて、前記主液室から導入された液圧によって移動させられると、前記アイドルオリフィスを通した前記主液室と前記副液室との連通を遮断することを特徴とする防振装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の防振装置であって、
    前記仕切り部材は、前記アイドルオリフィスのうちの一部を構成するアイドル周溝が形成された仕切り部材本体と、前記仕切り部材本体に形成された装着室に嵌合されるとともに前記渦室が形成された渦室部材と、を備えていることを特徴とする防振装置。
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